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2024年04月28日

建設業の始業時間も問題では


建設業界に若者が入らない理由。

それは業界団体が本気でないからだと思う。

役所の始業時間は朝8時半からが普通であるから、始業時間は8時半にすべきだと思う。


建設工事は暗くなるとできにくくなり、明るいうちが勝負であることは十分知っている。

しかし、若者など継承者がいなくなることはこの業界の存亡だけでなく、

わが国全体で水害が多発し、地震対応など防災工事や老朽インフラの補修などの維持管理工事で必要な人材育成だと考える。

私も建設工事の現場で施工監督の手伝いを何度かしたことがある。

私は設計経験が長い中で現場がきつく感じた。

その大きな理由は午前中の時間の長さだ。

設計職なら朝の始業時間が8時半か9時が普通で、始業間際に出社しても全く問題ない。

しかし、建設現場は朝8時に働き始めるために、7時半には下請けも含め現場事務所前におり、

7時40分ぐらいからラジオ体操を行い、7時50分ごろに朝礼をして、8時から仕事が始まる。

つまり昼12時まで4時間半も前から仕事を始めているのと同じだ。

現場作業員や職人は5時前でも暗くなれば作業ができないからそれまでで帰れるが

施工管理職や所長は夜遅くまでその日に作業した内容の整理、写真整理、図面整理、出来形管理など忙しい。

特に今のような真冬の早朝からの現場は寒く長く感じてきつい。

こんな環境に若者がはいってくるはずはないだろう。

日本の大手のゼネコンも発注者も愚かだ。

まずは発注者が建設業の労働環境改善を強く推進すべきだと思う。

posted by 土木技師 at 00:00| 公共事業の問題


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