2018年03月26日
海外積立ファンド「8つの教訓」3.よくある被害相談事例@
昨日は、商品の提供元である保険会社とその選び方についてお話させて頂きました。
会社の社会的信頼性と商品内容を比較することが大切ということでしたね。
さて今日は数ある被害相談の中から、実際にあった相談事例をご紹介します。
(※実名を伏せる事を条件に被害例として、インターネット上に公開させて頂く事に同意を頂いております。)
皆さんも参考にしてみてください。
【海外積立ファンド 被害相談事例1】
ある時、Aさんは友人から「知り合いの会社が主催するライフプランニングセミナーがあるけど一緒に参加しない?」と誘われました。
年金や老後について少し不安があったAさんは、その友人と一緒にセミナーに参加することにしました。
セミナーでは将来の不安を煽るような内容で、今すぐ準備をした方が良いという話でした。
話しを聞いているうちにAさんは少し怖くなり、自分の将来について更に不安を持つようになりました。
セミナーが終わり、Aさんは友人にどうしたらよいか相談すると、友人から「海外積立ファンドに投資をすれば大丈夫だよ」と言われました。
セミナーの中で、海外で投資をするのが良いという話を思い出し、Aさんは具体的な話を聞いてみることにしました。
友人は「毎年10%以上で運用されて増えていく」「リスクは無い」「いつでも辞められるから心配ない」など資料を見せながら説明をしてくれて、Aさんは信頼できる友人の薦めということもありすっかり安心して契約申し込みをしました。
しかし、契約をしてちょうど2年ほどが経過したとき、Aさんは結婚を機に引っ越すことになり「住所変更の手続き」と「積立の一時停止手続き」について友人に相談しました。
ところが、その友人は自分は手続き方法がよく分からないからC社に直接聞いてみてくれと言いました。
C社とはあの時セミナーを主催していた会社で講師の方とは名刺交換をしていました。言われるがままにAさんはその名刺の連絡先に電話をしてみると
「繋がらない...。」
Aさんは不安になり、友人に再度事情を説明しました。
すると友人は「自分も今はその仕事は辞めてしまって関わっておらず、よく分からないから何ともできない」と申し訳なさそうにそう言ったのです。
Aさんは驚きと同時に憤りを感じましたが、そんな友人を見て責めることもできず、自分でインターネットで調べることにしました。
そうすると、「2年経っていても条件を満たしていなければ積立停止ができないこと」「住所変更はIFAに書面での依頼が必要」といった事実をはじめて知ることになりました。
結局、Aさんは自分が何処のIFAを経由しているのかも分からず、住所変更の手続きはそのまま保留、積立は条件に達するまで毎月仕方がなく続けています。
ご友人の方は騙すつもりじゃなかったのかも知れませんが、無責任な行為は結果的に人間関係をも壊し二度と取り戻すことはできないでしょう。
その後、Aさんの証券番号を元にIFAの移管手続きを行い、住所変更と積立の一時停止手続きを行いました。
そして再度、正しい商品の説明を行い、リスクやデメリットをしっかり理解された上で、Aさんは当初より減額して積立投資を続けています。
【海外積立ファンド 被害相談事例2】
ある時、友人から「すごい増える海外の投資話があるのよ」と誘われて海外積立ファンドの存在を知った主婦のHさん。
その友人は金融機関に勤めた経験があるわけでもはなく、ただ知人の販売業者から聞いた海外投資の話をHさん紹介しに来ました。
友人からは「右肩上がりに増えていく。金利が良いからやった方がいい」くらいの説明しかせず
「友人だしまぁいいか・・・」と気軽に契約をした。
しかし、契約して3年が過ぎる頃、海外より手紙が何通か届いていたんですが、 中身は英語の手紙だったので当然内容がわかるわけもなく、Hさんは契約した友人に聞いてみようと連絡をしたが、友人となぜか連絡が取れない...。
ようやく、友人に連絡がついて問い詰めたところ、販売業者がつぶれたそうで、その後の顧客フォローもなく対応ができなかったと...。
しかも最悪なことに、何通か来ていた手紙は、支払いクレジットカードの期限更新に伴い新しいカード情報を保険会社に送るようにとの旨のもので、ずいぶんと時間が経ってから発覚したため、すでに契約は保険料の不払いで強制解約となっており、2年以上貯めたお金は戻ってくることはなかった。
また、この友人も当時、難しい質問をされた場合に答えることができない不安から、Hさんの電話に出ることができなかったとのことだったそうです。
目先の紹介料目当てに、海外積立を販売する人がまだたくさんいいらっしゃいます。
「金融知識も何も持たないずぶの素人でも売れてしまう」
これが非合法的に販売を行う、無登録海外積立業者の怖いところです。
事実、フレンズプロビデント、ハンサードは日本から撤退しています。
理由はいくつかありますが、やはり「無知識で適当に売る人がいた。その結果、途中で解約してしまう契約者が続出した」という会社側にとってコンプライアンス上非常にリスクな状態が続いたことが大きな原因と考えられます。
この事例のように、販売業者の倒産、廃業や紹介者の音信不通で、積立契約者が宙ぶらりんになってしまうケースはかなりあります。
海外積立ファンドの無責任な仲介者による被害者は多発しており、昨年だけで弊社では約200件以上のアドバイスとサポート業務を行いました。
皆さんも身の周りの投資話しには十分注意してください。
仮に海外積立の話があった場合でも、紹介者をいくつか比較してみるようにしてください。
驚くほどそのいい加減さに気がつくでしょう。
大切なお金を何十年と預けるのですから、慎重に信頼できる金融の知識を持った専門家に相談するようにしてください。
もし、現在でこのような不安や疑問がある方は、直ぐにご相談ください。
契約前であれば、アドバイスだけで解決できる場合もありますので、先ずはお気軽にご連絡ください。
<お問い合わせ・無料メール相談>
■件名:海外積立ファンドに関する無料メール相談
上記の件名を入力し、名前と連絡先、相談したい内容をメールにて下記までお送りください。
E-mail:cchd.co.ltd@gmail.com
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【大きく殖やすよりも減らさない資産運用をしたい人の為の、投資の相談窓口】
確定拠出年金、個人年金、NISA口座、投資信託、ETF、元本確保など、商品の解説から活用方法まで「高いリターンよりも減らさない資産形成をしたい方」の為のアドバイスをしています。
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※本記事の内容は事前の書面による許可なく複製、複写、転載、転送
する事を禁じます。
※この記事は投資学習用に作成されています。
記載されている内容は情報の提供を目的としたものであり、
投資の勧誘を目的とするものではありません。
※ご紹介している事例や数値、市場動向の見通しなどは、
この文章を書いた時点での数値を元にした参考例であり、
将来の利回りや運用成果、市場環境の変動等を保証するものではありません。
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ご相談・お問い合わせ先:e-mail: cchd.co.ltd@gmail.com
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会社の社会的信頼性と商品内容を比較することが大切ということでしたね。
さて今日は数ある被害相談の中から、実際にあった相談事例をご紹介します。
(※実名を伏せる事を条件に被害例として、インターネット上に公開させて頂く事に同意を頂いております。)
皆さんも参考にしてみてください。
【海外積立ファンド 被害相談事例1】
ある時、Aさんは友人から「知り合いの会社が主催するライフプランニングセミナーがあるけど一緒に参加しない?」と誘われました。
年金や老後について少し不安があったAさんは、その友人と一緒にセミナーに参加することにしました。
セミナーでは将来の不安を煽るような内容で、今すぐ準備をした方が良いという話でした。
話しを聞いているうちにAさんは少し怖くなり、自分の将来について更に不安を持つようになりました。
セミナーが終わり、Aさんは友人にどうしたらよいか相談すると、友人から「海外積立ファンドに投資をすれば大丈夫だよ」と言われました。
セミナーの中で、海外で投資をするのが良いという話を思い出し、Aさんは具体的な話を聞いてみることにしました。
友人は「毎年10%以上で運用されて増えていく」「リスクは無い」「いつでも辞められるから心配ない」など資料を見せながら説明をしてくれて、Aさんは信頼できる友人の薦めということもありすっかり安心して契約申し込みをしました。
しかし、契約をしてちょうど2年ほどが経過したとき、Aさんは結婚を機に引っ越すことになり「住所変更の手続き」と「積立の一時停止手続き」について友人に相談しました。
ところが、その友人は自分は手続き方法がよく分からないからC社に直接聞いてみてくれと言いました。
C社とはあの時セミナーを主催していた会社で講師の方とは名刺交換をしていました。言われるがままにAさんはその名刺の連絡先に電話をしてみると
「繋がらない...。」
Aさんは不安になり、友人に再度事情を説明しました。
すると友人は「自分も今はその仕事は辞めてしまって関わっておらず、よく分からないから何ともできない」と申し訳なさそうにそう言ったのです。
Aさんは驚きと同時に憤りを感じましたが、そんな友人を見て責めることもできず、自分でインターネットで調べることにしました。
そうすると、「2年経っていても条件を満たしていなければ積立停止ができないこと」「住所変更はIFAに書面での依頼が必要」といった事実をはじめて知ることになりました。
結局、Aさんは自分が何処のIFAを経由しているのかも分からず、住所変更の手続きはそのまま保留、積立は条件に達するまで毎月仕方がなく続けています。
ご友人の方は騙すつもりじゃなかったのかも知れませんが、無責任な行為は結果的に人間関係をも壊し二度と取り戻すことはできないでしょう。
その後、Aさんの証券番号を元にIFAの移管手続きを行い、住所変更と積立の一時停止手続きを行いました。
そして再度、正しい商品の説明を行い、リスクやデメリットをしっかり理解された上で、Aさんは当初より減額して積立投資を続けています。
【海外積立ファンド 被害相談事例2】
ある時、友人から「すごい増える海外の投資話があるのよ」と誘われて海外積立ファンドの存在を知った主婦のHさん。
その友人は金融機関に勤めた経験があるわけでもはなく、ただ知人の販売業者から聞いた海外投資の話をHさん紹介しに来ました。
友人からは「右肩上がりに増えていく。金利が良いからやった方がいい」くらいの説明しかせず
「友人だしまぁいいか・・・」と気軽に契約をした。
しかし、契約して3年が過ぎる頃、海外より手紙が何通か届いていたんですが、 中身は英語の手紙だったので当然内容がわかるわけもなく、Hさんは契約した友人に聞いてみようと連絡をしたが、友人となぜか連絡が取れない...。
ようやく、友人に連絡がついて問い詰めたところ、販売業者がつぶれたそうで、その後の顧客フォローもなく対応ができなかったと...。
しかも最悪なことに、何通か来ていた手紙は、支払いクレジットカードの期限更新に伴い新しいカード情報を保険会社に送るようにとの旨のもので、ずいぶんと時間が経ってから発覚したため、すでに契約は保険料の不払いで強制解約となっており、2年以上貯めたお金は戻ってくることはなかった。
また、この友人も当時、難しい質問をされた場合に答えることができない不安から、Hさんの電話に出ることができなかったとのことだったそうです。
目先の紹介料目当てに、海外積立を販売する人がまだたくさんいいらっしゃいます。
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事実、フレンズプロビデント、ハンサードは日本から撤退しています。
理由はいくつかありますが、やはり「無知識で適当に売る人がいた。その結果、途中で解約してしまう契約者が続出した」という会社側にとってコンプライアンス上非常にリスクな状態が続いたことが大きな原因と考えられます。
この事例のように、販売業者の倒産、廃業や紹介者の音信不通で、積立契約者が宙ぶらりんになってしまうケースはかなりあります。
海外積立ファンドの無責任な仲介者による被害者は多発しており、昨年だけで弊社では約200件以上のアドバイスとサポート業務を行いました。
皆さんも身の周りの投資話しには十分注意してください。
仮に海外積立の話があった場合でも、紹介者をいくつか比較してみるようにしてください。
驚くほどそのいい加減さに気がつくでしょう。
大切なお金を何十年と預けるのですから、慎重に信頼できる金融の知識を持った専門家に相談するようにしてください。
もし、現在でこのような不安や疑問がある方は、直ぐにご相談ください。
契約前であれば、アドバイスだけで解決できる場合もありますので、先ずはお気軽にご連絡ください。
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投資の勧誘を目的とするものではありません。
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将来の利回りや運用成果、市場環境の変動等を保証するものではありません。
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