2023年03月21日
うっかり
やっちまいました。
始まりは1月9日、メインに使っているクレジットカードの明細に身に覚えのない請求があったことです。
金額は6千何百円。
ですがカード情報を盗まれた心当たりもない。
そうかといって6千円台の買い物をしたら、何かと憶えていると思います。でもそのくらいお金がかかる買い物をした形跡もありません。
じゃあ誰かに贈り物をした?
そんな人いません。
不思議なもので、カード情報を盗まれた心当たりがないと、本当は何か買ったんじゃないかという気持ちになってきます。でも何もない。
念のため、カード会社に連絡し、新たなカード番号で再発行してもらいました。
カード番号が変わるから登録してあった支払先をひとつひとつ、変更していったんです。カードの利用明細を見ながら。
いまではだいたい、ネットで変更が完了します。しかし中には郵送を伴うものもあります。変更用紙をネットで請求。ところが届いた用紙では印刷されたQRコードからネットで完結。
これ、
郵送というプロセスを挟むことで本人確認をするという安全策はわかるのですが、結局ネットでできるのであれば、最初から何とかならないの?
という疑問が残ります。
とにかく、一連の作業を終えたつもりでいたのです。
ある日、仕事へ行くのにバスを降りようとしてICカードをかざすと、、
「残高不足です。」
へ?
気付くまでしばらくかかりました。
ICカードの引落しを旧カードにしたままだったんです。
IDカードは「毎月いくら」というものではありません。残高が足りなくなって、はじめてチャージされます。不定期だから、たまたま私の見た明細にはなかったのです。
ところが、困ったもので60近い、いいおっさんの私は、
「オートチャージにしているんだけどな。」
なんて、自分を棚に上げて運転手にブーブー文句を言っていました。
ようやく気付いたものだから、引落しクレジットカードを変更しなければなりません。ですが札幌市のIDカードはネットでの手続きができません。
地下鉄駅まで足を運んで、申し込み用紙をもらって、手書きして郵送しなければなりません。さらに手続きには3週間もかかるのだとか。
明日、投函する予定です。ですが、それから3週間。
今までならカードの入った財布をピッとかざすだけでオートチャージできたものが、降車時に時間をかけ、他の乗客を待たせ、現金でチャージするか、地下鉄駅まで足を運んでチャージするか、または毎回、小銭を用意するか。
どうするか考えるのも面倒くさい。
うっかり忘れていた代償は意外にも大きなものです。
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