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2020年05月04日

洞察力が問題を解決する2

「洞察力」「観察力」みたいなものは、スキルとしてあるプロセスで学習すれば身につくというものではありませんね。しかし、それを身につけるまでのプロセスにはいくつかのパターンがあるようです。本日は、洞察力とはどのように発揮されるのか、それを組織としてどのように育てていくのかについて考察した一冊です。

長文なので、分割しておお送りしています。
本日は第2回目。要約のパート1です。


■要約


意思決定学者たちは、いかに人のミスを減らすかという問題に取り組んできた。確かにそれは重要なことである。しかし、私たちは同時に人が多くの経験を積み、物事の本質(問題)を見抜くような意思決定ができるようにしなくてはならない。

2005 年以後、私は自分の研究のプレゼンテーションに、次ページのような新しい図をつけ加えた。そこにある「 2
つの矢印」が、私の意図することを表している。

ここでいうパフォーマンスとは、[技能」[性能」「生産性」の総合的な意味が込められている。そして、このバフォーマンスを向上させるには、私たちは 2
つのことをしなくてはならない。 1 つは、下への矢印は私たちが抑えなくてはならないものうまりミスのことである。

もう 1
つは、上への矢印は私たちが増強しなくてはならないものうまり一見えない間題を見抜く力(=洞察力)」のことである。

私たちのパフォーマンスの向上とは、実はこれら 2
つの力のバランスにかかっている。私たちは下へ伸びる、ミスを減らす方法を模索しがちである。しかし、仮にすべてのミスをなくそうとするのであれば、私たちは「見えない問題を見抜く力」を養うことができないだろう。ミスをなくすように務めるだけでは、タバコの灰を車の中に捨てるような車泥棒を捕まえられるようにはならないからである。

人は、何かするのにより良い方法を見つけると、とても興奮する生き物である。

多くの人たちが閃きを必要とするパズル間題を解く作業に時間を費やしている。それは解決策を模索し、解き方がわかるととても満足できるからである。結局、私たちは一見えない問題を見抜く力」を求めるようにできているのである。

しかし、この力はどこから生じるのであろうか?

私が話をかき集めることを始めてみても、何らかの共通するものを見つけることができなかった。そこで、いくつかの事例を調査するための小さな研究プロジニクトを始めることにした。その目的とは、さまざまな事例の中で何が共通点なのか、また、パフォーマンスを向上させる上への矢印を伸ばすためのアドバイスを見つけるためである。

ところが、さまざまな話を比較し始めると、「見えない問題を見抜く力」を最も発揮させるのは何かについて、話に登場する出来事が互いに異なるように思われた。それに、多くの要素が含まれているように見えた。そうした事実について、私はまだ意味を見いだすことができなかったのである。

■洞察力を導く5つのパターン



続きは洞察力が問題を解決する2をご覧下さい
posted by shori at 20:27| ハック
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