体幹の重要性 | バランストレーニング: サイクル&フィットネス

2016年09月05日

体幹の重要性 | バランストレーニング

「体幹トレーニングの威力」

今回はまたちょっと体幹トレーニングについて書いてみたいと思います。

最近、「香川真司」選手のインタビューと練習を映像で見ました。

以前は不得意であったヘディングでのゴールを決めるなど、調子が良い
ようです。

それらの好調の裏には体幹トレーニングあって、やはりこれは効果が
あるのだなと改めて思いました。

こういうスポーツ選手が体幹トレーニングを取り入れたことで以前よりも
成績が良くなったことはこのブログでは何回お伝えしています。

ただウェイトトレーニングや有酸素トレーニングと違って、筋肉がついた、
または脂肪が減ってスリムになったといった目に見えて変化があられる訳
ではありませんから、あまり注目されないトレーニングです。

それもあって積極的にトレーニングする初心者の方は少ないですね。

これは我々のような普段からトレーニングしているものでも忘れて
しまうほどです。

でも時々なんですが、調子の悪いときに体幹の重要さを再確認することが
あります。

調子が悪い時は体幹も弱っていて、普段使っているウェイトを使っていても
体の芯がぶれて動くので繰返し回数がいつものと同じ回数できないのです。

ロードバイクに乗っていても、いつもは何でもないギアが異様に重く感じ
たりしますし、フォームを維持するのがきつかったりします。

それどころか最重量でスクワットができなかったりと、体幹を鍛えることで
パフォーマンスが増すというのは実感として分かるのです。

これはなにもアスリートだけに限ったことではありません。

高齢者の方は特に目立つのですが、例えば階段をあがるとか段差をこえよう
としている方を見ていると、時々脚だけは前に進んでいるのに上半身が前にいか
ず残ってしまい、のけぞって進めていない方がいますよね。

これなどは顕著な例なのですが、足の筋力はまだ余裕があるのですが、体幹が
弱っていて下半身の動きについて行けないのです。

手すりにつかまって前に体を進めるとか、杖を使わなくては進めないのも
同じ理由です。

これらは脚の筋力はあるのに体幹が弱っているからです。

ですから脚の筋力の低下も恐ろしいのですが、同じくらい体幹の衰えは
怖いことでもあるのです。
ある意味直立すること事態が難しくなっているのですから。

今や高齢者の方が多くて社会問題化しているのですが、せめてこれくらいは
運動嫌いとかいう以前に、人が生存していくために最低限必要な運動でも
あるかと思います。

肩こりや腰痛といった殆どの人が経験する症状の改善にも役立ちます。

本格的にトレーニングする前に、こうした動かないトレーニングをやってみて、
効果を実感してから次のステップへと移って行くも初心者の方には良いかも知れ
ません。

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○バランスボールと体幹トレーニング。

このブログでは何度も書いていますが、バランスボールが一つあると
トレーニングの幅が大きく広がります。

ストレッチにもトレーニングにも使えてとても便利な道具の一つです。

邪魔になれば空気を抜いてしまえば良いわけですから、これほどいろいろ
なものに使えてかつ邪魔にならないトレーニング器具はありません。

値段も高くありませんしね。

それも初心者から上級者まで使えますし、今や必ず使う道具の一つになって
います。

試しにこのバランスボールの上に完全に乗ってしまえば分かります。

大抵バランスがとれなくてすぐに足をつくか、転けてしまうと思いますが、
上手くバランスできればしばらくそのままを維持してみてください。

5分できればたいしたものですが、それだけで汗だくになっているはずです。
全身でバランスをとることがそれだけ肉体的にも大変なのです。

これだけでも初心者の方には十分な運動量だと言えると思います。

バランスボールはトレーニングとして使うと、こうしてバランスを取ることで
体幹を鍛えられる優れものでもあるのです。

初心者の方には優れもののトレーニング器具の一つです。

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