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2016年02月17日
ディアボーイズの続きが見てみたい43話 〜将来の大砲〜
場所は関西学園
上本監督「集合!」
一同「おいっす!!」
上本監督「次の土曜日、紅白戦を行う。そして、日曜日は練習試合だ。紅白戦は1年生対上級生で行う。また、練習試合は今回1年を中心に使っていくので、一年はどんどんアピールしていくように」
1年「はい」
上本監督「哀川、藤原、期待しているぞ」
哀川・藤原「はい!」
上本監督「よぉ〜し、今日は軽く流して練習終了だ」
一同「ういぃぃぃぃ」
ストレッチをしている哀川と藤原
哀川「久しぶりだね、拓。試合するの」
藤原「ああ、楽しみだな。やっぱ試合はいいよな」
その隣でストレッチをしている1年生。
身体は細く背は高い。足が長く、少し中性的な面影
羽生「土曜は宜しくね。先輩に勝とう」
哀川「うん!!頑張ろうね。羽生君」
藤原「おう」
羽生悟(はにう さとる)。宮城県から来た選手。
高校時代は無名選手であったが、その実力は高い評価を得ていた。
東北では秋田城北のあまりの強さに、周辺の高校の注目は低かったが、上本監督が密かに注目していた選手であった。
このチームの哀川一年世代にとっては、藤原がまだ外のシュートをマスターしていないため、この羽生の芸術的な孤を描く3ポイントシュートは武器となる。
将来的には3人による「3本の矢」が完成する。
三浦蘭丸とのノーガードの打ち合い状態では、どちらがいつ外すのか?を観客が楽しみにするようなレジェンドマッチも行われる事になるが、それは数年後の話であった。
また「北海道ミサンガ」に入団後も札幌の気候になじって「氷のプリンス」としてNBLを盛り上げる。
三浦蘭丸との打ち合いは、名物マッチとしてプロに入ってからも日本中が注目する時がやってくる。
日本代表候補となるが、その結末は如何に・・・
学校の帰りにまたもラーメンを食べている二人。
ずるるるるるる。
藤原「なぁ、哀川。次の練習試合だけど、どう攻めたらいい?うちの1年に、中の強い奴はいない。あの羽生ってのは相当使えるが、外の選手だ。あと見てて、スタミナもないしな」
哀川「うん。そうだね。外を中心に行くとシュートが決まっている時はいいけど、今の状態じゃ、ズルズルと差が開いちゃうね。ただね、先輩達には悪いけど、ガードとフォワードはこっちが上だよ。おそらく須藤さんが中を中心に攻めてくる。ある程度そこから点数を取られるのは仕方ない。ディフェンスはそれ以外は確実に止めること。で、点は俺に任せなよ」
藤原「まぁ、点をとる事は任せる気でいたけどな」
哀川・藤原「あははははは」
ラーメンも食べ終わり、店から出た二人。
藤原「哀川、紅白戦と練習試合だけどさ。なんか試合が楽しみでさ。ここから大学4年間誰にも負けたくね〜。一緒に頑張ろうぜ」
哀川「うん。拓。大丈夫だよ。俺もそのつもりだから。やる限りは俺も頑張る」
藤原「じゃあな。また明日」
哀川「あっ、拓。保科ちゃんから連絡きたんだ」
藤原「あっ、保科か、あいつこないだ負けたんだよな」
哀川「うん。練習を本当にやりたいみたいで、向こうの監督も是非っていってくれているみたい。今度行こう」
藤原「ああ、わかった。とりあえず今はうちの紅白戦だ」
哀川「うん。わかった」
空を見上げている哀川。その表情は輝いていた。
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上本監督「集合!」
一同「おいっす!!」
上本監督「次の土曜日、紅白戦を行う。そして、日曜日は練習試合だ。紅白戦は1年生対上級生で行う。また、練習試合は今回1年を中心に使っていくので、一年はどんどんアピールしていくように」
1年「はい」
上本監督「哀川、藤原、期待しているぞ」
哀川・藤原「はい!」
上本監督「よぉ〜し、今日は軽く流して練習終了だ」
一同「ういぃぃぃぃ」
ストレッチをしている哀川と藤原
哀川「久しぶりだね、拓。試合するの」
藤原「ああ、楽しみだな。やっぱ試合はいいよな」
その隣でストレッチをしている1年生。
身体は細く背は高い。足が長く、少し中性的な面影
羽生「土曜は宜しくね。先輩に勝とう」
哀川「うん!!頑張ろうね。羽生君」
藤原「おう」
羽生悟(はにう さとる)。宮城県から来た選手。
高校時代は無名選手であったが、その実力は高い評価を得ていた。
東北では秋田城北のあまりの強さに、周辺の高校の注目は低かったが、上本監督が密かに注目していた選手であった。
このチームの哀川一年世代にとっては、藤原がまだ外のシュートをマスターしていないため、この羽生の芸術的な孤を描く3ポイントシュートは武器となる。
将来的には3人による「3本の矢」が完成する。
三浦蘭丸とのノーガードの打ち合い状態では、どちらがいつ外すのか?を観客が楽しみにするようなレジェンドマッチも行われる事になるが、それは数年後の話であった。
また「北海道ミサンガ」に入団後も札幌の気候になじって「氷のプリンス」としてNBLを盛り上げる。
三浦蘭丸との打ち合いは、名物マッチとしてプロに入ってからも日本中が注目する時がやってくる。
日本代表候補となるが、その結末は如何に・・・
学校の帰りにまたもラーメンを食べている二人。
ずるるるるるる。
藤原「なぁ、哀川。次の練習試合だけど、どう攻めたらいい?うちの1年に、中の強い奴はいない。あの羽生ってのは相当使えるが、外の選手だ。あと見てて、スタミナもないしな」
哀川「うん。そうだね。外を中心に行くとシュートが決まっている時はいいけど、今の状態じゃ、ズルズルと差が開いちゃうね。ただね、先輩達には悪いけど、ガードとフォワードはこっちが上だよ。おそらく須藤さんが中を中心に攻めてくる。ある程度そこから点数を取られるのは仕方ない。ディフェンスはそれ以外は確実に止めること。で、点は俺に任せなよ」
藤原「まぁ、点をとる事は任せる気でいたけどな」
哀川・藤原「あははははは」
ラーメンも食べ終わり、店から出た二人。
藤原「哀川、紅白戦と練習試合だけどさ。なんか試合が楽しみでさ。ここから大学4年間誰にも負けたくね〜。一緒に頑張ろうぜ」
哀川「うん。拓。大丈夫だよ。俺もそのつもりだから。やる限りは俺も頑張る」
藤原「じゃあな。また明日」
哀川「あっ、拓。保科ちゃんから連絡きたんだ」
藤原「あっ、保科か、あいつこないだ負けたんだよな」
哀川「うん。練習を本当にやりたいみたいで、向こうの監督も是非っていってくれているみたい。今度行こう」
藤原「ああ、わかった。とりあえず今はうちの紅白戦だ」
哀川「うん。わかった」
空を見上げている哀川。その表情は輝いていた。
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