2020年03月31日
目標の立て方(目標評価編)
目標の設定方法についてご紹介しています。本稿では、立てた目標が更に上位の目標の中でどの程度の位置づけにあるのかを確認する方法についてご紹介します。
全会までに書いた基本編・応用編で述べたように、多くの人が躓くのは達成可能で、現実的な目標を立てることです。
最初に決めた目標値は、とりあえず仮の目標です。その仮の目標を達成するためには、その目標値はどのくらい実現可能なのかを考えていく必要があります。実現可能かどうかを判断するためには、自分の知識で達成可能性を判断できるほどの課題に分解していくか、具体的な情報が入手できるレベルに分解していく必要があります。
そして、実際にその課題を実際にやれそうな成果の数字に変更して、最後にそれを合計して最終的な目標値にもう一度戻すのです。
たとえば、「補助業務(部の重点目標以外の業務)20%の削減」という目標があったとします。その場合、補助業務に相当する業務を分解してみると
? 昼礼 15分/週
? チームミーティング 1時間/週
? 進捗報告書作成 2時間/週
? 出張報告書 2時間/出張
? 役員報告資料作成 4時間/月
があったとしましょう。これを月の単位で揃えると、全体で19時間あります。これの20%なので、3.8時間を削減すればいいことになります。極端な例で言えば、チームミーティングは1ヶ月で4時間かかっていることになりますので、「チームミーティングをやめれば20%は達成できるな」と考えるわけです。
ただ現実には、チームの連絡会そのものをやめるのは難しいと思います。それは難しいかもしれないので、更に別の案を考えます。
? チームミーティングは1回30分にする → 0.5時間 × 4回 = 2時間削減
連絡事項や情報共有はSNSを導入して議題を減らし、ミーティングでは顔を見て話さないといけないことだけに限定する。
? 進捗報告書の作成は前月の役員報告の資料に変化情報だけを記入するようにすることで、1.5時間に減らす→ 0.5時間
× 4回 = 2時間削減
このようにして、「全体で4時間削減は可能で、20%の目標で活動できる」と判断するわけです。
このように、自分が持っている情報や判断可能なレベルにまで目標をブレイクダウンして、具体的行動に落としていくわけです。
この具体化の方法については多く書籍があります。またそれを考えるためのツールもいろいろあります。
本書は詳細な説明は書面が少なすぎてできませんが、先に挙げた WBS の他に
? マンダラート
? マインドマップ
続きは目標の立て方(目標評価編)をご覧下さい
全会までに書いた基本編・応用編で述べたように、多くの人が躓くのは達成可能で、現実的な目標を立てることです。
最初に決めた目標値は、とりあえず仮の目標です。その仮の目標を達成するためには、その目標値はどのくらい実現可能なのかを考えていく必要があります。実現可能かどうかを判断するためには、自分の知識で達成可能性を判断できるほどの課題に分解していくか、具体的な情報が入手できるレベルに分解していく必要があります。
■成果として妥当なのかを評価する
そして、実際にその課題を実際にやれそうな成果の数字に変更して、最後にそれを合計して最終的な目標値にもう一度戻すのです。
たとえば、「補助業務(部の重点目標以外の業務)20%の削減」という目標があったとします。その場合、補助業務に相当する業務を分解してみると
? 昼礼 15分/週
? チームミーティング 1時間/週
? 進捗報告書作成 2時間/週
? 出張報告書 2時間/出張
? 役員報告資料作成 4時間/月
があったとしましょう。これを月の単位で揃えると、全体で19時間あります。これの20%なので、3.8時間を削減すればいいことになります。極端な例で言えば、チームミーティングは1ヶ月で4時間かかっていることになりますので、「チームミーティングをやめれば20%は達成できるな」と考えるわけです。
ただ現実には、チームの連絡会そのものをやめるのは難しいと思います。それは難しいかもしれないので、更に別の案を考えます。
? チームミーティングは1回30分にする → 0.5時間 × 4回 = 2時間削減
連絡事項や情報共有はSNSを導入して議題を減らし、ミーティングでは顔を見て話さないといけないことだけに限定する。
? 進捗報告書の作成は前月の役員報告の資料に変化情報だけを記入するようにすることで、1.5時間に減らす→ 0.5時間
× 4回 = 2時間削減
このようにして、「全体で4時間削減は可能で、20%の目標で活動できる」と判断するわけです。
このように、自分が持っている情報や判断可能なレベルにまで目標をブレイクダウンして、具体的行動に落としていくわけです。
この具体化の方法については多く書籍があります。またそれを考えるためのツールもいろいろあります。
本書は詳細な説明は書面が少なすぎてできませんが、先に挙げた WBS の他に
? マンダラート
? マインドマップ
続きは目標の立て方(目標評価編)をご覧下さい
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