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2019年08月29日

真夏の夜のおとぎ話88なのかしらね?

そ。

あいつは、ベリーは、いかにもアタシがなんとかしなくちゃいけない。葉月が無責任に子供を放置するんじゃあ。

と。いかにも良い人ぶって今ごろ、奴らは会合しているだろって思う。

極上の接待を受けて。孫に会うのもそうだが、そのもの建物がいかにも美術品のような

滅多にない場に行くのも好きなのだ。

おまけに一流シェフのいる料亭で。

一流に触れるのはステップアップ。。。
心の贅沢とか言って。
で。子供に合わない葉月はアホ、なんて母親、と自分の子育て放棄を棚上げして。

母親に代わって私が謝罪と御礼申しあげます、
シャシャリ出てでしゃばって。良い人ぶるんだわ。、

アイツは言わなくてもいいことまでいらんことまで言ってくるし。
ハーちゃんは、ママがお名前をつけたのよと喜ばせながら。。。

出産予定が8月初旬だから、カレンダーをめくって、あっ、8月。じゃね、葉月、にしといたわー。

もしかして7月終わりに早まったらまた名前を考え直さないとめんどうだったけど、
一日だからギリギリセーフ。

あー、よかった。
だと。

セーフアウト
カレンダーを見て適当こいて付けたんかい。


ママがつけた。。。で、なんでかって。
言わなくてもいーだろう。
と。言っても小学校の宿題で、自分の名前の由来を調べてこいと。。で、簡単で親に聞くだけじゃん、たまには宿題をまじめにやってやろー、

なんて。聞いてみたら、意外にも可愛がっているパパのルッコラじゃなくて、ベリーが私の名前をつけたらしく。

情が少しはあるのかと。
思ったら、パッと見たカレンダーに書いてあった、だと。

ストレートまんまやんけ。8月、葉月。

なんで、お客にはヨイショよいしょ、で。。。
アレコレお上手を言いやがって。


さてと、こちらは、超高級料亭は、
神楽の奥座敷離れ。川床料理の宴は続くの。。。せせらぎの音とともに。。。


「それにしても奥様それは素晴らしい。」さすが女性。桑田さんの奥様も、木蓮寺の紫子さんも、ベリーの煌きのあるルビーに釘付けになりました。

「あら。主人からですわ。
私は誕生石がルビーで、ルビーが一番好きですの。
「ソレ、ハズキガネラッテタヨ。」ヴィーナスが言うと、

「これは、あげられないわ。マリリンにお店を受け継いでくれた御礼として。。。大事なお店を受け継いでくれたんですもの。ダイヤモンドとルビーは、マリリンに受け継いでもらうわ。」

「しかし、葉月は、8月生まれでルビーが誕生石だろ。
マリリンには、既にキャラメリゼのママとしてサファイアやエメラルドもあげたんじゃないか。」送り主のルッコラが口を出しました。

「何言ってるの
誕生石なら、ナオキが3月生まれだから、アクアマリンあげようか、って言ったらナオキは宝石に全く興味なしだから、かわりに図々しい葉月が持って行ったのよ。しかも、ちゃんとパールを葉月に渡してるし。あの子、遊ぶばっかりでちゃっかりアクアマリンもパールも持ってって。充分よ。なんにもしないのに。。。」ベリーが呆れました。

葉月にその事を叱ると、アクアマリンは、ナオキがいらないって捨てたゴミのようなもんだし。
パールは葬式用だろ婆さんも身につけるぐらいだし。だと。。。じゃあ、返しなさいと言うと、
一度差し上げたものは貰った方に所有権が移ると、開き直って

長子の
マリリンは、クラブキャラメリゼのママだから宝石もいいのを身につけないと。
だけど、葉月はフラフラした遊び人だし。

で、なんで大事な宝石を遊び人にあげなきゃいけないわけ。売られてしまうのがオチだわ。src="https://fanblogs.jp/_images_g/a21.png">


これでも。。。
妥協して、かわいそうだから、ゆくゆくはアレキサンドライトを葉月に形見にする、って言ってるじゃないの。

どこが不満なわけ。。。
ベリーは、さすが五大宝石みんなひと通り持っていて、キャラメリゼを受け継いだ長子にお祝いと実用性を兼ねて
サファイアとエメラルドを渡しましたが。

あとの、ルビー、ダイヤモンド、アレキサンドライト。。。

本当はアレキサンドライトは、ナオキにあげようかと考えていましたが、どうやらナオキは宝石はどうでもいい、お金の方がいいみたいな感じだしね。

じゃあ葉月に、と思いましたが、葉月が怒る怒る。
確かに葉月は、赤が好きで、アレキサンドライトに価値があろうと、そんなちゃんちゃら
何色かわからん優柔不断な宝石は

私に似合わない。私が似合うのはルビーでしょ。情熱の、パッションルビーよ。

「ハズハ、オコルヨ。ヤツハ、ハッキリシナイモノニカチガナイシ。
例え高く珍しいものでも、気に入らないものはいらないのだ。

ルッコラも、妻のベリーに指輪を渡してのちのち葉月が生まれ
これはいい。誕生石なら、将来はこの子のものになればと思っていたようです。

しかし、宝石を巡る女の執念というのは。

「葉月にあげたらいいじゃん。ゆくゆくは、
葉月が生まれた時にそー思ったんだけど。」
葉月贔屓のルッコラ。

しかし。。。周りの男性の甘やかしぶりが、常連さんの昔なじみの先生やら、ルッコラやら。。。ベリーが葉月に対して癪に障ります。悪循環。。。。確かに周りが子育てをしてくれてありがたいものの。。。過剰な甘やかし。

しかも。。。バックアップは大金持ちの先生。。。先生やら亡くなった奥様まで第三子を育てるのに協力すると、で、有言実行する、ものの。、。

常連さんの、葉月の中学校の先生と奥様は、大金持ちで甘やかしの桁が違いました。

葉月は、ほとんど先生の家に入り浸り。先生は、ベリーの店に飲みにきたりして、送りがてらに葉月を連れてきて。

常連の先生の亡くなられた
奥様も、孫は遠方にいるし、葉月の方が可愛いので、亡くなった奥様も、よくある。
典型的な小さい者好きの小型犬ババアみたいな人で、チワワみたいな葉月を甘やかす甘やかす。
仕事に夢中になっているベリー。葉月はそっちのけ。

当時ルッコラはビジネスマンで。

ベリーは、葉月を
なんて。。。なんてラッキーな、運のいい子かしら。無条件でほいほいチヤホヤ、お金持ちがパトロンに勝手につくなんて。

ホステス女性が、色恋駆け引き四苦八苦なのに、、、葉月はスイスイお金持ちの先生夫婦が勝手に甘やかして。
ベリーは感謝すべきを、なんで、葉月が、

と、ムカッとしたことは確かです。

まー。。。いろいろ母と娘はあるけれどもね。。

葉月は、甘えるだけ甘えてよその人からいろいろ買って貰ったり。子供の頃に先生が、キャラメリゼに葉月を送りがてらに飲みに来ると

なんと、ほかのお客さんが、はーちん、ハーちゃん、チーママ。
と、ホイホイ、ベリーママの子だ
可愛いと、おヒネリが飛ぶのです。もちろん葉月は、ちゃっかりそのお金を自分が握るのです。

時として、ホステスのお給料よりも貰っていて。

キャラメリゼは、お客様の層が超桁違い凄いし。葉月は、それを存じていて。。。今まで一体それで幾ら儲けたのか。

それにしろ、葉月は、子供の頃から自分のお金は自分でキッチリ握るし
びた一文とて親に管理させず

いまも。ベリーの店のキャラメルリボンに葉月が顔を出すと、

あ、ハーちゃん。ママ、ちゃんと時給払ってあげなよ、俺がハーちゃんの時給払ったげる。
と、昔ながらの常連さん達が赤ちゃんの頃から葉月を知ってるから。。。

みーんな、葉月には甘甘。


昔っからの赤ちゃん感覚もあり、洗脳的にお小遣いをあげないと、と。終わりのないお年玉騒ぎみたいなもんです。

ハタチぐらいでもっと、より、若くは見えるものの、

毎日毎日。。。葉月甘やかし主犯。必ず主のような常連さんの大金持ちの先生は飲んでるし。


そうそう。。。その噂の葉月は、月で、カモメのダイヤさんと。

ダイヤさんを、
イヴァンさんから離さなきゃ。。。とね。


イヴァンさんは。。。サイコパスなのかしら。。。









2019年08月28日

真夏の夜のおとぎ話87葉月。。。

あたしがひねくれたのは

ミーンナ、あの母親ベリーのせい。あのBBAのせい

アイツが宣言した。あたしは、第三子を育てませんからね。
パパ、並びに周りの人々が、それでも大事に育てるから。任せてー。

で。。。ベリーは。。。アタシはしらないもんだと。産んでやった、だと。

アタシも、ミリオンやベルモ、あの子らを大事に大事に育てて喜んでる家族に。

産んでやった。。、と、言ったら、ベリーは泣いて怒ってお説教をげー

なにこのBBA。。。マジー。

あんただって、一緒に暮らしてはいたけれど、おんなじような事をしたくせに。

アタシはアタシはっ。アタシの目の前で、
はっきりと。。。アタシは第三子を育てない約束で。。。

多分、BBAは、アタシがみんなからチワワみたいに甘やかされて。
たしかに、
実家の飲み屋にもじゃぶじゃぶお金を落す
近所の資産家の先生と亡くなった奥様から滅茶滅茶可愛がってもらって。

いろいろ連れて行って貰ったり。買って貰ったり。目の玉が飛び出すほど高いものも。なかには。。、

ベリーは、。。

たまに優しいと思ったら。。。ルビーの指輪の話をして。。誕生日は、誕生石は。

ハーちゃんもママと一緒。8月生まれ、ルビー。。。
それは、、、嬉しかったけど。

まぎらわしー、思わせぶりな。

誕生石ね、と、言っただけ。。。それを、
マリにあげるだと、
あたしが亡くなった時は、マリリンにお礼にルビーはあげようと思う。だと。

見せびらかすだけ見せびらかして自慢。吹聴して。。。

なんなのさ。なんなの、あいつは、愛情からなんやらかんやら。みーんな、マリリン半分はナオキ。

あたしに何をどうくれたの

歪んだ

アタシのなかで、母親イコール、着飾って金儲けして、周りに育てたい人に子供を任す人

みたいな。。。幼なじみ達とままごとをやっても、
母親は、
子育てをする、イコールではない。


ままごとも。
ハーちゃんは、お姉ちゃんか赤ちゃん。

アタシはジャンケンで勝つと必ず赤ちゃんかお姉ちゃんになり、

負けたらお父さんになった。

と、いうのは、お母さん役はかなり早めに売れる。アタシはやらないけどねー。ジャンケンで勝っても。そんなしょうもない役柄を誰がやるわけ。

遊びは楽しく遊ばないと意味がない。

幼なじみの瑠璃子が、たまにはハーちゃんもママやったらと、言ってきたので、あたしは、

「あら。じゃ、どっかのお店のママで、請求書を送る役かしら。
それとも、ボトルをおろされますまた、お店にいらしてくださいね、お待ちしてますわ。社長様。」と、やったので、友達がコケた。

「ちょっと、ちょっと。ハーちゃん、
なにそれ、ママって。。。ハーちゃんちのお店の。。。」

友達がボー然。

それは、ママはママでも、飲み屋のママ。

しかし、うちのベリーは、ママのママ。
だから母親役なんて適当に、めんどくさい。

「じゃあ、あなたいつまで飲みに行ってるの

また、あの店なんでしょ。あんなきつそで派手なまま、どこがいいの飲み歩いてないで、もっとうちにお金を入れなさいよ。なーーんて、ガミガミおかんの役もやりたくないわー。瑠璃子は、勝手に役柄を決めるな。ジャンケンした意味がない。

結局は、そんなところ。母親役なんて気持ち悪くてすぐやめたし。

ここは。。。
月のステーション。
超高級のリハビリステーション。。。
見るものすべてが新しい最先端技術の、近未来都市みたいな雰囲気がある少し冷たい感じがしないでもないけれど、

それがまた清潔な環境でありました。
葉月は、フロントで手続きをすると。。。
宇宙人やら、この施設はかなりお金をかけているので
空気も充満している
だから、地球の喧騒から離れて保養しにきている地球生命体もいる。

最上階のVIP、suite roomに足を運んで。チャイムを押すと「葉月です。」

「あら。。。あら、葉月さん、入ってください。ありがとう、いつも。」

「ダイヤさん、お加減はいかが

こともあろうに、
葉月は
行方不明になったはずの
盲目のカモメのダイヤのお見舞いに訪れていたのでした。










2019年08月27日

真夏の夜のおとぎ話86誰のせいでもありゃしない。

ハッ

ソーダ。自分掃除は嫌いじゃないし。特にこれと言って特技はないって思ってたんだけどさー。親や学校で、掃除は褒められた。

ピカピカに磨かれた周りを見回すと。茶色黒は、
すっかりなにか、精進落としをされた気持ちになってきました。

誰にでもいいところや特技はあるもんだー。

木蓮寺に来て、そのせいか改めて気づかされた。ミッションを行なって組織の指示で動いていただけなのに。

しかし。なにも。別に悪いってそこまで悪い事をしているつもりはありませんが。そー。

木蓮寺に、あれがあるわけでない。桑田家に

マンゴスチン大佐は、冥王星から部下を送ったらしい。だけど。。。

桑田家にも関係ないとは思うんだけどねー。
最近になっての。。、ヴィーナスとミリオン、ベルモがきょうだいって判明したんだろう。

だけど。。。まー、そこまでオイラは知ったこっちゃないさ。マンゴスチン大佐の責任だし。。。
マンゴスチン大佐はあれ欲しいこれ欲しい。
組織の親分やさかいに。
まぁまぁ金はある、けど。

あのピンクポメラニアンの持ってる最新型のUFOもまだまだ売ってもらえないらしく。あれは、まぁ。金があれば金を積んですぐ手に入れるものでもないし。

金の前に信頼がいる。

フリーエネルギーで、自由自在な。。電気も石油もガソリンも全くいらず。

勝手に宇宙のエネルギーでホッといたら充電されて動いて。
あれを欲しいと、言っても、マンゴスチン大佐は女性にだらしないし。パッパラパー子みたいな愛人はいるし。総じてだいたい。。。
気性の激しい愛人は
勝手にUFOを乗り回したり、ミサイル兵器にしたりする恐れがあるし。マンゴスチン大佐じゃきっとこの先、あのUFOを買うのは無理だろうな。

組織COMPLEXは、はっきり言ってヤクザみたいなモンだし。

マンゴスチン大佐の女たちも、マンゴスチン大佐は、チワワがワガママと愚痴るけど、

チワワの姐さんは、パァなだけであの人まだましじゃん。

借金作ったりしても素直にまだ謝るし。なかには持ち逃げやら、オトコを作って逃げたり。
ほかの愛人と殴りあいをしたり。
で。。、自分らに生理用品買ってこい、とか、掃除ができないから、業者呼ぶと高いからと掃除が得意な茶色黒に安い小遣いで掃除をさせたり。そんな顎で使う愛人もいて。

まだまだチワワの姐さんは、馬鹿だけど優しいし。娘のウララもアホだけど、優しいし。

だから、本妻の姐さんもチワワの愛人はかばったり未だ可愛がるわけで。。。

それにしても。くすぶり人生を、

あー、学生時代から。。。

知らない間に友だちが出来て知らない間に入っていた。多分、危なげな組織は総じてそういうこともあろうとも?
へんな宗教とかも。。。

目的も特にやりたいことも特になく。。

しかし。あんな小さなピンクポメラニアン、グリとか言う金星人が難なく買えるとは。

金は持ってるだろうけど。。。信頼って。

目に見えないものだろうけどなんだろ。日頃の行いかなぁ。

まー。。。でも。。茶色黒と呼ばれているのに慣れてきた。

クレソン。クレソン、組織であるCOMPLEXで偽名をスナギモと名乗っていることも有ったんだけれど。

茶色黒が、板についてきた今日この頃。

クレソンやらスナギモなんて呼ばれるよりも。。茶色黒が板についてきた。かも。。。

このまま、それこそジョジョにジョジョにと、坊さんにシフトチェンジしようかなー。

さて。。。

タコの若い男の子を見た

神楽町、美しい緑に包まれた静寂の地。
神楽奥座敷離れの川床料理で。。。ヴィーナスと、その身内が和気藹々、素晴らしい旬の幸に舌鼓を打つ頃に。

山として。山に流れている清流料理として。
美味しいもの。
伝統と、斬新の良いとこどり。

桑田さんも木蓮寺も、ミリオンやベルモを取り返しに来られたわけじゃないことをじゅうぶん知り、ホッとした。
たまにこうやって会えるといいですね、ほんとに幸せそうにしていてなによりです、
そういうベリーも。。。
馬鹿娘がほんとうに。あの子は。。、と、母親の葉月については言葉少なめでしたが。

しかし、話すにつれ、ヴィーナス達が、神楽町の助けたカモメさんの話になり、その記憶喪失のカモメの仮名ルナさんが、

最近タコの若い男の子を見かけた、それで、どっかで会ったかもしれないと、そー思ったら、なんだか、気分が悪くなり気を失ってしまったという話が出てきました。

しかし。。。この仮名ルナさんは、記憶喪失で今まで自分がどうしていたかは不明。

だけど、多分無理心中を盲目のカモメのダイヤさんとしたイヴァンさんではないのか??

ダイヤさんとイヴァンさんは、葉月の出産を四年前にプルメリア島で手伝ってくれたカモメのおばさん達です。

だから、その時、葉月と、旦那さんのミシェルという葉月と同じくらいの若いタコの旦那さんもいたはずで。。、

イヴァンさんは。。。ミシェルに会っているハズだし?

葉月の旦那さん、タコのミシェルは、巨大ハリケーンの被害で行方不明になった。。。

「まだ、確かじゃないんでしょう。そのタコの男の子が葉月の旦那さんって、」ベリーが言います。

「タシカニ。。。デモ。ソノカノウセイモアル。
もしかしてよんどころない事情があり
葉月は、旦那と離婚したのを内緒にしつ会っていて、周りには行方不明になったと

嘘をついていたり。。。若いがまさか、まさかに。。。ミシェルが別家庭の既婚者だ
って場合もあるし。

葉月はだいたい放浪癖があり謎の生活をし気が向いたときには実家のスナックに顔を出して

うまく常連さんに甘えてお小遣いを巻き上げては戻っていく。実家に帰るのは小遣い稼ぎかも。。。

アヤシイナ
なんとなくだけど、葉月は、旦那さんの行方を知った上に隠しているのではないかと?

いなくなるのは旦那さんと住んでいるのではないか?!

犯罪者、既婚者だ。もしかして合わすに合わせられない事情が

つい最近は、葉月がベリーと大げんかしてまた家を飛び出して行ったらしく。

それは、ベリーのしているルビーが原因である、ベリーはルッコラにいただいたルビーの指輪を最終てきに長子のマリリンに譲ると会話していた電話を盗み聞きしたので、

マリリンは、9月生まれ、葉月は、ベリーともども8月生まれ。

8月生まれの誕生石は」は、言わずもがなルビーで。。。ただですら、ドレスや宝石をマリリンが、クラブキャラメリゼを引き継いでママになったときに譲られているのに。

なんで、自分の味方のルッコラからベリーへ渡したルビーすら
全然誕生石でもないマリリンに渡すのよ

電話中なのにおーげんか。

葉月だってそれなりにはベリーから宝石をもらっていますが、アクアマリンや真珠で、

マリリンには、サファイアやエメラルド。。はっきり言っていわゆるあちらが一級というか。。。

ダイヤモンドやルビーをベリーがまだ持ってはいるんですが、

マリリンに既に価値が高い宝石を譲り。。
心配しなくっても
あんたには、アレキサンドライトをあげるからと、言ったのですが、

ルビーやダイヤモンドは、マリリンにあげるようです。

ルビーは、ダイヤモンドよりベリーが一番のお気に入りな秘蔵っ子ですが、

なんで、あたしはルビーじゃないのよあたしは8月生まれで名前も葉月でしょうに。
と。

「マリリンは、大事なお店を守って育ててくれてるのよ。」「そんなん、大事なもの、大事なものって。。。大事なものばっかりマリにあげるじゃん。マリは、オカンが最初の子で育ててるし。アタシはいらない子なんでしょ

物欲というか。。。


葉月は、幾らなんでも、8月生まれの自分を差し置いて、まさか、マリリンにベリーが大事にしているルビーまで

あげるなんて。

ベリーが、葉月にハーちゃんもママと一緒の8月生まれで、一緒ね、パパから、これ貰ったの。

と、キラキラしたルビーの指輪を見せて。

8月生まれは、ルビーが誕生石なんだって。ママは。この指輪が一番好き。
と、言っていた。

葉月は、そのときフーン、じゃあ、マリリンもナオキも8月生まれじゃないから。

アタシにくれるんかな。


葉月は、CMやドラマで、指輪を親から貰うだの、形見だの。。。女性はそんなもんだと思ったし。

きっとあたしも、女性なんだろうな、と。

やっぱり。。。葉月は出産して、女性でした。

しかし、ベリーは。。、大事なものはなんでも長子。

しかも、、、マリリンは、多分きっと女性だとは思うけど、独身で女性かどうか、、。

ママさんが板についてきたみたいなんだけど。、。
なんで。。。マリなのよー。










2019年08月26日

真夏の夜のおとぎ話85ホワーンとした気持ち。。。微笑んで。

忘れた方が幸せだということがある。。。

そう。。私はきっとそういう風に生きてきたし。そういう人生というか鳥生というか
カモメ生なのだ。。。
無意識にも。
なんだか自らの業の強さを感じとり

と、いう事は記憶を無くした私がなんとなく曖昧にうすらぼんやりと。そんな人生を送ってきたことは潜在的に本能が察知している。

だから。。。記憶をなくした今が幸せかもしれない。

神楽町病院に入院しているカモメの
ルナさんは、暫く入院した後、
本人の希望があれば、
神楽町の紹介で福祉センターや教会など、働く場を与えられる事になるようだ。神楽町は、福の神の街なので、福祉バックアップはしっかりとしています。

それを聞いたルナさんは、あまりの親切ぶりにびっくりしたと同時に、こんな私が親切にしてもらう資格があるの
と、ふと不安がよぎり。。。湧いてくるこの感覚。。私は以前、もしかして悪いことや酷いことをしてきたのではないのか。

このまま。。。記憶をなくしたままで、ずーっと暮らしている方が多分私は幸せなんだろうな。。。
忘れてしまった過去に。。。多分思い出したくないのもあり。なんら、強いショックが重なり記憶喪失になったのではないか。

きっと。。。過去を振り返る、思い出すと、私はおそらく死んでしまいたいぐらいな。。

そんな生き方を重ねてきたのでしょう。

さてと。そんなシリアスなシーンがあれば、

神楽町には、同時時間。幸せいっぱいな人々もいるわけで。
喜劇と悲劇も。喜びも悲しみも同じ時間に。

時間というのは、共通して平等にその人に流れていくのに。。。その人により
楽しさが溢れたり身を切られる苦痛だったり。

それでもやはり、日々は過ぎて時は刻まれていく。

どう過ごしどう感じるかはその人のものだけれど。。。
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同じく神楽町の神楽町内なのに。。。


神楽奥座敷離れの料理長が、ヴィーナス兄妹の席にもご挨拶に来ました。

ヴィーナスも、仕事の接待や招待でここは何度か来ているので顔見知りです。

料理長は、柴犬のピュアです。

なんと驚き。。ピュアの父親は、首都圏神楽本家の料理長の州太郎。天才親子でした。

柴犬だけど、世代年代若いので、名前はピュアにされ。鷹が鷹の子を産む天才。

なかなか、親子や兄妹で、タチバナの店の料理長はいません。
タチバナの店のピヴォワーヌの離れの海底超高級フレンチも、
喫茶店南風のマスターの兄のハリネズミのピースですが、弟の南風の
マスターは、タチバナとは友達だし、となりの居酒屋金曜日の夜も手伝っていますが、
なかなかの腕前でも、
自由人でタチバナにお料理は習っても組織に属していないですからね。

柴犬の料理長のピュアは小さなシェフを連れてきました。
チーコの兄のチワワのララ尾です。

「ララチャンシュギョーシテタンダネ。」ヴィーナスやシュナ坊と同じクラスのチワワのララ尾は、

シュナ坊みたいに福の神家に住んでいますが、福の神タチバナの料理修行や、タチバナやチーコの面倒をみたりして

シュナ坊が、
ほぼ、ヴィーナスや福ちゃんちに遊びに行ったり、家では、タチバナではなくて、
大蔵や柊の部屋で寝たりであまりララ尾と顔を合わせません。中が悪いわけじゃないですが、真面目で大人しいララ尾と、

やんちゃっこ、イタズラもするけど、学校のこともしたり、児童会や学級委員もするヴィーナスとは違うタイプかもしれません。

最近では料理修行なのか、ララ尾は学校をよく休みます。ピュアが、ララ尾はチーコの兄でヴィーナスやシュナ坊やグリのクラスメイトですね、とその場のみんなににこやかにご挨拶すると、悪ノリしたシュナ坊が、

「ララちゃん。その調子でさ、妹ちゃんとヴィーナスの結婚式には頼むよー。」とからかったので、既におしとやかチョコレートを食べているチーコは、

恥ずかしながら赤くなり嬉しそうです。
ブッ

思わずグレープフルーツ絞りを吹き出しそうになったヴィーナスに、
ルッコラが、「ヴィーナスのクラスメイトなんだね。お世話になりますね。じゃあ、私も楽しみにしてるよ。たくさん美味しいのをその時はオーダーするからね。」と拍車をかけるので、グリが

「ララちゃん妹思いだから娘は嫁にやらんとか、じゃなくて妹は嫁にやらんって言うかもー。」と、からかうので。

ヴィーナスがちょっと安心すると。
しかし、茶目コが余計な口出し、
「あら。そーしたらララ尾ちゃんチーコに酷い目にあわされるわね。」おとなしい
ララ尾は、妹のチーコの言いなりで尻に敷かれているのです。

モーやめてよ。なんでチーコと無理やりくっつけられる話しに持っていかれるのよ。結婚は周りの祝福の前に、まず、本人同士の合意が必要でしょうに

だいたいアタシはアンドロジナスで、別に男性と結婚しようと思ったらできるし。

チーコはどっか、葉月とかぶるし。ヤカマシイし。バブバブ言ってるいまはまだしも。。。
覚醒してお喋りができるようになったらもう。。。あたしもペラペラ喋る方だし。

ま。。。考えるのよそう。。

チワワとウクレレのマイクロビーンズのベリーのペットが、ベリーとルッコラの抱っこをすり抜けて、チーコとココナにまとわりつきました。

「ホラホラホラホラアリガヨッテクルミタイナカッコシテルカラダロ
マイクロビーンズの二人は甘いものが大好きで甘いものを食べるので、フワフワケーキやマシュマロみたいな格好のチーコとココナによってくるのです。
「バカねー、この子ら。名前ですら。。。クッキーちゃんやメレンゲちゃんや、誰かの甘い名前を呼んだだけで勘違いして飛んでくるんだから。」ベリーは、言いましたが、

ココナは、ウクレレがフワフワしてケサランパサランみたいなので、可愛いと可愛がっていて、チーコは、ツルツルのチワワが、オモチャみたいに思えてじゃれついていました。

アレルギーはありませんか、と料理長が下調べ笑〜に聞いておきましたが、笑〜は、ヴィーナスに各ご家庭についてアレルギーを聞いたところ、
さらに、ヴィーナスなので、倫理的にタコ料理を避けました。

ほんとはタコも食べられるんでしょうが、パパがタコなので。

前菜からアワビと伊勢海老も出てくるし。
あとは、ベリーからマイクロビーンズについて聞いていたので、マイクロビーンズには、お店からのプレゼントで、フルーツ盛りを最初から出しました。

チーコや、ココナにまとわりついていたマイクロビーンズの二人も現金にも。フルーツ盛りを目にしてぴょんぴょん喜んでそっちに飛んでいきます。

「こんな日が来るとは。」木蓮和尚が言います。極上の冷酒を用意されて

木蓮和尚達や桑田さん達は少し、ミリオンやベルモを返せと言われたらどうしよう。という気持ちもありましたが、どうもそんな様子ではないようで。。ベリーやルッコラのは、

ミリオンやベルモが良い人と暮らして健康でいる事を喜んでいるようにしか見えませんでした。
実際、ベリーやルッコラも、全然最近までまさかヴィーナスにきょうだいがいるとは知りませんでしたし。ただ、幸せに暮らしている事を知り安心したのです。

ただいま。。。木蓮寺では。あー。損してしまった。
いい子ぶって掃除だなんてなー。なんもあるはずないじゃん。調査だと、ベルモは最近

ヴィーナスときょうだいって知ったばっかりなんだからさー。

隅から隅まで、お寺の掃除をした押した茶色黒。

「綺麗になったね。いい心がけ」りーだーの榊が茶色黒を褒め

ホワーンと、なんだかいい気持ちに
悪くないかなー。綺麗にするのって。。。

すっかりスッキリ綺麗にピカピカに

なんか。。。気持ちいいなー。

目的のものがあるかないか。にこだわっていましたが、ただいま綺麗にしたら。

それよりもすっかり綺麗に片付けてホコリすら許せなくトコトン磨けたのが嬉しくて

もともと木蓮寺は、掃除は毎日の日課で綺麗ではありましたが。。

でも、きっちり撤退すると。よりそれ以上となり。

なんだか不思議な気持ちが、茶色黒に湧いてきました。なんでしょうね。。

仏様たちが、そんな茶色黒を優しく見守って微笑んでいました。




2019年08月25日

真夏の夜のおとぎ話84無限と可能性の種を蒔く。

海の幸を堪能。。。どころか、海。。。ゲストプルメリア島から来た海慣れさんもたくさんいて。

だけど、金星人たち。ベリーやルッコラ、マリリンカルモダンは、海には遠いから海が欲しいでしょうし。

海人間は、山に憧れて。山人間は、海に行きたがる。

ま。金星人達は。。。地球の地上の見るものすべてが新鮮でしょうね。

もー、こうなったら、接待は。。
海の幸、山の幸、川の幸、、旬の幸。夏の幸。山川を中心にして。美味しい夏をぎゅーっと感じますように。。。

神楽町山間部の、超高級料亭の神楽奥座敷離れは、
福の神笑〜の兄、食の福の神タチバナのお店の一つでした。タチバナの元で、シェフやパティシエ。その他。。。お料理学校の講師や生徒。。、たくさんの料理人が、学んだり働いたり。。。

笑〜さんって。。。凄い。。なーー。

招かれたゲストがため息をもらします。

福の神達は、それぞれの各自の持っている生まれながらにしての財産の財閥の総師だし。。。

笑〜は、美と魅力の福の神なので、世の中中の美と魅力の総師であり。。。

兄の
食の福の神にせよ。。食べるに関するも。
美味とか見た目の美味しさ、香りの美しさと言って。。。総じて大元に美あり。美に繋がる。

食に関しては、食べ物は尊くてありがたいけれど、ただ淡々と食べるだけではなく。。そこに。ありがたさと美が伴わないと。。。

交通の福の神の笑〜の兄の大蔵も、最近は乗り物にもデザイン性。性能プラスそれ。
空港や、自動車学校やガソリンスタンドや港も、デザイン。。。雰囲気良くなければ、だし。なんやかやなんやかや。。。美しさは携わって

笑〜は、ほかの兄弟の仕事にも影響が大きい。。

美と魅力の福の神の笑〜は、生まれた時に先代の曽祖母ペルシャから任命されて美の福の神を引き継ぎましたが。。。
はっきり言って、
他の女神達。。。
母や叔母やその他の女神から妬まれる妬まれる。。。

ところが、それに激怒したのは他ならぬ先代の美と魅力の女神のペルシャ婆さんでありました。

ペルシャ婆さんは、やしゃごの笑〜を大事そうに抱きしめると。。。
「ホラホラ、それがあんたらが、美と魅力の女神にふさわしくないから選ばれないって言うの。。。きいきい、我こそは美の女神なんてうぬぼれて足を引っ張り合う醜い者を
誰が選ぶんかいねー。
そんなおこがましい性格で誰が、
自分が美の女神だってこんなちいさな赤ん坊、を妬んどいて。笑わせるな。この赤ん坊は、美と魅力の無限の種を持って生まれたんじゃ。そこらじゅうに、美と魅力の種を蒔くと言うのに。。。そんな醜い愚か者はあやかれんぞ。
あんたら
神様に産まれたのに、他を妬むとは何事ぞ器が満たないから総師になれず、

酷いとペルシャには、賄賂や、自分や娘を美の福の神に
と、お金を積んでくるものもいましたが、勿論そんな物を美の福の神にしたら、世の中は大変です。

昔っから神様ですら、美しさに嫉妬したり、カップルを嫉妬して別れさせたり、女性が行くと嫉妬で不幸にしたり。。。

残念ながらそんな器の神様がいるのです。

神様だって、パーフェクトじゃなしに、生まれ持った素質があり。

自分の素質がないからいくら好んでも
希望した素質がない
福の神になれず。
よく言われる
薔薇からひまわりは咲かないとか。チューリップのタネから芍薬は咲かないとか。

当たり前のことなんだけど、神様も人間もなかなか自分の持って生まれた素質を愛する事が出来ずに葛藤する。神様ですらね。。

だから、人やほかの生物ならなおさら。

と。ペルシャは言いますが。。。だけどペルシャは、自分が美と魅力の福の神に産まれてそれが当たり前ですから。
生まれつきに持っていて。
好きでそう産まれたわけじゃないけれど。自分が納得できる
満足なものを持って生まれそれがゆえに
妬むものの気持ちがあまりわかりませんし。

だからしょうがないじゃん、諦めな。そうやって生まれてきたんだからさ、という
お大尽みたいなところがあります。

美と魅力の種をこの世にまき散らす為に生まれてきた笑〜。

笑〜の母親の福の神のココ、(心)は生命の女神ですから、既に赤ちゃんの頃から生命や健康の総師に任命されていたので、美の女神になる事はできませんが、

気にしてもしょうがないけど気になる。。。

誰がペルシャおばあちゃんの後に美と魅力の女神になるんだろうと、小さなころから。そればっかりソワソワしていました。

ほかの福の神たちも。女神なら。。。女神、女として生まれたからには美しくありたい。

ココは。。
笑〜が、美と魅力の福の神
まさかー、自分の産んだ娘が。えー なんか。。なんか悔しいと

さらには。笑〜が赤ちゃんの頃、母親のココに、ママ。あたしと富〜は双子だけれど
もしも、
あたしが後だったらあたしはお金と豊かさの福の神だったかもしれないのにっ。
あたしだって、お金は大好きだし。美しいは、よくわからない。。目に見えるようでみえないような、

あってないようないいかげんなちょっとうさんくささがあるけど、人によって美しいの感じ方はまちまちだったりね。

お金ははっきりとお金でしょ。
見たら誰でもわかる。
お金で綺麗なものも買えるし綺麗になれるし魅力的でもある。
お金はだいたいの人が好きだし。嫌いな人はいないし。

なんだか悔し。富〜の方が。、有利なんじゃない。ちょっとだけ時間差で産まれた双子なのに。

と。。。言ってきたので、こんな事は決してしないのですが、一瞬ぶん殴ってやりたいとすら、母親のココは身震いがしました。

もちろん、罪のない可愛い娘をぶん殴ルわけないけれど。。は
金の方がいいだと
自分は、美と魅力の女神に生まれついといて。。。
何様っ。
ココは、ムカッとハラワタが煮えくりかえり。

父親の自然の福の神、楽、ガクが。、。

「笑〜、美しさは、お金で買えるものもお金で買えないものも。。。両方ともあるんだよ。見えない、感じる優しさや温かさや

気配や、雰囲気とかね。もちろん、お金で買える美しさだって美しいけど。
お金ばっかりで指し測る美しさばっかりじゃないし。お金も凄いけど、美しさも素晴らしいの。

それに、笑〜は、美しさの種を無限にふりまけば自然とお金持ちになるし。

「まあっ。アナタったら、女神には甘いんだからねっ。」ココが言います。父親の楽は、

三人の女神には甘いのですから。

末っ子双子の福の神の
笑〜は。他の福の神の兄弟から頼られるぐらいになりました。

そんな笑〜は、赤ちゃんの時既に近所の赤ちゃんの茶目コに女優さんの素質があるとスカウトしていますし。

笑〜は、綺麗なものをより綺麗に美しくで、美しさに嫉妬せず、より綺麗なもの、魅力的な人を作ろうと

美しさの女神に非常に向いているのです。嫉妬して蹴落とすのではなく、伸ばす、育てる、増やす。

さ。。。神楽奥座敷離れ、、川床料理席に座った皆んな。。。

夏らしい涼やかな前菜と、笑〜からの贈りものシャンパンが大人に配られました。
和食ですが、爽やかな食前酒に。。

濃紫婆さんと、
子どもは、好きな柑橘系のジュース。

みんな。。出会った事をおめでとう、カンパーい。


こんな。和やかなひと時を過ごしている人々がいるかと思いましたら。

神楽とおなじ神楽町の
神楽町病院。。。

誰だったんだろ。。。あの子は。なんで。。


若い可愛いタコの男の子。。。
なんであのときあの子を見て私は気を失ったんだろう。
記憶をなくしたカモメのルナさん。、

そのときです、ルナさんが、散策に病室を出て帰ったら。。。

枕元に
なにやら折って紙切れ

ルナさんは、そっとその紙切れを開けて見ました。
その紙切れには、
なにもかも忘れろ、思い出すな。。。

と、書かれていました。




2019年08月24日

真夏の夜のおとぎ話83夏に。、、笑い合う喜び合う人たち。

木蓮寺では
木蓮和尚達が家族揃って出かけていきまして。
「掃除、しないとなー。」
新人小坊主、宇宙人の茶色黒が言うと。
「えー、せっかく和尚がいないんだからさ。兄さん達も今日は、法事や用事で出て行ってるんだからさ。真面目だねー。
なんなの。。。」木蓮寺の小坊主小狐丸の白糸が、茶色黒に、

もー、見かけどーりコッチコチ。ガチガチ固いねー、黒ゴボウ。」

小坊主仲間の
小狐丸の白糸や、チワワの天地は遊び好きで、新人の茶色黒にちょっかいをかけますが。。。

あとの小坊主さんは、生真面目なタチ。特にアメショの新年や、犬の涼重は几帳面で真面目で、
時々オサボリな
白糸や天地と喧嘩になったり結構揉めます。
だから、白糸や天地は、一番新人の茶色黒をサボり仲間の自分達の側に引き入れたいんですが、、

涼重や新年のこうるさい監視があるし、

几帳面な2人。涼重や新年は、イイぞー、茶色黒は、掃除を心がけて。
ガチガチに固いとは言っても、とっつきにくい感じでは、なく。。。
茶色黒は、なんとなく話しかけやすい雰囲気があるし。

天地や白糸は、人の話を聞くのが嫌だが、自分の話を聞いてほしい性格で、茶色黒がちょうどいいのです。天地や白糸は、

性質を治すために傾聴の修業をほかのお坊さん達より多めにさせられてもさせられても、

自分ばかりが話したい癖がなおりません。

傾聴は、お寺に悩み相談に来た人の話を正座してひたすら傾聴するだけで、自分の意見は言ってはいけませんし、あーしろこーしろなんて言ってはいけません。もともと人の話を聞くのは、嫌いだし。

人の話を聞いても最低限、リアクションや意見はしたい白糸や天地は苦痛で苦痛でしかたありません。一定以上の兄弟子や、木蓮和尚ともなれば、ご意見や相談に乗ったりできますが。。。

じっとしていられなく黙ってるのが苦手な白糸と天地はまだまだ修行が全然足りません。


さーって。。。

本堂の床拭き。。、茶色黒が見て卒倒した不動明王にももう慣れたし。。。小さな七福神は、布袋様のお腹や袋がすり減っていました。

なんでも、檀家さんがジンクスでたまたま木蓮和尚に似た布袋様のお腹を撫でた後

すごい大きな仕事が入ってきたり、思わぬプレゼントを貰ったりと、だからみんなが触るそうです。

お寺には時として撫でる縁起物があったりしますが、木蓮寺では、木蓮和尚に似た布袋様の像のお腹や袋でした。

チワワのミーナとココナが、勝手に本堂の七福神やら、仏像で遊んでは遊んでは、叱られました。

Barbieだのリカちゃんだのその他ちゃんなど、人形やぬいぐるみなら買ってあげるからといろいろ買い与えても要らないからと。

本堂に忍び込んで
小さな七福神やら仏像で遊びます。
ベルモがメッ
きつく叱ってもミーナやココナは、仏像で、内緒で遊びます。幼稚園の生徒で、親が迎えに来るのが遅い子達数人と、ままごとをして、
イスに上って
洗濯物のスモックを千手観音像の手に干したり。。。

木蓮和尚に似た布袋様は、太り過ぎて入院したおじいさんにするし。。。

「そのうちにバチが当たっても知らないからね」ベルモが叱っても叱ってもなかなかなおりません。

「ありがたやー。って気持ちになってきたんだけどなぁ。。
木蓮寺では、アレは無いな。ベルモは、最近までヴィーナスとはきょうだいって知らなかったわけだし。木蓮寺は、関係なし。。」
茶色黒は、探偵ゲームの主人公のようにキョロキョロ

本堂を掃除がてらに見渡しますが、特に。。。それらしきものはみあたりません。


サテ。神楽町、山間部。居眠り座峰の麓。

超高級料亭。神楽奥座敷離れ。

しばらく。。。招待を受けたみんなが立ちすくんで圧巻な超高級な雰囲気。。。時代に残って歴史を感じるような趣きもどこかに感じられて。。。

夏場限定で、お店沿に流れる十六夜川に、川床料理の座敷がありまして、何人かのお客様もいて。。。

ヴィーナスやミリオンやベルモ達の身内も、顔合わせと、シュナ坊がお世話になりましたとのお礼に、福の神笑〜が、ひと席設けました。

笑〜の大親友の人気女優さんの猫の茶目コがいたので、また周りが密かに騒然としています。

ヴィーナスの祖父母ベリーとルッコラも、ヴィーナスが、宇宙的な女優さんの茶目コと友達とは聞いていましたが、
まさか、今日本人に会えるなんて、ミリオンやベルモの身内も超サプライズな感激です。

「凄い。。。ウソーッ。えー、」マリリンもカルモダンもびっくりしています。

それはそうと。おゝいに喜んだのは、チワワちゃんの赤ちゃんのチーコ。魔法のチョコレートを食べさせて大人しくしていますが、

ヴィーナス久しぶりにヴィーナスを見てシッポを振って駆け寄りました。

「ゲッ。。。
マシュマロナノ」チーコは、魔法のチョコレートの効き目で控えめになり、ヴィーナスに飛びつきませんが、

マシュマロ。ポワポワしたまた奇をてらったような。。。チーコ
本人は可愛いと思い込んでるヘンテコなカッコして。。。

「マシュマロ
ヴィーナス。。。どーして。
ヴィーナスは、どーして可愛いとか言えないの。こないだは、クルクル頭のキャンディーだとか。チーコ、一生懸命にオシャレしてるのに。」笑〜が、女心がわからないの、とヴィーナスに猛抗議。

「アリガヨッテクルミタイナカッコダカラ

「そうさ、今日は笑〜や茶目コは、見直したー。馬子にも衣装。上品な感じだけど。ミーナちゃんもさ。
だけど、甘々のコッテコテじゃん。
ココナちゃんやチーコは、蟻に狙われるカッコだし。」シュナ坊が寡勢しました、
「馬子にも衣装は、ないでしょっ、もうっ。意味わかってんの」怒る笑〜と、

「落ち着いたのとはじけたのと、よりどりみどりでしょ。」茶目コが言います、

「あらー、みんな可愛いわね。チワワちゃんが、いっぱい。ウチの家系もチワワの血が濃いから、マイクロビーンズの、
こっちの方は、チワワって名前にしたのよ。」ベリーが、ペットのマイクロビーンズのチワワを抱っこして言います。

それを聞いた赤ちゃんチワワのチーコは、喜んでシッポを振ります。

「モーイランコトイワナイデヨ」ヴィーナスが焦ります。しまったっ。
チワワの血統が強い事をチーコの前でバラされると。結婚できるだの、変な希望をチーコに持たれるし。

「このお嬢さんが、たまに新聞で見るヴィーナスの彼女さんか、可愛いね。やっぱりうちは、ベリーんちもお互いに家系がチワワの血が濃いからね。」ルッコラが、ペットのウクレレを抱っこしてチーコに向かって言います。
ルッコラは、ヴィーナスのネット記事や新聞で天才美術家の恋人
なんて、ヴィーナススキャンダルをたまに目にしますから。

ゲー
「モーマダマダコドモヨッアタシ。
ルッコラまで、余計なことをっ。どツボのどツボ。。。彼女ってなぬっ、
いつ。つきあったんだ、オジイめ。付き合ってなーい

チーコ、勘違いするジャンっ。チーコは、いい事聞いちゃった

さっきからますますのシッポフリフリ

「遠くからありがとうございます。笑〜さんも、みんなが集まる席を設けてくださいまして。
しかも、こんな素晴らしい。ホホォー。さすがですなぁ。」と、

空間を買うというような敷居の高いお店の接待に慣れているはずの
木蓮和尚すら、神楽奥座敷離れの壮麗なるしつらえに圧巻され度肝をぬかれました。

神楽の本店は神楽町中央の首都圏にあり、
そこでも十六夜川が流れるので、川床料理がありますが、

ミリオンやベルモが海育ちで、山間部が珍しいみたいだし、グリのUFOの送迎があるので、

会えて空間を考えて、笑〜は、奥座敷離れに場を設けたのです。

陽が落ちるとまだ、螢の灯りが見えるかもしれないし。
暑いばかりじゃなくって。快適な
夏のいっとき一瞬は、美味しさと全身で感じないとね。

夏のいっときの喜び。。無数の幸せ。。
ヒグラシの声とせせらぎの音。。

避暑地みたい。。。と、いうか、ここ神楽町山間部は避暑地、温泉地です。

「桑田様。森沢様。はじめまして、ヴィーナスの祖母のベリーで、主人のルッコラでございます。お目にかかれて幸いですわ。」
ベリーは、にっこりして言いました。

キラリ、とルビーの指輪が光ります。ベリーも8月16日。。。若い頃のルッコラからのプレゼント誕生石のルビーです。

なぜか、というか計画できますが、それでも、ヴィーナスの家系は8月生まれが圧倒的に多いのでした。
葉月も8月1日生まれですし。

「どうも、はじめまして。木蓮寺の住職の森沢でございます。この度は。」それぞれが、お互いに紹介をしあいました。

「それにしましても。。。突然娘から、、、本当に最近になって、ヴィーナスにきょうだいがいると知らされてびっくりしましたわ。母親の葉月が黙っていまして。あの子ったら、なーんにも言わなくって。。。しかし、二人ともこんなご立派な方々のお家で幸せそうに健康に育ってたなんて。

ベリーが、ハンカチで涙を拭くと、濃紫婆が、「まあのう。。。ベルモはちいと、健康すぎてまるまるしすぎじゃがのう。

ベルモがぎくっとしましたが、「まさかまさかの。。。出会いで、私たち夫婦は、おかげ様で予想もしていない程に生活が幸せに展開していきました。」木蓮和尚の奥様紫子さんが言います。

「私も。自分の子供はいますが、すっかり独立して別居ですし。ありがたいことなんですけどねー。だけど、ミリオンのおかげで、第2の人生というか。」桑田さんの奥様も言います。

まるで、この場にもしも、葉月がいたとしたら。。、
ほらほら、産んであげたんだし。アタシはいい事したでしょうに。
と、でも言い出しそうですが。。。


それはそうと。。。メイン、森沢、木蓮和尚が、濃紫婆まで連れてお出かけし。

しかし。和尚がいなくとも、実に小坊主の茶色黒がキビキビ掃除していて。

初心に戻って。初心忘れるべからず、かなぁ。

小坊主さん達は、関心しました。

しかし。。。茶色黒は。。。

掃除をしっかりやるとか、修行を積んで良いお坊さんになるだとか。、
一見そんなこころざしには見えそうな感心ぶりですが。。。


その実は。。全く違うことを考えていました。人の頭の中というのは全然わからないもの。。。その本人ですら、わからないものなのかもしれませんが。。。

やっぱり。。。ココにはそれらしきものが見当たらないんです。
あるとしたら、葉月って女でしょうかね。

と、ボスのマンゴスチンにLINEを送ります。マンゴスチンは、

まぁ。。。今日は残念ながら。スナックキャラメルリボンが休みだからなぁ。。

やっぱり、。。葉月か。。そうか。ま。
女房だもんな、奴の。。。








2019年08月23日

真夏の夜のおとぎ話82ある真夏の昼下がり。集まりましょう、ね、

まぁ。

念のため、そっち。スパイをおくるで。
茶色黒へ。。。
マンゴスチン大佐からのLINE返信。



今日は、案の定スナックキャラメルリボンは休業らしいが。。。

それしても。。。マンゴスチン。マンゴドラと名乗り。。ここ最近この店に飲みに来てるが。。。あの葉月って女は顔は可愛いけど相当だぜ。。。

甘やかして手の付けようのなくなったチワワみたい。マンゴスチンは、犬は好きだが小型犬は苦手で。。。

宇宙人の血が混じってる血統の組織の
小型犬の部下はすぐ辞めたり、組織を飛んだり、口が軽かったり。根性がない。。。

他の種類の
これでも、同じ犬かと思うほど、

組織COMPLEXのボスだから、それなりにマンゴスチンは、女もいますが、宇宙人の血が混じってる血統の
犬の愛人もいますが、
チワワの女と娘は、女は、カードで借金を作ってきたり、その娘はホストにボケて借金を作ってきたり。。。
マンゴスチンもマンゴスチンで、自分は女癖が悪い癖ので、
だから、苦手なタイプの女もたまにはいいかなと付き合ってしまうし。

だけど、ヤキモチなんで、一夫多妻のくせに、女や娘は夜の商売をさせたくないから、結局はマンゴスチンが借金を支払ってしまう。

だから、最近では、あのベリーとルッコラのスナックキャラメルリボンの、

ベリーの元ママだった超高級クラブのクラブキャラメリゼで、娘を働かせていただきたいぐらいでした。

と。最近では、店に行くたびにそう思うんだけど。。。

あのママの子どもがママをやってるらしいし、超高級クラブなら、それこそ若獅子狩りができる。青田買いかな

客層が違う。おまけにマナーや品格がでてくるでしょうし。だから、あの娘も、キャラメリゼなら信頼できるけども。。。だけどなー。


娘。ウララは、パッパラパーコだし。幸いに母親に似て、フワフワで白くて
チワワで、顔は可愛いけど。

キャラメリゼは、超高級クラブであり、
キャバクラ嬢じゃないんですからね
みたいだしなぁ。いい出逢いやら。。。あいつも修業や金になるんだけどなぁ。。、

馬鹿な子ほど可愛いとはよく言ったものだ、

ヤーれ。

この頃は、連続して連夜キャラメルリボンで呑んでたが。。。確かに自然と脚が向くっていうのか。

別にママさんに色仕掛けをされたわけじゃないし。。色恋営業をかけられたわけじゃないし。。。

で。。。リサーチのつもりがつい常連さんというか。。。
客層もかなりいい。というか良すぎだろ、あれ。。。

預かり修業でうちの馬鹿娘、預かってもらえないかなぁ。。。言うに言えない。。

マンゴスチンは、本筋から逸れた別ごとを真剣に考えるようになりました。

さてと。

神楽町山間部。眠り座峰、
十六夜川の上流の
神楽奥座敷離れの料亭の十六夜川の上に作られた座敷席に。。。ミリオンやベルモの関係者と、マリリンカルモダンのカップル

たちが座っていました。
みんな、
川の上なので、気持ち良さそうに足を突っ込んでいます。

いよいよ。。。ミリオンベルモの祖父母との面談です。
みんなそろうまでは、
チワワちゃん二人はお庭で遊ぶんだと、チワワのチーコも連れて日本庭園の方へ行きましたので

ベルモが、他のお客様に失礼のないようについていきました。

日本庭園を散策したりめぐるお客様もいて。

すると。。。白いチワワのミーナが、戻ってきて、「さっき、すっごっこいい車を見た長い長い。。。ピカピカの

と、言うと、笑〜が、「あら、茶目コ、来たのね。。。

ざわざわ少し騒がしいな、表の方が、と思えば女優さんの猫の茶目コが、マネージャーのジュピターに送られて白いリムジンでやってきました。

茶目コも、有松絞りの深い緑に牡丹と雪の浴衣を着ていました。

笑〜が、今度これ着ると自分の浴衣の写メを送ると
茶目コも、私もそんな感じで笑〜とかぶらないのが欲しい。浴衣あるけど、ドレスか軽いのしかないんだもん。
と、言ったので、笑〜が買ったお店で別のタイプな感じのを買いましたが、
茶目コに気づいた人々が、キャーキャー言っていました。

茶目コは、何人かと握手はしましたが、マネージャーのジュピターは、
「皆さまいつも、応援ありがとうございます。すみません、茶目コは、プライベートのお忍びなんで、
そっとしておいていただけますとありがたいです。」と、頭をさげました。

お客様の客層が良い人々なので、お客様たちは、理解した対応でいてくれました。

遠巻きから茶目コをお客様や従業員の方が見ています。

笑〜は、茶目コもお食事に誘う事にしました。国際的な、今はもう宇宙的な人気者大女優茶目コですから。

みんなまぶしい感じで茶目コを見るのですが、不思議な事に茶目コは、神楽町小学校に通っています。

お仕事でおやすみも多々ありますが、赤ちゃんの頃から親友の同級生の福の神笑〜にスカウトされて女優さんになりましたが、

笑〜も美の福の神。莫大な資産財産。。。
財閥持ちの生まれながらにして美と魅力に関した事業や社会のなかの担当ですが、小学校に行ける時は行っています。
教育など、生まれながらにして身についていて。
別に小学校に、福の神は行かなくても行ってもいいし、だけどね。。。

笑〜も茶目コも、決められた年齢誰でもナチュラルにあたりまえのようにして学校へ行く。。。小学校というのは人生の一時期。

後から行きたくても試験を受けても大金を使っても、頼み込んでも、どんなに勉強しても二度といけない場所なのです。

大学みたいに行く人はいけるが、いけない人はいけない、行かないという場ではないし。

友達もできて新鮮だし。

だから貴重な人生経験として小学校へ行くのです。

茶目コが、「こんにちはー、にこやかに、ミリオンやベルモの身内の席に現れたので、

その場に花が咲いた様に、他の周りの人々も
茶目コに注目しました。

「わ、本物だっ、うっそー、」ミリオンが飛び上がると、

「えっ、やっぱりヴィーナスちゃんの友達って聞いてたけど。。。あらためて、女優さんの茶目コさんって。すご〜い。

その場は大感激です。

いつもテレビや映画の茶目コとはまた違い今日は、しっとり落ち着いた浴衣で。。

キレーい。

ムフッ。

さてさて。とうとう、グリが、ヴィーナスやシュナ坊福ちゃん、

そして。。。金星人のベリーとルッコラ。

ベリーのペット、マイクロビーンズ、
艶々のチワワと、ふわふわのウクレレ。
を、連れてきました。

ベルモも、お庭散策のチワワちゃんや、チーコを席に戻しました。

「皆さま、はじめまして。こんにちはー」ベリーとルッコラが、頭をさげました。

この人が、この人が、

おばあちゃん、おじいちゃん。。

と、言っても、四十代半ばぐらい。。。

ミリオンベルモは、、、

「こんにちは。。。」挨拶をはじめました。











2019年08月22日

真夏の夜のおとぎ話81料亭神楽奥座敷離れ。

「こんにちはーあっ、大奥様艶やかですねー。凄く。
チワワちゃん達もふたりとも可愛いお花みたいだね。

福の神笑〜接待の日。

美の福の神笑〜は、福の神家の同居人シュナ坊が、木蓮寺に何度もお世話になり、

さらに、面倒を見ているチワワちゃんの赤ちゃんのチーコをヴィーナスの顔を出して喜ばせたいのと。

ヴィーナスへの日頃の感謝。

と、言うことで、兄の超高級料亭で、ヴィーナスのきょうだいの親交を深めるお節介も含めて。。。

お食事にご招待です。


UFOで、木蓮寺に迎えにきたグリが、サッと、境内に出ていた濃紫婆様と二人のチワワちゃんを見ると
ジェントルマンの様にグリが褒めて花を持たせました。

チラッと
濃紫婆様は、偶然にも境内の掃き掃除をしていた茶色黒に、
「あらマー、誰かしゃんに爪の垢を煎じて飲ませたいところだねぇ。サッズが可愛らしい子は違うわな。

グサっ

なんだよー、ムラサキ婆アめ。こっちはそこんとこ苦手って言ってんだろ。オベンチャラとか。
あの、ピンクポメラニアンは、商売上手なだけだろー、商売上手慣れしてるだけだっ。

クーっ。。。本気にするのかねぇ。まぁ。婆様は、いつもよりはマシなぐらいだし。

チワワは。。。片方はくるくるパーみたいな転がった方が早い様なカッコじゃん。

しかし、新人小坊主茶色黒は、心ではグサグサしても

顔では、ニコッとして。ようこそ、お越しくださいました。
と、ピンクポメラニアン、、、グリに挨拶しました。

すると。。。サッと、境内の片隅から、
小坊主組みのリーダーゴールデンレトリバーの榊がやってきて、

榊です。はじめまして、とグリに挨拶をし
「後、桑田さんもやってくるんで、桑田さんと木蓮和尚様ご夫婦とベルモさん。。。あっ、こちらでお待ちくださいませ、お茶をいれますから。」と、
リーダーの榊がやってきて、グリを例のほうじ茶の香りが溢れる

茶香炉の間に招き入れました。

おー。さては、隊長、榊氏。。。ピンクポメラニアンをお気に入りらしいぞー。

グリはポメラニアンみたいな顔をしてます、こないだ木蓮寺に来たヴィーナス達の仲間のグリをちらっと遠くから榊が見て

あのピンクの宇宙人の子可愛いやん。とデレデレ

「やれやれ、桑田はん、まだこんかいのう。。ほれほれゴボウ。。留守は頼むぞー」濃紫婆様が言うので

「楽しんで来てくださいませ。
茶色黒は内心ニヤリとしました、
木蓮寺に和尚家族はしばらく総出で留守。
まー、木蓮寺にある可能性は、あまりないかもしれないが。。。後で、ボスにLINEしよーっと。

暫くして、車で桑田さん夫婦とミリオンが来たので、
桑田さんが、車を駐車すると
グリは、いったん、彼らを乗せて
居眠り座峰の料亭神楽奥座敷離れにワープしました。

それは、一瞬、あっという間に。あっけないぐらいでしたから。

「あーわわ?最低限。。。飛行機モードにしてもらった方が良かったかな。
なんか、もったいないよーな。」木蓮和尚様が言うので、ミリオンは、「飛行機モードでも、プルメリア島から神楽町ってすぐすぎ。。。ま。道のりプロセスは、今回は省くだから。グリちゃんのUFOが、最高だよ。」

ベルモが、「ドラえもんのどこでもドアがあればこんな感じかもねー。」

うわぁっ。きゃっきゃっ。

着いた所は。せせらぎの音がし、竹がサラサラサラサラサラサラ。、、マイナスイオンが無尽蔵に泉のごとく湧いてきています。

苔生す美しさ。。。厚みある苔の絨毯が。。。
山麓の上の方から美しい岩清水も湧いてきて。。。

そこには。。。映画かテレビかで見るような。。。奥座敷。歴史を感じざる得ない趣きがあるいかにも高級料亭と言った佇まいの

日本家屋に圧倒されました。。。せせらぎの音、竹の音。ヒグラシの鳴く声。。。

「し、、しら、知らねーぞ、かーちゃんちゃんと財布にお金を入れてきたんかよ」桑田さんが言うと、

すると、サッと門から

「あら。大丈夫ですよ。みーんなご招待でございますから。オホホホ
皆さまはじめまして、お時間をいただきましてありがとうございます。ヴィーナスさんにいつもお世話になっております、福の神、笑〜でございます。」

深くお辞儀をした福の神。
笑〜は、涼しさに合わせて濃紺の地に大好きな芍薬と蝶々の柄の有松絞りの浴衣を着てお出迎えしました。

ファッション感覚や、ドレス感覚の浴衣より、それはそれで可愛いけどねー。

だけど、今日はお店の雰囲気にも合わせなきゃ。

シュナ坊に、漫才師みたいな格好はやめてよね
確かに今時カラフルでいーかもしれないけど、社長さんなんだからさ。ピンクの花を頭につけてすぐコントかなんかできる様な格好はやめてよ。

料亭なんですからねー。社長なんですからねー。
確かに笑〜は、フワッフワな、毛皮は動物虐待反対なので着ませんが、毛皮に見えるような高そうな繊維のフワッフワな服とか

ピンクなショッキングピンクやら好きなので、シュナ坊が、落ち着いた料亭に飛んだ格好は辞めろ
と、注意しました。ちょっと鼻に付く言い方だけど、一理ある。

笑〜は、お店の雰囲気に合わせて、シックでも地味にならない品のいい着物にしました。有松絞りなら奥深くて趣きや品があるし。

着物だと暑苦しく、浴衣じゃ軽いかなーと悩んでいた時に、知り合いの女優さんが、有松絞りの白に淡い紫の朝顔の浴衣を着ていて

こんな感じなら、浴衣でもしっとりくる。
と、笑〜は、すぐに有松絞りの浴衣を探しました。


さすが、美の福の神。キラキラしています。
うわぁ、綺麗。はじめまして。。。ありがとうございます。。。

「暑いですから、まず、中にお入りください。こちらは、長男の兄のお店ですの。


食の福の神、長男タチバナのお店のひとつです。
兄に頼み込んで、川床料理の予約をして貰いました。

高級感漂う門構えを入ると。。圧巻される壮麗な日本庭園が。。。滝が流れて岩にあたり水しぶきを涼しげにはじいています。
うわー
「ど。。。どんだけお金持ちなの。」ミリオンがビックリしましたが、
グリが、「だって。。。神さまなんだよ。神さまはお金大好きだし。勝手に次から次からお金が回ってくるし。あははは。」

グリが、じゃ、金星まで行ってきて、ヴィーナスんち迎えに行って、あと最後帰りがてらに海辺の白い家の連中もね。連れてくるー、

と、言って、グリはまたUFOで、行ってしまいました。

とりあえず、こちらでと座敷に通されると、

あっ。それはそれは、どこかで、そう。

あの、木蓮和尚様の大好きな茶香炉の香りが溢れた座敷に通されました。新しい畳の香りも爽やかで。

総ガラスからは、美しい庭園が見えます。
そして、そこには、さきに送迎してもらったマリリンとカルモダンのカップルも座っていました。

「こんにちは、こないだは、ありがとうございます。ごちそうさまでした。」とっても美味しかったですよ、まさか趣味の範囲で、だなんて、プロフェッショナルの方が作られたのかと思って
と、マリリンとカルモダンは、木蓮和尚様や桑田さん達に挨拶しました。

マリリンとカルモダンはほんとはそろそろと金星に帰るつもりが、笑〜に施術を受けた時に笑〜の招待を受けて、

あとは。ヴィーナスが、感謝の気持ちで、仕事柄のコネを使い良い旅館やホテルの宿泊を持ちました。

またまた、こんなスペシャリティを、母親の葉月に知られたら、葉月は暴れまくるのかもしれませんが。

しかし、葉月は、来ない奴が悪いし。
こっちは誘ってやってるのに。。。トラウマだの。酷いのは、子どもが幸せなくせに。母親のあたしが、不幸って。

幸せを見せつけられるなんて悔しいじゃない。
と、ヴィーナスの目の前でも平気で言うし。

ベリーにもど叱られましたが、ベリーや幼馴染の瑠璃子にもきつくど叱られましたが

葉月は、子どもが幸せって言ってるじゃん、本人らが。で、旦那が行方不明の傷心のあたしに。。。奴らがハッピーハッピー
なんか。。。ムカつくのよね。奴らじゅうぶんよ。ヴィーナスの話だと

ヴィーナスのヤツはジジババ育ちだし、ミリオン、ベルモも、ジジババ育ちだし。。

ジジババって孫にコッテコテメロメロじゃん。しかも、ミリオン、ベルモんち裕福らしいし。

ベルモなんて、ウチは痩せた家系でみんな細いのにさ。肉まんみたいなんだよ。どんだけ贅沢させてこられたのよっ。と、言い始めベリーは、呆れ顔です。

何を言ってるの葉月は。。。
あり得ない有り得ない。。。なんなの。。。怒る気にすらなれない。

宇宙人だわ、葉月、こいつ。あ、私らも確かに宇宙人だけども。

宇宙人ですら子どもは、可愛いというのに。

こちらは。。。再びと料亭神楽の奥座敷離れ。
「あっ。。、」奥の方から虹色みたいな小さなリボンをいっぱいつけて、虹色みたいな紫陽花みたいな感じのカラフルな服を着た
小さな赤ちゃんチワワが顔を出してきました。

チーコが、笑〜を見つけると尻尾を振って寄ってきます。
「可愛くしてもらったねー、チーコ。」笑〜は、言いましたが、
ベルモのチワワちゃんの

同じく子鹿色のバンビの方、ココナに負けず劣らずの甘々な格好は。。。

笑〜が、場を考えて自分は品良く美しく控えめながらに華がある格好を心がけましたが、

チーコは、和服が窮屈で嫌いなんで、黒いシンプルなワンピースにしようかと言ったら、

笑〜の姉のラブが、お葬式やお通夜じゃないのよ。法事じゃないんだから。それに神楽奥座敷では、法事法要の団体様が結構みえるんだから?
服装がかぶるとチーコは、怒り出すわよ。
なんせ。ヴィーナスの前で、他人様と服装がかぶると。。。黒はやめなさい。デート女にとって服装がかぶる不幸はないわよ

アーそっか、それもそう。

ハー。
ホントは。。。この子も上品な感じな有松絞りのあたしみたいな蝶々柄の。。蝶々か薔薇か、、、な浴衣を作ってあげたいけど、

この子。まだまだ和服着れないしね。
すでにおしとやかになるチョコレートは食べさせたものの。。

でもねえ。
だからといって。それでもよく食べて動くし。

すっかりチーコの面倒を、兄タチバナから受け継いでしまいました。
タチバナが、会社の社長室に連れて行く事もあるにはあるけれどもね。

でも、女の子だし、教育は笑〜の方がいいかなと相談されて。

ま。虹のボンボンというかぼんぼりというか。また漫才師みたいなカッコして。

と。。。肝心なところヴィーナスにもウケは悪いでしょうね。

でも。仕方ないじゃない。チワワちゃんって可愛い感じの服が特に多いし。

あら、
可愛い、可愛い。
女の子や、女の人達やベルモは、チーコにベタベタ。

ベルモんちのチワワの二人も自分より小さなチワワにベタベタお姉さんぶりました。

川床料理は、総ガラスの反対側の、十六夜川が流れているところです。

雨の場合は、十六夜川の流れより、総ガラスの庭園を見ながらのお部屋でしたが、

今日は、良いお天気

さぁ、もうすぐ。。。金星から、ヴィーナスのご実家さん達がやってきますから、

桑田さんや木蓮寺さんや、みんなは、十六夜川のほとりの席につきました。

いよいよ。。。ミリオン、ベルモ。。

実の祖父母とのご対面の時でありまする。







2019年08月21日

真夏の夜のおとぎ話80葉月の幼なじみ。

「瑠璃ちゃん、あたしの味方しないつもり

最近では葉月が
実家に帰ってきた時に偶然にも、子供の頃からの近所友達の口うるさい瑠璃子に見つかり。
瑠璃子は、葉月の幼なじみでしたが、

杓子定規な
キッチリ瑠璃子。
だから、キッチリしている瑠璃子は、アバウトすぎる葉月が気になり、
事あるごとに葉月に口うるさくガミガミ言ってくるので、
葉月も気が強くて、
子供の頃から喧嘩ばっかり。

瑠璃子は真面目すぎよー。うるさいなぁ。若いのに、小姑バアさんみたいに。

最近。
たまたま、スナックキャラメルリボンに、瑠璃子が、会社の人と三次会で来たみたいなんだけど、

瑠璃子が、友達んちのスナックがあると紹介して職場で飲みに来た時に、たまたま
ベリーが酔っ払って、よく知った近所の瑠璃子に

娘の
葉月の愚痴を言ってしまった、ヴィーナスとともに産まれた二人の
赤ちゃんが生きていて、

ミリオン、ベルモ。。。スマホのヴィーナスから送られた写メを瑠璃子に見せながら。
葉月の子供二人が見つかった話をして、瑠璃子が怒って

「どうして逢いに行ってあげないの。かわいそう。」と泣き出したのです。
ベリーが、「地球に行くと、行方不明になった旦那さんを思い出すから保留なんだって。。。」
「じゃあ、金星に呼んであげたらいいじゃないの。。なんで、母親のくせにあってあげないのよ。。。」瑠璃子も、葉月の旦那さんが、

トルネードで行方不明になったのは聞いていますが、それはスッゴく同情してお気の毒に感じていましたが、
最近葉月が、赤ちゃんが実は2人見つかったらしいと近所の人から聞いたのです。

「なんで、連絡とってあげないのよー。」お酒もあってか、ベリーと話した時に瑠璃子は会社の人の前にも関わらず泣いてしまいます。

たしかに、葉月は、言ってわかるようなタマじゃないし。瑠璃子は瑠璃子で人にかまいすぎ。。。瑠璃子は、葉月が旦那さんが行方不明になって傷心した時はじゅうぶん話しを聞いてあげましたし。

瑠璃子は、悪い子じゃないけど、自分を正義感のある正義の味方みたいに思い込んで
やたらお説教ばっかりだし。

葉月幼なじみが何人か近所に他にもいますが、

だいたいは、もー大人なんだからさ。瑠璃子は、たいがい古過ぎるし。
葉月と瑠璃子足して二でわるぐらいが適度だって、。、全くもーん

幼なじみ達は。。。
葉月があんな性格でも、最初っからそれが葉月ぐらいにしかみんな思わないので、
しかし。瑠璃子が怒るのは瑠璃子が母子家庭で、父親が瑠璃子が生まれてしばらくして事故で亡くなったから。。。

父親の顔を知らない。母子家庭。瑠璃子は真面目でその通りに、母親のミドリも真面目なキャリアウーマンで、

父親を知らない気持ちが痛いほどわかったからです。しかも、瑠璃子んちは、母親の方はベリーやルッコラみたいに、ジジババはいないし。

亡くなった父親の方のジジババは、瑠璃子の母親ミドリがバリバリのキャリアウーマンというのが気に入らず、丙午の女のような迷信扱いし、

息子が亡くなったのは、キツイだけの馬鹿女ミドリのせいだと逆恨みされるし。

息子より仕事ができるのが癪だったんでしょう。ミドリの部下でしたから。まぁ、みっともない、あんな女連れてきて。生意気な。

さらには、ミドリが、約束だからと。


長子のパートナーのくせに、
最初っから同居を拒否した事から、亡くなった父親の実家との亀裂が深まりました。
瑠璃子は、葉月みたいに、
上に2人のきょうだいがいますが、
昔っから飛び級して飛び抜け優秀のきょうだいの
一番上長子が優秀でドクターになりました。

図々しい事に、ミドリのドクターになった長子を寄越せと、亡くなった父親のジジババは怒鳴り込みに来て警察沙汰になりました。


その時は、葉月が助けてくれたし。葉月は、喧嘩好きで、
子どもの頃から喧嘩があると関係ないのに参加するクセがあり、余計に喧嘩を大きくしたりもめさすのが大好きなので。。。

何年か前の学生時代。
瑠璃子が、ワザと葉月に試験勉強しましょうと誘って
試験勉強がてらに、父方のジジババが襲撃しそうな日を見はからい
葉月を家に遊びにこさせて、葉月を加勢させたのです。

葉月は、全然勉強してないので、こーゆー時は瑠璃子頼みです。

瑠璃子の母親ミドリも仕事のできる女性でキツイし、あちらの、父方のジジババも負けん気と。激しい言い合いになり、そこに、

ひょっこりなんにも知らない葉月がやってきて、

「えー、瑠璃子んちどーしたの、なにあれ。あの年寄り、ジーさんばーさんは。
あれ。
あんたんち、ジジババいないって言ってなかったっけなんか、激しいジジババだけどさー、痴呆症病院から脱走したのかしら、」と葉月が言うので、

ププププっ。
と、瑠璃子は、吹き出して。事情を話しました。。

「はーちゃん、今はもう痴呆症は禁句よ。。認知症って言わないとね。認知症かどうかは知らないけど、あの人は、亡くなった父方の祖父母で。。。」
と、瑠璃子は、葉月に事情を打ち明けます。

「げ、なにそれー、ボケ老人じゃん。ちょっと、ちょっと許せんわー、」激しい罵り合い罵倒合戦が始まったなか、

葉月が、「ちょっとあんたたち、うるさいわねっ。試験勉強の邪魔だわよ」

ミドリが、葉月の口から試験勉強がと出てきてアゼんとしています。
あ。。。あのあんぽんたん葉月が、試験勉強、って。?
勉強嫌いな葉月が。。。
葉月の母親のベリーがミドリの近所の可愛い後輩ですし。

とんでもないことを言い始め。
しかし、葉月は続いて、
「ちょっと、ココは閑静な住宅街だろうに、見たらわかるでしょう。こちら様のお宅が、あんたらみたいな怒鳴り込むヤクザかチンピラみたいな人と関係あるって恥書いたらどうしてくれるのよ。」火に油を入れるのが大好きな葉月。


何を言うか、わからない。何を言うか面白い、怖いってところがあります。
結果的に
揉め事は喧嘩の火種は常に大きくします。

「や、ヤクザちょっと、なによ、この小娘はあたしの息子を泥棒したのはこのミドリ。

こいつのせいで、こいつと結婚しなきゃ息子は生きていたのに、だから、子どもを返しなさいよー」敵方の婆婆が、ヒステリックに叫びます。


「結婚してなきゃ、子どもは生まれないでしょ。あんた馬鹿なの。味噌汁で顔でも洗ってきたらそれに、子どもの意思でどこへ行きたいか、で、ジジババが決定できる事じゃないでしょ。こんなのガキのあたしもわかってるのに、あんた何ぼけっと年だけ無駄にとってるのよっ。

このやろうっ。

キーッとなって、アチラのジジババが葉月を掴み掛かろうとしたので、ミドリが止めに入り、そのミドリをつき飛ばしたり、つかみ合いが始まり、瑠璃子も止めに入りましたが、

葉月が、消化器を撒き散らしました。

近所から大変な大声で喧嘩があると警察に通報され。。。葉月が、「こちら様のお宅が、いきなり痴呆症の老人に乗り込まれて暴れてます。。」「あっ、葉月。。。」ヤンチャで飲み屋のこの葉月は、警察もよく知っていましたが、

父方の祖父母との騒動。
あの時は。。。。葉月が口八丁手八丁に、子どもを寄越せみたいにおかしなことを言って勝手に柄の悪い人達がこちら様に押しかけてきました、などなど証言したりして、助けてはくれました。

まぁ。理不尽なのはアチラですから。。

瑠璃子の父の方の祖父母、瑠璃子の父の弟は、子どもいてもあまり賢くないし、祖父母がいても祖父母がキツイので嫌って口をきかないので、、、


だから。。。瑠璃子んちのきょうだいの長子のドクターに目を付け、ウチの子を返せと、怒鳴り込みにきたのでした。

老後の面倒とか、見栄やお金目当てってのは見え見え。。。

ま。。、そんないろいろ喧嘩や助け合ってきた瑠璃子。。。瑠璃子とまた再開して

LINEを交換すると。。。葉月にお節介してくるし。
あれから、しばらくたち。。。瑠璃子は、またスナックキャラメルリボンに一人で飲みに来ました。
ベリーは、瑠璃子に、今回は旦那とペットとで、地球に行ってくるわ。

ビールを飲む瑠璃子。。。
「ハズちゃん。。。子どもの事もっと考えてあげないのかしら。





2019年08月20日

真夏の夜のおとぎ話79欲しいものは。。。なんだろうか。。

その日は、ついにやって来た。。。

待ちに待った。

笑〜は、可愛がってるチワワのチーコの気晴らしとともに。。。ヴィーナスファミリーの引き合わせを思いつきまして。

神楽町北部。山間部の眠りが峰で、川床料理を。。。

残念ながら、ミリオンとベルモの母親の葉月は不在との事。しかし、場を乱す可能性もあるし。
葉月は呼ばない方が正解。

グリがUFOで、金星、プルメリア島の桑田、木蓮寺、マリリンとカルモダンの3グループの送迎をする事にしました。

と、言うのも笑〜のおかげで、金星人グリはそれはもう。地球にもたくさん顧客ができたのです。
笑〜の
姉のラブも恋愛や結婚の女神で、グリの喜びサプライズオブジェをオーダーしたり、お客さんの紹介があったりしましたが。

笑〜は、特に華やかな仕事をやっているので、パーッとした事が大好きな人々が多くて、会社関係のオーナーさんだと、

お客様を歓ばせ、ひと味違った新鮮さや驚き。。。サプライズを求める人が多いし。

グリの会社の製品の奔流には、常にワクワクと歓ばせが流れていますし。

製品のキモ、何が起こるかわからないよー、
開けてのお楽しみさ、みたいな製品がある事です。

グリは、笑〜にすっごく尊敬と感謝をしていました。
さすが、日本の福の神
今回の、タバコのかわりにフレグランスやアンチエイジング、ダイエットになる、
美味しい美しい香り。吸う
美容の基礎化粧品も、

笑〜の、美の福の神が、神通力を入れて
女性がますます美しくなるために。

別に男性が使ってもいいのですが。主に女性でしょう。
やっぱり香りも美容のひとつ。。。関心ごとよね。
口臭体臭予防、禁煙。。。深い悩み女性達にとって、それを一気に解決する事ができたら。

と。まー、今回の新商品を開発し、笑〜社長にも肝心の内容、、それプラス笑〜美の女神のパワー。

グリは、お世話になります取り引き先のお客様へのサービスには心を配ります。
UFOで、送り迎えと言っても、目的地インプットスイッチを入れるだけの操作。

だから、このUFO笑〜も欲しいのです。

葉月は、また、家を出て行ったらしく。
まぁ、ハタチぐらいですしいちおう別々に暮らしているから。。。ですが、あなたも行かなくていいの
と、ベリーは念を押して聞いてみようとも思いましたが、聞くだけムダ。。。だけど、後から勝手に置いてっただの仲間はずれだの。

まぁ。葉月に母親らしさは、求めるのは諦めて。さっさと、ペットのマイクロビーンズのチワワとウクレレと、ルッコラとともに

地球へ。。。

昔は何度かは地球へ行きましたが。
お店が忙しくて、ずーっとご無沙汰です。

木蓮寺では、修行僧のひとり。。。
一番新人の宇宙人の茶色黒が、

ボス。マンゴスチン大佐にLINEしました。

ボス、今日は、和尚夫婦やベルもが、神楽町のヴィーナス達と会うようです。

どーも、婆さんもチワワもみーんな、和尚の家族は不在になります。小坊主や住み込みの坊さんだけですが、

ミリオンちも、神楽町に行きみーんなで集まっているみたいな話をしていましたぜ。

あたしは木蓮寺を調査してみます。

誰か、桑田家を調査する調査員を送れば今日は、チャンスですぜ。

桑田の千範も妻も、ミリオンもいなく、海の家クワタは、アルバイトだけで、母屋に来ることがないでしょうからね。

と、組織であるCOMPLEXの親玉のマンゴスチンにLINEしました。

マンゴスチンは、

ミリオン、ベルモ。。。奴らが持ってる可能性や、知ってる可能性は低いな。

でも、チャンスって言えばチャンスか。念には念をだ。

と。。。ソーダ。これが成功したら、自分は、

組織COMPLEXの幹部抜擢間違いなしの大出世のチャンス?

しかし。。。ほんとうにそれでもいいのかなと。自分は、もっと地味で堅実な性質。

例えば、おー金持ちになるとどーしよっ。怖い
というか、小心者。
しかし、しかし、しかしながら。。
木蓮寺で、修行僧をしているうちに、木蓮和尚の講演を聞いたり。

悩みましたみたいな満身創痍の方々が、来て和尚が、相談に乗ってそれを傾聴するだけ、

意見してはならず、後からどー思ったか言わされる傾聴修行で、

だんだんと木蓮寺が好きになってきた。

組織COMPLEXもなんだか、辞めたくなってきた。

別に、木蓮寺を裏切るってほどじゃないけど。。

組織COMPLEXで、出世する事が嬉しい事なんだろうか。。

それより、最近では真面目にお坊さんになる事を考えはじめてるし。

デモなぁ。。。地球は、楽しい星だけれど

自分は、決して楽しい性格じゃなくてネガティブだし。

でも。。。今日、和尚達が居なくなったら木蓮寺を調査する。

「ねぇ、かわいい」あれやこれやとりとめない葛藤があり。

お茶を沸かす
生命の女神の井戸水を汲みに行くと

ふりむくと。ピンクの花みたいなのを頭につけて花みたいなカッコをした、

エーとコイツは、確かおバカの方、ココナか。
チワワ2人、白い方はマシ、鹿色は馬鹿
2人のチワワを内緒で茶色黒は、
そー判断していた。
「可愛いお洋服だねー」と褒めたつもりが、なんと。。

「お洋服を聞いたんじゃない、アタチが可愛いか聞いてるんだから」と、プンスコイキナリ茶色黒に怒りはじめました。

すると、濃紫婆さんまでやってきて、婆さんは、名前通りの濃紫色のワンピースで、

「オマエは馬鹿だねー、全然モテないだろ。
いつも可愛いけどより可愛いぐらい言いな」と、呆れた顔をしていました。

多分、濃紫婆さんが、お呼ばれがあるのでと、ミーナやココナの服を買ってやったんでしょう。
しかし。趣味の悪いというか。結婚式じゃないだろうに。花が咲いてフリフリって。

しかしながら、ミーナが来るとミーナは、水色の可愛いスッキリしたワンピースで、ココナとは大違いです。。なので、思わず、茶色黒は、

どーせ、もう一人もゴッテゴテナンジャないなんて勝手に思い込んでおりましたから。

ミーナを「あれっ、よく似合う、可愛いね、センスいいなー、」と、言ってしまい。。


「(´;Д;`)エーン(´;Д;`)エーン。」
ココナは、茶色黒が、自然にスッとミーナを褒めたのを充分に察してギャン、ギャー泣きはじめました。

女と言うのはどーしてこー。

なんとも思わない奴からすら賞賛が欲しいのか比較をするのか。

茶色黒は、学生時代の女性トラウマを思い出してしまいました。


ところで。。。葉月は。

今日は、奴らが会うのね。勝手にしたらいい。

ベリーに奴らの事で大目玉や文句ばっかりだけども。ベリーだって、あたしを周囲に丸投げだし。
母親らしくない、お金ばっかり稼ぐお客にニコニコしてさ。で、

チビ、へんなちょこまかちょこまかめんどくさいペットは飼えるくせに
子育ては嫌ってフザケルナ。

マリちゃんやナオキは育てておきながら、末っ子のあたしだけは無理って。

末っ子は、優しくされてしかるべし。

ミリオンやベルモだって。。。その家族は楽しみにして生活してるんだから。
よそのあたしが産んでやったんだし。

感謝されこそすれ、文句を言われる筋合いはない。

ミリオンやベルモにも会うことはないわ。。。

葉月は、相変わらず、全然母親らしくない事を考えています。。。