2015年08月22日
JQA(日本経営品質賞)の経営品質向上プログラム
机の中を整理していたら、数年前に研修へ送り込まれた「日本経営品質賞」のアセスメント基準書が出てきました・・・。さらに冊子の間に自分が作成した「部門プロフィール」なるケーススタディの綴りが出てきました。
専務の印が押してある・・・。専務覚えてるだろうか?パラぱらっと読んでみると、当時の燃えていた頃の熱意が伝わってきました。「俺、こんなトコで足踏みしてられない!もっと顧客に、社会に必要とされる仕事しなきゃ」と、再燃してきました。
うちの会社ではもう数十年前に会社としてJQA(日本経営品質賞)には取り組んでいて、自社の戦略策定などのフレームワークもすっかりJQAで学んだ形で定着しています。
おそらく、新人は我が社のフレームワークと思っているかもしれないのですが、自然と経営品質向上プログラムを学んでいるのと同じ状態で過ごしている事に気づいていないんでしょう。
「すでに過去のもの」として新たに進化を続ける企業もあるかもしれませんが、そのような企業の根底には「経営品質向上プログラム」と同等の考え方が存在していると思います。
いろいろな経営に関する手引きが存在していますが、結局は同じ事を指しているんだなぁと感じることが多いです。国際規格であるISOに取り組んでみて感じました。大企業の実践する経営方法、トヨタも京セラもセブンも、独自性を持ちながら、基本がしっかりしているからこそ成長するのだと感じます。
そのJQAとか経営品質向上プログラムとか何のこと?って部分を説明したいと思います。
経営品質向上プログラムとは、顧客、競争、社員、社会の全てにおいて高い価値を作り出すために革新し続ける経営づくりのプログラムの事です。
すでになじみの「顧客満足」という考え方は1990年代に日本に紹介され、この考え方を研究、実践していく過程で、米国の経済的競争力復活の原動力の一つとなった「マルコム・ボルドリッジ国家品質賞(MB賞)」に影響を受けたものです。
このMB賞の考え方の中心にある「セルフアセスメント(自己評価)」の考え方を範として取り入れて、1995年に有志企業と(財)社会経済生産性本部(現:日本生産性本部)が中心となり、日本経営品質賞を創設したのです。MB賞の日本版です。
賞制度とともに、自らの経営を自己評価するアセスメントの枠組みとアセスメントを行なう人材である「セルフアセッサー」育成のプログラムを導入し、日本の経営革新の実践を推進してきたのです。この実践と学習によって作り出されたものが経営品質向上プログラムなんです。
日本独自で開発された人材育成のプログラムは、経営革新のモデルとして相応しい日本経営品質賞受賞企業をはじめ、セルフアセスメントを通じて、経営革新を実践してきた多くの組織の努力によるものです。
顧客視点で経営を見直し、自己革新を通じて顧客の求める価値を創造し続ける組織を表彰する「日本経営品質賞」は米国マルコム・ボルドリッジ国家品質賞(MB賞)、欧州経営品質賞(EQ賞)と並び、世界各国から注目を集めている取り組みなのです。
1993年に、大手企業を中心とする有志企業20社により、「顧客満足」に関する研究会が発足しました。そのご、(財)社会経済生産性本部(現;日本生産性本部)が引継ぎ、1995年に、「日本経営品質賞」を創設しました。
これは、革新的なモデル企業を表彰する目的で創設されており、机上論の経営概念よりも、実践と学習を重視し、セルフアセスメントを通じて、経営革新の実践を常態化することを目指しています。その為、賞の審査はセルフアセスメントによる経営革新の支援経験のある実務家があたっています。
また、複雑な経営環境の下で、経営は多方面からの視点で評価されなければいけないので、一人ではなく複数の実務家によって構成されるチームが合議を持って審査を行なうという特徴を持っています。
こうした実践と経験からの学習、経営に影響を与える外部要因の変化を取り込みながら、賞の審査・表彰制度、ア接す面と基準、審査員要請等を毎年見直ししています。
この考え方は広く社会に受け入れられており、世界的にも注目されるようになりました。民間企業の経営革新を支援する事からスタートしたこの賞は、日本の地域経済の再生に活用されながら全国に広がっています。さらに、この賞の考え方に基づく経営革新活動も、自治体、病院、学校、非営利組織へと広がりを見せています。
専務の印が押してある・・・。専務覚えてるだろうか?パラぱらっと読んでみると、当時の燃えていた頃の熱意が伝わってきました。「俺、こんなトコで足踏みしてられない!もっと顧客に、社会に必要とされる仕事しなきゃ」と、再燃してきました。
うちの会社ではもう数十年前に会社としてJQA(日本経営品質賞)には取り組んでいて、自社の戦略策定などのフレームワークもすっかりJQAで学んだ形で定着しています。
おそらく、新人は我が社のフレームワークと思っているかもしれないのですが、自然と経営品質向上プログラムを学んでいるのと同じ状態で過ごしている事に気づいていないんでしょう。
「すでに過去のもの」として新たに進化を続ける企業もあるかもしれませんが、そのような企業の根底には「経営品質向上プログラム」と同等の考え方が存在していると思います。
いろいろな経営に関する手引きが存在していますが、結局は同じ事を指しているんだなぁと感じることが多いです。国際規格であるISOに取り組んでみて感じました。大企業の実践する経営方法、トヨタも京セラもセブンも、独自性を持ちながら、基本がしっかりしているからこそ成長するのだと感じます。
そのJQAとか経営品質向上プログラムとか何のこと?って部分を説明したいと思います。
経営品質向上プログラム
経営品質向上プログラムとは?
経営品質向上プログラムとは、顧客、競争、社員、社会の全てにおいて高い価値を作り出すために革新し続ける経営づくりのプログラムの事です。
すでになじみの「顧客満足」という考え方は1990年代に日本に紹介され、この考え方を研究、実践していく過程で、米国の経済的競争力復活の原動力の一つとなった「マルコム・ボルドリッジ国家品質賞(MB賞)」に影響を受けたものです。
このMB賞の考え方の中心にある「セルフアセスメント(自己評価)」の考え方を範として取り入れて、1995年に有志企業と(財)社会経済生産性本部(現:日本生産性本部)が中心となり、日本経営品質賞を創設したのです。MB賞の日本版です。
賞制度とともに、自らの経営を自己評価するアセスメントの枠組みとアセスメントを行なう人材である「セルフアセッサー」育成のプログラムを導入し、日本の経営革新の実践を推進してきたのです。この実践と学習によって作り出されたものが経営品質向上プログラムなんです。
日本独自で開発された人材育成のプログラムは、経営革新のモデルとして相応しい日本経営品質賞受賞企業をはじめ、セルフアセスメントを通じて、経営革新を実践してきた多くの組織の努力によるものです。
顧客視点で経営を見直し、自己革新を通じて顧客の求める価値を創造し続ける組織を表彰する「日本経営品質賞」は米国マルコム・ボルドリッジ国家品質賞(MB賞)、欧州経営品質賞(EQ賞)と並び、世界各国から注目を集めている取り組みなのです。
日本経営品質賞とは?
1993年に、大手企業を中心とする有志企業20社により、「顧客満足」に関する研究会が発足しました。そのご、(財)社会経済生産性本部(現;日本生産性本部)が引継ぎ、1995年に、「日本経営品質賞」を創設しました。
これは、革新的なモデル企業を表彰する目的で創設されており、机上論の経営概念よりも、実践と学習を重視し、セルフアセスメントを通じて、経営革新の実践を常態化することを目指しています。その為、賞の審査はセルフアセスメントによる経営革新の支援経験のある実務家があたっています。
また、複雑な経営環境の下で、経営は多方面からの視点で評価されなければいけないので、一人ではなく複数の実務家によって構成されるチームが合議を持って審査を行なうという特徴を持っています。
こうした実践と経験からの学習、経営に影響を与える外部要因の変化を取り込みながら、賞の審査・表彰制度、ア接す面と基準、審査員要請等を毎年見直ししています。
この考え方は広く社会に受け入れられており、世界的にも注目されるようになりました。民間企業の経営革新を支援する事からスタートしたこの賞は、日本の地域経済の再生に活用されながら全国に広がっています。さらに、この賞の考え方に基づく経営革新活動も、自治体、病院、学校、非営利組織へと広がりを見せています。
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