2018年10月04日
バス通勤(その2)〜Fighter〜
もちろん、バスにも時刻表があります。
世界の中でも日本ほど時刻表、ダイヤに正確な国は少ないでしょう。
中でも新幹線は“分”は当たり前、“秒”単位で正確だと聞きます。
JRも東京や大阪なら秒単位、ここでも分単位で正確ですが、異常気象や事故などで遅延することがあります。
その点、バスは遅延が発生しやすいもの。
札幌、北海道なので冬は必ず雪が積もります。
そうなると時刻表通りにはいかないので、冬期間は一本早いバスに乗るようにします。
冬は仕方がないでしょう。
雪道でさらに凍結している場所もあるでしょうから、車全体がゆっくり動きます。
急発進も急停止もできません。
しかし交通渋滞は日本国中、避けられないと思います。
交通渋滞に一定の法則があるなら良いのですが、そうではありません。
突然、今日のバスは停留所着が5分遅れ、さらに悪循環に陥ることがあります。
悪循環については
2017/09/20「バス遅延の悪循環」に書いています。
先日、帰りのバスを待っていたときのこと。
帰りの時間は前後することが多く、あまり時刻表は気にしていません。
バスに乗り、発車の時間になると運転手からアナウンス。
「××のため、遅延したことをお詫びいたします。」
と。
何分遅れたのかはわかりません。また何が理由なのか聞き取れませんでした。
が、バス会社としては失態なのに違いありません。
また私にとってみれば、単に出発が遅くなったと済ませることもできますが、バス会社としてそうは行きません。次の停留所、停留所で後れを取り戻していく必要があります。
運転手にとっては遅れた時間を取り戻すまで、エンドレスの挽回が続きます。
まず、ターミナルを出るとき、信号があります。
ターミナルから右折して車道に出る信号です。
ターミナル側が「↑」信号の時間は案外短く、素早く出る必要があるのですが、まず
「↑」が「×」になっても運転手は構わず出ていきました。珍しいことです。
そして車道に出ると、次の停留所まで一直線に4か所の信号機を通過しなければなりません。
まず、ターミナルを右折した直後は4か所すべて青信号です。
しかし、交差点4か所は相当な距離です。
普段、4か所の信号は2か所、うまくいっても1か所は必ず赤信号で停車します。
なのに、このときばかりは違いました。黄色信号などお構いなしに直進です。
最初の停留所は普段から乗車する客が多くいます。
また、停留所は交差点の手前です。
あまりに乗車する客が多いと、せっかくの青信号も赤に変わります。
その苛立ちにも似た運転手の感情が伝わってくるようでした。
これもまた、バス遅延の悪循環に習い、出発の遅れたバスは停留所での乗客も多くなります。
青信号が赤に変わり、青になってからバスは交差点で左折します。
普通なら横断歩道を渡る歩行者優先です。
誰もいないように感じていても、少し経つと歩行者が横断歩道を渡っていくのが通常。
いつもはそれだけ歩行者優先のバスが、このときは違いました。
また、左折するとその先は赤信号であることが多くあると思います。
赤信号でありましたが、すぐ青信号に。
その後も遅れを取り戻すペースは続きます。バスは左側車線を走ります。
右車線を走る車がいつもは速いと思っていますが、そうではありません。
高速道路をゆっくり走っていると高速バスが追い越していくのはたまにあります。
しかし一般道で左から路線バスに追い抜かれることは、そうあることではないと思います。
何と言ってもバスの加速ではありません。
また減速、いえ、敢えてブレーキングといいましょう。
ブレーキングもバスのそれではありませんでした。
昔はわかりませんが、路線バスとはいえ、これだけのポテンシャルを持っていると体感した次第です。
バス通勤を始めてやっと2年半が経ちました。
とはいえ、年に250日通勤するとなれば、単純に往復で500回バスに乗っていることになります。
だとすると、私は約1250回バスに乗ったんです。
もちろん、こんなの初めてでした。
面白かったのは、その急ぎようを乗客も空気で感じていたのでしょう。
あれほど停留所ごとにテキパキと降車している風景を、見たことはありませんでした。
世界の中でも日本ほど時刻表、ダイヤに正確な国は少ないでしょう。
中でも新幹線は“分”は当たり前、“秒”単位で正確だと聞きます。
JRも東京や大阪なら秒単位、ここでも分単位で正確ですが、異常気象や事故などで遅延することがあります。
その点、バスは遅延が発生しやすいもの。
札幌、北海道なので冬は必ず雪が積もります。
そうなると時刻表通りにはいかないので、冬期間は一本早いバスに乗るようにします。
冬は仕方がないでしょう。
雪道でさらに凍結している場所もあるでしょうから、車全体がゆっくり動きます。
急発進も急停止もできません。
しかし交通渋滞は日本国中、避けられないと思います。
交通渋滞に一定の法則があるなら良いのですが、そうではありません。
突然、今日のバスは停留所着が5分遅れ、さらに悪循環に陥ることがあります。
悪循環については
2017/09/20「バス遅延の悪循環」に書いています。
先日、帰りのバスを待っていたときのこと。
帰りの時間は前後することが多く、あまり時刻表は気にしていません。
バスに乗り、発車の時間になると運転手からアナウンス。
「××のため、遅延したことをお詫びいたします。」
と。
何分遅れたのかはわかりません。また何が理由なのか聞き取れませんでした。
が、バス会社としては失態なのに違いありません。
また私にとってみれば、単に出発が遅くなったと済ませることもできますが、バス会社としてそうは行きません。次の停留所、停留所で後れを取り戻していく必要があります。
運転手にとっては遅れた時間を取り戻すまで、エンドレスの挽回が続きます。
まず、ターミナルを出るとき、信号があります。
ターミナルから右折して車道に出る信号です。
ターミナル側が「↑」信号の時間は案外短く、素早く出る必要があるのですが、まず
「↑」が「×」になっても運転手は構わず出ていきました。珍しいことです。
そして車道に出ると、次の停留所まで一直線に4か所の信号機を通過しなければなりません。
まず、ターミナルを右折した直後は4か所すべて青信号です。
しかし、交差点4か所は相当な距離です。
普段、4か所の信号は2か所、うまくいっても1か所は必ず赤信号で停車します。
なのに、このときばかりは違いました。黄色信号などお構いなしに直進です。
最初の停留所は普段から乗車する客が多くいます。
また、停留所は交差点の手前です。
あまりに乗車する客が多いと、せっかくの青信号も赤に変わります。
その苛立ちにも似た運転手の感情が伝わってくるようでした。
これもまた、バス遅延の悪循環に習い、出発の遅れたバスは停留所での乗客も多くなります。
青信号が赤に変わり、青になってからバスは交差点で左折します。
普通なら横断歩道を渡る歩行者優先です。
誰もいないように感じていても、少し経つと歩行者が横断歩道を渡っていくのが通常。
いつもはそれだけ歩行者優先のバスが、このときは違いました。
また、左折するとその先は赤信号であることが多くあると思います。
赤信号でありましたが、すぐ青信号に。
その後も遅れを取り戻すペースは続きます。バスは左側車線を走ります。
右車線を走る車がいつもは速いと思っていますが、そうではありません。
高速道路をゆっくり走っていると高速バスが追い越していくのはたまにあります。
しかし一般道で左から路線バスに追い抜かれることは、そうあることではないと思います。
何と言ってもバスの加速ではありません。
また減速、いえ、敢えてブレーキングといいましょう。
ブレーキングもバスのそれではありませんでした。
昔はわかりませんが、路線バスとはいえ、これだけのポテンシャルを持っていると体感した次第です。
バス通勤を始めてやっと2年半が経ちました。
とはいえ、年に250日通勤するとなれば、単純に往復で500回バスに乗っていることになります。
だとすると、私は約1250回バスに乗ったんです。
もちろん、こんなの初めてでした。
面白かったのは、その急ぎようを乗客も空気で感じていたのでしょう。
あれほど停留所ごとにテキパキと降車している風景を、見たことはありませんでした。
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