気遣いをし。
幼なじみのグリが席を外しますと言ったのですが、
グリは、家族も同様!
ベリーは、グリも入りな。と、朝。開店前のスナックキャラメル・リボンに
ヴィーナスとグリ2人を入れました。
カウンターの奥には。。。
チョコンと葉月さんが座っていました。
葉月さんは、ヴィーナスを見つけると、
「あんた、勝手に地球暮らしをしてるんだって
どういうつもり、。。」と、ヴィーナスに、会うが早いかなんと。。。突然怒りだし。つめよります。
これには、ベリーが激怒して、
「ハズ。あんたにそんなことを言ってる資格はあるのっ。」ピシャリと怒鳴りつけました。
「そうよ。ハズには怒る権利はないでしょう!
あんたどういうわけよ。。あたしソックリの。。。。あたしソックリと、ハズソックリの。。。」ヴィーナスは、
唐突にいきなり、怒りのあまりに、
ミリオンとベルモの事を切り出してしまいました。
「あんた、プルプルしてチワワみたいに。。。スマホのバイブ
地球に行った時にいたチワワみたい。。。ヴィーナス、、親に向かってあんたとはなによっ。ハズとか呼び捨てにして。。。」
「話しをそらさないでちょうだい、。。。なんなの。。。なんで、自分はフラフラしといてあたしの事を言えるわけ??!
プルプルしてるのは、怒り。
チワワだと
なんなの。。生まれてすぐにおいてきぼりにして。。。しかも。。しかも。。あたしソックリの子達は。。。」
「あの子達は。。。あの子たちは。。生きていたのね。。。
あたしは。。。あたしは。」
葉月さんは黙ってしまいました。
え
あの子たちは?生きていたの?
え。。。
ヴィーナスに似た子どもがいるが、
どういうことか、は。
葉月さんの母親のベリーも詳細は、なんにも聞いていない様子でした。
葉月さんは、黙って。。。
「どうなのよ、知ってるんでしょうに。あたしソックリの、桑田ミリオン、森沢ベルモ。。。なんなの。。知ってるんでしょう。」
ふだん短気で怒りっぽいヴィーナスは既に噴火しました。
桑田ミリオン、森沢ベルモ。。。
2人を知ってる。。。しかも、その2人は、
笹舟に乗せられて、赤ちゃんの時に流されて。。。
うまれたての赤ちゃんを
悪意よ。。悪意よ。
「ハズ、観念しなさい。どれだけ子どもを傷つけてきたの。」ベリーも本気で憤慨しました。
まさか。。。口べらし。。
それとも。。ヒルコ。恵比寿様の様に気に入らないから。。。
生きたままで、赤ちゃんを船で流したの。。
ヴィーナスは、
小学校の歴史やら倫理道徳やらの、
授業を受けたなかで、口べらしやら、恵比寿様の話しが急速に頭に思い浮かびました。
ベリーの大事な大事な大事な溺愛する
チワワとウクレレは、キュンキュン飛び跳ねて
ベリーやヴィーナスといたがりましたが、
修羅場を見せたくないので
あわててルッコラが散歩に連れ出しました。
グリも黙って硬直しています。かわいそうに。。。巻き添えられて。
協力者のグリを巻き添えにせず、
キャンキャンキャンキャン、甘えすぎの
チビたち、マイクロビーンズのペットのチワワとウクレレが、この場に甘やかさずに置いてやればいいのにさ。
ベリーのババも、勝手だわね。。。
ヴィーナスは思いましたが、
この事態には、
葉月さんは、黙ってしまいました。
さてさて。
こちらは、
神楽町の北西蓮水乃の水蓮寺で、空間に消えた
グリとヴィーナスを見送ると。
ミージイサンとシュナ坊と、水蓮寺の水谷和尚にお礼を言い、メグちゃんも連れて
神楽町小学校に向かいました。
ミージイサンの車で、シュナ坊が、ミージイサンに、
「ね〜、ヴィーナスはさ。やっぱりきょうだいがいるんかなぁ。。でも。怒ることかな」
「怒る」
「だってさぁ。ヴィーナスってずーっとジジババみたいな人が大切にしてくれたんでしょ。僕だってさぁ。パパまま。。なんか、
ジィジの嫁さんに行った娘んちにいるけど。。。別に会ってないよ。」
シュナ坊の両親は、三木龍馬氏の嫁いだ娘の家にいました。
サムと蘭の夫婦です。
三木龍馬氏の家にいるのは、いちご姫とコモモ。敷地内にある息子夫婦の家にポポロがいます。
ポポロ、いちご姫、コモモは、サムと蘭の子どもで、
シュナ坊は、それから。何年かたってからのサムと蘭の子どもです。
だから。最近、神楽町にポポロ、いちご姫、コモモが
三木龍馬氏と遊びにきて兄や姉達には、会ったのですが。
サムと蘭には、ほとんど会ってないし。
親がいることはわかるんだけど。
ほとんど、飼い主さんが親みたいな感覚だし。。。
なんで。。そんなことヴィーナスが怒るわけ
「だってさぁ。ミージイサンだってさぁ。パピルスが、息子でしょ。メグちゃんも、水谷和尚の娘でしょ」
シュナ坊がいうと、後部座席のメグちゃんが、
「確かにね〜。。。あたし、親がどうだって知らないもん。シュナ坊んちからきたんだけど。。。そこまで考えてなかったなー。」
メグちゃんも、三木龍馬氏がやっていた三木センチュリオンのミニチュアシュナウザーです。
「メグちゃんは、僕の親とは違う子から生まれたらしい。。お馬さんなんじゃない。」と、シュナ坊が、メグちゃんに馬の話をしたので、
後部座席から怒ったメグちゃんは、助手席のシュナ坊の耳をムギュッとしました。
「うるさいっ。」
メグちゃんも、おなじく。ミニチュアシュナウザーなので、ヴィーナスがチワワ、チワワとシュナ坊にからかわれて
「じいさんっ、」と言い返すことができません、
「まぁ。。。ワンコ達は。。。よっぽど親子で住まない限りは。。一緒に暮らす人が親になるからのう。。。」
ミージイサンは嬉しそうに言いました。
ある意味ワンコは、現金だけど、だから種族を超えて。家族になれるし。
だから。。。ワンコは、かわいい。。。
「ヴィーナスも怒らなくてもいいのにね。、。きょうだいがふえるかもしれないし。はなしてると、どうもきょうだいも、良いおウチで、もうお仕事もしてるって。。。放りっぱなしの親に育てられるより、いいと思うんだけどね〜。」
「黙っていられて、ビックリしたんじゃないの。ある日突然。。きょうだいがいるって。。ヒトリッコかと思ってたのがさ。」ミージイサンがいうと。。。
「まぁ。ヴィーナスってヒトリッコっぽいよね。なんとなくだけどさー。」
車を裏手から、職員用の駐車場にミージイサンが停めると、
「ありがとう」と、シュナ坊、メグちゃんがミージイサンの車から降りると、
「わー、わー。。?シュナ坊、シュナ坊メグちゃんと朝帰りだっ。」
誰か、シュナ坊とメグちゃんが、ミージイサンの車で学校にきたのを見て
スキャンダル、スキャンダル。。
ギャーギャー、
騒ぎました。
スキャンダル、スキャンダル。
「なんなんだようっ。ミージイサンもいるじゃんかっ。ヴィーナスも、さっきまで、一緒だったしい。。。
なんで、お馬さんと、スキャンダルなんだようっ。
シュナ坊。。
とほほ。。。
さてさて。。。
金星。
ベリーさんのお店、ヴィーナスの実家。
キャラメル・リボン。。。
緊迫した状態のまま。。。ついに、
ヴィーナスの親、葉月さんは、
「確かにそう。。。確かに。あたしは、
ヴィーナス。。。と。ヴィーナスは、同時に三人生まれたわよ。。。赤のあんたと、青と黄色の子どもがね。。。」
なんと、葉月さんが、いうには。?
赤いヴィーナスは、青と黄色の子どもとみんな同時に三人で生まれたらしいのです。
2019年06月19日
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