茶目コ

目を覚ますと。。？

あっ。。。

薄暗い部屋の中で、心地よいエアコンの風に。。。ほおを撫でられ。。
ここは。。どこだっけな
えーとえーと
優しい新しい畳の香り。ふわふわフッカフカ。お日さまの匂いがする干したての布団に。。。だが、

それは、気持ちいい。。ホントは、雨が降りそうな日にひんやりしたいかにも、少し湿り気を帯びそうな
あんなシーツがもっと好きだ。。。

だけどもそんな贅沢な事を言ってられないほどの心地よさに。。。

それよりも隣からは、談笑と、ジュウジュウキャーキャーあと、それに負けず劣らず

スッゴイ。
なんだこのかぐわしい。香ばしい。あり得ない。。。
生まれてこのかたこんな美味しそうな香りは。。。

まるで宝石のような透明な寿司でも出てきそうな畳の香りが、似つかわしく。でも。
いはんや。肉だ。。。ジュルリ。口の中で溶ける系の肉だっ。

薄暗いが、なんだかどっかの高級旅館に泊まり。。そんな夢見心地な。。じゃ、ないや。
あー。。。そうか。

え。。。あー、、、コソッと隣の襖をちらっと開けて。。。覗くと。。。

ボワッとファイヤー

あー
カンフー映画かなんかで、デブの主人が人をさらい肉にして食べていた。。。

人が良さそうで、信頼したら。なんでこんな美味しいのかと思いきや。。

お客を捌いて食べていたり、店に出したり。

その映画のデブの主人がボワッと火を噴いて、ジュウジュウ、鉄板で、ぶ厚い肉を。。。
包丁を振りまわしている

宇宙人の肝は美容と健康になるからのう。
イッヒッヒ。、。
ギャー

そーだ、捕まったんだ。。。妖怪オババに捕まったんだ。

お寺は肉は食べないだろー、でも肉を焼く音や匂いが。。。
ここは、内緒で肉を喰らう、人喰い寺。
禁忌を侵し地に落ちた人を捨てた、世捨て坊主が
訪ねてきた人を喰う。。。そーだったんだ。だから、婆に捕まり。
た。。。食べられる。。。っ。
ギャー

いったい幾つなのか、お寺に棲みつき。
気味の悪いほど長生きな空気感。。。
奴は、三途の川の遣り手老婆だ

肉にして。。。殺される。。。
ふたたびパタンと、クレソンはその場に倒れてしまいました。



ところが、どれぐらいたったのでしょう。鼻をいい香りがくすぐります。香り、というより、それはそれは、良い「薫り」が。。。

「あー、やっと起きたー、」なんだ

クレソンは、目を覚ますとおかしなかっこのチビの犬が、二人。。。どうも女の子みたいだ。前かけをされてるのに、服を汚している。。。ヨダレがダラダラ。。。
フォークを振りまわしていたので、へんなカッコで、一瞬突かれそうになり、
地獄の鬼の子どもかと思った。

「アンタ、ダーレ」へんな。。。ふざけた苺みたいなカッコをした犬。。。

そーか。確かチワワだな。

その他。。。その他の人は、ワイワイ言ってサラダとぶ厚い肉やら、スープを飲んでいる。が、

へんなカッコの二人のチワワちゃんが、起きた起きたと騒ぎ。。。今度はいつのまにかに部屋の隅に寝かされていたクレソンが、

目を覚ますと。。。苺とスイカのピエロみたいなやかましいチワワちゃんのチビがわめくので、

そこで、お肉やサラダを美味しそうに食べていた連中は、一気にクレソンに注目しました。。。


「アンタも食べるかね。」あ。。。。ここの和尚だ。。遠くからチラチラ観察していた

木蓮和尚。。。あまりに空腹を感じ婆に脅されさっき襖を覗いたら昔のカンフー映画の悪役のデブの人殺し、人喰いを思い出して。。。似ているので、そう見えた

「お。。。お？お寺は、精進料理を食べわー、ワッ、わわわわわわわわわわわわ。さっきの、宇宙人の肝を。。。」

クレソンは、濃紫婆を見てまた卒倒しそうになりましたが、濃紫婆は、

「馬鹿め。冗談も通じんのか。
おぬし、もてんだろたわけ、宇宙人の肝をワシが食べるならベルモはとっくに死んでるじゃろー、
あんなまるまる太った宇宙人。。ワシが宇宙人食べるならもう、ベルモはこの世におらんわい。」
ヘタレめみたいに婆はクレソンに呆れました。

アンタみたいな痩せっぽち食べても美味しくなかろーに。宇宙人を食べるならまるまるしたベルモの方がいい。。。
ラーメンの鶏ガラダシか。。

クソババー、
グサってきた、あー、
クレソンはそう思いましたが、

美味しそうと言われた

ベルモは、まるまる太ったと形容され、それ以上にプンスカ
しました。

「に。。。肉を。。肉を、お寺は、肉を。あわわわわわわわわわわわわわー。」
クレソンは、モゴモゴしていましたが、

お寺の奥様紫子さんが、笑って
「いまどきは、お坊さんは、お肉やお魚も食べて結婚もするし、婚活パーティーも開催したり、お寺婚活もあるのよ。
あなたも、若いしいかが、さ、食べなさい。」
クレソンにナイフやフォーク、食器を並べてくれました。

コーンスープまである。

どうやら。。。自分の事は、お寺に駆け込み相談しにきた宇宙人の若者みたいな

そんなふうに考えられているようだ。ジワってスープが空腹の身にしみ。

泣けるっ。

ふわふわ優しい感覚がする。それに、クレソンは泣き出してしまいました。

さてさて、さてさて。

こちらは金星。

スナックキャラメルリボン。

葉月が、「お腹すいてお腹すいて。ちょっと先生、いるならあたしにもちょうだいよ。

先生、さっきあたしの悪口言ってたんでしょ。」赤ちゃんの頃から知ってる
常連さん、近所のご隠居さんの
先生を見つけ、
隣に勝手に座り、あたしも飲む、奢って
と言いました。

「こらっ葉月、お客さんにっ、」ベリーは、叱りましたが、先生は、

「今さらカッコつける事でもなかろーに、ベリーは。。。」と、先生は、ベリーに呆れました。

ベリーは。新規のお客さんにカッコをつけたいのでしょうが、葉月は、赤ちゃんの頃から

近所の先生を知ってるし。見ればお小遣いをもらったり、奢ってもらったりしています。

ベリーは、旦那さんのルッコラは、婿養子じゃないし、ベリーには、
兄や弟がいるのに、めんどくさいので、結婚は自分の実家の近くにとルッコラに条件を出して

ルッコラは、ベリーの実家の近く近所に越してきました。

ベリーの親は、水商売で稼いだお金で悠々自適。。。
兄や弟は、家庭持ちふつうのビジネスマン。

商売は娘のベリーだけ。結婚したので、両性有具から、男女に分かれて、ベリーのきょうだいは、
中間子のベリーだけが女性でした。
自分の
親はお金があるから、お金で済ませるし
旦那の親をみたくないから、ベリーは、
ルッコラと結婚するときに、自分の実家の近くに住むのを条件にしました。

だから、近所の常連さん。小学校の時の先生もよく知ってるんです。

先生は、時には外で、ベリーやルッコラと顔を合わせると、オープン前からやってきて飲んでいます。

もー、奥さんは亡くなったのでこうるさいのはいないしね。

すると、ピョコピョコと、裏からチワワとウクレレも出てきました。マイクロビーンズという

金星人の粒ペット。ツヤツヤの粒は、チワワ、ケサランパサランみたいなふわふわは、ウクレレです。

チワワとウクレレは、先生が、いろいろ甘いものを食べさせて甘やかすので、先生を見つけるとキュンキュン
喜んで寄ってきます。

しかし。チワワとウクレレは、葉月を見つけクーン、と先生の反対側に隠れました、

別に葉月はチワワやウクレレを特にはいじめませんが、葉月は、ベリーが自分を育ててないくせに、ペットは飼育できるのに恨みがあったのです。

チワワやウクレレの
面倒を見させられて、まとわりつかれ、ウザいので箱に閉じ込めた事があり、ベリーにど叱られるし。


「それにしても、お嬢さんは、ママの妹さんかい。」見知らぬ新規のお客さん、

天王星から来たマンゴドラと名乗るインベーダーに言われた葉月は、口をとがらせました。


「えーあたしそんなん、老けてる」

「イヤイヤ、お嬢さん高校生ぐらいかな。ママさんが、ちょっと歳の離れたお姉さんて感じだ」インベーダーのオッさんが言うので。。。


ママのベリーは、気を良くしニコニコ。

「あらまぁ。
葉月はもーハタチだし。子どもも三人もいるのよ。三つ子でしたけどね。」と、インベーダーにビールを注ぎました。

そのうち。。。インベーダー、マンゴドラ。何度も電話が鳴りましたが、音を切ってあり、
仮名、
マンゴドラ。。。本名マンゴスチン大佐のLINEには、部下のクレソンから、

マンゴスチン大佐、緊急事態です。私は、木蓮寺で、しばらく修行僧として修行する事になりました。

と。。。連絡が入っていました。

「わー。」大声で叫び

謎めいた宇宙人。
クレソンは、パタンと倒れ気を失いました。

「なっさけない。
なんじゃこの軟弱。冗談も通じんのかのー。
バカったれー。」
濃紫婆さんは、冗談で、美容と健康に宇宙人の肝が最適みたいに言ってみただけなのに。。。

だいたい、寺が人喰いなんかやったら大問題じゃ。
人喰い。。。じゃない宇宙人喰い。

そんなわけないじゃんね。檀家には宇宙人もいるし。

泥棒かと思って警策で叩いてやったが。。。
当分伸びきってるな。。。
頭悪いんかのー。

なんて。チョックラ言い過ぎたかのう。

婆さんは、ひょこっと本堂を出て、母屋に顔を出しました。また今日も、

例のベルものきょうだいやら、その友達が来てるようだし。

って事は、和尚は張り切って晩ごはんを作るし。
五感で楽しむ系。

おー。コレは。

またまた。。。五感をくすぐられる。

どーも、ぶ厚いステーキの香り。ジュウッジュウッ。。。どーせ、木蓮和尚。。。本名万緑の坊は、パフォーマンスで、鉄板で炎を操り、火を操るがごとくに、肉を焼く。

万緑は、昔々、亡くなった主人の翡翠仁和尚とともに、檀家さんに呼ばれて。。。
万緑が子どもの頃に
ステーキドラゴン。。。老舗の
パフォーマンス系のプルメリア島のステーキハウスにお招きいただきまして。

目の前をジュワッと火を操るがごとくなドラゴンが焼いている、今もあるドラゴンステーキ。。。あれをみて

ほー

万緑は、目をキラキラ。
奴は、男ひとりの森沢の木蓮寺の跡取り坊主のくせに、シェフになりたいんだと。。薄々わかっておったけど。

ドラゴンステーキで、炎のパフォーマンス、操るが炎2焼かれているお肉そのものより、

プライドを持って輝いてワクワクしているシェフの姿が虜になっていた。

しかし、ま。親は見て見ぬフリじゃ。かわいそうだけどな。しかし。木蓮、シェフの夢は諦めれんと見てな。、

あれこれ考えて、お客室大広間に濃紫婆さんは向かう。


よかった。ワシは痩せの大食いに産まれてきて。

息子の和尚は亡くなった翡翠仁、旦那にも似なくて、翡翠仁の父母である、万緑のじいさん婆さんに似た。
旦那の翡翠仁の家系は隔世遺伝が強めに出る家系で、痩せデブ痩せデブ痩せデブ痩せデブ痩せデブ痩せデブ。。。

と、痩せとデブが繰り返される。
万緑の嫁もデブだけどな。
紫子。あいつも丸く。

だけど、子供は、隔世遺伝で、万緑と紫子の子ども、琥珀、紺、紅子はワシに似て細い。

濃紫婆さんは、客間に入ると。ほらー、やっぱりベルモのきょうだい、ミリオンヴィーナス、ヴィーナスの友達が、

炎のステーキパフォーマンスにキャッキャ、キャッキャわーわーしていました。

「であえクセものじゃ。」

時代劇のように、濃紫婆さんは、客間に叫びました。

しかし。。。炎のステーキのパフォーマンス中の木蓮和尚は、

火薬類取締法やら。危険物取扱者の資格をわざわざ、ドラゴンの檀家さんに習ったり、取りに行って、火を噴くパフォーマンスに、

夢中になっていました。

ひさびさにやったー。

木蓮寺は、お肉お魚を食べる、結婚も大賛成です。
食べものを粗末にしない。
植物のみの殺生はおかしい。ベジタリアンだって、植物を殺生している。
植物は、生命の源だし。。。
植物だけは、殺していいじゃん。みたいに、
植物を殺生しながらして、肉を食べるな魚を食べるなは、ないわ。
そうしたければそうしたらいいし、
人に強いるな、食べものとしてこの世にちょうだいいたすものは、美味しくいただきなさい、という主義。
結婚も、種族繁栄だし、結婚は、人間関係の重き修行である。
一人で仏様と自分、の問題より、仏様と、自分と社会、家族など。。。

そちらの方が修行である。婚活もイベントや相談で行なっていたり。

仏様よし、自分よし、社会と皆様よし、家族よし。
四方よしの方が修行である、と木蓮和尚は考えたし。

たしかにつらい修行で滝に打たれたり行脚して。。。などもありますが、
仏様と自分。。。
修行に失敗したら死ぬ自害みたいなお坊様が昔はいたみたいですが。。。

木蓮和尚は、自殺は断固反対だし、
仏様にお仕えするものが率先して自殺なんぞ、とんでもない
むしろ、死ぬのを考えたさまよえる人をどう生きる希望を持たせて、どう社会復帰をさせるか
という考え。

はっきりと現世利益も、賛成だし。お金も大好きだし。
もちろん、ずるい稼ぎ方はしないし。檀家さんからの寄付もされるけど、
自分たちも寄付も進んでしてはいます。
お金を汚いなんて考えは、今時はそうはないでしょうが。、、

ま。。、木蓮寺は。。。そんなお寺として。

「ちょっと、ちょっと。万緑っ。万緑っ。」
濃紫婆さんが、叫んでも。

しかしながら。。。万緑和尚は煩悩の人なのか、パフォーマンスにキャッキャ。
万雷の拍手のあと。。。
とりあえず、ひと段落ついてから、「えー」

濃紫婆さんは、ひっくり返りました。

コントじゃない。、。木蓮和尚は、料理に夢中になって、パフォーマンスが終わるまで、
濃紫婆さんの姿を見えず、
集中が終わり拍手をされますと。

やっと濃紫婆さんを認識したのです。

「万緑、万っ。
本堂にお客さんが。。」

は。。。、あー、駆け込み寺みたいに、、、切羽詰まってお寺に駆け込んだのだろう。

いちおう、木蓮寺は、正式なお客さんは、夕方５時まで。
そうじゃない、駆け込み緊急時の生死が危ぶまれる精神的に衰弱した人が、死ぬぐらいならと、木蓮寺の本堂は開けておきますが。

このところ、身の上相談も、そこまでは、

駆け込み緊急時の人がいなくて。愚痴愚痴レベルの平和ぼんぼんとまでは、いかないけれど、しばらくは、
木蓮寺本堂に時間外駆け込みがなくて。。。

やれやれ。
どうしたものか。。。


さてと。遠く離れた金星では。

意外と見かけによらず、おしゃべりな

天王星から来たという。
マンゴドラと名乗るインベーダー老紳士が。。。なんだか、電話があった気もなかった気もする。
ま、いい。今はもうそれどころじゃない。

「わたしも知ってるが、宇宙に名の響くヴィーナスさん。。。
なぜそんな優秀な子ども、いや、お孫さんが、、、うちは、平凡でもう。。。やっぱり、ママやマスターの遺伝それとも、親やっぱり親の教育いかん、かな。」孫自慢は誰でもしたがるであろうし。

心なしか、インベーダーが乗り出す。すると、常連さんの先生、が、

「親。。。。ってそれは無いわ。ハズは、ハズは、ベリーやマスターに、すべてを丸投げして家出したぐらいだしのう。
今は時々フラフラ帰ってきては、顔を出して先生小遣いくれ、だし。」
葉月は、スナックの常連さんの先生を昔っから知っているので甘えてばかりいます。

「ホントにあの子はもう。。。」

ベリーがため息をつくと、噂は陰、

葉月がひょっこり顔を出しました。

なにやってるんだろー、ボスは、

げー。

サイアク。もしかして。。。酒でも飲んでるんじゃ？

モーコンな時間だし。
そーだわ。。。飲んでるわ。

あー、１００パー。。。

飲むとしばらく。。。壊れるなー。

かと言って報告を怠れないさ。それなりに金は貰ってる。。。トホホ。

マンゴスチン大佐。。。と、もしもしと話しかけて、だけどもザワザワして

電話は。。。
プチんと切れてしまう。

こっちはひとりぼっちの見張り調査。

おまけに、木蓮寺の人住み家屋から、ジュウジュウと肉ったらしいぐらいなアツアツの肉を焼く音や。この。。。

香り。。。ウーっ。。。

グルルキュルキュル。。

しまったー。腹の虫が。、

慌てて追いかけてなんも食ってないぞー、


ゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラ。。。

うるさいぐらいな夏の風物詩、カエルや蝉の様に。。。それ以上なり、
木蓮寺からは、なんとも
楽しげな大笑い声すら聞こえてきて。

木蓮寺を覗く宇宙人クレソン。

COMPLEX
彼は学生時代から。。。。この組織に属して。知らない間に正式なメンバーになってしまった。

最初は、お手伝いなお小遣い稼ぎ感覚だった。。。なんとなく友達になった人の代わりにバイトをするうちに。

何でも屋というか。。。

根は生真面目ながらも。
グレーゾーンすれすれに興味のあるタチである、

ぬくぬくとちやほや育ててこられたわけじゃないけど、生活が退屈だからと言って死ぬほどは辛くないです。

それでいて、お給料は、ちょっと割高な料金で口が固い。

だから今思えば。。。自分に仕事をやらせて組織に属させる為に、友人は自分に近づいてきたんだろう。

学生時代の友人から紹介されたアルバイトから、この組織に属して。
今さら他の仕事に就けないかもしれないし。かと言って自分で事業を立ち上げる勇気も発想もない。

クレソン。。。。目をつけられたのは。。多分
自分の素質。
気が小さくて真面目。。小心者。。
薄幸。。。幸薄い感じが、、なんだろうさ。

木蓮寺の夕餉。
遠くから、彼らを眺めて。

彼らが雲の上に住んでいる人たちに見えてならない。

クレソン。。名前を名乗るとからかわれて、クレクレ、損。とか。。。

名は体を表す。。。クレソン。

損をくれ
だと。。
貧乏くじ、試練大好きマゾヒストみたい。。。

組織COMPLEX

組織COMPLEXも、自分の名前のクレソンも、
自分には良くお似合いだ

トホホ。。。

神様は不公平だ。。。

おっとっと、いけない、いけないぞ。
神様は不公平だの神様がいないだのや、そいやって、
そんなこと言うもんじゃないぞ、クレソン。

婆さんが生きている時に何度も何度も叱られた。婆さんは、特定な宗教に入ってなどいなかったけどね。。、

神様は意地悪をするだの、神様は不公平みたいに言っていると、本当に神様に嫌われるし。

最初っから恵まれて生まれてきた人もいるけれど、幸せな人は経験、経験を通して感動して成長する、とにかく動く。行動する、

トライとエラーの繰り返し。繰り返し。
だから幸せをどんどん感じるようになったんじゃ。不幸だ、神様は意地悪だ、とか何だかんだ言わない。

シャイで内気な自分には耳が痛い。。
行動か。。。

そ。。。それにしても。。。クレソンはフラフラして、ひとまず本堂に身を隠した。
客室応接室で、
奴らはワイワイガヤガヤるんるんウキウキ。
今日は、
本堂には当分きやしない。

わー。

睨まれた、と思ったら、お不動様だった。

七福神などまでそこにあった。、。
仏様の前なのか、なぜか、気が抜け空腹で力がなく。そこで、勝手にクレソンは気が遠くなり

眠ってしまう。

ばあさん。。。クレソンの家系。

黄緑のさわやかな宇宙人。。亡くなったおばあちゃんが。。。


クレソン。。。
まだまだアンタは神様がいないとか、意地悪をするとか。

なんの成長もないのかね。

クレソン。。。クレソン。。。

渇

ビシッと
亡くなった
おばあちゃんにクレソンは、お寺の棒のようなもので叩かれる。

なんで、、。なんで、おばあちゃん、そりゃないよ。。。

あっ。

目がさめると、かなりの妖怪のような年齢の婆さんが、警策を持って睨んでいた。

お寺は１７時半までには訪問者は帰宅するよ。泥棒かね、



「宇宙人の肝は美容と、長寿に効くんだ。」

ゾワゾワ、ゾー

ばあさんは、クレソンを見て舌舐めずりをしました。

ahhahhは。。。

ギャハハギャハハギャハハギャハハギャハハギャハハギャハハギャハハギャハハギャハハギャハハギャハハギャハハギャハハギャハハギャハハギャハハギャハハギャハハギャハハギャハハギャハハギャハハギャハハ。


木蓮寺に着いたら。。。チワワ2人が出てきて、

ついさっきまで、ヴィーナスが、以前、赤ちゃんチワワのチーコがピラピラしたピンクのリボンをつけてきたので
漫才師とからかったら、
ギャン泣きされて、
笑〜社長に、オンナゴコロもわからないのっと。ど叱られた話しをしていたばかりで。。。えー

噂をすれば影とやら

飴玉キャンディみたいで、蟻がワンサカ寄ってくるぞーと言ったらチーコはギャン泣きするし。
って 話していたばっかりで、

さ。その話は終わりだって。木蓮寺にご訪問さ。コンバンハ。したら。。。

すぐさまに、
木蓮寺のチワワの2人が、ミーナ、ココナが本人は張り切ってオシャレをしているつもりの、
苺とスイカの格好をして、
それにあわせた。
変なかぶりものみたいな帽子をかぶってでてきたので、

ヴィーナス達は、さっきまでの話しがぶり返して、アッハッハ
漫才師みたいな格好だー、コントだーとゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラ。。。


福ちゃん、シュナ坊、グリ。
いきなり、一緒にきた連中と。わらいころげまくり。

苺とスイカは、キョトン。
しかし、漫才師みたいだーコントだー言われて

プンスカプンスカプンスカプンスカプンスカプンスカプンスカとムクれギャーギャー怒り始めました。

なんでー。小型犬って苺だとか、林檎だとか。。。ヒヨコとか、てんとう虫や蜂みたいなカッコするのー。
それとか。
飴玉キャンディみたいにクルクルにリボンして、蟻が寄ってきそーな、ベタベタに甘い様なコスプレしたりしてさ。
コテコテの甘々。暑化粧の漫才師みたいと、わらいころげだしたので、

チワワが。ギャンギャンギャンギャンギャンギャンギャンギャンギャン
2人して火の如く怒り沸騰し始めました。

「んまー。あたしじゃないわよ。あたしはそんな服着せないもん。
これ、おばあちゃんでしょ。ピンクのピラピラしたのとか、苺みたいなヤツとか。」ベルモも言いました。

濃紫婆さんが楽しみで、チワワちゃんに
と買ってきたのです。

やれやれ。

また、
予定されている
笑〜の招待の時にチーコが、久しぶりにヴィーナスに会うので、コテコテの漫才師みたいなカッコーをしてきそう、

ピンクのおてもやん。

さて。。。こちらは遠く離れた金星の
スナックキャラメルリボン。

ウチのお客さんにしては、珍しく雰囲気が、ダースベイダーじゃないけど。。

あー、きっと異星人ね。

金星人は、社交と芸術美の星のせいか、クリエイティブなおかつ明るい雰囲気。。。

しかしながら、この人なんだか。。。金星人じゃないわね。ちょっとダークな感じ。ブラックホールというか。われわれとは空気が違うの。

かと言って。。。悪人とは言えない感じもする。

まぁ、あまりお客様の身元をズケズケと干渉するのは憚られるし。
私たちはくつろぎの時間非日常屋さん。

非日常に身を置き。
気分を変えていつもの自分を変えて飲みにきたお客さんもいる。

「いらっしゃいませ。」
そのインベーダーに
ベリーがおしぼりとミネラルウォーターと、スナックやナッツを出しました。

「お客様、うるさくして申し訳ございませんね。キャラメルリボンのマダムベリーです。
今日は、ありがとうございます。何をお飲みになさいます、」

「おー、ずいぶんとにぎやかな。お孫さんのおはなしですかへー。聴こえてきたんでね。みんな、孫の可愛さにはお互いさま。親バカよりジジ馬鹿です。あたしも。」以外にや、

無口な外見に似合わない。どーも、お喋り好きなようだ。

しかし、お客様は、ウィスキーやらバーボンやらをオーダーするかと思いきや、

ビール、瓶の。瓶のでママさんもマスターも、ほかのお客様もいかがですか。あ。苦手でしょうかねー。と、

シブく一人で静かに飲むタイプかなぁ

ベリーは、ウィスキーなどは、雰囲気を含めて味わうために飲むものだと思い、
その、ウィスキーに似合っている紳士がビール
瓶で。と言っていささか拍子抜けはしたけれども、先に長い時間飲んでいた常連さんが、

「イイね〜、あ、お兄さん、お礼にこっち。つまみなよ。」お酒の肴。

枝豆とサラダと、豊富な赤白、貝。のお造り。
常連さんは、無理やりではないけど、午後を過ぎ、近所で、ベリーやルッコラに顔をあわすと、準備してオッケーなら店の開く前から

飲んだくれていました。
キャラメルリボンは、ほんとは、夜の７時からオープンが正式な営業時間でしたが、

だいたい夕方５時には店は開いていました。

ご近所にお酒飲みが多く。
奥様方も、奥様方同士飲んでカラオケをしたり。

今日も、すでにさっき数人の奥様方グループが歌って帰っていきました。

午後３時頃から飲んでいるのは、土地持ちの
先生と呼ばれる
おじいさんで、男やもめ。

寝ていてなんもしなくても、不労所得で生活できています。

だから。たまに、いろいろ代わる代わると違う女性をキャラメルリボンに連れてきます。

今はマリリンがママをやっている
キャラメリゼのママだったベリーの店にもきていたし。

今のマリリンのキャラメリゼにも顔を出してくれます。

昔っから。ベリーのご近所さんで、実はベリーは、子どもの頃、その常連さんの学校の生徒さんで、

この常連さんは、昔は学校の先生をしながら代々の土地や会社など、新聞屋などをしていました。
もう、子供に会社を譲って、奥さんも亡くなり、ぶらぶらしてもお金は入ってくるご隠居さん。

だから、その名残り。ご近所さんや常連さん
みんなから先生と呼ばれていました。

「ありがとうございます。
どんどんお飲みになってください。ママも、マスターもね。」
その、インベーダーは、機嫌を良くしました。

常連さんは、「お前さん、見かけない顔だが、遠方から旅行者かいねー。」とインベーダーに話しかけてみると、

インベーダーは、

「天王星からやってきました。いやー、うらやましいデスな、金星人の方々は、明るくて陽気で。。。幸せそうで。。。
それにしても、お互いさま、孫の可愛さはどんな星も超えて。。みんな一緒ですなぁ」

すると、先生が、ニコニコして、

「わしの孫はもー、大きいしつまらんが、ここのママは。。。あの、天下の天才美術家のヴィーナスさんじゃ。」

ヴィーナス。。。おお。

「それはそれは。宇宙に名の響く。
ワンダフルな」


天王星から来たというインベーダーは、ヴィーナスの名前に、キラッと目を光らせました。

強引な。。。強引な方法は取れないけど。

強引な方法を取れば。。接点を絶たれる、
そーなっては元も子もない。

クーっ、

その宇宙人はうなだれて。。どうする手立てもできない。

また、今日もルーティン。。。情けなや。
遠くから彼らを観察する。

今夜はまた。。。木蓮寺。。

奴らきょうだいは、最近よく集まっているようだ。。。ボスにまた報告しなきゃ。

またっ、まただまた奴らは木蓮寺に集まるらしい。
どうも奴らはこの木蓮寺をアジトにする気か。。。

寺でなんかの集会を開催しているのか。それとも。。。木蓮寺に秘蔵のコレクション。仏像かなんかでもあるのか。

しかしながら。。。もし、木蓮寺を拝めばあんな小さなうちから余裕しゃくしゃくになるなら、木蓮寺の功徳に自分もあやかりたい。。。

あっ、

UFOからゾロゾロと、4人。。。
おー。出てきたっ。
ヴィーナスと、その親友たちらしいな。

あの最新型のUFOは、金星人のUFOだな。ずいぶんと可愛い顔したポメラニアンみたいなミルキーピンクの。
やるなー、あれはハート型のデザイン性も高ければ高い洗練されたプラチナの最新型のUFOだぞー。
幾らするか想像はつかないし。。。
それより、幾ら金を積んだところで、買えるばかりではない。
金だけで済む問題じゃない。
相当金やコネをもってるな。類は友を呼ぶ、か。
ちぇっ。あんな小さいのに。。。


それから。。。
可愛いけど。。。ややみんなより歳下の
じいさんみたいな顔の仔犬、あいつもヴィーナスとよく一緒にいる。
なんだっけなー、忘れたが可愛いけどオジイみたいな顔の仔犬。。。
ナンチャラかんちゃら。。。忘れたっ。
えーと、ま、いいや。

奴はどーも、福の神の家の犬らしいし。
奴もうしろにスゴイのがついてるし。。。

あとは、アザラシ。海辺の白い家の、、、このアザラシがもともと海辺の白い家の持ち主のようだ。

しかし。。、あんな透明なガラスの外に満点の星空が広がってる。。。美しい家に、まだ成功していない見知らぬ宇宙人の時から、さっさとヴィーナスを住まわせて。

あのアザラシはタダモノじゃないな。得体の知れない
厄介になるかもしれない見知らぬ宇宙人をさっさと同居人にして。
先見の明か、先見の眼か。。。とにかくヴィーナスが、得体の知れない全く赤の他人の
ふらっと金が無い状態でスッと受け入れて。
その日のうちに友達になるどころか住まわせること。。。
ヴィーナスの。。。
天才美術家を見抜いたのか。

懐がよほどでかいか、シャープな人を見抜く目が鋭いか。。。バカのつくお人好しなのか。。。

それとも、そのすべて。

なんか。。。ナンカモー。われわれとは、人脈からして別の次元かもしれん。みんな可愛いし。モテるだろうし。
格が違う。。。かなわん。

少し前の時間、このプルメリア島に来る前に。、
神楽町、南部。南新町麗しが浜。。居ない。。。アッ、ヤバイ。

はっとした顔をして、ヴィーナスの近所の老人が宇宙人らしき彼を見つけ

「アンタラ、なんか妖怪ねフラフラふらふら。あんたがたの仲間やら泥棒かっ。」このところ、
ヴィーナスと福ちゃんの海辺の白い家の付近で、怪しげな宇宙人を見かけ、
声をかけてみると消えるらしい。

ヴィーナス達の住む神楽町南新町は、観光地なので、住民が人懐こい。気さくに知らない人にも声をかけて、物怖じしない気質である。

南新町にすむ子供を近所の人達はコミニュティチルドレンとして、自分の孫の様に可愛がっています。

このところ、不審な人物がいる噂でもちきり。

だから、パトロールをしようかと話しが住民に持ちあがったばかりです。

消えた。。。

ガンコなおじいちゃんが、白い家の付近でウロウロし、スマホで写メを撮る宇宙人を見かけて。最近は、ヴィーナスのファンではなくて。得体の知れない宇宙人が現れたりするそうだ。。。

怪しげな宇宙人みたいな
どうも。。。
不審な人物が、現れ始めた目撃情報として。
それは、だいたいの。。。時期
カモメさんを助けてからぐらいかなー。


消えた宇宙人は、神楽町小学校。
いろいろ捜し当て、、、ターゲットがいなくって。。。もしかして、やっぱりまたプルメリア島にいた。
さてさて。木蓮寺。。

げっ。腹減ったー。
なんだこのクッソ美味しそうな匂いは。。。

相当ないい肉を焼いてやがるチッキショー。

どうせ、口の中でジュワッとトロけるヤツだろう

宇宙人のお腹の虫が遠慮なくキュルキュルグーグー泣きわめく。
なんで世の中は。生命は、不平等なんだ。、
。

あいつらみたいに、才能や容姿や金や人気なんでも持ってる。。。

マトモに親に育ててもらえなかったのに。

ヴィーナスは、飲み屋のジジババ育ちだし。

ま。。。飲み屋って言っても超高級店キャラメリゼから、子供のマリリンに今は譲ったけど。。。スナック
キャラメルリボンも流行ってるようだし。

神様はなにを。。。はっ。

こんな、不平等な時に神様はいないだろだの神様は不公平だの。。。

ソーダ、おそらく。あたしはソーやって神様がいないだねとか、神様が意地悪だとか、

ソーやって神様が悪いみたいなことばっかり言ってるから。。。

バチが当たってるし。
不幸なんだよねー
、やれやれ。アタシはどうもいけないな。

こんな時に、神様はいないだろとか。不平等とか。神様の悪口を言ってしまうや。

きっと自分みたいに、、、都合が悪いと神様がいないだの、神様が意地悪だの。。。
可哀想な人を見て
神様がいないだの。。。神様が不公平だの
そういうタイプの人ってあまり幸せじゃない気がする。

本人は、とっても幸せかもしれないのに。

昔々、
死んだバーさんに、いつも神様が不公平だの意地悪だの悪口を言っていると、
幸せにもお金持ちにもなれないよ
と口うるさく言われいても。
何度も言われても。
この性格がうらめしい。

不幸の星の下だの、神様がいないだの言うな。
ほんとにそうなるよ

とね。。。この木蓮寺でも、そんな御説法をしているのかな。木蓮寺は、お寺だから仏様か。

ずいぶんと木蓮寺は、御説法の評判がすこぶるよろしく。木蓮寺にっていう
名前からして、可憐で女性好みなんだし、お守りが、夜光貝。
プルメリア島で、
プルメリアのお守りストラップもあるし。


もしもし。。。。ボス。ミスターmangosteen。。。

スマホを取り出してその宇宙人は、ボスに報告した。


さてさて。さて。遠く離れた金星で。

焼き肉。ステーキ写メをヴィーナスが、金星のジジババ、

ベリーやルッコラに送信しました。木蓮寺の様子などなども。

ヴィーナスは、年配のクライアントさんの自宅に招かれると、
彼らの孫の
写真を見せられるのです。

神楽町の、納税者なので、一定の収入以上にあるので税金を支払い社会を助ける篤志家であり。

老人ホーム施設の慰問だと、やっぱり孫の話しを聞かされ、孫の写真を見せられ

あーやっぱり孫の威力は凄い。。

案の定。。。可愛い可愛い孫のヴィーナスから送られてくる孫のショット。。


ママとマスターの立場などはすっかり忘れて
不徳の致すところ。

ベリーとルッコラは、スナックキャラメルリボンの
時間前から飲みにきた常連さんに、

甘やかしペットのマイクロビーンズのチワワとウクレレを抱っこしながら。

話しがてらと。孫の、ミリオン、ベルモの写メを見せると。

そこに、新規のお客さんがやってきた。

見慣れないニヒルな笑みの。。。

「山では修行したよ。辛かったんだけどね。すがすがしいね、山は。」
プルメリア島唯一のお寺さん。木蓮寺。

木蓮和尚が、

福の神の笑〜社長から
シュナ坊があまりにもお世話になりこちらばかりが押しかけてばかり。

笑〜は、ドタバタでおかまいできず、ご挨拶もせず大変恐縮でございます。うちのボウズが、一方的にお世話になりっぱなしで
なんのかんの。。。
と。。。言ってますよ〜、

みたいな事言ってたから、みんなでウチに来てねーって言ってたよ。
シュナ坊が、木蓮寺に着くと笑〜から言われた様に、ご挨拶、御礼、家族のものからの御礼、

と、笑〜からは、ランチの後のお掃除時間に茶目コが、シュナ坊を見つけてわざわざ

「これ、笑〜から。笑〜ランチ前にお迎えが来たからね。シュナ坊に渡しといてって。
シュナあんた、ヴィーナスのきょうだいのお寺さんに今夜もお呼ばれなんでしょー。
きょうだいさん、笑〜がお招きしたいって。みんなでワイワイ会えたらいいねー。あたしも行けたら行くわ、」

大女優になってしまいましたが、それでも茶目コは、赤ちゃんの時から顔見知りだし、オムツも替えられて。シュナ坊にとって
姉さんみたいなもんです。

茶目コは、芍薬のお香と芍薬のお線香を自分の身体と一緒の美しいラベンダーカラーの生地で、みるきーピンクの柔らかい芍薬柄のちいさな風呂敷に包んで

木蓮寺様にお渡しして、とシュナ坊に渡してありました。

芍薬の。芍薬は、笑〜が大好きな花で、笑〜が生まれた時に福の神家の広いお庭の一つに芍薬のお花畑を記念に植えられました。

笑〜は
脳内お花畑でけっこう
あたしは芍薬に包まれるのが好き
笑〜のエステは、芍薬のエキスの入った美容液や基礎化粧品を使っています。
美と魅力の福の神笑〜が、
全世界の女性たちへ。。。
女性が若々しく美しくなりますようにと美と魅力の女神の神通力を込めました。
福の神家の
庭には薄いピンクや白の
芍薬の花が年がら年じゅうと華やかに咲き。また、芍薬の畑も持っているので、お客様にもたまにプレゼントします。



木蓮寺にまたまた、小学校が終わるとヴィーナスは、グリやシュナ坊を連れて木蓮寺に行きました。

シュナ坊は、木蓮和尚に笑〜からの手土産と、流麗な文字をしたためた御礼状を手渡しました。

「おー
なんと美しい。」封書を開けるとフワッと芍薬のステキな香りが辺りを漂ってきます。


「アタシハモモノカオリダケドネ」香りにみんなうっとりしましたが、、、ヴィーナスは、大好きな
桃を食べすぎると、酔っ払って暫く甘い桃の蜜の香りが漂います。桃フェロモン。

プンプン、いい香りではありますが、
また、酔っ払って登校。
そんな日は。
お部屋の芳香剤にしたろか。
とクラスメイトからいわれます。


赤ちゃんの時に初めて、実家のスナックキャラメルリボンに出す桃を内緒で勝手にヴィーナスが食べてしまい。。。

祖父のベリーの粒ペット。
マイクロビーンズのチワワとウクレレが、
赤ちゃんのヴィーナスにやたらくっつきまくって、まとわりつき、ヴィーナスが火のついた様にギャンギャン泣きわめき、

あー。
ヴィーナスまーっ、
勝手に桃を食べたわねー

金星人のペット。
マイクロビーンズのエサは蟻みたいに甘いもの、です。
専用の甘いスイーツフードもありますが、その他甘いものが大好き

特に香りの良いものにはめがありません。桃を食べすぎて蜜を漂わせてるヴィーナスに蟻の様にたかるのでした。

だから、金星帰省の近くは、桃を控えます。
モテフェロモンみたいに、よそのペットまで寄ってきてしまうし。

ま。そんな思い出あり。

それは、さておき木蓮寺では。。。
福の神笑〜から。
芍薬の香りの薄い上品なピンクの便箋には、
さらさらっと流麗な文字で。、、


木蓮寺様。

はじめまして、福の神笑〜です。

何度もシュナレモンがお招き預かりいただきまして、こちらばかりがお世話になり心苦しいばかりでございます。

ありがとうございます。からはじまり、どうぞ神楽町へも、ご家族の方々と桑田様ご家族ともお越しくださいませ、と、ご都合良いお日にちをお知らせくださいませ、と。

神楽町の山間部の神楽離れの御案内状が書かかれていました。
おー、、、凄っ。
せせらぎの川床料理。

ヴィーナスは、

しぶしぶチーコと会わされる人質ではありましたが、またこの木蓮寺と桑田家ふた家族が集まる場。。。感動の再会、笑〜のお招きを。

金星のジジババ殿。
ベリーやルッコラも呼んでみようかなぁ。

孫に会わせてあげたい。孫の顔を見せてあげたい。。。

笑〜も、ヴィーナスに、金星のご家族も呼びなさいよー。任せといて。
と、誘ってくれています。

でもねえ。
あんまり、近い身内を呼ぶと、チーコが誤解するかもしれません。

チーコが、ヴィーナスの身内をたくさん合わせると、公認の彼女にでもなったかと思われる危険があります。
チーコは、赤ちゃんのくせに頭の中がストーカーだし。

だいぶ前に、ヴィーナスが福の神家に来ると知り。。。笑〜は、チーコに、キチンと大人しくお利口になる薬を飲ませて

チーコはきづきます。
、、あっ、

お利口になる薬を飲む、

それ、イコール。
お出かけか、または。。
ヴィーナスがくる、

キャーってことで。。。お出かけでも、ヴィーナスが家にくるのも、チーコは、ウキウキそわそわ。

笑〜にねだってリボンでオシャレをしてもらいましたが、

笑〜が、仕事の関係で、福の神家にやってきたヴィーナスに、
不意打ちで、福の神笑〜は、チワワの赤ちゃんチーコをだっこしていたので。。。

ゲー
チーコがいるっ。
っと思いましたが、笑〜は、大丈夫、お利口さんになる薬を飲んで2時間は持つから。

と、言われましたが、
いつもと違って
リボンをひらひらつけたチーコに、

「ナンカモー、キャンディカアメダマミタイナアタマシテ。マンザイシミタイ」

ヴィーナスが、オシャレをしたはずのチーコを見て、キャンディか漫才師みたいなかっこうとからかって。


お薬でチーコがおとなしいのをいいことに、

日頃の怨み、ゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラ。。

あーっはっ、アリが寄ってくる飴玉みたいなピラピラの頭、、と笑い転げて

チーコが、ギャン泣きして大変でした。

後から女心を考えろと、笑〜がヴィーナスに怒りましたが、

だって。ピラピラの、小型犬溺愛オバサンがさせそうなキモ、ピラピラの変な漫才師みたいなかっこうなんだもん。

と、言って、
ババアですって、キーッと
笑〜にど叱られました。

しかし。。まぁ。ヒドイよー。うちのババ、ベリーも溺愛ペット小型犬ババアみたいな人だし。

福の神ラブも、トイプードルの小雪に。。。

でっ。最近はチーコを笑〜が可愛がり出してヤバイかも。

あーあー

木蓮寺も。。。ベルモんちに二人もチワワがいるし。

トホホ。

ヴィーナスのオバ

金星人マリリンは、
地球旅行で最もやりたかった事、
笑〜のエステで、スペシャルな社長笑〜自らが施術することになりました。

とりあえずヴィーナスは、シュナ坊とグリに今晩もまたまた木蓮寺にお話し合いに行きますよー。と。

学校の給食
ランチ時間の前に釘を刺しました。あんまりいっぱい食べないでねー。

夜はお肉みたいだしね。

福ちゃんはノリノリラシーよ。今日は福ちゃん、一緒に行けるし。

実は。。。ウチの近所をウロウロしている不審者が、ミリオンやベルモだけではなく

金星のヴィーナスの実家でも目撃されているようで。。。そのことで話し合うんだよねー。。。ヴィーナスはグリやシュナ坊にそう言いました。

不審者目撃談は。
ヴィーナス達のきょうだいばかりではなく実家の金星まで。。。ヴィーナス達だけなら、

不審者の目的は。。。
もしかして助けて行方不明になってしまったカモメさんのダイヤさんについて。。？

ヴィーナス達が助けたので、なにか関連するんじゃないかなと。カモメのダイヤさんは盲目なのに居なくなってしまうし。。、

どこへ行ってしまったんだろう。もしかして、、、神楽町病院に入院した謎の記憶喪失のカモメさんと会うのが嫌なんじゃないか。

もしや。。。あれは心中じゃなくて。無理心中というか騙されて殺害事件未遂か。。。

なんとなく。あのカモメのダイヤさんは、記憶喪失のカモメの女性と会いたくないのではないかと。直感だけどね。
カモメのダイヤさんはすごく辛い人生を送ってきたような。なんだろう
言いしれぬ、うかがい知れぬ。。。
オーラってあるよね。だいたいどういう人か、みたいな。

なんかもう。。。悲痛なオーラって言うのかな。哀しみの。。神楽町病院の記憶喪失の方のカモメさんは、

おそらくダイヤさんと一緒に心中したイヴァンさんじゃないかと思うし。

ドクターが、盲目のダイヤさんに声を聞いてあなたの知り合いかどうか、記憶喪失のカモメさんと会って識別して貰いたいと

それが嫌だったんじゃないかなと。
事情があるようなので。、

そうだよねー。よく考えたら、心中したかもしれん同士。。。

だけども。。お互い死にたいのに、死に切れず生き残る
顔を合わせたくないかもしれんよね。
それこそ。。。
殺人事件でも絡めば、人物の認証に市民として協力する義務はあるかもしれないけど。

なんらかの深い事情で。。。
ダイヤさんはイヴァンさんと
二人で死のうと考えて。


死のうと。。かぁ。芸術家だとね
芸術家は、よく
死にたくなるのかだとか。聞かれたりネットサーフィンをしてて。。。

とある有名人の
エッセイなんか読むと。

誰でも一度は、死にたいと考えたことがあるでしょうとか。。。
だれもが、だとー
そんなもん？いくら有名人だとて。あんたが全生命の代表じゃないわいと思ってさ。

私はまだまだ四歳だから。
あたりきしゃりきに、
死にたいなんて考えたことないんだけど。
こんな事を有名人が、豪語してるんだけど
そんなこんなで、みんな死にたいと思うのかと、
仕事をしたりするお相手や。常連さんの喫茶店で人生の先輩方とお話しすると。
だいたいの人々は、異口同音。
「はーそんなことより死ぬのは怖い」って言う。
あたしの周り、明るい人ばっかりで、生きていれば。。。
多分やなこともあったんだろーけど。

でも。死ぬのが怖いって
自殺なんかとんでもねーやって幸せな人ばっかり。

多分やなことがあっても死ぬことよりはマシって。
生きているのがありがたいって。
そーやって経験し経験し、

トラブルや試練は成長のチャンスみたいにしてきたんだろうなー。
ひとまわりふたまわり大きくなるために。、
だから、やなことがあるのであって。

生きるのは成長の喜びを感じて悲しみを喜びに成長させる。。。
幸せな人はそれに気づくし。
まぁ、でも。
だいたいの人は。。、簡単には死にたくないよね、
だけどね。。。それでも死のうって。。
死ぬ恐怖を超えた生きる悲しみ。。。
よっぽどにっちもさっちもどうにも立ち行かなくなったんでしょう。

カモメのダイヤさんはハリケーンで盲目になり。。
あたしが産まれた四年前。それ以前は、子供を産まないので婚家を追い出され、

盲目になった、婚家を追い出された、だけど
それまで自殺をしていなかったとは。
最近は死にたくなるほど。
それ以上に辛いことがあったのか。。。

自殺未遂の一緒に心中未遂したイヴァンさんも辛い過去より以上死にたくなることがあったのか。。。

本当に二人一緒に心中しようとしたんだろうか。悪いのだけど、
どっちかが、どっちかを騙して引き摺り込み。。？

カモメさん達2人は。。。恩人ではあり。恩人ではあるけれど
若いぴちぴちで、子供を三人も産んだ葉月への嫉妬でイヴァンさんは、

仮死状態なミリオンとベルモを死んだと嘘をついて笹舟に乗せて流した。

ヴィーナス。。。あたしだけは最初っからぴんぴんして産声を上げたけど、

運命的な分かれ目って。

もしもこの時って。。。常にいつでも日常的に潜んでる何気ないことよね。

あたしも、地球で生まれていたらどう。
幸いに、、ジジババが、孫を育てる気まんまんな人たちで。母親に育児放棄されても。

不自由はなかったんだけども。

それが、母親葉月のしゃくに触ったようで。

特にババのベリーに。
あんただって周りにあたしを押し付けといてよく言うわと。よく言うわ、は、葉月お前だろうがと思うんだけどね。
ベリーのババから、
葉月に、
私たちジジババ夫婦が、地球の孫のミリオン、ベルモに会いに行くかもしれないから、あんたも一緒にご挨拶しなさいと
地球行きを提案したけれど。。。

あたしは地球で旦那を無くしたからトラウマになってるからもう行きたくないだと。
旦那。。、
いくら探してもいないんだもん。もう地球なんか行きたくない。

なんでそー、あたしが傷つく事をしようとするの

子供たちは、幸せなんでしょ、かわいそうなあたしが、
幸せを見せつけられるのよ。
と怒ってまた居なくなってしまったらしい。
ベリーが、葉月に子供を
産むだけじゃないでしょう。酷い
と叱ったら、葉月は、猛烈に怒ったみたいで。

それは、
おかんだろ。産むだけオカンのくせに。
マリちゃんやナオキはオカンも育てたくせに、末っ子のあたしだけ。ムカつくー。末っ子は甘やかされて然るべきでしょう。
一番小さいんだもん。

オカンはよく言うわ。子育てしなかったくせに。最低。金儲けばっかりして。

とキレられて。あたしも木蓮寺様のベルモの里親さんの

和尚様にご相談したいぐらいで。とベリーが泣く泣く孫のヴィーナスに言ってきた。

まーね。。。葉月は、生まれながらにして周りが育てるって条件だからさ。
あたしなら、、、そう言われたんなら。。。じゃなきゃ、あたしが産まれないし。産まれただけでもありがとうと

多分思うわ。謙虚にも。
文句を言うなら生まれない命を産んでいただきましたもんね。

しかし。葉月は。。。
死んだと思ってたけど、実は生きていた。。。
ミリオンやベルモのことなど全く頭に入ってなくて。

自分の
旦那がいなくなった事ばかり。

もしかして。。。こんな性格の葉月が嫌になってハリケーンよろしく
タコの旦那がさっさと逃げてもおかしくないけどな。



そんなこんなで。。。

何だっけなあー、あ、そうそう。。

ランチ。腹八分目がいい。と。グリやシュナ坊を仕切って。

グリに頼んでUFOで、小学校が終わったら木蓮寺にお話し会いに行くことになり。

お話しあい。。。じゃなくて結局井戸端会議みたいにベラベラお喋りして、
焼肉パーティーみたいな。

もーほぼどっかのオバさんみたいな。

話し合っています、って口実で。ただ単に、食べてお喋りしてよし、みたいな。

だけども、そんなもんだと思う。そんなしょうもないかもしれないくだらないお喋り。

近所の人も、仕事の合間に仕事関係者とも。

さりげなしに集まって。
そんな、アホらしいけど楽しいやり取りなコミニュケーション。
たかが、日常的な。。。実は。。それが、
それまた日々の急速な充電器の一つだと思う。


それはヨシ、で。笑〜社長からLINEが来る。

ヴィーナス、シュナ坊が手ぶらで何度も木蓮寺様にお世話になりますとは、

こちらは多忙にかまけてなんにもせず、失礼してます。ミリオンさん、ベルモさん、ご家族の方々、

プルメリア島の海の方々なので、神楽町の山間部、居眠り座峰の、川床料理

神楽離れで、お食事しましょう。
ご関係者様に
来られる方はぜひと、それからチーコはお利口にさせときます。

チワワちゃん。。。チーコねぇ。

ま。。。大人しくなるお薬を飲ませるからと。

あたしもこんなちいさなうちから面倒な奴に惚れられたもんだと思う

ヴィーナスは、周りにはわからないように、頭の中のみで深い大きなため息をつきました。

もー、割り切らなきゃ。ファンサービス。

それにしても。。？

海に囲まれた、島育ちのミリオン、ベルモ。
海育ちは、、、山に憧れて。
旅行は山に行きたがりまして。。。

山育ちは。。。海のない県の人々は、海へと旅行へ行きたがり、

遠足のバスから、海が見えると山育ちがはしゃぎ
海育ちは、たかが海じゃん。いつも見てるってと不思議がる。

街に住める。神楽町の、
海があり山がある贅沢。都会なのに満点の星空が無限に広がるし。

街にもすぐ出れて。
海辺の白い家に住むヴィーナス。

「チーコ、めっ」

笑〜がチーコを叱りましたが、

チェリーは、なにがなんだか。。。寝ぼけてフワフワしていたチワワちゃんが、いきなり飲み物をよこせだの

ギャウギャウギャウギャウギャウギャウギャウギャウギャウギャウギャウギャウの！

えーボケーと。。。なにが起きたのー。

えー

「ごめんなさいね、チーコは、見知らぬ可愛い女の子がヴィーナスの話をしていると、邪推しまくるのよ。。
知ってる子で、単に、ヴィーナスの女友達だーって認識すると大丈夫なんだけどね。」

そうそう。。ヴィーナスのクラスメイトの女の子達は大丈夫。
ミツバチのハニーとか、ヴィーナスと仲良くて可愛いんだけど、男の子っぽいし。

チーコが野生本能で、この子はヴィーナスに友情しかない。と認識すると大丈夫なんです。

笑〜は、申し訳なさそうに言いました。
げー。
ヴィーナスの彼女でもなければ。、
付き合ってるわけじゃないくせに。。。


最近では、笑〜が、チーコを世話する事が多いために、チーコは、笑〜が福の神のラブのトイプードルの小雪を可愛がると、

ガルル。小雪に怒り

小雪もチーコに怒り返すのです。

「笑〜。ちぃちゃん酷いんじゃない。あんたもっと躾けてちょうだい。」
愛の福の神の
ラブはおおらかで優しいんですが、ことトイプードルの小雪の事になると、漫画かなんかの溺愛メロメロ小型犬ババアみたいに本気で怒ります。

「チーコは、タチバナが教育係だし。。。それにチーコは特殊な女の子でしょ。」どーも。女の子だからさ。

って兄の、食の福の神のタチバナは、めんどうなチーコを笑〜に丸投げしそうに

福の神の家の付近にダンボールに入れられて捨てられたチーコ。

チワワちゃん大好き一家みたいでしたが、

チーコが特殊で赤ちゃんの癖に大食いで、他の子の食べ物を取り上げるので、
怒った飼い主さんが、殺処分をしようとしたのを、子供が、ヤバイ

だけど。とてもじゃないけど。ウチでは無理だ、
と、食べ物がありあまる神楽町の福の神の家の近辺に捨てました。

食の福の神様助けてください。。。みたいに。

その頃は、シュナ坊が家に住んでいて、最初タチバナは、ミニチュアシュナウザーのシュナ坊を

笑〜が連れてきて、ハイ、同居します決めた。
と、相談もなしにシュナ坊同居を決めて。事後報告だとー。

食の福の神様タチバナだけ、えー

なんで笑〜は仕切るの

と。。食の福の神。。。勝手に家の重大な事を決められる事に関しての反発。。福の神家の長男としてのプライドと、

食の福の神、犬はあまり関わってこなかったし。。。しかし。他の福の神々は、
赤ちゃんのミニチュアシュナウザーに
メロメロ
タチバナも。
だんだん世話しているうちに、シュナ坊が可愛くなり。

食の福の神として、捨てられたチーコを受け入れたら、チーコの兄のララ尾が、大事にされている家から逃げてしまいました。

チーコを捨てた家が怖いし。
自分たちだけ可愛がり
チーコを殺処分しようとしたり、捨てた家が嫌いなのです。ララ尾は、育った家が、許せません。

それで、よけいに、ララ尾が逃げた事で、育った家は、チーコを逆恨みしました。

チーコを化け物、チーコのせいでララ尾がいなくなった
福の神家は、ララ尾に事情を聞いて、勝手に飼い主を変更する事が出来ないので、元飼い主に連絡しましたが、、、ララ尾が嫌がりチーコと一緒にいる、

と福の神家に来たのです。
福の神家は、食の福の神タチバナがいるおかげありあまる食べ物がありました。

そんな、かわいそうなチーコは、福の神とコラボレーションする事が多いヴィーナスが、仕事兼、福の神家に住んでる親友のシュナ坊に遊びに来た時に、

チワワちゃんの赤ちゃんが家にいるようになった。
と、言われ、赤ちゃん好きで、ベビーシッターさんのアルバイトも赤ちゃんの耳かきも引き受けるヴィーナスは、

挨拶しようとワクワクしたら。。。

いきなりチーコから一目惚れをされキュンキュンキュンキュンキュンキュンキュンキュンキュンキュンキュンキュンキュンキュンキュンキュンキュンキュンキュンキュンキュンキュンキュンキュンキュンキュンキュンキュンキュンキュンキュンキュンキュンキュンキュンキュンキュンキュンキュンキュン

明らかに他の人との態度とは違うチーコは、ヴィーナスに飛びつくと頭を甘噛みしたり。まとわりつき大変でした。

怖ー。

どうも、チーコは、ヴィーナスにお熱らしい。。。

ヴィーナスが、お金持ちかどーかは知らないうちにすぐチーコはヴィーナスを好きになったし。

純粋だよねー。
と、周りはヴィーナスにチーコを押すのです。


なんて。。。

だから、チーコは、最近ヴィーナスとなかなか顔を合わせてないので、恋する乙女はイライラしてるんですよ。
と、笑〜は、車に乗っていたチェリーに謝りました。

「あたしは、ただのファンの一人だし、ヴィーナスさんには会ったことないよー。ごめんねちーちゃん。」
可愛い見知らぬ子に嫉妬する。。
可愛いと言われ、機嫌をよくした
チェリーが優しくチーコを撫でると、

チーコはわかったのか、尻尾を振りはじめてチェリーに懐きました。

「でも、すごい。。。すごい車に乗せてもらっちゃったなぁ。。」ため息をつくリュウタ。。。
にいちゃんが茶目コさんのマネージャーになっただけでもびっくりなのに。。。

「ウーン。でも、これはお客様の送迎専用の社用車にして、あたしはUFOを買おうかなーー。。。金星人のグリちゃんのUFOが、すごいのよね。
時間ないときにもワープできるし。」笑〜は、グリにUFO買おうかなーーと相談していました。
笑〜はまだ運転免許取得に向けて年齢が満たないために免許を取れませんが、UFOならコンピュータ任せだからね。

いろいろ話すと、ジュピターの実家の近くになり、バイバーイ。
笑〜は、会社にも遊びに来てねー。と、冷たいドリンクを渡して二人に言いました。

「気を遣っていただいて、すみません社長。。。」ジュピターは恐縮しました、

なんだか。。。笑〜のハートに甘い風が一瞬吹いたようで。。。

笑〜は、やっぱり時間きっかりと

約束のランチに来ました。

「笑〜社長。。。なんか、いいことあったんですか、そんな感じ。」
突然ですが。
取り引きさんから言われ、

「えー」

「なんでしょうね。なんか、いつもにまして、女らしさが、、、」

「えー
なんなのー、」

なんでしょうか。なんだかよくわかりませんが、これから暑くなるっていう時期だし。。エアコンがきっちり効いたお部屋でも。。

そっと
甘い風が笑〜を撫でていきました。

よかったねー、チーコ。
ムフッ。

笑〜は、3時間目が終わると小学校でランチも食べずに、お仕事の為、社用車が迎えに来ました。白い胴長ロールスロイスリムジン。

兄の交通の福の神に頼んで、希望の車と運転手兼、茶目コのマネージャーになる人を見つけてもらいました。

以前の
茶目コのマネージャーさんは、
女性で、突然のおめでた。。結婚出産。。

旦那さんの栄転も兼ね、主婦業に専念したいと。今年新卒で
若いネズミの茶目コのマネージャー兼
運転手さんの（樹氷太）
ジュピター
が、車内ベッドにチワワの赤ちゃんのチーコを載せてきてくれました。
チーコの教育係の
兄のタチバナから、チーコを預かってきて。。。

兄さんの食の福の神タチバナは、最近食べ物現場にたち、大食いチーコを現場に連れていけないし、会社のプライベートルームに置いているのもかわいそうだし。

大食いで幼稚園に入れないし。
最近では、女性同士ですので、笑〜が仕事にチーコを連れていきます。笑〜のエステは女性従業員なので、チーコを会社で可愛がるし。

それに。
女の子なので、教育係は、笑〜の方がいいかもしれないと。。。


タチバナの妹たち。。。
女神の福の神は、愛と結婚の福の神のラブもいましたが、
福の神ラブ、タチバナの妹で笑〜の姉ですが。。。ラブは。。。チーコの天敵の赤ちゃん、トイプードルの小雪の教育係だしね。


笑〜は、すっかり手のかかるチーコのママ気取りです。
チーコ。。。
ヴィーナスと久しぶりに会わせてあげますからね。

チワワちゃんの赤ちゃんの片思い人愛しのヴィーナスよ。リムジンの中のお姫様みたいなフカフカベッドでスヤスヤと寝息をたてるチーコ。

「ジュピターさん。チーコを寝かせるの上手ねー。
お昼どきだと、腹減ったー。みたいに起きてくるのよこのコ。イケメンのまえだということ聞くのかなー。」

「イケメンとか、とんでもない。
チーちゃんは、ヴィーナス先生に首ったけですからねー。
僕は相手にされてませんよう。
弟や妹の面倒を見させられたんです。
歳が離れてるからね。姉さんは、とっくに遠方に嫁いでるし。兄さんもいるけど、兄さん小さな子ども苦手だったし。
そのくせ、自分の子どもができたらできたで。スッゴイ可愛がりようで。ナンダそれって。」

「ジュピターさん。いい旦那サマになるわよー。あらー、弟さんや妹さんとそんな年齢離れてるの。」

「離れてますよー、弟は笑〜社長ぐらいだし。妹はヴィーナス先生ぐらいだし。」

「あら、それじゃ、星降り町小学校なのね。」

ジュピターは星降り町出身です。

「そうそう。ふたりとも、幼いし平凡だし。笑〜社長やヴィーナス先生とは大違い。ま。元気なだけがとりえかもー。」

「ヴィーナスは、特殊だわよ。宇宙人だしね。美術系の魔術を使えるし。
まだまだ、眠れる才能がたくさんあるでしょうね。。。」

「笑〜社長だって、福の神じゃないですか。我々には高嶺の花ですよー。
お世辞抜きで、まるで歯が立たない。。かなわないもん。」

笑〜は、ランチをしながら、お仕事関係の会議があり、給食前に早退して社用車に迎えられましたが、、、

「あー」
星降り町を差し掛かりずーっと進んだところで。。。

「えっ。ジュピターさん、どうしたの、」

「いえ、あちらからくるのが。弟と妹なんで。。。こないだの日曜参観日の代休らしいんですよねー、夏と冬に日曜日、授業参観があるんで。
秋と春には運動会があるし。たまーに、星降り小学校は、どこでもでしょうが、平日代休に。。。なんか。。。家にジッとしてないんですよね、あの子ら。ジッとしていられないのは。。。
やっぱりネズミだなー。」

「あらー。じゃ、止めて。ご挨拶しなきゃ。」笑〜はニッコリしました。

「社長、お急ぎでは」
「余裕持って出かけてるわよ。私はいつでもキッカリに場に行くのが好きだけどねー。万が一の場合がらあるじゃない？」

笑〜は、時間きっかりに場に行くのが一番だ、と思っています。あんまり早いのもあちら様の準備があるし。
遅刻は。もってのほか。もちろん、急用やハプニングでの遅刻はありますが、

遅れる時は、従業員にすら必ず連絡するし。

お昼前で車もすいていてスイスイきたし、笑〜は、ちょっと車を止めてもらってご挨拶を。。。と。

サッカーボールを持った小学生ぐらいの
アクアマリンカラーのネズミの男の子と、
それよりちいさな
ミルキーピンクのネズミの女の子は、

いきなり目の前に、お城に住むような人が乗る白い車がクラクションを鳴らして

サーっと目の前に止まりびっくり仰天していました。

「あー、あれっ？あ、にいちゃん。」２人ともボー然。

今年新卒で働き始めたお兄ちゃんのジュピターが、いきなり凄い車を運転していたのでさらにはまた、びっくりしました。

「こんにちはー、福の神笑〜です。
お兄ちゃんにはお世話になっています、どこ行くの」窓がサーっとオープンし、笑〜がニコニコしています。

「わー。
綺麗なお姉さんだーっ
こんにちはーチェリーです。友達とプールへ行ってバイバイしたら、そこでお兄ちゃんと会ったんだー。」女の子は透明なプールのバッグと、バスタオルを肩にかけていました。

「暑いから、プールの横の体育館でサッカー部の練習して終わったら、チェリーと会って、あ、はじめまして。リュウタです。兄がお世話になってます。」

２人は午前中身体を動かしお昼なので、家に帰るようです。２人ともジュピターに似ているし。くったくない可愛らしい感じの兄妹でした。

「徒歩なのね、暑いから熱中症になっちゃうと大変だから、
乗っていきなよ。ジュピターさん、先に弟さんや妹さんをおウチに送ってあげて。」

「社長、そんなお気遣いを。。、」

「いいのよ、ついででしょ、さぁ、入って。」

うわぁ。

カラカラに乾いた喉をスーッと潤す感覚みたいに。。？

外の酷暑は遮断され、スーッと涼しい冷気に包まれました。
ふわっといい香りがします。

生き帰ったー。

笑〜は、２人に冷蔵庫から冷たい飲み物を出しました。

クーッ。
心地よい甘さと快適なおいしさに。。
また、生き帰ったー。

シャンデリアもあるし、後ろのふわふわのベッドで、チワワの赤ちゃんがスヤスヤと寝ています。
笑〜は、ドライバーのジュピターにもアイスコーヒーを渡しました。

もぞもぞチーコが起き出して。知らない２人が。冷たい飲み物を飲んでいるので、ピィピィ鳴いて欲しがります。

めっチーコ、慌てて
笑〜は、ゲストに失礼を振舞わない様にチーコにリンゴのジュースを与えました。

かっわいい。

妹のチェリーが、チーコを覗くと、

「あっ。

もしかしてー。これが、デザイナーヴィーナスさんの。。。ちぃちゃんてチワワちゃん。」有名人天才美術家のヴィーナスの

噂の種。

福の神さんちのチワワちゃんの赤ちゃんのチーコ。ちぃちゃん。

ところが。。。

ヴィーナスの名前を見知らぬ女の子。
しかも、ヴィーナスとおんなじぐらいの年齢な女の子から聞いたチーコは、


最近ろくに。。。ヴィーナスは、チーコに会ってくれません。食べることと、ヴィーナスの事で頭がいっぱい

のチーコは、爆発ショート寸前でした。

見知らぬ年ごろの可愛い女の子がヴィーナスの名前を口にしたので、

ぎゃうぎゃうん、ギャウギャウギャウギャウギャウギャウギャウギャウギャウギャウギャウギャウギャウギャウギャウギャウギャウギャウ。。

チーコが、顔を真っ赤にして怒り出しました。

えー。。。

そのアヤシイ人物についての推理。。。

ミリオン、ベルモんちにも、宇宙人らしきアヤシイ不審な宇宙人が、ウロウロすることがある、

あたしんち、福ちゃんとあたしンちのご近所さんから。

ヴィーナス達の
海辺の白い家の周りをじろじろみたり、なにか、メモしていたひとがいた、と。福ちゃんやあたしが学校へ行ってる時に見かけた

と、心配してくれたご近所さんからうちに通報がありました。

そのことで、だけど。。。
ベルモからLINEがあり。
どう
ヴィーナスちゃん、今晩はおひま

お友達と、お肉を貰ったからステーキや焼き肉しない

お中元で、檀家様がたくさんくれたんだけど、って木蓮和尚が言ってるのよ。。

今日は、ミリオンも塾の授業が終わってから途中から来るって。

だって。。。
昨日。。フレンチのフルコースをお呼ばれいただきましたがなー。

ま。。。ヴィーナス、あたしは、今日は個人的な課題をこなすだけ。。。クライアント様と会う業務はなし。。
福ちゃんは、確か、お仕事なし。今夜はゆっくり家にいる予定だったしね。。

グリ、シュナ坊。。。地球に出張旅行中と無職の暇人だから、奴らは大丈夫そーだし。

なんだかんだで、多分、木蓮寺の人々は。。。お招きや人付き合いが大好きなんでしょね〜。

次は社会の授業中。これが終わればランチ。

LINEで。
ヴィーナスは、福ちゃんに、福ちゃん。また木蓮寺からお誘いだよー。
ステーキやら、焼肉贈答されたんだって。

来る
今日は、ランチ控えめにしときなー。

就労児童やら、経営者やら、仕事をする子ども達は、スマホを持ちいしき

福ちゃんからは、ほどなくして。

肉肉。肉。

ヤッホーい。
肉。



と。。。福ちゃんからLINEの返信。
福ちゃんは、アザラシのくせに。
焼き肉が大好きです。魚介類もいいしなんでも食べるんだけどね。

福ちゃん、高級なお肉に。
行く気まんまんだなぁー、しかし。でも。

木蓮寺を見ていれば、和尚、お肉やらもいいもんいただいてるでしょうなと。

だから。奴らは太るんだ。

まんまるな。
ベルモや和尚夫婦。。。
しかしながら。。。木蓮和尚は、シェフにも見えるけど、肉屋のオヤジにも見えるなー。
めっちゃブッチャーって感じだしいい。

グリやシュナ坊には、授業終わってからで。どーせ、ランチは、冷やし中華やサラダとか、クリーミィじゃないコロッケだから、

適当にお昼を済ます。。。
このぶんじゃ、しょっちゅう和尚に晩餐に呼ばれてあたりまえになりそうだなぁ。

あたしもそのうち、何倍かに膨れたりして。。気をつけなきゃね〜。

ま、、ウチで太ってるのは、ベルモぐらいかな。。ウチは聞いた話。
ベリーもルッコラも。
代々祖先からどーも代謝が激しくだいたいみんな痩せてるし。。ミリオンも痩せてる。。
チワワの濃いめの家系で小さいし軽い。

ベルモは、突然変異かなぁ。

あー。。。

こちらは。。。。。。。。。金星。
ヴィーナスの実家。
スナック
キャラメルリボン

「あたし達だけでも。ご挨拶に行きましょう。」と、ベリーはルッコラに、ミリオンやベルモに会いに行くのと、里親様に挨拶とお礼をいいに行きましょうと

言うのですが。ルッコラは、葉月が会いに行くとも言ってないのに。母親が先では

私たちが先にお伺いしたら、で、母親は
もしかして私たちを捨てたの関心がないから、ジジババが来たのってなる。。。それに、葉月が、無断で私たちが、ミリオンやベルモに会ったら、怒るかもしれない。。。

と。会うなら母親の葉月にもちゃんと言わないと。それに、ジジババが孫に会いたいって普通かもしれないけど、あちらからしたら

孫可愛さゆえ、。。返せと返還を求めに来たと思われるよ。ジジババが原因で揉めるってあるでしょ、と、

家族の問題は、
慎重に運ばないと、と。ベリーをいつもたしなめるんです。
スナックのお客さんでも、

嫁の悪口子どもの愚痴愚痴、孫の自慢に来るジジババがいて。
嫁が子どもに合わせてくれないだの、
嫁いできたくせに、婿養子じゃないくせに

孫を嫁んちの子どもみたいに扱っているだの、、離婚してなんでウチ孫を嫁にとられるんだー、だの。裁判で争うやら。。。

最近のジジババは。。。娘が嫁いだくせに、離婚したら、子どもを娘の実家の跡取りによこせだの。。。大した資産もないくせに、
お墓の面倒をみろだの、
子どもを跡取り道具みたいにしたいとか。

愚痴愚痴愚痴愚痴な、老人客も来ます。

ルッコラがいうには、孫はジジババじゃなくて、養育期間は、孫本人と母親の意思でいろいろ決めないと。。

ジジババは、でしゃばるな、

私たちは、孫の逃げや甘えのワンクッションみたいなもんだし。。。一歩距離を置いて。みたいに。。。

を、うま〜く。じょうずに相手が納得するようにルッコラは、アドバイスする、

ベリーも、そう夫婦の問題ですわよー。みたいにお客さんの機嫌を取りながら笑っているけどね。。。

だから、お客さんからは恨まれないけど。。

だけど、ヴィーナスを放置してベリーとルッコラのジジババんちに強引に置き逃げしたのは葉月。、。

葉月は、ラクして口だけを出す、
労力は出さない。人にやらせる。。。
指示官や司令塔みたいに、で、美味しいところだけおっかさんヅラするなんてさ。

ベリーは、旦那さんのルッコラが、葉月の味方をするのが面白くない一面もあります。

葉月の子育てを条件通りに周囲に
ほぼ任せっきりで、上の子ども。マリリンやナオキほど愛着が湧かないのかも。。。しかし、そんな不穏な空気は相手に伝染しますよね。

きっと。。。ワダカマリやなんとなく合わない、嫌いは人間関係空気伝わってしまう。

ベリーは、どこか葉月は、周りに頼まれて産んでやった感があり、ほんとは欲しいわけじゃなくて。。、ってのがどうも葉月に伝わってしまった。

しかし。葉月には、それなりの仕打ちを受けたし。
ヴィーナスも私らが育てたし。

どこか、母娘いがみ合いでした。

ルッコラとは仲良し夫婦が、何度か葉月だけの問題で夫婦の危機がやってきた。

いかんせん。。面倒見がよいものの。
ベリーも、気が強く自分の思い通りにならないと気が済まないところはあるし。


そんなおり。ヴィーナスからのLINEで、ベリーに。。。

ミリオンやベルモ、そしてウチに、ウロウロしている宇宙人らしき謎の不審者を

たまに見かけるんだって、わたしは近所からの通報があったんだけど。。。

葉月は問題起こしてないでしょうねと。


えっ。。。
えー、ちょっとちょっと、ベリーは、ルッコラにヴィーナスからのLINEを見せました。

あー？
そういえば、キャラメルリボンのお客さんやら、
マリリンのお店のキャラメリゼのチーママから、不審者を見かけるって。

みんな、みんなウチの関係の周りを不審者が、ウロウロしてるの。。

ベリーとルッコラは、顔を見合わせてヴィーナスには、

キャラメルリボンも、キャラメリゼも。。
変な不審者を見かけるって通報があるのよ

と、その旨をベリーは、慌ててヴィーナスに返信しました。

ほどなくしてから。ヴィーナスからは、

えー、うちは。。。うちは何者かの宇宙人をはじめ、謎の組織に取り囲まれているのっ

その件で、今夜ベルモやミリオンから相談を受けてベルモんちに友達連れて集まるんだけど。。。

金星でもなの
私が思うに。。。まさか、パパのタコのミシェルが関係してると直感するの。。

でも。。。予想なだけで。。怖
なんかされるんかしら。。。


ベリーは、ふっと。
葉月が

アイツはなにをやらかすかわからん。今も家を出て生活してるし。

まさか。。。闇金に借金でも。

でも。。。それならば、まず、カネ返せってウチに怒鳴り込むわよね。

ヴィーナスの予想どおり、葉月の旦那の
タコのミシェル関係かしら。。

ほんとに、巨大ハリケーンで行方不明になったの
ミシェルって。。？
ヤクザかなんかなんじゃないの。

ベリーは、不安にかられどんどん悪い想像ばかりです。