2013年08月04日
中国のコピー品?
発展を続ける中国。
‥なんていうと、なんだかこのブログにしては堅いはじまり方ですが、決して誇張ではなく、僕の住む深センは、ある意味激動する中国の象徴的な存在なのです。
僕は1999年から深センに住みつき始めましたが、この14年の間に、街のインフラが整備され、モノが豊かになり、環境整備が進み、人々のモラルが向上してきた(かな‥?)と思います。
と同時に、コピー品があちこちで出回ってきました。
いや、コピー品については、14年前からずっとありましたね。それは今でも変わっていません。
レゴもその影響をこうむっている商品の一つでしょう。
僕の街のおもちゃ屋でも、レゴ売り場のすぐ横で、別のブロックが安い値段で売られています。
パーツのサイズ,形状,種類は、レゴのそれによく似ています。
それがレゴと比べれば格段に安い値段で売られているのですから、レゴについて何の前知識もなく、単に子供にブロックを買い与えたいとだけ考えてくる親御さんなら、こちらを買ってしまうでしょうね。
ネットショップでも同じこと。
中国では、タオバオと呼ばれるネット販売が黄金期を迎えており、その取引額は1兆元(約16兆円)にもなるといわれますが、ここでも「楽高(中国語で「レゴ」という意味)」で検索をかけると、本物のレゴと一緒に、「楽高式」とかいう別物のブロックがよくひっかかります。
ちなみにタオバオは、中国一のネット規模を誇る一方で、偽物や不正も横行しており、気をつけておかないと偽物を掴まされたりするケースが数多く見受けられます。
とにかく、コピー品の多い中国。買う方もよくよく注意が必要です。
よく見かけるのが「邦宝(中国語で「邦(くに)の宝」という意味)」と呼ばれる商品。
ときどき、レゴの陳列棚のとなりで、この「邦宝」も陳列されており、完成品がガラスケースに収まって展示されているのを見かけます。
しかし注意して観察してみると、品質面でのレゴとの違いは明らかです。
「邦宝」のブロックは色がくすんでいて、一見して品質の良くないプラスチックであることは明らかです。
この先何年も使うことを考えると、こんなブロックでは色褪せてきて、変形して使い物にならなくなってしまうような気がします。
いろいろなセットが売られていますが、中には「軍事シリーズ」とか、「戦争シリーズ」とか「国防シリーズ」などと銘打たれたものもあり、政治的な色彩が濃いものも少なくありません。
中国がロシアから買い取って改装し、最近竣工させた航空母艦「遼寧」セットも売っていました。
組上がると89×21×22cmくらいのかなり大きなものですが、価格は266元(日本円で約4,300円)程度で、確かレゴに比べれば安いには安い。
タオバオでみたら、キャンペーン実施中で、「当セットお買い上げの方には今なら『原子力潜水艦セット』をプレゼント!」なんて書いてありました(笑)。
そのうち、「釣魚島(尖閣諸島の中国側の名称)セット」なんていうのも売り出されるかもしれませんね。
‥なんていうと、なんだかこのブログにしては堅いはじまり方ですが、決して誇張ではなく、僕の住む深センは、ある意味激動する中国の象徴的な存在なのです。
僕は1999年から深センに住みつき始めましたが、この14年の間に、街のインフラが整備され、モノが豊かになり、環境整備が進み、人々のモラルが向上してきた(かな‥?)と思います。
と同時に、コピー品があちこちで出回ってきました。
いや、コピー品については、14年前からずっとありましたね。それは今でも変わっていません。
レゴもその影響をこうむっている商品の一つでしょう。
僕の街のおもちゃ屋でも、レゴ売り場のすぐ横で、別のブロックが安い値段で売られています。
パーツのサイズ,形状,種類は、レゴのそれによく似ています。
それがレゴと比べれば格段に安い値段で売られているのですから、レゴについて何の前知識もなく、単に子供にブロックを買い与えたいとだけ考えてくる親御さんなら、こちらを買ってしまうでしょうね。
ネットショップでも同じこと。
中国では、タオバオと呼ばれるネット販売が黄金期を迎えており、その取引額は1兆元(約16兆円)にもなるといわれますが、ここでも「楽高(中国語で「レゴ」という意味)」で検索をかけると、本物のレゴと一緒に、「楽高式」とかいう別物のブロックがよくひっかかります。
ちなみにタオバオは、中国一のネット規模を誇る一方で、偽物や不正も横行しており、気をつけておかないと偽物を掴まされたりするケースが数多く見受けられます。
とにかく、コピー品の多い中国。買う方もよくよく注意が必要です。
よく見かけるのが「邦宝(中国語で「邦(くに)の宝」という意味)」と呼ばれる商品。
ときどき、レゴの陳列棚のとなりで、この「邦宝」も陳列されており、完成品がガラスケースに収まって展示されているのを見かけます。
しかし注意して観察してみると、品質面でのレゴとの違いは明らかです。
「邦宝」のブロックは色がくすんでいて、一見して品質の良くないプラスチックであることは明らかです。
この先何年も使うことを考えると、こんなブロックでは色褪せてきて、変形して使い物にならなくなってしまうような気がします。
いろいろなセットが売られていますが、中には「軍事シリーズ」とか、「戦争シリーズ」とか「国防シリーズ」などと銘打たれたものもあり、政治的な色彩が濃いものも少なくありません。
中国がロシアから買い取って改装し、最近竣工させた航空母艦「遼寧」セットも売っていました。
組上がると89×21×22cmくらいのかなり大きなものですが、価格は266元(日本円で約4,300円)程度で、確かレゴに比べれば安いには安い。
タオバオでみたら、キャンペーン実施中で、「当セットお買い上げの方には今なら『原子力潜水艦セット』をプレゼント!」なんて書いてありました(笑)。
そのうち、「釣魚島(尖閣諸島の中国側の名称)セット」なんていうのも売り出されるかもしれませんね。
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