妊婦さんのインフルエンザ予防接種には覚悟が必要｜誰にでもわかる！はじめての不妊治療と高齢出産

そろそろインフルエンザがピークを迎える時期ですね。
あなたは予防接種を受けましたか？

ところで

妊娠中のインフルエンザ予防接種ってどうなんでしょうか？
胎児に悪影響がでたりするものなのでしょうか。
疑問に思ったことはありませんか？

だけど

中には自分が妊娠していることに気づいていなくて
予防接種を受けてしまった方もいるはずですよね。

胎児にとって非常に大切な妊娠初期の出来事になるため、
ショックを受けて不安で仕方がなくなる女性もいるようです。

インフルエンザの予防接種で心配することはない

国立感染研究所の文献ではこのような見解です。

『インフルエンザワクチンは病原性をなくした不活性ワクチン
であり、胎児に影響を与えるとは考えられていないため妊婦は
接種不適当者には含まれていません。妊娠初期はいろいろな
理由で流産する可能性が高い時期なので、一般的に予防接種は
避けたほうがよいと考えられます。米国の報告ではもしワクチンを
受けるならば妊娠のごく初期（妊娠13週前後まで）を除き、
インフルエンザシーズンの前に行うのが望ましい、とされています』

つまり

妊婦さんも予防接種受けていいよ。
でも妊娠初期は避けといてね。

ということ。

じゃぁ妊娠初期時に知らずに
予防接種してしまったら大変なことになるの！？
と疑問に思われる方もいるかもしれませんが、

特に何か影響があるということはく、
奇形になるとか流産率が高くなるといった例も無いそうです。

妊娠初期は不安定だから念の為に空けときましょうねってこと。
とりあえず一安心ですね。

現場では意見が真っ二つ

悪い報告は無いのだけど、
医療現場では妊娠中の予防接種については、意見が真っ二つにわかれています。
同じ病院内ですら対立があるそうです。

その理由の一つに「安全性が証明できない」というものがあります。

つまり胎児や妊婦さんを使って人体実験ができないから
「絶対に安全なんだよ」と証明できないのだそうです。

でも実際は問題が起きているわけではなく、
国も妊婦さんへの摂取を認めています。

こうなってくると医師の主義主張なども絡んできて
ややこしいことになるのですが、

予防接種を受ける側としては、
せっかく授かった大切な赤ちゃんが関わっているだけに
はっきりと結論を出して欲しいところです。

結局どうすべき？

医師の意見が割れるだけあって、
妊婦さんの意見もまっぷたつに分かれています。


予防接種受けない派の意見は、
・１００％安全が証明されていない。
・将来「やっぱり影響があります」と言われない保証がない。
・今までインフルエンザを患ったことがないから自分には関係ない。

といった確実性がないことへの不安が中心となっています。

予防接種受ける派の意見は、
・妊婦が患うと薬が限られているため重症化する可能性がある。
・高熱がお腹の赤ちゃんに与える影響が心配。
・重症化した場合に使用する薬剤の量や強さがどう影響するか心配。

このようにインフルエンザが発病した際の、
お腹の赤ちゃんへの影響を心配する声が多いです。


中には臨月で流産した方もいますが
（直接の原因なのかはわかりませんけど）

将来の不安に備えて予防注射は避けておいたほうがいいのか、
安全性を信じて予防しておいたほうがいいのか。
どちらを選ぶにしろ覚悟が必要のようですね。

ちなみに

うちの奥様は妊娠中に高熱を出すのは嫌なので
インフルエンザの予防注射を受けました。

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