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Temuの世界展開の野望と成長スピードがやばい

中国情報局@北京支局より抜粋
まずご覧ください、
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日本のみなさん、最近やたらとこの広告見てませんか?
送料無料なうえに鞄が153円ておかしくないですか…?
Temuというサービスからの広告が日本中で拡散してるかもしれません。大学時代の後輩からこのスクショと、この広告出過ぎるって苦情が送られてきました笑

このネットECサービスのTemuは中国ウォッチャーの皆さんはご存知かと思いますが、わずか一年ほどでの急成長の速度、そして元々は中国のスーパー企業の拼多多だということはご存じでしょうか?
Temuがここまで海外市場で成功を収める大きな要因は、中国でと同様、ターゲティング&低価格商品戦略と今まで培った流通セールスの仕組みです。

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国内市場で競争が激化している一方、海外で新天地を開拓することは自然な選択肢となります。Temuはこれまでの中国での市場経験を活かし、越境ECの出店者の最も大きいペインポイントを解決し、中小規模の事業主も手頃に出店できるようにしています。
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もちろん、低価格戦略がいつまでどこまでいけるかはこれから次第でしょう。積極的に対応する供給業者が存在するのは、流量を求める業者がTemuの将来に利益があると考えているから。Temuのここまでのグローバル展開モデルでは、価格設定の損失が持続的に成長の規模で補われる構造。つまり、Temuというプラットフォームは、成長によってもたらされる利益が価格設定による損失を上回っていく必要があると分析されています。
中国企業の海外進出が積極的になった裏には、国内市場の競争の激化が深く関わっています。EC競争に新規で入場してきた抖音(tiktok)はついこの間のセール期間でも拼多多に負けない勢いで活躍しています。

Huaweiの新機種と中国でiPhoneの利用が制限されることについて報道

中国情報局@北京支局より抜粋
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日本でも話題になったのは、一部の記事で「中国政府が公務員や国有企業の従業員にiPhoneの使用を禁止し、iPhone新機種の発売に影響を与えるだろうと」という報道。
友達に聞いた限り、Huaweiが支給されたからiPhoneを使ってないですって。でも未だにiPhoneを使ってる公務員の友達になんでまだiPhoneなの?と聞いたら、Huaweiが支給されるはずだが、未だにもらってないと残念な顔をされました笑。すごく偉い人だとiPhoneがよろしくないとの情報もありましたが、どこまで偉くなれば規制の対象になるのか正直わからないです。

また、中国では使用禁止令でiPhoneを止めるといった意見よりも、「15シリーズがあまりにも期待はずれ、イノベーションのなさでiPhoneをやめる」との書き込みをよく見かけます。これは日本のSNSなんかでも同様のものを目にしますね。
新鮮味がなく、国産携帯がとっくに実現してる機能(例えば複数のページを一気に入れれる長いスクショ、ハイスピード充電、通話録音、複数のWechatの同時セットアップ、中国ではとにかく多い振替休日でのアラームの自動取り消し、自分で設定できるNFC、など)が無いとがっかりする人も多いです。

ただ、現時点では15シリーズはECサイトでの予約が記録的だとも言われていて、このあたりはもう少し様子見が必要そうですね。

ボク個人はというと、先週の日曜日にHuaweiのお店にいってMate 60を試してきました。驚くほど軽いし、確実にコスパの良さが感じられます。ただ今の入手は至難。ECサイトでのスピード勝負に勝てなければ、実店舗での予約は少なくとも3ヶ月待ちになると情報を聞いています。人気すぎて本当に生産が追いついていないのか、ハングリーマーケティングなのか疑惑があります。
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日本愛が強すぎたのか? 中国の焼肉屋さんはすごい高評価!

中国情報局@北京オフィスより抜粋
焼肉店の内装を日本のJRの駅や電車で作ってしまった!
ここはどこ?日本にいるような中国の焼き肉店

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JRの駅をコンセプトにした日本スタイルの焼肉店
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日本で食べたい焼肉・・
やっぱり、東京に行きたいのか!!
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物価のように高くなる中国の若年失業率。

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最近の日本は若者の就職に関して売り手市場と言われていますね。一方の中国。青年失業率は20.8%に達していて、単純計算すると5人に1人が職に就いていないというのは、改めてびっくりする数字です。
報道では海外の同じ年代の失業率と比較されていました。最新の統計ではアメリカの青年失業率はおよそ7.4%、日本と韓国は5%前後、ユーロ圏はおよそ14%。OECDの青年失業率は10%前後とのことで、20%超えはスリランカ、イラン、南ヨーロッパやアフリカの国々。
■中国はAIが進み過ぎて働く人いらない?
AIで仕事がなくなるよって煽り動画を毎日見てブルーになりますが、若者の失業率がこれだけ高いとは、もう労働力はいらないんでしょうか?働く人の需要と供給の観点からもたくさん議論されています。
まずは供給量について。少子化が話題ですが、データでは現状の若年労働力人口は増加傾向にあります。
総労働力人口だと中国の生産年齢人口(16〜59歳)は2018年から2022年にかけて2,000万人以上減少しているのに対して、若年労働力人口は増加。特に大卒者数はどんどん増加しています。
2018年の大卒者数は820万人と史上初めて800万人を超え、2022年には1000万人を突破。2023年には大卒者数は1,158万人に達するとのこと。大卒者数が5年間で300万人以上増加し増加率が40%を超えているのです。

つまり、若者に関しては、大学卒業生の数が速いペースで増加している一方で、不景気による需要の縮小によって就職できない人がたくさんいるということ。たしかにAIは進化して効率化されていくでしょうが、影響を受けるのは中年おじさん以上が顕著とも思いますね。
ここ数年で若者を大量に吸収してきたネット事業や持ち帰りなどの新興産業も、中高年層の参入が増えて若者の雇用機会を大きく圧迫しています。

また、デリバリー事業、動画配信、シェアエコノミーなどの業界自体が程度の差こそあれ飽和の兆しと分析されています。若者にとって業界の衰退や飽和は就職機会の減少になります。
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あまりに暑くて、あたおかになった北京の人々の日焼け止め対策はレベルが違う

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最近の中国は尋常じゃないほど暑いです。気温はこんな感じ↓

そしてなぜか高温は北京や内モンゴルと新疆の一部だけという…本来もっと熱いはずの南の地はまぁ暑いけど、全然北京とかほどの高温ではなかったです。北京に住んで長いのですが、まさか南に行けば避暑できるとは思わなかった。

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北京は乾燥してるから、蒸し暑さはないですが日差しはとにかく強いです。街中を歩いても、日傘をする男性も普通にいます。そして最近話題になったのは、美容熱心な女性たちの日焼け止めぶりです。

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↑数年前までは、このような日焼け止め服が現れ、ユニクロからも出ていました。しかし最近はこれじゃ全然足りないと思う人が増えてきて、さらなる進化をとげました。

どうですか!?ちなみにこれ、運転してるのに、この顔マスクにサングラスと手袋です。

そしてどんどんエスカレートしてついにこんな格好も登場です

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↑こちら、決して不審者ではなく普通ですから!

いくらお肌のためとはいえ、これはちょっとやりすぎじゃないですかと最初は疑問に思っていたみんなも、メーカーの宣伝やレッドでの流行りなどによってだんだん見慣れた風景になりました。このような書き込みも。

↑パッとみたら防疫対策の人かと思ったが、日焼け止めでした笑

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↑この格好で自動車教習所に通ってたら、1ヶ月経ったのに教官は私がどんな顔なのかいまだにわからないらしいです。

また、別の記事では、教習所にはあまりにもこの格好が多いとのこと。ある教官は女性の学習者が4人担当しているが、だれがだれなのか全部服でしか判断がつかないそうです。

美容への努力と面白ネタを提供してくれてありがとうと感じる一方で、こんな残念なニュースも。

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↑熱いからヘルメットではなく、日焼け防止の帽子をかぶってて、風に飛ばされて直そうとしてるときに事故で亡くなった原付の運転者。

マスク文化と言えば日本でしたが、中国さんは違う方向にマスク文化を生み出していくのかも。肌の老化の最大の原因は日焼けというのは周知の事実ですから、暑い中でのフル装備マスクでの努力は讃えたいなと思います。

ただ、未だに謎なのですが、ここまで徹底的に日焼け防止を行って、けっきょくどのタイミングで露出が許されるのか。。

中国ゴールデンウィークの盛況で国内経済は復活しても、ネット民の不満が爆発する

中国情報局@北京オフィスより抜粋
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■むしろゴールデンウィークなんてない方が良い?
観光で経済が復活することが素晴らしいと評価される一方、ネット民の間では「小长假」を作る”偽ゴールデンウィーク“への不満も爆発しています。この5連休は無理やりに作られたものです。
4月29日と30日はもともと土日で、5月1日は「労働者の日」。実は1日しか休みがないです。しかし、3連休を5連休にするため、4月23日の日曜日と5月6日の土曜日は出勤日となりました。6連勤は頑張ればなんとかなりますが、このやり方では、もともと週6出勤の996会社では、休み前には全く休憩なしの12連勤、連休明けにも9連勤となります。
996会社ほど激務じゃなくても、今年の国慶節連休では、9連休を実現するためには、連休明けに普通に7連勤というところが多いです。これには「仕事が大変なんだ、連休よりも規則正しい休みが欲しい!」という声が高まっています。
メディアによる、Weiboで行われた投票調査では、17.1万人が投票し、現在の連休制度を賛成する人はわずか7%。48%の投票者は「連勤がしんどい」で、45%の投票者は「連勤なしのゴールデンウィークがあるべきだ」と回答。
連休によって移動が生み出され観光業が潤い国内経済が上昇することは良いことですが、歪みが生じている。また、とにかくどこも激混みしてしまうので、一般旅行者にはデメリットの方が多くこのうような結果になりましたね。ボクも安定の自宅警備員を余儀なくされてからの連続勤務社畜生活ですので、ゴールデンウィークが廃止されることを願う派です笑
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■話題の仕事には闇ビジネスも生まれる

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お金になるとわかれば資本も人も急激に集まってくる中国はすばらしいと思うのですが、すぐにアンダーグラウドなものや詐欺が現れるのもまた中国のスピード感。

「人工知能トレーナー」という国家が認定される職業ではありますが、実際には管理職まで成長するのは極めて難しく、ほぼ永遠に末端として働くことは現役のトレーナーたちの共通認識とも言えます。副業としてやりたい人も増えてますので、関連する詐欺も増えてます。
求人アプリで調べれば、IT大手によるアウトソーシング職の案件がたくさんあって、給料もそこそこいい感じです。しかしZhihuではこんな投稿もありました。
2年前の投稿。コロナ禍でしばらく在宅状態となり人工知能トレーナーに関する求人をですが、やり方をゼロから教えるかわりに、そのデポジット金としては1980元が必要で、合格してから300時間働けば返金できるという約束という、いかにも怪しいものです。

トレーニングは行われたようですが、実際には合格は難しかったとのことです。さらに実際の仕事内容も予想より全然難しく、複雑な画像のタグ付けは1時間以上もかかるのに、タグの量で報酬を計算することでなく、画像1枚1元という理不尽な重労働だったと。300時間達成まで働ける人はほとんどいなくて、初期費用デポジット目当ての詐欺と感じる人も多いです。

また、IT大手とコネがあって成り立つ仕事もあります。結局実際の労働者はすでに下請けの下請けの下請けで依頼側が実際に払った費用よりも、全然安い対価で仕事をさせられているケースもたくさんあるとのこと。

裏側で低賃金で作業する人たちが搾取されてると批判的な声は海外でも大きいようですが、労働者たちも他の仕事と比較して割とコスパの良い業務だったり、好意的な感想の人もいるようなので、なかなか難しい問題ですね。AIが発展することでホワイトカラーの9割が失業するかもということですが、意外と裏側の地味な仕事のほうが最後まで存続するのか、それとも失われていくのか。さて皆さんの予想は?
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日本映画が中国で公開ラッシュ。すずめの戸締りの中国マーケティングが話題

中国情報局@北京オフィスより抜粋
最近バス停で映画の宣伝を全く見かけなくて、映画マーケティング変わったのかな?と思っていたら間違いでした。出勤する時にバッチリ車体広告に出会いました(サムネイルの画像)、バス停どころかバスがジャックされてるとは笑
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日本でも話題の作品でしたでしょうか。すずめの戸締りが3月24日に中国で公開、北京や上海の先行上映会には新海誠さんも登場し話題になりました。
ちょっと話が逸れますが、彼らは中国と韓国に宣伝に訪れたのですが、そこでの食事にあまりにも差があることが、中国でも韓国でも激バズり中なことはご存知でしたか?
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日本映画は、上半期は「すずめの戸締り」以外にもいくつかあります。
4月4日の名探偵コナンの旧作のベイカー街の亡霊の4K再制作バージョンと
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4月20日にはSLAM DUNKが公開。
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そして5月20日には余命10年が上映する予定です。
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SLAM DUNKは当時テレビ放送されたから80年代生まれに非常に人気のある作品。鎌倉の踏切に聖地巡礼する中国の人が多いことで皆さんご存知でしたかね。かなりの興行収入が期待されてます。

中国の映画市場の巨大さは世界中が注目していますが、コロナから完全復活していることが日本でも報じられていましたね。このビックウェーブに乗って、日本の映画関係者の皆さんの中国での頑張りを今後も期待して応援しています!

中国VR最大手のPICOを買収したバイトダンスがメタバースを制する未来あるか

中国情報局@北京オフィスより抜粋
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バイトダンスはtiktokの会社で説明不要かと思います、そしてPICOは2015年に設立されVR事業を行っている会社。VRヘッドセットを販売していて、中国ではTop、全世界でも15%ほどのシェアを獲得しています。2021年の9月にバイトダンスがPICOを90億元で買収しました。
2022年の9月に「Pico4」を発売。とある研究室で使わせてもらってたのですが、性能がすごかったです。ご存知metaのVRヘッドセットのOCULUS Quest 2も凄いのですが重い(本体重量が約503g)。一方でPICO 4はそれより全然軽くて(本体重量を約295g)、長時間使っても疲れない。日本でも売ってるようです。
バイトダンスは、2015年にPICOを買収後、国内VR市場でシェア約60%で国内TOPになり、世界での販売も強化しています。レポートによると2022年第3四半期にmetaのシェアは75%程度に低下する一方でPICOはシェアを3倍以上の15%程度に伸ばしました。
ただ、PICOは頑張っているとはいえ、まだだいぶ差がありますね。
ただ、それでも中国でNo1のVRヘッドセットメーカーだし、VRはいずれ世界中の日常で使われるようになると予想すると、悲観する必要もないのか。さらに、親会社のバイトダンスには中国の優秀な人材が集まっています。
バイトダンスの成長は恐ろしいです。アメリカなどで禁止の話も度々あるtiktokですが、昨年も海外で伸び続け今やDAU7億、平均利用時間2時間と驚異の数字。PICOと一緒にメタバースでも世界一になれるか期待してます。
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人口が減少する中国社会。2022年の人口発表に対しての中国ネット民の意見

中国情報局@北京オフィスより抜粋
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中国総人口、22年末61年ぶり減少 止まらぬ出生減
【北京=川手伊織】中国国家統計局が17日発表した2022年末の総人口は14億1175万人で、21年末から85万人減った。
ニュースなどで出ている今回のこの数字は全体を調査して出した数字ではありません。今回の数字は0.1%の抽出調査での数字。国土も人口の数も日本とは比較にならない中国では毎年全体を調査していたらとんでもない負担になるのでこうした方法がとられています

ここからは中国ネット民のみなさんの議論を紹介していきます。
@中国は日本より生育率が低く一人当たりの平均GDPも大幅に下回り、高齢化社会から高齢社会に移る期間も短くてやばいんじゃないですか、と。高齢社会に入っている日本の閉塞感はみんな知ってます。
A(自虐皮肉で)やった、これで一人当たりのGDPが上がりますねw
B(過去の新聞のタイトルには「2022年に人口のゼロ成長を実現する目標」が発表されていたのを見て)そりゃあ20年前から計画してるからね、ってよくこんな新聞を見つけましたね。
C(就職の時には)未婚子なしの場合結婚してすぐに子供を産むと疑われる。既婚子なしの場合入社してすぐ子供を産むと疑われる。既婚子持ちの場合入社してすぐに二人目や三人目を産むと疑われる。すでに二人目三人目を産んだ場合、子供が多くて仕事をする余裕がないと疑われる。本当に生涯独身だと主張すれば極端主義者で頭がおかしいと疑われる。
D(高齢社会になっても)日本と韓国がいるから様子を見れば大丈夫でしょう。
まとめ
日本とは桁違いの人口をもつ中国の皆さんの考え方は日本の皆さんとは違っているでしょうか。ただ、高齢社会の先輩である日本のことを比較で議論している機会も多く、日本や韓国に注目している人は多いです。日本でどんな問題が起き、どう改善して、何をみんなの幸せとして考えているのか。Twitterを見てると悲観的な気持ちになることが多いですが、高齢社会の先輩の日本には期待しています。
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プロフィール

キム兄
突然、来た、中国行き,行ってみてびっくり、なんとそこは、競争社会、日本人なんってひとたまりもない、生きるのにものすごいエネルギーのいる社会でした。
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