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2018年02月13日

ホイールの振れとり(曲がったリムをまっすぐに)

 ホイールを回転したとき、ブレーキシューがリムとこすれることがあります。
 リムの同じ場所だけが毎回当たるのであれば、それはホイールが振れている(左右にゆがんでいる)から。
 本格的なホイールの振れとりは振れ取り台などの高価な専用工具(⇒こういうものです。ご参考に。)と、熟練の技術が必要ですが、軽くブレーキにあたる程度の振れをとるだけであれば、私たちでも慎重に時間をかけてじっくりやればできます

【必要なもの】
・ニップル回し
 サイズがいろいろあるので調整するニップルにあったものを選びましょう。
 複数のサイズに対応しているものもあります。⇒「ニップル回し」はこちら

・目印
 振れた部分に目印をつけないと訳が分からなくなります。
 私は白いビニールテープを使ってますが、目印になれば何でも良いです。
DSC_0362.JPG

【振れを見つける】
・自転車を裏返す
 自転車を裏返しにしてホイールを上にします。
 ハンドルやサドルに傷がつかないようにウエスなどをひくといいです。

・振れている部分をさがす
 ホイールを回転させながらリムとブレーキシューとのすきまを確認して振れている部分をさがします。
DSC_0370.JPGDSC_0365.JPG

※右側の写真の方が少しすきまが広いのでリムが左にゆがんでいるのが分かります。

 振れている部分にマークをします。
DSC_0364.JPG
※何回も確認して振れている部分を正確に見つけましょう

【振れをとる】
・振れとりの原理
 リムはハブから左右に引っ張られて左右のバランス、上下に引っ張られて中心を出しています。
 なので、左のスポークを緩め、右を締めるとリムは右によります
振れとり1.jpg

 必ず左右どちらかを締めたら反対側を緩めます。(右を締めたら左を緩める)
 片側だけ締めると中心が狂ってしまいます。
振れとり2.jpg
 一般的なスポークの組み方(タンジェント組)は、スポークが左右相対していないので、1本締めたら両側の2本を緩めます。
振れとり3.jpg

 緩めたり締めたりは、スポークの先端のニップルを回します。
 ホイールの中のニップルはこんな形をしています。(左写真)
 右に回すと締まり、左に回すとゆるみます。(右写真)
DSC_0381.JPG振れとり4.jpg


・やり方
 写真のようにニップル回しをもち、1/4回転ずつ慎重に回します。
ニップル回し.jpg
※絶対にいっぺんに回さないこと!!
 回しすぎるとどのくらい回したかわからなくなり取り返しがつかないことになります。


 少し調整してはホイールを回して振れ具合を確認することを繰り返して調整します。
 短気をおこさず、根気よくやればだれでもできるので挑戦してみてください。

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 2004年から糖尿病対策で自転車通勤を始め、その楽しさにはまりました。 雨の日の電車賃、メンテナンス費用を、会社からの通勤費でまかなっていますが、収支はプラスにできています。
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