2020年01月16日
順番
既得権といえば大げさになってしまうのでしょうが。
人は「自分の順番」にこだわりを持つくせに、ある意味、他人のことは考えませんね。
これは大したことではない。ブログの記事にはできないと考えていましたが、どうも多いので。
まず思いつくのはコンビニです。
後ろに人が並んでいようと大抵は自分の番になるとゆっくりになります。
小銭をジャラジャラ財布から出しているのを見ると、
「早くしろ!」
と思います。
スーパーのレジ待ちで、カートに誰か並ばせて追加の商品を探しに行くのはズルいと思います。
これも順番を確保したからゆっくり、のんびりのうちですね。
一人だったらどうするんですかね?
会社の喫煙室だってそうです。
吸い終わったら本来、速やかに出るんでしょう?
なのに、5〜6人のグループで皆が吸い終わるまで雑談する集団。
しかも必要以上に大きな声で。
あと地味に許せないのはバスを降りるときです。
今日もありました。降り口までゆっくり歩く若い女性。
きっと、目的のバス停まで着いたからゆっくりなんでしょう。
しかしゆっくり降りている間に前の信号は歩行者用が点滅になり、赤になり。
あんたはもう降りるバス停まで着いたかもわかんない。
でもこっちはまだ先のバス停で降りるんだからもっと急げ!
そう思いますね。
挙げ句にICカードのチャージを始めるヤツ!
んなもんオートチャージにしなさいや。便利なんだから。
なぜなんでしょう。
チャージしている後姿しか見えませんが、急いでるオーラは感じません。
感じるのは、
「私の番!」
と主張しているオーラです。
そして誰もがそう。
運転手には気を遣っても乗客はどうでもいい。
運転手に頭を下げることはあるけど、乗客をちっとも見ないで降ります。
迷惑しているのは運転手より先を急ぐ乗客なんです。
これら既得権というには大げさなんですが、すでに得ている順番という権利だから、大きなくくりで既得権だと思います。
ただ信号待ちも、そう気にするものでないことはわかっています。
ほぼ、いつも降りる客がいてほぼ毎日、客が降りる間に信号が赤になる、とある停留所。
仮に信号待ちにかからなくでも、間違いなく次か次の次、信号では止まります。結局信号待ちは同じ回数。
また帰りに停留所が密集しているところでは乗降客がいないとT字路の信号待ちにかかりません。しかしそのタイミングだと必ず次の長い信号では止まるので、同じなんです。
じゃあ良いんじゃないの?
となりがちですが、言いたいところはそこじゃない。
そのT字路、降りる客は信号を赤にしていきます。
しかし降りたその後に、客は走り出すんです。
自分が赤にした信号と交差する横断歩道。
バスをゆっくり降りたくせに、そのままでは横断歩道が赤になる。
そうすると突然走って、横断歩道の信号機には引っかからないように急いで行くんです。
自分のためには急ぐのに、残る乗客は待たせるって?
その考え方が私には許せませんね。
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