2019年09月19日
腰痛
私は腰痛持ちです。
前は数年に一度、腰が痛くなっていました。
が、近年その頻度が高くなっており、特に今年は6月、1週間痛みが取れなくなりました。
コールセンター業務って、動きません。座ったまま話します。
一見、楽そうな仕事ですが、じっとしている仕事です。
話に集中しているときは痛みを忘れて没頭します。
しかし、話に集中しているのは一日のうち、わずかな時間です。
留守電や多忙、固定電話なら不在など話をできないケースが多い中、じっくり話ができる機会はあまりないといって良いでしょう。
そんなとき、ずっと痛みを我慢するのは、なかなかしんどいものです。
1週間、痛みがとれなかったときは、たまらず会社を早退し、信頼している整形外科へ行きました。
整形外科でレントゲンを撮り、触診、その結果“坐骨神経痛”と診断され、腰に注射を打ち痛み止めの薬とシップを処方されました。
それから2ヶ月間、痛みは和らいでいましたが、ひと月くらい前からまた少しずつ痛み出し、また整形外科に行かなければならないかと覚悟していました。
また、2ヶ月間は和らいでいた痛みでもシップは毎朝欠かさず換えていました。
もし、一日でも貼り忘れたら腰痛で会社を早退しなければならないだろうと考えていました。
さて、
2019/09/13「フランシスコ・タレガ」に、コンサートのことを書いています。
コンサートの主宰者について触れていませんでしたが、主宰者は知る人ぞ知る占い師です。
姓名判断をしたり、頼まれて除霊をしたりすることもあるそうです。
姓名判断では後に有名になったバンドに、グループ名から「The」を取りなさいと提言し、その通りにした結果、大ヒット。トップアーティストになりました。
我々世代なら誰でも知っているグループだし、誰でも知っている歌です。
この改名の逸話は、Wikipediaでそのグループ名を引くと、占い師の名前も書いています。
コンサートのあと、聞きに来ていた人のうち一部がすすきのに会場を移し、ある会の結成式であり顔合わせを行いました。
その中、主宰者は挨拶で言いました。
〜 年齢からコンサートは体力的にきつい。これで最後にしたい。〜
コンサートは2部編成になっており、第1部は占い師が日本舞踊を踊り、浪曲、懐メロ、歌謡曲、童謡を歌い、第2部では女性歌手が万葉集にメロディを付け歌いました。
第1部が1時間、第2部が30分でした。
会場は360席ほどの小さなホールでしたが、占い師はマイクなしの肉声で歌います。
日本舞踊は中腰になることが多いため、見ていても体力を消耗するのは容易に想像できました。
そして続けます。
〜 コンサートを最後にするお詫びに、今日会場へ足を運んでくれた方々が幸せになるよう、気を送った。〜
翌日、占い師と3人でカフェで打ち合わせをし、その後私はコールセンターで仕事をしました。
あることに気付きました。
「今日、シップを貼って来なかった。」
痛くないんです。腰が。
痛くないからつい、貼ってくるのを忘れていました。
6月に悪くなってから3か月、一日も欠かすことのできなかったシップ、今日で1週間。
偶然といえばそれまでかも知れませんが、痛くないんです。
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