新規記事の投稿を行うことで、非表示にすることが可能です。
2018年06月12日
cool, calm and collected
cool, calm and collected 慌てず、騒がず、落ち着いて
この表現、日本の英語辞典ではお目にかかれませんが、Rolling Stonesの曲名になっており、ネイティブスピーカーには割りの耳なじみのいい表現なのかもしれません。3つの単語すべてがc-で始まることで、心地よいリズムを生みだしています。
毎日の生活はストレスやプレッシャーと切っても切れない関係です。しかし適度なストレスは、集中力や実力を引き出すのに役立つます。また、ストレスに強くなることも大切です。一般的な運動選手は試合や本番になるとパフォーマンスがある程度落ちるそうですが、トップアスリートは大事な試合になるほどにパフォーマンスを上げることができます。「ギアを上げる」などとも表現されるのをよく耳にするようになりました。
NFLの歴史上最も偉大なクォーターバックといえば、Joe Montanaでしょう。彼の偉大さを今回取り上げたcool, calm and collectedで表現しています。
Considered by many the greatest quarterback in NFL history, Joe Montana was as cool, calm and collected as they come in the heat of the moment. He thrived under pressure and led some of the most historic drives the football world never imagined possible.
【このカテゴリーの最新記事】
start from scratch
start from scratch ゼロから始める
スクラッチから宝くじを連想する方もいるかもしれません。銀色の部分をコインで「削る」ことで隠されている、数字や当選の情報を探し当てるのはワクワクしますね。
この「削る」を、英語ではscratchと表現します。scratchは「ひっかく」または「ひっかき」のことです。「まごの手」をscratcherというのですが、外国にも同じものがあるんですね。
また、Scratch my back, and I'll scratch yours.「困ったときはお互い様」という表現もあります。
どこの世界でも持ちつ持たれつの関係が大切。
横道に逸れましたが、from scratchはスポーツが起源のようです。地面に棒か何かでスタートラインを引いたのが始まりで、相手陣地との境界線を作り、試合を始めたのでしょう。
堀江貴文さんのベストセラー「ゼロ」を思い出しましたが、その副題が素敵です。<なにもない自分に小さなイチを足していく>
このブログで小さな記事を積み重ねていくことで自分が成長し、記事をきっかけに英語に興味を持ってくださる方を増やしていけたらと思います。
素敵な言葉を見つけたのでご紹介して最初の記事を締めたいと思います。
The secret to success is to start from scratch and keep on scratching.
- Dennis Green (American football coach)
- Dennis Green (American football coach)