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2012年04月16日

人間を計るウソの基準

今日、本を整理していたら 気になった新聞の本書評欄がでてきた。

どうも表の「反ユダヤ主義の歴史
」(レオン・ポリアコフ/筑摩書房)が気になったらしいが今日
興味を持った方は
裏の 人間を計るウソっぽさ、というコラムだった。
最近は統計学やデータなどは 解釈する側からみるとなんとでもとれる。ということは
かなり一般的に知れ渡ってきたので ああ、なんだと思われるかもしれないが
(若者の失業率とか 世代間ごとの年収平均の統計とか)
それでもやはり 人間は数字で表されると それをあたかも不動の真実のように扱う
「数字崇拝」というのがあるんだな〜とおかしくもやはり警鐘をならされる気もする。


2005年の記事なので 記憶に懐かしいとこがあるかもしれないが
フィリップ・バニアードの心理学への異議
がIQテストが人種差別の道具として検討され、また 心理テストで測定できるのはパフォーマンス、処理能力なのに「知能」を計ってる、とするのは間違いだ、という提言をしている。

このころパオロ・マッツァリーノの反社会学講座
も出回っていた時期でもありました。
これは けっこう目から鱗なお話もあり、増税問題を考える時参考になります。
(判断の基準にするデータが間違ってればそこから導きだされる結論もまた、ということ)




「社会調査」のウソ
も00年からのロングセラー。
データを使った論文は格付けして評価しないと意味がない、また小中高校から調査を見極める教育をしていくべきとのこと。
確かに。


古典ではダレル・ハフの統計でウソをつく方法
がある。
原著は54年、訳書68年。2005年のときは 73刷だったそうだ。算術平均で集団内の格差を隠し、数値推移の説明を都合のいいように起点を変えるのは今も昔も代わりなし。
(個人的にはあれ?「さおだけ〜」の人、これ読んでたかなと思ったり)

リーマンショック前、ジョエル・ベストは統計でウソをつく方法

数字が不作為か故意か誤って解釈され、一人歩きして”数字洗浄”
されインターネットで増殖している、としていた。
金融商品を買うときはコレを片手に販売員の話を眉唾と思ってきくといいかもしれない。

しかし、人間は真実よりも面白いウソのほうが好きな生き物でもある…と実感する今日この頃だ。




posted by 黒羊 at 11:18| 日記

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