茶目コ

アッ、、、

教会でお掃除をしていたトウサンオウ。教会の神父さんは、トウサンオウが、ただの観光客の方ではなく、なにか、深い事情を持ったワケありの人だな、と、なんとなく薄々感じました。

神父さんは、なにもいわず、トウサンオウを迎え入れ、トウサンオウは、教会で用務員さんみたいな仕事をしたり、教会の孤児院には、苺ちゃんも預けられているので、

孤児院の用事や、子供の相手もしました。

トウサンオウは、子煩悩で、子供好きな妖怪ですし。
苺ちゃんも含めて、子供に接していると、ツライ現実、逃げたい世の中をふと、忘れられる事が、できました。

そんな。ある日、トウサンオウは、

ある日夢の中で、歌って踊ってあの苺を渡した宇宙人が、目の前にあらわれたのです。

トウサンオウが、びっくりし、言葉をうしなうと、

「どうかしました？」
その、宇宙人とは、
モチロン
グリです。グリが、ヴィーナスの言われた住所に遊びに行く前に、ヴィーナスは、まだ小学校の時間らしいので、余裕を持って、待ち合わせの時間まで、
ぶらぶらして、
ちょっと、街の散策に。。。気まぐれな、お散歩へ。。。

宇宙人なので、テレポートができ、
神楽町に入るのに、瞬間移動できますので、
パスポートもいりません。

なんだろー、おもしろくて、楽しみ。

木や花や、乗り物や、お店。。。それから。
グリは、神聖な空気を、教会に感じたので、

なんとなーく、気になってのぞいたら、
トウサンオウに、びっくりされました。

トウサンオウは、グリに、「あ、あ、あの。。。わー、びっくりした、実はこのあいだ。。。あなたにソックリな、あ。。。アヤシイハナシに聞こえるかもしれませんが、笑わないで聴いてくださいよ。。。実は。。。」

初対面の人に、失礼だし、頭がおかしいと思われるかもしれないし。トウサンオウは、不審人物に思われるかもしれないと、思いましたが、しかし。

グリが、とっても良い子で優しそうでしたので。。。

「あのー、こんなハナシは、はじめてお会いしたあなたに失礼で、バカバカしいかもしれないと思われますが、あなたソックリな宇宙人が、私に苺をくれた夢を見たんです、黄色い苺と、青い苺を。。。わたしは、実は、先日ね、、、青い苺と、黄色い苺をひろいまして。。。」

「えーあ、あ、青い苺と、き、き、黄色い苺ですかっ？」

グリは、自分ソックリな宇宙人がその人の夢に出てきたこと、、、そして。。、
青い苺、黄色い苺。。。

「あなたは、歌を歌っていました。赤い苺がなんとやら、と、言ってましたが。赤い苺は、私はしりません。ごめんなさい、あまりに、お腹が空いて。。。黄色い苺だけ、食べてしまったんです。。。実は。」

トウサンオウが、お詫びして申し訳ありませんと、謝罪すると、

グリは、「あ。。。あの。。。」

ヴィーナスの故郷の、グリが地球に一人旅をする事になりました。

グリは、

生っ粋のストレートな宇宙人なので、宇宙人とタコのハーフのヴィーナスよりは、

いろいろスムーズなパワー使いで、グリの家族達は、以前、ぐりがもっと小さい頃に、家族旅行で地球に遊びに行けたのでした。

それに、比べ、ヴィーナスは、ちょっと、パワーが、コントロールできなかったりします。


タコと宇宙人のハーフのヴィーナスは、寝相が悪くて、ベットから、いきなり、笑〜の会社の真珠養殖場にズドンと落ち、一部を壊してしまったり。

ま。それが、きっかけで！！！笑〜や、他の友達や、仕事との、出会い、ヴィーナスの人生もおーきく展開して、神楽町近隣、社会も活性、潤いましたので、
できそこない、も。吉とでて。。。
素敵なハプニングでは、ありましたが。もしも。ヴィーナスが、生っ粋のストレートな宇宙人で、優秀、パワーをきちんとコントロールできていたら、
今現在。
ヴィーナスは、神楽町にはすんでいないかもしれません。せいぜい、たまに、地球旅行に出かけるぐらいに。。。ヴィーナスは、パワーが、これでもままならない、自分ではありながらも、それでも、地球では、、、天才クリエイターで、次々に、アイデアに花が咲くので、地球に住むのがおもしろくて、おもしろくて。

まるで、地球は、おもちゃ箱をひっくり返したようなところだ。

いつも、ワクワクしてくる、おもちゃがたくさんある地球を愛していました。

グリは、予定では、試しに日帰り地球旅行、にしておきました。
以前、地球に遊びにいった時は、
小さい時だったし、一人旅をするわけで。

ま。地球には、よく知ってるヴィーナスもいるから、安心ではあるものの。

目的は、幼なじみのヴィーナスに会う事にもありましたが、

小さい頃に地球旅行に行って、ワンコを見つけ

モフモフしたいなー、と。いうことでした。

聞けば、ヴィーナスには、ワンコの友だちがいるらしいし。、
ワンコの赤ちゃんも知ってるらしいし。
仔犬の男の子とだいたいいつも遊んでるらしいしね。

大丈夫、大丈夫、小型犬だしー。

しかし。。。最近、ヴィーナスの会社のオーナーさんの家の赤ちゃんの犬が、忽然と原因不明の失踪をしたらしく。

よし、名探偵グリ

人肌脱ごうではないか、ヴィーナスでは、、頼りない！

グリは、テレポートで、故郷の味、惑星のかけらをたくさん持って、地球に向かいました。

お。

サプライズストロベリーのお話しを、休憩。。。

シュナ坊と、ヴィーナス。

ヴィーナスは、人間でいうと、４歳ぐらい？なので、
シュナ坊より、わずか誕生日が早い程度、
その誕生日の差。。。を、先輩風。
神楽小学校、低学年部。優しくておもしろい、お兄さんでありお姉さんな
担任の先生のセブンが、夏は帽子をかぶりなさい、と、登校時の注意をするのですが、

ヴィーナスは、シュナ坊に、冬は帽子をかぶりなさい、と注意するのでした。

冬は、お日さまカンカンじゃないから、お日さま控えめだから、かぶらない、と、基本的に、ワンコが服を着たりどーの、というのは、反対の、昭和の頑固なじいさんみたいな考えのシュナ坊ですが、

冬は帽子をかぶらないと、髪の毛がはやく伸びちゃうよー、帽子をかぶると、髪の毛が伸びるのを少しは止めてくれるよー、と。
美容院、床屋、トリマーギライのシュナ坊に、嘘のうんちく、偽知恵袋をヴィーナスは教え込み、
冬場は
寒いので、シュナ坊の帽子にもぐって暖を取ったり、投稿下校、シュナ坊に、頭を温めてあげる、と、シュナ坊の帽子で、ラクラク通学するヴィーナスなのでした。



ついでー。他のblogにも載せましたが、

彩雲？？

虹のカケラを見ました、ので。
ほんとに、かけら、雲に切り取り一部分と、いった感じで。



お天気が良かったもんですから、以前見た、↑天使の羽根みたいな、雲、あったなー、なんて。ボケー、っと朝。シフト勤務前で、ちょっとお時間があるので、

近所のスーパーに急に行きたくなりましたら。で、今日は、あの時の雲みたいに、雲が綺麗だとなー、なんて、フト、

東南の空を見上げましたら。おー


ステキー、
でした。。。

さ。空の遊び。シュナ坊、ヴィーナス。
シュナ坊と、ヴィーナスは、ある日、お空に、虹のカケラを見つけました。きっと、いいことが、いつもあるけど、
もっともっともっといいことがたっくさん起きるんじゃないかとおもしろがって、

ヴィーナスは、
空は自由自在に、雲が遊び、まっ、黒くなったり、青くなったり。雲が遊ぶ日があったり。。。
星をきらめかせて、夜に月のお姫様との、パーティをしたり。
時には、雲にかまうのがイヤでイヤで、シンプルなブルーだけになりたい時があったり。悲しくて、泣いて、雨が降って、雷を落として怒ったり。
空の表情。グラデーション。
喜怒哀楽。。。

だけど、あの虹のカケラは、太陽からの、お空へのプレゼントを、あなたにも！と、みんなにほんのちょっと少しの時間だけ、またとない、貴重な美しい瞬間を、プレゼントしてくれる、

キモチに刻み込んで

「おすそ分けしてくれたのかなー、虹のカケラは、夕焼けか、朝焼けの、お絵かきの絵の具を、少しだけ、片付け忘れちゃったんじゃないかなー、」

と、ケラケラ笑うのでした。やっぱり、負けじと、内緒の宝石をお空に隠したけど、隠しきれなくて、綺麗なのが、ちょっと覗けて、七色のカケラになったりしてるんだよー、

ヴィーナスが言いました。

虹のカケラは、消えていきましたが、空は快晴です。

二人は、また、空が喜ぶとイイね、

また、ワクワクする、空の遊びを楽しみにするのでした。

シュナボー、ヴィーナス。↑

さてさてさて。。。２、３日が過ぎ。。、

神楽町民は、福の神の恩恵を受け、福の神を尊敬し、愛しています。しかし。。。

神楽町民になれなかった人々の中では、神楽町民や、福の神を妬む人々もいました。

「神楽町は、福の神様の神通力に守られてる神聖な街、聖域じゃなかったんですか？」

「福の神様の神通力は、ほんとなんでしょうか。」scandalousな、三面記事新聞には、

福の神、どうした。恋愛結婚神社は、よく封鎖し、さぼります、だし。ありあまるお金で、神通力が消えたのではないか。特に、ミーはーで、ここんとこ最近、神社の恋愛結婚部門を封鎖したり、
二股三股と、かけ、遊びあるく、と、ラブが叩かれました。
ネット、三面記事新聞には。。。

笑〜も赤ちゃんの頃からお金儲けをしたり、
アクセサリー、
服など取っ替え引っ替え。

するので、またまたそれも叩かれました。
さらに、スクールの雲のバス、市場に出す前に、学校の送り迎えで使われているもよう。不謹慎にも、ワクワク喜びはしゃぐ子どもたち。
福の神またまた金儲けか、その他公共交通機関の赤字危機。

「げー、叩かれてるー、二股三股って。あたし、五また六股なのに。」
そーよ、一夫多妻も、一妻多夫も、まかり通るんだもん。
親二人は、一夫一妻を提案躾けますが、

ラブは、恋愛結婚の神様。世の中には、一妻多夫としての、結婚が成り立つ国もあるし。
親の言うことは、きけるいうこと、と聞かなくてもよい言うことがあります。
それに、恋愛結婚祈祷や神社は、呪いや恨みを依頼する悪質な人々が、よそからくるので、しばらくやりません！と、

謹慎期間を設けたのでした。
ラブは、おもしろがって言ったものの、

ララ尾の入院先で、付き添いをしながら、パソコンで、仕事をしつも、三面記事ネットニュースを眺めています。

トウサンオウは、教会に泊められ、苺ちゃんは、教会の施設に預けられています。

神楽町小学校は、しばらくほとぼりが冷めるまで、念には念を、の雲のバス通勤です。

神楽町に、不思議な空気感が漂いはじめました。

もともと、なんと言ったら不思議な街の、福の神達が作った聖域神楽町。。、

だけど、その、福の神の緻密なセンサーに、、入街記録が、なーーんにもないとは！！！神楽町の人々は、ザワザワしはじめました。。。

人は誰でも、天使と悪魔が住み。どんな善良な人も、一匹の蛇を心に飼わざるをえないのですが、長所短所バランス、絶妙なバランスにて、、人の魅力も輝きますし、
福の神だって、欲あり、嫉妬あり。などなど欠点もたくさんありますが、細かいことはいざ知らず。
しかし。

あまりにも、人に害をなす、
凶暴、凶悪すぎる、殺人犯や誘拐犯なら、福の神センサー、神通力に反応し、結界が張りめぐされ、街に入ってこれないはず。


って、ことは、事故、？迷子？？あるいは、、可愛くて可愛くて連れさられた。。。にしろ、

ちいさいちゃんが、連れさられた、ならば、よほどの資産家でもない限りは、食費の心配があります。

夕刊には、、神楽町で、赤ちゃん行方不明。福の神氏の結界にひっかからず、

事故か、

そして。。神楽町で、記憶喪失の女の子見つかる。入街の記録なし。推定２歳？！！仮名で苺ちゃん。
赤ちゃんなら、出産した母親が、置き去りにして、入街に記録は、のこりませんが、、２歳ぐらいで、神楽町外来としての、記録がありません。パスポートの記録もありません。

ミッシングチルドレンと、捨て子平和な神楽町に。。。。

「パラレルワールドの話か、、、」テレビ中継で、評論家が言います。
ザワザワ。。。それも、ありえるのか、、ザワザワ、観客が、騒ぎはじめました。
苺ちゃんが。テレビに出演すると、「なーーーんにもわかんないの、わかんないの。海にいたの。海にいたら、知らないおじちゃんが倒れていて。。。おじちゃんが、起きて助けてくれたの。。。」

発見者の、おじさん、Xさん、の、
トウサンオウは、仮名で、テレビに出演し、僕は、気を失って、海で倒れていました。目が覚めたら、この苺ちゃんが目の前にいて。。。

ちいさいちゃん行方不明事件の後に、真逆の、誰か知らない身元情報を求む女の子事件。。。

「私も、苺ちゃん、この子ぐらいの、娘がいますので、苺ちゃんが、早くご家族のもとに、戻れますように。。。それから、チワワちゃんが、はやく見つかりますように、ご無事をお祈り致します。

落書き。。。し

シュナレモンと、ヴィーナス、落書き。↑

苺。。サプライズストロベリー続き。

「パスポートの受け付け、入街記録がないですよ。」神楽町の市役所で、市役所スタッフが、苺ちゃんの入街記録の調査をしていますが、

ここ最近は、見当たりません。しかし、こんな小さな子供が何日も1人でいられるわけがない。。。

神楽町では、テレビ局で、チワワのちいさいちゃん行方不明事件、を生放送で追求しているのですが、なんと、情報が全く入ってこないのです。

まさか、どこか、崖や海など、森で迷うなど、、、不審者の可能性があるのですが、なんらかの事故の可能性も捨てられません。

市役所のスタッフは、トウサンオウに、テレビの公開捜査で、迷子の女の子の身元情報を集めるように、依頼しましょうか？と、

聞きました。
それが、いいかも。テレビのパワー、影響力は、すごいもんがあるし。

でも、
トウサンオウは、もしも、トウサンオウとして、テレビに出たら家族に見つかるし、借金まみれでしたので、債権者に見つかるし。。。

トウサンオウは、おそるおそる。。。
「自分は、テレビに出なければいけませんか？プライバシーがありますので、」と、聞いてみました。

「あなた様は、協力者さんなので、いろいろあるなら、テレビに出なくても大丈夫です、ただ、この子を発見したいきさつなどを、匿名で声を変えてみなさんにお知らせするとか。」
市役所
スタッフは、時に、
行方不明や、相談事など、テレビ番組に、依頼する方を紹介したりやしていましたので、手慣れたものです。

テレビ局に、連絡し、打ち合わせが行なわれました。。。それにしても。。。パスポートも、街に入ってきた記録もないって？？？

町民以外が、街に入ってくると、自動センサーで、記録されます。犯罪防止のシステムです。

ちいちゃん行方不明情報の次に、記憶をなくした少女、
不思議なことに、街に入ってきた記録がない。
苺を食べたか、苺が大好きなんだー、という記憶だけあり、なので、苺ちゃんと、呼びます。




そして、発見者、X氏として、トウサンオウは、変声器で、声を替えて、仮名で、発見時の様子などを語ります。

ハイハイ。

苺。サプライズストロベリーの、お話しの、休憩中です。



シュナレモンと、ヴィーナス。。。

シュナレモンは、ミニチュアシュナウザーの仔犬の男の子。人間で、3歳ぐらいだと思われまーす。
もともと、三木センチュリオンというミニチュアシュナウザーに似たおじいさんが、ブリーダーさんをしているお店の犬でしたが、

三木さんの奥様のローズ夫人が、笑〜のエステサロンのクライアントさんであり、ローズ夫人は、カリスマ性お料理講師、美と魅力の福の神笑〜と、兄の、五穀豊穣、お料理、食料の福の神、タチバナに、お料理の相談、福の杜神社のご祈祷の依頼や寄付をしていました。。。

三木さんの息子さんが、海外にいて、そろそろ、一緒に暮らそうという話が出て、三木センチュリオンブリーダーさんを、一旦閉める事にしました。

三木センチュリオンの、ミニチュアシュナウザーは、大人気で、父親と母親は、三木さんの娘さんが飼い、
最後の仔犬達も、男の子、女の子、売り物にならない、小さなシュナレモンの三びきを三木さん達が残してみんな、新しい家族に無事旅立ちましたが、

売り物にならない、小さなミニチュアシュナウザー、のちのシュナレモン。

最後、ローズ夫人が、笑〜に、御礼だから、と、ミニチュアシュナウザーの赤ちゃんをプレゼントする事にしました。

笑〜は、前々から、ミニチュアシュナウザーの仔犬の女の子が産まれたら買います！と、ローズ夫人のおうちを訪ねた時に、すっかり仔犬の虜になっていましたが、

仔犬を差し上げるので、との約束と、
お別れのご挨拶とともに、三木さんのご自宅を訪問した笑〜は、

はじめ、女の子の仔犬をいただくつもりでした。。。でも、見ると、ひときわ小さな赤ちゃんがいて、笑〜に、

「お姉ちゃん、僕、シュナレモン。。。」とシッポを振って挨拶するのでした。
「その子は、シュナレモン。。この子は小さくて、売り物にはならないのよ。これから、海外の生活に慣れてくれるかしら、大丈夫かなぁ、」ローズ夫人が心配そうに言います。

見ると、他の2人の兄妹は、「お別れしたくないよー、みんな、みんな、どっか、新しい家族に、どっか行っちゃったよー、さみしいよー、」と、泣いているのでした。

シュナレモンだけが、「僕ね、、、この街が大好きなんだー、この街のワンちゃんは、なんでも食べていいし、言葉も話せるし、いたれりつくせり。あははは〜、」
まあっ、なんか、ちょっと、生意気な犬ね。。。

笑〜は、ボーぜんとしていると、「オジイ達と離れ離れはイヤだけど、僕の兄妹も、ほとんど離れ離れになったし。どうせ、ワンちゃんは、ほとんど新しい家族と暮らすし。僕、、この街から離れるのはやだなー、チョコレートが食べられなくなるなんて、死んだ方がマシだー、」

笑〜は、あっけにとられました。なんて、赤ちゃんなんでしょう。

シュナレモンは、三木さんに、毎日毎日、オジイ達と離れ離れはやだけど、海外に行きたくない、海外は、旅行しかイヤだー、チョコレートを食べられなくなるのはもっともっとイヤだと、ひっくりかえってヤンチャばかり言うのでした。

笑〜は、「じゃあ、お姉ちゃんと暮らす？？三木さんと会えなくなるわけじゃないし、預かりという事で、ね。」

三木さんは、本当は、末っ子の小さなシュナレモンが1番かわいくて、可愛くてたまりません、でも、シュナレモンの幸せを思うと、

福の神ブランド、で、福の神に育てられたり、福の神企業で働く人々は、豊かな幸せをもたらされています。

「ギフト、と、言っても、売り物にならなかったし。それに、手間がかからないかしら。」三木夫人が言うと、笑〜は、

「福の神には、不可能はないですよー、私がこの子を育てて、籍は三木さんとしましょう。幸せに、育てます。」

予定していた御礼の
プレゼントは、預かり、に、なりました。
三木シュナレモン、、、福の神との生活が、それからはじまったのです。

笑〜、エミー、福の神。美容、美と魅力の福の神。小学校中学年。人間で、7、8歳というところ。ラベンダーカラーの食用蛙。華やかでセクシーな美女。気が強く、
短気で喧嘩っぱやいので、シュナ坊からは、鬼ババ、と呼ばれ恐れられているが、頭の回転が早くて懐が大きく寛大。。。福の神の家では、リーダー格。学校でも、高学年を差し置いて、生徒会長。

と、キャラクター説明でしたが、ここからは、またまた、お話しも続きまーす。

宇宙人グリ。。。

「グリ、、、あなた。ヴィーナスに、サプライズストロベリーを試作のまんま、渡したのー、」グリのお母さんは、言いました。

「だって。なんか、楽しくてー、ひっさしぶりに、ヴィーナスの元気な姿にさー、で、ワクワクすることがありますよーに、ってあげたのよー、定番お土産の惑星のかけら、だけではね、ひと味ひねらないとさー。」

「だって、グリ、私たち、家族旅行で、地球に行った時に、グリが、サプライズグッズを持っていったら、パーン、と大きな音がして、弾けて、私たちは、姿を消してたけど、スーゴイ音がして、地球では、テロか？？と、あわやのおー騒ぎになったでしょ、原因不明の大音響って。
この星のものが、地球で、どうでるか、わからないのよ、確かに、グリは、楽しい楽しいグッズをたくさん作るけれどね、珍しいもの好きな、ヴィーナスに、新しい試作のストロベリーを渡すのは、、、
アブナイわ。。。地球では、この星と違うかもしれないし！」

サプライズストロベリーは、グリが、黄色い苺は、幸せを、青い苺は、トラブルの収集元どおり、円満解決を、

しかし、赤い苺は、おもしろい事なんだけど、なにがおきるかは、わからないよ、とゆう、エンターテイメントグッズとして、イタズラ兼、サプライズギフトとして開発したばかりでした。

「アーッ、そっか、どうも、ヴィーナスが地球に住んでることを、すっかり忘れて、お土産感覚で渡したの。。。」

グリは、すぐに、ヴィーナスにテレパシーを発信しました。

「こちら、、グリ。。ヴィーナス、ヴィーナス、そーいえば、あの、サプライズストロベリーは、どうした？？！よくよく、考えたら、うちの星と。地球では、ご事情も違うよね。。。なんか、危害がないと、いいのだけど、こちらでは、可愛いイタズラで、済む効果も、そちらじゃ、わかんないし。」

ヴィーナスが、、「あっ、グリ。。。サプライズストロベリー？、あ、忘れてたー、あれね、地球に帰って箱の中を見たら、溶けてなくなっちゃってたのよー、きっと、地球の気候には向かないかもねー、箱はあるのに、中身、三つとも、綺麗サッパリこ。アイスクリームとか、氷みたいなもんかなー、」

「あらまあらま。。そ、それは、残念残念無念だけど、、、でもさ、よくよく考えたら、テロや爆発とか、そんなもんじゃなくってなによりだわー、そー、思わないとね、ま、こっちだと、ベタベタのコテコテの、惑星のかけら、も。そっちじゃ、大人気みたいだしねー、近々、日帰りでそっちに行きたいわ。お犬さんとも遊びたいし、ヴィーナスは、モコモコのお犬さんの友達いるんでしょー。」

「お犬さん？？？いま。ここで、一緒にエビフライを食べてるわよー。クラスメイト。職場の社長の家にいるのよ。私の友達の、犬は、小型犬だから、大丈夫よ。だけど、行方不明の赤ちゃんChihuahuaは、気を付けなきゃ、かじられるからね。」

「まぁ！！！行方不明のこ、まだまだ見つからないの？？！怖いわねー。」

シュナ坊。。。↑

ピピコ。。福の森。。。

「あっ、、、こ、こんにちは〜。」トウサンオウが、言います。

「観光ですか、、、」ピピコが言いました。死の旅で、死に場を探して、死ぬ前に、天国を見たいと願って、神楽町に来たトウサンオウです。

だから、、観光と言えば観光なんでしょう。確かに。。。神楽町民でもないし。

「はい、たまには、ユックリしたいと思いまして、仕事、仕事で、もうストレスばかりで、以前からずーっと憧れていた、この神楽町にこれたらなと、」

トウサンオウが言うと、ピピコは、「あら、お嬢さんですか、可愛いですねー。」

「お嬢さんとゆうか、あの、海辺で、この子が迷子になったようです、この子が、記憶をなくしているようでして。。。どこに住んでいるのか、全然覚えてないようですが、苺を食べたり、どうも、苺が大好きなようで、それで、その、無人販売所で、箱いっぱいの苺が、ありまして。。」

たどたどしく、トウサンオウがいうと、少女が、「うん、あたしは、なーーんにも、わかんない。迷子になっちゃった。このおじちゃんに助けられて、苺を食べたりしたことは、覚えてるけど、
、、でー、苺ちゃんてゆう名前にしたから、苺ちゃん、って言うの。」

「迷子になっちゃったの？？！それにしても、神楽町では見かけない子だよね、観光客の方が、親御さんかなぁ〜、」ピピコが言うと、ピピコは、はっとしました。

神楽町は、特殊地域で、観光地になっていますが、国内でもパスポートがいります。福の神の納める聖域だからです。

トウサンオウは、一応パスポートは、なけなしのお金で、最後の死の旅としてきちんとこれだけは、と、取ってありました。

パスポート、問い合わせたら、この子の身元がわかるかも！

でも。。。観光客の方は、わりと、富裕層の方が多い傾向ですが、、、

子供がいなくなった場合は、すぐさま、通報があるはず。最後の最後として、この平和な神楽町に、なにかの事情で、子供を捨てたのかも。。

神楽町は、福の神の街。。。神楽町教会には孤児院があるし、福の神のサポートで、安心な暮らしが孤児院にも保証されているし。

ピピコは、トウサンオウに、パスポートの事務局に問い合わせてみようか、と提案しました。

トウサンオウは、もう、お金が尽きたので、財布を落としてしまったから、泊まる場所がないから、今日は、森の洞穴に泊まると、いうと、ピピコは、

夜まで、この辺りの、チーズやチョコレート工場は、見学者の方に試食もあるし、ワインやシャンパンや、酒蔵では、試飲があるから、それから、森の聖なる泉では、新鮮な湧き水が、美味しいし、と、観光案内をひと通りしてあげました。

パスポートで、女の子の身元不明の場合は、テレビジョンで、呼びかけるといいわ。

「あの、森の休憩所でも、テレビジョンで、行方不明の子供のニュースが流れてたね、神楽町では、そんなこと、、、珍しいんだね！」トウサンオウが言うので、ピピコは、

「うん、珍しいよ、物騒な事件なんて、神楽町には、前代未聞なの。。。」

「キョーハ、コッチノオウチニキテセーカイ。シュナボーダケダト、コワクテナイチャウダローシ！コユキチャンノメンドーヲミレナイダローシ！」
アハハハハー、ヴィーナスが、シュナ坊をからかいます。
福の神達が、何時に帰ってくるか不明なので、もしもヴィーナスがいなかったらシュナ坊が一人ぼっちだし。シュナ坊が、小雪ちゃんの面倒は、見ることができなかったんじゃなーい！なーんて。
ヴィーナスが言います。

「ん、もーっ、1人で大丈夫だもんねー、福の神のおウチは、世の中にこわい人がいようが、絶対安全な場所なんだし。こわくないもーん。」

犬は、一人ぼっちが苦手な生き物です。特に、シュナ坊は、寂しがりやの甘えんぼうずです。

「ララオクン、ニューインスルミタイダヨー」

テレビジョンでは、茶目コが、最近では、物騒な事件、子供の行方不明が、神楽町以外の地域で多発してる様です。
私の街、神楽町でも、犯罪のない町と評判でしたが、とうとう、赤ちゃんが行方不明になる事件が起きてしまいました。悲しい事です、不思議な事に、なーーんの情報も、手がかりは少しもありません！

すると、ちいちゃんの飼い主の、タチバナが出ました。「ちいさい、チビ、ちいちゃん、と呼ばれていますが、胃袋がバケモノ並みで、いなくなったら、すぐにわかるはずですが、、、それが、全く、手がかりはなし、です。。。まさか、まさか。。。最悪の事態は、、、と、思いますが、兄の、ララ尾も、心労で、入院することになりました、一刻も早く、見つかる事を願っでます。。。」

。。。。。。。
福の森。。。。
メンフクロウ、ピピコ。

メンフクロウのピピコは、どうも、あの、みすぼらしい男性と、正反対の育ちの良い小さな女の子が、ずーっと気になっています。




お兄ちゃんは、いろいろな多国籍の人々が、最近はこの街にも観光に来てるから、いろいろな人がいるので、違和感になるかもしれないが、あちらからしたら、自分達だって、違う文化の育ちだから、お互いさま。あまり、他人様に干渉しない、と、ピピコに注意しますが。。。
なぜだろう。。。

ピピコが、内緒で、家から出てはいけません、の学校命令を破り、家を出ては、森をさまよいました。あっ、、、

休憩所では、あの、みすぼらしい妖怪と可愛い女の子が、スーゴく楽しそうに、キャッ、きゃっと喜んでいます。

「こんにちは〜、」勇気を出して、ピピコが、2人に挨拶をしました。