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2017年04月06日

「小鳥」物語!(実話)−4



桜ー7.jpg

「小鳥」物語!(実話)−4

洗面が終わったので、棚の文鳥に指を差し出してみました。

文鳥はまるで待っていましたと言わんばかりに、棚から指へヒョイと飛び移ったではありませんか!

ビックリしてしまいました。

まるで人間の気持ちが分かるかのようです。いや間違いなく伝わっています。

かつてセキセイインコのつがいを飼っていたことがありましたが、とてもこんなには育てられませんでした。

ところがこの「文鳥」は人間を怖がる様子が全くありません。

そこで思ったのは、この子(文鳥)を育てたのはどんな人なんだろうということでした。

またそれ以上にこの子がのどが渇いているはずだとの思いと、お腹を減らしているだろうとの思いこそすれ、ま

ずそれらを準備するのに小鳥用の器が無いのです。

何分急な「文鳥」様の登場です。洗面所を出て居間の方へ移りました。

この間歩くことで動く指の上でじっとしており、居間に着いたのですがいつまでも指に載せておくわけにもいけません

コニャックやらゴルフで優勝したさいのトロフィーなどの入ったホワイトボードの上に博多人形の入ったガラスケースが飾ってあります。

この高さが私の腕が水平に伸ばして、同じぐらいの高さになります。

そこで、指をこの人形ケースに近づけると「文鳥」はまたピョンとケースの上に乗り移ったんです。

そして体の向きを変えて、こちらに正対しています。

今までのところ、こちらの思惑通りに動いてくれています。・・・ということはやはり、人の気持ちが分かる子

なんだと認識させられました。

そこで急いで水と餌を作ってあげなければ可哀相です。

水はすぐ準備できたので、人形ケースの上に載せてあげたら、予想通り急いで飲んでいます。問題は餌でした。

                      〜続く〜
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