新規記事の投稿を行うことで、非表示にすることが可能です。
2020年03月22日
新型コロナウイルスの感染経路と生存時間|飛沫感染・接触感染・エアロゾル感染の違い
【政府・厚生労働省の新型コロナウイルス (COVID-19) 情報】
▢厚生労働省:感染症の特徴
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00094.html#tokucho
▢首相官邸:感染が疑われる方へ
https://www.kantei.go.jp/jp/headline/kansensho/coronavirus.html#c3
▢国際感染症センター:症状・診断・治療概要
http://dcc.ncgm.go.jp/index.html
新型コロナウイルスの感染経路について、
誤った情報の流布などにより誤認識している人もいます。
例えば、『新型コロナは空気感染する』という認識や、
『エアロゾル感染=空気感染』などの認識は誤っています。
ウイルスの主な感染経路には、
「飛沫」「エアロゾル」「接触」「空気」「経口」などの様式があります。
新型コロナウイルスの感染経路は、「飛沫感染」と「接触感染」が主体。
湿度の高い密閉された環境要件によっては、
飛沫感染の一部として「エアロゾル感染」もあり得るとされています。
いっぽうで「空気感染(飛沫核感染)」は、
新型コロナウイルスについては、あり得ないとされています。
新型コロナウイルスは、飛沫核だけになるとすぐに乾燥して失活(死滅)するからでしょう。
・・・続きを読む
2020年03月13日
新型コロナウイルスと互角に戦える免疫力!自然免疫を高めると無症状・軽症で回復
【政府・厚生労働省の新型コロナウイルス (COVID-19) 情報】
▢厚生労働省:感染症の特徴
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00094.html#tokucho
▢首相官邸:感染が疑われる方へ
https://www.kantei.go.jp/jp/headline/kansensho/coronavirus.html#c3
▢国際感染症センター:症状・診断・治療概要
http://dcc.ncgm.go.jp/index.html
新型コロナウイルスの感染予防策として、
「マスクの着用」や「手洗いの励行」が推奨されています。
さらに、「人混みを避け1m以上離れる」ことや「密閉空間の集合を避ける」
などの行為も感染リスクを低めてくれます。
しかし、これらの予防策は季節性インフルエンザと何ら変わりません。
新型コロナウイルス感染症で最も怖いのは、重症化して「新型肺炎」を疾患すること。
この重症化は、
新型コロナウイルスが「下気道(気管支や肺胞)で増殖する」ことで起こります。
・・・続きを読む
2020年03月11日
新型コロナウイルスの細胞侵入・増殖から肺炎発症までの進行過程と危険度とは
【政府・厚生労働省の新型コロナウイルス (COVID-19) 情報】
▢厚生労働省:感染症の特徴
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00094.html#tokucho
▢首相官邸:感染が疑われる方へ
https://www.kantei.go.jp/jp/headline/kansensho/coronavirus.html#c3
▢国際感染症センター:症状・診断・治療概要
http://dcc.ncgm.go.jp/index.html
新型コロナウイルスの感染拡大の勢いが止まりません。
2020年3月10日現在で世界105ヵ国の国と地域に感染拡大し、
感染者は約10万8,000人、死者は3,700人にも上っています。
【2020年5月15日追記】
2020年5月15日現在の世界214ヵ国の感染者は444万人、死者は30万人にも拡大。
わずか2ヵ月で感染者は41倍、死者は81倍にも膨れ上がるという爆発的な感染状況です。
この新型コロナウイルスは、ヒトに感染してしまうと、
どのようなプロセスで増殖し、どのような症状を発現するのでしょうか?
・・・続きを読む
2020年03月07日
大阪ライブハウスの密室空間で新型コロナの集団感染|クラスター連鎖で感染拡大!
新型コロナウイルスの感染防止策として、
クルーズ船での“密室における爆発的集団感染”の教訓は活かされなかった!
大阪の京橋と梅田の2つのライブハウスで起きているクラスター(感染集団)は、
まさに空気がよどんだ密室におけるクルーズ船の“集団感染のミニチュア版”と言えます。
厚生労働省のクラスター防止対策班は、
『空気がよどんだ屋内の狭い密室空間は感染リスクが非常に高い』
という研究結果を発表しています。
・・・続きを読む
2020年03月01日
【3・01更新】新型コロナウイルスが中国武漢から世界各地へ拡散!『新型肺炎』の情報を時系列で配信!
2019年12月8日に発生した、
中国・武漢市の1人の原因不明の肺炎患者から感染拡大して、
猛威を振るう新型コロナウイルスを抗原(病原体)とする『新型肺炎』。
日本政府は、新型コロナウイルス感染症の国内での感染拡大を阻止するためには、
2月末から3月中旬までの2週間が最大の山場だと判断。
そこで2月26日には、『新型コロナウイルス感染症対策の基本方針』を発表。
その基本対策は、
『感染クラスター(集団)から新たなクラスターに感染することを阻止すること』。
「クラスター」とは、一定の感染経路で関連のある感染者小集団のこと。
その基本対策を踏まえた安倍首相は、
26日には『イベント開催の中止・延期・縮小』、
27日には『全国の小中学校・高校の臨時休校』の要請を行いました。
さらに北海道の鈴木知事は、
2月28日に『新型コロナウイルス緊急事態宣言』を行い、
北海道道民に「週末の外出を控えるように」と要請しました。
・・・続きを読む
2020年02月24日
新型コロナ感染症をどうやって防ぐ?国内感染の状況・感染拡大の要因・予防策のまとめ
新型コロナウイルス感染症による感染拡大の猛威が止まりません。
中国本土はもちろん、韓国でのパンデミック(感染被害が著しい状態)、
そして日本国内16都道府県にまたがる感染経路が追跡できない感染者の続出。
新型コロナウイルス感染症の最大の特徴は、
潜伏期間が最大14日間と長く、無症状が続くことや初期段階の症状が軽いことから、
通常の風邪(感冒)と区別がつきにくいこと。
感染者も自分では気づかないうちに他の人に感染させていき、
次第に感染拡大して国内流行を引き起こす危険性があります。
・・・続きを読む
2020年02月20日
新型コロナウイルス感染症とインフルエンザの違い|感染力・潜伏期・症状・重症度など
中国武漢市での発生から2ヵ月余り経過しても、
中国本土で猛威を振るう新型コロナウイルスによる肺炎感染症。
2020年2月20日現在で世界28ヵ国に感染拡大し、
日本国の11都道府県で感染者が確認され、国内での感染拡大の兆候が見られます。
しかし、国内ではインフルエンザの流行の時期と重なり、
新型コロナウイルス感染症との区別が困難とされています。
・・・続きを読む
2020年02月17日
【2・17更新】新型コロナウイルスが中国武漢から世界各地へ拡散!『新型肺炎』の情報を時系列で配信!
2019年12月8日に発生した、
中国・武漢市の1人の原因不明の肺炎患者から感染拡大して、
猛威を振るう新型コロナウイルスを抗原(病原体)とする『新型肺炎』。
直近の2月13日から2月16日の4日間で、
新型コロナウイルス感染症による日本国内での新たな感染者が続出しています。
発生地は、北は北海道から南は沖縄県、そして本土では東京都、埼玉県、千葉県、
神奈川県、愛知県、和歌山県など8都道県の広範囲にまたがるもの。
今までとは異なる第2ステージに突入したのでしょうか?
国内の市中での第3次〜第4次感染が進行し、
国内流行が本格化することは絶対に食い止めなければなりません。
【追記速報:2月17日】
◆17日に判明した新たな国内感染者は7人
@和歌山県済生会有田病院関係で3人
既に感染が確認されている同病院に入院歴のある70歳代男性患者の家族。
済生会有田病院関係では16日までに5人の感染者が確認ずみ
A和歌山県の50歳代男性
済生会有田病院とは無関係
B神奈川県相模原中央病院の40歳代女性看護師
死亡した80歳代女性の看護にあたっていた。
C愛知県の尾張地方の60歳代男性
既に感染が確認されている尾張地方の60歳代男性の自宅で濃厚接触したとの行動履歴あり。
D厚生労働省の50歳代男性職員
横浜港に停泊中のクルーズ船で事務業務を担当していた。
◆クルーズ船の新たな感染者99人を確認
乗客の504検体のウイルス検査で新たな感染者99人(日本人43人)を確認。
なんと感染者の99人中70人が無症状!
これで乗客・乗員3711人中1723人の検査が終了。感染者合計は454人となる。
・・・続きを読む
2020年02月16日
新型コロナウイルス感染症の国内流行が身近に迫った時にやるべき心構え10ヵ条
2月14日現在の国内での新型コロナウイルスによる感染者は、
中国武漢からの帰還邦人の感染者と横浜港停泊のクルーズ船での感染者を除いて、
合計37人目となっています。
この中で11人の新たな感染者が2月13日と14日に集中的に確認されており、
しかも沖縄県、愛知県、神奈川県、東京都、千葉県、北海道など各地で発生。
15日になって東京都の個人タクシー運転手の関係者たちから、
新たに3次感染と思われる7人の感染者が判明しています。
少なくとも6人については感染経路が不明で特定されておらず、
密かに第3次・第4次の感染拡大が進行している可能性が高いと思われます。
・・・続きを読む
2020年02月15日
【新型コロナウイルス感染症】国内3次感染へ突入か?感染経路不明の感染者8人が続出!
2月14日までに、
新型コロナウイルスによる感染経路が不明な国内感染者の確認例が、
8件も続出しています。
日本国内で新型コロナウイルスに感染した症例は2月5日以来で、
国内での3次感染の進行の疑いが懸念されます。
新たに国内での感染が確認された8人には、
いずれも中国への渡航歴や中国人などとの接触の機会はないとのこと。
従って、いつ、どこで、誰から感染したかという感染経路が特定できません。
国内での3次感染は、すでに始まっているのでしょうか?
・・・続きを読む