石田衣良・小説２

これはタイトルが、大好きな「名探偵コナン」の映画のような
カッコ良さだと思ったから購入した。

読んでいるうちに、大好きだったドラマ「ビッグマネー」の原作
だって分かった。

大卒就職浪人中のフリーターを、凄腕の投資家が、
その才能を見抜いて自分の弟子にする。

そして、二人は巨大銀行とマネー戦争を繰り広げる。

銀行はお年寄り達から、騙すように資産を取り上げていた。
その騙された人の中に、その投資家の大切な人がいたから。

凄く爽快でカッコいい物語。

投資家は弟子にした若者に、今後の日本には外国と株で戦える
戦士が必要だと説く。
その一人の戦士になりなさいと。

師匠から弟子へ受け継がれる、知識と思い。

思わぬところで感動させられた。

そして、今はまた、「池袋ウエストゲートパーク」を読んでいる。

ＰＲＩＤＥ（プライド）―池袋ウエストゲートパーク<10>

何冊か読んで分かったことだけど、このシリーズが一冊でる度に、
主人公の年齢も一つ歳をとっているらしい。
だいたい一年で一冊でているから、
今の最新刊は、俺と年齢がだいたい同じだってことだ。

だからといって、主人公と俺はあまりにもかけ離れているから、
親近感なんてまるでわかないが、

物語には、本当に色々な人が登場して、
なんだか、個性的な俺のような人間もアリなのかなって
思えたりするところが好きだ。

読み始めると、面白すぎて一気に最後まで読んでしまう。
やっぱり爽快でカッコいい。

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投稿者：datenohokori｜19:59｜本

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