2019年06月22日
真夏の夜のおとぎ話19マリリンのお誘い。
ヴィーナスは、
さすがに。。。ミリオン、ベルモ達に、
ズケズケと木蓮寺や、海の家クワタに直接あんたんちに行くわーみたいにはさすがに言えるわけがないので、
木蓮和尚に
プルメリア島でお店など、待ち合わせやお話し合いがしやすいところがありましたらご指定くださいませとご返事しました。
翌朝
神楽小学校に登校し。ヴィーナス、福ちゃん、グリは学校前にモーニングに
南風に行きました。
神楽町小学校の近所の喫茶店
南風は、朝は通勤通学の急ぎの人傾向で。モーニングは回転率が良いのです。最近はランチから、閉店まで
ショップスペースが出来て混み合って
カフェスペースには入れないことも多々あります。
ショップは、テラスのイートインがあるのですが。。。ショップは旬のスイーツが目白押しでした。
最近はテーマが甘酸っぱさ。
あとは、真夏の盛りに向け、抹茶やほうじ茶などいまはともかく爽やかさをテーマにしている傾向にあります。
季節柄に細かい歳時記。気候を読み、お菓子がつくられています。
もちろん、スタンダードなロングセラー的なものもありますが。
安定と変化ね〜。あまり奇をてらわないけれど個性的な輝きがいいのよね〜。
ヴィーナスは、水蓮寺訪問時に、めぐちゃんに柘榴のチョコレートケーキや、最近は仕事関係にチェリーパイをお土産にしました。
そうそう。。。
ヴィーナスのきょうだい。
あの、森沢ベルモが、パンケーキのお店にチワワを二人連れてきていた、と。クラスメイトの蜜蜂のハニーが、ヴィーナスが変装してチワワとデート
と、カンチガイしたので、どうやら森沢ベルモは、甘いものは好きらしいし。
手土産は、ここ南風で買おうかなぁ〜。
ミリオンのほうも、わたしらの年齢の子どもならばだいたいは平均甘いものは好きだろうなー、と。
プルメリア島の二人の家族には、
手土産をスイーツに決めました。
しかし、ヴィーナス自身は。
ここ最近は南風では、手土産を買うばっかりで。落ち着いて珈琲を飲んでないかなぁ〜。
どこか、南風じゃない珈琲は物足りないし。
3人は、南風に入りました。。
ハリネズミの
マスターのグーが、「グリちゃん久しぶりだね〜、」と言ってきました、相変わらず混んではいましたが、さっとお会計を済ましている人もなかにはいたし、
同僚同士らしきのビジネスマンの席が空き。。
3人はその空いたばかりのテーブル席を見つけて座ると、
ミージイサンがやってきました。ヴィーナスが、シュルッと手を伸ばして
ミージイサン
と四人がけ席だったので手をフリフリ軽く合図しました。
「で、どーなったの。。。」ミージイサンは相変わらずアイスコーヒー派です。
今の時期は、アイスコーヒーは妥当なチョイスですが、ミージイサンは無シーズン。冬でもアイスコーヒーです。
今日は、水曜日にて。
ミージイサンは、
アイスコーヒーに、洋食モーニングにしました。
マスターが名古屋出身で、月曜日水曜日は、和食は赤だしです。
土日が白だし。その他はミックスのお味噌汁で、ミージイサンは赤だしが苦手なので、月曜日水曜日は必ず洋食にしました。
ヴィーナス達は三人とも和食に、納豆を付けました。
三人とも納豆は大好きです。
和食は、卵焼きと海苔とお味噌汁、きょうのおひたしと梅干しとその他は漬け物です。
小さな焼き魚は、今日は鮭でした。おひたしは、枝豆あえのヒジキです。
「飲まず嫌いでしょう」福ちゃんが赤だし苦手なミージイサンに言います。
「マイニチマイニチダト、アカダシモクドイカモシレナイケドサキョーハ、チンピラカトオモッタケド。ヒジキカー。」
やれやれ。やれやれ。
チンピラは、きんぴらごぼうの事です。
チンピラ、チンピラと、神楽町小学校の子ども達はきんぴらごぼうのことを言っています。
ヴィーナスは、相変わらずこれから暑くなるのに、珈琲はホットでした。どうも。香りを楽しむらしいのです。
「僕らさ、プルメリア島に行くかもだね〜」福ちゃんが言います。
「こっちくる、和尚の寺にくるんじゃないんだ。。。」ミージイサンは、
あちらが神楽町のミズタニオショーの
水蓮寺にくるのかと思っていたのですが。。。
「イマ、オヤノキョウダイノマリネーサンガキテイルカラサ。ハナシアイヲタチアイヲタノムカモ」
「へー、姉さんね。」とミージイサンが言っているので、
「オバ。オバサンイウト、ワカイシドクシンダカラ、オコルカラネ。
クラブノママダカラ。ネエサンテ。」
と、言っていると噂をすれば影なり。
マリリンから、ヴィーナスにラインです。
「ヴィーナス。今晩、仕事ないの
無いなら、友達も呼んでご飯食べましょ。」
なんぞと入ってきました。
「あたしは仕事ないけど。。。行きたいお店でもあるの」と返信してみると、
ヴィーナスの家系らしく
世話好きなマリリンは、
「グリもいるんでしょ。居眠り座温泉に来なよ。。こっちの方にいい感じのお店があるし。あんたとご飯食べるのも久しぶりだし。」
そもそも、マリリンは、ヴィーナスが赤ちゃんの時は一人暮らし先からわざわざヴィーナスのいる実家によく帰ってきて
なにくれと面倒を見ていました。
末っ子の葉月も、マリリンは可愛がり。、、しかし。葉月はそれに甘えてしまったのですが。。。
マリリンみたいなタイプは、やっぱり歳下のパートナーを選ぶんだろうなぁ。と
黒服のカルモダンを見て
ヴィーナスは感じました。
とにかく世話がやきたいというか。ベリーのオババが、
この子達きょうだいが小さい時なんだけど、近所の子どもとママゴトをするとね、
マリリンは絶対お母さん役を演じ譲らないのよ。。。
反面葉月は、おしゃれしてお出かけするお姉さん役しかしないし。
あんたもたまには、お姉さんばっかりじゃなしにさ、お母さん役を演じてみな、
って葉月に言ったら、それぐらいならペットの役か、お父さんをやった方がマシ
だって。。。全くなんてこなんでしょう。葉月は。。。
そんな葉月が、大嫌いなはずの母親になってしまいました。
もっぱら、子育ては致しませんがね。
そうやって育ててしまったベリーとルッコラにも負い目があり。。
きょうだいが甘やかし。。
甘やかした負い目か、元の世話好きな性格か。。。
長子のマリリンは、母親がわりみたいにヴィーナスを気遣うのでした。
マリリンは、ラインでヴィーナスに、
お友達も連れてきな、ご飯たべようよ。と。
それから。。。
で、そのプルメリア島のヴィーナスのきょうだいが、、
葉月の代わりにあたしが会っておきたいしと、
身内として。
マリリンは同行していいなら同行する意向を示しました。
任せときな、とマリリンは頼られるのが好きです。
また、お昼までに行きたいお店決めとく、とあちらからのライン。
シュナ坊も連れて晩ごはんに行くかな。
それにしてもだけど。。。
森沢ベルモの方は多分、二人のチワワを連れてきそうな感じ。
十中八九。。。チワワを連れてくる。
しかも、一人が子鹿色。
白いほうはまだ、よしとして。
両方ともスムースだし。
つい先日、、、福の神の笑〜からヴィーナスは、チワワの赤ちゃんのチーコが元気ないから、
ちゃんと落ち着く薬のチョコレートを食べさせておしとやかにさせるから、顔見てあげてと頼まれました、
元気がないだと
そのわりにシュナ坊の話しだと相変わらずなバケモノレベルな食欲らしー。
チワコウには、我慢をさせる事を覚えさせないと。
赤ちゃんのオムツチワワ。。。生意気だわよ。
尻が青いくせに、彼女気取りとは。
子鹿色の赤ちゃんチワワのチーコ。
あいつはワガママだ。
赤ちゃん、女の子をダシにしてワガママを通そうとするし。
ヴィーナスは、チーコに、
なぜか、一方てきに好かれてる。
チワワ様々、赤ちゃんを武器にして。。避けると避けたヴィーナスがさも、
あんなにちいさなチワワちゃんを、赤ちゃんなのに。
可愛がれないって
なんて冷たいのかしら
と。
被害者のこちらを加害者に持っていく自己中ぶり。
赤ちゃん、チワワを完全に武器にしているし。
だから、
チワワは苦手なのですが、
しかし。、。ヴィーナスも、チワワ、チワワとチワワ呼ばわりされるし。
ま。。。学校行ったらシュナ坊を予約しなきゃね〜。奴はヒマだー。
なんだかんだ言って、ヴィーナスはシュナ坊を引っ張り回すのでした。
マリリンと黒服さんカルモダンの夕食にお連れするか。
福ちゃん、グリにも、今夜マリリン達と晩ごはんね、と。
ヴィーナスは、近々手土産をまた身内に持っていくので。とマスターのグーに挨拶しました。
神楽町小学校に着くと。もうすでに、マリリンは、ラインで、
居眠り座温泉、居眠り座峰の山頂近くに天空の台所ってあるんだけど、
ふもとからバスで送迎してくれるみたいだし、そこで夜景を見ながら
老舗のハンバーグやお肉料理はどう
それとも、他にある
と、きたので、
確かに夜景は綺麗だけど、今の時期だと。
もうちょっと北西の蓮水乃まで足を運べば、
十六夜川の川床料理もあるし。川床料理なら、和食がメインだけど、老舗のお肉やさんもあるでしょうし、
蛍が運良ければ見られるから、とヴィーナスは返信しました。
クリエイテヴィティあふれる美の大好きな金星人達。
居眠り座温泉、居眠り座峰は、山頂の山頂は、聖域奥の院で、引退した福の神や仙人達。いったい幾つなんだろう、
みたいなお年寄りが隠居し、現役福の神すら立ち入りできない神域です。
そのギリギリ近くまでは、居眠り座温泉の山の上の高級旅館やお料理屋さんがあり、
山の上から高級です。
ヴィーナスは、シュナ坊を見つけると、オバ、親のきょうだいがごちそうしてくれるから、今夜は時間空けといてと命令しました。
給食ビュッフェも、本日は
さして、たいした好みじゃないしね。
できれば、今度の日曜日は、プルメリア島へ行こう
ヴィーナスは。シュナ坊も、
ミリオンやベルモに会わすべく、プルメリア島に誘いました。
2019年06月21日
真夏の夜のおとぎ話、18ドキドキ。ソワソワ
あら。ららら〜ら。
クドイかも。。。胃が重っ。
お仕事の後。。。接待で。。。中華とは。
まっ。、。いいか。ランチは給食の酢豚だったんだけどなぁ〜。
で。目一杯楽しみ。。
接待される側だし。。
接待を受ける
コッチにメニューやお店の選択肢はナイ。
ずうずうしい性格に見えてヴィーナスは、あそこへ連れて行け、ここへ行けと接待を受ける側が、文句を言うのはけしからんと思うタチですし。
ヴィーナスは、やれやれと接待から帰ると、
即座にパソコンを開けました。
「おかえりー」福ちゃん、グリが寄ってきました。
福ちゃんもグリも、ヴィーナスのきょうだい問題に興味津々です。
「スイレンジニイラシテクダサイ。ダッテ。アタシ、プルメリアトウデモイインダケドナ。プルメリアトウ。イキタクナイ」
この、ヴィーナス達が住む神楽町麗しが浜、南新町は、神楽町の南の海辺です。
その南にプルメリア島があり、快晴の日は島が見え
大潮となれば、プラチナミルキーウェイが有名で、星の砂で白い橋ができます。
時間内であれば、プラチナミルキーウェイを歩いて渡れます。
しかし。そんな近いにも関わらず、ヴィーナスも福ちゃんも行った事がなく。連絡船もあり、船からは海底が覗けるので人気もありましたが、、、
灯台下暗しなんだよね。。。
「あたしのUFOで、海底探索しない麗しが浜でもいいんだけど、
、。プルメリア島で。」グリはノリノリです。
深刻な問題の話し合いだからなぁ〜。リゾートじゃないし。、
しかし。プルメリア島は、日帰りできる地域さね。
ま。。あたし達部外者は席を外すし。
パンケーキ食べに行こうよー。福ちゃんとグリは言います。
シュナ坊も誘って、グリのUFOを潜水艦機能に切り替えて。。。海底探索しよー。
グリのUFOは、最先端型で、タイムマシンはないものの、宇宙空間すらテレポート、以外に潜水艦、飛行機、車、電車モードに切り替えが効きます。
パソコンから、
木蓮和尚に、
学校の休みの日、土曜日か日曜日、ご都合のよろしい日時をお互いにすり合わせましょう。私たちがお伺いいたしますが
いかがでしょうか?
私は、オバのマリリンがちょうどこちらに来ていまして、そちら様がご家族でお話し合いでしたら、オバのマリリンは、
ミリオンさん、ベルモさんの生みの親の長子ですから、オバの都合がよければこちらもオバに立会い頼みますが、いかがでしょうか?
生みの親葉月は、ただいま、静養中でございます。
返信に
と書いて、、あ。。。だけど、あいだに水蓮和尚が入ってくださり。水蓮寺に場を設けてくださり。。。それなのに。。。なんだか失礼かな。。。
ヴィーナスは、まず水蓮寺の和尚にこないだ聞いたラインのアドレスから、
水蓮和尚。私たちが、プルメリア島に向かいますのはいかがでしょうか。
オバのマリリンが地球にいま来ていまして、必要でありましたら、オバに立会いを頼みます。打診しまして。
マリリンは、親の葉月のきょうだいの長子です。と送ってみました。
プルメリア島ならば日帰りできるし。オバのマリリンもプルメリア島には興味津々です。
黒服カルダモンとの仲を邪魔するのは悪いんだけど。。で、もしもマリリンがイヤだっていうなら、仕方ないし。
水谷和尚からは、
それでもいいよ。わしも、あまり、よそ様のご家庭の事情には首を突っ込むのは当事者がイヤかなと。こちらは協力はしますが。。。と言ってくれました。
水谷和尚は、ヴィーナスの家庭事情により、親の葉月がネグレドだの。。なんだか。。
後輩の木蓮和尚に、ミリオン、ベルモに
どう接しようかと言うところもありました。
水谷和尚には、檀家、信者から家庭が複雑化という相談はあるのですが。。自分達はぬくぬく裕福な幸せ暮らしだし、
木蓮和尚は近いし。アドバイスせよ、と言われても。どうなんだろとも思っていました。
ヴィーナスは、木蓮和尚に、その旨、
学校がお休みの時に、プルメリア島へ渡ります。お店などお話のできます場所をご指定くださいませ、とパソコンから送信しました。
それから、すぐ。
ヴィーナスは、マリリンに電話をかけて、
少し時間をちょうだい。。ミリオン、ベルモと会うことになりそうだから。
こちらに来ているんだから、身内として話し合いに立ち合って欲しいんだけどと頼みました。
マリリンはクラブのママさんなので、人に会うのが好きで趣味なタチだし。そつなくいらない事を言ったりするタチではないでしょう。
マリリンからは、日にちや時間によるけど、できるだけは行く様にするわ。だけど。。。葉月どうするのかしらね。。
葉月は、どうもしないよ。ミリオン、ベルモ、そのままの家庭で暮らすみたい。
いまさら葉月はどうにもならない。あてにもならない。
ヴィーナス。
あんたも、学校や仕事あるかもしれないけど、時間あったらごはんでも食べましょ。
マリリンが言いました。
そのうちね。ヨロシクー。
さてさて。。ミリオン、ベルモは、木蓮和尚から。。ヴィーナスから、二人は三人同時に生まれたきょうだいである、とききました。
話しにくいけれど、二人は産まれた時は仮死状態だったと。
それで、丁重にお弔いをしたそうなのです。
捨てたわけじゃない。。捨てられたわけじゃない。。
ヴィーナスが、休日予定を出してきてすり合わせ
みんな都合が合う日にそちらに向かいますがと。
ドキドキする。。。ソワソワ。。。
2019年06月20日
真夏の夜のおとぎ話。17.実は。。。ヴィーナスは。。。
ヴィーナスは。。。
三人同時に出産された。。。
だと。。。
いつもとは、まったく違う空気。
ものものしい雰囲気の金星の
スナック
キャラメル・リボン
ヴィーナスは、三人同時に信号のようなツヤツヤしい三色粒で生まれたらしく。。。
葉月さんの話しによると。
四年前の、
8月6日の早朝。
地球旅行で知り合ったタコの男の子と、何度かデートするために、地球にテレポートし、
子どもができた葉月さんは、ベリーやルッコラに内緒にしていて。。。というか、
本人は、赤ちゃんができたことを気付かずにいて。
ヴィーナス達は赤ちゃん粒で小さいので、三人お腹にいても、葉月さんは全く妊娠に気付かずに。。。
8月6日の早朝。。。
プルメリア島で、近くに住むミシェル、タコの男の子とデートしていた葉月さんは、
急に産気づき、、、
びっくりして、若い2人がオロオロしていたら、
カモメのおばさん2人が、とにかく、横になって。。。と、葉月さんの世話をしてくれて。。。
ほどなく。。。葉月さんは、同時に三人赤ちゃんを産みましたが、、、
あっ。。。
三人のなかで、1人赤いのだけが元気にピィピィ鳴いていました。ヴィーナスです。
あとの2人は息をしていない様子でした。
残念ながら。。。
カモメのおばさんや地元のタコのミシェルによると、プルメリア島は、天国のような島、天国に近い島と言われているので、
カモメのおばさんと、ミシェル、葉月さんは、青と黄色の2人の子どもの御葬式をして、
天国に近い島なので、、、天国にいけますように、2人を笹の葉の船に乗せて流しました。。。
あの日は、夜明け前から
ずーっとヒグラシの切ない鳴き声が響いていました。
暑いけれど、
ヒグラシの鳴き声が涼しげに響いたそうです。
唯一生きていた
赤い赤ちゃんは、タコの男の子ミシェルが、
葉月さんが金星からきたので、ヴィーナスと名づけました。
ここまでが、、、葉月さんの話しでした。
でもね。。。あの2人は、生きていた。。
ヴィーナスは、先ほど水連和尚から、弟弟子の木蓮和尚に聞いた話しをすると、、、
御葬式をして
赤ちゃんを流した。。その日は海は凪で穏やか。。。だったので、翌朝プルメリア島の
アクアオーシャンの浜辺で、
海の家クワタの釣り客が、笹の葉の船を発見したのです、実は、赤ちゃんは死んでなどおりませんでした。
最初、青いほうが、目を覚ましていました。黄色の子どもは、死んでいるかのようでした。
赤ちゃんを拾ってきた釣り客は、海の家クワタの主人に2人を見せました。
釣り客は、海の家クワタの民宿海のあかりにたまに趣味の釣りがてら泊まりにきますが、日常生活が、海外出張ばかりで、
生命体と暮らすのが難しいが、このままこの子をほうっておくのはかわいそうだと言います。
どうも?宇宙人の子どもみたいで。
クワタの主人が、近所にすむ
息子が民宿海のあかり経営で、いまは、夫婦だけの生活だし。ぼちぼち犬とでも暮らそうかなみたいにノンキにカミさんと話していたところだと。
だから。。。とりあえずうちで。と保護しましたが、黄色の方は。。。なんだか、かわいそうだけど亡くなってるのかな、と。
木蓮寺の
お寺の住職の、木蓮和尚に、お経をあげてやってくださいませ。かわいそうだ。と、
クワタの主人が、いきさつを話して小さな葬儀を依頼しました。
しかし。。。黄色の方は、、、生きていたのです。。衰弱はしているものの、ぴくぴくとし、木蓮和尚夫婦は、黄色の赤ちゃんを介抱しました。
クワタの主人には、黄色の赤ちゃんは生きているが、、介抱するうちに可愛くなって
ウチにくれないか??という話しになりました。
クワタの主人は、
あれほど、木蓮和尚は、犬や他のいきものと暮らすと他の修行僧がかわいそうだし
と言っていたのになぁ〜、、と驚きましたが、
宇宙人と暮らすのは初めてのことだし、
桑田さん1人では不安なので、
お互い生体の育成をしてシェアしようという事になりました。
森沢ベルモは、ちょっとぽわ〜んとしているので、、、少し抜けていると言うか。。
だからか、、、
ヴィーナスやミリオンが原色ですが、ベルモはレモンイエローのパステルカラーです。
ミリオン、ベルモは死んだものとしてお弔いをされた。。。
わざとじゃないにしろ。。
赦されるんでしょうか。
確かに、葉月さんだけでなく、旦那さんも
助産婦さんの役をしてくれた
2人のカモメのおばさんも、
ミリオン、ベルモは亡くなったと思いこんだのですから。。。
ヴィーナスは、
この事は、約束通りに水谷和尚に、木蓮和尚に報告しなければなりません。
「それで、、、ミリオンやベルモには、会うの」
ヴィーナスは、葉月さんに聞きましたが、葉月さんは
考えさせて。。。亡くなっていたと思われた子が、、、実は生きていたなんて。。想像もつかなかったら。。
だと。。。
ヴィーナスが。。。一人で。嫌な役を。言いにくいことを言わねばなるまいか。。
ワザと、子どもを棄てたわけじゃないし。
ミリオンも、ベルモも二人とも
良い家庭に引き取られたみたいだし。金星よりも楽しい地球に住めているし。。。
なに不自由ない生活らしい。。。美しいプルメリア島に住んでるし。
約束している通りに真相を話すしかない。。聞いた通りに。。
そういう約束だ。。
葉月はアテにならないし。。。本来葉月を取っ捕まえて謝罪させたい。。
だけど、、まぁ。。メンドくさい事になるだろうし。。。
さすがの葉月さんも、ベリーから
ヴィーナスそっくりの子どもがいるが、青とレモンイエローらしい、どういうことよ!
と連絡をされあわてていそいできたらしい。
ヴィーナスは、これ以上喧嘩して
あまり、葉月のもとにいたくなかった。
ワザとミリオンやベルモを流したわけじゃないだけでもありがたく、ミリオンやベルモは素直な良い子に良い家庭に引き取られたみたいだし。。。
あたしは自立したし。。
それで。。。ヨシとしないと。なんせ、この奔放でワガママなふりまわし宇宙人が
いなければ、あたしは生まれることはないし。
パパ、タコのミシェルはヴィーナス達の生まれた翌月、9月の台風の大嵐で行方不明になって。。
それきり。。。
「もう、戻るのかい。みずくさー、」ベリーがヴィーナスとグリに言います。
「赤ちゃんの耳かきがあるし。。仕事があるし。。。また帰ってくるわ。グリももっとこっちの学校に来たいみたいだし。。。」
「耳かきが。。。ホジクリすぎるんじゃないわよー、ホドホドにしないと。」
「あたしは耳かきがプロよ。」
ベリーとルッコラの長子マリリンが、黒服さんと来ていました。
クラブ。キャラメリゼのママのマリリンと、
恋人らしき黒服さん。。。
マリリンと、黒服さんは、
クラブ経営の為に地球旅行で視野を広げるらしいけれど
視野見聞ってより。どーも、エンジョイング、婚前旅行。
黒服さんは、カルダモンというらしく、マリリンより少し歳下で、
マリリンきょうだいの真ん中のナオキと同い年らしい。
ナオキの紹介でキャラメリゼに入ってきたみたい。。。
チワワとウクレレを散歩から連れて帰ってきたルッコラは、昼メシぐらい食ってけと言ってくれましたが、
ヴィーナスとグリは顔を見合わせ、酢豚。
「マリ姉さん達も観光先でお昼を食べた方がいいでしょう。」ヴィーナスは、マリリンをオジオバのというと叱られるので、
クラブのママですので、性別不明でも、あえて、
マリ姉さんと言っています。第二子のナオキは
ナオキと呼び捨てにしても。
「そうね、少しでも現地に触れたい」マリリンは言います。
マイクロビーンズのベリー溺愛のペット達。
チワワとウクレレは、ヴィーナスに遊んで欲しそうだったけへれど、、、チビに絡まれるのはまっぴら。。
ピョンピョンうるさいので、
なわとびで繋いでベリーに怒られたし。
サマーカットと言ってふわふわのウクレレの気をハサミで切って怒られたし。
ヴィーナスは、チビで、落ち着きのないものから好かれやすく。。バーイ
またね〜、
グリのUFOに、ヴィーナスは、オバのマリリンと、マリリンの恋人カルダモンと乗り込みました。
マリリン達は、
「神楽町、居眠り座温泉にまず泊まる事にしたの。」神楽町北部では温泉街で、居眠り座峰の山の温泉街です。
マリリンに、
神楽町が素晴らしいことは、グリがよく話していました。
時間があったらプルメリア島にわたしも行くわ。葉月の子どもと話しがついたら、
いきなり押しかけるのはよくないし。
あたしもオバだからさ、大丈夫なら
呼んでちょうだいよ、ヴィーナスとマリリンがいいました。
グリのUFOに行き先をインプットするとほどなくして、
神楽町の北部、居眠り座温泉に着きました。
マリリン達と別れると、ヴィーナスとグリは神楽町小学校へ。
グリは、
空間にUFOを放り込みました。
登校すると、
「グリちゃん久しぶり」クラスメイト達が。臨時生徒のグリをウエルカムしました。低学年児童は、午前中最後の授業を受ける時間です。
助けてー。。ヴィーナス
シュナ坊があわてて、ヴィーナスに寄ってきました。
朝、みーじいさんと、メグちゃんと車に乗って登校したら
ヒューヒューと、朝帰りだ
とからかわれているらしいのです。
「シーラナイ。
アタシハグリトトモニ、トウコウ。」
「ね、ねー、ヴィーナスたら。」
「メグチャンヲ、オウマサンテイウバチ」
さてさて。。学校が終わり、今日は福ちゃんも先に家に帰っているからと、グリを
海辺の白い家に帰らせ、
ヴィーナスは、赤ちゃんの耳かきと、お仕事、
その前に、学校で、水谷和尚には
こうでしたから、と。葉月さんは確かに二人を産み、、仮死状態を亡くなったとカンチガイされまして、と、
水蓮寺の
パソコンに、メッセージをしました。
帰りしな、みーじいさんがいたので、南風に行くけど、行く
と言われたので、
お客様の手土産を買うだけしか時間がないけど、南風で手土産を買うからと、
神楽町小学校すぐそばのカフェ南風に立ち寄りました。
歩きながら、みーじいさんには、水谷和尚さんに、話しをしておいたからね。実は。。と
やはり、ヴィーナスとミリオン、ベルモは三つ子のきょうだいで。、。順番なく同時に生まれたと。。。
水谷和尚には、いきさつを説明メッセージを入れましたが。。。
ほんとのところ。。。ミリオン、ベルモはどう接したらいいのかはわかりません。
あちらの出方を見ようかと。、ヴィーナスに珍しく消極策でした。
できれば、葉月をつかまえ、謝罪をさせたい。。
だけど、葉月も、まさか。御葬式を出した子達が、生きてるとは。
青天の霹靂。
父親は、タコのミシェルは行方不明だし。生存の安否も不明。。。
南風で、マスタ。今日は、お土産を、
と。。相変わらず、いまは時期がらに、メニューは、変わっても甘酸っぱいフェアの最中は続いていました。
ヴィーナスは、レモンサブレと、チェリーパイを手土産用にしてもらいました。
さて。。。と、スマホを見ると
水谷和尚からメッセージが入っています。
「ミズタニオショーカラ。
ツゴウヲツケテ、スイレンジニイラシテクダサイイ。。ミリオン、ベルモ、モクレンオショニアッテクレマセンカ
ダッテ。」
「そうかぁ。。。仲良くなると、いいね」
みーじいさんが言いました。
三人同時に出産された。。。
だと。。。
いつもとは、まったく違う空気。
ものものしい雰囲気の金星の
スナック
キャラメル・リボン
ヴィーナスは、三人同時に信号のようなツヤツヤしい三色粒で生まれたらしく。。。
葉月さんの話しによると。
四年前の、
8月6日の早朝。
地球旅行で知り合ったタコの男の子と、何度かデートするために、地球にテレポートし、
子どもができた葉月さんは、ベリーやルッコラに内緒にしていて。。。というか、
本人は、赤ちゃんができたことを気付かずにいて。
ヴィーナス達は赤ちゃん粒で小さいので、三人お腹にいても、葉月さんは全く妊娠に気付かずに。。。
8月6日の早朝。。。
プルメリア島で、近くに住むミシェル、タコの男の子とデートしていた葉月さんは、
急に産気づき、、、
びっくりして、若い2人がオロオロしていたら、
カモメのおばさん2人が、とにかく、横になって。。。と、葉月さんの世話をしてくれて。。。
ほどなく。。。葉月さんは、同時に三人赤ちゃんを産みましたが、、、
あっ。。。
三人のなかで、1人赤いのだけが元気にピィピィ鳴いていました。ヴィーナスです。
あとの2人は息をしていない様子でした。
残念ながら。。。
カモメのおばさんや地元のタコのミシェルによると、プルメリア島は、天国のような島、天国に近い島と言われているので、
カモメのおばさんと、ミシェル、葉月さんは、青と黄色の2人の子どもの御葬式をして、
天国に近い島なので、、、天国にいけますように、2人を笹の葉の船に乗せて流しました。。。
あの日は、夜明け前から
ずーっとヒグラシの切ない鳴き声が響いていました。
暑いけれど、
ヒグラシの鳴き声が涼しげに響いたそうです。
唯一生きていた
赤い赤ちゃんは、タコの男の子ミシェルが、
葉月さんが金星からきたので、ヴィーナスと名づけました。
ここまでが、、、葉月さんの話しでした。
でもね。。。あの2人は、生きていた。。
ヴィーナスは、先ほど水連和尚から、弟弟子の木蓮和尚に聞いた話しをすると、、、
御葬式をして
赤ちゃんを流した。。その日は海は凪で穏やか。。。だったので、翌朝プルメリア島の
アクアオーシャンの浜辺で、
海の家クワタの釣り客が、笹の葉の船を発見したのです、実は、赤ちゃんは死んでなどおりませんでした。
最初、青いほうが、目を覚ましていました。黄色の子どもは、死んでいるかのようでした。
赤ちゃんを拾ってきた釣り客は、海の家クワタの主人に2人を見せました。
釣り客は、海の家クワタの民宿海のあかりにたまに趣味の釣りがてら泊まりにきますが、日常生活が、海外出張ばかりで、
生命体と暮らすのが難しいが、このままこの子をほうっておくのはかわいそうだと言います。
どうも?宇宙人の子どもみたいで。
クワタの主人が、近所にすむ
息子が民宿海のあかり経営で、いまは、夫婦だけの生活だし。ぼちぼち犬とでも暮らそうかなみたいにノンキにカミさんと話していたところだと。
だから。。。とりあえずうちで。と保護しましたが、黄色の方は。。。なんだか、かわいそうだけど亡くなってるのかな、と。
木蓮寺の
お寺の住職の、木蓮和尚に、お経をあげてやってくださいませ。かわいそうだ。と、
クワタの主人が、いきさつを話して小さな葬儀を依頼しました。
しかし。。。黄色の方は、、、生きていたのです。。衰弱はしているものの、ぴくぴくとし、木蓮和尚夫婦は、黄色の赤ちゃんを介抱しました。
クワタの主人には、黄色の赤ちゃんは生きているが、、介抱するうちに可愛くなって
ウチにくれないか??という話しになりました。
クワタの主人は、
あれほど、木蓮和尚は、犬や他のいきものと暮らすと他の修行僧がかわいそうだし
と言っていたのになぁ〜、、と驚きましたが、
宇宙人と暮らすのは初めてのことだし、
桑田さん1人では不安なので、
お互い生体の育成をしてシェアしようという事になりました。
森沢ベルモは、ちょっとぽわ〜んとしているので、、、少し抜けていると言うか。。
だからか、、、
ヴィーナスやミリオンが原色ですが、ベルモはレモンイエローのパステルカラーです。
ミリオン、ベルモは死んだものとしてお弔いをされた。。。
わざとじゃないにしろ。。
赦されるんでしょうか。
確かに、葉月さんだけでなく、旦那さんも
助産婦さんの役をしてくれた
2人のカモメのおばさんも、
ミリオン、ベルモは亡くなったと思いこんだのですから。。。
ヴィーナスは、
この事は、約束通りに水谷和尚に、木蓮和尚に報告しなければなりません。
「それで、、、ミリオンやベルモには、会うの」
ヴィーナスは、葉月さんに聞きましたが、葉月さんは
考えさせて。。。亡くなっていたと思われた子が、、、実は生きていたなんて。。想像もつかなかったら。。
だと。。。
ヴィーナスが。。。一人で。嫌な役を。言いにくいことを言わねばなるまいか。。
ワザと、子どもを棄てたわけじゃないし。
ミリオンも、ベルモも二人とも
良い家庭に引き取られたみたいだし。金星よりも楽しい地球に住めているし。。。
なに不自由ない生活らしい。。。美しいプルメリア島に住んでるし。
約束している通りに真相を話すしかない。。聞いた通りに。。
そういう約束だ。。
葉月はアテにならないし。。。本来葉月を取っ捕まえて謝罪させたい。。
だけど、、まぁ。。メンドくさい事になるだろうし。。。
さすがの葉月さんも、ベリーから
ヴィーナスそっくりの子どもがいるが、青とレモンイエローらしい、どういうことよ!
と連絡をされあわてていそいできたらしい。
ヴィーナスは、これ以上喧嘩して
あまり、葉月のもとにいたくなかった。
ワザとミリオンやベルモを流したわけじゃないだけでもありがたく、ミリオンやベルモは素直な良い子に良い家庭に引き取られたみたいだし。。。
あたしは自立したし。。
それで。。。ヨシとしないと。なんせ、この奔放でワガママなふりまわし宇宙人が
いなければ、あたしは生まれることはないし。
パパ、タコのミシェルはヴィーナス達の生まれた翌月、9月の台風の大嵐で行方不明になって。。
それきり。。。
「もう、戻るのかい。みずくさー、」ベリーがヴィーナスとグリに言います。
「赤ちゃんの耳かきがあるし。。仕事があるし。。。また帰ってくるわ。グリももっとこっちの学校に来たいみたいだし。。。」
「耳かきが。。。ホジクリすぎるんじゃないわよー、ホドホドにしないと。」
「あたしは耳かきがプロよ。」
ベリーとルッコラの長子マリリンが、黒服さんと来ていました。
クラブ。キャラメリゼのママのマリリンと、
恋人らしき黒服さん。。。
マリリンと、黒服さんは、
クラブ経営の為に地球旅行で視野を広げるらしいけれど
視野見聞ってより。どーも、エンジョイング、婚前旅行。
黒服さんは、カルダモンというらしく、マリリンより少し歳下で、
マリリンきょうだいの真ん中のナオキと同い年らしい。
ナオキの紹介でキャラメリゼに入ってきたみたい。。。
チワワとウクレレを散歩から連れて帰ってきたルッコラは、昼メシぐらい食ってけと言ってくれましたが、
ヴィーナスとグリは顔を見合わせ、酢豚。
「マリ姉さん達も観光先でお昼を食べた方がいいでしょう。」ヴィーナスは、マリリンをオジオバのというと叱られるので、
クラブのママですので、性別不明でも、あえて、
マリ姉さんと言っています。第二子のナオキは
ナオキと呼び捨てにしても。
「そうね、少しでも現地に触れたい」マリリンは言います。
マイクロビーンズのベリー溺愛のペット達。
チワワとウクレレは、ヴィーナスに遊んで欲しそうだったけへれど、、、チビに絡まれるのはまっぴら。。
ピョンピョンうるさいので、
なわとびで繋いでベリーに怒られたし。
サマーカットと言ってふわふわのウクレレの気をハサミで切って怒られたし。
ヴィーナスは、チビで、落ち着きのないものから好かれやすく。。バーイ
またね〜、
グリのUFOに、ヴィーナスは、オバのマリリンと、マリリンの恋人カルダモンと乗り込みました。
マリリン達は、
「神楽町、居眠り座温泉にまず泊まる事にしたの。」神楽町北部では温泉街で、居眠り座峰の山の温泉街です。
マリリンに、
神楽町が素晴らしいことは、グリがよく話していました。
時間があったらプルメリア島にわたしも行くわ。葉月の子どもと話しがついたら、
いきなり押しかけるのはよくないし。
あたしもオバだからさ、大丈夫なら
呼んでちょうだいよ、ヴィーナスとマリリンがいいました。
グリのUFOに行き先をインプットするとほどなくして、
神楽町の北部、居眠り座温泉に着きました。
マリリン達と別れると、ヴィーナスとグリは神楽町小学校へ。
グリは、
空間にUFOを放り込みました。
登校すると、
「グリちゃん久しぶり」クラスメイト達が。臨時生徒のグリをウエルカムしました。低学年児童は、午前中最後の授業を受ける時間です。
助けてー。。ヴィーナス
シュナ坊があわてて、ヴィーナスに寄ってきました。
朝、みーじいさんと、メグちゃんと車に乗って登校したら
ヒューヒューと、朝帰りだ
とからかわれているらしいのです。
「シーラナイ。
アタシハグリトトモニ、トウコウ。」
「ね、ねー、ヴィーナスたら。」
「メグチャンヲ、オウマサンテイウバチ」
さてさて。。学校が終わり、今日は福ちゃんも先に家に帰っているからと、グリを
海辺の白い家に帰らせ、
ヴィーナスは、赤ちゃんの耳かきと、お仕事、
その前に、学校で、水谷和尚には
こうでしたから、と。葉月さんは確かに二人を産み、、仮死状態を亡くなったとカンチガイされまして、と、
水蓮寺の
パソコンに、メッセージをしました。
帰りしな、みーじいさんがいたので、南風に行くけど、行く
と言われたので、
お客様の手土産を買うだけしか時間がないけど、南風で手土産を買うからと、
神楽町小学校すぐそばのカフェ南風に立ち寄りました。
歩きながら、みーじいさんには、水谷和尚さんに、話しをしておいたからね。実は。。と
やはり、ヴィーナスとミリオン、ベルモは三つ子のきょうだいで。、。順番なく同時に生まれたと。。。
水谷和尚には、いきさつを説明メッセージを入れましたが。。。
ほんとのところ。。。ミリオン、ベルモはどう接したらいいのかはわかりません。
あちらの出方を見ようかと。、ヴィーナスに珍しく消極策でした。
できれば、葉月をつかまえ、謝罪をさせたい。。
だけど、葉月も、まさか。御葬式を出した子達が、生きてるとは。
青天の霹靂。
父親は、タコのミシェルは行方不明だし。生存の安否も不明。。。
南風で、マスタ。今日は、お土産を、
と。。相変わらず、いまは時期がらに、メニューは、変わっても甘酸っぱいフェアの最中は続いていました。
ヴィーナスは、レモンサブレと、チェリーパイを手土産用にしてもらいました。
さて。。。と、スマホを見ると
水谷和尚からメッセージが入っています。
「ミズタニオショーカラ。
ツゴウヲツケテ、スイレンジニイラシテクダサイイ。。ミリオン、ベルモ、モクレンオショニアッテクレマセンカ
ダッテ。」
「そうかぁ。。。仲良くなると、いいね」
みーじいさんが言いました。
2019年06月19日
真夏の夜のおとぎ話、16ことの真相をあばく、??
気遣いをし。
幼なじみのグリが席を外しますと言ったのですが、
グリは、家族も同様!
ベリーは、グリも入りな。と、朝。開店前のスナックキャラメル・リボンに
ヴィーナスとグリ2人を入れました。
カウンターの奥には。。。
チョコンと葉月さんが座っていました。
葉月さんは、ヴィーナスを見つけると、
「あんた、勝手に地球暮らしをしてるんだって
どういうつもり、。。」と、ヴィーナスに、会うが早いかなんと。。。突然怒りだし。つめよります。
これには、ベリーが激怒して、
「ハズ。あんたにそんなことを言ってる資格はあるのっ。」ピシャリと怒鳴りつけました。
「そうよ。ハズには怒る権利はないでしょう!
あんたどういうわけよ。。あたしソックリの。。。。あたしソックリと、ハズソックリの。。。」ヴィーナスは、
唐突にいきなり、怒りのあまりに、
ミリオンとベルモの事を切り出してしまいました。
「あんた、プルプルしてチワワみたいに。。。スマホのバイブ
地球に行った時にいたチワワみたい。。。ヴィーナス、、親に向かってあんたとはなによっ。ハズとか呼び捨てにして。。。」
「話しをそらさないでちょうだい、。。。なんなの。。。なんで、自分はフラフラしといてあたしの事を言えるわけ??!
プルプルしてるのは、怒り。
チワワだと
なんなの。。生まれてすぐにおいてきぼりにして。。。しかも。。しかも。。あたしソックリの子達は。。。」
「あの子達は。。。あの子たちは。。生きていたのね。。。
あたしは。。。あたしは。」
葉月さんは黙ってしまいました。
え
あの子たちは?生きていたの?
え。。。
ヴィーナスに似た子どもがいるが、
どういうことか、は。
葉月さんの母親のベリーも詳細は、なんにも聞いていない様子でした。
葉月さんは、黙って。。。
「どうなのよ、知ってるんでしょうに。あたしソックリの、桑田ミリオン、森沢ベルモ。。。なんなの。。知ってるんでしょう。」
ふだん短気で怒りっぽいヴィーナスは既に噴火しました。
桑田ミリオン、森沢ベルモ。。。
2人を知ってる。。。しかも、その2人は、
笹舟に乗せられて、赤ちゃんの時に流されて。。。
うまれたての赤ちゃんを
悪意よ。。悪意よ。
「ハズ、観念しなさい。どれだけ子どもを傷つけてきたの。」ベリーも本気で憤慨しました。
まさか。。。口べらし。。
それとも。。ヒルコ。恵比寿様の様に気に入らないから。。。
生きたままで、赤ちゃんを船で流したの。。
ヴィーナスは、
小学校の歴史やら倫理道徳やらの、
授業を受けたなかで、口べらしやら、恵比寿様の話しが急速に頭に思い浮かびました。
ベリーの大事な大事な大事な溺愛する
チワワとウクレレは、キュンキュン飛び跳ねて
ベリーやヴィーナスといたがりましたが、
修羅場を見せたくないので
あわててルッコラが散歩に連れ出しました。
グリも黙って硬直しています。かわいそうに。。。巻き添えられて。
協力者のグリを巻き添えにせず、
キャンキャンキャンキャン、甘えすぎの
チビたち、マイクロビーンズのペットのチワワとウクレレが、この場に甘やかさずに置いてやればいいのにさ。
ベリーのババも、勝手だわね。。。
ヴィーナスは思いましたが、
この事態には、
葉月さんは、黙ってしまいました。
さてさて。
こちらは、
神楽町の北西蓮水乃の水蓮寺で、空間に消えた
グリとヴィーナスを見送ると。
ミージイサンとシュナ坊と、水蓮寺の水谷和尚にお礼を言い、メグちゃんも連れて
神楽町小学校に向かいました。
ミージイサンの車で、シュナ坊が、ミージイサンに、
「ね〜、ヴィーナスはさ。やっぱりきょうだいがいるんかなぁ。。でも。怒ることかな」
「怒る」
「だってさぁ。ヴィーナスってずーっとジジババみたいな人が大切にしてくれたんでしょ。僕だってさぁ。パパまま。。なんか、
ジィジの嫁さんに行った娘んちにいるけど。。。別に会ってないよ。」
シュナ坊の両親は、三木龍馬氏の嫁いだ娘の家にいました。
サムと蘭の夫婦です。
三木龍馬氏の家にいるのは、いちご姫とコモモ。敷地内にある息子夫婦の家にポポロがいます。
ポポロ、いちご姫、コモモは、サムと蘭の子どもで、
シュナ坊は、それから。何年かたってからのサムと蘭の子どもです。
だから。最近、神楽町にポポロ、いちご姫、コモモが
三木龍馬氏と遊びにきて兄や姉達には、会ったのですが。
サムと蘭には、ほとんど会ってないし。
親がいることはわかるんだけど。
ほとんど、飼い主さんが親みたいな感覚だし。。。
なんで。。そんなことヴィーナスが怒るわけ
「だってさぁ。ミージイサンだってさぁ。パピルスが、息子でしょ。メグちゃんも、水谷和尚の娘でしょ」
シュナ坊がいうと、後部座席のメグちゃんが、
「確かにね〜。。。あたし、親がどうだって知らないもん。シュナ坊んちからきたんだけど。。。そこまで考えてなかったなー。」
メグちゃんも、三木龍馬氏がやっていた三木センチュリオンのミニチュアシュナウザーです。
「メグちゃんは、僕の親とは違う子から生まれたらしい。。お馬さんなんじゃない。」と、シュナ坊が、メグちゃんに馬の話をしたので、
後部座席から怒ったメグちゃんは、助手席のシュナ坊の耳をムギュッとしました。
「うるさいっ。」
メグちゃんも、おなじく。ミニチュアシュナウザーなので、ヴィーナスがチワワ、チワワとシュナ坊にからかわれて
「じいさんっ、」と言い返すことができません、
「まぁ。。。ワンコ達は。。。よっぽど親子で住まない限りは。。一緒に暮らす人が親になるからのう。。。」
ミージイサンは嬉しそうに言いました。
ある意味ワンコは、現金だけど、だから種族を超えて。家族になれるし。
だから。。。ワンコは、かわいい。。。
「ヴィーナスも怒らなくてもいいのにね。、。きょうだいがふえるかもしれないし。はなしてると、どうもきょうだいも、良いおウチで、もうお仕事もしてるって。。。放りっぱなしの親に育てられるより、いいと思うんだけどね〜。」
「黙っていられて、ビックリしたんじゃないの。ある日突然。。きょうだいがいるって。。ヒトリッコかと思ってたのがさ。」ミージイサンがいうと。。。
「まぁ。ヴィーナスってヒトリッコっぽいよね。なんとなくだけどさー。」
車を裏手から、職員用の駐車場にミージイサンが停めると、
「ありがとう」と、シュナ坊、メグちゃんがミージイサンの車から降りると、
「わー、わー。。?シュナ坊、シュナ坊メグちゃんと朝帰りだっ。」
誰か、シュナ坊とメグちゃんが、ミージイサンの車で学校にきたのを見て
スキャンダル、スキャンダル。。
ギャーギャー、
騒ぎました。
スキャンダル、スキャンダル。
「なんなんだようっ。ミージイサンもいるじゃんかっ。ヴィーナスも、さっきまで、一緒だったしい。。。
なんで、お馬さんと、スキャンダルなんだようっ。
シュナ坊。。
とほほ。。。
さてさて。。。
金星。
ベリーさんのお店、ヴィーナスの実家。
キャラメル・リボン。。。
緊迫した状態のまま。。。ついに、
ヴィーナスの親、葉月さんは、
「確かにそう。。。確かに。あたしは、
ヴィーナス。。。と。ヴィーナスは、同時に三人生まれたわよ。。。赤のあんたと、青と黄色の子どもがね。。。」
なんと、葉月さんが、いうには。?
赤いヴィーナスは、青と黄色の子どもとみんな同時に三人で生まれたらしいのです。
幼なじみのグリが席を外しますと言ったのですが、
グリは、家族も同様!
ベリーは、グリも入りな。と、朝。開店前のスナックキャラメル・リボンに
ヴィーナスとグリ2人を入れました。
カウンターの奥には。。。
チョコンと葉月さんが座っていました。
葉月さんは、ヴィーナスを見つけると、
「あんた、勝手に地球暮らしをしてるんだって
どういうつもり、。。」と、ヴィーナスに、会うが早いかなんと。。。突然怒りだし。つめよります。
これには、ベリーが激怒して、
「ハズ。あんたにそんなことを言ってる資格はあるのっ。」ピシャリと怒鳴りつけました。
「そうよ。ハズには怒る権利はないでしょう!
あんたどういうわけよ。。あたしソックリの。。。。あたしソックリと、ハズソックリの。。。」ヴィーナスは、
唐突にいきなり、怒りのあまりに、
ミリオンとベルモの事を切り出してしまいました。
「あんた、プルプルしてチワワみたいに。。。スマホのバイブ
地球に行った時にいたチワワみたい。。。ヴィーナス、、親に向かってあんたとはなによっ。ハズとか呼び捨てにして。。。」
「話しをそらさないでちょうだい、。。。なんなの。。。なんで、自分はフラフラしといてあたしの事を言えるわけ??!
プルプルしてるのは、怒り。
チワワだと
なんなの。。生まれてすぐにおいてきぼりにして。。。しかも。。しかも。。あたしソックリの子達は。。。」
「あの子達は。。。あの子たちは。。生きていたのね。。。
あたしは。。。あたしは。」
葉月さんは黙ってしまいました。
え
あの子たちは?生きていたの?
え。。。
ヴィーナスに似た子どもがいるが、
どういうことか、は。
葉月さんの母親のベリーも詳細は、なんにも聞いていない様子でした。
葉月さんは、黙って。。。
「どうなのよ、知ってるんでしょうに。あたしソックリの、桑田ミリオン、森沢ベルモ。。。なんなの。。知ってるんでしょう。」
ふだん短気で怒りっぽいヴィーナスは既に噴火しました。
桑田ミリオン、森沢ベルモ。。。
2人を知ってる。。。しかも、その2人は、
笹舟に乗せられて、赤ちゃんの時に流されて。。。
うまれたての赤ちゃんを
悪意よ。。悪意よ。
「ハズ、観念しなさい。どれだけ子どもを傷つけてきたの。」ベリーも本気で憤慨しました。
まさか。。。口べらし。。
それとも。。ヒルコ。恵比寿様の様に気に入らないから。。。
生きたままで、赤ちゃんを船で流したの。。
ヴィーナスは、
小学校の歴史やら倫理道徳やらの、
授業を受けたなかで、口べらしやら、恵比寿様の話しが急速に頭に思い浮かびました。
ベリーの大事な大事な大事な溺愛する
チワワとウクレレは、キュンキュン飛び跳ねて
ベリーやヴィーナスといたがりましたが、
修羅場を見せたくないので
あわててルッコラが散歩に連れ出しました。
グリも黙って硬直しています。かわいそうに。。。巻き添えられて。
協力者のグリを巻き添えにせず、
キャンキャンキャンキャン、甘えすぎの
チビたち、マイクロビーンズのペットのチワワとウクレレが、この場に甘やかさずに置いてやればいいのにさ。
ベリーのババも、勝手だわね。。。
ヴィーナスは思いましたが、
この事態には、
葉月さんは、黙ってしまいました。
さてさて。
こちらは、
神楽町の北西蓮水乃の水蓮寺で、空間に消えた
グリとヴィーナスを見送ると。
ミージイサンとシュナ坊と、水蓮寺の水谷和尚にお礼を言い、メグちゃんも連れて
神楽町小学校に向かいました。
ミージイサンの車で、シュナ坊が、ミージイサンに、
「ね〜、ヴィーナスはさ。やっぱりきょうだいがいるんかなぁ。。でも。怒ることかな」
「怒る」
「だってさぁ。ヴィーナスってずーっとジジババみたいな人が大切にしてくれたんでしょ。僕だってさぁ。パパまま。。なんか、
ジィジの嫁さんに行った娘んちにいるけど。。。別に会ってないよ。」
シュナ坊の両親は、三木龍馬氏の嫁いだ娘の家にいました。
サムと蘭の夫婦です。
三木龍馬氏の家にいるのは、いちご姫とコモモ。敷地内にある息子夫婦の家にポポロがいます。
ポポロ、いちご姫、コモモは、サムと蘭の子どもで、
シュナ坊は、それから。何年かたってからのサムと蘭の子どもです。
だから。最近、神楽町にポポロ、いちご姫、コモモが
三木龍馬氏と遊びにきて兄や姉達には、会ったのですが。
サムと蘭には、ほとんど会ってないし。
親がいることはわかるんだけど。
ほとんど、飼い主さんが親みたいな感覚だし。。。
なんで。。そんなことヴィーナスが怒るわけ
「だってさぁ。ミージイサンだってさぁ。パピルスが、息子でしょ。メグちゃんも、水谷和尚の娘でしょ」
シュナ坊がいうと、後部座席のメグちゃんが、
「確かにね〜。。。あたし、親がどうだって知らないもん。シュナ坊んちからきたんだけど。。。そこまで考えてなかったなー。」
メグちゃんも、三木龍馬氏がやっていた三木センチュリオンのミニチュアシュナウザーです。
「メグちゃんは、僕の親とは違う子から生まれたらしい。。お馬さんなんじゃない。」と、シュナ坊が、メグちゃんに馬の話をしたので、
後部座席から怒ったメグちゃんは、助手席のシュナ坊の耳をムギュッとしました。
「うるさいっ。」
メグちゃんも、おなじく。ミニチュアシュナウザーなので、ヴィーナスがチワワ、チワワとシュナ坊にからかわれて
「じいさんっ、」と言い返すことができません、
「まぁ。。。ワンコ達は。。。よっぽど親子で住まない限りは。。一緒に暮らす人が親になるからのう。。。」
ミージイサンは嬉しそうに言いました。
ある意味ワンコは、現金だけど、だから種族を超えて。家族になれるし。
だから。。。ワンコは、かわいい。。。
「ヴィーナスも怒らなくてもいいのにね。、。きょうだいがふえるかもしれないし。はなしてると、どうもきょうだいも、良いおウチで、もうお仕事もしてるって。。。放りっぱなしの親に育てられるより、いいと思うんだけどね〜。」
「黙っていられて、ビックリしたんじゃないの。ある日突然。。きょうだいがいるって。。ヒトリッコかと思ってたのがさ。」ミージイサンがいうと。。。
「まぁ。ヴィーナスってヒトリッコっぽいよね。なんとなくだけどさー。」
車を裏手から、職員用の駐車場にミージイサンが停めると、
「ありがとう」と、シュナ坊、メグちゃんがミージイサンの車から降りると、
「わー、わー。。?シュナ坊、シュナ坊メグちゃんと朝帰りだっ。」
誰か、シュナ坊とメグちゃんが、ミージイサンの車で学校にきたのを見て
スキャンダル、スキャンダル。。
ギャーギャー、
騒ぎました。
スキャンダル、スキャンダル。
「なんなんだようっ。ミージイサンもいるじゃんかっ。ヴィーナスも、さっきまで、一緒だったしい。。。
なんで、お馬さんと、スキャンダルなんだようっ。
シュナ坊。。
とほほ。。。
さてさて。。。
金星。
ベリーさんのお店、ヴィーナスの実家。
キャラメル・リボン。。。
緊迫した状態のまま。。。ついに、
ヴィーナスの親、葉月さんは、
「確かにそう。。。確かに。あたしは、
ヴィーナス。。。と。ヴィーナスは、同時に三人生まれたわよ。。。赤のあんたと、青と黄色の子どもがね。。。」
なんと、葉月さんが、いうには。?
赤いヴィーナスは、青と黄色の子どもとみんな同時に三人で生まれたらしいのです。
2019年06月18日
真夏の夜のおとぎ話15帰省。金星へ。。。
蛍の舞う夜の
翌朝。。。結局ミージイサンがお酒を飲み運転ができないので水蓮寺の宿坊に泊まり
お腹いっぱいで、
蛍の幻想にポーッと夢心地の夜。。。
ヴィーナスとシュナ坊もそのまま宿坊に泊まりました。。
朝お迎えにくる
グリには、ヴィーナスが、神楽町水蓮寺とUFOのお迎え先をインプットお知らせしました。
水蓮寺住み込み
修行僧らしき小坊主さんが、朝ごはんを運んできました。
グリもUFOで尋ねてくると、グリのぶんも小坊主さんは、用意してくれました。
ミージイサンは一晩寝てたので、すっかりお酒も抜けて
これから、シュナ坊を連れて小学校へ。今日は、メグちゃんも一緒に車で登校することになります。
ヴィーナスは、グリとともに朝ごはんの後は、午前中金星に帰ります。
きのうはまるで儚い夢の中の出来事のように
心洗われた蛍の灯りを眺めた夜の。、
グリも観れたら良かったのに。。。
爽やかさを配慮した
シラスまぜたかぼすの香るごはんを食べながら。。。「まだ。今日からこっち暫くグリちゃんいるなら、十六夜川に蛍は見れるじゃろ。。。」ミージイサンが言いました。
「あたしも見ておきたいな。帰るまでに。」グリが言いました。
夜は
蛍の舞の幻想に。。。
明けて翌日。
朝からまた再び切ないヒグラシの鳴き声。。。
水蓮寺の水谷和尚と、ヴィーナスはもしも、
ヴィーナスとベルモ達が関係者による血縁関係などであれば、どうぞご面談くださいと
約束をしました。
しかし。。。ある日突然、きょうだいがいるなんて。。。そんなこんな。。
そんなことになったらお互いきょうだいが戸惑うばかりで。。。
しかも。。。親は行方不明と破天荒だし。。
のんびり美味しそうに茄子の浅漬けを食べているグリは。。。
ヴィーナスの隣人。。。親にノホホンと可愛がられてきて。
ただ、まぁ、親共働きだったので、ヴィーナスんちのベリーが、グリのきょうだいを面倒見たり、
グリの親は幼なじみ同士で結婚し、ベリーが歳の離れた先輩で2人ともベリーに世話になってきたし。。。
グリの親も。葉月ちゃんを、可愛がってきて。。。
親元で。
グリはぬくぬく育てられて
ヴィーナスは、ぐりが、いつもうらやましいな。グリは上にも下にもきょうだいがいるし。
甘えられるし仕切れるし。。。オイシイポジションよねー。
あたしは、ひとりっ子だし。。。ハァー。
なんて。思ってたら、青天の霹靂。
あたしにもしかしてきょうだいがいるかもしれないって?!
もしかして
の段階なんだけど。。
もしも。。。あの、桑田ミリオン、森沢ベルモがきょうだいだとしても。。
イキナリ。。。
どう接したらいいのかわからない。。。
三人三様と、性格が全然違うらしい。。
クールで知性的なミリオン。
おっとりとぽわんとしてぬけてるけどその実は。。。抹香臭いベルモ。。
仕切り屋でセッカチでこうるさいヴィーナス。
全然違うタイプ。。
グリが、
「そうそー、マリリンさんも地球旅行みたいだけど、今日の帰りは一緒に。金星から乗せてくからね。」
「えっ。。。」
ヴィーナスはグリとの会話なので、カタコトではありません。。
マリリンとは、ベリーとルッコラの長子。
クラブキャラメリゼのママです。
「マリリンさん、黒服さんと地球旅行なんですって。。あたしの親が、地球旅行大好きで、お喋りしていたら視野を広げるために感覚を豊かにする為に。お仕事に繋げたいから、地球旅行なんだって。。。」
「く。。。黒服って恋人ね。
仕事だ、なんだって言ってさー、ま、マリリンさんもお年頃だからね。」
グリは、グリ・エンタテインメント・サプライズのお祝い祝福サプライズグッズを、
キャラメリゼのママによくオーダーしていただいたり。
クラブなので、お客様の誕生日のサプライズ演出があるし、
ベリーとルッコラも、グリ・エンタテインメント・サプライズの常連さんです。
だから。地球旅行。UFOの送迎をサービスで行ない。。
帰りは、マリリン達はテレポートして帰るつもり。、。
タイミングが合ったらグリが帰りも送る、みたいに。。。
へー。。。あのマリリンがね。
恋人だろうなぁ〜、ヴィーナスは思いました。
仕事に繋がるのだなんだかんだ言っておいてさー。恋人と婚前旅行だろー。ウシシシ。からかっちゃおうかなぁ。
さてさて。
こちらは、プルメリア島の木蓮寺では。。
早朝からベルモが庭掃除をしています。
ミーナ、ココナの
チワワの2人はまだ夢の中です。
住み込みの小坊主さんとともに、
ベルモはほぼ毎日毎日、敷地内の掃除と、
のべつまくなしに働く。。。
木蓮和尚の出張について行ったり、
時には和尚夫婦とチワワちゃん達との旅行して、あとちょっとしたお出かけをしますが、
基本的に、お寺も幼稚園も雑用を含めて、用事ごとはたくさんあるし。
ベルモは、将来お坊さんも保育士も両方やりたいと言っていました。最近車などは、お祓いもできる様にはなってきたけれど、
まだまだ。そのうち、悪霊など浄霊もできる様にはなりたいと言っています。
ベルモ。。。なんか。。いまどきの子だろうか。。
木蓮和尚夫婦が呆れるほど、、、
息子の琥珀は、お坊さんで、別居ですが、長男だからなんとなーく。。。家を継ぐ感じだし。
特にイヤでもなければ。、、
それほどすごくやりたいという熱意もなく。
次男の紺は、ビジネスマン、お寺ノータッチだし。
嫁いだ娘、紅子は、木蓮幼稚園でベルモと働いていました。
紅子は、「ベルモが、兄さんより木蓮寺を継げばいいのに。。。
幼稚園もあるし。」とクスクス笑っています。
「私は結婚しても、お坊さんや保育士はやめないけど。、。でも。。、結婚したくないなぁ。」
最近木蓮寺も、お寺婚活で、お寺の若いお坊さんや、希望者の婚活をして
ベルモは、手伝いをしますが、、、
参加者が、可愛いと、
ヒドイとベルモにちょっかいかけてナンパしてきたり。
だいたい馬鹿男が、あたしは男も女も性別不明だし。
キモ
それに、漫画やドラマの見過ぎみたいな人もいて。。。運命の相手が、やってきてなんにもしなくても自分を迎えにきてくれる、
運命だからなんにもしなくても結ばれるとか、
パーティーでふられたのに、相手の個人情報を聞き出そうとしたり、木蓮寺の檀家かどうかとか。。。はっきり言って。
警察に通報時限の人もいたり、
いまどきモテないくせにまだまだ元気な親同居。。。
なんと、いい歳をしてこうるさいお母さん。オババがパーティーについてくるのです。
これには、ベルモもひっくりかえり。
ベルモもこれには叱りました。。。
息子さんの家庭は息子さんの家庭にしないと、お嫁さんきませんよ。いいのですか?
あなただって、あれしろこれしろ同居しろって男性や家庭に娘さんを嫁がせれますか?
娘さんが、恋愛でそれでも行きたい意思があるならいざ知らず。。。あなたの息子さんはお見合い、婚活参加者ですよ。。
あなた様がたも選びますが、あちら様も選ぶのです。失礼で無遠慮なものを押し付けられたら怒るでしょう。
自立できないとは
なんですか、と叱ったところ、しっかりしたお嬢さんだと親子に気に入られ。。
あたしは性別ございませんので、
独身主義でございます。
とゾッとすることがありましたり。
ウンメイ。運命の人。
自分が一方的に好きになったら運命の人だと言い出すなり。
もちろん、まともな方々もたくさんいらっしゃいます。
だが。。お互い2人はマトモでも、結婚反対と親が乗り込むとかも。
スイも甘いも。。。修行もそうだけれど生々しい人間関係を目のあたりにすると
ベルモの精神が鍛えられていくというか。
ベルモが精神的に成熟していきました。
おないどしであろうミリオンは、逆にクールな現実派。
「ベルモ。ほんとはただの、おうちの子でよかったんでしょうに。
別に坊主をしなくても。せめて保育士だけとか。。。」
「いいのよね。。ミリオンだって、海の家でバイトや、それだけじゃなく塾や家庭教師まで。。。どっちもどっちん。。」
「教えるのがいい。とにかく教えるのが好きなのよね。あたしは。将来は。プロフェッサー、教授目指そうかなぁ。」
「あたし達顔は似てるけど。。。性格が全然違うのよね。どっちがいい、悪いはないんだけどね〜。」ベルモも言います。
ふたりは、。。きょうだいなんでしょうか
それとも、仲間は仲間で、ただの仲間、赤の他人なんでしょうか
それは。あの美術家のヴィーナスが鍵を握っているのかもしれません。なんとなく。。
さて。。。グリがヴィーナスを乗せ、
さっとUFOで金星へ。。。
マイクロビーンズ、ベリーのペット
チワワとウクレレが、ヴィーナスを見つけるとキャうキャうわめいて
はずんで寄ってきます。
げ。。。
キャうキャう。ピイピイ。。。
ベリーのババわ、漫画みたいに子憎たらしくペットを溺愛するヘんなおバアみたいです。
まぁ。。。葉月さんは、若すぎ、葉月さんの母親ベリーは、おばあさんて年齢ではないのですが。
ベリーが、ペットの興奮中に気づくと。
「あっ?あ、キタキタ。早く入りな、ヴィーナス。。。葉月つかまえたから。」
いよいよ。。。
ヴィーナスのチワワちゃんのチーコ以外の天敵。
母親、葉月さんとの対決でしょうか。
翌朝。。。結局ミージイサンがお酒を飲み運転ができないので水蓮寺の宿坊に泊まり
お腹いっぱいで、
蛍の幻想にポーッと夢心地の夜。。。
ヴィーナスとシュナ坊もそのまま宿坊に泊まりました。。
朝お迎えにくる
グリには、ヴィーナスが、神楽町水蓮寺とUFOのお迎え先をインプットお知らせしました。
水蓮寺住み込み
修行僧らしき小坊主さんが、朝ごはんを運んできました。
グリもUFOで尋ねてくると、グリのぶんも小坊主さんは、用意してくれました。
ミージイサンは一晩寝てたので、すっかりお酒も抜けて
これから、シュナ坊を連れて小学校へ。今日は、メグちゃんも一緒に車で登校することになります。
ヴィーナスは、グリとともに朝ごはんの後は、午前中金星に帰ります。
きのうはまるで儚い夢の中の出来事のように
心洗われた蛍の灯りを眺めた夜の。、
グリも観れたら良かったのに。。。
爽やかさを配慮した
シラスまぜたかぼすの香るごはんを食べながら。。。「まだ。今日からこっち暫くグリちゃんいるなら、十六夜川に蛍は見れるじゃろ。。。」ミージイサンが言いました。
「あたしも見ておきたいな。帰るまでに。」グリが言いました。
夜は
蛍の舞の幻想に。。。
明けて翌日。
朝からまた再び切ないヒグラシの鳴き声。。。
水蓮寺の水谷和尚と、ヴィーナスはもしも、
ヴィーナスとベルモ達が関係者による血縁関係などであれば、どうぞご面談くださいと
約束をしました。
しかし。。。ある日突然、きょうだいがいるなんて。。。そんなこんな。。
そんなことになったらお互いきょうだいが戸惑うばかりで。。。
しかも。。。親は行方不明と破天荒だし。。
のんびり美味しそうに茄子の浅漬けを食べているグリは。。。
ヴィーナスの隣人。。。親にノホホンと可愛がられてきて。
ただ、まぁ、親共働きだったので、ヴィーナスんちのベリーが、グリのきょうだいを面倒見たり、
グリの親は幼なじみ同士で結婚し、ベリーが歳の離れた先輩で2人ともベリーに世話になってきたし。。。
グリの親も。葉月ちゃんを、可愛がってきて。。。
親元で。
グリはぬくぬく育てられて
ヴィーナスは、ぐりが、いつもうらやましいな。グリは上にも下にもきょうだいがいるし。
甘えられるし仕切れるし。。。オイシイポジションよねー。
あたしは、ひとりっ子だし。。。ハァー。
なんて。思ってたら、青天の霹靂。
あたしにもしかしてきょうだいがいるかもしれないって?!
もしかして
の段階なんだけど。。
もしも。。。あの、桑田ミリオン、森沢ベルモがきょうだいだとしても。。
イキナリ。。。
どう接したらいいのかわからない。。。
三人三様と、性格が全然違うらしい。。
クールで知性的なミリオン。
おっとりとぽわんとしてぬけてるけどその実は。。。抹香臭いベルモ。。
仕切り屋でセッカチでこうるさいヴィーナス。
全然違うタイプ。。
グリが、
「そうそー、マリリンさんも地球旅行みたいだけど、今日の帰りは一緒に。金星から乗せてくからね。」
「えっ。。。」
ヴィーナスはグリとの会話なので、カタコトではありません。。
マリリンとは、ベリーとルッコラの長子。
クラブキャラメリゼのママです。
「マリリンさん、黒服さんと地球旅行なんですって。。あたしの親が、地球旅行大好きで、お喋りしていたら視野を広げるために感覚を豊かにする為に。お仕事に繋げたいから、地球旅行なんだって。。。」
「く。。。黒服って恋人ね。
仕事だ、なんだって言ってさー、ま、マリリンさんもお年頃だからね。」
グリは、グリ・エンタテインメント・サプライズのお祝い祝福サプライズグッズを、
キャラメリゼのママによくオーダーしていただいたり。
クラブなので、お客様の誕生日のサプライズ演出があるし、
ベリーとルッコラも、グリ・エンタテインメント・サプライズの常連さんです。
だから。地球旅行。UFOの送迎をサービスで行ない。。
帰りは、マリリン達はテレポートして帰るつもり。、。
タイミングが合ったらグリが帰りも送る、みたいに。。。
へー。。。あのマリリンがね。
恋人だろうなぁ〜、ヴィーナスは思いました。
仕事に繋がるのだなんだかんだ言っておいてさー。恋人と婚前旅行だろー。ウシシシ。からかっちゃおうかなぁ。
さてさて。
こちらは、プルメリア島の木蓮寺では。。
早朝からベルモが庭掃除をしています。
ミーナ、ココナの
チワワの2人はまだ夢の中です。
住み込みの小坊主さんとともに、
ベルモはほぼ毎日毎日、敷地内の掃除と、
のべつまくなしに働く。。。
木蓮和尚の出張について行ったり、
時には和尚夫婦とチワワちゃん達との旅行して、あとちょっとしたお出かけをしますが、
基本的に、お寺も幼稚園も雑用を含めて、用事ごとはたくさんあるし。
ベルモは、将来お坊さんも保育士も両方やりたいと言っていました。最近車などは、お祓いもできる様にはなってきたけれど、
まだまだ。そのうち、悪霊など浄霊もできる様にはなりたいと言っています。
ベルモ。。。なんか。。いまどきの子だろうか。。
木蓮和尚夫婦が呆れるほど、、、
息子の琥珀は、お坊さんで、別居ですが、長男だからなんとなーく。。。家を継ぐ感じだし。
特にイヤでもなければ。、、
それほどすごくやりたいという熱意もなく。
次男の紺は、ビジネスマン、お寺ノータッチだし。
嫁いだ娘、紅子は、木蓮幼稚園でベルモと働いていました。
紅子は、「ベルモが、兄さんより木蓮寺を継げばいいのに。。。
幼稚園もあるし。」とクスクス笑っています。
「私は結婚しても、お坊さんや保育士はやめないけど。、。でも。。、結婚したくないなぁ。」
最近木蓮寺も、お寺婚活で、お寺の若いお坊さんや、希望者の婚活をして
ベルモは、手伝いをしますが、、、
参加者が、可愛いと、
ヒドイとベルモにちょっかいかけてナンパしてきたり。
だいたい馬鹿男が、あたしは男も女も性別不明だし。
キモ
それに、漫画やドラマの見過ぎみたいな人もいて。。。運命の相手が、やってきてなんにもしなくても自分を迎えにきてくれる、
運命だからなんにもしなくても結ばれるとか、
パーティーでふられたのに、相手の個人情報を聞き出そうとしたり、木蓮寺の檀家かどうかとか。。。はっきり言って。
警察に通報時限の人もいたり、
いまどきモテないくせにまだまだ元気な親同居。。。
なんと、いい歳をしてこうるさいお母さん。オババがパーティーについてくるのです。
これには、ベルモもひっくりかえり。
ベルモもこれには叱りました。。。
息子さんの家庭は息子さんの家庭にしないと、お嫁さんきませんよ。いいのですか?
あなただって、あれしろこれしろ同居しろって男性や家庭に娘さんを嫁がせれますか?
娘さんが、恋愛でそれでも行きたい意思があるならいざ知らず。。。あなたの息子さんはお見合い、婚活参加者ですよ。。
あなた様がたも選びますが、あちら様も選ぶのです。失礼で無遠慮なものを押し付けられたら怒るでしょう。
自立できないとは
なんですか、と叱ったところ、しっかりしたお嬢さんだと親子に気に入られ。。
あたしは性別ございませんので、
独身主義でございます。
とゾッとすることがありましたり。
ウンメイ。運命の人。
自分が一方的に好きになったら運命の人だと言い出すなり。
もちろん、まともな方々もたくさんいらっしゃいます。
だが。。お互い2人はマトモでも、結婚反対と親が乗り込むとかも。
スイも甘いも。。。修行もそうだけれど生々しい人間関係を目のあたりにすると
ベルモの精神が鍛えられていくというか。
ベルモが精神的に成熟していきました。
おないどしであろうミリオンは、逆にクールな現実派。
「ベルモ。ほんとはただの、おうちの子でよかったんでしょうに。
別に坊主をしなくても。せめて保育士だけとか。。。」
「いいのよね。。ミリオンだって、海の家でバイトや、それだけじゃなく塾や家庭教師まで。。。どっちもどっちん。。」
「教えるのがいい。とにかく教えるのが好きなのよね。あたしは。将来は。プロフェッサー、教授目指そうかなぁ。」
「あたし達顔は似てるけど。。。性格が全然違うのよね。どっちがいい、悪いはないんだけどね〜。」ベルモも言います。
ふたりは、。。きょうだいなんでしょうか
それとも、仲間は仲間で、ただの仲間、赤の他人なんでしょうか
それは。あの美術家のヴィーナスが鍵を握っているのかもしれません。なんとなく。。
さて。。。グリがヴィーナスを乗せ、
さっとUFOで金星へ。。。
マイクロビーンズ、ベリーのペット
チワワとウクレレが、ヴィーナスを見つけるとキャうキャうわめいて
はずんで寄ってきます。
げ。。。
キャうキャう。ピイピイ。。。
ベリーのババわ、漫画みたいに子憎たらしくペットを溺愛するヘんなおバアみたいです。
まぁ。。。葉月さんは、若すぎ、葉月さんの母親ベリーは、おばあさんて年齢ではないのですが。
ベリーが、ペットの興奮中に気づくと。
「あっ?あ、キタキタ。早く入りな、ヴィーナス。。。葉月つかまえたから。」
いよいよ。。。
ヴィーナスのチワワちゃんのチーコ以外の天敵。
母親、葉月さんとの対決でしょうか。
真夏の夜のおとぎ話 14蛍あかりの水蓮。
「お仕事はどうなの。明日は?お仕事ないなら、一時間ぐらいでいいから時間取れない??」
ヴィーナスに、
故郷の金星の幼なじみのグリがテレパシーを送ってきました。
チョットシツレイ。グリカラツ〜シン。
水蓮寺の奥座敷の茶室にて。
鰻とハモの旬料理で蛍待ちの風情で。
ヴィーナスは、水谷和尚とみーじいさんと、冷酒でほんのりとできあがり、シュナ坊がモゴモゴ食べて
シュナ坊を酔ったみーじいさんが、
自分ちの科学者のホワイトシュナウザーのパピルスの子ども時代を感じると
あー、可愛い可愛い。
ナデナデしはじめました。
「ぼく、白くないようっ。」シュナ坊がいうと、ヴィーナスが、「ボク、パピルスミタイニカシコクナイヨー。」と言ってきたので、
シュナ坊が怒り喧嘩になるかと思った瞬間にグリがテレパシーをヴィーナスに送ってきたので、ヴィーナスが、フワッと飛び上がり
「シツレイ、グリカラ」さっとシュナ坊をかわして窓辺に飛び上がりました。
「げ。
すばしっこい。まったく超チワワなんだから。」ブツブツシュナ坊が怒っていましたが。。。
グリから、なんで。ヴィーナスカタコトなしで。。。
グリとヴィーナスの通信。。
「帰ってこい?明日は、空間デザインの指導と、その前にそのなかの社長さんの赤ちゃんの耳かきがあるからダメよ〜。
社長さんの赤ちゃんの耳かきと。社長さんの
ママ友社長さんの赤ちゃん合計3人の赤ちゃんの耳かきがあるんだから。
それから、空間デザインの指導だし。
それに、明日は給食ビュッフェが、酢豚なんだから。
明日は嫌よ。」
ヴィーナスは、お金を持っているし。お料理なんか接待もあるし、なんでも食べれるけど、それでも、
給食の酢豚とカレーはさぼりたくないのです。
「そうなのですか。。。あ、じゃ、朝あたしが迎えに来て用事すまして、で、
給食前に学校に送るのはどう??あたしも、しばらくそちらの小学校へ2週間ぐらい通うから。」
グリは、神楽町小学校の臨時生徒でたまに神楽町小学校に通います。
神楽町小学校では、渡り鳥やシーズン的に期間住民がいたり、親の仕事の都合など
どこか行ったり来たりやらな生徒を
臨時生徒として
受け入れています。
グリも金星からたまに地球に遊びにきたりしています。
「おぬしも酢豚につられたんだろー」ヴィーナスが言うと。
「おほー。ね、給食、麻婆豆腐の日もある??」
「しばらくないよー。最近出たもん。シュナ坊も麻婆豆腐は、カラいカラいカラいカラいとか言ってお代わりするし。あたしも麻婆豆腐も捨て難いしまぁまーだけど。。。それより、酢豚とカレーかな。それはいいけど。。ベリーがなんか言ってるの?」
「葉月さんが帰ってきてるのよ、で、ベリーおばちゃん問い詰めたんだって。ヴィーナスそっくりさんがいるけど、心あたりは?と。」
グリのUFOは、サーッと地球にすぐテレポートできる最先端型なので、ヴィーナスの祖母のベリーが、
ヴィーナスを金星に話があるから迎えに来てとグリに頼んだのでした。
グリもヴィーナスも単独で、金星、地球にテレポートできますが、
少し時間がかかるしね。。手っ取り早く時短してグリにお迎えをベリーのババがしました。
「ハズ。。。。あんまり顔を合わせたくないんだけどね。。。なんかムカつくし。」
ヴィーナスはまわりを振りまわす感じの自己中で奔放な葉月さんをあまり好きではありませんでした。
しかし。。。今回は。。なにか自分の出生の鍵を握るかもしれないし。。
直接葉月さんを
問い詰めたいとも思います。やっぱりヴィーナスは、なんだかんだ。。。今がとっても幸せなわけで。。。だから余裕が出来たというか。。。葉月さんの事は許せない反面
大好きな人が子どもを産んだら行方不明だとか。。。
葉月さんに、
自分を産んでもらったとか。。。
ヴィーナスも思うところがあるし。
親子の因果。。。むつかしいところ。親は子どもが自立できるまでは育てるのがあたりまえだとは思うんだけどね。。。
育ててやっただの、産んでやっただの。。
それから、子どもが育ててもらっただの産んでもらっただの。。葛藤というかさ。
つくづく難しい。特殊な感じの親ならば。
ヴィーナスは、、、母親の葉月さんにほとんど育ててもらっていないし。。
かと言って産んでもらったし。しかし、産んでくれと頼んだわけじゃないし。。
だけど、だけど。。なんだかなぁ〜、
ま、いーや。とにかく明日、七時に迎えにいくと、で話し合い、
終わりグリと一緒に給食前に神楽町小学校に登校、と。。。
神楽町小学校では、就労児童は、仕事優先で授業をおやすみしても良しだし。
できるだけ、ヴィーナスは小学校には通っています。。。子どもの感覚は創造性を発揮するよい環境なんです。感動もあるし。
実は。
ヴィーナスは既に自立しているので、小学校に通わなくても大丈夫なんですが、
ひとの世話をするのが好きだし。
美術家として、おんなじぐらいの子どもと交流する環境は、
よいインスピレーションと美しい学びになるのです。
それは、仕事に繋がる重要なものですし。
美術家が、家にこもってはいけないし、仕事ばかりに没頭してはいけないし。
体験から素敵なインスピレーションとヒラメキを得ることもしばしば。
なので、ヴィーナスにとって、仕事が人生最大の遊びでした。
すべてふくめて仕事と美に繋がるんですから。。。
日がおちて、食事が済むと、あっ。。。
ぽワン、ぽワン。。。あたりから幽玄なほんのりした美しい小さなともし火が庭に浮かび上がります。
わぁ〜、
蛍だ。。、
水谷和尚の奥様が、スイカを切って持ってきてくれました。後ろにはミニチュアシュナウザーのメグちゃんがいます。
「ヴィーナスちゃん、わざわざお土産ありがとうね、シュナ坊ちゃんもごゆっくりどうぞ。。」
「コチラコソ、ゴチソウサマデゴザイマス。オキヅカイアリガトウゴザイマス。」
スイカを食べながら茶室の扉を開けて、お庭を鑑賞しました。
もう、ヒグラシの鳴き声はやんでいます。
メグちゃんも、水谷和尚の奥様も、みんな茶室に座って、ほんのり優雅に翔び交う蛍の灯りを眺めていました。
「ミズタニオショー、アタシノオヤガネ、アス、ハナシアイヲスルッテ。トモダチガムカエニキテ、デ、ハナシアイヲスルッ、デマタゴゼンチューモドルシ。オヤニアタシノソックリ。
ベルモ、ミリオン、ノコトヲキクカラネ。
オシラセシマス。
シカシ。キイタママヲオシラセシマスカラネ。。」
「木蓮にも言っておくよ。それから、もしも、、、ヴィーナスちゃんと、ベルモやミリオンが関係者ならば、ベルモに会ってくれる?」
「モチロンデストモ。コチラコソネ、」
たくさんの蛍の灯が、ぽワンぽワンと。。
みんなつかまえずに、、
シュナ坊がつかまえようとしたら、ヴィーナスは、シュルッと手を伸ばしてシュナ坊をとめました。
ダメ。ホタルハイマガカガヤクトキナンダヨ。オヨメサンヲミツケテ、ウツクシクカガヤイテイルンダ。イノチノシュンカンマッサカリダヨ。
スグシンジャウ。」
そっとしておいてあげようよ。。。
シュナ坊は、大好きな
マルムシを捕まえて遊びな。
蛍の命輝く。。。安心な人々だと思われたのか、茶室に何匹か蛍が入ってきたので、
電気を消しました。
蛍も、大好きなヒグラシも、、、蝉もすぐ死ぬ。。
一瞬を一生懸命生きて、輝いて泣いて。
なんだか、ヴィーナスは、翔び交う蛍を眺め命の儚さと美しさを憂いながら
涙が次から次へあふれてきました。
ヴィーナスに、
故郷の金星の幼なじみのグリがテレパシーを送ってきました。
チョットシツレイ。グリカラツ〜シン。
水蓮寺の奥座敷の茶室にて。
鰻とハモの旬料理で蛍待ちの風情で。
ヴィーナスは、水谷和尚とみーじいさんと、冷酒でほんのりとできあがり、シュナ坊がモゴモゴ食べて
シュナ坊を酔ったみーじいさんが、
自分ちの科学者のホワイトシュナウザーのパピルスの子ども時代を感じると
あー、可愛い可愛い。
ナデナデしはじめました。
「ぼく、白くないようっ。」シュナ坊がいうと、ヴィーナスが、「ボク、パピルスミタイニカシコクナイヨー。」と言ってきたので、
シュナ坊が怒り喧嘩になるかと思った瞬間にグリがテレパシーをヴィーナスに送ってきたので、ヴィーナスが、フワッと飛び上がり
「シツレイ、グリカラ」さっとシュナ坊をかわして窓辺に飛び上がりました。
「げ。
すばしっこい。まったく超チワワなんだから。」ブツブツシュナ坊が怒っていましたが。。。
グリから、なんで。ヴィーナスカタコトなしで。。。
グリとヴィーナスの通信。。
「帰ってこい?明日は、空間デザインの指導と、その前にそのなかの社長さんの赤ちゃんの耳かきがあるからダメよ〜。
社長さんの赤ちゃんの耳かきと。社長さんの
ママ友社長さんの赤ちゃん合計3人の赤ちゃんの耳かきがあるんだから。
それから、空間デザインの指導だし。
それに、明日は給食ビュッフェが、酢豚なんだから。
明日は嫌よ。」
ヴィーナスは、お金を持っているし。お料理なんか接待もあるし、なんでも食べれるけど、それでも、
給食の酢豚とカレーはさぼりたくないのです。
「そうなのですか。。。あ、じゃ、朝あたしが迎えに来て用事すまして、で、
給食前に学校に送るのはどう??あたしも、しばらくそちらの小学校へ2週間ぐらい通うから。」
グリは、神楽町小学校の臨時生徒でたまに神楽町小学校に通います。
神楽町小学校では、渡り鳥やシーズン的に期間住民がいたり、親の仕事の都合など
どこか行ったり来たりやらな生徒を
臨時生徒として
受け入れています。
グリも金星からたまに地球に遊びにきたりしています。
「おぬしも酢豚につられたんだろー」ヴィーナスが言うと。
「おほー。ね、給食、麻婆豆腐の日もある??」
「しばらくないよー。最近出たもん。シュナ坊も麻婆豆腐は、カラいカラいカラいカラいとか言ってお代わりするし。あたしも麻婆豆腐も捨て難いしまぁまーだけど。。。それより、酢豚とカレーかな。それはいいけど。。ベリーがなんか言ってるの?」
「葉月さんが帰ってきてるのよ、で、ベリーおばちゃん問い詰めたんだって。ヴィーナスそっくりさんがいるけど、心あたりは?と。」
グリのUFOは、サーッと地球にすぐテレポートできる最先端型なので、ヴィーナスの祖母のベリーが、
ヴィーナスを金星に話があるから迎えに来てとグリに頼んだのでした。
グリもヴィーナスも単独で、金星、地球にテレポートできますが、
少し時間がかかるしね。。手っ取り早く時短してグリにお迎えをベリーのババがしました。
「ハズ。。。。あんまり顔を合わせたくないんだけどね。。。なんかムカつくし。」
ヴィーナスはまわりを振りまわす感じの自己中で奔放な葉月さんをあまり好きではありませんでした。
しかし。。。今回は。。なにか自分の出生の鍵を握るかもしれないし。。
直接葉月さんを
問い詰めたいとも思います。やっぱりヴィーナスは、なんだかんだ。。。今がとっても幸せなわけで。。。だから余裕が出来たというか。。。葉月さんの事は許せない反面
大好きな人が子どもを産んだら行方不明だとか。。。
葉月さんに、
自分を産んでもらったとか。。。
ヴィーナスも思うところがあるし。
親子の因果。。。むつかしいところ。親は子どもが自立できるまでは育てるのがあたりまえだとは思うんだけどね。。。
育ててやっただの、産んでやっただの。。
それから、子どもが育ててもらっただの産んでもらっただの。。葛藤というかさ。
つくづく難しい。特殊な感じの親ならば。
ヴィーナスは、、、母親の葉月さんにほとんど育ててもらっていないし。。
かと言って産んでもらったし。しかし、産んでくれと頼んだわけじゃないし。。
だけど、だけど。。なんだかなぁ〜、
ま、いーや。とにかく明日、七時に迎えにいくと、で話し合い、
終わりグリと一緒に給食前に神楽町小学校に登校、と。。。
神楽町小学校では、就労児童は、仕事優先で授業をおやすみしても良しだし。
できるだけ、ヴィーナスは小学校には通っています。。。子どもの感覚は創造性を発揮するよい環境なんです。感動もあるし。
実は。
ヴィーナスは既に自立しているので、小学校に通わなくても大丈夫なんですが、
ひとの世話をするのが好きだし。
美術家として、おんなじぐらいの子どもと交流する環境は、
よいインスピレーションと美しい学びになるのです。
それは、仕事に繋がる重要なものですし。
美術家が、家にこもってはいけないし、仕事ばかりに没頭してはいけないし。
体験から素敵なインスピレーションとヒラメキを得ることもしばしば。
なので、ヴィーナスにとって、仕事が人生最大の遊びでした。
すべてふくめて仕事と美に繋がるんですから。。。
日がおちて、食事が済むと、あっ。。。
ぽワン、ぽワン。。。あたりから幽玄なほんのりした美しい小さなともし火が庭に浮かび上がります。
わぁ〜、
蛍だ。。、
水谷和尚の奥様が、スイカを切って持ってきてくれました。後ろにはミニチュアシュナウザーのメグちゃんがいます。
「ヴィーナスちゃん、わざわざお土産ありがとうね、シュナ坊ちゃんもごゆっくりどうぞ。。」
「コチラコソ、ゴチソウサマデゴザイマス。オキヅカイアリガトウゴザイマス。」
スイカを食べながら茶室の扉を開けて、お庭を鑑賞しました。
もう、ヒグラシの鳴き声はやんでいます。
メグちゃんも、水谷和尚の奥様も、みんな茶室に座って、ほんのり優雅に翔び交う蛍の灯りを眺めていました。
「ミズタニオショー、アタシノオヤガネ、アス、ハナシアイヲスルッテ。トモダチガムカエニキテ、デ、ハナシアイヲスルッ、デマタゴゼンチューモドルシ。オヤニアタシノソックリ。
ベルモ、ミリオン、ノコトヲキクカラネ。
オシラセシマス。
シカシ。キイタママヲオシラセシマスカラネ。。」
「木蓮にも言っておくよ。それから、もしも、、、ヴィーナスちゃんと、ベルモやミリオンが関係者ならば、ベルモに会ってくれる?」
「モチロンデストモ。コチラコソネ、」
たくさんの蛍の灯が、ぽワンぽワンと。。
みんなつかまえずに、、
シュナ坊がつかまえようとしたら、ヴィーナスは、シュルッと手を伸ばしてシュナ坊をとめました。
ダメ。ホタルハイマガカガヤクトキナンダヨ。オヨメサンヲミツケテ、ウツクシクカガヤイテイルンダ。イノチノシュンカンマッサカリダヨ。
スグシンジャウ。」
そっとしておいてあげようよ。。。
シュナ坊は、大好きな
マルムシを捕まえて遊びな。
蛍の命輝く。。。安心な人々だと思われたのか、茶室に何匹か蛍が入ってきたので、
電気を消しました。
蛍も、大好きなヒグラシも、、、蝉もすぐ死ぬ。。
一瞬を一生懸命生きて、輝いて泣いて。
なんだか、ヴィーナスは、翔び交う蛍を眺め命の儚さと美しさを憂いながら
涙が次から次へあふれてきました。
2019年06月16日
真夏の夜のおとぎ話、13水蓮寺と木蓮寺。
ここは。。金星。
「ハズ、、、」
ヴィーナスのババ。
ベリーは久しぶりに帰ってきた跳ねっ返りの子どもで、ヴィーナスの母親の葉月ちゃんを問い詰めました。
ハズ、
ヴィーナスが、ヴィーナスそっくりの2人の子どもを地球で最近発見したらしいけど、
まさか、まさかあんた。。。
さて。。。その頃ちきゅう
夕方6時ごろ。。
水谷和尚のお寺
水連寺では、茶室に料亭からお料理が運ばれてきました。
水連寺御指定。。。神楽苑
食べものの福の神タチバナの料亭のひとつから。。。季節。鰻とハモのお料理。
鮎のコースもありましたが、若鮎でまだ脂が乗っていないので、鰻とハモにしました。
秋の脂が乗ってる落ち鮎の方がいいしね。。。
料亭の神楽苑。
こちらのお店のコンセプトは、美味しいだけでなく見るのも香りも楽しむお料理らしいです。。。
「さ。、。いただきます。。。ワシの弟弟子の木蓮じゃがのう。。。瀕死の宇宙人の子どもベルモを育てたんじゃが、
環境がお寺とお寺の敷地内にある幼稚園で育ち、お経を詠んだりいまは保育士になって
木蓮幼稚園の先生をしたり、拾ったチワワ2人の保育士の指導や、大奥様、木蓮の高齢の母親の世話をしているらしい。。まさか、まさかここまでやってくれるとはと。。。
結構な自慢話を聞かされて。
じゃからのを。メグの自慢をしてやった。」
水谷和尚は、お寺の小坊主に冷たいほうじ茶を持って小坊主させ、
ひとまずは、
ほうじ茶を配ると、自分とみーじいさんとには、ビールを注ぎました。
水谷和尚に。
シュナ坊が、メグちゃんをお馬さんと言いそうになったので、ヴィーナスがシュルッと腕を伸ばしてシュナ坊の口をさっとふさぐと
ンガ、もゴッ。
「ベルモハ。。。アノカオデ。
チャランポランハズキソックリデ。
ホイクシオボウサンカイゴヲシテイル」
森沢ベルモが、ヴィーナスの母親の葉月にそっくりですが。葉月がぽっちゃりした感じですが。。。
葉月とは真逆な世話好きな性質らしく。葉月とは真逆な古くさいと言っては失礼だけど。
お今日とか法事とか自ら坊さんになりたいやら。。。高齢の老人介護を自らすすんでやりたいって。。
いまどきの子
そりゃ。いまどきの子多種多様。、
カタカナ商売というか。。なりたがるのは華がある商売なんだろうけど。。。
職業に貴賎はないけど。
もともと
お寺の子どもじゃないのに。保育士もやってるのに。。お坊さん。。法事でお経を詠むのが好きとか。。。
顔は葉月そっくり。。
葉月には性質が全く似ていないけれど。。。
葉月以外はヴィーナスの家はだいたいは世話好きな性質。。
ベリーはスナックババアだし。
パートナーの
ルッコラもマメだし。
葉月のきょうだいもマリリンがクラブママとか、ビジネスマンの
ナオキはチームリーダーみたいだし。
2人とも世話好きな性質。
じっとしとれないうちの性質は葉月らしいけどね。
「船で流されたって。。。誰かに赤ちゃんを盗まれてイタズラされたんじゃないの??
その、ミリオンて子とベルモって子は。」
シュナ坊が言います。
だけど、成長した
ヴィーナスが有名人になってお金を稼ぐから捨てなかったなんて赤ちゃんの頃はわからないし。
そもそも。。。葉月は、ヴィーナスにお金を無心したこともなければ、ヴィーナスに
無関心みたいだしね。
ヴィーナスは、実家のスナックで、
チーママ、チーママとお客さんにチヤホヤ可愛がられると、
葉月がムカッとして機嫌を損ねたのを今でも思い出します。
だいたい。。。産まれてすぐの子をポンッと実家に置き去り。。
しかも。子どもができて産まれたことも親は知らず。、。。その子どもを親に置き去りにして出て行く。、。
ベリーもルッコラも、子どもを捨てるような性格じゃないのを熟知して。
実家に
置き去りにしたら面倒を見るのは火を見るよりも明らか。
葉月はそういうずる賢い猿知恵みたいなところには頭がよくまわるし。
「ダケドサー、ヌスマレタリ、ユウカイサレタナラ、マワリニソウダンスルデショ。
ゼンゼン、ソレモナイ。」
「じゃあ、他人の空似で他の宇宙人の子どもかも。、」みーじいさんは言いましたが、
「だけど、お母さんそっくりなんじゃろい、ベルモは。」
「アタシヨリニテルシ。アタシニモベルモハソックリダシ。」
なんだか、他人とは思えないんだよねー。
「しかし。ベルモは、ヴィーナスに会いたがっているが、。。有名人だから遠慮してるんだって。。。」水谷和尚が、今度はみーじいさんに冷酒をすすめながら、
サラサラ。。檀家さんが献上くださいました
淡麗な冷酒なんだ、と言いながら。
夜更け、あと少ししたら蛍がでるかもしれないから、窓を開けよう。。
水谷和尚は、窓を開けました。
少し風が吹いてサラサラ繊細な竹の音が聞こえてきます。
「わ。。。お馬さんが覗いてる。」窓を開けると、向こうで、庭でメグちゃんがチラチラこちらを見てきました。
ヴィーナスは、お馬さんと言ったシュナ坊のお尻をキュッとつねりました。
メグちゃんは、お庭の散策を兼ねて、蛍を探しに来たのと、なんで、
ヴィーナスやらシュナ坊が
アイツラうちに来てるのかと庭に出てきたもようです。
しかし、ちゃっかりヴィーナスのキャラメルマキアートを飲み、食後にヴィーナスの手土産のグレープフルーツ生ゼリーをいただいて
ご飯が食べられなくなるから、ゼリーだけ、と水谷和尚の奥さんに言われ。
明日の柘榴のケーキを楽しみにしていますが。。。
ヴィーナスは、シュナ坊を。
お馬さんだのチワワだの。。。自分はジイさんみたいなシュナウザーのくせに。
あー、
こにくったらしい。
さて。。。プルメリア島の木蓮寺のベルモは、チワワちゃんのミーナとココナをお風呂に入れました。
お風呂に入って数を数えますが、
ココナはよくズルをします。
白いミーナがぽワンとした子で、フォーンのココナが活発でオテンバです。
ミーナとココナは、姉妹ではなく、
同じぐらいに産まれたこです。
ココナがミーナを引っ張る感じでした。
たまのお昼寝は
ベルモを真ん中にして、川の字で寝たり
夜は。
木蓮寺の住職のお母様、奥の院の濃紫おばあちゃんの部屋でみんなで寝ています。
ベルモは、ちゃんとお休みなさいと、
木蓮和尚夫婦に言われても、なんだかんだ毎日働いています。
もちろん、お買い物や海の家クワタにミリオンに会いに行くことはありますが、
しかし、家に帰ってくると掃除をしたり。幼稚園の整理をしたり。。。かなり生真面目な性格みたいですね。
木蓮和尚が、
兄弟子の神楽町の水蓮寺の水谷和尚の友達が学校の用務員さんで、ヴィーナスと親しいらしく。。。
なんとか、ヴィーナスに面会できないかなと。。。
しかし。ベルモは、笹舟に乗せられ瀕死の状態を流されたのです。
もしも、海の家クワタの常連さんに発見されなければ
魚のエサや鳥のエサや
溺れたり衰弱して死んでいてもおかしくはないのです。
運良く誰かに拾われたとしても。
それに、拾われた先で虐待されるかもしれません。
お寺育ちのベルモは、仏様のおかげまさ。じゃなくて、おかげさまだと深く感謝しました。
それに、もしも。、、ミリオンとあたしが逆の立場ならば。。
あたしは大好きな保育士にもお坊さんにも、、ならなかったのかな?
あたしはミリオンみたいに賢くはないし。。。海の家のサーバーはできるかな。。。
あ?でも、全ては必然的。。。あたしはお寺にくるのは運命。。
ベルモは、お寺の御説法にも聞きなれていて、運命だのおかげさまだの、必然的だの
そんなふうにも育ちました。
とにかく。運命を受け入れる。
なにがあっても。いらなくて捨てられても。
お釣りがくるぐらい適した環境に恵まれてきたし、お寺育ちのベルモは、肝が座っています。
現実的な科学的なミリオンに、運命だとか、魂のレベルだの人の成長だの話しても、
またまた、そんな話を??!
宗教じゃないんだからねぇ。。。と言われるだけ。
あたしが危篤でミリオンがぴんぴん元気で発見されたのも、すべてご縁だし。。。
ところで。。。金星では、
グリが、ヴィーナスに、テレパシーを送ります。
ヴィーナスは、お食事をして、さぁ、
蛍が出るかなと、ソワソワしていた時に、、、
グリがテレパシーを。。。
ヴィーナスの頭の中には
UFOで送りむかえするから、ちょっと時間ない。?
ベリーのおばちゃんが、話があるって。
葉月さんがどっか行かないうちに。。。できるだけ、早めに。。。
どうなの、
2019年06月15日
真夏の夜のおとぎ話し。13水谷和尚。
水谷和尚の水連寺がある
神楽町、北西部蓮水乃地区は、どこか全体的に高尚で。浮世離れした秘境の雰囲気があります。
ノスタルジー。。どこか時間の流れがゆっくりな。。
寺院や史跡が多いですね。。。
神楽町は、
北西部や北部が老舗で由緒ある趣き。
南部や東南部が、新しい現代的で庶民派の空気感。。。
中心部は、最先端な福々しい美しいラグジュアリーな雰囲気を持つ福の神楽園で都心などなど。。たくさんの表情に溢れる実にユニークな街です。
水連寺が見えると。。。
「うわー。お馬さん、スッゴいところに住んでるお嬢さんなんだね〜。」
爽快感と静寂さに包まれて。
見事な竹林の中と、絨毯の様なみずみずしい苔むして。。
サラサラ
せせらぐ様な繊細な流れもあり。。
驚愕。
シュナ坊がため息をつきました。
爽快なサラサラした竹林の中を車で行くと
壮麗なる門構え、水蓮寺が見えてきます。
ミージイサンがあきれて。
「何言ってんだ、
お前さんの住む福の神の城にくらべりゃ。ワシが言うのは失礼だけど、ここすら小人の家じゃろ。あ、小人の家はわしんちで、ここすら犬小屋か。。?」
優美で、
こんなに美しい水連寺ですが、ミージイサンは、水谷和尚の幼なじみで子どもの頃から庭みたいに
シュナ坊のもと飼い主さんの三木龍馬氏ともよく遊びにきたおなじみの土地なので、
さほど感動するでもありませんでした。
確かに、神楽町首都圏のバリアーにある
福の神達のすみか。
シュナ坊が一緒に暮らしていますが。
福の神の城と言ったら。。。外からは見えない神様の棲家。
しゅーっと巨大な秘密の空間に入っていくのですが、
ゲストは、福の神が、セキュリティをオープンする仕組みですが、、、
シュナ坊は、そんなところに住みながらもそれが日常なのであたりまえ環境になってしまいました。。、
「ソウユージゲンジャナクテ。シュナボーハ、イマココニ。ワビサビトユウカ。。オクフカイビトセイジャクニカンルイマンマンナンダロ」
プロフェッショナル。美しいものに目がない
美術家のヴィーナスも、幽玄で壮麗なる空間に圧倒され魅せられました。
「ア」
どこからか、ヴィーナスの大好きなヒグラシの鳴き声がします。
あんな馬鹿オンナ。。。馬鹿なカーチャン葉月さんでも、
ヴィーナスの産まれた朝は朝からヒグラシの美しい鳴き声がしていたのを覚えていると教えられると、とってもとっても情緒をそそるというか。。。
ヴィーナスはそんなヒグラシの鳴き声が大好きでした。
「わざわざありがとう、後輩の相談の力になってくれるから、水谷和尚が、今夜はゆっくり茶室で、鰻とハモのお料理を出してくれるって。
ついでにわしもラッキーじゃったな。」
ミージイサンは、シュナ坊の家の福の神に電話を入れました。ヴィーナスも一緒で、友人の後輩についての相談があって。
晩ごはん一緒にするからと。
「やったぁ。でも、僕は鰻って。鰻まあまあだけど、鰻の蒲焼きのタレがしみ込んだご飯が鰻そのものより好きなんだー。」
シュナ坊がそう言うと。。、
「ビンボーショウシュナボーハ。」ヴィーナスがからかうので、
「なにを言ってるんだよ〜と。。あえて鰻じゃなくってそのご飯を取るって究極の贅沢だろ。。、耳かきチワワ。」
ピクッとヴィーナスが怒り
「チワコウノハナシハスルナトイッテルダロウ」
「着いたよー、おまえさんら、もう。静かにしな。さ、茶室で和尚が待ってるって。。。」
ミージイサンは車をお寺の敷地内の駐車場に停めました。
水連寺は、日の出から日没まで、来訪者を受け入れまだ来訪者はいるのですが、
和尚の弟子が対応するらしく、
水連池の脇の茶室で和尚が待っていました。
水連寺は、いま水連池の睡蓮や蓮のお花見で、
睡蓮を観に来たり最近は写経をしにくる人々もいます。
対をなすかのように、
水谷和尚の弟弟子の修行僧時代の後輩の
プルメリア島の木蓮和尚の木蓮寺は
木蓮のお花見で有名です。
ミージイサンにヴィーナスとシュナ坊がついていくと、ミージイサンが茶室の扉を開けました。
「よ。。。今夜はゆっくりいっぱいやるか、和尚。。車止めといて、タクシーで帰るし。」ミージイサンがいいました。
水谷和尚が、
「離れに泊まれば。宿坊も空き部屋があるし。それはそれで。。。わざわざありがとう
ヴィーナスちゃん、シュナ坊。」
ヴィーナスが、時間空間、
南風で買ってきた手土産を空間から出しました。
柘榴ケーキ、グレープフルーツの生ゼリーを差し上げると、、
飲み物は、みんないまから。好きなものを飲もうと
コーヒーやアイスショコラや飲み物も取り出しました。
「オクチニアイマスカドーカ。
ザクロケーキトナマグレープフルーツゼリデス。」
「おう!カミさんと
メグが喜ぶなぁ。最近は、南風雰囲気変わってきたみたいじゃのう。
ヴィーナスちゃん、
ありがとうね。こちらが相談をお願いするのに。。」
水谷和尚は、たまにメグちゃんを車でお迎えする時に、神楽町小学校の近所なので、
南風にたちよりました。最近はいってないけれど、
たまに何人か、
檀家さんが手土産として南風のお菓子を持ってきます。
「マスターの彼女が、いろいろ手伝うようになってだんだん南風も変わってきたしのう。」
南風の常連さんのミージイサンが言いました。
いまは、
季節がら暑くなりつつある時、いま、南風のお菓子のテーマは甘酸っぱさだそうです。
神楽町小学校の近所の喫茶店南風のハリネズミのマスターのグーは、
今までのタイプとは違ったおなじくハリネズミの純ちゃんと付き合うようになり、
お店の雰囲気が変わってきました。
いままでは、マスターは、女性に強いタイプというか、女性の方から寄ってくるタイプで。派手でミーハーでキツめの女性ばかりで、
女性同士が
マスターを取り合いすったもんだしたり。
忙しいグーのジャマをしたりと、
あまりよい女性ではなかったし、
女性が
あちらから一方的に寄ってきたので。。。マスターも仕事が大事でほとんどかまわなかったり。。。
しかしまぁ。おっとりした純粋な純ちゃんと付き合うようになり
お店も変わってきたのです。
南風は気さくな雰囲気の名古屋風喫茶店で。
それまでも人気はありましたが。。。
それはそれとしまして。。。
「6時ぐらいに、お料理屋さんがくるから。。、ほんとは、十六夜川のほとりの川床料理としゃれたかったけどな。。。急だったからね。、、予約しないとだめじゃしな。」
十六夜川は、神楽町を流れて海につながる川で、夏場は川床料理や蛍狩りが楽しめます。
「ま。。。今夜も蓮池に蛍がくるかもしれんからのう。ここでも。。。」
水谷和尚の水連寺でも、蛍が見られる時もありました。
「トコロデ、オショー。。。アタシニニタ、モリサワベルモッテ。ホイクシコボウズミタイナ。」
保育士兼小坊主、森沢ベルモ。。、、
水谷和尚の弟弟子の木蓮和尚の家族です。
和尚が
ヴィーナス差し入れの抹茶ラテを飲みながら、
「うん。木蓮寺の檀家さんが、発見時、、、死んでるかとカンチガイして。。。木蓮にお経をあげてやってくれと頼み連れてきたら生きていたらしい。介抱するうちになついて可愛くなって一緒に暮らしているんだって。」
森沢ベルモは、チワワも2歳の時にお寺で助けて木蓮寺は
ベルモと女の子のチワワ二人が家族として住んでるらしい。。。ベルモとチワワは保育士としても木蓮寺の幼稚園で働いているらしいし。。。
ヴィーナスは、水谷和尚に、母親の葉月さんの状況と嵐の日に行方不明のタコのミッシェル、父親の話しをしました。
もしも、桑田ミリオンや森沢ベルモが、
あたしと関係者とか、きょうだいだとしても。。。ネグレド、、母親になる気のない自分勝手な葉月さん。。。
行方不明な父親。。。
そんなことを知るだけ本人たちはショックなんじゃないかな?二人は
笹舟に生まれたてで、流されたって。。。
生物のなかには、子どもを食べる生物もいたり
カッコウみたいに托卵する生物もいたり。。
金星人でもいろいろなタイプがいるけど。。。葉月さんは。。。
しかし。。。桑田ミリオンも森沢ベルモも
どんなことがあってもいま。
幸せの基盤をふたりとも築いているので、
もしも。。。ヴィーナスの関係者なら。。
真相、出生を知りたい覚悟らしい。。
森沢ベルモ。。。
木魚や警策がオモチャ、お経が子守唄で育ったちょい変わった宇宙人のちょいぬけた宇宙人みたい。。。
真夏の夜のおとぎ話。12水蓮寺へ。。。向かうかと。。
「ちょっとそこで待っとれい、迎えに行くわ。」
ミージイサンに電話したら。ちょうど同級生の水谷和尚と会う約束があり、
水谷和尚が、修行時代の弟弟子のプルメリア島に住む木蓮寺の森沢和尚から
森沢和尚の家族のベルモの事で最近相談を受けたらしい。
ベルモは、レモンイエローの宇宙人の子どもでヴィーナスそっくりさんなので、有名人のヴィーナスには近寄りがたいが、
なんらかもしかするとベルモや、プルメリア島の海の家クワタの家族の
これまたヴィーナスそっくりさんのミリオンも。
正体不明である日突然笹舟に乗せられてプルメリア島に流されて来たので、
ヴィーナスも、四歳で夏生まれなので、
もしかして。。。なんら、ミリオンやベルモはヴィーナスに関係しているのではないかと水谷和尚は相談を受けます。
そこで。幼なじみで神楽町小学校の用務員さんのミージイサンは、ヴィーナスと仲が良いので、水谷和尚から、
ヴィーナスにいろいろ聞いて欲しいのだけれど
しかし。家族の問題は、プライバシーでなかなかデリケートな問題だと話していたらしく。
水谷和尚の家に行くので、ヴィーナスやシュナ坊も一緒に行かないか、これから車で南風に迎えに行くから、と。
ヴィーナスは、南風で、マスターにテイクアウトで、コーヒーとキャラメルマキアート、アイスショコラなど、
甘いのとそうでないもの混合として適当に飲み物をテイクアウトオーダーして、
飲み物にくわえて、グレープフルーツ生ゼリーと、
柘榴のチョコレートケーキをお土産に、と買いました。
手土産はすべて
時間空間、空間にそのまんま保存して、行き先、神楽町、北西部。蓮水乃。水連寺にインプットして空間に入れました。
あとは、水連寺に着いたら、空間から手土産を取り出すだけ、です。
ヴィーナスが、
南風で、水蓮寺への手土産を買いましたが、シュナ坊コメント。
シュナ坊が、「あっ、お馬さんだから、野菜ジュースの方がいいかもよ。人参いりだしー、」と、水連寺に行くので手土産を
メグちゃんのは野菜ジュースにしろと言ったので、ペシペシ、ヴィーナスが、シュナ坊を叩きました。
「ミズタニオショーノダイジナダイジナメグチャンヲウマヨバワリシタラ、オテラノオシオキボウデブンナグラレルヨ。」
お寺のお仕置き棒。座禅を組み喝を入れる警策の事です。。。
水谷和尚の水蓮寺にお邪魔するので
ヴィーナスは、
こっちは、わざわざメグちゃんの失礼にならないように意識して
お土産に
くるみとキャロットのケーキやら、キャロット系を避けているのに。。。
神楽町小学校でも、
シュナ坊や、ヴィーナスは低学年児童なので、給食ランチビュッフェは、11時半から12時20分まで。。。中学年生徒の半分と
小学校のカフェをつかいますが。。。
もしも。。。12時半から13時半近くまでの中学年生徒の半分と高学年生徒の
ランチタイムとかぶったら
高学年のメグちゃんとシュナ坊。。。
めっちゃ、もめてるだろうなー。
シュナ坊が、人参のマリネやら人参のしりしりやら。。。
ランチがもしも一緒なら。。。馬さん呼ばわりの
メグちゃんを見つけると人参を持って。からかうに違いないし。
シュナ坊は、怒ったメグちゃんに傘で叩かれてもまだ馬さんだと言ってるし。
ヴィーナスも、シュナ坊から、チワワ、チワワとお尻フリフリされたりするし。。
ヴィーナスの方がシュナ坊よりツヨイので、
その痛いところをついたり、窮鼠猫を噛むとチワワとヴィーナスをからかいます。
しばらくすると、車でミージイサンがやってきて、ヴィーナスとシュナ坊をキャッチしました。
水蓮寺へは、
ヴィーナスにつかまってテレポテーションすれば車よりはるかに簡単でしたが。
シュナ坊もヴィーナスも、
はっきり蓮水乃の水蓮寺の場所がイマイチわからないし、
それに、なにより迎えに来てくれるミージイサンのご好意と親切を大事にしたいのと、
シュナ坊もヴィーナスも車に乗ったり
なんらかの乗り物に乗ることが大好きでした。
車の中で、ヴィーナスはいろいろ思案します。。
ヴィーナスもシュナ坊も、神楽町小学校の
倫理道徳の、情緒教育の時間の
童話やら神話やらで道徳をする、成績に入らない授業が週一回ありますが。。
ヴィーナスそっくりさんの
桑田ミリオンと森沢ベルモは。。。
調査してくれた仕事関係者の矢島さんの話しだと。。
二人は赤ちゃんの時に
船に乗せられて流されてきて。
少し前に倫理道徳の授業でやった。。
日本神話の恵比寿様の子ども時代の話しを思い出してしまいました。
恵比寿様が、赤ちゃんか子どもの時に
蛭子さんで、みっともないから親が川にながして捨てたとか。。
そんな人が
日本の神様をやっているなんてと。。。ずいぶん、親のイザナミ、イザナギを
クラスメイトは非難しましたが。。。
神様ですら、そんな人がいるわけで。。
あの、葉月さんなら。。。
神様がそんなひどいことをしときながら、葉月さんがそんなひどいことをしても
ぜんっぜん。。
おかしくはないよね。。。
ヴィーナスは、
もしも、桑田ミリオン、森沢ベルモが、
あたしのきょうだいなら。。
赤ちゃんを川に流すなんて。。で、あたしだけ。金星に連れ帰られ。
ネグレクトだけど。。
いちおう、、ジジババがいたし。お隣さんのグリんちもあったし。。。
だけど。。?あんな
母親と。。。父親が行方不明って。。、
あまりにもムゴイかも。。
桑田ミリオンと森沢ベルモは、
恵まれたご家庭で幸せに暮らして円満みたいで、それにはヴィーナスもほっとしてますが。。
「モリサワベルモッテコ、アタシノハハオヤソックリナカオナノヨ。。」
ヴィーナスは、ミージイサンとシュナ坊に言います。
ミージイサンも、水谷和尚から、水谷和尚の弟弟子の木蓮和尚の家の森沢ベルモが、死にかけで笹舟に乗せられて流されてきたと聞きました。
「
ヴィーナスじゃない二人が
誘拐されてイタズラされたんじゃないの??嫌がらせの変な人っているし。。。僕なら真っ先にヴィーナスを流すけどな、うるさいし。」とシュナ坊がヴィーナスをからかうので、
また。ヴィーナスはペシッとシュナ坊を叩きました。
車は蓮水乃地区に入り、時間的には既に閉じてしまいましたが、たくさんのつぼみと大きな葉のみずみずしいハスの池や、
睡蓮の池がたくさん見えてきました。
ここは、今の時期、あと少し日が落ちれば
蛍狩りができます。それ目的らしき車も何台か見あたります。。
マイナスイオンと
見事な涼しさを感じる悠久の竹林の中を車が通り抜けると
壮麗なる門構えの、水蓮寺が見えてきました。
2019年06月13日
真夏の夜のおとぎ話。11森沢さん。
森沢ベルモ。4歳。
まるっこいまろやかな
レモンイエローの身体。つぶらな瞳に長いまつ毛。
ヴィーナスのそっくりさん。
だが、ヴィーナスの母親の葉月さんによく似ている。ヴィーナスよりちょいポッチャリ。
プルメリア島の篤志家の
森沢和尚の家に引き取られる。。
森沢家当主、森沢万緑。
森沢和尚、僧籍木蓮。
妻。紫子は、幼なじみ。
茶華道の師範。
あと、森沢和尚の100歳前後になるお母さんが、木蓮寺の奥の院に、隠居している。
歳の割には健康で、ベルモとミーナとココナが簡単な手助けや世話をしている。
もともと奥様の紫子さんは、近所の木蓮寺の檀家さんの子供。
嫁いできたお寺の奥様だった木蓮和尚のお母さん濃紫、「こむらさき」が、なにげなく話しをしていて。紫子さんの親に相談されて
自分の名前「濃紫」から「紫子」ゆかりのさんと名付けてあげた。
森沢和尚の奥様の
紫子さんは、森沢和尚が、犬や猫とは暮さない。犬も猫も両方好きだけど、修行僧には犬も猫もいて
プライベートでは、犬、猫に甘々。。は
ちいさなうちから厳しい修行をする修行僧や小坊主さんがかわいそうだし。
みんなお寺の子どもだし、と。
そんなポリシーを物の見事に良い意味でベルモの存在が破りました。
森沢和尚の
二人の
息子は住職とビジネスマン。
嫁いだ娘は木蓮寺の敷地内の幼稚園の保育士さん。
てっきりと。
死んだ赤ちゃんだと思われて
最初、お葬式を間違えて出されるところ、森沢和尚が、ベルモが息をしているのに気づいて奥様とともに介護する。
お寺育ちで、子守唄がお経。
ベルモは、お経をすぐに暗記して、法事やお葬式にも顔を出すようになり、夏休みなど、小学生にお経や習字を教えたり
保育士さんでもあるので、木蓮寺の敷地内の幼稚園で保育士さんとしても働いている。
黄色い身体で、まつ毛が長い。ヴィーナスにそっくりさんだが、葉月さんに一番似ている。。。
性格はおっとりして抜けているが優しい。
ベルモも、ミリオンとはきょうだいだと思っています。
またベルモには
チワワちゃんの妹分あり。
ミーナ、白。ココナ、鹿色。
スムースチワワ二歳。女の子。
2人ともベルモが大好き。
ベルモのあとをいつもくっついてくる。
ベルモが性別不明なのに、ミーナもココナも
ベルモをねータン、ね〜タンと呼んでいる。
木蓮幼稚園にはチワワの子供の数が多いせいか、ミーナとココナは木蓮寺に
保護してもらえると思ったのか、わざと
幼稚園の近くで、生徒が帰り、職員がまだ幼稚園で作業をする時間帯を狙い捨てられた。
捨てた人はどうも、ミーナとココナを繁殖犬にしたくない目的で捨てたらしい。。
定期的に、ベルモは、ミーナとココナを連れて別別の笹舟に乗せられて流されてきたという
ミリオンの海の家クワタに顔を出します。
つい最近は、
海の家クワタで、ミリオンが、
「なんか、ヴィーナスさんの関係者みたいな人が、ウチに来ていろいろ聞き出していたよ。。
どうも、矢島さんてヴィーナスさんの仕事関係者の若い男性なんだけどさ、
私とヴィーナスさんと血縁関係だと思ってるんだって。」
「でも、あちらはすっごい有名人だし。、こちらなんか相手にしないんじゃないかなぁ〜。似てますが、どうでしょうみたいに乗り込んだら、ミーハーみたいで迷惑なんじゃない。」ベルモが遠慮がちに言いました。
「公式サイトとか、他の雑誌の評判だとヴィーナス先生は、気さくで明るくて普通は誰にも優しいみたいだよ。よほど悪い奴とかには別としてね。。」ヴィーナス贔屓のミリオンが言いました、
2人も、躾はきちんとした家庭育ちで、家族から、ヴィーナスは、お相手が有名人だし。。。なんとなく姿かたち似ているのと、生まれたてで拾われた時期が、ヴィーナスの誕生日付近だし、
ヴィーナスに直接申し出るのもミーハーや有名人目当てみたいで、失礼だし、
あちら様に迷惑なんじゃないかと言われていました。
でも、
ひるみながらも。
ミリオンとベルモも、
なんとか
自分の出生や親の事を実は真相を知りたいと思ったのです。
二人とも、引取先のおウチで良くしてもらい
二人とも、実にイキイキ仕事までして。
ミリオンは、桑田さんの息子さん夫婦の小学生の兄妹ときょうだいみたいだし。
海の家のクワタのスタッフともお客様とも、和気あいあいの毎日。。
だけど。。。
自分の原点なるものが不詳。
いまの幸せには感謝しているけど、どこか。。。自分たちの正式な正体は。。。
仮に宇宙人の実家やでどころが判明したとて、桑田ミリオンも、森沢ベルモも
お互いいまのおウチの子どもである決心はそのままです。
さて。。。神楽町神楽小学校近所の喫茶店南風は、今日も満員御礼でした。
朝のモーニングだと、これから出社の方々なのでお客様が、これから稼働組で
お客様の回転率がいいのですが、
アフター。とくに、ランチが終わって15時から閉店18時までは、
のんびりのんびりベラベラお喋り組がたくさんですし。お菓子やパンや輸入調味料なども販売ストアスペースもできて、
買い物に来た人が喫茶店にも立ち寄るようになったし。いちおうテラスにストア用のイートインができますが。。。
店内はとても混み合っていました。
「マスタ。。。キョーモゴハンジョウ。
コレジャ。モーニンググライシカコレナイカ。。」ヴィーナスがシュナ坊を連れてやってきましたが、
喫茶店は満席。
「ごっめん、ごめん。イートインの
テラス席なら少しは。。空いてるけど、」
マスターのハリネズミのグーは常連様のヴィーナスに申し訳なさそうに言いました。
「ミージイサンキョウハイナイノ」
「ミージイサン?あっ、ミージイサンならさっき一足違いに帰っていったよ。。。なんでもさぁ。。。蓮水乃の同級生の水連寺に行くんだってさ。」
マスターのグーがいうので、シュナ坊が、
「馬ンチに行くんじゃない?」
蓮水乃の水連寺は、高学年児童のミニチュアシュナウザーのメグちゃんのすまいのお寺さんです。
海外へ行った
シュナ坊の元飼い主さんの三木龍馬氏と、
メグちゃんの飼い主の
水連寺の水谷和尚さんと、
ミージイサンも幼なじみで仲良しです。
ペシッとヴィーナスは、シュナ坊を叩いて
「ウマトカチワワトカ、ヒトノワルグチバッガリ。」
高学年ミニチュアシュナウザーの女の子メグちゃんは面長のミニチュアシュナウザーで、
シュナ坊が、メグちゃんの事をお馬さんとからかいます。
シュナ坊は、
元飼い主さんの三木龍馬氏からも、
メグちゃんの事を馬さんなんて失礼な
メグちゃんとか、お寺のお嬢さんとか言いなさい
メッ、シュナ坊
と何度も叱られました。
「そうそー。ヴィーナス、ヴィーナスのそっくりさんって話しを最近してたじゃん。
ほら。モーニングの時に。。。」
ヴィーナスは、最近モーニングの時に、奇妙な話があると、
自分のそっくりさんが、プルメリア島に
南風のマスターのグーになんとなく話しをしていました。
「ソレガドウカシタノ」
「ミージイサンが、
幼なじみの水谷和尚の修行時代の弟弟子のプルメリア島の木蓮寺のお寺に、ヴィーナスそっくりさんの宇宙人の子どもがいて、水谷和尚んちにその木蓮寺の和尚さんから久しぶりに連絡が来たけど、ミージイサンは、ヴィーナスと仲良いだろみたいに水谷和尚から相談されたって
ミージイサンさっき言ってたけど。。。」
ヴィーナスは、そうグーから言われると
携帯を取り出してミージイサンに電話してみました。