もう。。。。葉月をミリオンやベルモには
会わせない方がいい。。。ダメだこの人は。明るい和解と展開を期待して。
こっちから会うように打診していたんだけど。。。ヴィーナスの怒りの震えが止まりません。
すると、しばらくしてまた葉月からヴィーナスへのLINEが。。。
81既読無視だと
ちょっと
あんたLINE読んでるでしょ
読んどいてなんの反応もないわけ。
だと。。。しかるべく返事をせい、か。
しかし、ヴィーナスは無視しました。葉月無視してベリーに、LINEを送ります。
葉月にIDを読み盗まれたようよ。
教えてないのに、ハズは、バアのLINEからあたしのIDを調べられて変なLINEメッセージ送ってきたし。
多分。私らの会話やその他バアのスマホを勝手に葉月が見たんじゃないの。
バアのスマホの
葉月の愚痴愚痴。。。、言われても仕方ないぐらい呆れはてられてるから愚痴もわかるけど。
ブチ切れるかもね。。
バアのスマホから
あたしのIDを盗み読むためにのうのうと実家に顔を出したのかしら。
葉月は、
もしかして、あたしがきょうだいと会った様子をさぐりにベリーのところに戻ったんかもしれない。。。
いま。
葉月は、だいたい人間でハタチぐらい。あたしを産んだのはだいたい15、6歳の高校生になるかならないか
みたいな感じで産んで。。。
子どもが子どもを産んだ。。
しかも。遠距離。地球生命体と。近くでいつもいるパートナーとの結婚じゃない。。。。
ちゃらんぽらんの自分勝手な
遊び人が、華の遊びたい盛りに、そばにいないパートナーと子どもを作ってうんだ。そんなん。。。。考えずに。。。リスクだなんだ将来設計だの考えもせずに。。。
楽する事ばかり考えてる性格の奴が、ラクじゃない、
わざわざ。。。むずかしい環境を選んだというか。。むずかしい環境を選んでも。
問題やら。。?子育ては親に丸投げ。
結果として産まれたあたしはすぐ実家にほうり投げられて。バアとジイに育てられて。。
ミリオン、ベルモは、亡くなったかとカンチガイされ。よそ様の家庭で育てていただき。
だけど。。。みんな幸いにして健康で明るくスクスク育って行った。
ギャルママというか。ママの役目を果たさない馬鹿ギャル。葉月。
そりゃあ。旦那がハリケーンに遭い行方不明になったのはかわいそうだけど。。
だからと言ってだ、
かわいそうなわたし、みたいにして、みんなの同情をひき。
ベリーは孫を投げ出せばベリーもルッコラも間違いなくまごを体制に育てるに違いない事は葉月はずる賢いから既に親の性格を把握しうまく読んでいるし。
葉月は、ちゃらんぽらんのくせにそういう面は頭がまわる。そういう部分だけには知恵がついてるし。
もしかして。。。あたしが生まれ、ミリオンベルモが死産したかもしれないとカンチガイされたあの時は
葉月は、三人も子どもを育てなくてホッとしたのかもしれない。
だって。たった一人すら子どもを育てられないんだし。
いまになって。
だから、子どもを必要な家庭に私が子どもを産んであげたんだからハッピーじゃん。みたいなアホな事を言ってるし。
実の子どもの
ミリオンやベルモにも会おうともしないなんて。
自分は
メンドくさい子育てを省き、子どもは勝手に良い子に育つ。
ムカつく。
ばっかじゃないの葉月。ヴィーナスは葉月をますます信じられなくなりました。十人十色、千差万別人それぞれ。
自分以外はみんな違って当たり前なんだけど。考えたくないけど。。。
ベリーやルッコラの躾が悪いのかしら。。。って。じゃあ。ベリーやルッコラに育てられたあたしがいちおう社会生活を身につけ自立してるわけだし。
おまけに
ベルモをデブとか許せない。確かに太ってるけど。。。葉月が、
あたしはこんなに太ってないし。だけど幸せ太りで良かったじゃん。だと。。。
顔は可愛いから顔は似てるだと。。。
アホかもう。呆れるわ、腐ってるわねっ、
ヴィーナスは、葉月に思わず怒りの返信をしてやろうかとカッとなりましたが、
しかし。それよりもこいつは既読無視で
こういうヤツは、
いちいちムキになりかまうよりも、既読無視。無視が効くのです。
それに。。。父親のタコのミシェルはほんとうにハリケーンに遭い行方不明になったのか
まさか。刑務所にいるとか、あるいは、
まさかまさかの葉月が殺害なんて怖いこともヴィーナスは想像してしまうのです。
一方、プルメリア市民病院ですが、嗚咽をあげなきわめく全盲のカモメさんの名前は、
やはりダイヤでした。
ダイヤは、プルメリア島で四年前の巨大ハリケーンにあい、流されてその時失明したようです。
それまでは、渡り鳥。何度かプルメリア島に来たり住んだりを繰り返していましたが、
失明してからは、他の地域の施設で世話になりリハビリーと、音声でパソコンを使う訓練を受け、社会復帰を目指していました。
プルメリア島は気に入っていて。渡り鳥、けっこう行き来して老後は魅惑の島。プルメリア島で過ごしたいと若い頃は夢見ていましたが、
何年か前に。
ある日。。。。と、木蓮和尚やベルモがお坊さんと聞いたので、カモメのダイヤは身の上話しをしはじめます。
若い頃は
ダイヤは、結婚していましたが、なんどもなんども流産をしてとうとう流産の体質だと
旦那の家から追い出されたのです。
その時、おなじぐらいの年齢の、イヴァンというカモメの女性に出会いました。
イヴァンは、
妻子ある男性と恋に落ち、妊娠しましたが、奥さんに見つかり、睡眠薬を飲まされたあげく麻酔をかけられ知らないうちに子どもをおろされて、
イヴァンは子どもを産めない身体になりました。
なんて。。。ダイヤはイヴァンの身の上を聞いて絶句。。。
気を失いそうになりました。。。
さらには。。。
逆上したイヴァンは、男性の家に火をつけようとしたところ、警察に逮捕され服役して出所しまもない頃でした。
それを聞いてダイヤはビックリしたものの。。。女心からの愚かなあやまちは身にしみてダイヤもイヴァンが遭遇した出来事に心を痛め。。。自然と仲良くなりました。
ダイヤは、
とてもじゃないけれど、イヴァンが放火をするなんて。。?
と言ったぐらい優しそうです。
しかし、イヴァンは、悔しいけれど結婚している事を知っていたのに止められなかったから。、、
しかし。。。被害者も加害者も同時に苦痛を味わったイヴァン。。。
そんなイヴァンとの出会いが。。
イヴァンは、生まれ変わり修道女になろうと決意していたようです。。。
何度か。ダイヤと、イヴァンはプルメリア島に渡り、暫く一緒に暮らしたりしていました。
しかし。四年前の巨大ハリケーンにのまれて、ダイヤは失明し、イヴァンと離ればなれ。。。しかし。。。
最近、ダイヤがいる施設を探してイヴァンがやってきたのです。
再開を喜んだものの。。、
そして。。。イヴァンから。。。
四年前の9月に、巨大なハリケーンにのまれて。。
バラバラに別れ、失明したダイヤは。。
その、一ヶ月前の四年前の8月に。
私たちはプルメリア島である宇宙人の出産に立ち会い、
若い宇宙人と、相手は若いタコの男の子でしたが、幼い二人は
どうしたらいいのかわからないようで、
ダイヤとイヴァンは、その宇宙人を助け。
しかし、その宇宙人は、三人子どもを産みましたが、残念ながら、二人は死産でした。
私たちは、宇宙人とタコの男の子と、死産した宇宙人の赤ちゃんのお葬式をし、
笹舟に乗せて流しましたが。。。
なんと。。、
最近、再開をしたイヴァンが、
実はあの二人の赤ちゃんは、仮死状態で、生きている事を知りながらも。
あの。宇宙人の女の子が、若くて赤ちゃんに恵まれて。、。タコの旦那にまで優しくされていて。
イヴァンが、わたしはこんな身体になったのに。。、あの健康で若い初々しい宇宙人。
三人も、子どもを授かって。。。許せなくて。許せなくて。若い宇宙人のあの子に罪はないのに、
赤ちゃん
二人を仮死状態と生きているのを知って死んだと嘘をつき。流してしまった。
と、イヴァンから聞いて。。。わたしはボーゼンとし、わたしの目が見えなくなったのも、きっと生きた赤ちゃんを流してしまったから。。。
修道女になり猛省した
イヴァンは、もう自分の罪にたまりかね、ダイヤを探し当て。。。仮死状態の生きている赤ちゃんを流した
恐ろしい罪を告白されました。
それで。わたしは。。。イヴァンと、、、共に海で心中を図りましたが。。。と。
木蓮和尚とベルモは、ボーゼンと顔を見合わせました。
宇宙人。。。仮死状態の子どもを流す。。
ベルモとミリオンの話ではありませんか。。。。
2019年07月10日
2019年07月09日
真夏の夜のおとぎ話38泣きじゃくるカモメ。
えっ、
木蓮寺にヴィーナスから電話が来て。ベルモが出たのですが、
えっ。。。神楽町の麗しが浜でも、カモメさんが発見されたの。。。
やはり。そのカモメも衰弱して身体に傷があったらしく。助けた人をグリがサッとUFOで救い出してそのまま病院に運び込んだらしい。。。やはりそのカモメも集中治療室に運び込まれている、という話です。
まだ、身元は不明。患者を運び込んだグリに追いついたヴィーナスと福ちゃんとシュナ坊は、神楽町の病院で、昨夜プルメリア島のアクアマリンビーチでも、カモメさんの行きだおれた方がいていま、プルメリア市民病院に入院していると神楽町の病院には証言しました。
こちらのカモメは、女性である以外はすべて身元は不明です。
しかし、プルメリア島のアクアマリンビーチ。。と神楽町の南新町の麗しが浜。。。
大潮の日には、潮が引きプラチナミルキーウェイという白い星の砂の道ができて歩いて渡る事ができるし。
毎日連絡船も往き来している。
そんな。。。
程なく近く。。。この2人は、もしかして海で一緒に心中を図ったのでは。。。
だけど。。。衰弱しながらも生きている状態はよく似ていました。
どういうことだろう。。
2人はカモメの女性同士。。。お互いに衰弱していて。
と。そのとき。ベルモが電話内容を木蓮和尚達に伝えにいこうとしますとまた木蓮寺の電話が鳴りました。
今度は紫子さんが出ましたが、どうやらプルメリア市民病院のカモメさんの方が目を覚ましたようです。
さて。神楽町の病院では。。。
集中治療室に運び込まれたカモメさんの容態は思わしくなく。、、やはりこちらのカモメさんもかなり酷い傷を負っていました。
まだまだ目が覚めない様子。助けたダックスさんは、近くの星降町の住民で友達と海水浴に来ていたようでした。
ヴィーナスや福ちゃんやシュナ坊は思わずグリを追いかけて来てしまい、ダックスさんともども病院からいろいろ発見時や、様子や
ヴィーナスは昨晩似たようなカモメさんを発見した事を詳細聞かれました。
やはり。このカモメさんはプルメリア市民病院へ運び込まれたあのカモメさんと繋がりがあるのでしょうか。。。
ひととおり聞かれましたが、まだ患者さんが目を覚まさないのと、見ず知らずの関係なため、病院から皆は返されてグリは再び
追いかけてきた友だちを乗せるとともに。
ダックスさんをUFOで麗しが浜の友達のもとに送り届けました。
シュナ坊はめんどくさいからしばらくグリちゃんもいるしヴィーナスんちで暮らそうかなぁ。と言いました。
時々シュナ坊は、福の神達に許可をもらってはヴィーナスと福ちゃんの海辺の白い家に泊まったり居候したりしています。
福の神達は、ヴィーナスや福ちゃんの家なら。。。とシュナ坊のお泊まりは許可されます。
ヴィーナスのLINEにまた、木蓮和尚とあたしとで、プルメリア市民病院のカモメさんが気がついたみたいだから、行ってきます。
とベルモから入っていました。昼間に木蓮和尚が冷酒をたくさん飲んでしまい、
木蓮和尚がまだ運転ができない状況なので
小坊主さんが車で2人を病院に送る事になりました。
チワワちゃん2人がついていきたいみたいに言っていますが、病院は静かにしなきゃいけないため、ベルモがチワワちゃん2人に、
病院だから、ついてくると、ついでに
チクンしてもらいに行くからね。と言うと、チワワちゃん2人が怖がり、ついて行くのを諦めました。
チクンというのは注射です。
ちょっとばちあたりになりますが。。。
法事やお葬式など亡くなられた方に関する事はお化けが出るからと怖いからついていきたがらないのですが、ミーナとココナのチワワちゃん2人は
それ以外はベルモの行くところにいつも通りついて行きたがりますが、
行き先が病院だと知ると、二人ともプルプル震えはじめて
怖がりついて行くのを断念しました。
ベルモは、プルメリア市民病院へ行くと
ミリオンにも連絡しましたが、夜から塾のアルバイトが入っていてミリオンは行けません。どうなったかお知らせしてね、後日お見舞いにも行くからお大事に。と、LINEの返事がベルモに届きました。
と。。。ヴィーナスにもベルモからLINEが入って。
「プルメリア市民病院のカモメさんの意識が回復したって。やっぱりさっき、運んだこっちのカモメさんとの関係者かなぁ。、こっちのカモメさんも、無事だといいけど。」ヴィーナスのLINEを覗いてグリが言います。
その時またまた。。
ベリーからのLINEが入ってきました。
葉月が帰ってきた。。
と、入ったかと思うと、見知らぬLINEのアドレスから、、、
81
誰、これ?みたいにヴィーナスがオカシイな。買い物した時に。。。まさか。データーを盗まれたりハッキング
と。思っていると。
81
葉月。オカンのスマホからヴィーナス、あんたのID見たのよ。登録しなさい。。
えっ。
葉月が勝手にベリーのスマホからヴィーナスのやりとりを見て、LINEのIDを見つけたのでした。
登録しなさいと指図まで。
81ああ、8月1日は、葉月の誕生日。
それだけでも呆れるのに。。、
ヴィーナスは、呆れるとさらにまた呆れるようなLINEが入ってきました。
オカンが、ミリオン、ベルモ、あんた達のプルメリア島の写メを泣きながら、
ほら、葉月、あんたの子どもがこんな幸せそうにしてふたりとも生きていて
ありがたいと思いなさいと言われ見せられたんだけど。
ベルモって子どもが、葉月あんたにそっくりって
あたし、こんなに太ってないわよね顔は可愛いから、
顔だけは、似てるかもしれないけどさっ。でも、あたしは色も白いし。幸せそうで良かったけど、
このベルモって子ども、幸せ太りしすぎよ。幸せなのは良かったけどこのミリオンって子を見習えばいいのに。
子どもを産んだ私が細いのに。。。むちむちのモチモチじゃない、このベルモ。
ミリオンも野暮ったいから、メガネはコンタクトにした方がいいわね。。。
だと、
はぁ
なんじゃこいつ。ミリオン、ベルモに対して真剣な気持ちやら謝罪やらこれからの事でも書いてよこしたのかと思えば
もう。。、。
てっきり反省と謝罪の言葉が聞けるかと。
そしたら。。
ベルモがデブだのミリオンが野暮ったいだの。。。なんじゃい、このパッパラパー子
スマホを持っているヴィーナスが怒りに震えています。
「また、ヴィーナスチワワみたいにプルプル震えてる?」そんなシュナ坊の言葉も怒りのあまりにヴィーナスにはなにも入ってきませんでした。
プルメリア市民病院。
木蓮和尚とベルモは、気がついたカモメさんをお見舞いすることにしました。
この人達が助けてくださいました方のお一人とご家族の方ですよ、あなたをとっても心配していましたから。とドクターはカモメさんに言いました。
カモメは、やはり盲目でした。ダイヤと言う名前で以前何度かプルメリア島に渡ってきて滞在してを何度かしたらしいのです。
「木蓮寺の住職、森沢です。」「家族のベルモです。」
「木蓮。。。木蓮寺。。お坊さんお坊さん。、、」
木蓮寺の住職。木蓮寺と聞くと、
そのダイヤと言う名前の盲目のカモメは、うわーっと嗚咽をもらし泣きじゃくりました。
お寺、お坊さん。。。
命を粗末にし。
死のうとしたことを怒られるのかと思ったのでしょうか。
それとも
なにか。。。他にあるのでしょうか、
「あたしは。。。。あたしは生きて。。生きてしまったの。。。あたしはもう。。生きていけないのに。。、」
カモメのダイヤは泣き叫びました。
やはり死のうとして死にきれなかったようで。。。バチが当たっただの、奇妙な事を泣き叫んでいました。
木蓮寺にヴィーナスから電話が来て。ベルモが出たのですが、
えっ。。。神楽町の麗しが浜でも、カモメさんが発見されたの。。。
やはり。そのカモメも衰弱して身体に傷があったらしく。助けた人をグリがサッとUFOで救い出してそのまま病院に運び込んだらしい。。。やはりそのカモメも集中治療室に運び込まれている、という話です。
まだ、身元は不明。患者を運び込んだグリに追いついたヴィーナスと福ちゃんとシュナ坊は、神楽町の病院で、昨夜プルメリア島のアクアマリンビーチでも、カモメさんの行きだおれた方がいていま、プルメリア市民病院に入院していると神楽町の病院には証言しました。
こちらのカモメは、女性である以外はすべて身元は不明です。
しかし、プルメリア島のアクアマリンビーチ。。と神楽町の南新町の麗しが浜。。。
大潮の日には、潮が引きプラチナミルキーウェイという白い星の砂の道ができて歩いて渡る事ができるし。
毎日連絡船も往き来している。
そんな。。。
程なく近く。。。この2人は、もしかして海で一緒に心中を図ったのでは。。。
だけど。。。衰弱しながらも生きている状態はよく似ていました。
どういうことだろう。。
2人はカモメの女性同士。。。お互いに衰弱していて。
と。そのとき。ベルモが電話内容を木蓮和尚達に伝えにいこうとしますとまた木蓮寺の電話が鳴りました。
今度は紫子さんが出ましたが、どうやらプルメリア市民病院のカモメさんの方が目を覚ましたようです。
さて。神楽町の病院では。。。
集中治療室に運び込まれたカモメさんの容態は思わしくなく。、、やはりこちらのカモメさんもかなり酷い傷を負っていました。
まだまだ目が覚めない様子。助けたダックスさんは、近くの星降町の住民で友達と海水浴に来ていたようでした。
ヴィーナスや福ちゃんやシュナ坊は思わずグリを追いかけて来てしまい、ダックスさんともども病院からいろいろ発見時や、様子や
ヴィーナスは昨晩似たようなカモメさんを発見した事を詳細聞かれました。
やはり。このカモメさんはプルメリア市民病院へ運び込まれたあのカモメさんと繋がりがあるのでしょうか。。。
ひととおり聞かれましたが、まだ患者さんが目を覚まさないのと、見ず知らずの関係なため、病院から皆は返されてグリは再び
追いかけてきた友だちを乗せるとともに。
ダックスさんをUFOで麗しが浜の友達のもとに送り届けました。
シュナ坊はめんどくさいからしばらくグリちゃんもいるしヴィーナスんちで暮らそうかなぁ。と言いました。
時々シュナ坊は、福の神達に許可をもらってはヴィーナスと福ちゃんの海辺の白い家に泊まったり居候したりしています。
福の神達は、ヴィーナスや福ちゃんの家なら。。。とシュナ坊のお泊まりは許可されます。
ヴィーナスのLINEにまた、木蓮和尚とあたしとで、プルメリア市民病院のカモメさんが気がついたみたいだから、行ってきます。
とベルモから入っていました。昼間に木蓮和尚が冷酒をたくさん飲んでしまい、
木蓮和尚がまだ運転ができない状況なので
小坊主さんが車で2人を病院に送る事になりました。
チワワちゃん2人がついていきたいみたいに言っていますが、病院は静かにしなきゃいけないため、ベルモがチワワちゃん2人に、
病院だから、ついてくると、ついでに
チクンしてもらいに行くからね。と言うと、チワワちゃん2人が怖がり、ついて行くのを諦めました。
チクンというのは注射です。
ちょっとばちあたりになりますが。。。
法事やお葬式など亡くなられた方に関する事はお化けが出るからと怖いからついていきたがらないのですが、ミーナとココナのチワワちゃん2人は
それ以外はベルモの行くところにいつも通りついて行きたがりますが、
行き先が病院だと知ると、二人ともプルプル震えはじめて
怖がりついて行くのを断念しました。
ベルモは、プルメリア市民病院へ行くと
ミリオンにも連絡しましたが、夜から塾のアルバイトが入っていてミリオンは行けません。どうなったかお知らせしてね、後日お見舞いにも行くからお大事に。と、LINEの返事がベルモに届きました。
と。。。ヴィーナスにもベルモからLINEが入って。
「プルメリア市民病院のカモメさんの意識が回復したって。やっぱりさっき、運んだこっちのカモメさんとの関係者かなぁ。、こっちのカモメさんも、無事だといいけど。」ヴィーナスのLINEを覗いてグリが言います。
その時またまた。。
ベリーからのLINEが入ってきました。
葉月が帰ってきた。。
と、入ったかと思うと、見知らぬLINEのアドレスから、、、
81
誰、これ?みたいにヴィーナスがオカシイな。買い物した時に。。。まさか。データーを盗まれたりハッキング
と。思っていると。
81
葉月。オカンのスマホからヴィーナス、あんたのID見たのよ。登録しなさい。。
えっ。
葉月が勝手にベリーのスマホからヴィーナスのやりとりを見て、LINEのIDを見つけたのでした。
登録しなさいと指図まで。
81ああ、8月1日は、葉月の誕生日。
それだけでも呆れるのに。。、
ヴィーナスは、呆れるとさらにまた呆れるようなLINEが入ってきました。
オカンが、ミリオン、ベルモ、あんた達のプルメリア島の写メを泣きながら、
ほら、葉月、あんたの子どもがこんな幸せそうにしてふたりとも生きていて
ありがたいと思いなさいと言われ見せられたんだけど。
ベルモって子どもが、葉月あんたにそっくりって
あたし、こんなに太ってないわよね顔は可愛いから、
顔だけは、似てるかもしれないけどさっ。でも、あたしは色も白いし。幸せそうで良かったけど、
このベルモって子ども、幸せ太りしすぎよ。幸せなのは良かったけどこのミリオンって子を見習えばいいのに。
子どもを産んだ私が細いのに。。。むちむちのモチモチじゃない、このベルモ。
ミリオンも野暮ったいから、メガネはコンタクトにした方がいいわね。。。
だと、
はぁ
なんじゃこいつ。ミリオン、ベルモに対して真剣な気持ちやら謝罪やらこれからの事でも書いてよこしたのかと思えば
もう。。、。
てっきり反省と謝罪の言葉が聞けるかと。
そしたら。。
ベルモがデブだのミリオンが野暮ったいだの。。。なんじゃい、このパッパラパー子
スマホを持っているヴィーナスが怒りに震えています。
「また、ヴィーナスチワワみたいにプルプル震えてる?」そんなシュナ坊の言葉も怒りのあまりにヴィーナスにはなにも入ってきませんでした。
プルメリア市民病院。
木蓮和尚とベルモは、気がついたカモメさんをお見舞いすることにしました。
この人達が助けてくださいました方のお一人とご家族の方ですよ、あなたをとっても心配していましたから。とドクターはカモメさんに言いました。
カモメは、やはり盲目でした。ダイヤと言う名前で以前何度かプルメリア島に渡ってきて滞在してを何度かしたらしいのです。
「木蓮寺の住職、森沢です。」「家族のベルモです。」
「木蓮。。。木蓮寺。。お坊さんお坊さん。、、」
木蓮寺の住職。木蓮寺と聞くと、
そのダイヤと言う名前の盲目のカモメは、うわーっと嗚咽をもらし泣きじゃくりました。
お寺、お坊さん。。。
命を粗末にし。
死のうとしたことを怒られるのかと思ったのでしょうか。
それとも
なにか。。。他にあるのでしょうか、
「あたしは。。。。あたしは生きて。。生きてしまったの。。。あたしはもう。。生きていけないのに。。、」
カモメのダイヤは泣き叫びました。
やはり死のうとして死にきれなかったようで。。。バチが当たっただの、奇妙な事を泣き叫んでいました。
2019年07月08日
真夏の夜のおとぎ話37二羽のカモメ。
木蓮寺の
ヴィーナスのきょうだいの初顔合わせは。
穏やかにお開きになりました。
ありがとうございました。さようなら。。楽しかったし、あえてよかったわ。
また、会いましょう。
ところで。。。昨晩助けた
カモメさんがまだ目を覚まさないので、
帰りしなに、プルメリア市民病院へお見舞いにお伺いするのをヴィーナス達は断念して、
カモメさんで
また、改めてお見舞いするしくれぐれもお早いご回復をと。お伝えくださいませ、と。心配しながら言いました。
木蓮和尚様は
どうぞ、私も兄弟子の水蓮寺へ近々参りますから、お時間ご都合よろしければ、ベルモもチワワも連れて行きますし、また皆様
お会いできたらいいですね、
お母様の葉月さんにもよろしくお伝えください。いつかお会いできたらいいですね、
木蓮和尚が言う言葉が胸に刺さります。葉月さんは、ミリオンやベルモに会う気はあるのでしょうか。
そんな気は全くないかもしれません。
ベリーからは、ヴィーナスがこの二日間の出来事写メ、初顔合わせの様子を簡単にメッセージした返事で、
ミリオンもベルモも可愛いし。
元気で幸せそうで良かった。よい人の家族の子どもになって。
いまさら私達は、ミリオンやベルモを返せと言えないし。
それに私の問題じゃない。葉月の問題。
もちろんミリオンもベルモも既に家庭があるし生活があるし。あちら様の子どもだし。
あちら様のご家族で幸せでいてくれたら。
葉月からは、なんの連絡もない。葉月は、あたしが産んで、子どもが欲しい家庭の人にぴったりの家庭の子どもになったんだから。。
それでいいんでしょ
みたいな信じられない事を言ってきた。
なんて。。。ベリーのLINEには、また、葉月への愚痴がツラツラと。書いてありました。
もともと。。葉月は。。ベリーとルッコラの夫婦が、マリリンとナオキ。可愛い子どもが次々と順調に2人も生まれたので、ベリーが仕事もあるし
2人でじゅうぶん。と言っていたにも関わらずに、ルッコラが子どもは三人ぐらいは欲しいとベリーにお願いしてできた子どもで。
子どもを育てるのに。。。
確かにお金は余裕はあるにはあるけれど。これからまだ仕事したいし。クラブのママさんだったベリーは、まだまだ若く働きたい盛り。お金じゃなくて、時間も大事だしと第三子をつくるのには反対でした。
ベリーとルッコラの組み合わせは、出産の役割がベリーですし。産むのは私なんだからねと。
クラブの
お客さんだったルッコラと恋愛関係になり、結婚しましたが。もともと、仕事の接待で上司についてきたルッコラがベリーを熱心に口説いたので、クラブの仕事はやめない、子育ては手伝う、ペットを飼う。家のお金をベリーが管理するなどなどを条件に結婚しました。
ベリーは水商売畑。自分の好みのタイプに惚れられて好きになり、自分のタイプのパートナーとの主導権をきっちり握るのが結婚生活で肝心だと思っていました。
好きでもない相手とはつきあわないし。かと言って、好きな相手は自分が主導権を握らないと。気が済まないし。
ルッコラはベリーの好みでしたが、かと言ってしっかり主導権は自分の方が握らないと。
自分のタイプが、
あちらから口説いてきて手のひらに乗せて。かと言って、こちらはパートナーとしてのときめきと相反する癒しや安らぎをも与え。
末っ子の
葉月を産むのに関しては。。あまりに熱心にルッコラが言うので。
シブシブと。。。 いつも言う事をきいてもらう事が多いベリーも。
たまにはパートナーの言う事を聞くかと。
それほどまでに第三子を望むなら。
葉月はルッコラがきちんと責任持ってしつけ、ベリーは仕事をする条件に慎重な約束をしてから産みましたが。。。しかし、ベリーと葉月は大げんかをした時に、つい
あまりの葉月のヤンチャぶりにとうとうベリーがキレて。
葉月は、ルッコラに頼まれてしぶしぶ産んだのよ感謝しなさい、みたいに。
いくらなんでも取り返しのつかない失言をしてしまい。もともとヤンチャな葉月に拍車がかかります。
ほんとうは。。。
ベリーだって葉月はじゅうぶんに可愛いのです。
ただ、我の強いどうし。意地を張り。ぶつかり。
マリリンは活発ですが、長子で面倒見のいいところがありましたし。第二子のナオキも穏やかな子。
末っ子の
葉月は、みんなが甘やかし。ワガママいっぱい
組み合わせ多種多様。
子どもと親はそばにいて伸びるタイプと突き放して伸びるタイプと。。。反対に一緒に住んではいけないタイプもあります。
大人になってからいつまでも親に愛されたいうんぬんこだわりを持つ人もいますが。
きっと。ベリーと葉月は合わないのでしょう。
気が強い同士ではあり。
おなじ。クラブやスナックで働いたら間違いなく張り合ったり喧嘩するタイプです。
しかし。。。ベリーと葉月は、なんとなく似てるんじゃないかなぁ〜。
マリリンは、ベリーとルッコラ両方に似て
ナオキはルッコラ。葉月はベリーに似ています。。。
同族嫌悪。
ま。それはそれよしとして。
マリリンとカルモダンはプルメリアリゾートのリゾートホテルに泊まるので
しばらくプルメリア島を満喫してから帰るという事で、先に。ヴィーナスやグリやシュナ坊や福ちゃんが、
神楽町の麗しが浜の海辺の白い家へと戻りました。
帰るといっても距離的にUFOで一瞬です。ちょっと遊んでから帰るっ。
さっき。プルメリア島をバイバイと出て、UFOでワープしただけなんで。。
だからまだ。夕方前だしね。
じゃ、今夜夜みんなでごはんでも食べてからシュナ坊を、福の神の城まで送るかなー。
夏は陽が長く。
ヴィーナス達の住む麗しが浜も、海水浴でたくさんのお客様が来ていました。
海辺の白い家。。。福ちゃんとヴィーナスが住む白いそして、透明な星が見える屋根裏部屋のある家ですが、
ヴィーナスが、神楽町の納税者なのでなにか大変な事が起きたり町内の緊急連絡所みたいな役割を果すこともあります。
UFOを家ノ前に止め、空間にグリがしまうと、
ワァワァわー、ワァワァ、海の方で、泳いでいる人達が集まりなにやら避けんだりしています。
沖で誰かが溺れたらしく。。。誰かが助けて、、、泳いでいき。グリはさっと、また空間からUFOを出し、沖に行きました。
沖に行くと、海水浴のお客さんらしきダックスが、誰か流された人を助けていたので、
グリは、UFOに、サッと2人を乗せました。
「あー。ビックリした。」ダックスが抱えているのは、一羽のカモメでした。気を失っています。
それより生きているのか、
グリは、UFOにある救命措置で、カモメに空気を与えますとかすかに息をしているのがわかりましたので、酸素を与え続けました。
グリのUFOは、救急車にもなる機能があります、
このまま、病院に運びましょうか、グリはナビで、病院にカモメを運びました。
グリはヴィーナスにテレパシーで、病院へいく。カモメさんが溺れていて、なんとか生きていた。と発信します。
「カモメ」えっ。。?ヴィーナスは、はっとしました。
グリは、神楽町病院にカモメを運びました。
「助かるんかなぁこの人。どうにか助かって欲しい。」助けたダックスさんがグリに心配そうに言います。
「息はしてますが、衰弱してますね。」一瞬でナビで病院にワープして。
昨夜、プルメリア島でカモメが流されて来た。
今日は、近くの神楽町の麗しが浜。。
昨日のカモメさんと、なんらかの関係者なんだろうか、もしかして。
もしかして。。。二羽のカモメは
海で心中を図ったのではないか。
ヴィーナスは、福ちゃんとシュナ坊と手を繋ぎ
神楽町の病院へとグリを追いかけてワープしました。
ヴィーナスのきょうだいの初顔合わせは。
穏やかにお開きになりました。
ありがとうございました。さようなら。。楽しかったし、あえてよかったわ。
また、会いましょう。
ところで。。。昨晩助けた
カモメさんがまだ目を覚まさないので、
帰りしなに、プルメリア市民病院へお見舞いにお伺いするのをヴィーナス達は断念して、
カモメさんで
また、改めてお見舞いするしくれぐれもお早いご回復をと。お伝えくださいませ、と。心配しながら言いました。
木蓮和尚様は
どうぞ、私も兄弟子の水蓮寺へ近々参りますから、お時間ご都合よろしければ、ベルモもチワワも連れて行きますし、また皆様
お会いできたらいいですね、
お母様の葉月さんにもよろしくお伝えください。いつかお会いできたらいいですね、
木蓮和尚が言う言葉が胸に刺さります。葉月さんは、ミリオンやベルモに会う気はあるのでしょうか。
そんな気は全くないかもしれません。
ベリーからは、ヴィーナスがこの二日間の出来事写メ、初顔合わせの様子を簡単にメッセージした返事で、
ミリオンもベルモも可愛いし。
元気で幸せそうで良かった。よい人の家族の子どもになって。
いまさら私達は、ミリオンやベルモを返せと言えないし。
それに私の問題じゃない。葉月の問題。
もちろんミリオンもベルモも既に家庭があるし生活があるし。あちら様の子どもだし。
あちら様のご家族で幸せでいてくれたら。
葉月からは、なんの連絡もない。葉月は、あたしが産んで、子どもが欲しい家庭の人にぴったりの家庭の子どもになったんだから。。
それでいいんでしょ
みたいな信じられない事を言ってきた。
なんて。。。ベリーのLINEには、また、葉月への愚痴がツラツラと。書いてありました。
もともと。。葉月は。。ベリーとルッコラの夫婦が、マリリンとナオキ。可愛い子どもが次々と順調に2人も生まれたので、ベリーが仕事もあるし
2人でじゅうぶん。と言っていたにも関わらずに、ルッコラが子どもは三人ぐらいは欲しいとベリーにお願いしてできた子どもで。
子どもを育てるのに。。。
確かにお金は余裕はあるにはあるけれど。これからまだ仕事したいし。クラブのママさんだったベリーは、まだまだ若く働きたい盛り。お金じゃなくて、時間も大事だしと第三子をつくるのには反対でした。
ベリーとルッコラの組み合わせは、出産の役割がベリーですし。産むのは私なんだからねと。
クラブの
お客さんだったルッコラと恋愛関係になり、結婚しましたが。もともと、仕事の接待で上司についてきたルッコラがベリーを熱心に口説いたので、クラブの仕事はやめない、子育ては手伝う、ペットを飼う。家のお金をベリーが管理するなどなどを条件に結婚しました。
ベリーは水商売畑。自分の好みのタイプに惚れられて好きになり、自分のタイプのパートナーとの主導権をきっちり握るのが結婚生活で肝心だと思っていました。
好きでもない相手とはつきあわないし。かと言って、好きな相手は自分が主導権を握らないと。気が済まないし。
ルッコラはベリーの好みでしたが、かと言ってしっかり主導権は自分の方が握らないと。
自分のタイプが、
あちらから口説いてきて手のひらに乗せて。かと言って、こちらはパートナーとしてのときめきと相反する癒しや安らぎをも与え。
末っ子の
葉月を産むのに関しては。。あまりに熱心にルッコラが言うので。
シブシブと。。。 いつも言う事をきいてもらう事が多いベリーも。
たまにはパートナーの言う事を聞くかと。
それほどまでに第三子を望むなら。
葉月はルッコラがきちんと責任持ってしつけ、ベリーは仕事をする条件に慎重な約束をしてから産みましたが。。。しかし、ベリーと葉月は大げんかをした時に、つい
あまりの葉月のヤンチャぶりにとうとうベリーがキレて。
葉月は、ルッコラに頼まれてしぶしぶ産んだのよ感謝しなさい、みたいに。
いくらなんでも取り返しのつかない失言をしてしまい。もともとヤンチャな葉月に拍車がかかります。
ほんとうは。。。
ベリーだって葉月はじゅうぶんに可愛いのです。
ただ、我の強いどうし。意地を張り。ぶつかり。
マリリンは活発ですが、長子で面倒見のいいところがありましたし。第二子のナオキも穏やかな子。
末っ子の
葉月は、みんなが甘やかし。ワガママいっぱい
組み合わせ多種多様。
子どもと親はそばにいて伸びるタイプと突き放して伸びるタイプと。。。反対に一緒に住んではいけないタイプもあります。
大人になってからいつまでも親に愛されたいうんぬんこだわりを持つ人もいますが。
きっと。ベリーと葉月は合わないのでしょう。
気が強い同士ではあり。
おなじ。クラブやスナックで働いたら間違いなく張り合ったり喧嘩するタイプです。
しかし。。。ベリーと葉月は、なんとなく似てるんじゃないかなぁ〜。
マリリンは、ベリーとルッコラ両方に似て
ナオキはルッコラ。葉月はベリーに似ています。。。
同族嫌悪。
ま。それはそれよしとして。
マリリンとカルモダンはプルメリアリゾートのリゾートホテルに泊まるので
しばらくプルメリア島を満喫してから帰るという事で、先に。ヴィーナスやグリやシュナ坊や福ちゃんが、
神楽町の麗しが浜の海辺の白い家へと戻りました。
帰るといっても距離的にUFOで一瞬です。ちょっと遊んでから帰るっ。
さっき。プルメリア島をバイバイと出て、UFOでワープしただけなんで。。
だからまだ。夕方前だしね。
じゃ、今夜夜みんなでごはんでも食べてからシュナ坊を、福の神の城まで送るかなー。
夏は陽が長く。
ヴィーナス達の住む麗しが浜も、海水浴でたくさんのお客様が来ていました。
海辺の白い家。。。福ちゃんとヴィーナスが住む白いそして、透明な星が見える屋根裏部屋のある家ですが、
ヴィーナスが、神楽町の納税者なのでなにか大変な事が起きたり町内の緊急連絡所みたいな役割を果すこともあります。
UFOを家ノ前に止め、空間にグリがしまうと、
ワァワァわー、ワァワァ、海の方で、泳いでいる人達が集まりなにやら避けんだりしています。
沖で誰かが溺れたらしく。。。誰かが助けて、、、泳いでいき。グリはさっと、また空間からUFOを出し、沖に行きました。
沖に行くと、海水浴のお客さんらしきダックスが、誰か流された人を助けていたので、
グリは、UFOに、サッと2人を乗せました。
「あー。ビックリした。」ダックスが抱えているのは、一羽のカモメでした。気を失っています。
それより生きているのか、
グリは、UFOにある救命措置で、カモメに空気を与えますとかすかに息をしているのがわかりましたので、酸素を与え続けました。
グリのUFOは、救急車にもなる機能があります、
このまま、病院に運びましょうか、グリはナビで、病院にカモメを運びました。
グリはヴィーナスにテレパシーで、病院へいく。カモメさんが溺れていて、なんとか生きていた。と発信します。
「カモメ」えっ。。?ヴィーナスは、はっとしました。
グリは、神楽町病院にカモメを運びました。
「助かるんかなぁこの人。どうにか助かって欲しい。」助けたダックスさんがグリに心配そうに言います。
「息はしてますが、衰弱してますね。」一瞬でナビで病院にワープして。
昨夜、プルメリア島でカモメが流されて来た。
今日は、近くの神楽町の麗しが浜。。
昨日のカモメさんと、なんらかの関係者なんだろうか、もしかして。
もしかして。。。二羽のカモメは
海で心中を図ったのではないか。
ヴィーナスは、福ちゃんとシュナ坊と手を繋ぎ
神楽町の病院へとグリを追いかけてワープしました。
2019年07月07日
真夏の夜のおとぎ話。36しなやかなある日のお昼過ぎ。。。
世にも珍しい
ウミガメ達のウエルカムダンスをまのあたりにし。
グリのUFOから。
またまた、お昼。木蓮寺へ。
日常をすっかり忘れて
竜宮城から戻ってきたうらしま太郎みたいに、非日常的な吸い込まれそうな無限の青の世界に包まれてきたヴィーナス達は、
真夏の夜の夢。。。最近は蛍、花火、満点の星空、これからの神楽町の流星群キャンプなど。。。続々と貴重な夏の体験に包まれます。
そして、極め付け。今日のダイビング。。
まさに真夏の夜の夢。今日は、午前中の海の中の短い旅で
夜ではないけれど。
透明な海には見果てぬ深い深い謎と神秘に包まれた世界。
なんて。覚めない夢を見ている様な数々の感動にあふれる毎日なんだろう。
幼い少年少女たちに。。。ともに
刻まれていく鮮やかな記憶。
トラウマという言葉がありますが、その逆もまたあるな。どんなに素晴らしい体験をしても。
その。思い出にしがみつくのは過去の亡霊だけれど、その思い出をパワーにして成長していく。
そして人は成長していきさらなる素晴らしい体験を重ねる。
あの時が一番良かっただの、昔が良かっただの今が一番いい時だの。。。
そうじゃなくって。人は常に生まれ変わりバージョンアップしていくものなのだ。
それは、一生もの、一生成長は続くのです。。。諸行無常。
変化は成長。変化しないものはないのです。
堕落も発展も変化ですが。。。あなたはどちらでいたいのでしょうか。
行動。時代は人が動き、思いを発し、常に動きます。時代は生きている。
人が生きて動くからこそ、良くも悪くも時代は変わっていくのです。
やがて過ぎたる時代、過去は歴史になり、いまが時代になり未来へ繋がります。
人は絶えずして堕落も成長もする
時は金なりの章。
ベルモは、木蓮和尚の講談の中でもその話が好きでした。
いろいろな種類の法話説法とその章。
木蓮和尚がよくそんな話をお寺でしていました。
いつかベルモも、僧侶としての講談をしなければなりません。
昨日といい今日といい。屈託無い
子どもが仲良くなるのは早いものです。
ヴィーナス、ミリオン、ベルモ。
そして、ヴィーナスの親友達とチワワちゃん達の仲が深まりました。
笑い合ってかえってきた面々に。
「会えて良かったです。わざわざこちらまできてくださいまして。また。皆様でいらしてくださいね。ベルモもミリオンもいますし。」
お昼ご飯に木蓮和尚が蕎麦を打ったらしく。。。ヴィーナス達はひっくり返りそうになりました。
も。。。木蓮和尚って。。。お経さんあげてるのかなぁー。もしかして。食べる事作る事ばっかりなんじゃないの。
マリリンとカルモダンもかえって来ました。ランチをプルメリアリゾートの街中でしようとしたのですが、
木蓮和尚が、蕎麦を打ちますから、山葵も生ですし。
家内も天ぷらを揚げますので、ね、と、
マリリンは、お客様商売だし。
お蕎麦はカルモダンも好きだし。
木蓮和尚が好意的なので、お言葉に甘えてありがたくごちそうになる事にしました。
昨日の中華といい、絶妙な舌心地
多分。木蓮和尚は、自分が料理上手な事をよく知ってるのです。
木蓮和尚の話だと、木蓮和尚が男性のきょうだいがいないので、ねえさんやら妹やら。。
ほんとはお寺の坊主じゃなくて、シェフになりたいぐらいの性来の料理好きだそうです。
紫子さんは
どちらかと言うと旦那の木蓮和尚が料理を教えました。
ほんとは料理大好きで、食べるより作る方が好き。
しかし。時代もあり万緑は、お寺の跡取りと木蓮和尚になりました。
まぁ、別に戒律が厳しく肉や魚を食べてはダメという宗教でもないし。
木蓮寺は、それどころか、食としてあるものはバランスよく命をいただきますのでありがたくいただきましょうという教えであり。
ベジタリアンだって、植物や自然の命をいただきますので、ベジタリアンだけが殺生していないわけではないし、という考え。
あと、別に般若湯と言って隠れてお酒を飲むわけじゃないし、酒は酒。ほどほど飲むのは問題もない宗教なので、結婚もできるし。
木蓮和尚は、お坊さんになりました。
だいたい飲む癖に般若湯とか綺麗事を言っといてちゃっかり酒を飲む、みたいな事は木蓮和尚は好きではありません。
後ろめたいから酒じゃないと嘘をつき持ち上げちゃっかり酒を飲むなんて。、、
仏様は最初から明るく綺麗な酒を飲む人がすきだろうに。
お酒もお金も綺麗に。
酒だって、飲めない人はしかたないし。飲み過ぎておかしくなる人はいますが、
お酒だって人から喜ばれる為に誕生したのです。否定したり悪いものと決めつけるのはかわいそうだし、楽しく飲むのが酒も自分も喜ばれるのです、
料理を諦めきれないので、趣味として。
あと、木蓮幼稚園で時々父兄に料理教室や子どもの手作りおやつ教室をしました。
その人生は、良いのか悪いのかわかりませんが、今はもう。。。自分の人生は自分で選ぶ時代。
しかし、突然やってきたベルモが今時の子。今時の子でお寺になじみ、自ら僧侶になる決意と修行をするのには木蓮和尚は驚きました。
最初は冗談かと思っていましたが。小さな頃から見よう見まね、保育士やお坊さんの仕事をすぐに飲み込むベルモが
最初は面白半分で赤ちゃんが真似をするように真似をしていたら、そのまま習慣になっていきましたようでした。
まさに。。。
これも仏様に導かれたご縁かもしれない。
小さな宇宙人僧侶。大福。
ほどなくに。
しばらくして。
桑田さん達も、木蓮和尚が呼んだらしくやってきました。
本来は檀家様個人様と個人的なお付き合いは、贔屓になるのでしない事にしています。檀家様と集まりお食事しますが、
個人的な飲み友達みたいな事は、同級生の友達や、僧侶の友達、プライベートな友達ではないので。。。
だけど、ミリオンとベルモがきょうだいという事がわかり、木蓮和尚と桑田さんは親戚みたいなものです。
ミリオンもベルモも、桑田家、森沢家の大切な家族ですから。
木蓮寺に
泊まっていたミリオンをお迎えにと。
ヴィーナス達のウエルカムもあり。日曜日のお昼もアルバイトに任せ桑田さん夫婦もまた木蓮寺へやってきました。
濃紫婆も起きてきました。チワワちゃん2人は、
キャッキャッ
目を輝かせて、濃紫婆に、さっきの海の中の散歩を2人は争うように聞かせます。
コシがありのどごしなめらかな木蓮和尚が打った蕎麦が出され、新鮮な生わさび。
紫子さんの香ばしい天ぷらが出されました。
木蓮和尚が桑田さんが来たので、檀家様からいただいた冷酒を持ってきました、
マリリンやカルモダンにもススメます。
あっ。庭の淵に鉢植えの蓮の花があります。
これは。水蓮寺の水蓮和尚が先日久しぶりに木蓮和尚と連絡を取り合ったので、7月初旬の誕生日にと弟弟子の木蓮和尚に水蓮寺から送ってきたものだそうです。
木蓮寺も、常夏なのに不思議な事にある時期になると木蓮の花が名前通りに咲くのでした。
そうかぁ。。。水蓮寺の水蓮和尚が。。
涼しげな青い徳利とお猪口で、大人達は涼やかな冷酒が進んでいるようです。
また、淡麗で、飲みやすいようでなおさら。。。
「そうそう。。。?夜に。倒れていた方が見つかったって?」桑田さんが、既にほんのりとお酒に染まりました。
「カモメさんで、、まだ目を覚ましてない様子なんだけど。。。きになるし一度問い合わせてみようか。ベルモ達も助けたご縁だし。」木蓮和尚が、お昼ごはんの後に
お見舞いに行けたら顔を出したいのだけれど。。。みんなもその予定でヴィーナスも、帰りしなお見舞いに行ってから帰ろうと
無事をお祈りしましたが、どうも一命はとりとめたものの。。。まだ目が覚めないのでと木蓮和尚が電話で聞いてみました。
それに。病みあがりで大人数での押しかけは満身創痍で、もしかして自殺未遂をし自ら生死をさまよった人には憚られる事だし。。
デリケートな状況。。
木蓮和尚は、僧侶として、またこのカモメさんの女性が死ぬ事を考えないようにと、努めようと思いましたし。ベルモも僧侶としてお助けしました限りは、
無事でまたこの女性が自ら死を選ばないように努めようと思いましたし。
香りとのどごしのよいお蕎麦に効いたダシ。
常夏のプルメリア島ではお蕎麦も人気が高いのです。
ヴィーナスには、ベリーからもラインがきました。
どうなの、きょうだい、ミリオン、ベルモは。仲良くなったのかしら??
マリリンには世話になったわね。マリリンとナオキには世話になってばかり。。なんで葉月だけあんな風になってるのかね。
やはり、ルッコラが甘やかしたのかね、
ヴィーナス、あんたはしっかりしてしるけどね。。。
と。書かれていたけれどさ。
甘やかされてもしっかりする奴はしっかりするし。身内に甘やかされても身内と社会性を混合しない奴はしないよね。
それにたまたま、あたしは生活力があったから幸せなんだと思う。
ミリオン、ベルモも、元気でいい子で、里親様方も、
良い方で裕福で、2人とも進んで自分の特殊能力を生かした生活力があるし。
心配はありません。おそらく、葉月のもとで暮らしても、葉月はあたしを実家に放置したみたいに実家に放置して
育児放棄をされるよりは素敵な生活だとはあたしは思いましたし。とヴィーナスは、何枚かの写メ、ミリオン、ベルモ。
プルメリア島。海、などなど、報告と写メを祖父母に送りました。
ウミガメ達のウエルカムダンスをまのあたりにし。
グリのUFOから。
またまた、お昼。木蓮寺へ。
日常をすっかり忘れて
竜宮城から戻ってきたうらしま太郎みたいに、非日常的な吸い込まれそうな無限の青の世界に包まれてきたヴィーナス達は、
真夏の夜の夢。。。最近は蛍、花火、満点の星空、これからの神楽町の流星群キャンプなど。。。続々と貴重な夏の体験に包まれます。
そして、極め付け。今日のダイビング。。
まさに真夏の夜の夢。今日は、午前中の海の中の短い旅で
夜ではないけれど。
透明な海には見果てぬ深い深い謎と神秘に包まれた世界。
なんて。覚めない夢を見ている様な数々の感動にあふれる毎日なんだろう。
幼い少年少女たちに。。。ともに
刻まれていく鮮やかな記憶。
トラウマという言葉がありますが、その逆もまたあるな。どんなに素晴らしい体験をしても。
その。思い出にしがみつくのは過去の亡霊だけれど、その思い出をパワーにして成長していく。
そして人は成長していきさらなる素晴らしい体験を重ねる。
あの時が一番良かっただの、昔が良かっただの今が一番いい時だの。。。
そうじゃなくって。人は常に生まれ変わりバージョンアップしていくものなのだ。
それは、一生もの、一生成長は続くのです。。。諸行無常。
変化は成長。変化しないものはないのです。
堕落も発展も変化ですが。。。あなたはどちらでいたいのでしょうか。
行動。時代は人が動き、思いを発し、常に動きます。時代は生きている。
人が生きて動くからこそ、良くも悪くも時代は変わっていくのです。
やがて過ぎたる時代、過去は歴史になり、いまが時代になり未来へ繋がります。
人は絶えずして堕落も成長もする
時は金なりの章。
ベルモは、木蓮和尚の講談の中でもその話が好きでした。
いろいろな種類の法話説法とその章。
木蓮和尚がよくそんな話をお寺でしていました。
いつかベルモも、僧侶としての講談をしなければなりません。
昨日といい今日といい。屈託無い
子どもが仲良くなるのは早いものです。
ヴィーナス、ミリオン、ベルモ。
そして、ヴィーナスの親友達とチワワちゃん達の仲が深まりました。
笑い合ってかえってきた面々に。
「会えて良かったです。わざわざこちらまできてくださいまして。また。皆様でいらしてくださいね。ベルモもミリオンもいますし。」
お昼ご飯に木蓮和尚が蕎麦を打ったらしく。。。ヴィーナス達はひっくり返りそうになりました。
も。。。木蓮和尚って。。。お経さんあげてるのかなぁー。もしかして。食べる事作る事ばっかりなんじゃないの。
マリリンとカルモダンもかえって来ました。ランチをプルメリアリゾートの街中でしようとしたのですが、
木蓮和尚が、蕎麦を打ちますから、山葵も生ですし。
家内も天ぷらを揚げますので、ね、と、
マリリンは、お客様商売だし。
お蕎麦はカルモダンも好きだし。
木蓮和尚が好意的なので、お言葉に甘えてありがたくごちそうになる事にしました。
昨日の中華といい、絶妙な舌心地
多分。木蓮和尚は、自分が料理上手な事をよく知ってるのです。
木蓮和尚の話だと、木蓮和尚が男性のきょうだいがいないので、ねえさんやら妹やら。。
ほんとはお寺の坊主じゃなくて、シェフになりたいぐらいの性来の料理好きだそうです。
紫子さんは
どちらかと言うと旦那の木蓮和尚が料理を教えました。
ほんとは料理大好きで、食べるより作る方が好き。
しかし。時代もあり万緑は、お寺の跡取りと木蓮和尚になりました。
まぁ、別に戒律が厳しく肉や魚を食べてはダメという宗教でもないし。
木蓮寺は、それどころか、食としてあるものはバランスよく命をいただきますのでありがたくいただきましょうという教えであり。
ベジタリアンだって、植物や自然の命をいただきますので、ベジタリアンだけが殺生していないわけではないし、という考え。
あと、別に般若湯と言って隠れてお酒を飲むわけじゃないし、酒は酒。ほどほど飲むのは問題もない宗教なので、結婚もできるし。
木蓮和尚は、お坊さんになりました。
だいたい飲む癖に般若湯とか綺麗事を言っといてちゃっかり酒を飲む、みたいな事は木蓮和尚は好きではありません。
後ろめたいから酒じゃないと嘘をつき持ち上げちゃっかり酒を飲むなんて。、、
仏様は最初から明るく綺麗な酒を飲む人がすきだろうに。
お酒もお金も綺麗に。
酒だって、飲めない人はしかたないし。飲み過ぎておかしくなる人はいますが、
お酒だって人から喜ばれる為に誕生したのです。否定したり悪いものと決めつけるのはかわいそうだし、楽しく飲むのが酒も自分も喜ばれるのです、
料理を諦めきれないので、趣味として。
あと、木蓮幼稚園で時々父兄に料理教室や子どもの手作りおやつ教室をしました。
その人生は、良いのか悪いのかわかりませんが、今はもう。。。自分の人生は自分で選ぶ時代。
しかし、突然やってきたベルモが今時の子。今時の子でお寺になじみ、自ら僧侶になる決意と修行をするのには木蓮和尚は驚きました。
最初は冗談かと思っていましたが。小さな頃から見よう見まね、保育士やお坊さんの仕事をすぐに飲み込むベルモが
最初は面白半分で赤ちゃんが真似をするように真似をしていたら、そのまま習慣になっていきましたようでした。
まさに。。。
これも仏様に導かれたご縁かもしれない。
小さな宇宙人僧侶。大福。
ほどなくに。
しばらくして。
桑田さん達も、木蓮和尚が呼んだらしくやってきました。
本来は檀家様個人様と個人的なお付き合いは、贔屓になるのでしない事にしています。檀家様と集まりお食事しますが、
個人的な飲み友達みたいな事は、同級生の友達や、僧侶の友達、プライベートな友達ではないので。。。
だけど、ミリオンとベルモがきょうだいという事がわかり、木蓮和尚と桑田さんは親戚みたいなものです。
ミリオンもベルモも、桑田家、森沢家の大切な家族ですから。
木蓮寺に
泊まっていたミリオンをお迎えにと。
ヴィーナス達のウエルカムもあり。日曜日のお昼もアルバイトに任せ桑田さん夫婦もまた木蓮寺へやってきました。
濃紫婆も起きてきました。チワワちゃん2人は、
キャッキャッ
目を輝かせて、濃紫婆に、さっきの海の中の散歩を2人は争うように聞かせます。
コシがありのどごしなめらかな木蓮和尚が打った蕎麦が出され、新鮮な生わさび。
紫子さんの香ばしい天ぷらが出されました。
木蓮和尚が桑田さんが来たので、檀家様からいただいた冷酒を持ってきました、
マリリンやカルモダンにもススメます。
あっ。庭の淵に鉢植えの蓮の花があります。
これは。水蓮寺の水蓮和尚が先日久しぶりに木蓮和尚と連絡を取り合ったので、7月初旬の誕生日にと弟弟子の木蓮和尚に水蓮寺から送ってきたものだそうです。
木蓮寺も、常夏なのに不思議な事にある時期になると木蓮の花が名前通りに咲くのでした。
そうかぁ。。。水蓮寺の水蓮和尚が。。
涼しげな青い徳利とお猪口で、大人達は涼やかな冷酒が進んでいるようです。
また、淡麗で、飲みやすいようでなおさら。。。
「そうそう。。。?夜に。倒れていた方が見つかったって?」桑田さんが、既にほんのりとお酒に染まりました。
「カモメさんで、、まだ目を覚ましてない様子なんだけど。。。きになるし一度問い合わせてみようか。ベルモ達も助けたご縁だし。」木蓮和尚が、お昼ごはんの後に
お見舞いに行けたら顔を出したいのだけれど。。。みんなもその予定でヴィーナスも、帰りしなお見舞いに行ってから帰ろうと
無事をお祈りしましたが、どうも一命はとりとめたものの。。。まだ目が覚めないのでと木蓮和尚が電話で聞いてみました。
それに。病みあがりで大人数での押しかけは満身創痍で、もしかして自殺未遂をし自ら生死をさまよった人には憚られる事だし。。
デリケートな状況。。
木蓮和尚は、僧侶として、またこのカモメさんの女性が死ぬ事を考えないようにと、努めようと思いましたし。ベルモも僧侶としてお助けしました限りは、
無事でまたこの女性が自ら死を選ばないように努めようと思いましたし。
香りとのどごしのよいお蕎麦に効いたダシ。
常夏のプルメリア島ではお蕎麦も人気が高いのです。
ヴィーナスには、ベリーからもラインがきました。
どうなの、きょうだい、ミリオン、ベルモは。仲良くなったのかしら??
マリリンには世話になったわね。マリリンとナオキには世話になってばかり。。なんで葉月だけあんな風になってるのかね。
やはり、ルッコラが甘やかしたのかね、
ヴィーナス、あんたはしっかりしてしるけどね。。。
と。書かれていたけれどさ。
甘やかされてもしっかりする奴はしっかりするし。身内に甘やかされても身内と社会性を混合しない奴はしないよね。
それにたまたま、あたしは生活力があったから幸せなんだと思う。
ミリオン、ベルモも、元気でいい子で、里親様方も、
良い方で裕福で、2人とも進んで自分の特殊能力を生かした生活力があるし。
心配はありません。おそらく、葉月のもとで暮らしても、葉月はあたしを実家に放置したみたいに実家に放置して
育児放棄をされるよりは素敵な生活だとはあたしは思いましたし。とヴィーナスは、何枚かの写メ、ミリオン、ベルモ。
プルメリア島。海、などなど、報告と写メを祖父母に送りました。
2019年07月06日
真夏の夜のおとぎ話35海中のイリュージョン。
マリンブルー
透明な水平線の彼方に。。。天然のプラネタリウムからの夜明け。。。
そのままスターダストが落っこちた様な
白い星の砂浜。
カラフルな透明な透き通ったまるで宝石みたいな石が落ちていて。
ホワイトヤドカリも散歩する。
地上の楽園。まるで神様に愛されるほど
その名さながら美しい。プルメリア島北側の海岸。
アクアマリンビーチ。
反対にオープンで人懐こい
カラフルな透明な透き通った色々な色のヤドカリの縄張りの
プルメリア島の南側の海の家のクワタがある地域のアクアオーシャンも美しいのですが。。。
シャイな
ホワイトヤドカリ達の縄張りの
北側のアクアマリンビーチは、神楽町麗しが浜のヴィーナスの住処の港から、連絡船がでていました。
透明な海と白い砂浜。今朝は快晴で、遥かに遠く北側には、神楽町の麗しが浜の幻影が見えます。
白い砂浜にカラフルなウミウシや、カラフルな宝石の様な石。美しい貝などなど。。、
それが、アートの様で見ものだと芸術家やアーティスト達にもプルメリア島の浜は人気がありました。
自然が織りなす表現できないものの素晴らしさを目の前にすると若き、年老いた幅広い年齢層のアーティストの
創作活動が、年齢層を越えて活性してインスピレーションがスーッと湧くんだって。。。
翌朝は起きると。
木蓮寺で新鮮な井戸水と。
小坊主さん達が育てたトマトに納豆混ぜ、地野菜などなど。夏野菜たっぷりで。
スッキリと、朝ごはんまでいただきまして。
木蓮寺は、南の島でしたが、
お寺の裏庭に、
新鮮な井戸水が湧き出る井戸と、生命の女神の泉がありました。
名泉なので、朝から夕方まで、市民や外来のお客様に開放しています。すでに、ペットボトルやポリタンクを持って水を汲んでいる人がいました。
早朝から起きてお寺の用事に励む
ベルモは、木蓮和尚に昨夜の緊急患者さんの事を話しました。
なかなか、カモメですと渡り鳥でプルメリア島には定住者というわけではいかないのではないか。しかし、女性で、ダイヤという名前、盲目らしい事。特徴がありました。
朝、木蓮和尚が、
昨晩、ベルモが発見して搬送したカモメのダイヤさんについて
プルメリア市民病院に電話をするとどうにか一命は取り留めたものの衰弱が激しくて
小康状態が続いて、本人は未だに
目を覚ましていないようでした。
病院のスタッフは、治療と身元を判明することに全力を尽くしますと言っています。
助けたご縁だし。。。アクアマリンビーチをみんなで散策して
お昼ご飯を食べたあと、連絡してお見舞いにお伺いしたいとベルモは言いました。
しかし。。。なんでも病院のドクターの話しによるとダイヤさんというカモメは、
自殺未遂をした形跡があると。。。
木蓮寺でも、悩み深き人々や傷ついた満身創痍の人々が、駆け込み寺さながら和尚に話しを聞いて貰いに来ることがありました。
まだまだベルモは子どもで僧侶修行の身で、
人生相談は
傾聴のみ。会話と
意見を許されてはいませんでした。
だんだん、傾聴から、自ら命を絶とうとする人をいかに、生きる希望を見出して生きる活力を与え、
生きる方向に軌道修正する、
まだまだ未熟な
ベルモにはその修行もありましたし。浄霊、悪霊退散呪い返しなど
まがまがしいもの、おどろおどろしいものを除去する修行もこれからでした。
ベルモは木蓮寺幼稚園の保育士でもありながら、木蓮寺の僧籍大福のお坊さんです。
さて。
朝ごはんののちに。。。
グリのUFOが、潜水艦機能に切り替えをし。海底の散策に出かけようという事になりました。
マリリンやカルモダンは、プルメリア島の中心街プルメリアリゾートに出かけます。
グリの運転するUFOに、ヴィーナス、ミリオン、ベルモのきょうだい。2人のチワワ、シュナ坊、福ちゃんが乗り込みます。
グリは地球にも、グリエンタテインメントサプライズの製品のお客様がだんだんでき始めたので、UFOを買いました。
ベーシックはUFO
潜水艦にも車にも飛行機にも切り替えができる便利なタイプです。
と言っても。。。簡単な運転と、基本は行き先地のインプットだけのだれでも運転できるものですが。。。
透明な海に潜っていくと、青の世界が無限に広がっています。
散りばめた宝石のようなカラフルな熱帯魚が遊んでいるかとみとれますと、
同じいろの制服を着たような規則正しい感じの地味色の魚の群れが
ピシッと規則正しい動きを左右したかと思うと螺旋を描きました。
うわー。。。
なんということでしょう。水中は、花火が上がってそのままでいるかのよう。。
踊ったり追いかけっこしたり。
まるで、学校の生徒の様に規則正しい動きをしている群れはやはり地味な制服を着たような感じの魚達です。
「みてみてみて。真っ青だー、」シュナ坊の叫ぶ方にはうねうねとブルーの大きなイソギンチャクの群れがあります。
カラフルな熱帯魚を見るのもいいけど。。青の世界に溶け込まない存在感の神秘的なブルーもいいもんです。
「あれが、白い洞窟だよ。」ミリオンが言うと、大きな白い洞窟が海の中にありました。
「すごい、すごい、あれ、」白い洞窟は色々な魚たちがスイスイ往き来していますが、
光るのには。
チワワちゃん達2人がキャーキャーはしゃいで。。。
あっ、カラフルな珊瑚や、ウミウシがまるで、金銀財宝みたいに輝いていました。
この地域の海の生物には、ライトアップして発光する生き物もたくさん住んでいます。
だから、クリスマスの時期は、海中イルミネーションでも人気がありました。
まるで、たくさん宝物を積んだ海に船がしずみ。。宝物がバラバラになったかのごとくでした。
グリが、ナビを見て。
「えーっと。。。こっちは。、、どうかな。。ずーっとずーっと、、、東南かぁ。、へー、マンダリン卿。。。なんか、可愛い名前だね〜。」ナビを検索していると
プルメリア島の遥か東南にはマンダリン卿という島が現れました。
すると、ベルモがサッと顔色を変えて
「そこは、流刑島だわよ。。。島と海底にも海中の牢獄があるのよ。海中の牢獄は、海の生き物で、悪い人が捕まってるの。島の一つが刑務所なのよ。
木蓮和尚や、兄弟子達が時々慰問に行く事があるのよ。
あたしも、もっと修行を積んだら講演や慰問に行くかも。。。」
ベルモの話しによると、このマンダリン卿は、極悪クラスの刑務所らしい。
海の生き物が捕まっている。。。
海の生き物が。。。
なぜだか。。ヴィーナスは、フッと父親タコのミシェルの事が頭に浮かんだのです。
顔は知らないけど。フッと。。
まさかね。。。
どうなの。例えば悪いことをした人だとて
生きていてくれたらいいの
死んで会えないより。。
どっちがミジメなんだろう。ヴィーナスは、まさか。。。まさかタコのミシェル、自分の父親が行方不明なのは、
ほんとは。刑務所に捕まっているんじゃないかと考える事があると。。
ミリオンやベルモには相談できませんでした。
まさか、と。2人は
きっと怒るし軽蔑されるでしょう。
透明な水平線の彼方に。。。天然のプラネタリウムからの夜明け。。。
そのままスターダストが落っこちた様な
白い星の砂浜。
カラフルな透明な透き通ったまるで宝石みたいな石が落ちていて。
ホワイトヤドカリも散歩する。
地上の楽園。まるで神様に愛されるほど
その名さながら美しい。プルメリア島北側の海岸。
アクアマリンビーチ。
反対にオープンで人懐こい
カラフルな透明な透き通った色々な色のヤドカリの縄張りの
プルメリア島の南側の海の家のクワタがある地域のアクアオーシャンも美しいのですが。。。
シャイな
ホワイトヤドカリ達の縄張りの
北側のアクアマリンビーチは、神楽町麗しが浜のヴィーナスの住処の港から、連絡船がでていました。
透明な海と白い砂浜。今朝は快晴で、遥かに遠く北側には、神楽町の麗しが浜の幻影が見えます。
白い砂浜にカラフルなウミウシや、カラフルな宝石の様な石。美しい貝などなど。。、
それが、アートの様で見ものだと芸術家やアーティスト達にもプルメリア島の浜は人気がありました。
自然が織りなす表現できないものの素晴らしさを目の前にすると若き、年老いた幅広い年齢層のアーティストの
創作活動が、年齢層を越えて活性してインスピレーションがスーッと湧くんだって。。。
翌朝は起きると。
木蓮寺で新鮮な井戸水と。
小坊主さん達が育てたトマトに納豆混ぜ、地野菜などなど。夏野菜たっぷりで。
スッキリと、朝ごはんまでいただきまして。
木蓮寺は、南の島でしたが、
お寺の裏庭に、
新鮮な井戸水が湧き出る井戸と、生命の女神の泉がありました。
名泉なので、朝から夕方まで、市民や外来のお客様に開放しています。すでに、ペットボトルやポリタンクを持って水を汲んでいる人がいました。
早朝から起きてお寺の用事に励む
ベルモは、木蓮和尚に昨夜の緊急患者さんの事を話しました。
なかなか、カモメですと渡り鳥でプルメリア島には定住者というわけではいかないのではないか。しかし、女性で、ダイヤという名前、盲目らしい事。特徴がありました。
朝、木蓮和尚が、
昨晩、ベルモが発見して搬送したカモメのダイヤさんについて
プルメリア市民病院に電話をするとどうにか一命は取り留めたものの衰弱が激しくて
小康状態が続いて、本人は未だに
目を覚ましていないようでした。
病院のスタッフは、治療と身元を判明することに全力を尽くしますと言っています。
助けたご縁だし。。。アクアマリンビーチをみんなで散策して
お昼ご飯を食べたあと、連絡してお見舞いにお伺いしたいとベルモは言いました。
しかし。。。なんでも病院のドクターの話しによるとダイヤさんというカモメは、
自殺未遂をした形跡があると。。。
木蓮寺でも、悩み深き人々や傷ついた満身創痍の人々が、駆け込み寺さながら和尚に話しを聞いて貰いに来ることがありました。
まだまだベルモは子どもで僧侶修行の身で、
人生相談は
傾聴のみ。会話と
意見を許されてはいませんでした。
だんだん、傾聴から、自ら命を絶とうとする人をいかに、生きる希望を見出して生きる活力を与え、
生きる方向に軌道修正する、
まだまだ未熟な
ベルモにはその修行もありましたし。浄霊、悪霊退散呪い返しなど
まがまがしいもの、おどろおどろしいものを除去する修行もこれからでした。
ベルモは木蓮寺幼稚園の保育士でもありながら、木蓮寺の僧籍大福のお坊さんです。
さて。
朝ごはんののちに。。。
グリのUFOが、潜水艦機能に切り替えをし。海底の散策に出かけようという事になりました。
マリリンやカルモダンは、プルメリア島の中心街プルメリアリゾートに出かけます。
グリの運転するUFOに、ヴィーナス、ミリオン、ベルモのきょうだい。2人のチワワ、シュナ坊、福ちゃんが乗り込みます。
グリは地球にも、グリエンタテインメントサプライズの製品のお客様がだんだんでき始めたので、UFOを買いました。
ベーシックはUFO
潜水艦にも車にも飛行機にも切り替えができる便利なタイプです。
と言っても。。。簡単な運転と、基本は行き先地のインプットだけのだれでも運転できるものですが。。。
透明な海に潜っていくと、青の世界が無限に広がっています。
散りばめた宝石のようなカラフルな熱帯魚が遊んでいるかとみとれますと、
同じいろの制服を着たような規則正しい感じの地味色の魚の群れが
ピシッと規則正しい動きを左右したかと思うと螺旋を描きました。
うわー。。。
なんということでしょう。水中は、花火が上がってそのままでいるかのよう。。
踊ったり追いかけっこしたり。
まるで、学校の生徒の様に規則正しい動きをしている群れはやはり地味な制服を着たような感じの魚達です。
「みてみてみて。真っ青だー、」シュナ坊の叫ぶ方にはうねうねとブルーの大きなイソギンチャクの群れがあります。
カラフルな熱帯魚を見るのもいいけど。。青の世界に溶け込まない存在感の神秘的なブルーもいいもんです。
「あれが、白い洞窟だよ。」ミリオンが言うと、大きな白い洞窟が海の中にありました。
「すごい、すごい、あれ、」白い洞窟は色々な魚たちがスイスイ往き来していますが、
光るのには。
チワワちゃん達2人がキャーキャーはしゃいで。。。
あっ、カラフルな珊瑚や、ウミウシがまるで、金銀財宝みたいに輝いていました。
この地域の海の生物には、ライトアップして発光する生き物もたくさん住んでいます。
だから、クリスマスの時期は、海中イルミネーションでも人気がありました。
まるで、たくさん宝物を積んだ海に船がしずみ。。宝物がバラバラになったかのごとくでした。
グリが、ナビを見て。
「えーっと。。。こっちは。、、どうかな。。ずーっとずーっと、、、東南かぁ。、へー、マンダリン卿。。。なんか、可愛い名前だね〜。」ナビを検索していると
プルメリア島の遥か東南にはマンダリン卿という島が現れました。
すると、ベルモがサッと顔色を変えて
「そこは、流刑島だわよ。。。島と海底にも海中の牢獄があるのよ。海中の牢獄は、海の生き物で、悪い人が捕まってるの。島の一つが刑務所なのよ。
木蓮和尚や、兄弟子達が時々慰問に行く事があるのよ。
あたしも、もっと修行を積んだら講演や慰問に行くかも。。。」
ベルモの話しによると、このマンダリン卿は、極悪クラスの刑務所らしい。
海の生き物が捕まっている。。。
海の生き物が。。。
なぜだか。。ヴィーナスは、フッと父親タコのミシェルの事が頭に浮かんだのです。
顔は知らないけど。フッと。。
まさかね。。。
どうなの。例えば悪いことをした人だとて
生きていてくれたらいいの
死んで会えないより。。
どっちがミジメなんだろう。ヴィーナスは、まさか。。。まさかタコのミシェル、自分の父親が行方不明なのは、
ほんとは。刑務所に捕まっているんじゃないかと考える事があると。。
ミリオンやベルモには相談できませんでした。
まさか、と。2人は
きっと怒るし軽蔑されるでしょう。
真夏の夜のおとぎ話34無数の星達の世が明けて。。。
プルメリア島の住民かは不明。
カモメの、ダイヤさんという女性。。いまは集中治療室に運びこまれました。
ただ、カモメなので渡り鳥であり、プルメリア島の住民でない可能性が高い。
身寄りがない場合、病院の治療費などは、市が責任持って面倒を見る、と。
ヴィーナス、ミリオン、ベルモは星空を見上げながら。。。きょうだいの再会を、、と。
アクアマリンビーチに出ると
傷ついて衰弱した一羽のカモメを発見してすぐに、ヴィーナスのワープでプルメリア市民病院に運びました。
ダイヤさんというカモメは、
まだ、目を覚まさないし、集中治療室から出られないので、とりあえずいまは、
ヴィーナス、ミリオン、ベルモはいても、ドクターでもなく、やる事もないし。明日、様子を見にお見舞いにお伺いしましょうという事になりました。
見ず知らずの方でしたが。。。助けたご縁だし、明日、グリのUFOで、潜水艦機能でスキューバで潜り海底散策をして、
それのち、帰りにお見舞いにお伺いしましょうと
無事に助かれば。。。だいぶ弱っていたし。どうも、盲目の女性らしい。。
「あの人は大丈夫かなぁ。。」ミリオンが言いました。「ゴブジヲイノルシカナイワ。。。アシタ、オミマイニウカガオウ。」
「そう言えば、ヴィーナスの話しだと、あたし達を、お母さんから取り上げてくれたのは、2人のカモメさん女性だったよね、」
ベルモははっ、として言いました。
そうです。陣痛が始まった葉月を助けたのは、2人の見知らぬカモメのおばさんだったと言います。
だけど、その2人のおばさんについては。葉月さんからは、一切
どんな人か、名前までは聞いてはいません。
ただ、見知らぬ人でも助けてくれたおかげで若い夫婦は、出産をすることができました。
見知らぬ人でも、私たちはお世話になりまして、
ミリオンやベルモは死んでいたかと思われましたが。。。こうやって生きて笑い合っているのです。
命の偶然というか、生命の奇跡といういうか。。。ただ、はっきりしたことはわかりませんが、ドクターの話しによれば、あの
カモメの
ダイヤという女性は盲目の可能性があるし、それに、自殺未遂をした可能性があるという事です。死にたいという人を助けるというのは、人によっては、逆恨みをうける場合もあるのです。
自殺未遂をした人は一大決心して決行しあとはもう死ぬしかなかったのにまだ生きているのですから。。。
しかし、自殺未遂を後悔し死ななくて良かったと思う人もいるし。。
人名救助をするのは誰になにを言われなくても生命体としてはあたりまえです。
三人は。明日、気になるし様子を見にいこう。助かるといいねとお祈りしました。
宿坊に戻ると、寝ぼけ寝ぼけと。福ちゃんグリ、シュナ坊が
帰ったんだぁー。とふにゃふにゃ言ってます。もう、半分は夢の中でしょう。
帰ったよう。。タダイマァ。
「あれっ。元気なくない」福ちゃんが、ロマンチックな星空のもとできょうだいでロマンチックな散策をしたでしょうに。
しかも。こんな晴天でさ。天の川もバッチリでビーチで、ビューポイントキャンプで満点の星空に包まれにくる
星浴を遠方からわざわざくる人々がいるほど素晴らしい景勝地なのに。。
浮かない顔で
どうかしたの
グリも不思議に思って聞いてみました。三人とも元気が無く。
まさか、きょうだいが、海辺で喧嘩したり、気まずい関係に
「実はね。。。さっき。。海辺で行き倒れになっていた人を発見して病院に運んで。。。今夜が峠みたいで、、、ショックで。」ミリオンが言います。
「アスハ、ミンナデヨウスヲミニイコウネ。シンパイ。。」
「知らない方だけれど、これもご縁だし、傷ついているよね。。。様子だけでもみにいこう。」
ベルモは満身創痍のカモメの女性の話しを説明しました。
「えっ。。。自殺未遂をとか。大丈夫なの。。身元わかるんかなぁ。。とにかくまず、命に別状がないといいね。。」グリも話しを聞いて心配になりました、兎にも角にも、いまは命が無事なことが、先決。
明日はみんなでダイビング。UFOを潜水艦にして、竜宮城の様な海の風景と海の宝石とイリュージョンを楽しむ。。。だけれど。。
明日は、あのカモメのダイヤさんが、目を覚ますかどうか。。。
だけれど。カモメ。。。と聞いて、できれば
ヴィーナス、ミリオン、ベルモが生まれた時に出産を手伝ってくれたカモメさん
葉月を助けた
2人の女性にも探して会ってみたい気持ちになりました。
通りすがりの2人のカモメさんでしたが。
父親のミシェルについてなにか知ってる手がかりがあるかもしれない。
しかし。。。父親のミシェル。タコのミシェルの事を知るのが怖い気持ちもあります。
健全で健康健在なら、名乗り出ないか。
もしも、ミシェルが無事なら
葉月に連絡ぐらいとるのではないでしょうか。
ミシェルと葉月の仲が終わり、
会わなくなった
葉月の言い分だけですと、ミシェルは、四年前のハリケーンで行方不明になった、
やっぱりそうなんでしょうか。
行方不明になっても、葉月や子ども、ヴィーナスは健康に生まれた事を知ってるはずですから。ミリオンやベルモは亡くなったとカンチガイしていても、
何事もなければだけど。
葉月やヴィーナスにあちらから会いに来るはず。。。
しかし。犬も歩けば棒に当たる、じゃないけれど。このところ人生が変わってしまう様な事ばかりヴィーナスの身に起きています。
「それは。成長期と言うものよ。」ベルモは、ヴィーナスに、さすが仏様の道を行く身なのか、
解説しはじめました。
まったくもう、ベルモときたら、なんでもお説教に近くなると言うか精神哲学みたいな仏様の話しに持ってこうとするので、
ミリオンは、呆れて「あたしは、宗教に入りませんからね。無宗教です。桑田家の菩提寺は木蓮寺だけどね。」と。
「誰がいつ、宗教に勧誘をしてるのよー、ただ、私は普通に話してるだけでしょ。人聞き悪いなー、ミリオンは。」ベルモはプンスカ信じられないとむくれますと、
「ベルモは、亡くなった人じゃあるまいし、仏様、仏様言い過ぎでしょう。
現実生活、私らは生きているのよ。成仏してどうするのよ。」科学的なミリオンは、ベルモが御説法じみた事を言い始めるとウンザリしました。
ヴィーナスが、言い合ってもキリがないし、
とにかく、明日は、あのカモメさんのお見舞いとにかく様子をお伺いしましょう。
まずはカモメのダイヤさんが無事でありますように。
と、ヴィーナスが、葉月を説得してみるのと、
神楽町に帰っても、私たちのタコの父親の捜査をして。あと、できれば葉月の出産を手伝ってくれた2人のカモメさんも探したいと言いました。
翌朝はスッキリと快晴の空がまぶしく無限に広がっています。
朝から、木蓮寺の井戸水が、五臓六腑に染み渡り元気になりその冷たさに思わず目が覚めました。
お寺住まいの小坊主さんたちは、朝ごはんの準備をしてくれましたし。
なんと。一緒の部屋で寝ていたベルモはさっさと起きて庭掃除をしています。
「大福様。こんな時ぐらい、お休みなされたら。。。」休暇のはずの、僧籍大福様、ベルモはさっさと朝から今日も働いていて。
小坊主さん達はびっくりしています。
今日は、朝ごはんを食べ、ダイビングして、お昼ご飯をいただき、お別れする予定です。
しかし、お昼ご飯の後に、カモメのダイヤさんの様子を見にプルメリア市民病院にみんなでお見舞いに伺う事にしました。
カモメの、ダイヤさんという女性。。いまは集中治療室に運びこまれました。
ただ、カモメなので渡り鳥であり、プルメリア島の住民でない可能性が高い。
身寄りがない場合、病院の治療費などは、市が責任持って面倒を見る、と。
ヴィーナス、ミリオン、ベルモは星空を見上げながら。。。きょうだいの再会を、、と。
アクアマリンビーチに出ると
傷ついて衰弱した一羽のカモメを発見してすぐに、ヴィーナスのワープでプルメリア市民病院に運びました。
ダイヤさんというカモメは、
まだ、目を覚まさないし、集中治療室から出られないので、とりあえずいまは、
ヴィーナス、ミリオン、ベルモはいても、ドクターでもなく、やる事もないし。明日、様子を見にお見舞いにお伺いしましょうという事になりました。
見ず知らずの方でしたが。。。助けたご縁だし、明日、グリのUFOで、潜水艦機能でスキューバで潜り海底散策をして、
それのち、帰りにお見舞いにお伺いしましょうと
無事に助かれば。。。だいぶ弱っていたし。どうも、盲目の女性らしい。。
「あの人は大丈夫かなぁ。。」ミリオンが言いました。「ゴブジヲイノルシカナイワ。。。アシタ、オミマイニウカガオウ。」
「そう言えば、ヴィーナスの話しだと、あたし達を、お母さんから取り上げてくれたのは、2人のカモメさん女性だったよね、」
ベルモははっ、として言いました。
そうです。陣痛が始まった葉月を助けたのは、2人の見知らぬカモメのおばさんだったと言います。
だけど、その2人のおばさんについては。葉月さんからは、一切
どんな人か、名前までは聞いてはいません。
ただ、見知らぬ人でも助けてくれたおかげで若い夫婦は、出産をすることができました。
見知らぬ人でも、私たちはお世話になりまして、
ミリオンやベルモは死んでいたかと思われましたが。。。こうやって生きて笑い合っているのです。
命の偶然というか、生命の奇跡といういうか。。。ただ、はっきりしたことはわかりませんが、ドクターの話しによれば、あの
カモメの
ダイヤという女性は盲目の可能性があるし、それに、自殺未遂をした可能性があるという事です。死にたいという人を助けるというのは、人によっては、逆恨みをうける場合もあるのです。
自殺未遂をした人は一大決心して決行しあとはもう死ぬしかなかったのにまだ生きているのですから。。。
しかし、自殺未遂を後悔し死ななくて良かったと思う人もいるし。。
人名救助をするのは誰になにを言われなくても生命体としてはあたりまえです。
三人は。明日、気になるし様子を見にいこう。助かるといいねとお祈りしました。
宿坊に戻ると、寝ぼけ寝ぼけと。福ちゃんグリ、シュナ坊が
帰ったんだぁー。とふにゃふにゃ言ってます。もう、半分は夢の中でしょう。
帰ったよう。。タダイマァ。
「あれっ。元気なくない」福ちゃんが、ロマンチックな星空のもとできょうだいでロマンチックな散策をしたでしょうに。
しかも。こんな晴天でさ。天の川もバッチリでビーチで、ビューポイントキャンプで満点の星空に包まれにくる
星浴を遠方からわざわざくる人々がいるほど素晴らしい景勝地なのに。。
浮かない顔で
どうかしたの
グリも不思議に思って聞いてみました。三人とも元気が無く。
まさか、きょうだいが、海辺で喧嘩したり、気まずい関係に
「実はね。。。さっき。。海辺で行き倒れになっていた人を発見して病院に運んで。。。今夜が峠みたいで、、、ショックで。」ミリオンが言います。
「アスハ、ミンナデヨウスヲミニイコウネ。シンパイ。。」
「知らない方だけれど、これもご縁だし、傷ついているよね。。。様子だけでもみにいこう。」
ベルモは満身創痍のカモメの女性の話しを説明しました。
「えっ。。。自殺未遂をとか。大丈夫なの。。身元わかるんかなぁ。。とにかくまず、命に別状がないといいね。。」グリも話しを聞いて心配になりました、兎にも角にも、いまは命が無事なことが、先決。
明日はみんなでダイビング。UFOを潜水艦にして、竜宮城の様な海の風景と海の宝石とイリュージョンを楽しむ。。。だけれど。。
明日は、あのカモメのダイヤさんが、目を覚ますかどうか。。。
だけれど。カモメ。。。と聞いて、できれば
ヴィーナス、ミリオン、ベルモが生まれた時に出産を手伝ってくれたカモメさん
葉月を助けた
2人の女性にも探して会ってみたい気持ちになりました。
通りすがりの2人のカモメさんでしたが。
父親のミシェルについてなにか知ってる手がかりがあるかもしれない。
しかし。。。父親のミシェル。タコのミシェルの事を知るのが怖い気持ちもあります。
健全で健康健在なら、名乗り出ないか。
もしも、ミシェルが無事なら
葉月に連絡ぐらいとるのではないでしょうか。
ミシェルと葉月の仲が終わり、
会わなくなった
葉月の言い分だけですと、ミシェルは、四年前のハリケーンで行方不明になった、
やっぱりそうなんでしょうか。
行方不明になっても、葉月や子ども、ヴィーナスは健康に生まれた事を知ってるはずですから。ミリオンやベルモは亡くなったとカンチガイしていても、
何事もなければだけど。
葉月やヴィーナスにあちらから会いに来るはず。。。
しかし。犬も歩けば棒に当たる、じゃないけれど。このところ人生が変わってしまう様な事ばかりヴィーナスの身に起きています。
「それは。成長期と言うものよ。」ベルモは、ヴィーナスに、さすが仏様の道を行く身なのか、
解説しはじめました。
まったくもう、ベルモときたら、なんでもお説教に近くなると言うか精神哲学みたいな仏様の話しに持ってこうとするので、
ミリオンは、呆れて「あたしは、宗教に入りませんからね。無宗教です。桑田家の菩提寺は木蓮寺だけどね。」と。
「誰がいつ、宗教に勧誘をしてるのよー、ただ、私は普通に話してるだけでしょ。人聞き悪いなー、ミリオンは。」ベルモはプンスカ信じられないとむくれますと、
「ベルモは、亡くなった人じゃあるまいし、仏様、仏様言い過ぎでしょう。
現実生活、私らは生きているのよ。成仏してどうするのよ。」科学的なミリオンは、ベルモが御説法じみた事を言い始めるとウンザリしました。
ヴィーナスが、言い合ってもキリがないし、
とにかく、明日は、あのカモメさんのお見舞いとにかく様子をお伺いしましょう。
まずはカモメのダイヤさんが無事でありますように。
と、ヴィーナスが、葉月を説得してみるのと、
神楽町に帰っても、私たちのタコの父親の捜査をして。あと、できれば葉月の出産を手伝ってくれた2人のカモメさんも探したいと言いました。
翌朝はスッキリと快晴の空がまぶしく無限に広がっています。
朝から、木蓮寺の井戸水が、五臓六腑に染み渡り元気になりその冷たさに思わず目が覚めました。
お寺住まいの小坊主さんたちは、朝ごはんの準備をしてくれましたし。
なんと。一緒の部屋で寝ていたベルモはさっさと起きて庭掃除をしています。
「大福様。こんな時ぐらい、お休みなされたら。。。」休暇のはずの、僧籍大福様、ベルモはさっさと朝から今日も働いていて。
小坊主さん達はびっくりしています。
今日は、朝ごはんを食べ、ダイビングして、お昼ご飯をいただき、お別れする予定です。
しかし、お昼ご飯の後に、カモメのダイヤさんの様子を見にプルメリア市民病院にみんなでお見舞いに伺う事にしました。
2019年07月04日
真夏の夜のおとぎ話33海のファンタジー。と遭遇人。
あたし達
会えて嬉しかった。三つ子のきょうだいだった
ヴィーナス、ミリオン、ベルモは、花火を見あげながら。。。
ともに、笑顔で。。。
これからも時々会いましょうね、と。
笑い合って。
どこか、プルメリア島、魅惑のリゾートで、ぬくぬくと育ち。
まるで、。。。
ベルモは、お年寄りの飼い主に甘やかされ太ったペットのようでしたが。
甘やかされた、というより。環境で。。。
木蓮和尚夫妻が食べてるものを食べ太目になっていったのでしょう。
ゴロゴロするどころかですね、
お坊さんや保育士として、毎日毎日お勤めや子どもの世話と、真面目にほとんど自ら休みを取らず働いているのです。
シアワセな
木蓮寺を妬む人からは、幼児を無理矢理働かせているのではないかなど、虐待の通報をされたこともあったそうですが、ベルモは自ら好きで働いてるし、休みも自分から働いてるんですが、
と、誤解は解かれました。
もちろん、児童相談所や警察や庶民は木蓮寺の味方。
ミリオンも、海の家クワタと、知性を買われて塾や家庭教師のアルバイトをしていました。
ヴィーナスの親友たちも、ミリオンやベルモと仲良くなってまた
神楽町にも遊びに来て欲しいし。
いつか、母親の葉月さんにも会えたらなと。。
でも。ヴィーナスは、果たして葉月さんにミリオンとベルモは会うのはシアワセなことだろうかとも思いました。
だけど。。。そりゃあ。どんな性格にしろ、母親に会えたらなと会いたい気持ちはわかるし。
だから。。。
葉月を説得しようとヴィーナスは思いました。今日は、宿坊のひとつの部屋に、マリリンとカルモダン。
もうひとつの部屋には、ヴィーナスとグリ、福ちゃん。シュナ坊。
と、一緒にミリオンとベルモも寝ることにしました。
花火が終わって。
チワワの2人は、眠くなってきたので、先に、濃紫婆さんと一緒に寝ます。濃紫婆さんは、チワワを連れて、お風呂に入りに行きました。
「ちゃんと、お風呂に入って。入らないと寝かさないよって。メッ、」しっかりチワワちゃん2人はつかまえられ、
濃紫婆さんに従ってしぶしぶとお風呂に入れられます。
すぐ寝れると思ったのにーっ。わめきながらも、2人は濃紫婆さんについていきました。
花火見て、ご飯さ食べて。楽しいことばっかするじゃない。ケジメがいる。
風呂さはいり、綺麗にして歯も磨き。
「今日はネーたんいないの?」ミーナが濃紫婆さんに聞きます。「今日だけはがまんしいや。めったに、ベルモはきょうだいとねれないんだよ。。、」「ネェねがいないと、お風呂もお部屋も広いね?」ココナが言うので、
「ここ。お前さん、ベルモに言うからね。ベルモは肥えてることを気にしてるんだから。あたしら細い組みが気にさわる事を言うでないよ、メッ。」
「シーッ。」クスクスとココナが笑うと、
「でも。ミリちゃんや赤いおねーたんは細いよ。きょうだいなの?」ミーナが不思議そうに言います。
濃紫婆さんは、「大婆婆は、細くて小さいけど、じいじやばあばはおデブちゃんだろう。」
「うん。」
「親子、きょうだい似てないのはあるの。ミーナやココナがワシににたんじゃ。イッヒッヒ。」濃紫婆さんは嬉しそうに、チワワを洗いました。
あたしら細い組みが、とは。木蓮寺の、小柄な濃紫婆さんとチワワちゃん達の華奢な人々サイドの事です。
太ったチームの、和尚さん、紫子さんベルモに内緒で三人で暗号みたいに言ってました。
「あんた達はあたしに似て甘いもんばっかり食べても太らないしねぇ。
さてさて。。。
プルメリア島の今夜は。。
みんなが寝静まる頃、ヴィーナス、ミリオン、ベルモは、木蓮寺の近くの、アクアマリンビーチに出ました。
ほんとは、福ちゃん、グリ、シュナ坊も起きてはいましたけれど、夜の海辺の満天の星に包まれたいきもちを抑えながらも。
水入らずの。
ヴィーナスのきょうだい再会に気を使います。
キラキラ。、
あっ。アクアマリンビーチは、美しい月明かりと、満天の星空。宝石箱をひっくり返したようです。このあたりは、有名な星空散策のビュースポットだそうで、
遠くにキャンプやかがり火が見えました。
息を飲むような美しい天の川が、手を伸ばしたいぐらい夜空にはりめぐらされ。何筋かは。スターダスト。流れ星がスーッと咲き急ぐように流れては消えていきます。
ヴィーナスも、住まいの麗しが浜で満天の星空に包まれるのは好きですが。
ここで、きょうだいと三人で、満天の星空に包まれるのは感動ひとしお。
まるで、星空すら、三人を祝福しているようであり。
「アチラガ、キンセイ。」ヴィーナスは、故郷の金星の方向を指差します。
うわぁ〜。
吸い込まれそう。、、
降り注ぐ星空。手を伸ばせば届きそうな。。。
あっちなんだなぁ。。ミリオンも、ベルモも金星の方を向きました。
お母さんが、あそこにいるんだね。
ミリオンもベルモも、複雑そうでした。
ヴィーナスの話からすると。
とてもじゃないけれど。いい母親とは言えず。むしろ奔放な様子、。ミリオンやベルモに新しい家族ができて、返せと泣きわめく様な親でも
それは、困った事でしょう。だから。。。会いたいと言っていいのか
会いたいと言う気持ちはもちろんあるものの。
会って、だからどうしたのとか、いまさらなんなのよ、と突き放されるのを見るのもと。
それに。普通の母親ならば、きっとすぐ会いたいと言ってくるのではないの
しかし。。。葉月さんは、考えさせて、だと。なんだかなぁ。悲しいものを感じる。。
と。。。そのとき。。。
「あれは、なにかしらねぇ、」ミリオンがふと、前方の砂浜に黒い影が。。。と。
「イッテミヨ。サンニンイルカラ、コワクナイ」ヴィーナスが、三人で行きましょうと。。。近づいていきますと。。。
あっ。。。
それは、横たわるカモメでした。。
一瞬死んでいるのではないかと思いましたが、
かすかに息をしています。
た、たいへん。
ヴィーナスは、スマホをさっと空間から取り出しましたが、そうか、、、救急車より、
ヴィーナスは、近くの搬送できる病院を聞くと、ミリオンとベルモに、この人を2人で抱えて、2人ともあたしにつかまり、病院へワープするから。
ヴィーナスも、カモメさんに手を当て、聞いたプルメリア市民病院緊急外来へワープしました。
「エッ。。、わ、わ、ワープしたっ。。。えー」
ミリオンもベルモもぶっ飛びびっくりでしたが。。。
「アンタタチモ、ヤレバデキルワヨ。ワープグライハ。
ヤラナイダケデッ。」
やらない、というか、
ミリオン、ベルモは、単に自分がワープできることに気づいてないだけ。
しかし。、、いまはグズグズそんな事を言っている場合ではありません。
子ども達が抱えてもこのカモメさんは、大人なのに軽いのです。きっと栄養失調で衰弱もしているに違いありません。
ヴィーナス達は三人で力を合わせて、緊急外来の受付へ、このカモメさんを運びました。
看護師さんがやってきてカモメさんの容態を見ると、すぐさま。サッと集中治療室に運びこまれました。
「お寺のベルモさんと、クワタさんちのミリオンさんじゃないですか。 そ、そ、それに、、それにあなたは、あの、、もしかして美術家のヴィーナスさんではっ。」ある看護師さんがヴィーナスを見てびっくりしていました。
プルメリア市民病院なので、看護師さんは、ミリオンやベルモは知り合いのようでした、ミリオンが、
「ええ。私たち、きょうだいなんで。」「ええす、すごい、に、に、似てるけどまさかっ、まさかヴィーナスさんと。。きょうだい」
しかし、いまはもうそんなことより、あのカモメさんが気になるのです。一刻も早くと集中治療室に運びこまれましたから。。。
海岸で見知らぬカモメさんが倒れていて亡くなられているかと思いびっくりしたらかすかに息をしているので、さっとヴィーナスがワープして連れてきたと病院で説明しました。
ところが、カモメさんについて。
看護師さんが言うには助かるか、助からないかはわからない。。。
ただ、おそらくあの人は、自殺未遂をしたか、心中をしたんでしょう。
1人、集中治療室からスタッフの方が出てきました。そこにいた看護師さんは、ヴィーナス達が、患者さんの関係者ではなく見知らぬ行き倒れの人を運びました、と説明すると、
「そうか。。。体力が持つかどうか。。。所持品には。外側に、名前らしきダイヤと書かれた本を持っていましたが。。ダイヤ。。、点字で書かれていますね。本も点字です。
盲目でしょうね、この、カモメさんは。。」
なにがあったのか、もしかして盲目かもしれない一羽のカモメ。。。
自殺未遂
心中を
会えて嬉しかった。三つ子のきょうだいだった
ヴィーナス、ミリオン、ベルモは、花火を見あげながら。。。
ともに、笑顔で。。。
これからも時々会いましょうね、と。
笑い合って。
どこか、プルメリア島、魅惑のリゾートで、ぬくぬくと育ち。
まるで、。。。
ベルモは、お年寄りの飼い主に甘やかされ太ったペットのようでしたが。
甘やかされた、というより。環境で。。。
木蓮和尚夫妻が食べてるものを食べ太目になっていったのでしょう。
ゴロゴロするどころかですね、
お坊さんや保育士として、毎日毎日お勤めや子どもの世話と、真面目にほとんど自ら休みを取らず働いているのです。
シアワセな
木蓮寺を妬む人からは、幼児を無理矢理働かせているのではないかなど、虐待の通報をされたこともあったそうですが、ベルモは自ら好きで働いてるし、休みも自分から働いてるんですが、
と、誤解は解かれました。
もちろん、児童相談所や警察や庶民は木蓮寺の味方。
ミリオンも、海の家クワタと、知性を買われて塾や家庭教師のアルバイトをしていました。
ヴィーナスの親友たちも、ミリオンやベルモと仲良くなってまた
神楽町にも遊びに来て欲しいし。
いつか、母親の葉月さんにも会えたらなと。。
でも。ヴィーナスは、果たして葉月さんにミリオンとベルモは会うのはシアワセなことだろうかとも思いました。
だけど。。。そりゃあ。どんな性格にしろ、母親に会えたらなと会いたい気持ちはわかるし。
だから。。。
葉月を説得しようとヴィーナスは思いました。今日は、宿坊のひとつの部屋に、マリリンとカルモダン。
もうひとつの部屋には、ヴィーナスとグリ、福ちゃん。シュナ坊。
と、一緒にミリオンとベルモも寝ることにしました。
花火が終わって。
チワワの2人は、眠くなってきたので、先に、濃紫婆さんと一緒に寝ます。濃紫婆さんは、チワワを連れて、お風呂に入りに行きました。
「ちゃんと、お風呂に入って。入らないと寝かさないよって。メッ、」しっかりチワワちゃん2人はつかまえられ、
濃紫婆さんに従ってしぶしぶとお風呂に入れられます。
すぐ寝れると思ったのにーっ。わめきながらも、2人は濃紫婆さんについていきました。
花火見て、ご飯さ食べて。楽しいことばっかするじゃない。ケジメがいる。
風呂さはいり、綺麗にして歯も磨き。
「今日はネーたんいないの?」ミーナが濃紫婆さんに聞きます。「今日だけはがまんしいや。めったに、ベルモはきょうだいとねれないんだよ。。、」「ネェねがいないと、お風呂もお部屋も広いね?」ココナが言うので、
「ここ。お前さん、ベルモに言うからね。ベルモは肥えてることを気にしてるんだから。あたしら細い組みが気にさわる事を言うでないよ、メッ。」
「シーッ。」クスクスとココナが笑うと、
「でも。ミリちゃんや赤いおねーたんは細いよ。きょうだいなの?」ミーナが不思議そうに言います。
濃紫婆さんは、「大婆婆は、細くて小さいけど、じいじやばあばはおデブちゃんだろう。」
「うん。」
「親子、きょうだい似てないのはあるの。ミーナやココナがワシににたんじゃ。イッヒッヒ。」濃紫婆さんは嬉しそうに、チワワを洗いました。
あたしら細い組みが、とは。木蓮寺の、小柄な濃紫婆さんとチワワちゃん達の華奢な人々サイドの事です。
太ったチームの、和尚さん、紫子さんベルモに内緒で三人で暗号みたいに言ってました。
「あんた達はあたしに似て甘いもんばっかり食べても太らないしねぇ。
さてさて。。。
プルメリア島の今夜は。。
みんなが寝静まる頃、ヴィーナス、ミリオン、ベルモは、木蓮寺の近くの、アクアマリンビーチに出ました。
ほんとは、福ちゃん、グリ、シュナ坊も起きてはいましたけれど、夜の海辺の満天の星に包まれたいきもちを抑えながらも。
水入らずの。
ヴィーナスのきょうだい再会に気を使います。
キラキラ。、
あっ。アクアマリンビーチは、美しい月明かりと、満天の星空。宝石箱をひっくり返したようです。このあたりは、有名な星空散策のビュースポットだそうで、
遠くにキャンプやかがり火が見えました。
息を飲むような美しい天の川が、手を伸ばしたいぐらい夜空にはりめぐらされ。何筋かは。スターダスト。流れ星がスーッと咲き急ぐように流れては消えていきます。
ヴィーナスも、住まいの麗しが浜で満天の星空に包まれるのは好きですが。
ここで、きょうだいと三人で、満天の星空に包まれるのは感動ひとしお。
まるで、星空すら、三人を祝福しているようであり。
「アチラガ、キンセイ。」ヴィーナスは、故郷の金星の方向を指差します。
うわぁ〜。
吸い込まれそう。、、
降り注ぐ星空。手を伸ばせば届きそうな。。。
あっちなんだなぁ。。ミリオンも、ベルモも金星の方を向きました。
お母さんが、あそこにいるんだね。
ミリオンもベルモも、複雑そうでした。
ヴィーナスの話からすると。
とてもじゃないけれど。いい母親とは言えず。むしろ奔放な様子、。ミリオンやベルモに新しい家族ができて、返せと泣きわめく様な親でも
それは、困った事でしょう。だから。。。会いたいと言っていいのか
会いたいと言う気持ちはもちろんあるものの。
会って、だからどうしたのとか、いまさらなんなのよ、と突き放されるのを見るのもと。
それに。普通の母親ならば、きっとすぐ会いたいと言ってくるのではないの
しかし。。。葉月さんは、考えさせて、だと。なんだかなぁ。悲しいものを感じる。。
と。。。そのとき。。。
「あれは、なにかしらねぇ、」ミリオンがふと、前方の砂浜に黒い影が。。。と。
「イッテミヨ。サンニンイルカラ、コワクナイ」ヴィーナスが、三人で行きましょうと。。。近づいていきますと。。。
あっ。。。
それは、横たわるカモメでした。。
一瞬死んでいるのではないかと思いましたが、
かすかに息をしています。
た、たいへん。
ヴィーナスは、スマホをさっと空間から取り出しましたが、そうか、、、救急車より、
ヴィーナスは、近くの搬送できる病院を聞くと、ミリオンとベルモに、この人を2人で抱えて、2人ともあたしにつかまり、病院へワープするから。
ヴィーナスも、カモメさんに手を当て、聞いたプルメリア市民病院緊急外来へワープしました。
「エッ。。、わ、わ、ワープしたっ。。。えー」
ミリオンもベルモもぶっ飛びびっくりでしたが。。。
「アンタタチモ、ヤレバデキルワヨ。ワープグライハ。
ヤラナイダケデッ。」
やらない、というか、
ミリオン、ベルモは、単に自分がワープできることに気づいてないだけ。
しかし。、、いまはグズグズそんな事を言っている場合ではありません。
子ども達が抱えてもこのカモメさんは、大人なのに軽いのです。きっと栄養失調で衰弱もしているに違いありません。
ヴィーナス達は三人で力を合わせて、緊急外来の受付へ、このカモメさんを運びました。
看護師さんがやってきてカモメさんの容態を見ると、すぐさま。サッと集中治療室に運びこまれました。
「お寺のベルモさんと、クワタさんちのミリオンさんじゃないですか。 そ、そ、それに、、それにあなたは、あの、、もしかして美術家のヴィーナスさんではっ。」ある看護師さんがヴィーナスを見てびっくりしていました。
プルメリア市民病院なので、看護師さんは、ミリオンやベルモは知り合いのようでした、ミリオンが、
「ええ。私たち、きょうだいなんで。」「ええす、すごい、に、に、似てるけどまさかっ、まさかヴィーナスさんと。。きょうだい」
しかし、いまはもうそんなことより、あのカモメさんが気になるのです。一刻も早くと集中治療室に運びこまれましたから。。。
海岸で見知らぬカモメさんが倒れていて亡くなられているかと思いびっくりしたらかすかに息をしているので、さっとヴィーナスがワープして連れてきたと病院で説明しました。
ところが、カモメさんについて。
看護師さんが言うには助かるか、助からないかはわからない。。。
ただ、おそらくあの人は、自殺未遂をしたか、心中をしたんでしょう。
1人、集中治療室からスタッフの方が出てきました。そこにいた看護師さんは、ヴィーナス達が、患者さんの関係者ではなく見知らぬ行き倒れの人を運びました、と説明すると、
「そうか。。。体力が持つかどうか。。。所持品には。外側に、名前らしきダイヤと書かれた本を持っていましたが。。ダイヤ。。、点字で書かれていますね。本も点字です。
盲目でしょうね、この、カモメさんは。。」
なにがあったのか、もしかして盲目かもしれない一羽のカモメ。。。
自殺未遂
心中を
真夏の夜のおとぎ話32真夏の夜の夢花火。
結局なんだけど。。。
プルメリア島の訪問で、
マリリン、カルモダンもどこに泊まろうか連絡中に事前に言っていたら、ウチが空いていますから、ぜひ。
ふた部屋用意します。
大事なお話をわざわざお時間を取っていただきまして、皆さまには感謝していますし。
宿坊は皆さまでお使い下さいませと、来る前に木蓮和尚が好意的に木蓮寺の宿坊を用意してくださいました。
あまりに世話になると失礼だから、
マリリンとカルモダンだけでも。
プルメリア島のプルメリアリゾート、中心街ででも、自分達で、リゾートホテルを探そうとしていましたが。
木蓮和尚が、こちらに来ていただき、お話をしていただきますので、ご遠慮なくウチに泊まってください。古くて申し訳ありませんが、と。
お礼にグリが、明日、ミリオン、ベルモ、チワワちゃんと、自分達で、グリのUFOで、海底散策に出かけよう。となりました。
プルメリア島の周辺は美しいので、スキューバーダイビングも盛んでしたし。
神楽町の南新町麗しが浜との連絡船も、海底が見えますが、クリスマスなど、ロマンチックイベント以外は
連絡船は、
通路は決まっていてゆっくりと海底散策はできませんし。
だいたいの人は、水族館やアクアリウムとか
鮮やかな美しい魚や珍しい生き物が舞う
海の宝石に包まれてみるのも大好きでしょう。
木蓮寺の夕餉。
木蓮和尚の、快いおもてなしを受けながら。
ヴィーナスは、いなくなった父親のタコのミシェルを探そうと決意しました。葉月に聞いても、きっと
口を割らないに違いありませんが。どうも、
ほんとうに父親は、四年前の巨大ハリケーンで行方不明になってしまったのか
これは疑問でした。しかし、後ろ暗い考えを浮かべるのはすべてが憶測でしかなく。
最近は疲れていたり、あまりにも。舞台や芸能、映画やそんなイマジネーション的な仕事ばかりでその脚本家たちと。
殺人事件がどうだとか、。。男と女がとか動機がどうだとか。どろどろとした。そんな話しばかり仕事関係者としていたから。。。
父親が刑務所にいる、葉月がミシェルを殺害した、などよからぬ想像が浮きます、
「お母さんは、会ってくれるのかな。」ミリオンが言いました。
「キモチノセイリガイルト。デモ、ウレシインジャナイカナ。フタリガブジデ。ヨイゴカテイデ。シアワセデイテクレテ。アタシモ、アエルヨウニハ、セットクスルワ」
葉月の気持ちは聞いてませんが、
まさか、自分の亡くなったと思い込んでいた子どもが生きていた、なんて。。。
普通はすぐに、会いたいよね。普通は、ね。。。
「そりゃ。びっくりするわよね。嬉しいのはそうでしょうけれどもね。」
ほろ酔いの
桑田さんの奥さんはビールで顔が真っ赤でした、しかし。。。ミリオンを返せと言われたらどうしようという。一抹の不安はあるようです。
実の親に可愛いいま家族になった子を返せと言われるのが怖いのです。
しかし。葉月は、子どもが今シアワセならいいじゃん。みたいな言い方をしているらしくて。
それは。おそらくは、問題はないでしょう。
ヴィーナスは、お礼に、イマジネーション・マジック、演出。
さすが、美術家。
真夏の夜の夢。。。で、花火を打ち上げました。
キラキラ。。満点の降るような星空に生まれる新しいはじける星たち。
はじける流星群。
近所の人たちが、予想もしていなかった花火演出に、ゾロゾロ外に出てワー、ワー、はしゃいでいました、
天の川。キラキラ、キラキラ、ヒューっと、上がり、花開き。
木蓮寺にいる人々も、紫子さんが、杏仁豆腐と、ベルモが冷えた中華餅のデザートを配り、デザートを楽しみながら。
七色に輝く、夜の虹がかかったり。天の川になったり。キラキラ、キラキラ。。。
そして。
はじける七色の流星群。空に大輪の花がたくさん咲いたかと思うと、、、
7つの宝石。。。スターダスト。
夜空に虹を描いて、残った7つの箱は、散り散りバラバラにどこかの家庭へ飛んでいきました。
花火のかけら。
透明な七色のキャンディが入った、7つの虹色の箱。
花火を見ていた誰かのもとに。
流星がごとく落ちていくでしょう。
それは、美しい真夏の夜の夢でした。
美術家のヴィーナスは、お部屋や舞台を一瞬で雰囲気を変えたり
花火を打ち上げたり、というイリュージョンができます。
弟子が習いたいみたいに言ってますが、。
これは、ヴィーナスの生まれつきの美術家演出の技なのでね。。生まれ持ったもの。
なかなかね。。。だけど、この技術ができる人が他にもいてくれたらなとは思います。
天才美術家と言われても、これは、生まれ持ったもので。いったいなにが天才なのか、ヴィーナスにはよくわかりませんでした。
今年は。。。ヴィーナス達の神楽小学校と、お隣の、音鳴り町の小学校のクリスマスパレードで使う、
惑星のかけら。。。真夏の流星群で、惑星のかけらが降ってくる、よく降ってくる場所が、ヴィーナス達の住んでいる
神楽町の南新町麗しガ浜の海岸と予報され、
来月は、流星群の日に、神楽町小学校と音鳴り町の小学校が合同で南新町麗しが浜に
流星群キャンプで、流星群の惑星のかけらを拾います。
今の時代も近所づきあいをする
南新町の人々はみんな世話好きで、今から浜辺を毎日掃除したり。。。
惑星のかけらを拾い、クリスマスオブジェに彫刻して。。。王様のもみの木に願いを託す、短冊に吊します。
今年のキャンプは、麗しが浜。。。
どうも。あの、ホワイトシュナウザーの、ひかるちゃんが元気になって参加できるらしいと聞きましたし。
ホワイトシュナウザーのひかるちゃんが。。は、さよならクリスマスキャロルの章をどうぞ、読んでみてくださいね。
ヴィーナスは、
自分の住まう神楽町の
南新町に流星群キャンプが決まったので、温かく迎えてくれる地域住民さまのためにも、
当日は、花火を演出します、と言いました。
ヴィーナスは、自分の住んでいる南新町麗しが浜をとっても愛し。。。四歳で既に拠点。
終のすみかに決めました。
これからお金持ちにますますなろうと。結婚することがあろうが、別荘は買うかもしれないし海外出張などしても。
南新町麗しが浜が、わたしの拠点。金星には帰らないし。
と。心に固く。決めていました。
プルメリア島の訪問で、
マリリン、カルモダンもどこに泊まろうか連絡中に事前に言っていたら、ウチが空いていますから、ぜひ。
ふた部屋用意します。
大事なお話をわざわざお時間を取っていただきまして、皆さまには感謝していますし。
宿坊は皆さまでお使い下さいませと、来る前に木蓮和尚が好意的に木蓮寺の宿坊を用意してくださいました。
あまりに世話になると失礼だから、
マリリンとカルモダンだけでも。
プルメリア島のプルメリアリゾート、中心街ででも、自分達で、リゾートホテルを探そうとしていましたが。
木蓮和尚が、こちらに来ていただき、お話をしていただきますので、ご遠慮なくウチに泊まってください。古くて申し訳ありませんが、と。
お礼にグリが、明日、ミリオン、ベルモ、チワワちゃんと、自分達で、グリのUFOで、海底散策に出かけよう。となりました。
プルメリア島の周辺は美しいので、スキューバーダイビングも盛んでしたし。
神楽町の南新町麗しが浜との連絡船も、海底が見えますが、クリスマスなど、ロマンチックイベント以外は
連絡船は、
通路は決まっていてゆっくりと海底散策はできませんし。
だいたいの人は、水族館やアクアリウムとか
鮮やかな美しい魚や珍しい生き物が舞う
海の宝石に包まれてみるのも大好きでしょう。
木蓮寺の夕餉。
木蓮和尚の、快いおもてなしを受けながら。
ヴィーナスは、いなくなった父親のタコのミシェルを探そうと決意しました。葉月に聞いても、きっと
口を割らないに違いありませんが。どうも、
ほんとうに父親は、四年前の巨大ハリケーンで行方不明になってしまったのか
これは疑問でした。しかし、後ろ暗い考えを浮かべるのはすべてが憶測でしかなく。
最近は疲れていたり、あまりにも。舞台や芸能、映画やそんなイマジネーション的な仕事ばかりでその脚本家たちと。
殺人事件がどうだとか、。。男と女がとか動機がどうだとか。どろどろとした。そんな話しばかり仕事関係者としていたから。。。
父親が刑務所にいる、葉月がミシェルを殺害した、などよからぬ想像が浮きます、
「お母さんは、会ってくれるのかな。」ミリオンが言いました。
「キモチノセイリガイルト。デモ、ウレシインジャナイカナ。フタリガブジデ。ヨイゴカテイデ。シアワセデイテクレテ。アタシモ、アエルヨウニハ、セットクスルワ」
葉月の気持ちは聞いてませんが、
まさか、自分の亡くなったと思い込んでいた子どもが生きていた、なんて。。。
普通はすぐに、会いたいよね。普通は、ね。。。
「そりゃ。びっくりするわよね。嬉しいのはそうでしょうけれどもね。」
ほろ酔いの
桑田さんの奥さんはビールで顔が真っ赤でした、しかし。。。ミリオンを返せと言われたらどうしようという。一抹の不安はあるようです。
実の親に可愛いいま家族になった子を返せと言われるのが怖いのです。
しかし。葉月は、子どもが今シアワセならいいじゃん。みたいな言い方をしているらしくて。
それは。おそらくは、問題はないでしょう。
ヴィーナスは、お礼に、イマジネーション・マジック、演出。
さすが、美術家。
真夏の夜の夢。。。で、花火を打ち上げました。
キラキラ。。満点の降るような星空に生まれる新しいはじける星たち。
はじける流星群。
近所の人たちが、予想もしていなかった花火演出に、ゾロゾロ外に出てワー、ワー、はしゃいでいました、
天の川。キラキラ、キラキラ、ヒューっと、上がり、花開き。
木蓮寺にいる人々も、紫子さんが、杏仁豆腐と、ベルモが冷えた中華餅のデザートを配り、デザートを楽しみながら。
七色に輝く、夜の虹がかかったり。天の川になったり。キラキラ、キラキラ。。。
そして。
はじける七色の流星群。空に大輪の花がたくさん咲いたかと思うと、、、
7つの宝石。。。スターダスト。
夜空に虹を描いて、残った7つの箱は、散り散りバラバラにどこかの家庭へ飛んでいきました。
花火のかけら。
透明な七色のキャンディが入った、7つの虹色の箱。
花火を見ていた誰かのもとに。
流星がごとく落ちていくでしょう。
それは、美しい真夏の夜の夢でした。
美術家のヴィーナスは、お部屋や舞台を一瞬で雰囲気を変えたり
花火を打ち上げたり、というイリュージョンができます。
弟子が習いたいみたいに言ってますが、。
これは、ヴィーナスの生まれつきの美術家演出の技なのでね。。生まれ持ったもの。
なかなかね。。。だけど、この技術ができる人が他にもいてくれたらなとは思います。
天才美術家と言われても、これは、生まれ持ったもので。いったいなにが天才なのか、ヴィーナスにはよくわかりませんでした。
今年は。。。ヴィーナス達の神楽小学校と、お隣の、音鳴り町の小学校のクリスマスパレードで使う、
惑星のかけら。。。真夏の流星群で、惑星のかけらが降ってくる、よく降ってくる場所が、ヴィーナス達の住んでいる
神楽町の南新町麗しガ浜の海岸と予報され、
来月は、流星群の日に、神楽町小学校と音鳴り町の小学校が合同で南新町麗しが浜に
流星群キャンプで、流星群の惑星のかけらを拾います。
今の時代も近所づきあいをする
南新町の人々はみんな世話好きで、今から浜辺を毎日掃除したり。。。
惑星のかけらを拾い、クリスマスオブジェに彫刻して。。。王様のもみの木に願いを託す、短冊に吊します。
今年のキャンプは、麗しが浜。。。
どうも。あの、ホワイトシュナウザーの、ひかるちゃんが元気になって参加できるらしいと聞きましたし。
ホワイトシュナウザーのひかるちゃんが。。は、さよならクリスマスキャロルの章をどうぞ、読んでみてくださいね。
ヴィーナスは、
自分の住まう神楽町の
南新町に流星群キャンプが決まったので、温かく迎えてくれる地域住民さまのためにも、
当日は、花火を演出します、と言いました。
ヴィーナスは、自分の住んでいる南新町麗しが浜をとっても愛し。。。四歳で既に拠点。
終のすみかに決めました。
これからお金持ちにますますなろうと。結婚することがあろうが、別荘は買うかもしれないし海外出張などしても。
南新町麗しが浜が、わたしの拠点。金星には帰らないし。
と。心に固く。決めていました。
2019年07月03日
真夏の夜のおとぎ話31さらにはまた、さらなる疑惑。
ヴィーナス、ヴィーナス。。。
はっ。
「どーしたの、めずらしくポーッとしてさぁ。らしくないよね〜、何回かさっきから、ぽやっと。。」シュナ坊がヴィーナスを突っつきました。
さっきからヴィーナスは、点心。ぽやっとして餃子をエビチリに突っ込んだり。
アブナイっ
いまにも、お皿をひっくり返しそうで、グリがサッサと止めました。
ごはんどき。
給食だろうが、お呼ばれだろうが。。。ヴィーナスと言えば。
いつもは、洗練された立ち振る舞いと仕切りよう。8本の腕が伸ばしてサッサと片付けたり。お料理を巧みに分配し、あれを取りこれをとり。取り分けや片付け。。。給仕よろしくに?見事にすっとする気遣いのヴィーナスが。
ぼけぼけのボケ。
アチッ。と。フカヒレの中華スープをまだ湯気立つのに飲んだり。。。
まるで、親から、あんたはまたすぐこぼすんだから。ニワトリでも飼ってなさい。
と。叱られる幼な子のようでした。
いったいどおしたのう。
目のまんまえに、ヴィーナスの大好きなだい、だい。
大好きな酢豚がアツアツのツヤツヤしていて。黒酢の酢豚で、いつもの給食とはまたひと味違ったコク。。。なんて。お料理
評論しだすかと、親友たちは思ってたんだけど。
なんとっ。最も目当てらしい酢豚にすら全くてをつけてないし。
えー、
親友たちは、変ないつもじゃない様なヴィーナスに目をしろくろ。
ヴィーナスってさ
さっきまで、酢豚、酢豚と。ハシャいでなかった黒酢の酢豚、黒酢が、嫌いなんてそんな気配は見たこともないしっ、
それにお食事どきは。。。
いつもは、
シュナ坊が、こぼしただのアーだこーだ叱っては、サッサと手を伸ばして器用にサッと汚れを吹いたり。料理を切り分け取り分けや
お客で食事に行こうがテキパキと
立つ鳥跡を濁さずっ。と、同行者に命令し、共に
最後は片付けまでする
こまごまと実に器用なヴィーナス。
仕事で敷居の高いお食事マナーも堂々たるもので、ざっくばらんなこういう集まりや
気さくで庶民派のお食事どころでも、さっと洗練された身動き。その、
そのヴィーナスの様子があきらかに様子がおかしい!!
いつもの、ヴィーナスではない。
初対面同士の。。。きょうだいの初顔合わせを。
緊張してるのかな?そうは、見えないんだけど。。
桑田さん夫婦も、木蓮寺もともに気さくにざっくばらんな人柄だし。
紳士だし。。。明るくて優しい人たち。
ヴィーナスのきょうだいも、ミリオン、ベルモ両方とも良い子。穏やかだし。
集まったみんなで。
大事な事を話しながらにして、食べて飲んで。。。そんな風に和気藹々と、ざっくばらんな親族会は進んで行きましたが、
さきほどからずーっと、ヴィーナスのなかに
とある。。。
黒い疑惑がモヤモヤと浮かんでは消えていきました。
それは、憶測にすぎません。
もちろん、確信はないし。誰にも言えないけど。
どうも。。。
母親の葉月が、
タコの父親ミシェルの事を一切言わないので。。。父親については、いまどうしているのかが疑わしい。、、ほんとうに行方不明なのか
ヴィーナスが産まれた年の9月には、プルメリア島を大変な嵐が襲い、平和な住民の生活は脅かされて
ようするに、巨大ハリケーンみたいな感じで
大変だったのは事実らしい。
だけど、ミシェルは、本当に。。。その時の嵐で行方不明になったんだろうか。ミシェルは、もしかして横着者で、悪さして捕まって。。。
逮捕されてるんじゃ。。。葉月はいつもフラフラいなくなるし。
葉月とミシェルはまさか。
刑務所などで内緒で面会を
葉月がミシェルの事を一切喋らないのは、悲しい行方不明になったんじゃなくて、
ヤクザものだから言えなかったりして、
ヴィーナスは、今日その場にいた人に、確かにヴィーナス達の生まれた年には、プルメリア島の大嵐があったのを確認し、
母親の葉月の話だと、その大嵐で父親のタコのミシェルが行方不明になったんだと、いうこと。
でも、、、それが、ほんとかどうかは、実に疑わしい。
あっ。。。
ヴィーナスには。
さらにはまた。さらなる疑惑が浮かぶ。、
若すぎる2人は。タコと金星人で、住む環境も違う、種族も違う。。ミシェルがどういう男性かはしらないけれど。若くして子どもをつくるとなると、
もしかして。やっぱり。
かなりヤンチャかも。
ヤンチャとヤンチャ。。男も女も、ワガママどうし。。葉月は、すぐカッとなるし。短気だし。
自我が強い。
ま、、、あたしも。短気だけどさ。確かにそれは葉月譲りよね。
ベルモは顔が葉月そっくりだし。だけど。顔はそっくりなのにさ。
性格はびっくりするほど葉月には、全く似ていない。育ちの良さから来たのかしらね?
ミリオンは、可憐で細めなところは葉月には似てるけど、冷静でシャープで知的で落ち着いてるし。
これまた、全然みんな、似てないっつーの。
なんなのよ。あたし達って。
それは置いといてさ。。。まさか。
まさか。。葉月が、葉月がカッとなって、旦那をグサッと。。
別れる別れないとか。三角関係とか、いや、些細な喧嘩から発展して気性の激しい葉月と
ミシェルはどういう男性かは不明だけれど、もしも。。。ヤクザものみたいな男性でとか。。。
葉月のほうが、何らか揉めてミシェルを。
まさか。。。でも。。
ヴィーナスは、最近脚本家や映画関係者との仕事が多いので、総合美術監督をし、付き合いもあるけれど、
ドラマなどの感想や構成のアドバイスをよく訪ねられますが、いろいろ最近は、殺人事件が、とか痴情のもつれが動機だの、
積年の怨みだの、そういう創作の話ばかりしていて。。。ついつい、、、まさか葉月がカッとなってミシェルを殺害し、、、とか。
いらない想像が、発想が飛んでるとも、
いかん、いかん。と思ったけれども。。
だけどさ。。。事実は小説よりも奇なり
だって。。。そうじゃない
こんなことあるもんか、ってことばっかり。
こんなことってより、予想もしてなくて。
いま、ここで、きょうだいが実はあたしにいて。そのきょうだいと会ってご飯食べて。
チワワの濃い血統の家系って。
予想もするかそんなもん。
でも。。。すべては、事実は小説よりも奇なり。
あっ。イケない。
ポヤポヤしていちゃ、葉月への疑惑は、あたしの胸の中に入れとこう。
ヴィーナスは、内緒で、刑務所など、犯罪者関係を調べようかな。。。
もちろん、誰にも内緒で。
まさかとはおもうけど、父親のミシェルは、逮捕されているんじゃないかしら。
だから、葉月は、ミシェルの事を一切言わないのかしら。
モヤモヤ。。。犯罪者関係者だけでなく普通の捜査も探偵を雇おうかな、タコのミシェルを探して。
ヨシっ。ヴィーナスは。
とにかく。。。この場は普通にふるまわなきゃ、と思い直すと。
好きなものは後でゆっくりと
と、とっておくタイプなんだ、と、酢豚を遠慮なく食べ始めました。
えー、好きなものにまっさきに飛びつくくせにさ。。
福ちゃん、グリ、シュナ坊、ヴィーナスの親友たちは、みんなヴィーナスがどこか
様子が違うことにくびをかしげました。
はっ。
「どーしたの、めずらしくポーッとしてさぁ。らしくないよね〜、何回かさっきから、ぽやっと。。」シュナ坊がヴィーナスを突っつきました。
さっきからヴィーナスは、点心。ぽやっとして餃子をエビチリに突っ込んだり。
アブナイっ
いまにも、お皿をひっくり返しそうで、グリがサッサと止めました。
ごはんどき。
給食だろうが、お呼ばれだろうが。。。ヴィーナスと言えば。
いつもは、洗練された立ち振る舞いと仕切りよう。8本の腕が伸ばしてサッサと片付けたり。お料理を巧みに分配し、あれを取りこれをとり。取り分けや片付け。。。給仕よろしくに?見事にすっとする気遣いのヴィーナスが。
ぼけぼけのボケ。
アチッ。と。フカヒレの中華スープをまだ湯気立つのに飲んだり。。。
まるで、親から、あんたはまたすぐこぼすんだから。ニワトリでも飼ってなさい。
と。叱られる幼な子のようでした。
いったいどおしたのう。
目のまんまえに、ヴィーナスの大好きなだい、だい。
大好きな酢豚がアツアツのツヤツヤしていて。黒酢の酢豚で、いつもの給食とはまたひと味違ったコク。。。なんて。お料理
評論しだすかと、親友たちは思ってたんだけど。
なんとっ。最も目当てらしい酢豚にすら全くてをつけてないし。
えー、
親友たちは、変ないつもじゃない様なヴィーナスに目をしろくろ。
ヴィーナスってさ
さっきまで、酢豚、酢豚と。ハシャいでなかった黒酢の酢豚、黒酢が、嫌いなんてそんな気配は見たこともないしっ、
それにお食事どきは。。。
いつもは、
シュナ坊が、こぼしただのアーだこーだ叱っては、サッサと手を伸ばして器用にサッと汚れを吹いたり。料理を切り分け取り分けや
お客で食事に行こうがテキパキと
立つ鳥跡を濁さずっ。と、同行者に命令し、共に
最後は片付けまでする
こまごまと実に器用なヴィーナス。
仕事で敷居の高いお食事マナーも堂々たるもので、ざっくばらんなこういう集まりや
気さくで庶民派のお食事どころでも、さっと洗練された身動き。その、
そのヴィーナスの様子があきらかに様子がおかしい!!
いつもの、ヴィーナスではない。
初対面同士の。。。きょうだいの初顔合わせを。
緊張してるのかな?そうは、見えないんだけど。。
桑田さん夫婦も、木蓮寺もともに気さくにざっくばらんな人柄だし。
紳士だし。。。明るくて優しい人たち。
ヴィーナスのきょうだいも、ミリオン、ベルモ両方とも良い子。穏やかだし。
集まったみんなで。
大事な事を話しながらにして、食べて飲んで。。。そんな風に和気藹々と、ざっくばらんな親族会は進んで行きましたが、
さきほどからずーっと、ヴィーナスのなかに
とある。。。
黒い疑惑がモヤモヤと浮かんでは消えていきました。
それは、憶測にすぎません。
もちろん、確信はないし。誰にも言えないけど。
どうも。。。
母親の葉月が、
タコの父親ミシェルの事を一切言わないので。。。父親については、いまどうしているのかが疑わしい。、、ほんとうに行方不明なのか
ヴィーナスが産まれた年の9月には、プルメリア島を大変な嵐が襲い、平和な住民の生活は脅かされて
ようするに、巨大ハリケーンみたいな感じで
大変だったのは事実らしい。
だけど、ミシェルは、本当に。。。その時の嵐で行方不明になったんだろうか。ミシェルは、もしかして横着者で、悪さして捕まって。。。
逮捕されてるんじゃ。。。葉月はいつもフラフラいなくなるし。
葉月とミシェルはまさか。
刑務所などで内緒で面会を
葉月がミシェルの事を一切喋らないのは、悲しい行方不明になったんじゃなくて、
ヤクザものだから言えなかったりして、
ヴィーナスは、今日その場にいた人に、確かにヴィーナス達の生まれた年には、プルメリア島の大嵐があったのを確認し、
母親の葉月の話だと、その大嵐で父親のタコのミシェルが行方不明になったんだと、いうこと。
でも、、、それが、ほんとかどうかは、実に疑わしい。
あっ。。。
ヴィーナスには。
さらにはまた。さらなる疑惑が浮かぶ。、
若すぎる2人は。タコと金星人で、住む環境も違う、種族も違う。。ミシェルがどういう男性かはしらないけれど。若くして子どもをつくるとなると、
もしかして。やっぱり。
かなりヤンチャかも。
ヤンチャとヤンチャ。。男も女も、ワガママどうし。。葉月は、すぐカッとなるし。短気だし。
自我が強い。
ま、、、あたしも。短気だけどさ。確かにそれは葉月譲りよね。
ベルモは顔が葉月そっくりだし。だけど。顔はそっくりなのにさ。
性格はびっくりするほど葉月には、全く似ていない。育ちの良さから来たのかしらね?
ミリオンは、可憐で細めなところは葉月には似てるけど、冷静でシャープで知的で落ち着いてるし。
これまた、全然みんな、似てないっつーの。
なんなのよ。あたし達って。
それは置いといてさ。。。まさか。
まさか。。葉月が、葉月がカッとなって、旦那をグサッと。。
別れる別れないとか。三角関係とか、いや、些細な喧嘩から発展して気性の激しい葉月と
ミシェルはどういう男性かは不明だけれど、もしも。。。ヤクザものみたいな男性でとか。。。
葉月のほうが、何らか揉めてミシェルを。
まさか。。。でも。。
ヴィーナスは、最近脚本家や映画関係者との仕事が多いので、総合美術監督をし、付き合いもあるけれど、
ドラマなどの感想や構成のアドバイスをよく訪ねられますが、いろいろ最近は、殺人事件が、とか痴情のもつれが動機だの、
積年の怨みだの、そういう創作の話ばかりしていて。。。ついつい、、、まさか葉月がカッとなってミシェルを殺害し、、、とか。
いらない想像が、発想が飛んでるとも、
いかん、いかん。と思ったけれども。。
だけどさ。。。事実は小説よりも奇なり
だって。。。そうじゃない
こんなことあるもんか、ってことばっかり。
こんなことってより、予想もしてなくて。
いま、ここで、きょうだいが実はあたしにいて。そのきょうだいと会ってご飯食べて。
チワワの濃い血統の家系って。
予想もするかそんなもん。
でも。。。すべては、事実は小説よりも奇なり。
あっ。イケない。
ポヤポヤしていちゃ、葉月への疑惑は、あたしの胸の中に入れとこう。
ヴィーナスは、内緒で、刑務所など、犯罪者関係を調べようかな。。。
もちろん、誰にも内緒で。
まさかとはおもうけど、父親のミシェルは、逮捕されているんじゃないかしら。
だから、葉月は、ミシェルの事を一切言わないのかしら。
モヤモヤ。。。犯罪者関係者だけでなく普通の捜査も探偵を雇おうかな、タコのミシェルを探して。
ヨシっ。ヴィーナスは。
とにかく。。。この場は普通にふるまわなきゃ、と思い直すと。
好きなものは後でゆっくりと
と、とっておくタイプなんだ、と、酢豚を遠慮なく食べ始めました。
えー、好きなものにまっさきに飛びつくくせにさ。。
福ちゃん、グリ、シュナ坊、ヴィーナスの親友たちは、みんなヴィーナスがどこか
様子が違うことにくびをかしげました。
2019年07月01日
真夏の夜のおとぎ話。29母親葉月ちゃん。
結局。木蓮和尚から、お友達も皆さんで、みたいに招待されたのは、
どうも、
お料理を披露したかったんじゃないかなぁ〜と言った雰囲気でした。
それも。腕を振るいたい気まんまんの中華料理を桃源郷料理と言って。
やるネェ。
さいしょっから。
たくさんの食材や下ごしらえをわざわざきちんと準備しているところがなんとも。アヤシイ。
確かに。
お料理を披露してできるだけたくさんの人が喜んでくれるのが生き甲斐みたいな人はいるし。
木蓮和尚様は、酒豪で。奥様紫子さんは、木蓮和尚とお付き合いするうちに飲めるようになったって。桑田さんも夫婦飲めるらしく。
食べて飲んでおしゃべりするのも好きだそうだ。。。
木蓮寺は、
講話や説法会も多いらしく、恐らく木蓮和尚は人と交流していないと気が済まない性質なんでしょう。ここなん年かは、縁結びの寺として、婚活イベントもいています。
もともと、木蓮寺は、
誰か紹介してくれやら、子供の見合いや縁談、男女の悩み結婚の悩みも数多く持ちこまれてきました。
結婚のご縁のみではなく、会社同士のお互いの発展の為のご縁もできました。
木蓮和尚様のお母さんの離れでご隠居している濃紫さんは、お見合いババアだったらしいし。嫁さんの紫子さんは、檀家さんの娘さんで、
頼まれて命名し、自分の濃紫から、紫子。と名付けました。
濃紫が名付けた檀家さんの娘さんの
紫子さんは。
歳が二つか三つ息子の木蓮和尚様、万緑と変わらないので不思議なご縁。なんとなく結婚するんじゃないかなと予感したんだって。
人と人を結びつけるお役目の流れから
最近はやりの婚活イベントもするようになり、ベルモも手伝っています。
さ。木蓮寺。
お寺の婚活イベントに来られます方々に。
ご縁については、運命の人はなにもしないであらわれるわけがない。
進んで明るい方向へ行動するから、仏様もご縁をくださるのですよ。
悪い方に、異性を騙したり振り回したり、その人そのものをみないで、利用のためにお金を取ろうとか、楽をしてやろうとか、
相手が嫌がるのに執着する、などの異性を狙ったり成長のない行動をするものや、
行動しない全く動かない人に
仏様は力を貸しませんよ。前向きな行動をし日々自分を磨くから、良縁に恵まれるのです、と。あなたは、魅力の無い人とご縁を持ちたいですか?お相手様だって、魅力の無い人とはご縁を持ちたくないのです。などなどご縁の
御説法もしています。
行動しないと人生は、腐るのだそうで。
そして。木蓮和尚様の料理というか。
木蓮寺の木蓮幼稚園は、園児へ木曜日手作りオヤツになりますが、
木蓮和尚が保育士たちに手作りオヤツを指導します。
大変評判がよく、保護者会で料理教室やレシピも公開しますが、
そりゃあ。ベルモもぷくぷくに膨れるし。プニプニのプックプクです。
しかし。。。ベルもは。。もしも葉月の元で育てられたら手作り料理なんて食べたことがなかったかもしれないし、
ガリガリに痩せていたかもしれないのに。
一緒に暮らす親の影響って凄い。ま。。もしもヴィーナスがミリオンやベルモと一緒に育ってもベリーやルッコラの実家に丸投げして
育児放棄して。
母親の葉月は放浪し知らん顔するでしょうけれど。ベリー、ルッコラは、まぁまぁ普通かな。お料理をしたりしなかったり
スナックのまかないみたいな感じ。
「葉月さんについて、あちら様はどう、私たちの事をお考えですか、」ビールを飲んでいる
桑田千範さんが言います。ミリオンを返せと言われるのが怖くてしかたない感じです。
ヴィーナスは、八宝菜を食べながら、
「ハハデスカ。。ハハ。。。ワタシニハチョクセツナンニモイッテイマセン。
オハズカシナガラ。タダ、ソフボニハ。」
ヴィーナスは、ベリーやルッコラに対して叱られた返事としてのLINEには、
葉月からは、
2人とも生きていて良かったし、あたしはいい事をしたんじゃないのかな。2人とも、望まれて欲しい家庭におさまり、幸せにくらしているなら、あたしみたいな親でもいいと思う。
獅子は子どもを千尋の谷に突き落として鍛えるけどそれなんじゃない、結果オーライ
なんて。ふつうの親が見たらひっくり返る返信をしてきて、事実ベリーが大泣きした、らしいと。
千尋の谷とか、パッパラパー子の葉月は、そういうときのみ言葉をやたら知っているとか。知恵がまわります。
非常に情けない。
しっかりしている、ミリオン、ベルモの里親さん達に。。。
もう。隠しようのない事実をお話しいたしますけれど葉月は子どもを産むだけは産みました。あとは知らないみたいな
カッコウの托卵みたいな性格の女です。別に人をいじめることはありませんが。
あの人はまだまだ子どもです。
と、ヴィーナスが説明すると、
葉月の姉のマリリンも、
「あたし達が甘やかしました。まだまだあの子は子どもです。心身の準備がないまま子どもを産んでしまったのです。」
「しかし、葉月さんが産む決意をしなければ、私たちのミリオンはいなかったわね。」桑田さんの奥さんは、ミリオンが可愛くてしかたないようです、
葉月さんが無責任なのは、怒るというよりは。怒ることなんだろうけれど。むしろ、
良い母親でしっかりしていたら、ミリオンは、ウチに来なかったし。しっかりしている女性なら、計画的に子どもを作るでしょうから。。。いちがいに、葉月さんを責めることはできません。
4人の大人さんは、木蓮和尚様がすすめ、奥様、桑田さん夫婦ビールを飲んでいました。
木蓮和尚様の桃源郷料理はとろけるお味でした。カライ、カライと言ってシュナ坊が、エビチリを食べながら。
「なんでー、別にみんな幸せなんだからよくない」
シュナ坊は、ミニチュアシュナウザーなので、まるっきりな犬視点です。
ヴィーナス達が、産みの葉月さんをあれこれ言っているので、
「産んでくれていま、みんな幸せなんだからいいでしょ。育ててくださる人に恵まれてるんだよ。
親が、育てるのが苦手なら、育てるのが好きな育てたい人が子どもを育てて家族になればそれでよし。」
といつも言います。
命をくれただけでも感謝し、愛情をくれる家族に恵まれただけでもありがたいと思え、みたいに。。。
シュナ坊は、実際三木龍馬氏夫婦が親みたいなもんだし。産みのサムと蘭の夫婦は、三木龍馬氏の嫁いだ娘の家にいて、
ほとんど会った記憶がないし、生活も別々なので。執着心がほとんどありません。
犬なんてそんなもん。大切にしてくれるならば、飼い主に愛情を感じる生き物。
よほど親と一緒にくらしているなら、話しは別かもしれないですが。
隣にいてやはりエビチリを福ちゃんと、シュナ坊でわけているグリも
「ミリオンちゃん、ベルモちゃんも素敵な家族様に可愛がられて幸せなんだし。ヴィーナス達も、種族、チワワの血が濃いなら、やっぱり犬性質。今が幸せなのが答えでしょ。」
「チワワですかー、」桑田さんが言いました。
しぶしぶながら、話しておかなければでしたから。ヴィーナスは、しぶしぶと。クウを見つめながら。、!
アングラ。。な。。
チワコウ。
「ウチ。チワワトノケッコンガタイヘンタクサンデシタミタイダイダイネ。」突然ふるなよ、グリめ。みたいに。話にくそうに。説明しました。
そ。。。ヴィーナスがどうしてもって。認めるのがこれだけは嫌だった。
チワワちゃんの色濃い家系。