こんにちは!
ナビゲータのEVEです。
昨日旅行先から戻ってきました。東北地方に滞在したのですが、風が強いことに驚きました。風が強いのは暴風壁が乱立している状況から普段から強い風が吹いていることが分かります。
湖一周して、その近辺の観光スポットを観光した以外は、部屋にいるか温泉に入りリラックスして過ごすことができました。
そんな三泊四日の小旅行では、いつもと違いWifiを利用することができました。そのため、映画三昧と行きたかったのですが、今回は、3作品を見るのにとどまりました。
見た作品は、グリーンブック、ドリームガールズ、フォー・ウェディングの3本です。フォー・ウェディングはドラマで、前回紹介済みの作品なので、今回は、グリーンブックについてご紹介します。
[グリーンブック]
この物語は、実話に基づき作られた話で、ジム・クロウ法が有効だった期間の話です。ジム・クロウ法、ウィッキペディアを見て知ったのですが、1876年から1964年にかけて存在した、人種差別的内容を含むアメリカ合衆国南部諸州の州法の総称らしいです。そのような時代に、ピアニストで、アフリカ系アメリカ人のドン・シャーリーは、南部へ演奏旅行を思い立ちます。北部なら南部の3倍ものギャラをもらうことができ、かつ、ジム・クロウ法などといった悪辣な法律がない時にです。
このドン・シャーリーがどのくらい偉大な演奏家なのかは、彼の住まいから知ることができます。彼の自宅は、カーネギーホールの2階にありました。普通に考えて、カーネギーホールに住むことができるなんて考えられないのですが、そこに住んでいるというだけでどれだけ優秀な演奏家なのかうかがい知ることができます。
そんな偉大な彼が、南部に演奏旅行に行くのに用心棒兼ドライバーを雇いました。それが、イタリア系アメリカ人のトニー・ヴァレロンガです。そのトニーに、ドンのレコードレーベルの担当者は、アフリカ系アメリカ人の旅行者がモーテル、レストラン、給油所を見つけるためのガイドである「グリーンブック」1冊をトニーに提供します。ジム・クロウ法が有効なこの時期は、黒人は、宿泊するところ、食事をするところ、トイレなどありとあらゆる部分で差別されていました。そのためのガイドブックです。映画のタイトルは、このグリーンブックからとったようです。このグリーンブックは、この時期の人種差別を象徴しており、その差別により引き起こされるいろいろなハプニングを暗示しているようでした。
[ポイント]
この映画の面白い点は、人種差別が存在するこの時期に、グリーンブック片手に演奏旅行をしている過程で、黒人嫌いだったトニーと、ドンとの間に奇妙な友情が生まれていくところです。
ドンは非常に知的で落ち着いており、どっちかというとこの時期の白人の富裕層を彷彿させます。それに反して、白人のトニーは、粗野でDearをDeerと書くようなタイプの人間でした。その二人の間に、リスペクトが生まれ、信頼し友情が芽生えていくところは、時代、法律、人種とかあらゆる障壁を超越した何かを感じました。
その点については、まだ映画を見ていない人は、実際に映画で確認してみて下さい。
演奏旅行から帰ってきた二人は、その後も友情を温め、2013年に死ぬまで親友であったようです。
本当に、二人の関係は心温まるものがありました。
[あとがき]
グリーンブックの紹介が長くなり、今回は、ドリームガールズが紹介できませんでしたが、こちらも大変面白作品でした。ダイアナロスの半生を描いた映画と言ったらいいでしょうか?もし機会がございましたら、こちらもご覧ください。
話は変わりますが、この旅行で、いいことが1つありました。以前ノートパソコンの内臓バッテリーが壊れたという話をしましたが、この旅行中に直ってしまいました。直ったという表現が適切なのかどうか分かりませんが、エラーのレッドランプが消え、グリーンランプとなりました。このエラーレッドランプ普段使いには全く問題ないのですが、意外と気になるのですよね?それが直ったことは本当によかったです!
では、旅行の報告はこの辺で!
明日からは、普通の生活に戻ります。
では、また!
■グリーンブック
https://www.amazon.co.jp/gp/video/detail/B07Y6NYMPR/ref=atv_dp_share_cu_r
■ドリームガールズ
https://www.amazon.co.jp/gp/video/detail/B00FYM0UZY/ref=atv_dp_share_cu_r
■フォー・ウェディング
https://www.amazon.co.jp/gp/video/detail/B095LQRHCD/ref=atv_dp_share_cu_r
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