2019年10月07日
ロッカー
どこのコールセンターでもロッカーがあります。
コールセンターは個人情報を扱うことが多く、センター内から個人情報を持ち出すことのないようにセンターに持ち込める物にはかなり制限があります。
これはコールセンターによってキツイ、ユルイの差があります。
しかしほとんどのセンターは携帯、スマホは持ち込み禁止です。
カメラが付いているからというのが第一の理由でしょう。
また、音声を記録できるとか“記録”されては機密保持ができなくなります。
キツイ、ユルイはあるものの、大概私物は持ち込み禁止で、持ち込んで良いものがいくつかあるのみです。
そのため、センターへ入る前にロッカー室があり、持ち物の大半はロッカーに入れ、飲み物や財布、タバコなど、持ち込んで良いものだけビニールバッグに入れてセンターへ入ります。
財布やタバコも持ち込んではいけないセンターもあります。
キツイところだとセンターに入るドアのところに警備員がいて、警備員の前でポケットひとつひとつに手を突っ込み、何も入っていないことを確認させ、やっとセンターへ入室できるところもあります。
スーツを着ていると大変です。ポケットはスーツに5か所くらい?スラックスにも5か所くらいあります。
そんなセンターではポケットティッシュは持ち込めますが、一度持ち込むと外に持ち出すことができません。
ロッカーはいくつか種類があり、運用にも違いがあります。
種類は施錠の方法が違います。
よくあるのは、数字のダイアルが4桁並んでいて自分で暗証番号を設定して施錠するものです。
設定した暗証番号にしてつまみをロック側に回し、暗証番号を他の数字に変えてロック状態を保持します。
他にも100円玉を入れキーを回して抜き、ロック状態にするもの。
100円玉はロックを解除するたびに返却されます。
腹が立つのは、4桁のロックであればロック側につまみを回さず荷物を入れっぱなしにするヤツ。
100円玉であれば100円玉がないのか、ロック状態にせず荷物を入れたままにするヤツ。
いずれもロッカーが混んでいるとき、
「空いてた!」
と思って開けると、誰かの荷物が入っていて使えない。
よっぽど、こっちが勝手に暗証番号を設定するとか、100円玉を入れるかなどして荷物を閉じ込めてやろうかと思うことがあります。または入っている荷物を引きずり出して使ってしまおうかとか。
運用は空いているロッカーを自由に使えるか、それとも使用者を決めて名札を挿して使うか。
空いているロッカーを使う場合、早番と遅番があれば明らかに早番が有利です。
私は目の高さにあるロッカーが好きですが、皆がそうとも限らないようですね。
いつも低い場所のロッカーを使っている人がいます。
しゃがみこんで出し入れするのは面倒だろうと思うのですが、どうなのでしょう。
また空いているロッカーを使う場合は毎回、退社するときにロッカー内を空っぽにします。
使用者を決めて使うのは、持ち帰りたくないものを入れっぱなしにできる利点もあります。
しかし、好きな場所を選ぶことができません。
12月に研修だけ受けたセンターでは中腰の高さにあるロッカーに固定だったので、姿勢が辛くイヤでした。
この使用者を決めて使う場合、中にはキーを挿すロッカーもあり、キーは個人で管理する必要があります。
あとはコールセンターあるあるだと思います。
ロッカー内の携帯電話、スマホが鳴っているケース。
大抵、中の端末はマナーモードにしてあります。
それでもバイブがブンブンいっていることがあります。
そういうときに限って、延々と1分近く、呼び出しが続きます。
架けている人、センターは業務中は電話に出られないと知らないのでしょうか。
あと、めったにありません。
“緊急地震速報”
ロッカーの中にある携帯、スマホが一斉に鳴り出します。
キャリアや機種によって、マナーモードで必ずしも“音”が出るとは限りません。
それでも大抵の端末は“緊急地震速報”が、鳴ります。
そのとき、たまたまロッカー室にいると、ほぼすべてのロッカー内から同じ“緊急地震速報”が鳴り出して、それはそれは、異様な情景です。
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/9277932
この記事へのトラックバック