茶目コ

あたしも。。。あんなふうに。。。お客様達をご案内しながら。。

アマゾネスサンクチュアリィのシルバーのウサギの椎名シーナは。。。

お客様の舞とココアの母と娘と一緒に送迎のリムジンに乗ってきた若い主婦達を横目に。。。シーナはもう、三十半ばの独身女性。。。

一方で主婦たちは、キャッキャッと若さにあふれてぴちぴちで。アマゾネスサンクチュアリィにやってくるという事は相応の裕福なご家庭というか旦那様に恵まれているのでしょうね。やっと。。。一人暮らし、ではないけれど会社の寮に入って実家から独立はできたものの。。。

美しいものに囲まれた時間の流れさえ優雅な空間と、アマゾネスサンクチュアリィのスタッフは、。。厳しくも優しい女神たち。。。

あたしもここで、生まれ変わりたいな。。元社長の笑〜さんが、励まして喜びながら送り出してくれて。で、執事にもしてもらって。。
お客様の。。
可愛く若いウサギたち。。。ここまで素敵な環境を与えられたのに。。シーナはぬくぬくとキャッキャッとしているおんなじウサギさんたちを見て。。。涙が出そうになりました。
人から言われてやっと毒おや育ちって事に気付かされて。。。スマホを見れば、親からの着歴や、メール。。。さすがに会社にかけてくるのは、葉月さんや、以前は笑〜社長なとなど、気が強くて上手いことあしらわれるだけだから。。

親も私にかけてくるけど。。。世の中にはたくさんの人がいてヒエラルキーというか。。。

あーやって。。。お金持ちの旦那様を若いうちから捕まえて。。で。。。多分生まれも相応のおうちなんでしょうね。表面にっこりシーナはお客様に対応しました。
葉月社長も未亡人とは言えハタチぐらいで、子持ちとは言え、ぴちぴち若いし綺麗なのは言うまでもなく。。。随分と歳下だけど。。。憧れる。

秘書の藤森さんには、ナオキを紹介してやる、ナオキを紹介してやる、ってご自分のきょうだいを紹介してやるみたいに言ってるし。
ま。。。
若い。。若いって言っても。。。
若いってわけじゃない
なんだか。。。もう、恋愛なんて考えてもなかった。。。って言ってた
ダイヤさんには彼氏ができたみたい。。。やっぱり。。。恋する女性って。変わりますよね。変化が激しいって言うのかなぁ。恋は最高の美容液。。ダイヤさんは艶艶のニコニコ。

喜ばなきゃ行けないんだけどな。。。みんな、みんな。。。キャッキャッと恋愛ばなし。あたしは。。。中途半端な魅力なしなのかなぁ。。。

オープニングの三日間のみだけは、シーナも客室係で対応になっています。その後は完璧に研修を終えた新人のスタッフがするのですが、

おんなじウサギという事で、シーナは、例の3人組の若い主婦さん達の担当になってしまいました。。。

葉月さんたら。。。イジワルね。しかし。顔には出さないで、ニコニコと、

白いウサギ、フォーンのウサギ、それから、シーナと一緒のシルバーのウサギ。。

シーナも、そのウサギもミニウサギですが。
シーナは、三人が、お迎えの車で飲んだザクロのジュースが、美容にいいからまた飲みたいなーーと言われ、リクエストのウェルカムドリンクを、3人に出して、

「なにかございましたら、すぐにお呼びくださいませね。」とにこやかにご挨拶しました。

スタッフルームに戻ると、ダイヤさんがニコニコしてやってきて。

「あー、お腹すいた。シーナちゃん、ランチまだでしょ。一緒に食べましょうよ。ね、」

まだ、次のゲストのお迎えまでに時間があるダイヤさん。14時きっかりにイン、の舞とココアと三人組のウサギさんたちをリムジンでお迎えにあがり。

あとの方は、ちょっとPlumeria島の観光してから来るみたいだから。。ダイヤさんは、ニコニコ嬉しそう。
スタッフ用のランチを自分とシーナの分も取ってきて、、。テーブルには、さりげなくプルメリアを飾りました。
「適当に取り分けてきたけど、足りないならまだあるからね。」
「わー、可愛い。プルメリアありがとうございます。いただきます。。」やっとシーナに心からの笑顔が。
ダイヤさんが羨ましいけど。。ダイヤさんも素敵な人だし。。。かなりの苦労をされたってお話しだけど、なにより優しい。。。

そして。。。福の神ラブが、担当している文字通りのモンスターの母親と娘。。バーバラとリアは自分達の車で観光や買い物に行くと

やっと出て行きました。もー、びっくりするぐらいに、ラブはバーバラの自慢話を聞かされるわ。
福の神ラブは普段からネットで恋愛や結婚の相談をしたり。結婚式の仲人や司会や結婚関係の事業もやっていて、、、実にいろいろな人々の相談に乗りますが。。。　だから、まぁ。自慢だらけの超くだらたい話しもなんとか聞けますものの。。。

その、ラブですらうんざりこの。

ネガティブな不幸自慢の人もうんざりだけど。ストレートに自慢だらけも、。。

ま。今日はねー。。。あたしも。。メイドの福の神のラブじゃない、恋、レン。。

バーバラとリアは宝石がどうや、バッグがブランドや、と。。。自慢、自慢の嵐荒らし。。あげくは、どこどこやのお坊ちゃんとお見合いがあった。。、とか。

ほー。お見合いがあったんなら早く結婚しろというか。。あっただけで実になってないじゃないの。ま。可愛くないし。ウザいしなかなか。。結婚は無理でしょ。あーアホくさ。

やっと。。。バーバラとリアは外出に、出て行って。ほっと。
アマゾネスサンクチュアリィ内の
エステサロンのアメージングgod nessプルメリア支店では。。。

藤森リノの双子の姉さんの藤森久美子店長が、アマゾネスサンクチュアリィに貸衣装とブティックセクシャリティーを出している洒落柿社長にスムージーを出して、フェイシャルとボディーの施術をしていました。
「わがまま言って、今日はこっちの店舗でお願いしちゃったんだけど、雰囲気違いますねー。もちろん、本店もいいんだけどな。」ヒグマの洒落柿社長が言います。

「私もセクシャリティーの大ファンなので光栄ですわ。だって私のような象で身体の大きいものにも綺麗なお洋服があるんですものね。」久美子がにこやかにご挨拶すると、

「私がヒグマでデカいけど。。可愛くて綺麗なものが大好きだからね。もー、デカいからって可愛いの好きでなにが悪いのって感じだし。」
「あたしも、もっと綺麗になりたくて、この会社に入ったんですよねー。そしたら、双子の妹も、笑〜社長の会社に入るって。妹は、芸能部へ入って。。で、今は。またまた真似して。。。アマゾネスサンクチュアリィへ行きたいみたいな事を言って、いま、葉月社長の社長秘書ですよーなんか、あっちが真似したのに。なんか、妹ってすぐ、美味しいところをさらうんですわ。妹って言っても私の場合双子だし。。。姉も妹も無いのに。。。」「アラマァ。。でも、エステサロンの店長さん、いいじゃない。」「すみません、愚痴口言ってしまって」「私もここ、宿泊したいな。」洒落柿社長は、そう言うと日頃のお疲れ様からか、うとうとしはじめました。

久美子はそれにしても。。。リノのやつ。。葉月社長に、葉月社長に、と、人気者の引っ張りだこの葉月社長にどーだあーだって自慢LINEしてきてさ。
久美子は、笑〜の会社の美容部でしたが、妹の
リノが、、、真似して笑〜の会社の芸能部へ入って小さな頃から腹が立ってくる事に。。なんでも久美子を意識して真似するんだけど、
真似したリノの方が美味しいところをさらうのです。

しかも、双子の女の子。弟はいるのですが、双子って事で、お父さんが姉の久美子、お母さんが妹のリノと名付けられて、嫌いな名前じゃないけど。。。今時の時代になって子がつく名前でしょ

リノはリノで今時だし。決して久美子って名前は嫌いじゃないけど、まわりはカレンだの、ミユだのマナだの。。。あたしはおばさんにもいる名前だし。

腹立つ。今日もLINEで、久美ちゃん、私葉月社長からさ、葉月社長のお兄ちゃんのナオキさんを紹介してやるわって言われてるのよー葉月社長の実家は水商売らしいんだけど、お兄ちゃんだけビジネスマンだから、だって。。。だと。葉月社長はお金持ちだし、お子さまは、天才美術家のヴィーナスちゃんだし。実家もお金持ちでしょうから。。。

なんか。。悔しくて出会いはないし。女だらけの職場じゃ、ねー。

久美子とリノの両親も、双子の女のアマゾネスサンクチュアリィに勤務を喜んでいるのですが、特に妹のリノの社長秘書抜擢ばかり褒められて賞賛されてます。あー、なんか。。。なんでしょうね、女って。。。

さて。。。こちらは、舞とココアのルーム。客室係のタピ丘に化けたメイドの純ちゃんは、

ダイヤさんに頼んで、小学生の女の子だから、とプルメリアでレイをつくってココアにあげました。「うわぁ。いい香りココアはすっかりタピ丘になついています。

まさか。。。私がマスターの彼女なんて知ったらね。
舞とココアが、今日は、プルメリアリゾートを観光して、明日は海辺でも行きたいと言ったので、
シーナの担当のウサギさん達も、私たちも、と言うので、
ダイヤさんが中心街まで送り、そのあとプルメリア港で、送迎のお客様をお迎えしたらちょうどいいタイミングだわ

と、ダイヤさんが、舞とココアとウサギさん達を中心街まで送っていく事にしました。。。それにしても。。、颯爽とした白いリムジンは目立ちます。。。

「いってらっしゃいませ。」客室係、舞とココアのタピ丘こと純ちゃんと、執事のシーナは、お出かけされてます担当のお客様を玄関で見送りました。にこやかに、深々と頭を下げて。。

ところが。。。ウサギの若奥様のひとり、シーナと同じくシルバーの希望、、、ノゾミさんという女性がいないのに、シーナは気付きました。

あれっ。。。希望さん。。。希望さんだけお出かけしないのかな。。。それとも別行動かしら。

まぁ、こちらがお客様の行動をあれこれ詮索してはならないし。問われた時に答えるのがこちらの仕事であり、お客様はお客様の事情があるし、エステサロンやお食事に行かれるかもしれないしね。

と。。。シーナがスタッフルームに戻ってみると、葉月社長がやってきて、「あっ、いたいた、シーナ、担当のお客様の希望様から内線よ。」内線ですか。。。「ハイ」

シーナがすぐに内線をかわると。。。希望が、シーナに時間があるなら少しラウンジでお茶にお付き合いくださいませんか、

こちらが、お茶代を出しますからとのこと。。。アマゾネスサンクチュアリィでは、スタッフの業務に差し支えない程度であれば、お客様の希望で、担当がお客様のお悩みなどお喋りにお付き合いする、のを許されているので。

もちろん、業務に営業妨害ってぐらいはいけませんが、この世は話を聞いてほしい。。傾聴して欲しい人々がゾロゾロあふれていますので。。葉月さんは。ヴィーナスの三つ子のきょうだいでお坊様のベルモが、傾聴修行をしていると話していて、あっ。、、話を聞いて欲しいけど。。。なかなか話す相手がいないって人が多いのかもしれないな。と、多少の担当の傾聴サービスを加えました。


おんなじウサギ。。。相手は若々しい。多分新婚さん。。正直言って。。。
なんでそんな人が。。ミジメだわ。と、シーナは思いましたものの。。。

だけども。。。これもミッションです。シーナは葉月社長にお伺いしまして、「じゃあ、ラウンジ、ロビーの十六夜カフェで。」と、

同じシルバーのウサギの希望と落ち合う事にしました。

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えっ。。。

見かけも中身もモンスター。。な、のに。
蝶々が怖いって。。。自分達の方がよっぽど怖いじゃん。、、、周りの女性達は、みーんな。内心でバーバラとリアのヒヒ型モンスターに対して思ったのですが。。。

その時、舞とココアの到着を聞いて呼ばれたヴィーナスの美しいシンデレラメイクに野暮メガネの純ちゃんが、気を利かせて
小学生の女の子のココアに、お部屋に飾るより、花束を手渡してあげた方がいいと、抱えてきたものの。。、

なにやら玄関では、ココアが、かわいそうに大泣きしています。蝶々が怖い、頭に変な蝶々をのせるな、蝶々恐怖症だとわめいている女性がいて。。。
えー。
あれっ。。。と、思わず純ちゃんは気がそれ。。。しかし、あっ、階段から降りてきた純ちゃんが、滑って。。。

わっ
純ちゃんがつんのめりそうになり。。。思わず。。手放したプルメリアが、泣いているココアの頭に。。。

あっ。。。白とピンクのプルメリアをかぶったココア。。純ちゃんが、とっさに、ココアの頭の蝶々をプルメリアで溢れ、隠してティアラみたいな帽子にして。。。

「あら。お嬢様の蝶々が、お花畑に止まりましたね。よくお似合いですよ。私は、舞様とココア様の客室係のタピ丘と申します。」と、変装した純ちゃんは、とっさの機転をきかせて。。。

自分のドジと揉め事を。。。一気に解決してしまいました。しかも、とっさの偽名。。今朝タピオカドリンクを飲んできたので、なんとなくタピ丘と名乗りまして。。

三日間だけのここのアルバイトですし、変装してますから。。。
純ちゃんは、なんとなく純と名乗るのを避けました。
マスターの母親も妹も、マスターの彼女についてはよく知らないでしょうし。

うわぁー、可愛い。お姫様みたい。パチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチ。。。

ウサギさんたちの若妻3人がココアを可愛い可愛い似合うね。と褒めました。
葉月さんも、。。「あらま。。あたしも蝶々だわー、」イブニングドレスの腰のベルト。。

「い。。。いえ、マダム。マダムにそんな失礼な。。。」バーバラは、娘さんのリアが葉月を非難したと思われるのが嫌でとっさの言い訳を

すると、騒ぎを見て駆けつけてきた美の福の神の笑さんが、自分が、祝福の為に持ってきた芍薬の花束を抱えてきました。
芍薬に溢れた。
笑ーは、ニッコリ微笑みますと笑〜定番のミルキーピンクの芍薬ルーズベルトを、その場の女性にウェルカムフラワーです。と一輪ずつ渡して、葉月のベルトには、芍薬の白雪姫と、かぐや姫をつけて、蝶々を隠して。。。

「あら。オーナーにも蝶々が停まりましたわね。」と笑〜は、まるで、名前通りににこやかに微笑みます。

ゲストは。。みんな。。
美と魅力の福の神の笑〜が美容祈願した美しい大輪の芍薬をプレゼントされ、。。ニコニコ。


あ。。。あたしは。あのブルドーザーかよ。前髪をクルクルにしたヒヒ型モンスター。。。バーバラとリア親子を、福の神ラブが客室係担当です。ヴィーナスに頼んで、ラブも三日間のスペシャルなシンデレラメイクに。。。

うっ。。。それにしても、笑〜のヤツ。。女は薔薇よ。この場は、絶対薔薇でしょうに。

メイドの格好の手前、美しい薔薇で場を飾る事ができないラブは内心悔しがります。

三日間は、福の神ラブではなく。メイドの恋さん。レンさん。。。
三日間は、メイドの
タピ丘とレンさんに化けた純ちゃんと福の神ラブ。。。デスモノ。ね？

葉月さんに頼まれて、ラブが、ヒヒ型モンスターのバーバラとリアの担当になりました。

あー。福の神ラブが。この場を薔薇でキラキラしたいのに。。。だって、葉月さん、芍薬より薔薇の方が絶対似合うのに。

赤ちゃんの頃から笑〜とは、薔薇が綺麗、芍薬の方がステキと。自分達が天の女神様から与えられた花で、どちらが綺麗か喧嘩していました。

ふだんは、ラブも笑〜も仲良しこよし。でも、薔薇が綺麗か、芍薬が綺麗か、では両者譲りません。
好みの問題だし、どっちもどっちだと思うので、父親の自然の福の神の楽、ガクが、

「どっちも、綺麗」と、なだめるとラブも笑〜も、最低浮気男みたい。どっちも、ですってとギャアギャアよけいに怒るし

母親の生命の福の神の心が、目糞鼻糞でしょ。と言うと、ちょっと、そんな汚い言い方ないわと、怒るし。

それにしても。、鮮やかな純ちゃん。。タピ丘の見事なドジっぷり？キャハ。コケたかと思えば。。？

人の笑顔を誘って。。。トラブルからハッピーに。お株を奪われた形になり。。。機嫌そこのたバーバラとリア。、。なんだけど、笑〜から芍薬をプレゼントされ。
ニッコリされ。。。ちょっとだけほっこりしました。それにしても。。。葉月は可愛い。。なんか。。。悔しくて。

モンスターのバーバラ。。。は、葉月と同じぐらいの年齢の娘さんのリアの旦那さんに、葉月との噂の科学界のプリンスパピルス博士を狙っていたのです。

アマゾネスサンクチュアリィは、貸衣装もやっていて、宿泊者は一泊につき１着まで無料で借りれるサービスもあり、アマゾネスサンクチュアリィに貸衣装と
ブティックも入っていて、ブティックは、笑〜のエステのお客様のヒグマの洒落柿理恵社長のブランドセクシャリティーです。洒落柿社長が、挨拶がてらに、

今日は、アマゾネスサンクチュアリィのエステスパ、アメージングgod nessにやってきました。ヒグマの洒落柿社長は、可愛いもの綺麗なものが大好きで、ブティックや自分のブランドを立ち上げ、女優さんの茶目コ、美術家のヴィーナスの大ファンです。
ヴィーナスも、シンデレラメイクの要請があれば、と言う事で、オープニング三日間、両性有具ではあるものの。。。この三日間は、葉月の娘さんとしてアマゾネスサンクチュアリィに滞在しますが、

なんとヴィーナスは、シュナ坊をツインテールにし。シンデレラメイクをし。。。魔術をかけると。。。三日間だけ、女の子のミニチュアシュナウザーになる、
シュナ坊は、まだまだ人間で言うと３歳ぐらいですから。。。試しに新しく開発した女の子に三日間化ける技術の魔法をかけたところ、
ちいさなシュナ坊は、
まんまと魔法にかかってしまったのです。

えっえっ。。。シュナ坊が三日間女の子っ。クルッとツインテールにして。

「アシスタント、シュナマロンサンデス」と、言って限定三日間女の子のシュナ坊を連れてきたので

ど。。。どっかで見たけど？？この。。女の子っ。。。アッ

シ。。。シュナ坊と、シュナ坊を知っている人がや、ヤバやばここ、男人禁止の聖域よっ。

とは、言っても、ヴィーナスは、「ダカラミッカカンノオンナニナッタノ」お客様にはナイショでコソッとねー

シュナ坊のおばあちゃんというか、元飼い主さんの三木龍馬夫人が、フランス人のローズさんなので、ヴィーナスが、女性版のシュナ坊を、シュナローズと名づけました。

しかし。。。なんだか、やっぱりシュナローズだと。。。ローズおばあちゃんに悪いようなきがして。。。
シュナマロン、にしたのですよ。
あ。。。あそ。ま。。。ヴィーナスの魔術が効いているならば、三日間は、ね。ヴィーナスの世話にならなきゃっ、だし。

アシスタントと、ヴィーナスは、シュナマロンちゃんをみんなに紹介しました。

シュナマロン。。。なんて。。
突然女の子にされたシュナ坊は、恥ずかしいやら。。。しかも、アシスタントだの、弟子だの。。
ヴィーナスに、こき使われるでしょ。

予定を立てて、海外に暮らすシュナ坊の元飼い主の、ローズ夫人と、ミニチュアシュナウザーのイチゴ姫とコモモは、いつか、アマゾネスサンクチュアリィに予約したいな〜と、笑〜や、シュナ坊に連絡が来ました。　

予約すら順番待ちの抽選で。。。

ローズ夫人の旦那さんと、ミニチュアシュナウザーのアポロは男の子だから、神楽町の里帰りでもしながらね。

シュナマロンになったシュナ坊は。。
あー。。。ローズおばあちゃんや、姉ちゃん達。。。イチゴ姫やコモモがいない時でよかったぁ、いたらもう。。。女の子になったなんて。。。ずーっと延々と笑い話のネタになる。。

女の子。。。シュナ坊は赤ちゃんの時に福の神の家に来ましたが。。。小学校低学年生徒だった福の神笑〜と親友茶目コに、

よく女の子の服を着せられたり。フリフリのリボンをつけられていたり。ヤダやだヤダヤダアーんと、泣くと泣き虫シュナ坊、泣き虫シュナ坊とからかわれたのでした。

三日間は、学校行けないや。。。ここでシュナマロンちゃんとして、ヴィーナスのアシスタントするしかない。トホホ。。。


一方で、純ちゃんは、ラウンジで、ウェルカムドリンクをいただきました舞とココアを三階のルームに案内しました。

マスターのお母さんなんだわ。緊張するな、まぁ。。。彼女がわたしだと、そんな事はもちろんこの舞さんも妹さんも知らないわけだしね。

「タピオカさん。。さきほどは、ありがとうございました。」舞が言います。「いえいえ。。。一輪挿しがありますので、芍薬もお好きな場所にお飾りくださいませね。」
ココアも、
「タピオカさん。。可愛いんでしょうに、そのメガネ、厚すぎ。。もったいない。」

「ごめんなさい。わたし、めちゃくちゃな近眼なんで。コンタクトは目が充血するし。」

でも、優しい対応に救われたマスターの母親と妹は、タピオカを気に入ったようです。




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仕事に生きる。。。

なんて、言いながらも。。葉月さんもダイヤさんも。。新しい恋がはじまりそうで、

いやいや。。。既にはじまってたりしてねー

まさかまさかのそのまさかな。。。天からいきなり出会いが降ってきた。ご縁は授かりものであり。。。純粋に自分らしく生きようとすればするほど。。。外に求めないほど。。

ふさわしいご縁はわいてくるもの。

がつがつガツガツ目を血走らせ、出会い、出会い結婚、結婚なんて自分を忘れて外へ求めれば求めるほどに。。良縁は逃げて行くもの。

自ら美しい香りをふりまく花だから蝶々も寄ってきて。。働き者の蜜蜂が甘い蜜を運びにやってくるもの。。。

汚いウンコにはハエが寄ってくるだけ。

ま。アマゾネスサンクチュアリィが女性の聖域ではありますが。。。かと言って。。オーナーや幹部やスタッフが、恋愛や結婚をしたらいけない

ってわけでは勿論ありません、尼さんやシスター修行に行くわけではありませんからね。

ダイヤさんが。プルメリア港へリムジンで宿泊者のお迎え希望の方々を迎えに行きました。

車で来たグループもあり。窓から茶目コが手を振ると。。

キャー可愛い女優さんの茶目コよ、えー、本物っ。うそ、わー、本物じゃん。綺麗ねー。キャー、キャー

隣に笑〜も顔を出しました。わ、福の神笑〜さんだ。えっ、えー、すごい。茶目コさんも、笑〜さんもいますわよ。。。

美と魅力の福の神笑〜は。。。女性に超人気で、福の神御祈祷では、なかなか予約が取れません。。。福の神達の御祈祷がおのおの、福の神が、年に一度行われますが、笑〜の美容祈祷は

双子の笑〜の弟富〜の金運成就とともに一番競争率が高いのでした。

美容も魅力もお金も豊かさも。。。まずは自分が満足して。。。美しくお金持ちになりたいのは当たり前だし。

美しいのは価値がある。汚いものにはストレスを感じる。。。

そして自分が美しく豊かになりたいのは誰でも一緒。たくさんの美しいものに出会えて、もっともっと。。。ご本人が美しく。。。

美しい空間に身を置き、心が美しさに反応してほしい。。。理屈ではなく感性で感じる純粋に快適な。。。

のアマゾネスサンクチュアリィに来たお客様方は、特に美意識が高いので。。

福の神笑〜や、人気女優の茶目コがいるだけでも既に感動でした。美しいものは、宇宙の宝物。その預かり物を私は提供したにすぎませんから。

インタビューで、葉月さんはそう言いました。


アマゾネスサンクチュアリィにある、十六夜苑、と十六夜フレンチ。。。

和食割烹と、フレンチ。。。ご予約のお客様も、やってきました、

コウノトリ双子の姉妹の、パープルさんとメープルさんも。。。姉のパープルさんとお友達が、割烹十六夜。

妹のピンクのコウノトリのメープルさんが、十六夜フレンチ。。。姉と妹が、和食かフレンチかで大喧嘩になり。。。とうとう。。。収集がつかず。

もともと二人でお食事をするつもりが。。分裂して友達と一緒に別々にお食事になりました。

「圧倒されるわね。。やっぱりここは、さ。メープルのアホがギャンギャン口答えするから、妹のくせにさ。で、気分悪くなったんだけど。。。ま、お友達と一緒だしね。ここに来て美味しいものを食べたらすっかり気分良くなったわ。」十六夜苑の和食を楽しむパープルが言います。
十六夜フレンチでは、妹のメープルと友人が、「姉さんのやつ。。。ここは、洋館だし、フレンチにしましょうって誘ったら、しゃらくさいわ。と喧嘩を売ってきてねぇ。この雰囲気じゃ、フレンチの方がぴったりなのにねぇ。まぁ、こうるさいババ姉より、友達と過ごした方が私も楽しいけどさー。
ワシらプルメリア島だから、ここに泊まってもな、島内だしなんて思ってたけど、今度泊まろうかなぁ。」
アマゾネスサンクチュアリィの
エステ、スパ、アメージングgoddessは、

店長が、藤森リノの双子の姉妹の姉の久美子でした。
もともと妹のリノが、笑さんの会社の芸能部門のスタッフ、姉の久美子が、エステ部門で、

象の双子姉妹は、
二人とも笑〜の会社のスタッフでしたが、葉月さんのアマゾネスサンクチュアリィができて働いてみたい人を募集したところ。。。
アマゾネスサンクチュアリィで、
リノも久美子も働いてみたいと応募していました。

リノは、葉月さんのオーナー秘書になりましたが、お客様を玄関にオーナーと迎えにいく時に。。。
「社長。。。社長もダイヤさんも羨ましいですわ。私には浮いた話ひとつなくって。。やっぱり身体が大きいのがダメなのかしら。。」

「だからさ。。。カラオケ行って最初っから男が逃げるような。泥泥な歌を歌うからでしょ。身体が大きいのは、象だからそんなもんあたりまえじゃん。男なんか、自分より大きい女の方が好きってのけっこうあると思うわよ。ガリガリの鶏ガラ出汁みたいな女より、ふくよかな方がモテるわよ。

もー、だからナオキ、うちのきょうだい紹介するって言ってるじゃん、」「でも、姉が。、。姉がぶつぶつ私にも男を紹介しろ、って。どーしたら、葉月さんやダイヤさんみたいに、同じ歳ぐらいのジェントルマンが見つかるのかしら。。。」「ま。。。落ち着いたらナオキを紹介するわよ。久美子には黙っときな。。また、あんたら大喧嘩になるわよさ、お客様を迎えるわよ、いまは、お仕事、お仕事っ。。。」

福の神の
笑〜や富〜みたいに男女の姉妹の双子なら問題がないのですが。。。コウノトリも象も双子の姉妹となると、なにかとライバル視しがち。

仲良くなったりライバル視したり。。。関係がややこいしらしいのです。。。
藤森リノに葉月さんは、そうは言ったものの。。。

まさかまさかの。。。アマゾネスサンクチュアリィオープニングギリギリ前でのパピルス博士との偶然のイタズラの出会い。。。旦那とは死別して若き未亡人になり、いまここでこうしているのが奇跡だわ。。。
そして。これから。。。チャレンジしていくオーナー業務。。投資家でフラフラお金を稼いで。。。それも良かったんだけどね。なんやかや、生まれた頃から周りに人がいてあたりまえ。ぬくぬくわがまま育ちで、よく周りは私に付き合ってくれたなぁと思うけど。。

やっぱりこんな性格でも、誰かと一緒になんかする方が向いてるかもしれない。
パピルス博士との出会いが活性として大きいのは。。。。これからどうなるかわからないけど。。。

パピルス博士は、わざわざ上司の教授とその教授夫人に聞いて、葉月さんのサイズを聞いて、わざわざシャンパンゴールドのイブニングドレスを仕立てて貰いました。

アマゾネスサンクチュアリィオープニングのお祝いです。なんとなんと。。。ガラスの靴まで。オープニングに着るドレス。。。さ、これよっ、と。もちろん事前に。。。

薔薇のイメージの白いドレスもヒールも用意したものの。。。

パピルス博士のご好意に応えて急遽シャンパンゴールドの蝶々のプレゼントされたドレスに変更しました。

自家用車で、来たお客様が、葉月さんに挨拶されて、それだけで、感激。嬉し涙で、葉月さんと握手しました。

お客様が、
ロビーのラウンジに案内をされて、
ロビーで各々の客室係が飲み物のリストを持って行くと。。。ラウンジに笑〜と茶目コがお茶をしています。美しさの相乗効果なり。理想と現実がいま、ともない。。。
それまた感激な。。。

一方で。。。白いリムジンでカモメのダイヤさんは、プルメリア港で、マスターのグーと妹のココアとあと三人組の女性を迎えに行きました。

予定通りの時間に見たこともないようなリムジンがやってくるのを見て、
「ママ、。。スッゴ。。。お姫様が乗る車みたいっ。」ハリネズミのココアが母親の舞に言います。

はっ。。。舞も目が覚める思いです。あれやこれやコレヤアレヤと。。。私生活のワズライゴトが積み重なり。突然。。。
姉がいるなんて言われて
両親の離婚で、環という生き別れになったお姉さんが、生き別れになった父親に会ってくれと電話されたり。。。勝手なことばかり言われ。。。実は精神的にボロボロになっていたのです。
まるで絵に描いたような、。。ドラマのように映画のような。。。白いリムジン。。。
ドレスアップした若い可愛い
他のウサギの三人組も、おそらくはここのお客様らしく。。リムジンに、キャーキャー言っていました。スーッと近くにリムジンが停まると、

サッと。運転席のドアが開いて、パールのネックレスと白いドレスを着たカモメ女性がフワッと降りて挨拶をし。

「ようこそ、いらっしゃいませ。お姫様方。お乗りくださいませ。」

後部座席のドアをカチャッと快適に開けました。シンデレラが階段のステップを踏むように。。。物怖じすることなくこちらへ。。

車内の冷蔵庫から、
中央のテーブルに、ダイヤさんは、甘めのザクロのジュースを出しました。

ダイヤさんは、私はアマゾネスサンクチュアリィの管理人のダイヤでございます。お越し下さいまして、ありがとうございます。心より感謝させていただきます。

こちらは、アマゾネスサンクチュアリィオリジナルの美容の為のウェルカムドリンク。。。

お姫様方のますますの美しさと輝きにと、言って用意すると。。。

運転席に戻りました。

ココアは、ピンクのワンピースに、白い蝶々のような帽子。。。いつも人前では小料理屋さん蝶々のおかみさんがゆえ、蝶々柄の着物の舞も、グリーンのイブニングドレスに身を包んていました。なんと、いつもと違うイメージ。。。
相変わらず旦那さんの未森は優しく褒めてくれました。舞がふわりと娘のココアとともにリムジンに乗り込むと。。。

いままでのモヤモヤがどこかに消えていきました。なんか、別世界だわ。、、けっこう経済的に恵まれてきて小料理屋の女将になったココアですら夢の中のような別世界へ旅立ったような気持ちでした。

アマゾネスサンクチュアリィ。。、女性だけ、ね。。。あたしも。。。正直言って。。一人きりになりたいとか、独身生活に戻りたいとか。。。

最近はそう考えてしまう。もちろん、小学生の娘がいるわけだし。離婚なんてできるわけがない。

リムジンの中で、ウサギさんたちは、東京の良い企業の旦那様の奥様連中だそうで、旦那さんからこのアマゾネスサンクチュアリィの宿泊をプレゼントされたという話で。その中の二人は

子どもを親に預けて来たと、言っていました。
舞も、名古屋から来て旦那から招待されたと。
うわぁ

門が開き、屋敷までの道のりと蝶が舞い、花香る美しいお庭。。。キラキラした木漏れ日の様な水しぶきをあげる噴水。。。
車がスーッと通り過ぎて。、
美しいものに囲まれて、女に産まれて良かった。。車内のゲストが皆、圧倒されっぱなしでした。車が停まると、ダイヤさんはゲストの車のドアを開けました。

門の前で、白い控えめの清楚なワンピース姿の執事のウサギのシーナが、「ようこそ、いらっしゃいませ。アマゾネスサンクチュアリィの執事のシーナでございます。。。」シーナは、椎名シーナでございますというのをこの場では控えました。シャレを言ってると思われるのもやだし。ここはそういう場じゃないし。

シーナがお客様を玄関に案内すると、葉月さんと秘書の藤森リノが玄関でお迎え挨拶を。。。


すると、派手な車で、モンスターのバーバラと娘のリアがやってきました。シルバーのヒヒのようなモンスターです。なんだか。。。怖いんだバーバラは、クラブのママさんのようないますぐ、凶器になるような頭にセットして、いかにも高そうな着物でした。娘さんは、赤いドレスです。二人とも派手好きなんでしょう。

執事の
シーナが、バーバラとリアを恐る恐る玄関に案内をしました。こ。。。怖いって。な。。。なにこの禍々しいまがまがし。。。い。。。いけないっ。お客様に対してそんな失礼なこと。

で。。。でも。怖いって。
ウサギのグループと、舞とココアもオーナーの葉月や藤森と挨拶をしている
玄関にモンスターのバーバラとリアが到着しますと。。。モンスターの娘の方のリアが、

ココアを見て、ココアのかぶってる蝶々の帽子を。。。見て。。。

「キャー。。。。な、なんなの、ちょっと、あ、あたし蝶々恐怖症なのよっ、それ、気持ち悪いわっ。。」ギャンギャン非難し始めました。







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いよいよ。。。アマゾネスサンクチュアリィのオープニング。。

ダイヤさんが朝摘み車でプルメリアインのアポロンおじさんの家にプルメリアを抱えきれないほど摘んできました。

ハーブティーにかるハーブも貰ったそうで。。。なんだか、艶々しているダイヤさん。手先が器用なアポロンおじさんは、

経営マンションにプルメリアを花盛りにしたり、ハーブティーのハーブを作ってストレス解消兼趣味兼癒しに。。。ドライブ、お酒のダイヤさんとは趣味や酒造は違うものの。。

なかなか。。。良いものがはじまる予感が。

そう。。。二人が。。真逆なジャンルの趣味でも、ちょっとやってみたらハマったーなんてよくあること。趣味のきっかけなんて、ほとんど友達や恋人と遊んだりデートして

やってみたら。。。けっこう面白いじゃん、なんてものです。それでまた、新たな楽しみや人間関係が広がっていくのが。。。面白いところで、

パートナーの
趣味が合わないとか興味なければ、、、やめときゃいいし。無理強いなく。。自分一人か趣味友達と楽しめばいいし。恋人に依存しすぎないし。

ま。惹かれあうふたりなんて。どう転んでも一人でも楽しいしふたりだとなおさら楽しければいい。

もちろん。辛いことも依存じゃなくて。。支え合って。喜びも悲しみも。。。

。。。。きっと初のデート。。。龍城の中華料理。。あのルンルンなダイヤさんの様子を見て。。絶対。いい雰囲気だったなー、ダイヤさんの奴め。
葉月さんが気を利かせて。。。
元旦那さんミシェルのおじさんの、アポロンが、ダイヤさんに気があるのを感じてダイヤさんが満更でもない様子。

ってわけで。お世話になりましたアポロンおじさんに、、

感謝の御礼を。ダイヤさんとの、ディナー接待。二人の背中を押したのです。
葉月は、セッカチだし。お世話になりました人々にはなかなか情が深いところもあり、
先日は。。。
空間を買うちょっとお値段のする雰囲気の、。夜景が宝石箱をひっくり返した様な高層ビルの中華料理の龍城をアポロンおじさんとダイヤさんに予約したのです。

二人とも遠慮して居酒屋がいいと言ってくるので。。
確かに気さく気楽なお店はあたしも好きだし、楽しいし庶民的でいいし。行くけどさー。

おやおや。。。お互いに、もしかしてって男女がはじめてお食事するんですよー。野暮なことは言いっこなしよ。空間を買う、みたいなお店にしとき？

美術家のヴィーナスが、お金を使っても空間を買いましょう。一流の空気雰囲気に触れるのをお金で買えるのです。なんて、美しい贈り物でしょうか。。。一流の美しい空気感に触れれば触れる程にあなたに美しさは蓄積されていきます。

もう。。。アポロンおじさんもダイヤさんも。。二人ともに。。恋愛や結婚は、どうも全く考えていなかった様です。。

でもね。。。恋は落ちるもの。。
予測していない。明るい交通事故。。
結果。。。お見事です。
朝からとろけるようにニコニコしたダイヤさんが。抱えきれないプルメリアの花束を持ってきました。

「これは、お客様のお部屋に一輪挿しを。なんてったってプルメリアの花言葉は、美と魅力。人を惹きつけるですもの。ふさわしいわ。」

美と魅力と言えば、美と魅力の福の神の笑〜も、美の福の神神社の支社とともに、芍薬の株も神社の片隅に植えてくれるようで。

芍薬も、また美人にたとえられまして女性に非常に人気ですが。。。そうすると、黙っていないのが、笑〜の姉さんのラブちゃんで、笑〜が、芍薬を植えるなら私の恋愛支社には薔薇よ。

広大な
お庭の隅に、福の神神社の支社の、美と魅力、
恋愛と結婚の二人の女神の分社を立て、小さな日本庭園と茶室を建てる予定ですが、葉月さんは、

「じゃあ、ラブちゃんは、隅の神社よりメインのお庭の噴水の周りに薔薇を植えてくれる。芍薬は、日本庭園に合うけど、メインのイングリッシュガーデンは、噴水仕立てのお庭なので、薔薇ならそちらが合うと思うわ。」


福の神の女神たちは、財閥総帥に任命されますと、天の神様から一年中花盛りの花が送られてきます。
その人に合った花を。。。笑〜は芍薬。ラブは薔薇です。母親の心は、蘭で、嫁いだ姉はカサブランカです。

女神からの、分社神社も、芍薬も薔薇も送られて。、。アマゾネスサンクチュアリィは、華やかな蝶々も集まってきました。

研修を終えた女性スタッフが出勤してきました。お客様のチェックインは、十四時。。

エステ、スパ、お食事の場はもちろん。
プールもあり。、。海中ゲストハウスや、屋上にはなんと。。。小さな天文台まであります。。
お客様達の問い合わせでは、結婚記念日や新婚旅行で来たいんだけど、男性はダメなのかとか、男性から、ここでプロポーズしたいんだけど、男性はだめかとか。。。

男性もけっこう雰囲気好き。。。なんだかんだロマンチスト。そりゃ、男性も美しい女性が好きなのだから、美しいものは好きなのでしょう。
雰囲気のある空間。。。一人でゆっくりするのもいいんだけど。。。
あたしだって。。。ほんとは。。。恋人とロマンチックに過ごしたいなー、なんて思ったりする。。。

パピルス君が。葉月さんがご多忙でなかなか会えないけど、だけどねー、アマゾネスサンクチュアリィは、女性だけだから安心なんだってー

と、アマゾネスサンクチュアリィのオープニングの祝福と協力者としてやってきた美と魅力の福の神笑さんにノロケてきて。。。

え。あの、ラブのラブラブビームのキューピッド矢が。。

き。。。効き目が切れていないの。え。、。ひょっとして。。マジな恋。。

え？

笑〜は、意外でした。ラブが酔っ払って飛ばしたキューピッドの矢は
結婚話しが出ていると言うので、
マスターのグーと純ちゃんを祝福しようと。

ところが。。、恋の女神ラブが酔っ払って手が滑り。なんと。なんと、なんと。。なんともはや
葉月さんと、たまたまそこにいたパピルス博士に当たってしまったのです。酔っ払ってラブは

大丈夫、大丈夫。祝砲だ余興だもん。と開き直ってばかりでしたので、
心配になった笑〜が、
ラブにキューピッドの矢を授けた先代の、恋愛と結婚の福の神のラムさんに、キューピッドの矢の効力など詳細を聞き出したところ。。。。
お互いに、
ご縁があるものに当たるのよ。その場にいる場合。。。男女のご縁が強いものから優先的に当たるし。。

当たったとしても、ご縁が薄ければはしかみたいなもんだからね。一時的なものだから。ま、気にしなさんなー。なんて、ラブ同様にお気楽なタイプのラムさんは、ドバイのバカンス先からそうLINEが来て。。。

って。。。ことは。。。葉月さん。。本当にパピルス博士と。。それならそれでおめでたいな。だけど。。。なんだか。。まさか。。
意外というか。。

その場にいるご縁が強いふたりなんて。。。純ちゃんとマスターじゃないの。。。

意外性。。意外や意外。嘘でしょ、なんであの二人が付き合ってるのとかね、そーゆー事って。。
男女なんてそんなもんかも。有名人なんかでも、けっこう意外なまさかの二人がくっついたり、別れたり。

そういうあたしは。。。笑〜のハートの片隅に。。いつか会ったあの、ネズミのリュウタの顔が思い浮かんでしまう。

リュウタは、笑〜の会社、芸能部の、運転手兼茶目コのマネージャーのネズミの樹氷太の弟。。。まさか、自分とこの従業員のジュピさんに言えないし。親友であり。。。
神楽小学校中学年の同級生で幼なじみの
うちの会社ピーチバリエーションの女優の茶目コにも言ってないし。

葉月さんが、スタッフルームで幹部を集めました。幹部と笑〜と茶目コもです。



葉月さんは、シャンパンゴールドのイブニングドレスです。腰のところが、ベルトの様な蝶々のリボンが付いていました。

なんとま。可愛らしい。えっ。。。それは、パピルス博士からのアマゾネスサンクチュアリィオープニングのお祝いにいただきましたものらしい。

真珠のピアスやネックレスは、アザラシの福ちゃんが社長をしている笑〜オーナーのお店の素晴らしい華やかな雰囲気の中にも落ち着いた品があるものです。

女性だけのアマゾネスサンクチュアリィではありますが、祝福の贈り物は、男性からのも受け取りました。アポロンおじさんからのたくさんのプルメリアしかり。

福の神タチバナからシャンパンやワインも送られてきました。福の神タチバナの元で修行してきた女性シェフやパティシエもいます。
女性幹部たちは集まって、オープニングを成功させましょうと。
宿泊客は、14時からのチェックイン。。。

１１時からは、予約のみの館内エステ、ラウンジのお食事のお客様が来ます。

「ところで、オーナー。。。やっぱり。なんだか、私この、バーバラとリアという。。。寸前で部下の奥様子どもさんと変わりに来たって女性。。なんだか。気になるんです。。どうも。」また、藤森が言います。

その、バーバラとリア、モンスターの母娘。。

こちら、客室係はオープニングアルバイトの福の神ラブちゃん。
隣のお部屋は、マスターのグーの名古屋の母親の舞と娘のココアです。客室係は純ちゃん。純ちゃんも、オープニングアルバイトスタッフ。

マスターのグーのお母さんと父親違いの妹が来るので、葉月が純ちゃんに、マスターの彼女って言う身を隠して接待しちゃいな。、。と企みました。

純ちゃんは、ヴィーナスが。。、シンデレラマジック。。。本人が一番美しくなるメイク魔術を三日間かけて。。。

お。可愛らしい。純ちゃん、、。なんだけど。野暮なメガネで、。。

いよいよ。。。アマゾネスサンクチュアリィの宿泊のお客様達がやってきました。








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「おばさんつかまえて、冗談を。。」ナーんて言っているカモメのダイヤさんもまんざらではない様子。。。

アポロンのインテリアをサッと褒めたのもセンスや技術にアッパレなのと。。ダイヤさん自身が気づかないうちになかなか。。。

アポロンおじさんに惹かれたのもあるかもしれません。

「おばさんなんて、、私だって四十半のおじさんですよ。」アポロンが笑いました。
「わー5歳かそんなぐらいなら、女性が歳上の方がちょうどいいわね。男性は甘えんぼが多いからねー」と葉月は笑いました。

「そうゆーハズちゃんも。。。隅におけないな、。。」とアポロンおじさんが言うので。。葉月はヤバイかなー。、、ミシェルの手前。。

とは思ったもののニコニコするアポロンおじさん。、

「あれから。。。四年だよ。若くて綺麗な葉月ちゃんに恋人がいてあたりまえだと思ってた。。。」なんて、アポロンおじさんが言うのです。

「おじさんにはお世話になってばかり、してもらうばかりだわ。なんか。。。御礼したいなぁ。」アポロンおじさんには甘えてばっかりでした。まぁ、葉月は、地元の近所の先生にも、甘やかされて来ましたが。。あの人はあの人で、

赤ちゃんの時からそうなので、そういうもんだみたいに甘えっぱなしですが、

旦那さんサイドの身内には遠慮が誰しもあるものです。アポロンおじさんも、いま注目の葉月のSCANDALネタは耳にしているのでしょう。。。

「そんな、元気でいてくれてさ。こーやって顔を出してくれただけでも。あっ、でも。。。できるなら、お仕事中の今日とは言わない。。。時間がある時で、。。ダイヤさんをお食事にお誘いしていいかな。。。あ、もちろん

みんなでがいいというなら、みんなで。」

と、アポロンおじさんが言うので。。。

「へーホォ〜」葉月がダイヤさんを冷やかすので、

「お、、オーナー。。。与作でも歌ってるんですか」ダイヤさんが、照れますので、

「じゃあさ、お邪魔虫は消えるとして。。今日は、ダイヤさん、アポロンおじさんと接待ね。あたしもおじさんにはお世話になったから、
プルメリアリゾートの中の予約取れそうなお店予約してあたしが支払うから、二人で行ってきなー。ウシシシ。」

葉月は、パソコンを広げて夜景の美しいお店をリサーチしました。

「なにが食べたいの。」葉月さんが二人に聞くので、

「あら。。。こないだフレンチだったしね。私は好き嫌いはないから、居酒屋でいいかしら、なんでもあるし。」とダイヤさんがいいました、

「わたしも。お酒も飲めるし弱いけど好きなんですよ。居酒屋でいいかな」とアポロンが言うので、

「ちょっとー、安上がりな事を言わないでちょうだい。デートよ、デート。二人とも、中華は大丈夫なの。。。中華料理にしましょ、ここ、龍城銀河。。。夜景の美しいスポットですって。」
葉月さんがご馳走すると言うと遠慮する二人に葉月が勝手にラグジュアリーな雰囲気のお店を予約してしまいます。
二人は
葉月さんの好意検査お言葉に甘えますが。。

「オーナーこれから。。。まだ就業時間では。。。車もありますし。。」ダイヤさんが言うと、「まあっ。ダイヤさん、飲む気まんまんじゃない。アポロンおじさんは、お酒弱いんですから手加減なさいよ。車なら私が運転して帰るから、これ、雲の子タクシーのチケット、二人分ねあら、行き先二人分もいらないかしら。」

「し、社長。」ダイヤさんは照れています。ダイヤさんの運転で、龍城銀河のあるプルメリアリゾートまで行って、葉月が運転してアマゾネスサンクチュアリィまで帰ります。。。

アポロンおじさんからいただいたテーブルと椅子のセットをヴィーナスが、時間空間で、アマゾネスサンクチュアリィへ送り。

ヴィーナスとシュナ坊は、プルメリアリゾート。。
プルメリアリゾートは、プルメリア島の中央の繁華街でそこで遊んでワープして帰るからと言っています。

「あらあら。新しい。。。おふたりさんの門出話ができたわね。ほんと、恋なんて出会いなんてなんにも考えてない方がいい出会いがあるもんよねー」

葉月がいいました。

そうです。自分らしく生き甲斐が見つかり恋愛や結婚などすっぽり忘れていて頭にすらなかったダイヤさんでした。でも、なんというか、婚活、婚活結婚結婚と焦っている男女は、

がつがつして怖いので相手が逃げるし引くし良い出会いはあまりないと思います。しかし、自然に生き生きと自分らしく、

結婚してもしなくても、恋愛してもしなくても、相手がいてもいなくても幸せな私で生きていると。。。どうでしょうか唯一無二のその人らしいナチュラルの輝き

それこそ、運命は動き出して運命の人が惹きつけられるのです。

アポロンおじさんも、ダイヤさんも、お互いに。。。種族は違いますが。子供が好きなのに子供ができないのに悩まされて。。異性から拒否されたり捨てられて去られたり。

それは。。。
決して。。。。
傷の舐め合いではなくて。。。

葉月さんが、ダイヤさんの為にダイヤさんが独身で年老いても居場所があるようにと。。。アマゾネスサンクチュアリィの管理人さんと運転手に任命して。。。この先もアマゾネスサンクチュアリィに住める様に計らいましたが、

万が一パートナーができたり、その他居住いを別にするならそれはそれで、とも思っていました。外から通えるし。旦那さんに面倒を見てもらうのもそれでよしだしね。
アポロンおじさんとダイヤさん。。。
ま。これからなにか。。。はじまりそうな。夜明けの前兆だけれど。。。
二人の前では。。
葉月さんが言えなかったけれど、あたしも今だから、ヴィーナスやミリオンやベルモが生まれたから産んでよかったー、とは思うものの。

ほんとは産むほど子供は好きかと聞かれたら好きではない。。。

子供、子供、子供みたいに子供ができないとダメだみたいな男性、子供ができないなら、あなたを好きだけどあなたは、いらないみたいな人々は、好きにはなれません。

好きな人の子供が欲しいならわかるけどね。

もともと葉月さんは、子供を産むつもりはなかった。。。嫌いじゃないけど自分の事で精一杯だし、正直育てるほどには好きじゃない。

でも、亡くなったミシェルとの子供ができミシェルの懇願で子供を産み。。。その結果旦那さんを亡くしました。子供をつくると暫くしてプルメリアンスキューバーの男性が死ぬと聞いて。。。子供を憎む事もそれを黙っていた旦那を憎む事もあり。。。

わかってたら子供なんか産まなかったのに。と嘆いた日々もあります。。

いろいろな人々が暮らす現世では。。。どうしても子供が欲しい人がいる。

優秀イケメンな遺伝子を精子バンクで売る男性。。。
それを欲しがる女性。。。葉月はびっくりしましたが。。。
さらには。。。
優秀イケメンでもない男性の精子バンクでも子供が。。。欲しい女性もいたりして。。父親の顔や身元を明かさない約束で精子バンクを利用する女性がいたりする。

だけど、なんとしてでも子供が欲しい人は世の中にいるもんだ。
好きでもないよく知らない女性との間に自分の子供ができるってどうなんだろ。

旦那はいらない子供は、欲しいだとか。。
いらない旦那さんの子どもが欲しいってどう言う事よ。。。
葉月とは正反対の人の価値観はわからない。
結婚してもいいけど、子供はいらなかった葉月が。。。未亡人のシングルマザーになる。葉月は、自分でこうしようああしようと、
子どもの頃から。、。自分の軸をはっきりと持っていると思うし

拘束されたり指図されるなんて虫唾が走る。。
むしろ他人軸で生きるなんて考えた事もなく。。。それが。。全く予想もしていない展開になって。。ココでこうやってこんな生き方してるなんて。。。

人は所詮は一人では生きてはいけないし。。あー、宇宙人だけれど。生命体は所詮一人では生きてはいけないし。。

なにか。。自然にきた流れに乗ることもあるし。。

それも悪くないし。。。あたしも。なんだか。ヤンチャ、ヤンチャのワガママ葉月。

それでも、前よりは、ズルムケズルズルに一皮以上剥けたんじゃないかなぁ。。

ね。。。天国のミシェル。。見てますか。
あたしも。。。どうかなぁ。。。パピルス博士にLINEを打とうと思ったら会社の藤森から電話があり。。。

幹部は研修後も夜遅くまでミーティングなどあるのですが。「ダイヤさんを、大事なお客様の緊急接待に行かせたから、今日はダイヤさんは幹部会議には出席しませんからね。」と伝えました。。。藤森が、「ダイヤ改正ですか。。」と言うので。。。

「オッちゃんか、藤森。。。」藤森は可愛いのだけどね。はじめてのデートでカラオケに行っていきなり最初っから十八番の天城越えを歌ったら。。。

相手から二度とデートに誘われなくなったとか。。。

当たり前だわ。怖いわ。。。ドロドロだわ。不倫してるかと思うわだ、だって。。。発生練習にもちょーどなるし。って言うし。、。
プルメリア島の中心街プルメリアリゾートに向かう車。。。
行きがけ、ダイヤさんが運転し、助手席にアポロン、後ろにヴィーナスシュナ坊葉月さん。。

プルメリアリゾートで、4人が降りて葉月さんは、一人でオープンカーを運転してアマゾネスサンクチュアリィに戻りました。

また、藤森から電話が入っていて、フリーハンドで、運転しながら葉月は、藤森と通話しました。宿泊者が変更になっておりますねー、あら、バーバラ、リア

だって。。組み合わせ母親と娘さんは同じくですが。。どうも上司の奥様とこんなギリギリで変更みたいですが。。。まさか。。。パワハラモラハラかしら。。。藤森が言うので。。葉月さんは、

お客様のプライバシーまでネチネチ詮索したらダメよと叱りましたが。。。でも。。なんだかな。。藤森の言う事も考えられるかも。

すると、パピルス博士からLINEが来ました。

女性だけのアマゾネスサンクチュアリィ、僕は入れなくて。。残念だけど、他の男性がいないからそれは安心してる。
はやく落ち着いたら会いたい。

だって、。。
さて。。。こちら、神楽町の中心部のカフェスノーフレーク。。

あらためて、純ちゃんとラブが今度は小雪も連れて3人で会っていました。
こないだは、葉月さんやダイヤさんや藤森さんと一緒だった。、小雪の耳を両手でラブはふさいでばかり。。小雪は、赤ちゃんだし。。わかりやしないけどね。

大人の話ばっかりになってくるし。

純ちゃんとラブは、来たるアマゾネスサンクチュアリィオープニングスタッフ三日間のアルバイトです。
純ちゃんには、
ヴィーナスが、シンデレラメイクで三日間落ちない本人の美を際立たせるメイクの魔術をしますが、お客様より目立たないのを心がけて

純ちゃんは眼鏡をかけます。
マスターの彼女と言う
身を伏せて、アマゾネスサンクチュアリィのマスターグーのお母さんと妹さんの客室係をします。

葉月さんは、オーナーで。お客様は、葉月さんのファン。葉月さんの華やかさ目当てにやってくるので、葉月さんは、目立った方が良いのです。

さてさて。。。

いよいよ明日は、アマゾネスサンクチュアリィのオープニングの日になりました。。。

マスターグーの母親の舞には、姉らしき環という女性の電話がかかってきました。

舞はもう電話に出ないようにしています。

会わない権利だってあるじゃない。

私は父親から捨てられた身よ。無視しても電話してくるなんて。

どうせ。借金の申し込みかしら。

とは言え。。。着信拒否にはできず。
明日は、アマゾネスサンクチュアリィへ、、
モヤモヤしたまま。。、







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ゴメンな。。。とある助教授が愛妻と娘のために。。。

必死やっとこ。。。
話題のアマゾネスサンクチュアリィのオープニング宿泊を手配したものの。。。それを知った上司の教授に見事に奪われた。。。

そのパワハラ教授は、ヒヒ型のモンスターのシリウス科学博士で、妻のバーバラと娘のリアを助教授から奪ってパワハラざんまいに行かせる事にしたのです。

というのは、娘のリアをパピルス博士の旦那さんにしたいからであり。。眉目秀麗前途洋洋の科学界のプリンス。。。しかも、神楽町小学校の用務員さんの里子。、姑無し。

きっと養父は子ども好きで優しいタイプなのでしょう。。パピルス博士は、素直で優秀。。養母は亡くなり嫁姑問題はないし。。

親は子供をラクなところに嫁がせたいもんだ。。
実家が資産家じゃないのが不満だけどそれでもあまりある新人科学者の魅力、。。
それに。資産家なら付き合いが難しいし。

その目をつけていたパピルス博士が、未亡人子持ちのシングルマザーの葉月と噂になるなんて、
さっすが。学問の福の神の柊を娘さんの旦那にとは言えないものの。。。

パピルス博士をめぐって、、噂のライバル葉月。
超高級スパアマゾネスサンクチュアリィ。。。美女天才相場師。。。特殊な細胞の持ち主り。。

手ごわいけど。。。アマゾネスサンクチュアリィですって。。。。この目で確かめてやろうじゃない。シリウス博士の妻子のバーバラとリアはまるで、葉月に喧嘩を売るような勢いでした。。。
敵の城だけど。。アマゾネスサンクチュアリィ。。
女性として綺麗になりたい気持ちももちろんあるし。。。

もうすぐ。。。アマゾネスサンクチュアリィがオープンします。あっ。。。葉月さんの元に、元旦那ミシェルのおじさんのアポロンから電話がありました。
プルメリアンスキューバーズというタコの
アポロンおじさんは、独身の家具職人さんです。アポロンおじさんは、独身で子供がいないので、未だに健在でした。

プルメリアンスキューバーの男性は、子供を作ると魂を受け渡したみたいに一年以内には死んでしまいます。。。しかし、アポロンおじさんは、独身でどうも子供ができない身体のようでした。

葉月は、新聞SCANDALにパピルスとの写真を撮られてしまい。元旦那ミシェルの手前、アポロンには気まづいヤバイよ。。。と、思ったのですが、

思いのほか。。。葉月が、アマゾネスサンクチュアリィをオープンする事のお祝いの言葉でした。


オープンには、プルメリアの切り花を送るから。女性のみの聖域でも、贈り物拒否かな。。とアポロンが聞いたので、葉月は、
「ありがとう、大歓迎よ。」「私のイスやテーブルもあるけど。。。やっぱり趣味があるかなぁ。」と聞かれたので。。。「あら。おじさんいつもセンスいいじゃん。」

「ま。どっか部屋の隅にでも。。置いてくれたら、テーブルセット。。。」「ほんと取りに行くわよ。というか。。。ヴィーナス連れて、ヴィーナスに時間空間で、こっちに送って貰えば、だし。おじさんも、ヴィーナスは久しぶりでしょ。」

「可愛いかったなぁ。赤ちゃんの頃。。。いまはまさかまさかの美術家。。驚きだねー」会ってないけど、今も可愛いと、

アポロンおじさんも。。ネットなどで閲覧するヴィーナスの活躍に目を細めています。
大蔵の店で買った車も届いたし。ダイヤさんの運転がてら、葉月とダイヤさんと、無理無理に呼び出したヴィーナスとで。。。プルメリア島内のアポロンおじさんの元へ行く事になりました。
げ。
また、時間空間をやれだとと。。。車でやってあげたばっかりじゃん。

ヴィーナスは、最初グジュグジュしぶっていましたが、
行き先が、プルメリア島のアポロンおじさんと知り
赤ちゃんの時におじさんによく遊んで貰っていたと、写真が何枚かあったので、
なんか微笑ましい。。。なー。
顔を思い出さないのもな。。。それでも懐かしいと。。ほんとは。。。赤ちゃんの頃だから。。

アポロンおじさんの顔は全然覚えていません。赤ちゃんの時に少しは会った父親のミシェルもだけど。、。

だけども。、。それでも。なんだか妙にアポロンおじさんと聞いただけで。。。懐かしい気持ちがこみ上げてきます。

それにしても。。また今日も、ヴィーナスは、
なぜか、シュナ坊まで連れてくるし。連れてきたのか付いてきたのか、ヴィーナスとシュナ坊は、だんだんセットになってきました。
さすがに、ヴィーナスの仕事場まではついては来ませんが。。。

福の神家の居候の身分で。。。学校が終わると
アザラシの福ちゃんとヴィーナスの
神楽町南新町の海辺の白い家にだいたい帰っていきます。


今日もあたりまえみたいに
シュナ坊までついてきて。。。ヴィーナスは、シュナ坊と手を繋いでワープ。。。プルメリア島の葉月の元へやってきました。アマゾネスサンクチュアリィのすぐそばに赤いオープンカーが停まっていて、

ダイヤさんが運転し、葉月さんが助手席です。

ヴィーナスとシュナ坊が後部座席に乗り込みました。

「あっ。。。ここよ。」白蝶貝区のデザイナーズマンション。。投資家の家系のミシェルの家だけど、おじさんは投資が苦手。。。
親の資産を受け継いで、マンションや駐車場を経営しながらも本職は家具職人でした。
子どもの頃に大病を患い、命は助かったものの。。。子どもが作れない身体に
元旦那のミシェル。。。

プルメリアンスキューバーズというタコは、
種の保存が強い性質で、子供の作れないアポロンおじさんは、

種族の異端児扱いでした。だけどミシェルや双子の兄のペルセウスは、アポロンおじさんが大好きでしたし、

ミシェルやペルセウスの父親の双子のお兄さんで。。。ミシェルやペルセウスは父親代わりにおじさんを慕って来ました。

アポロンは。。。
子どもが作れないなんて。親不孝。。。種族の
周りから散々言われたものです。
親は、幼い頃にミシェルとペルセウスの父親に投資を教えてから死にますが、
双子の兄さんのアポロンには、投資を教えても、嫌だしやりたくないからと親の指導を拒否しました。投資家の親はけっこうな資産を残して死にました。。

アポロンは、子どもが出来ないので。。これから事故でもない限りは生きていかねばなりません。だから、手先が器用なのとセンスがあるので家具職人の修業をしました。

あとは、親が代々受け継いできた資産があったので、デザイナーズマンションのオーナーもはじめて。。。
そのひとつ、プルメリア・インの一階に昼間自分の仕事の事務所を持っていました。

プルメリア・インは、名前通り庭が年がら年中たくさんのプルメリアの花盛りです。その、プルメリアの切り花を、お祝いにアマゾネスサンクチュアリィに贈りたいと。

アポロンおじさんは、言います。訪れてチャイムを鳴らすと。。

アポロンおじさんが出てきました。
」うわぁ懐かしい。。」葉月さんは、結婚前にミシェルの彼女としてアポロンおじさんの家に何度か遊びに来ているし。。。ミシェルと
喧嘩した時に相談に乗って貰った事もある。
未だに、おじさんから貰ったアポロン作の椅子は、金星の実家に置いてあります。

「ようこそ。。。。こんにちはー。うわぁ。ヴィーナスちゃん、大きくなったね。。。パパそっくり。」

パパそっくり。。。と言ったアポロンは、可愛がっていたミシェルを思い出したようで涙ぐんでいました。つられてみんなもうジワっと来ましたが、

アポロンおじさんは、「さ、中に入ってください。私は葉月さんの旦那さんだったミシェルの父親の双子の兄のアポロンと申します。皆さま。このたびは、おめでとうございます。」

アポロンは、初対面のダイヤさんとシュナ坊に挨拶しました。独身の男性の一人暮らしというのに、かなりキチンときっちり片付けられていた。

かと言って、どこか暖かみがあるインテリアに囲まれて。。。

ヴィーナスは、くすぐったい気持ちになる。知らないんだけど、どこか懐かしい。潜在的に記憶しているのかもしれないな。。、


ハーブティーが出されました。仕事の合間に、発想とヒラメキをともないながら。。。庭でいっぱいのプルメリアと、

片隅にハーブ。。。ハーブティーの爽やかな香りがしたと思ったら、。。お菓子の甘い香りもフワッとしました。


葉月は、アマゾネスサンクチュアリィの管理人のダイヤさんと、ヴィーナスの親友のシュナ坊とアポロンに二人を紹介しました。

「家具職人さんをなさってるんですか、素敵なセンスですね。」ダイヤさんがいいます。
「うちの家系は投資家ですが、私は全然ダメでして。。。そっちはね。だからこっちしかないんですよ。」
「おじさんには、色々お世話になりっぱなしだわ。。。アマゾネスサンクチュアリィに招待したいんだけどね。。。」葉月が、女性オンリーの聖域を作った時アポロンは知っているので。

「でも、葉月ちゃんが、プルメリアスキューバーじゃなくて宇宙人でよかった。子どもを産んでも元気でいてくれる。」

プルメリアスキューバーの女性も、出産すると子育て子供が早く自立するので、自立した時にお母さんの命は尽き果てます。

ミシェルは、できればプルメリアスキューバーズの女性ではなくて子どもと一緒に元気でいてくれる女性と結婚したいと思っていました。

でも、プルメリアスキューバーズの女性を好きになったらそれはそれで運命です。ようは。。。お互いに愛し合う女性と結婚したくて。。。その相手が宇宙人葉月でした。

葉月は、プルメリアンスキューバーズではないので子供を生んだいまも円満にぴちぴち元気です。


ありがとういっただっきまっす。
ヴィーナスとシュナ坊はいい香りがするお菓子を夢中で食べていました。

「可愛いね」アポロンが。二人を見て微笑ましげに言いました。
「あら。お子さんがお好きなんですね。」ダイヤさんも微笑ましげに言うと

「私は。。。子供ができない身体ですからね、子どもの頃に大病を患って。。。海の主かなんかシャーマンみたいな方に、親が、息子を助けてくださいって言ったら。。。薬を渡すが、この子は命に別状はなく健康になるが、引き換えに子供ができないよ。と、言われたらしいのです。」

もともとプルメリアンスキューバーズは。。。双子は忌み嫌われ。。。迷信ではありますが、
双子の一人が影のようにもう一人の厄災を背負っていくみたいに言われたり。。大昔は間引きや、双子だと一人捨てられたりする事件もありました。
アポロンおじさんも、
もう、子どもを作れないなら、病気で双子なんぞ、その子は安楽死をさせたらみたいに言ってくる人もいましたが、
親はアポロンおじさんを守り。
縁起が悪かろうが、今時馬鹿馬鹿しい。たとえ子供ができなくても。と、アポロンおじさんはシャーマンによって助けられました。
アポロンおじさんが子供ができない身体になってしまったり。
ミシェルとペルセウスが、善と悪の様に。。
双子のプルメリアンスキューバーズは、なんだかんだ災が。。。

アポロンおじさんの話しにダイヤさんが怒り「まあ。酷い。。。双子が縁起が悪いなんて迷信だわ。自分や自分が双子で産まれたらどうだと言うのかしら、
こんな素敵なインテリアを作っていらっしゃるセンスなのよ。ヴィーナスちゃんもクリエイティブは、アポロンさんの親族の影響かしら。」

「ヴィーナスは、もっと凄いですよ。私は投資は興味がありませんし。手先が器用なだけが取り柄です。子どもは好きで欲しかったのですが、、、子どもが出来ないとなると、結婚も断られたり、女性も去っていきました。」

それには。。。昔同じく子供ができないからと婚家を追い出されて旦那に愛人と子供ができたダイヤさんは怒りまくりました。

世の中には、どうしても子供が欲しい男女がいるものです。

「まぁ。。。でも。。。結婚だけが、幸せじゃありませんし、子供がいるだけも幸せじゃありませんのよ。私も子供が出来ない身体で若い頃旦那の愛人に子供ができて離婚しましたが。。、今は若い時より幸せなぐらい。子どもは大好きです、でも、それでもね、子どもがいない独身のいまが幸せで、それも、全て葉月さんのおかげですわ。」

ダイヤさんは葉月さんの出産をたまたま手伝い知り合いました。しかし、一緒にいたカモメのイヴァンさんに騙されました。

イヴァンさんは、サイコパスみたいな人格で、
健康的な
ヴィーナスとともに産まれた仮死状態のミリオンとベルモが、死産と偽り笹の船に乗せて海へお葬いと言って流したのです。

本当に赦せない。。。イヴァンに盲目にさせられたり。。。

盲目になる前には、保育園の保母のアルバイトもしたことがあるダイヤさんは、イヴァンさんから、

自分が子供ができないのに、虚しくないわけみたいに言われた事もあり。。

それまでも、えっ。。。この人やっぱりちょっと性格に問題があるのでは。。、と積み重なるイヴァンさんのイヤな面々を目の当たりにしてきました。

今思えば。。。寂しさから。。作った人間関係。、カモメですが。。

後から、ミリオンとベルモが仮死状態だったのにイヴァンさんが、死んだと嘘をついた事がわかり。。、あら、あなただって若くて3人も赤ちゃんを産む可愛い女の子なんてムカつくでしょう、とイヴァンさんがシャアシャアと

ダイヤさんに言うのでダイヤさんがブチ切れ。。もう。。。我慢できない。

盲目にされたり。。実はもうイヴァンさんと再開した時はまた目が見える様になっていたダイヤさんでしたが、

積もり積もってダイヤさんは、イヴァンさんを殺して自分も死ぬつもりでしたが、心中に失敗し、さらに今度は助けた葉月がダイヤさんを、イヴァンさんから、

殺人の罪を犯させたくないのと、イヴァンさんに命を狙われないようにと、ダイヤさんをウォーターサプライへ、避難させたのです。

「もう、私は。。。恋愛も結婚もどうでもよくなりましたわ。歳をとったのか、それとも。。生き甲斐ができたのでしょうね。」と、ダイヤさんが言うと、アポロンが、

「歳を取ったなんて。。まだまだ恋愛も結婚も諦める歳じゃないでしょう。。。いやいや、恋愛や結婚に歳なんか関係ありますか、」アポロンが言うと

「まぁ。もう50歳のおばさんですのよ。私は今から自分のミッションにワクワクしてますし。。。」

すると。。。アポロンが、

「葉月ちゃん、私の庭には一年中プルメリアが咲いているし。お客様のウェルカムや、切り花が欲しくなったら。。。このダイヤさんに、いつでも花を切りに来てくれるようにしてほしいな。」

「あ。。。あらっ、あらあらあら。もちろんよ。ダイヤさーん、どうする。どう」

えっあら。。。アポロンおじさんは。。少し歳上のカモメのダイヤさんに、女性としての興味を持ったみたいなのでした。。。

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「プハ。」昨日は飲まなかった藤森さんは真っ赤っか。。。
ピヴォワーヌのコースお料理を食べる前にヘロヘロになったらヤバく。。昨日はお酒を我慢したのです。

スノーフレークは、気さくなお料理からラグジュアリーなお料理やお酒まで、いろいろあり。

昨日は昨日でかしこまって、今日は今日でパーッとやりましょ。
「支払いは大蔵でしょ？あたしと純ちゃんと小雪の分も付けといちゃえ。わかりゃしないわ」ラブがしめしめ。ドサクサに紛れて、葉月さん達の
接待の大蔵に支払いをさそっ、と。
「小雪ちゃんのお子様ランチはバレますでしょう。」ダイヤさんが言います。。。

「見てない、見てない、調べないよ。あいつ。奢るって言ったら、その先は細かくないもん？イイのよ。。。」ラブがトイ・プードルの赤ちゃん小雪にお子様ランチを食べさせて言いました。

「あら。男前ですわねー、大蔵さん。」真っ赤になった藤森さんが言います。。。
「まぁ。。。他の兄貴らよりおーらかかな。単純なのよ。あたしも笑さんも富〜も、大蔵には物を言いやすいわね。モヒカンでヤンチャだけど。。。人なつこくて明るいし。シュナ坊も、兄達の中では一番大蔵になついているわよ。甘やかすからねー。」

「未成年者でしょ、彼。。。残念だけど。」象の秘書藤森リノが残念そうに言います
、

「藤森は、彼氏いないの〜あたしと同じぐらいでしょ。」葉月さんが言いますので、「あたしですか、２１歳です。」
「で、彼氏はいないの？？いるでしょ。あたしと変わらないじゃん。」「いませんよ。、。そんな人。。」
「まあっ。。。可愛らしいのにもったいないですね。。。」純ちゃんが言います。。。
すると、藤森さんは。。。「

あたし象だからデカいからね。。。でも不思議だけど。。昔っから自分よりちびっこや、細い人から好かれるのよ。。。」「藤森さん、よく女の子でいる自分より背の高い男性じゃなきゃイヤってやめときなさいよ。私らせっかく他の種族とも結婚できるし。。。外見で判断しなさんな。あんた以外はだいたいチビよ。」ダイヤさんが言います。
「だけど。。。好きな人がいいなー。」と藤森さんが言いますと。。。葉月さんが。。
「ナオキ、紹介しようか、私の兄さん多分あいつは男のようだからさ。ま、ナオキ。頭固いけど。。。仕事中心だし。？でも。。うち、ジジババ自由人だしうるさくないし。。２３ぐらいでちょーどいいしさ。小姑アタシだしラクじゃん。藤森いい嫁さんになりそーだしね。
さっ、
飲みー」

いつのまにやら。。酒宴に。。
日本酒までオーダーしはじめました。

酔い酔いのよよいの良い。。

ラブは昨日の二日酔いが怖くて。今日はシラフです。

で。。。まぁ。純ちゃんの話しは、様子見て。。マスターだって。。改心して結婚する女性に対しては今までの女性と態度は違うのでは。。。ってみんなの結論。

ま、とりあえず。。。オープニングcelebration。。マスターのお母さんとマスターの妹さんがアマゾネスサンクチュアリに２泊3日するので。。。
純ちゃん。客室係として、マスターのお母さんを担当しな。三日間うちのオープニングスタッフとしてアルバイトしな。

葉月は。かなり酔っ払ってご機嫌さん。「あパピちゃんから、LINEだ。」
葉月へ。。、

パピルス博士からLINE。。。

「デートするんですか。社長。」ダイヤさんが訪ねると葉月は、「いまは、アマゾネスサンクチュアリィをうまくオープンさせないと、暫く。。、LINEのやり取りよ。あちらも、いまは大事な研究みたいだし。キミは女神だ、心の拠り所、精神的支柱。。」酔っ払って葉月さんが、

パピルスのラブラブ文章を読み上げてしまうし。「LINEのやり取り重ねてって婚活かよ、もーね、小雪。。」ラブがはしゃぐ葉月さんに呆れますが。。。

「婚活って。。。お互い顔わかってるから、いーでしょ。さんざ、やり取りして写真詐欺でした、スノーで修正だらけで別人でした、ってわけじゃないしね。テヘッ。」「ƪ(˘⌣˘)ʃʅ（◞‿◟）ʃやれやれ。。ゴチソーさま。。。マジで恋に落ちたんですか、社長。。。写真、修正って。。結局見た目かしら。。なんか、最近ネット見てたら、写真送ったらブロックされたとか。今まで結構やり取りしてましたのに。。。とか。。婚活で待ち合わせで、写真と違う人が来て逃げた。。とか書いてあって。。。ドーなのかしら。」ダイヤさんも飲み飲みに飲んで、

チーズやサラダを取り分けています。

車買ったらそうは、飲めないからね。

「でもさ。見た目は言えてるわ。だって。。悪いことしてつかまる凶悪犯って悪い奴って顔してるじゃん。独特のアレ。仮にも極悪犯って、イケメンですら、やばいオーラがあるし。なんか、性質が容姿に現れてって言うの。覇気がない人って覇気がないし。。。イケメンとかブサとかじゃなくて、顔のつくりじゃなくて。。。好きになれない顔とか、嫌な顔ってあるでしょ。」葉月さんが言います。。。

酔い酔いの藤森さんは、「まーね、ブサが中身で男を選べとか言ってる人いるけど。。。そんな事言ってる時点でもう、中身無いし。頭悪いし顔悪いし性格悪いしもー最低だと思う。だいたい。。。あまりにかけ離れる詐欺写真載せるって中身凶々しいわ。」「毒舌ねー、藤森さんも。でも、男性が、若くて美人がいいのかって。。。そーでもないでしょ。。。イギリスのチャールズ皇太子なんか、、、ずーっと自分とおんなじぐらいの年齢で、意地悪そーなおばちゃんと不倫のあげく。。。結婚したでしょ。。人の好みなんか、それぞれだわ。」ダイヤさんが言います。。。

「フィーリングよ、フィーリング。。なんかいいね、とかなんかヤダとか。。。なんかなんとなくの直感みたいな。。。アレ。。肌で心でハートで感じること。よく、既婚者が、旦那や嫁さんに、この人と結婚するんだとわかった、って聞かない」ラブが言います。

アーで、こーで、ヴィーナスが最大三日間のシンデレラメイクができるから。。純ちゃん。
アマゾネスサンクチュアリィのオープニング
最大のメイクで、身を伏せて三日間、マスターのお母さんと妹ちゃんの客室係ね。

え。。。私はドジですから。敷居高いそんなところ。。。でも。。。

ラブが、私もアルバイトさせてください、純ちゃんと一緒に。と。ラブがついてるし、大丈夫。

アマゾネスサンクチュアリィは、庭も広大ですが。。。庭に、福の神神社の支社。。美容の福の神笑〜の美容神社と恋愛、結婚の福の神ラブの恋愛、結婚神社も建設される予定です。

で、うつくしま。。美島も購入できる予定だから。、。こちらは果樹園や果物のお酒やワインを作る工場ができればね。

葉月さんが言います。

ところで。。。こちらは。。。名古屋のグーの母親舞。。。

姉という環さんという人から電話が突然あり。。。最初オレオレ詐欺みたいなもんかと思ったし、なにげなく母親の峰に聞いたら。。

それが事実に本当に生き別れの姉さんがいるなんて。峰は泣き出すし。。。折り合いの悪かった姑のお気に入りで自分より姑になついていた

姑が育てたようなものの姉の環の事は母親の峰は執着がないようでした。

産んだ子供に執着が無く苦手意識すら持つなんて？だけども。。。それは。。。あたしも。ピースや、特にグー。。。二人は早めに私から離れた。峰と気まずくなってしまった舞。。。

未森が、再婚相手の旦那様が先にお亡くなりになった場合は、峰をうちで引き取ろうかみたいな話しは前々から出ていましたが。。。

今のところ再婚相手の旦那様は健在でその再婚相手の旦那様との間に父親違いの弟がいるし。。。娘のあたしが引き取らなくてもね。。と舞は言うのですが。。未森んちは、離婚したお姉さんが子供を連れて未森の実家に入り。。。

舞は同居の心配もなく。。。そもそもね、未森と結婚する時には、未森が姉と妹に挟まれて男性ひとりと聞いて。。。私は同居もできないし、親の面倒もみないからね、それでもいいの。。。と。まぁ。。。あちらが自分に惚れてきてるパターンだから。。。ズケズケに舞は条件を出しましたが。。。

すんなりあっさりとクリア、。。惚れられるってラクね。。。トキメキはないけれど。。

峰の心配までされて。。。それは余計なお世話だわ。。そもそも峰と同居する事なんか考えてなかったし。弟の剛の方を可愛がってるんだから。。

剛に見てもらうか、施設に入れば良いでしょ。
あたしが大変な時に。ピースやグーを連れて実家に戻る事もできず。若くて子供つくって家を勘当されたのよね。。。一時期。。あんな大変な時に親子心中寸前まで行ったのに。。。

それを、困った時だけ私がなんて。。未森も余計なお世話だわ。。。母親の峰は未森が、優しいし私の言いなりって事を嗅ぎつけてるし。。

全く夜の女、夜の商売までして、何やってんの、と助けてくれなかった母親の峰。。

よく言うわ。自分も離婚して、私に姉の存在を黙っておきながら。。。

あっ。。。嫌な女の連鎖ね。。あたしも。。。旦那の未森は、アタシに思いやってあたしの母親まで面倒見ようとしてるのはわかるんだけど。、。
母親の
峰に、再婚を相談しても。。。
私これでいいのかなぁ。みたいに言ったらなにを贅沢言いますの、結婚に失敗するし、息子たちはろくろくまともにみないのに。。。あんないい人を逃したら次はないわよー

みたいにガミガミ。。初婚で経済力あってあんたより少し年下で、あんたバチが当たるわよヤンチャして家飛び出して子供つくって出戻りのこぶつきで。。なんて散々峰には叱られた。。。言い過ぎじゃない。惚れてるのは未森の方なのにさ。


誰も私をわかってくれない。

あの、姉という環という女性からほっといたら電話がまたあった。。。血の繋がりのあるお父ちゃんだから。、。一度だけでいいから会って欲しいんだと。。。

まさか。。。この環って姉さんは、母親が確かにあんたには環って姉さんがいるからと本当に姉さんって。。
事実の様だけども。。。
突然。。。
いまさら。。？まさか、借金の申し込みそれとも、介護負担施設に入れるから援助しろ

かしら。。。全く。。。父親の名前は確かジロー。。。
全くいまさらジローだわ。。。

みんな、勝手なんだから。。。





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スノーフレーク。。。



え。。。

純ちゃんは。。。マスターと。。。手すら握ってないの？葉月さんが。。。初対面で、パピルス君と手を取りあったSCANDALを最近発覚したのに。？

純ちゃん。。。嘘だ。。プレイボーイのマスターに。、。

「あっ。。。」ソーダった。ラブは持ってたバックがモゾモゾするので。。。あー、小雪が起きた。

昼間ショッピングモールに小雪を連れて行ってキャミワンピを買い、着たまま帰り。。
いったん家に着いたら疲れたのかパタンキュ

ラブはこっそりと、カバンに眠る小雪を入れてそのまま連れてきました。
「小雪たん？おっきしたの。。。」カバンから、小雪をそっとラブが出しました。

小雪は、寝ぼけています。。まだ眠いみたいに、ラブに抱っこされて半分ウトウトしています。。。

「わー可愛いあたしも歳とったら、ワンちゃんと暮らそうかな、独身だし。」ダイヤさんが言うので、

「その必要ないじゃん。ダイヤさん、アマゾネスサンクチュアリで暮らせるんだし。」藤森さんが言うと、「それもそーね、里親暮らしもあるけど。。。子供は子供の人生もあるしね。。。」しかし、葉月さんが、

「あら、里親暮らしも、子供が成長したら手放してあげたらいいじゃない。老後の面倒をみさせるため、みたいなアホな下心じゃなくて。」

熱心に言うので、あらあら。。そら、パピルス博士じゃん。パピルス博士も、神楽町小学校の用務員さんの里子で、、今や科学界のそうそうたる噂のプリンス。。だから、葉月は、里親暮らしを推奨します。

ヨシヨシ、純ちゃんが小雪をなでると小雪は、喜んで尻尾をふります。

6人の個室。。小雪ちん入れて。ちょーど女6人ね。
ほんとは、アマゾネスサンクチュアリ幹部の執事ウサギのシーナに来なさいって言ってたんだけど。。
シーナは、車を運転しないし。
今日は、車の商談なんでいいです、だって。
昨日は昨日で、お母さんの介護でピヴォワーヌ幹部の会合には来ない。。というか。。シーナの事は、笑〜も気にかけていました。。
ただいま、シーナ女史３０歳半ばぐらい。なんだけど、親が子離れできない影響でメンタルの薬を飲んでいます。

笑〜が、アマゾネスサンクチュアリ勤務を希望する自社スタッフの象の藤森リノとウサギのシーナを葉月さんに預けたのでした。。。

笑〜の会社は、傾向で象とウサギのスタッフが多いのですが、シーナは、シルバーの可愛いウサギなんだけど、もともと。。。
お母さんが、笑〜の美容関係の会社に入るのはチャラいので反対、デスクワークにしなさい、びっくりするぐらいに。。。
時代錯誤もいいところ
みたいなことを今時言っていたらしいのですが。。。シーナは無視して笑〜の会社に就職。。結婚した兄が家を出て。。。昔っからお兄ちゃん贔屓の両親。。。

なんとシーナは、名字が椎名。。。最初、笑〜が会社にシーナを採用した時に、「まぁ、椎名さん、お嫁に行ったから椎名シーナになっちゃったの」と、シーナに聞くと、シーナは、

「いいえ。。。私は独身です。。。両親がワザと付けたんです。嫌なら早く結婚しなさいよ、あんたが早く結婚する様にワザと付けたんだから、シャレとね、だと。。。」

「えっ。。」笑〜が、いわゆる毒親かしら。。なんて思ったらやっぱりそうらしく。。シーナは実家暮らしを強いられて。。。おまけにお兄ちゃんが外へ出ていき、早く結婚しろ、と言われていたシーナにお鉢がまわり。。。家にお金を入れるのは社会人として当たり前だけど、子供が自立するのを邪魔されて
いやいや実家に拘留されているなら、家にお金を入れる必要がないし、逆にいてやるんだからと。親からお金を取りなよー、と、周りの同僚はシーナに言うのです。

しかも、シーナんちは、家を出た兄は、実家にいたころ金は入れた事ないし。。それは愚か兄の借金を両親が弁済したらしいし。

お兄ちゃんは男性でゆくゆく家を継ぐしあんたは、出て行く女でしょ、結婚前ぐらい実家に居なさいと、両親に言われたシーナは、笑〜の会社に、音鳴り町の実家から神楽町に通勤していましたが。。。

なんだか。。。このままだと。。早く結婚して出て行けと言われてたのに、兄がアテにならず家を出てしまったので、

兄が介護をするのはかわいそうだし。。とシーナを実家に拘留して親の為の人生を歩まされそうで。。。

社長の笑さんや、会社のスタッフも早く家を出なさいよ、と言ってみたものの、水槽の中でガラスの蓋をされ、天井を作られたノミが、暫くすると

ガラスの蓋を取ってもっと高く跳びがれて水槽から飛び出せるのに、ガラスの蓋以上には飛び上がる事ができない様な心境になってしまいました。。。

しかし、アマゾネスサンクチュアリの話が笑〜の会社で持ち上がり、シーナは家を出る為に移籍希望して、笑〜も応援しました。

しかしながら。。。あの母親きっと仮病だろうに。
昨日も、ピヴォワーヌに来れない理由。。
シーナのお母さんが倒れたみたいに言われて、研修が終わると飲み会に参加せずに、わざわざ船とバスでプルメリア島から実家に帰って行きました。

シーナは、アマゾネスサンクチュアリで執事なのでスタッフルームで暮らすのですが。。「あたしがシーナんちのBBAに怒鳴り込みに言ってやろうか。。。」葉月さんが言うので、

「オーナー。。。エレガントにしてくださいませ。。オーナーは多くの女性の憧れなんですからね。」藤森さんがたしなめます。

笑〜が、シーナのお母さんには、娘さんは大出世です、幹部抜擢ですからね、だからプルメリア島のスタッフルームで暮らす事になりましたからね。ご安心くださいませ、女性だけのアマゾネスサンクチュアリです。お母様もいらしてくださいなと電話しましたが、

シーナのお母さんは、娘が家から通えないかしら。。あたし身体が弱いからみたいにシャアシャア嘘をついてくるのです。
娘さんは、執事というこの上ない大役でございます。。外せません会議もたくさんございますし。。御用がありましたら、ご実家に戻らせますからどうぞ、お見守りくださいませ。。

と。笑〜の説明に幹部抜擢とあれば、シーナが実家を出るのに、母親もシブシブ納得はしたようですが。。。なんだかんだ娘さんも長年の積み重ね。。。洗脳されているのかね。。実家を嫌がって親ばなれしたいはずのシーナは介護で実家に帰ってしまい。

ま。。。そんなアマゾネスサンクチュアリの執事のシーナの問題は、これからゆくゆく、毒親離れをしてあげようじゃない。もともと困った女性も働ける場所を作る目的のオーナー葉月さん。。

だいたい夫婦そろってるくせに、旦那が元気なだけでもありがたいと思いな病気なら旦那に介護させればいいでしょうに。。。シーナだって働いてるのよ。シーナもめんどうみるからいけないのよ。ほっとけばいいものをさ。

それはそーと。。。純ちゃんの相談はどこへ飛んでったやらや。。

聞き捨てならない問題でしたでしょ。



そして。。こちらは。。。

名古屋のグーの母親の舞と娘のココアは、招待されたアマゾネスサンクチュアリ宿泊の為に、旦那さんの未森がデパートでドレスやアクセサリーを買ってくれました。
小料理屋蝶々で、未森に、蝶々の柄の着物を何枚かつくってもらった女将さんの舞。

アマゾネスサンクチュアリは、超高級スパ、それなりに美しいドレスを、と。ドレスコードというか、アマゾネスサンクチュアリは、女性の為にドレスを宿泊者にサービスでレンタルしてくれますが、、。旦那未森は購入すればいい、旅行やお出かけにも着れるからと。。

未森は、相変わらず奥さんや娘さんを溺愛する子煩悩パパ。。。しかし。。舞はいつもいつでもモヤモヤ。

母子家庭で、朝晩、ホステスまでしながら働いていた。。親子心中すらしようと考えていた事もあった過去。。あれからこのオーナー夫人、小料理屋蝶々の女将さんの生活。。

女は一夜にして男性の力であっという間に環境を変える事ができるのだ。。あの過去の日、私はまさかこんな生活をするなんて想像もしなかった。。人から見れば幸せかもしれませんね。

だけど。。ほんとに私がしたい生活ってこれでいいのですか、ってこと。

それは、おそらくたくさんの人が、このままでいいのかなって悩むんでありましょう。きっと満足な生活をしている人すら、もっともっと伸びようとする。

だけど。それとは違うなぁ。。もう、こんな歳になって。。。あたしは。。本気で誰かと愛しあったことがないかもしれない事が虚しくて。。

本気で愛していた俊。愛してくれる今の旦那さん未森。。。だけど、同じ方向を向いて向き合って惹かれ合う事が出来なかったかも。

幼い頃。。。両親の離婚で東京から母親の実家の名古屋に来た舞、、、そこで幼なじみになった俊。、。それからずっと俊が好きだった。

でも、俊は女性がほっとかないタイプ。手ごわいライバルだらけ。。、舞は嫌な女なのかもしれない。エグいけど安全日だと、ゴムに穴を開け。。。彼女がいる俊を誘惑したのです。

世の中には、玉の輿に乗りたいや、ステータスのある男性を手に入れたりスキャンダルでユスルとか。モテる男性や、目当ての既婚者男性をオトスために、
安全日だとか、ゴムに穴を開けるだの、メリットまんまんな男性を嵌めて妊娠しようと、する女性がいなくはないでしょう。。その女性の一人が舞でした。。。

妊娠したから、堕胎したから慰謝料払いなという男性を嵌める作戦ではなく。。妊娠したから結婚しなという策略です。。。

シングルマザーで、俊が結婚してくれなくても、たまらなく大好きな俊の子供ですから。舞には美味しい
たとえ。。自分
一人でも、大好きな人の子供を産める幸せ。

俊は、舞が妊娠すると、彼女と別れて結婚してくれました。。でも。。、もともと俊が、舞を良い友達としてしか見られていない事は知ってましたし。。。舞を愛してくれるんじゃなく、責任として舞と結婚しただけ。。。

そんな空気はヒシヒシ伝わりました。俊だって。。。幸せな家族を作ろうと努力してくれ、グーを妊娠した舞。。。しかし。もともと人としては好きだけれど俊にとっては、

恋愛や結婚の対象ではない舞。。。俊はある日突然出奔しました。。きっと好きな女性でもできたのかもしれません。離婚届だけが、ポストに投函されていました。。。

結局は、舞はピースを連れてグーを妊娠してシングルマザーになりました。母親は再婚して舞は弟がいましたが、母親は、離婚はうちの家系かしらね。。

とため息をつきました。母親も再婚男性とは安定して年老いて二人寄り添っています。舞は、あたしも。。。再婚して、いまのところ。。安定して。。。

そんなおり。。。舞には、見知らぬ女性から電話が来たのです。。？

それは、環。。。タマキと名乗る東京の女性でした。タマキは、舞より七歳年上で、なんと離婚して父親について行った舞の姉と言うのでした。。。

最初は、舞も、
オレオレ詐欺みたいに、小料理屋の女将さんで、知り合いもたくさんいるから、私が幼い頃に離婚した事を知ってる人が話を漏らしてどこかに回って、適当に話をつくりなんだか企んでるわけ。。。だって。。。

あたしに姉さんなんて聞いた事がないわ。と。。あの、すみません。。急にそんなことおっしゃっても私は姉が居たなんて母親から聞いた事もないですから。。。なにかの間違いじゃございませんか、と。。。環という女性に返答しましたが。。。念のため、電話番号だけ聞いておき、電話を切りました。

ところが、舞が母親にその旨を連絡したところ、母親が大泣きしたのです、ごめんなさい、舞。。。あなたには生き別れになった姉さんがいるのよ。

えっ。。。

東京に嫁いだ舞の母親は、同居の姑と喧嘩ばっかり。名古屋に勝手にしょっちゅう帰る舞の母親。。。旦那さんが、揉め事が嫌いで、知らん顔して。。。

喧嘩ばっかりの母親と嫁の舞に嫌気がさして、舞の父親が、外の女性に子どもをつくり、産んでいて、皮肉にも舞と同い年だと。。。

舞の母親は姑に、舞が2歳ぐらいの時に追い出されてしまいました。

2歳ぐらいなので、東京にいた頃なんて全く覚えてないし。姉がいる事なんて、母親には黙っていられたんです。。なんで言ってくれないのよ。。。舞は母親に言ったのですが、過去を忘れたいから。。。と。姉の環は聡明で利発な祖母のお気に入りらしく、子育ては、祖母に取り上げられた母親。。。

当然、環を祖母が手放さず。。。環は母親より祖母になついていたため。。。愛人が舞と同い年の女の子を連れてきたため。。。

母親は、舞と一緒に婚家から追い出されてしまいました。
って事だったの。。。なんてことなの。。。

急にそんな事情を母親の峰から白状された舞は。。

私は母親と追い出されて。あたしと同じ女の子は、父親の家に受け入れられて。。そりゃ。

母親もトラウマ。。。思い出したくないかもしれない。しかし。その環が、舞の父親が入院したので。お見舞いに来て欲しいですみたいに言ってきたのです。。。

えっ。。。そりゃ。。。父親には。。。会っては見たいものの。、、母親と一緒に追い出された舞は。、、そうそう簡単には。。。

考えさせてください。と言って電話を切りました。

あたし。。、家庭運無いのかしら。。なんて。。、今はもう安定した家庭にいられながら。。。

しかし。この環という7歳歳上の姉らしき人は。。。あちらは、父親の実家に残った身で追い出された私。。。あまり、追い出された立場を考えられないのかしら。
いきなり、姉だとか、父親に会ってくれって言われても。急に。。。そんな。。。安定した平穏な生活がようやく続いていくと思われた矢先に。。

さすがに、母親の峰には環は電話してこなかったみたいだけど。
でもね。。。一期一会としても、実の父親は会っておいた方がいいのかしら。

でも。。。ピースもグーも。。。きっと生きてるか死んでるかすら知らない父親の俊はきっと。。。
会う事はないかもしれないわね。
久しぶりの連休。。アマゾネスサンクチュアリ
これから贅沢な非日常の出来事に羽を伸ばす矢先に。。。

でも。。。贅沢なひとときに羽を伸ばしながら。。ゆくゆくをじっくりと考えるのもいいかもしれない。

そして。。。再び。。。スノーフレーク。



んで。。。純ちゃんは。。。マスターとなんの関係すらなく。しかも。。手も握る事もなく。。。まるで。。妹のように。。

私は魅力が無いのでしょうか。。マスターは女性経験豊富だと思います。。種族の違う女性にもよくモテますし。実際アルバイト先でも、ファンやマスター目当てにくる女性のお客様が何人もいて。

いわゆるフェロモンフェロマンというか。。例えれば若い頃の藤井郁弥みたいな可愛い感じで。。。

で。。。その女性を切らさないマスターがいま純ちゃんの彼氏のはずなんだけど。。

結婚の話しも出ていながら。、マスターと男女関係にはない。

「それって、大事だからなんじゃないの、マスターさんが女性経験豊富だと言うならなおさら。。。もう女性にガツガツしてないし、結婚する女性には、気持ちを改めるんじゃないの。。。」藤森さんが言いました。。

「魅力あるから付き合うんでしょ。誰が魅力を感じないのと付き合うのお金目当てじゃあるまいし。相手がモテる人ならなおさら魅力のない女性とは付き合わないでしょ。」葉月さんが言います。。。

「でも。。。そうかしら。。自然に。。。そーゆう事は。。」純ちゃんが言います。

「あら。誘っちゃえば。」ラブが言いますが、「それができたらラブちゃんに相談してないでしょ。」葉月さんは言います。

「私もやたら焦らないで信用してもらいたいんだと思うんだけど。特にプレーボーイなんて言われた人ならね。」ダイヤさんは言います。

「まさか。。、偽装結婚なんて嫌な事を考えるのよ。結婚できない人と。。。そのカムフラージュにとか。。。」

「えっ。。。なら別にマスター。。。独身で自由にしてれば良いんじゃないの。それなら、わざわざ純ちゃんと結婚を考えないでしょ。」葉月さんが言います。

「それか。。。ストーカーよけに、虫除けに私と結婚して既婚者だから、って邪魔な女性よけ、とか。」純ちゃんが言いますので、

「そんなん。いまなら、警察に通報すればいいでしょ。だいたいの人は警察に通報されたら、あ、迷惑行為だ、って気づくんじゃないの。。それでも治らなきゃストーカーで逮捕されるし。弁護士立てればいいでしょ。。。」葉月さんが司法に投げればいいじゃん。虫は駆除やに駆除させたらみたいに言います。。。

「でも、お客さん商売だと。。なかなか。」純ちゃんが言いますので、


ラブが、「考え過ぎよ。いくらなんでも、結婚する女性と遊んできた女性と、同じ様に付き合うわけないと思う。。」

と。。。マスターは、慎重になってるのではないかなー。。。やっと結婚を考えてる女性に巡り合わせたんだから。。。と。

「忘れない人がいたりして。」純ちゃんは、どんどんネガティブな思考にハマりました。。

結論。。。
プレーボーイと言われたりする人こそ、本命女性に慎重なのでは。。。
マスターの場合、自分からひっかけるんじゃなく女性から寄ってくるわけで。ガツガツしてるわけじゃないでしょ。。。区別したいのよ。。。今までと。。。

それから、葉月さんとダイヤさん。今日は藤森さんもお酒が入り。。。アレやこれやの

大人の話になってきて、ラブは慌てて小雪の耳を両手でふさぎました。。。

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「わー、なんだなぁ。。それ、ヴィーナス。。。」常連さんが、ワイワイガヤガヤ。。


南風に入ってきた。。
ヴィーナスの頭の後ろに。。鳳凰のタトゥーが。、。


「コレネ。サイダイミッカカンノ。。オシャレ、カンタンタトゥー。」

ヴィーナスが言うにはタトゥーや刺青を彫りたくはないけど、たまに楽しみたい人が、ヴィーナスに図案を渡すと、ヴィーナスが腕や背中に最大三日間タトゥーを念写してくれるサービスを始めたらしいのです。
念写だから。。
全然痛くないし。最大三日間しかもたないけど。。時間単位からあるし。

タイマーをかけて、何時から何時までも可能。

お出かけやパーティーに便利かも？あと、ウザい異性よけ。。脅しやお邪魔虫駆除に。
ドラマの撮影の役者さんが、その筋の人を演じる時もわざわざ絵を描くのもめんどくさいから念写すれば一瞬だし。。
その反対に。。。タトゥーや入れ墨を最大三日間消す魔術もあります。
ちょっと、彼氏彼女、奥さん、旦那さんの家族と出かけるからその間だけ消して。。とか、
子供とプール行くから消して、とか。
温泉行くから消して。

ゴルフ行く半袖だから消して、とか。、


ヴィーナスは、学校が終わったら試しに自分にやってみた。。んだって。
ヴィーナスは、ショーや演出や舞台に必要な
空間をいろんなバリエーションに変化させる魔術ができるので、
タトゥーや入れ墨はお手のもの。プールやお風呂でも、時間内には消えないし大丈夫。

時間になれば自然に消えますが、時間内に消したければ、ヴィーナスに頼めば消して貰えます。。。

鳳凰にしたのは、鳳凰や火の鳥やフェニックスや不死鳥の区別がイマイチですが、住まい地域の神楽町老人会のの南新町のお年寄り達が、朱雀班なので、試しに鳳凰のタトゥーにしてみよー。
朝起きたら消える設定にしてみました。

ちょっと

あと、特殊メイクもチョチョイのちょい、だし。
最大三日間落ちないシンデレラメイクの魔術もできます。
シンデレラメイクというのは、ボトックス注射をしたように、ハリハリのピーンと、その人の細胞を活性させてキュッとリフトアップと引き締め。。。小顔。。と一瞬でその人に合うカラーなどのチークやシャドーとエクステをし。オプションでヘアスタイルなど。。

最大三日間落ちないメイク。三日間のうちに、自分が綺麗に見えるメイクやヘアスタイルを観察取得して日常にも役立ててくださいと。女はメイクで変わる、みたいな。
などなど。。ヴィーナスは。。
美術の魔術が使えます。

「なんだそれー。てっきりヴィーナス、ヤンチャさんに入ったかと。、、」頬を指でシュッとヤーさんのゼスチャーで。。。マスターがヴィーナスをからかいます

常連さんも、ヴィーナスをからかったり、シュナ坊や福ちゃんに若い衆たちかー、とチャチャ入れますが、

ヴィーナスと目があったミージイサンは。。。黙々とハットルテを食べています。。。

「ミージイサン、ミテミテ。」今日は、小学校でミージイサンを見かけなかったので、ミージイサンに話しかけてみました。。

口をチョコレートだらけにしたミージイサンにヴィーナスはギョッとし。ヴィーナスの頭の後ろの入れ墨を見たミージイサンもメガテン。


ナンだけどー。結局、どワッハッハはははははのハハの母。。。
周りの常連さんとともに。。
お互いをガハガハ大笑いに笑い転げると。。

はっ。。。

ミージイサン。。。前代未聞のパピルスSCANDALに。、どうなんだろ。

「や。ヴィーナス。。。」ミージイサンの近くの席の主婦のグループが、席を立って、お買い物コーナーに行ったので、ヴィーナスとシュナ坊や福ちゃんは、座りました。

マスターが、テーブルを片付けると、ヴィーナスは珈琲、シュナ坊と福ちゃんはアイスショコラをオーダーすると。。。

機嫌悪くしてないかなー、、、科学界のプリンス、ホワイトシュナウザーのパピルス君が、

子持ちバツあり。。バツイチって言うか、未亡人なんだけど。そんな子持ちの葉月さんとSCANDALなんて。。とヴィーナスは思ってはいたのですが、

「どうなんだろーね、インチキ新聞のSCANDALの。。。ヴィーナスのオッかさんだろ、あの相場女王って。。。」ミージイサンが言います。。。

「インチキシンブンニュースダカラデマジャナイノ」ヴィーナスは言います。。

さー。さてさてさてさてと。こちらは、

場を変えて、スノーフレーク。。

東南の巨大なショッピングモールマーケット２４で、小雪の服を買うと、大蔵から無理やり頂戴した雲の子タクシーのチケットで、首都圏真ん中の福の神楽園に帰ります。。。

このチケットは、大蔵の会社のなので、雲の子タクシーを一度無料で乗れます。大蔵が接待や上客様のお礼に渡していますが、

自分の金でタクシーで帰れと大蔵は怒りましたが、ラブは、ちょっと笑〜には運転を無料で指導してあたしにはなんもないの。

大蔵が、
だから、お前も運転なら、時間あれば無料で教えてやるからって言ってんのに免許取らないから悪いんだろ。と、言っても。。。だからあたしは将来酒飲むし、運転は男がやればいいのよ、ツベコベうるさいと恋愛相談しないし、

リリーちゃんに、大蔵は笑〜がまだ免許を取っちゃダメなのに指導してるわー、やばいよね、福の神のする事かしらとチクる

と、脅しました。

とほほ、。リリーちゃんというのは天使で、同じぐらいの年齢の、大蔵の取り引き先の娘さんで、大蔵はリリーちゃんが好きで、ラブに恋愛相談しています。。。

とほほ。。。結局大蔵は、リリーちゃんをだしにされ、ラブに雲の子タクシーのチケットを一枚渡しました。

夕方から、純ちゃんとのスノーフレークでの待ち合わせ。

そして。。実は今日、大蔵が乗客様達として、アマゾネスサンクチュアリィのオーナーの葉月さんや、管理人のダイヤさん、秘書の藤森さんをヘリコプターで迎えに行きました。

アマゾネスサンクチュアリィは男性が立ち入れないので、大蔵の会社で商談後。。。



お迎えに白いリムジン。。。あと、従業員が自由に乗る車は赤いオープンカーにしました。

葉月は、ジープなんかいいんじゃないとも言いましたが、ダイヤさんが、ジープはゴツいし、男の車ってイメージがあるし、まずは、女性が乗ったらカッコいい赤いオープンカーでいいんじゃないですか。

なんて、あれこれ言って、超高級車を二台も即金で買ってくれたので、
商談が終わったら、大蔵は、四つごの兄のタチバナに女性3名さまいいお食事のお店ない請求は俺にしといて。と言って、

なにが食べたいか葉月達に聞くと、最近ピヴォワーヌへ行ったばかりで、気軽に居酒屋みたいにバリエーションいっぱいなとこがいい、カフェでも、と言ったので、居酒屋ね、オススメの居酒屋金曜日の夜はいっぱいだろーなぁ。

と、タチバナに聞いたら新しい店のスノーフレークは、お酒もあるし。と言ってくれました。

葉月は大蔵に、車は、ヴィーナスを呼んで時間空間で、アマゾネスサンクチュアリィに送らせるからと、お客様が移動の手配もしてくれました。

葉月はヴィーナスに、LINEで、夕方ぐらいに大蔵さんの会社で買った車を時間空間でアマゾネスサンクチュアリィに送ってちょうだい。と頼みました。

メンドクサと、ヴィーナスから返信が来たので、

ちょっとちょっと。。あんたのシンデレラメイクやタトゥーの魔術やら、サンクチュアリィアマゾネスで扱ってやろうって言ってんのと葉月さんがキレてきたので、

忙しいから、出店しなくても結構です。とヴィーナスはLINEに入れると。

あら。サンクチュアリィアマゾネスに来る赤ちゃんや小さな子の耳かきアルバイトをしてもらおうと思ったんだけどねー、あんたら、ヴィーナスは、両性有具だから、女性としてアマゾネスサンクチュアリィに入っていいし。

耳かきのアルバイトを。。。みたいに葉月さんがLINEをすると、ヴィーナスはすぐに引っかかってきました。

ヴィーナスは、耳かきが大好きなのです。耳かきが好きすぎる人はほんとに怖いぐらい好きなのですが、ほんとに好きで好きで。動画で耳かきを見ると。。。自分が耳掃除を代わりにやりたくて仕方がないんです。

自分のより、ハッキリ耳の中が見える他人の耳掃除が好き

シュナ坊や、福ちゃんは、ヴィーナスにしょっちゅう耳掃除をされ。ほとんど綺麗なので、自分が耳掃除したくせに、綺麗だと取りがいないと怒るのでした。
ヴィーナスは。
耳掃除動画を見て興奮するのですが。。。見ればスッキリ。。

だけど。。。そのあと自分が耳掃除をやれない虚しさ。、モヤモヤ。

結局。ヴィーナスは、耳掃除の誘惑に負けて時間空間。。空間に物を入れて届け先に送る。日時や時間指定もでき、

あと、空間に貴重品を預け入れすることもでします。。時間空間。。。南風へ行ってから大蔵の会社に行く事になっていました。

別に店に見栄を張らなくても。。。お店の人に手配して貰えばいーのに。、。お客様は金様って言うでしょ。

別に。金払ってやってるんだ、とか、わしは、お客様様さまだー、って意味じゃなくて、
金で済ませる事は金で済ませろ。金持ってるならなおさら。ヴィーナスは。ぶつぶつ言いました。


スノーフレーク。。
夏は涼しい雪のモチーフ。冬は旬の雪のモチーフ。。。
スノーフレークでは。。。冬のイメージでも、夏はカキ氷フワッフワで評判だし。
中央の
美しいガラス細工の様な氷の彫刻が有名で、

ときおりオブジェが変わり。。
これは、ヴィーナスが彫刻したり、ヴィーナスの生徒さん達が彫刻したりします。。

今はヴィーナス作の氷の豹です。ヴィーナスは、自分の作品には自分で期間まで氷の彫刻が解けない魔術をかけれて、
生徒さんの作品でも、
期間まで解けない為に彫刻刀に魔術をかけました。

地球外生命体のヴィーナスの美術における技術はずば抜けていました。ラブがお店に入ろうとすると、

「やだー、ラブちゃんじゃない。」

「えっ。。。え。」ラブが振り返ると、葉月さん、ダイヤさん、藤森さん、アマゾネスサンクチュアリィのオーナーと幹部です。。

「あら？お友達と待ち合わせなの。会ったばかりで偶然ね。今日も飲むの〜」わわわわわ

葉月さんが、からかってきました。

「飲まんでおジャリマス
あ、、、あっ、純ちゃん。。。」純ちゃんもやってきました。。純ちゃんの悩み相談なんだけどー。

純ちゃんが、ラブを見つけたと同時に、葉月さん達もいたので。。。

「えっ。。。あ、あら、ラブちゃん。。みんなして。。ご意見番さんを呼んでくれたの」

エッ。。。純ちゃんはトンチンカンなところがあるので。。
葉月さんやダイヤさんや藤森さんを見ると、
ラブが純ちゃんに相談があるからと言ったので。。。
友人知人のご意見番を集めて女子会みたいにしたのかと思い込んだのです。

「あははは。。。純ちゃん、なにを言ってるの、たまたま、私たちここで会っただけよ。ここ、タチバナさんのお店でしょ。大蔵さんのお店で車を購入したら接待してくれたの。」葉月さんが笑います。

「ご意見番ってどうして、」藤森さんが聞くので、純ちゃんは、

「ラブさんに相談って言ったから。。てっきり。。ラブちゃん福の神だから。。たくさんの人の意見を参考にしなさい、みたいに女子会みたいにしたのかなぁ。。と思い込んで」

ラブは。。。あらあら純ちゃん。恋愛相談だろーに、プライバシーは。。

ちょっとちょっといいのかしら。

「まあ、なんなら。。？私達も、純ちゃんさえ嫌じゃなければ、何人寄れば文殊の知恵だから、ご一緒しましょうか、ね、社長」

ダイヤさんが言うので、葉月さんは、「何人寄れば、ってダイヤさん、何人か知らないの。三人よ。ま、五人だから、それ以上だわよね。
あー、そうそ、大蔵さんが予約してくれた個室が六人部屋みたいだから、セーフだしね、のものものも。」決まったよーに、葉月さんが仕切ります。。


ラブは、いーのかなぁ。フツーなやみ相談にガヤガヤされたら怒らない

しかし。。純ちゃんは、ズレているのか、

「そうします。ね、ラブちゃん。いろんな人のどうしたらいいか。。ってきになるし。」

ラブが、スタッフに事情を話して個室予約を取り消すと、

あ、まって、まって、ひとつ、空きました、と、電話対応の人に知らせていました。
ありがとうございます。。お陰様でバースデイのお客様が入れました。めったにここ来れない遠方の人が突然思いつきで神楽町観光に彼氏が彼女を連れてきたらしい。。。誕生日のサプライズで。

予約ぐらいしたれよ。段取りがいい男じゃないとさ。疲れるわ、メンドクサ。

バースデイって記念日に、でしょ。バカバカ。。

と、ラブは思いましたが、「あら、良かったですねー。」と、純ちゃんがスタッフに言ったので、
皆様、
ホワンとした気持ちになりました。

さすが。。。失敗勘違いがフクトナス純ちゃん。
ヴィーナスの、
ジャガーの氷の彫刻を通り

個室にゾロゾロと、入りました女性陣。。

「えっ」

「そ、、
そーなの」

さ、ハリネズミ。純ちゃんの悩みは。。

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一瞬だけの花火で終わるか。。。

それとも、本気の恋愛に。。。


まぁ。。。でも。子どものあたしがどーこう言う問題じゃないか。。。笑〜は、らぶのオフザケを気にしながらも。。。どうにかなる。。。

シカシ、LINE打つのが面倒くさいって言ってたラムさんは、昔恋愛結婚のエッセイストもしていて。

書くのは気が向いたら嫌いじゃないらしく。。。LINEが入ってきた。ただし、自分か気が向いたら書くスタイル。

酔ってバカンスでご機嫌さんなんでしょうね。。

あら。。。その場にいたなかで、一番強いご縁があるものが居たら、磁石みたいなもんでそちら優先的にレーザービームが飛ぶんだけどなーカップルさんがいたんでしょ。どーしたのかしら。。。ね。

だって。。。でも。。、男女の事は第三者がアレコレ言うべきじゃない。二人とも大人なんだし。と、笑〜は、思いながら。。

ラブはラブで、結局は、大蔵が車を出したら渋滞情報が流れて。。、ちえっ

しょーもない。めんどくさい。そー言って、ラブと小雪を結局は、家のヘリポートからヘリを出して、マーケット２４まで送る事にしました。

マーケット２４も、元締めは福の神ですから、裏のヘリポートに着陸して。、。


「最初っからこっちで送りなさいよね。」「車出せってうるさいのダーレ」
ラブは、夕方純ちゃんと会うだの、タチバナの新しい店のスノーフレークで待ち合わせするんだーといいました。

赤ちゃんの小型犬とともに暮らすママ友達と、お茶した事があって、赤ちゃん達が、お子様ランチをみんな気に入ってたー。みたいな話しを大蔵にすると、

「なんかキモくなってきた。ママ友って自分の子じゃないだろ。独身子なし女が。。。」
「あら。小雪はうちの子、家族でしょ。」

大蔵は、もう言ってもムダ。これ以上言っても蜂蜜みたいに甘いフワフワな砂糖菓子みたいな小型犬自慢話に胸焼けしそうなので黙ってしまいました。。。

アマゾネスサンクチュアリィは、オープニングゲストに女優の茶目コ、プロデュースに協力した笑〜もいます。
昨日。。。偶然にもピヴォワーヌ海離れで、純ちゃんとマスターのカップルと一緒にお食事した葉月さんは、純ちゃんに、

マスターのお母さんが、ウチにお泊まりになるんなら。純ちゃんは、三日間、オープニングスタッフのアルバイトやってみない

もちろん、マスターのお母さんにはマスターとお付き合いしている事は内緒でね。
と、ドッキリみたいな作戦を企画したのです。

疎遠で独立自立しているマスターと、マスターの母親。。

名古屋からこちらに来る時にマスターと母親は会うらしいけど、兄のピースと一緒に。

その前に、純ちゃん、客室係で、内緒で接待しちゃえー。と言う葉月の提案。。。

ラブは酔い酔いヨヨイノ酔い酔いで、

なんとなーーく、だけどそんな葉月の話しを聞いて。。あら。純ちゃんの相談ってそのことかしら？


とりあえずショッピングモールに着いたラブば小雪のお洋服を。今晩スノーフレークに連れて行くし。

実はタチバナに、カフェ出来るけど名前どーしようって言われた時かな、小雪って言ったら、

スナックじゃないんだから。と、呆れるから、小雪を英語にしたら、
スノーフレークじゃないかもしれないけど、

スノーフレークみたいな感じでそれからいいかも、と褒められて、スノーフレークの店名はあたしが付けたのよ。

あ。、。ワンコのママ友と会ったりして。頭のなかはルンルン。。

さてさて。。。こちらは名古屋。。

「な。。。何やってんの、バカね、ココア。」

ココアが勝手に舞のメイク用品を持ち出し宝石を持ち出し。。ココアは、げっ。
アチャ。見つかっちゃったー。

ココアは、SCANDALの新聞で見た葉月に触発されています。
美人でお金持ち。。。宝石とドレスのゴージャスな葉月さんが載っているのも見て。。

すっかり葉月さんに憧れているよう。

お兄ちゃんの恋人がこれっくらい魅力的なら、かなわないから許すけどとココア。。。もうすぐ私とココアが、アマゾネスサンクチュアリィで宿泊する。二泊三日で。。。

未森が会社関係者さんから接待というか御礼みたいなおもてなしでいただき。。愛妻家のオーナーだからこそ、メロメロの奥様とお嬢様へ。。。だって。。。

なんだか。。それなのに。。シャクなのはなぜ。。きっとバチが当たるし嫌な女。スナックのお客だった。。。小料理屋蝶々の
お店まで持たせてくれた未森。。でもね。

心のどこかでは。。。なんで私がスナックから足を洗わなきゃいけないの。と言う気持ちもあるし。

話しやすいし、お金を持ってるらしくって、お金を使ってくれて嫌なお客さんではなかった未森。。。同伴してくれて。。デートとは思わなかった、食事に付き合っただけ。。。

だってわたしはホステスだから。。時間と自分を売ってるし。。あちらはアタシを好きだからアタシはいい事やってるの。。

ホステスさんを口説く男性で、お金をかけてお食事にお付き合いし。。。口説けないと金を返せとか、

誘われて好きでもない男性に時間をさいて時価があるのに、自分が誘いたくて食事に付き合ったのに、奢ってやったとか。。。時価を考えろ。。。行きたくて行ってるんじゃない。仕事で行ってるんだ。。自分に惚れてない女性を頼んで動かしてるんだ。。。
時間をいただいてる自覚をもたんかい、と、思う事がありましたが、

未森は、実にいいお客さんで、何も求めてはきませんでした。。

しかしながら。。。今になっては、それが未森の作戦だったのかもしれない。。なんて。舞は嫌なことを考えてしまい。。

先輩のやり手ホステスさんは、お客様は神さまじゃないけど、お客様は、金さま。。カネ様ねーと、未森をゲットした舞をあら、良かったじゃーん。
未森が来ると、コソッと内緒で舞に、ホラ、来たきたやるねー、あなたも。
金さま、カネさま、とからかいましたが。

じわじわと。知らない間にただのお客さんの未森と結婚していた。。

俊。。。ピースとグーの父親の俊。。。
憧れだった俊。。。憧れだった俊との結婚生活ははかなく散る。。そう。。？

ちょっと例えがおかしいかもしれないけど、かなりバカバカしいけど、必死で背伸びしてギリギリ奇跡的に合格した憧れてた学校へギリギリセーフ。。。

入ったのはいいけど、入ってからは地獄。入るのがまるでゴールみたいに付いていけなくてやめざるをえなかった出来損ないみたい。結局は散る。。。

結婚はゴールじゃない。スタート。。結婚してしまえばこっちのもんじゃない。

その俊との離婚。。。失敗なんて言わないでくれと未森が言う。。。離婚したおかげで君と出会えて良かったって。。

なんかそれ。。カチンと来て。。素直に喜べない自分。あたしはロクでもない女だ。。

なんだかなぁ。。。こんなにいい生活をさせて貰って妥協という文字が思い浮かぶ。。

きっと。。俊にとっての私の立場が、私にとって未森なのかもしれないなんて考えたり。。

ピースとグー。。。

俊の子ども達は、独立自立。。私に迷惑をかけまいと。。。あの子たち。特にグーには冷たくしてしまう。
だって。。。あの子が俊に似ているんだもん。。。

今度アマゾネスサンクチュアリィへ行ったら、帰りしな。。。ピースやグーと会う約束をした。。。ピースに連絡を入れといた。。

あの子たちは。。。

幼い頃の。。。あたしが一時期おかしかった頃のトラウマの為に特にグーは、あたしを避けてるかもしれない。ピースもなんとなく。。

賢いあの子は薄々。。。グーが俊の面影を感じるから避けているみたいな空気は感じている。。ピースとは少し電話で話すことができたけれど

グーね、とうとう結婚するかもしれないかも。かもしれない。だから。。だと。

あたしは馬鹿みたいに、まだ早いでしょう。。今の時代の男性で。グーもそんなに焦ることないじゃない、ね、ピース。。

と言ったら、、、ピースは固まってしまう。無理もないわ。私はどうしてこういう性格なんだろう。あら、おめでとうって言えばいいのに。
私も十代でピースを生んどいて。。

ピースには、
「その話し、本当なの。。。
もしかして。。だから、わかんないか。。
あ。。あっ。あら、びっくりしただけよ。それよりあなたは。。とごまかした。」ピースは、まだまだ俺は仕事だよ。。

結婚もするかどうかわかんないし。と答えて。。そうね、好きにしなさい。独身でも家庭を持っても幸せならそれでいいし。と私は言った。。。

つくづく嫌な女だ、わたしは。ピースには、結婚なんかしない方が幸せよ。なんて。。喉まででかかっている。

ピースは、ココアには内緒にしといて。ココア、、、グーの事お気に入りだろ。

そして。。。そのグー。。。

今日はまた、午後、神楽町小学校の用務員さんのミージイサンがやってきた。アイスコーヒー。。。いつもの。。。

と。。。チョコレートケーキ。、。

平日にミージイサンがチョコレートケーキなんて珍しいな。

甘いもの大好きだけどー、平日なんだかんだ冷蔵庫の朝甘いものを食べて学校に来る習慣だから。。。１日何回も甘いものは年寄りの毒。。。

とか言って。。。平日３時のオヤツ。。サービスで出るピーナッツや玉子や、カップケーキ以外はスイーツオーダーしない。。。

オヤツ断食みたいな変なこと言ってたのに。オヤツ断食って。。はって感じだけどね。。
全然オヤツ断食じゃない。
うちは、珈琲頼めば名古屋式だから。。

しかも。常連さんって旅行好きが多いし。。店にバラマキ系のスイーツ持ってきてみんなでワイワイしたり。なんだかんだ甘いもの食べちゃってるけどさー。

平日、小学校の仕事がある時は朝気を引き締めるために、冷蔵庫の中の甘いものを食べるミージイサン。

気を引き締めるどころか。、。気がゆるむのでは。。

土日来るときは、ここにスイーツ食べに来るけど。
に。。。しても。濃っ。ハットルテやんけ。旬のテーマは。。
マンダリン卿とのコラボして。、オレンジハットルテ。。。いわゆるいまは、柑橘な週間。。。
レギュラーの定番どころのスイーツと季節がわりやイベント的なお遊び系のスイーツ。
マスターは、近隣の産業や新進のシェフやパティシエを後押しして。。。コラボやスペースを提供したり。、。。それもあるし、南風は、どんどん評判になりましたが。。。

三ッ蔵正義。。。神楽町小学校用務員の
ミージイサンは。。。ホールの濃厚なハットルテを黙々と食べています。。

お喋りを常連さんと楽しみに来ているふうもありましたが。。。常連さんも週間SCANDALのネットや新聞にて。。。ミージイサンの

息子さん。。里子ですが、ホワイトシュナウザーのパピルスの話題がゴシップ新聞SCANDALに出ていて常連さんも、ミージイサンに話しかけ辛そうでした。。。

ヴィーナスのオッかさんと。。。

そんなおり、南風の入り口ドアが開きヴィーナスとシュナ坊と福ちゃんが入ってきました。。

ヴィーナスは、ミージイサンと目が合いました。。






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