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2019年05月27日
皇居でトランプ大統領が天皇陛下と会見
27日、国賓として日本を訪問中のドナルド・トランプ米大統領は皇居で天皇陛下と会見しました。
今月即位された天皇陛下が外国の指導者と会見するのはトランプ氏が初めてです。
トランプ氏と天皇陛下はあいさつを交わし、皇居の外に用意されたレッドカーペットの上に立つと、日米の国歌が演奏され、青空の下、両国の国旗がはためきました。
自衛隊の音楽隊が演奏を行う間、ダークスーツと赤いネクタイを身に着けたトランプ氏は儀仗隊の栄誉礼を受け、日本人や訪問中の米当局者ら計数十人にあいさつし、米側からはロバート・ライトハイザー米通商代表や、ジョン・ボルトン大統領補佐官らが出席しました。
明るい青のネクタイを締めた天皇陛下と、白い帽子とジャケットを身に着けた皇后陛下は、トランプ氏と、白い夏用のドレスと赤いハイヒール姿のメラニア夫人に付き添われました。
週末のゴルフと相撲観戦、外食で始まった今回のトランプ氏訪日の中で、皇居訪問は主要行事と位置づけられています。
イギリスのケンブリッジ大学への留学時に、名誉法学博士号を授与されている天皇陛下は流暢な英語を話すことで知られ、通訳を介さずにトランプ氏と直接会話を交わしました。
こうした光景が世間に認知されることで、皇室外交の重要性が国内外に理解されていくのではないでしょうか。
天皇陛下の即位後、最初の国賓としてお迎えしたのがアメリカ大統領というのは、格式から順当と思われますし、これを主導した安倍総理の面目躍如といったところではないでしょうか。
今月即位された天皇陛下が外国の指導者と会見するのはトランプ氏が初めてです。
トランプ氏と天皇陛下はあいさつを交わし、皇居の外に用意されたレッドカーペットの上に立つと、日米の国歌が演奏され、青空の下、両国の国旗がはためきました。
自衛隊の音楽隊が演奏を行う間、ダークスーツと赤いネクタイを身に着けたトランプ氏は儀仗隊の栄誉礼を受け、日本人や訪問中の米当局者ら計数十人にあいさつし、米側からはロバート・ライトハイザー米通商代表や、ジョン・ボルトン大統領補佐官らが出席しました。
明るい青のネクタイを締めた天皇陛下と、白い帽子とジャケットを身に着けた皇后陛下は、トランプ氏と、白い夏用のドレスと赤いハイヒール姿のメラニア夫人に付き添われました。
週末のゴルフと相撲観戦、外食で始まった今回のトランプ氏訪日の中で、皇居訪問は主要行事と位置づけられています。
イギリスのケンブリッジ大学への留学時に、名誉法学博士号を授与されている天皇陛下は流暢な英語を話すことで知られ、通訳を介さずにトランプ氏と直接会話を交わしました。
こうした光景が世間に認知されることで、皇室外交の重要性が国内外に理解されていくのではないでしょうか。
天皇陛下の即位後、最初の国賓としてお迎えしたのがアメリカ大統領というのは、格式から順当と思われますし、これを主導した安倍総理の面目躍如といったところではないでしょうか。
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2019年05月05日
北朝鮮、短距離の飛翔体を数発発射。一方の韓国は
北朝鮮国営の朝鮮中央通信は5日、軍部隊の火力打撃訓練が4日、日本海沿いで行われ、金正恩朝鮮労働党委員長が立ち会ったと報じました。
大口径長距離放射砲や戦術誘導兵器の運用能力の点検などを目的に行われ、正恩氏は結果を高く評価、部隊の迅速な対応能力に満足の意を示しました。
その上で、「いかなる勢力の威嚇や侵略からも、国の政治的自主権と経済的自立を守るため、戦闘力強化のための闘争を一層力強く進めていかなければならない」と強調しました。
5日付の朝鮮労働党機関紙・労働新聞は、ロケット砲などの発射場面や、双眼鏡を手に見守る正恩氏の写真など計15枚を掲載しました。
北朝鮮は4日、東岸の元山付近から飛翔体数発を発射しており、韓国軍によれば、飛翔体は日本海方向に70〜200キロ飛行しました。
2017年には、3つの大陸間弾道ミサイル(ICBM)の発射成功を発表、専門家はこのうち11月下旬に発射された「火星15」について、米国の大部分を射程に収めている可能性が高いとの見方を示していました。
ただ、今回発射された飛翔体ははるかに小型だとみられ、アナリストによると、北朝鮮が米国との非核化協議の一環として実験中止を約束した兵器には含まれていません。
米政府高官はCNNに、ボルトン大統領補佐官(国家安全保障担当)が今回の実験についてトランプ大統領に報告したと明らかにしました。
緊張が高まりつつある朝鮮半島ですが、一方の韓国ではまた別のようです。
韓国の文在寅大統領は元徴用工をめぐる訴訟などを念頭に、「日本が歴史問題を国内政治に利用して問題を増幅させる傾向があり、とても残念だ」と述べ、日本を批判しました。
韓国大統領府によると、文大統領は元閣僚などを招いて開いた昼食会の場で、「日本とは良い外交関係を発展させなければならない」と、日韓関係の改善に向けて前向きな姿勢を見せた一方で、日本政府に対しては「最近、日本が歴史問題を国内政治に利用して、問題を増幅させる傾向があり、とても残念だ」と批判し、「互いに知恵を集めなければならない」と日本側に対応を求めました。
韓国では日本企業2社の資産売却手続きに踏み切った元徴用工訴訟が続いています。
原告側は声明を発表し、賠償に応じない被告企業と日本政府の態度は「人権侵害」だと非難、また売却が実行されるまでに原告側との交渉に応じるよう求めています。
さらに、2015年に締結された日韓慰安婦合意が反故にされる見通しです。
現在、韓国の憲法裁判所で慰安婦合意の違憲性をめぐる審理が継続中だが、新たに任命された憲法裁判事2人が左派・革新系で、憲法裁の構成が慰安婦合意に否定的な流れに偏ってしまったためです。
文在寅大統領は4月中旬、朴槿恵政権下で任命された2人の保守系判事の退任に伴い、2人の左派・革新系判事を任命、憲法裁の判事は裁判所長を含む9人で構成されるが、今回、保守系の判事は4人から2人に減り、中道・革新系が7人となりました。
韓国の憲法裁は1960年に改正された憲法に、その設置が明示されていましたが、61年の軍事クーデターで頓挫、翌62年に改正された憲法で憲法裁は憲法委員会に格下げされ、有名無実化していました。
民主化運動の末、87年に改正された憲法により、ようやく翌88年設置され、憲法違反に関する判断や弾劾審判、政党解散の審判などを行っています。
日韓慰安婦合意の翌年に韓国で実施された世論調査では、約6割が「合意は破棄すべき」と答えており、左派・革新色を強めた憲法裁が日韓慰安婦合意に違憲との判断すると推測されています。
北朝鮮はアメリカを意識した戦略を打ってくるわけで、もはや休戦状態にある韓国を敵国とは見做していません。
そして韓国は北朝鮮に脅威を感じていないでしょう。
韓国が憎むべきは日本、ということなのでしょうが、それなら徴兵制は速やかに撤廃した方がいいように思います。
国政のご都合主義で、徴兵制に従わされ、深刻な失業率に苦しむ、韓国の若者は流石に気の毒に思われます。
大口径長距離放射砲や戦術誘導兵器の運用能力の点検などを目的に行われ、正恩氏は結果を高く評価、部隊の迅速な対応能力に満足の意を示しました。
その上で、「いかなる勢力の威嚇や侵略からも、国の政治的自主権と経済的自立を守るため、戦闘力強化のための闘争を一層力強く進めていかなければならない」と強調しました。
5日付の朝鮮労働党機関紙・労働新聞は、ロケット砲などの発射場面や、双眼鏡を手に見守る正恩氏の写真など計15枚を掲載しました。
北朝鮮は4日、東岸の元山付近から飛翔体数発を発射しており、韓国軍によれば、飛翔体は日本海方向に70〜200キロ飛行しました。
2017年には、3つの大陸間弾道ミサイル(ICBM)の発射成功を発表、専門家はこのうち11月下旬に発射された「火星15」について、米国の大部分を射程に収めている可能性が高いとの見方を示していました。
ただ、今回発射された飛翔体ははるかに小型だとみられ、アナリストによると、北朝鮮が米国との非核化協議の一環として実験中止を約束した兵器には含まれていません。
米政府高官はCNNに、ボルトン大統領補佐官(国家安全保障担当)が今回の実験についてトランプ大統領に報告したと明らかにしました。
緊張が高まりつつある朝鮮半島ですが、一方の韓国ではまた別のようです。
韓国の文在寅大統領は元徴用工をめぐる訴訟などを念頭に、「日本が歴史問題を国内政治に利用して問題を増幅させる傾向があり、とても残念だ」と述べ、日本を批判しました。
韓国大統領府によると、文大統領は元閣僚などを招いて開いた昼食会の場で、「日本とは良い外交関係を発展させなければならない」と、日韓関係の改善に向けて前向きな姿勢を見せた一方で、日本政府に対しては「最近、日本が歴史問題を国内政治に利用して、問題を増幅させる傾向があり、とても残念だ」と批判し、「互いに知恵を集めなければならない」と日本側に対応を求めました。
韓国では日本企業2社の資産売却手続きに踏み切った元徴用工訴訟が続いています。
原告側は声明を発表し、賠償に応じない被告企業と日本政府の態度は「人権侵害」だと非難、また売却が実行されるまでに原告側との交渉に応じるよう求めています。
さらに、2015年に締結された日韓慰安婦合意が反故にされる見通しです。
現在、韓国の憲法裁判所で慰安婦合意の違憲性をめぐる審理が継続中だが、新たに任命された憲法裁判事2人が左派・革新系で、憲法裁の構成が慰安婦合意に否定的な流れに偏ってしまったためです。
文在寅大統領は4月中旬、朴槿恵政権下で任命された2人の保守系判事の退任に伴い、2人の左派・革新系判事を任命、憲法裁の判事は裁判所長を含む9人で構成されるが、今回、保守系の判事は4人から2人に減り、中道・革新系が7人となりました。
韓国の憲法裁は1960年に改正された憲法に、その設置が明示されていましたが、61年の軍事クーデターで頓挫、翌62年に改正された憲法で憲法裁は憲法委員会に格下げされ、有名無実化していました。
民主化運動の末、87年に改正された憲法により、ようやく翌88年設置され、憲法違反に関する判断や弾劾審判、政党解散の審判などを行っています。
日韓慰安婦合意の翌年に韓国で実施された世論調査では、約6割が「合意は破棄すべき」と答えており、左派・革新色を強めた憲法裁が日韓慰安婦合意に違憲との判断すると推測されています。
北朝鮮はアメリカを意識した戦略を打ってくるわけで、もはや休戦状態にある韓国を敵国とは見做していません。
そして韓国は北朝鮮に脅威を感じていないでしょう。
韓国が憎むべきは日本、ということなのでしょうが、それなら徴兵制は速やかに撤廃した方がいいように思います。
国政のご都合主義で、徴兵制に従わされ、深刻な失業率に苦しむ、韓国の若者は流石に気の毒に思われます。
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2019年04月05日
木村太郎氏が注目するブーティジェージ大統領候補
4日に放送されたBSフジの「プライムニュース」において、ゲストの木村太郎氏から面白い話がありました。
アメリカの次期大統領候補に異色の新人が現れたそうです。
民主党から次期大統領選に出馬を表明しているのは20人前後。
候補者選び最初の山場となる党員集会が開かれるアイオワ州で、エマーソン大学が先月21〜24日に行なった世論調査では、ジョー・バイデン前副大統領の25%、バーニー・サンダース上院議員(バーモント州選出)の24%に続いて、ピート・ブーティジェージという候補が11%の支持率を獲得して3位につけたのです。
ブーティジェージ氏はどの様な人物なのでしょうか。
インディアナ州のサウス・ベンドという町の市長で37歳、今年1月に大統領選への出馬を表明しました。
国政の経験はなく、マイク・ペンス副大統領の地盤で伝統的に共和党州として知られるインディアナ州の人口10万人前後の都市の市長です。
世論調査で一位のバイデン氏、二位のサンダース氏は、それぞれ76歳と77歳と高齢なので、最終的には若手が民主党の候補者として選出されるのではないかと言われています。
カマラ・ハリス上院議員(カリフォルニア州選出)やコーリー・ブーカー上院議員(ニュージャージー州選出)それにハリウッドのスター達に人気のベト・オルーク前下院議員(テキサス州)を抑え、ブーティジェージ市長が三番手のポジションにつけています。
ブーティジェージ市長の経歴は独特で、マルタ島からの移民を父に持ち、インディアナ州の高校卒業後ハーバード大学に進学し同大法学部の学生代表となり、卒業後英国のオックスフォード大学に留学しました。
帰国後米海軍に応募し、アフガニスタン戦争に従軍して、かなり厳しい状況を経験したようです。
2011年に29歳でサウス・ベンド市の市長に選出されると米国でも最悪という定評のあった同市の財政を立て直し、2013年に「今年の市長」に選ばれています。
マルタ語のほかスペイン語やノルウエー語など7カ国語を操り、ピアノ演奏にも長けていて、また自らゲイであることをカミングアウトし、2015年に男性のパートナーと結婚しています。
ワシントンポスト紙のインタビューでは、ヒラリー・クリントン元国務長官について、「ドナルド・トランプは、ねじ曲がった言い方にせよ米国は経済的にも民主主義的にも大きな問題を抱えていることを指摘したから当選したのだ。彼はヒラリーのように米国はすでに偉大だと言って問題と向き合うのを避けなかった」と批判しています。
もしブーティジェージ氏が民主党の候補者に選ばれトランプ大統領を破ると、米国史上初のLGBT大統領の誕生ということなります。
過去にアメリカ大統領選挙は様々なドラマを生んできました。
2年近く繰り広げられる長期戦では、魅力的なキャラクター達がこれでもかと現れ、選挙戦に花を添えます。
果たして、ブーティジェージ氏が選挙終盤まで有権者の衆目を集めることができるでしょうか。
アメリカの次期大統領候補に異色の新人が現れたそうです。
民主党から次期大統領選に出馬を表明しているのは20人前後。
候補者選び最初の山場となる党員集会が開かれるアイオワ州で、エマーソン大学が先月21〜24日に行なった世論調査では、ジョー・バイデン前副大統領の25%、バーニー・サンダース上院議員(バーモント州選出)の24%に続いて、ピート・ブーティジェージという候補が11%の支持率を獲得して3位につけたのです。
ブーティジェージ氏はどの様な人物なのでしょうか。
インディアナ州のサウス・ベンドという町の市長で37歳、今年1月に大統領選への出馬を表明しました。
国政の経験はなく、マイク・ペンス副大統領の地盤で伝統的に共和党州として知られるインディアナ州の人口10万人前後の都市の市長です。
世論調査で一位のバイデン氏、二位のサンダース氏は、それぞれ76歳と77歳と高齢なので、最終的には若手が民主党の候補者として選出されるのではないかと言われています。
カマラ・ハリス上院議員(カリフォルニア州選出)やコーリー・ブーカー上院議員(ニュージャージー州選出)それにハリウッドのスター達に人気のベト・オルーク前下院議員(テキサス州)を抑え、ブーティジェージ市長が三番手のポジションにつけています。
ブーティジェージ市長の経歴は独特で、マルタ島からの移民を父に持ち、インディアナ州の高校卒業後ハーバード大学に進学し同大法学部の学生代表となり、卒業後英国のオックスフォード大学に留学しました。
帰国後米海軍に応募し、アフガニスタン戦争に従軍して、かなり厳しい状況を経験したようです。
2011年に29歳でサウス・ベンド市の市長に選出されると米国でも最悪という定評のあった同市の財政を立て直し、2013年に「今年の市長」に選ばれています。
マルタ語のほかスペイン語やノルウエー語など7カ国語を操り、ピアノ演奏にも長けていて、また自らゲイであることをカミングアウトし、2015年に男性のパートナーと結婚しています。
ワシントンポスト紙のインタビューでは、ヒラリー・クリントン元国務長官について、「ドナルド・トランプは、ねじ曲がった言い方にせよ米国は経済的にも民主主義的にも大きな問題を抱えていることを指摘したから当選したのだ。彼はヒラリーのように米国はすでに偉大だと言って問題と向き合うのを避けなかった」と批判しています。
もしブーティジェージ氏が民主党の候補者に選ばれトランプ大統領を破ると、米国史上初のLGBT大統領の誕生ということなります。
過去にアメリカ大統領選挙は様々なドラマを生んできました。
2年近く繰り広げられる長期戦では、魅力的なキャラクター達がこれでもかと現れ、選挙戦に花を添えます。
果たして、ブーティジェージ氏が選挙終盤まで有権者の衆目を集めることができるでしょうか。
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