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若駒S直前予想

アドマイヤオウジャが注目のリヤンドファミユを抑えて1番人気になっているようですが、アドマイヤオウジャって、そんなに強いかなぁ・・・っていうのが正直な印象。
現在2番人気のリヤンドファミユと同じくらい「不思議」な人気な気がする。

とはいえ、これからもしリヤンドファミユが兄のように強くなってしまったら、ここのコラムではもう二度と本命にできないと思うので、今回はリヤンドファミユを本命に抜擢したい。
そして、この馬と自分との馬券的相性がどの程度のものであるか、そのあたりも占ってみたいものである。

ちなみにこの兄弟、ドリームジャーニーとの馬券の相性はすこぶる良かった。
しかしその弟のオルフェーヴルとの相性は非常に悪く、的中したのが、昨年のあの阪神大賞典ひと鞍だけという始末・・・

しかしあのレースは大本線の3連単が的中したので、けっこうな儲けになり、終始で言えばおそらくプラスかトントンくらいだから、この兄弟(ジャポニズムとマトゥラーは買ったことないなぁ・・・)との相性はそれほど悪くないことになる。

果たして今日はどうか・・・
間もなくですね!

◎ リヤンドファミユ
〇 マイネルクロップ
△ サンガヴィーノ
△ メイケイペガスター
△ ミヤジタイガ
△ アドマイヤオウジャ

とにかく全員、無事で回って来い!



土日東西重賞予想

こんばんは。
ひどいカゼをひいてしまい、つらい・・・
これで馬券がはずれたら、立ち直れない・・・
ということで、今週はもう予想です。
一気に行きます。

まずは土曜の京都牝馬Sから。
前売りでは、ニセ年度代表馬のハナズゴールが圧倒的人気ですが・・・
◎ レディアルバローザ(人馬とも自在性強み)
〇 アプリコットフィズ(内すくう)
▲ エーシンメンフィス(単騎?勢い支持)
△ アスカトップレディ(京都得意)
△ ハナズゴール(打倒!ジェンティル&オルフェ!)
△ ベストクルーズ(堅実無二)
△ エーシンリターンズ(花道飾るか!?エーシン軍団絶好調!)
△ アカンサス(鞍上次第)




そして、日曜中山は非常に楽しみなAJCC、ナカヤマナイト回避は少し残念だったけれど、ネコが逃げるからまたひと波乱あるか?

◎ ゲシュタルト(待ってました!枠&鞍上魅力)
〇 サトノアポロ(力つけた!こちらも枠&鞍上魅力)
▲ マルカボルト(前走菊4着馬と好勝負)
△ ネコパンチ(にゃー!!)
△ トップカミング(外回りなら少しは)
△ ダノンバラード(鞍上強化、相手弱化)
△ トランスワープ(久々こなせば)
△ ルルーシュ(過信禁物)

いやぁ・・・意外と難しいぞ、このレースは・・・




そして最後に日曜京都のダートGU、東海Sを見ていきましょうか。
ここも高いレベルで拮抗しているけれど・・・

◎ ソリタリーキング(昨年の覇者、同じ京都)
〇 タカオノボル(力つけた)
▲ バックトゥジエース(「いかにも」な血統)
△ アイファーソング(今度は走る順番)
△ ホッコータルマエ(当然)
△ フリートストリート(そろそろ)
△ ナムラタイタン(少しは)

はい、無謀にも人気どころはホッコー以外みんな切ってしまいました!
良い子のみんなはマネしないようにね!




ってなわけで、なんだかすいませんねぇ、完全な手抜き予想になっちゃいまして・・・
正直今回は予想もほとんど時間をかけておりません(トータルでも1時間ちょぼちょぼです・・・)。
馬券を買う前にもう一度よく考えて買おうと思っとるで、今回はご容赦ください。

明日は月曜日の京成杯と、毎年楽しみにしている「成田特別」、それからリヤンドファミユが妙に人気になっている土曜京都の準メイン「若駒ステークス」の直前予想(あるいはリヤンドファミユの着順予想)などもできたらやろうと思います。
ってか、明日起きられっかな・・・

みなさんはどうぞカゼなどひかぬようお過ごしくださいね。

あー・・・しんど・・・



緊急予想!月曜京都〜第11レース 淀短距離S

事務所に出向いたのだが、周りが山に囲まれている関係で、気付いたときにはもう脱出不可能なのではないかと思われるくらいの雪、雪、雪の世界であった。
ということで、当然中山競馬は「第5レース以降は中止でんがな!」と、JRAホームページに緊急速報が掲載されていた。

しかし、京都競馬は今日も開催、朝からの雨で、朝イチは確か芝は良馬場スタートだと思ったが、気がつけばこちらもあっという間に「重」になり、このまま放っておけばすぐに「不良」にまで悪化してしまうに違いない。
そういう馬場設定で、京成杯が中止になったからには京都のメイン・淀短距離ステークス(内回り芝1200m)を緊急で予想してみたいと思う。

人気の中心は、ディープインパクト産駒、2番枠に入った5歳牝馬のシュプリームギフトという馬。
今午後1時ちょっと前になるが、単勝は3.9倍である。
これを追うのが、実力馬のエーシンホワイティ(4枠7番)、アースソニック(6枠11番)、サドンストーム(8枠15番)、ボストンエンペラー(7枠14番)といったところで、これらが現時点で単勝10倍を切る人気になっている。

中心は2枠3番に入ったガンダーラにした。
「オペラハウス×ナリタブライアン」という血統の同馬が、どうしてこんな忙しい距離のレースを使っているのかとも正直思うが、これはマイル〜2000mくらいで頭打ちになってしまった印象が強く、思い切った距離短縮を図ってここが4戦目となる。

もちろんスプリント戦を3戦使われてもまったくと言っていいところがないのだが、それにしては現在単勝が14倍そこそこで、人気的には「7番人気」ということで、これはさすがにちょっと売れすぎではないか・・・そんな気もしてしまう。

その理由が、「冬場、道悪」にめっぽう強いオペラハウスの子であるということ、これしか理由はないだろう。
はい、私もその理由である。
伏兵の割に、考えられる以上に売れてしまう馬はできれば嫌いたいのだが、今年は少し素直な良い子になろうとちょっとだけ思っており、素直にこの血を評価したいと思う。

そして相手、これは大いにひねって、サクラバクシンオー産駒のベテラン、8歳のアウトクラトール(5枠9番)にした。
これはBMSがメジロライアンということで、パワーだけはあふれている配合。
このところ完全に時計負け、キレ負けしてしまっている印象があり、下が緩い馬場であればチャンスが訪れるのではないか。
現在・・おー!!断然のビリ人気である!

そして単穴、これもちょっとひねって6枠12番に入ったシゲルスダチにした。
ここまではかなり内枠有利の競馬が展開されてきたが、これだけの雨が降ったらおそらく内も外も関係ないだろう。
しかも、前走シンガリ負けとは言え、ここは少し間隔をあけてリフレッシュした効果が見込めそう。

非力なタイプだけに雨馬場で人気を落としているようだが、しかしこの馬、デビュー4戦目のフェニックス賞では落馬寸前のまともな不利を受けたシーンで、そこからぐわぁーっと口を割って一気に伸びるという、ものすごい根性を見せた。
少々の道悪でへこたれる馬ではない。

マイルカップの大事故からも、後藤ジョッキーよりも早く、見事に立ち直った精神力がある。
血統的に重をこなしても不思議はない。
昨日の日経新春杯で高倉騎手は好騎乗だった。
この人気なら逆に買いたい。

押さえは、前走中京の重い馬場で差し切ったラインブラッド(5枠10番)、混戦に強いルナキッズ(4枠8番)と武豊騎手、単騎も可能なオーセロワ(2枠4番)、人気でもサドンストームとボストンエンペラーは押さえる。
昨日はカポーティスターと高倉クンのおかげでけっこうな臨時収入を得た。
こういうチャンスは大事にしたいもの。

ということで、緊急の予想「おみまい」は、大波乱に期待する!

◎ ガンダーラ
〇 アウトクラトール
▲ シゲルスダチ
△ ラインブラッド
△ ルナキッズ
△ オーセロワ
△ サドンストーム
△ ボストンエンペラー



月曜中山〜第53回京成杯(GV)

皐月賞を見据えて、距離もコースもまったく同じ中山内回りの芝2000m戦で行われる京成杯、今年は11頭と少し寂しい頭数だが、しかしそれだけに上下の能力差は例年以上に小さくなった印象もあり、この時期の3歳戦としては高いレベルのレースが期待できる。

朝日杯、あるいは今年は間隔十分のラジオNIKKEI杯組が優勢になるのは例年のこと。
何しろ朝日杯は同じ中山コースのチャンピオンレースだし、ラジオNIKKEI杯は同じ距離で、朝日杯をはるかに超える出世レースである。

朝日杯組で注目を集めるのが、ここでが1番人気に推されることになりそうな大器・フラムドグロワール、藤沢厩舎で横山典弘騎手のおなじみのコンビである。
フラムドグロワールは3枠3番の絶好枠に入った。

そして、ラジオNIKKEI杯組からは、前走人気(というよりも「期待」)を裏切った感もあるラウンドワールドが、おそらくここでも2番人気になるのではないか。
スタートに難があるラウンドワールドは大外枠に入った。

そして、朝日杯組からはもう1頭、6着は多分に外枠の分の負けという印象もあるノウレッジ、今度は2番枠ということで、この枠なら何ら注文はつかない。
フラムドグロワールにどこまで迫れるのかというところだろう。

とはいえ、少頭数でこの3頭が人気してしまうとなると、さすがにこれらを中心視していては高配当にはありつけず、どうしてもこれら3騎が抜けていると考えるのであれば、私はこのレースは見送ってもいいかな、という気さえしている。

しかし、実際これら3頭はツブそろいの今年の世代の中ではランクが上位というわけでは決してない。
もちろんここでの完成度という点ではこれら3頭が少し抜けてはいるものの、しかしこれから成長期に入る新3歳馬が、中距離で素質の片鱗をようやく見せはじめることはままある。
しかもここは雨による馬場悪化も考えられる――完成度の高さよりも底力が問われるレースになるのではないかという読みにする。

ゴールドアリュール産駒で、ここがデビュー2戦目となるクロスボウ(6枠6番)という馬を狙う。
雨の良馬場で行われたデビュー戦、スタートでタイミングが合わず、大外をまくる競馬になってしまったが、先に抜け出していたディープインパクト産駒、当時412kgだったマイネルオリンポスをゴール寸前かわし去るとき、マイネルはこのクロスボウの内にすっぽり入ってまったく見えなくなってしまった。

マイネルが小さすぎるというのももちろんだが、このクロスボウ、その馬体は当時534kgの巨漢馬であった。
おそらくこの馬は身体が大きすぎて仕上がらず、デビューがやや遅れたのではないかと想像できる。
もちろんデビュー戦も大きな身体を持て余し気味だった。

特にキャリアが浅い大型馬は雨馬場を嫌う傾向もあるが、前走はほとんどポテンシャルと馬体の大きさだけで勝ってしまったような印象。
雨もまったく問題にしなかった。
「先を見据えて・・・」というのがテーマになるこのレースならいかにもふさわしい。
期待したい。

そして、相手も走るたびに良くなってきている印象があるハーツクライ産駒のフェイムゲーム(8枠10番)、この馬も道悪になったら力を発揮しそうなタイプ。
今回はスミヨンからベリー騎手に乗り替わって、強い相手に胸を借りる一戦だが、しかしこういうときの外人ジョッキーというのは、日本人ジョッキーよりもハングリー精神で勝るせいか、結果が素晴らしい印象。

今年は2年ぶりの来日となるベリー騎手と、フェイムゲームの勢いに期待したい。

そして単穴、これは最内枠に入ったディープインパクト産駒のリグヴェーダという馬。
お母さんはニキーヤ、ということは、ゴールドアリュール(もちろんゴールスキーも)の下になる。
ヌレイエフの系統は仕上がりが早く、またデビュー戦はディープインパクト産駒らしく、本当に一生懸命走る馬という印象を受けた。

しかし岩田騎手が軽く仕掛けただけであっという間に前をとらえる、非常に優等生な競馬だった。
こういう馬は、平坦巧者の可能性もあるものの、しかし中山の内回りなら崩れはないだろう。
ディープインパクト産駒はどうしても時計が速い良馬場でこそのタイプが多いが、この馬は道悪もこなすと思う。

そして押さえはもちろん人気どころ、まずはノウレッジから。
まだトモに力がない感じで、その分前走はしまいが甘くなってしまった。
そして、連勝中のブライアンズタイム産駒・マイネルマエストロ(6枠7番)は一発の可能性も十分。
菊花賞、有馬記念と好走したスカイディグニティが気の毒なことになってしまったが、その分まで頑張ってもらいたい。

そして当然フラムドグロワール。
ここで力の違いを見せれば、クラシック戦線が今後俄然おもしろくなる。
それから初芝がどうかだが、追って味があるホワイトフリート(7枠8番)まで。

ラウンドワールドや、出世レースのホープフルステークスでちょっといいところがあったマイネルストラーノなど、少頭数の割にはたくさん出走してきたディープインパクト産駒も、そろそろこのあたりから走ってくるとは思うが・・・

◎ クロスボウ
〇 フェイムゲーム
▲ リグヴェーダ
△ ノウレッジ
△ マイネルマエストロ
△ フラムドグロワール
△ ホワイトフリート



日曜京都〜第60回日経新春杯(GU)

先週の京都はあまりにも内外の馬場差が激しく、あんな状態で競馬を開催してもいいのかとちょっと疑ってしまうような、そんな馬場だった。
しかし今週も引き続きAコースで行われるハンデ戦、京都は確かエクイターフを導入していないと思ったが、あれだけ内と外の馬場の色が違ってしまうと、エクイターフがなくても今週も十中八九は「イン有利」の馬場となりそう。

52kgで出走できるホッコーガンバ(4枠8番)はが徹底先行タイプで、これがハナを主張することになるだろう。
とすると、ホッコーガンバの場合、中距離でもそれほどスローの逃げというわけではなく、平均ペース以上の逃げになる。

ただし、今回はずっと乗ってきた勝浦騎手から、国分騎手に乗り替わりでこのあたりがまた少々微妙である。
とはいえ、国分騎手もけっこう思い切りのよい騎乗をするジョッキーなので、勝浦騎手と同じく、それなりにいいペースで^行くことになるのではないか。

平均ペース。
イン有利で先行有利なのはわかるが、多少息の入らない厳しい流れになる可能性がある。
今回は52kgとハンデに恵まれ、スタミナには自信がありそうなカポーティスター(1枠2番)から入る。

この馬は、阪神のようなタフなコースよりも直線が平坦な京都のほうが合う。
ハンデも軽く、高倉騎手が好位から競馬してくれればチャンスは大きい。
高倉騎手も昨年はシゲルスダチをはじめ、かなり活躍が目立った若手騎手で、ペースの読みは非常にうまいという印象。
こういう距離でそのセンスを生かしてくれれば・・・そんなところにも期待してみたい。

そして相手。
先行できる強みがあり、スタミ抜群のメイショウウズシオ(4枠7番)に期待する。
前走トウカイトリックが勝ったステイヤーズステークスでは、中山の内回りの難しさを露呈した飯田騎手、すでに調教師試験は合格しており、おそらくここが最後の重賞挑戦ということになるのではないか。
乗りなれた京都なら安心感があるから、多少速い流れでも粘り込むチャンスだろう。

そして単穴は、人気でも2枠3番の好枠を生かせそうなトウカイパラダイス。
新潟記念から少し間隔があいて、アルゼンチン共和国杯、金鯱賞とGUふたレースを叩いて3戦目、ここは「いかにも」の好走パターンだろう。

序盤はインにへばりついて、ワンテンポ遅らせてスパートしてもらいたいのだが、強気の競馬が目立つ柴山騎手も、ここは少しだけ積極的に勝ちに行く気持ちを抑えて乗ってもらえたらチャンスも大きくなる気がするのだが・・・

そして押さえの筆頭は、最内枠に入ってビュイック騎手に乗り替わってきたムスカテール。
マヤノトップガン産駒はとにかくこういうタフな芝では力を発揮するタイプが多い。
近年ではキングトップガンあたりがその典型例だった。
ここは芝もタフならおそらく流れもかなり厳しい流れになるはず――チャンスは大きい。

それからディープインパクト産駒のエキストラエンド(6枠11番)、さらにロードオブザリング(5枠9番)、前が速くなり最後に突っ込んできそうな人気のダコール(7枠14番)、流れを作るホッコーガンバ、ここまでとする。

おそらくもう1頭人気になりそうな牝馬のオールザットジャズ(8枠15番)は、このところ少し川田騎手に足を引っ張られてしまった印象もあるが、ここは昨年のリーディングジョッキーの浜中騎手に乗り替わって力を発揮できる可能性が高まった。
ただ、最近運がないというか、ここはちょっと外すぎるのではないか・・・ということで、怖いが評価を下げる。

同じように、57.5kgでトップハンデのメイショウカンパク(2枠4番)は、これも流れは向きそうではあるものの、京都大賞典はちょっとすべてがうまくいきすぎた感もあり、これも怖いが今回は評価を下げることにする。
しかし逆に、今回のこの条件で強い競馬ができれば、天皇賞・春が少しおもしろくなるかもしれないという期待はある。

ということで、オールザットジャズとメイショウカンパクのワンツーの可能性が高まったところで、今年の日経新春杯の予想の「おみまい」はこれにて終了である。

◎ カポーティスター
〇 メイショウウズシオ
▲ トウカイパラダイス
△ ムスカテール
△ エキストラエンド
△ ロードオブザリング
△ ダコール
△ ホッコーガンバ



土曜中山〜第29回フェアリーS(GV)

まずは流れが非常に難しい。
中山外回りのマイル戦なら、行く馬がいなくてもそれほどスローにはならないとは言え、人気のイリュミナンス(4枠7番)あたりが行くとすると、ルメールがスローペースに落とす危険性もある。

ただ、相当の大器がうわさされるこのイリュミナンス、先を考えたらおそらく行かないのではないか。
とすると、その両隣りのカスティエル(3枠6番)、クラウンロゼ(4枠8番)あたりがペースを握ることになりそう。

一方、暮れの阪神JFでも人気していたサンブルエミューズは、なんと7枠14番という非常に不利な枠を引いてしまい、しかも陣営は「後方から」を明言しているため、岩田騎手に手が戻ったとは言え、今回は少し不確定要素が大きいか。
個人的にはこの馬にはすごく期待しているので、負けてもらいたくないのだが。

繰り返しになるが、コース形態から考えて、やはりスローになる確率は小さい気がする。
かと言って、今年は伏兵陣にもそれほどガンガン飛ばして行きそうな組はいないから、おそらくここは平均ペースになる・・・そういう読みにする。

とすると、自然と内枠が有利になるのが中山外回りのマイル戦の特徴。
デビュー戦は中京のダート1800mのレースだったものの、非常にスケールを感じさせた2番枠のモンシュシュにした。

モンシュシュはエーピーインディの肌にスペシャルウィークの配合、ダートの新馬を勝ったからいかにもエーピーインディが出ていそうな気もするが、しかしあの走りはおそらく牝系のサドラーズウェルズが強く出ているのではないかという気がする。
とすると、デビューの中京や今回の中山など、直線に坂のあるコースでこそパワーを発揮できるはず。

あまり中山は乗りなれていない松田騎手だが、幸い2番枠で外の有力馬よりも先に行けそうなのが大きい。
おそらくここは人気薄の立場、新馬にしてはそれほどラクなペースではなかった前走からの上積みが大きいと見て、ここはモンシュシュから入る。

相手は素直にサンブルエミューズでもよいのだが、岩田騎手はおそらく最後方付近の大外ぶん回しの頭しかないだろう。
もちろんそういうやるべきことが決まっているときの岩田騎手ほど確率の高い騎手もいないが、しかしここは流れが微妙な上、馬群をさばく器用な脚が使える有力馬がすぐ隣にいるということで、やはりそちらを重視することにした。

相手は8枠15番、勝浦騎手騎乗のスズノネイロという馬。
デビュー戦は大器がうわさされるディープインパクト産駒のレッドオーヴァルが外から猛然と追い込んでくるのを待って、そこから追いだしてあっさりとこれを退けてしまった。
そして敗れたレッドオーヴァルは続く未勝利を、中京の重い芝でなんと1分21秒5というものすごいレコードであっさり勝ちあがり、牡馬クラシックでも期待される1頭に今後なるはず。

そして自身の2戦目は馬群を縫うようなシブい競馬で連勝を果たしてここで重賞挑戦。
勝浦騎手がしっかりと教育しているのが手に取るようにわかり、スズノネイロはまだまだこれから相当良くなってきそうな、そんな逸材だと思う。
ここは人気でも買うことにする。

そして、単穴こそ素直にサンブルエミューズ・・・と言いたいところだが、ここは内田騎手に乗り替わって絶好枠の3番枠を引き当てたステイゴールド産駒のウインプリメーラを上位にとる。
昨年は2歳牝馬とは思えないくらいいかにも追わせるタイプで、昨年はゴールドシップに鍛えられた内田騎手とはいかにも手が合いそう。

そして、押さえの筆頭は、ここでようやくサンブルエミューズ・・・にしたいのだけれども、このコースはやはり先行有利ということで、単騎で行けた場合のカスティエルの残り目に少し警戒したい。
それからやっとここでサンブルエミューズ、あとは同じく行きそうなクラウンロゼ、それから1番人気が予想されるイリュミナンス、大穴では7枠13番のスイートルピナス、最内枠のモンサンスピカまで押さえてもいいかもしれない。

難しい競馬だが、ここで的中して月曜日の軍資金まで稼ぎたいぞ!

◎ モンシュシュ
〇 スズノネイロ
▲ ウインプリメーラ
△ カスティエル
△ サンブルエミューズ
△ クラウンロゼ
△ イリュミナンス
△ スイートルピナス



日曜京都〜第47回日刊スポーツ賞シンザン記念(GV)

ひところの不調は完全に霧消し、ここに来て俄然「春最大の出世レース」となったシンザン記念が今週の京都のメイン。

では、今年はタニノギムレット(父ブライアンズタイム)、オルフェーヴル(父ステイゴールド)、ジェンティルドンナ(父ディープインパクト)などに代表される、その世代のトップたりうる3歳馬が果たして出走するのか、というのが最大のポイントとなる。

ここに来てにわかに最も注目されるステップレースのひとつに数えられるようになったシンザン記念、ではなぜ以前はあれほど「勝ち馬が出世しない」などと揶揄されるほどの低調なレベルのレースだったのだろう?

もちろんこれは偶然ではない。
近年の外国からの輸入種牡馬(特にサンデーサイレンスをはじめとするヘイルトゥリズン系)のスピード能力の高さ、そして府中コースをはじめとする馬場の改良(もしくは「改悪」)が原因となって、特に日本のチャンピオンディスタンスの代表である「府中芝2400m」をはじめ、特に府中で行われるレースは、それほど底力が問われなくなってきているというのが大きい。

もちろんジェンティルドンナの能力は十分に認めるものの、同じ「1着」でも同世代の牝馬相手に苦しんだ春秋の阪神、京都に比べれば、府中で行われた春秋の2戦はケタ違いの威力を発揮して見せた。
京都外回りのマイル戦はそれほど速い流れにはならず、しかも直線は平坦、この時期のシンザン記念を勝った当時とは、クラシック自体の意味合いがまるで異なるようになってきたのだ。

底力を問うクラシックではなく、単純なスピード能力を問うのが現代のクラシック。
それがいいのか悪いのかはそれぞれの判断に任せるとして、それを十分理解してここで勝ち負けをしたいと考える陣営こそ、この混戦レースで頭ひとつ抜けることになるのではないか。

それと、従来のスピード競馬はとみに「早熟タイプ」の活躍が目立ってきたが、オルフェーヴルにしろジェンティルドンナにしろ、シンザン記念を勝ち負けしていたころ、「とてもではないがクラシックは・・・」という声が依然大きかったのである。
ところが、この2頭の成長力は私たちの想像をはるかに超えるレベルであったことは周知のとおり――今年も「化ける馬」を探したい。

土曜のまもなく正午という時間帯では13番人気の牝馬ヒシアメジスト(2枠3番)に注目している。
正直言って、京都のマイルというタイプではないかな・・・という印象もあるが、だいぶ身体が緩かった3着のデビュー戦からは、これは相当成長しそうな雰囲気があった。
牝馬限定の新馬で、しかもダート2戦を使って初芝のここがいきなり強敵だから評価は当然低いが、だったら少し大胆な競馬をするチャンスでもある――この馬は坂の手前から動いていったほうが持ち味が生きるのではないか。

藤田騎手はそういう乱暴な競馬はしないとは思うが、おそらくこの2戦の内容から、ダート戦だったとは言え、内心かなり色気があるはず。
好枠を生かす積極的な競馬に期待したい。

エルコンドルパサーの肌にゴールドアリュールという、確かにいかにもダート適性が高そうな配合ではあるが、ゴールドアリュール自身、良績のない芝、しかもなんとあのダービーで5着という力があった。
エルコンドルパサーの成長力、そしてヒシアメジスト自身の走法から見ても、芝でやれてまったく不思議はない。

相手は岩田騎手に乗り替わってきたネオウィズダム(3枠6番)。
こちらはニジンスキー系のグレープツリーロード牝馬にネオユニヴァースという、これも素軽さよりもむしろタフな成長力が期待できる配合。

前走はあの厳しい流れを、柴田善臣騎手としては珍しく超強気な競馬で、さすがにネオウィズダムにとっては少し気の毒な競馬になってしまった印象。
ただ、大ベテランの善臣ジョッキーがあれだけ厳しい要求をしたくらいだから、ポテンシャルは相当なのではないか。

そして単穴は、今回ルメールに手が戻るアルバタックス(4枠8番)、これは人気サイドでも買う。
これはかなり首が高い走法で、スローの切れ味勝負になったときに平坦な京都で一気に伸びてきそう。
フジキセキの肌にキングカメハメハだから、「キングマンボ×サンデー」という、いかにもクラシックを意識した、近年でもっともポピュラーな配合。

押さえは人気でも2戦2勝のタマモベストプレイ(3枠5番)、この一族はみなコンスタントに走るだけに、この馬も・・・という感じ。
それから全然人気のないところでは、ヘイルトゥリズンのクロスがあるサイモンラムセス(4枠7番)、これはデビュー戦でタマモベストプレイに敗れていたが、続く未勝利戦で大幅に時計短縮していただけに要注意。

あとは内田騎手のカオスモス(7枠14番)、三浦騎手で大外に入ったアットウィル、川田騎手に戻ったエールブリーズ(2枠4番)あたりまで手を広げたい。

人気が予想されるエーシントップ(1枠2番)、これはもちろん能力的に十分やれる下地はあるものの、ここは「先を意識して・・・」というテーマなので、そういうタイプではないという理由で評価を下げることにする。
良い子のみなさんはちゃんと買ってください。

◎ ヒシアメジスト
〇 ネオウィズダム
▲ アルバタックス
△ タマモベストプレイ
△ サイモンラムセス
△ カオスモス
△ アットウィル
△ エールブリーズ



土曜京都〜第51回スポーツニッポン賞京都金杯(GV)

京都外回りのマイル戦で行われる京都金杯、こちらも中山金杯同様のハンデ戦である。
おそらく福永騎手のブリッツェン(6枠12番)あたりが行くことになりそうだが、他にこれを追いかける組がこれと言って見当たらず、かと言って福永騎手はハイペースで逃げるようなジョッキーではないだけに、何かここは超スローの競馬になる公算が大きい。

とすると、人気勢の牝馬2騎のうちでも、ベテランの55kgショウリュウムーン(1枠2番)よりも、前で競馬することになる54kgサウンドオブハート(6枠11番)が多少有利に働くのではないか・・・というのがまず1点。

そして差し・追い込み勢は果たしてどこで動くのか、これが大きなポイントである。
差し・追い込みのタイプで人気になりそうなのが、きれいに最内枠と大外枠に分かれたディープインパクト産駒2騎、内は57kgのダノンシャークでルメール騎手、そして外は今回ビュイック騎手に乗り替わって57.5kgのトーセンレーヴである。

まだ若いビュイック騎手は、昨年初来日した関係で、ここまで日本でまだ勝ち鞍を挙げていないが、ルメールのペース判断の巧みさは絶妙。
開催替わりの最内枠を引き当てたことで、おそらくまたソツなく回ってくるダノンシャークのほうが有利か。

あとは夏の新潟記念以来の休み明けになるステイゴールド産駒の57kgエクスペディション(3枠6番)と昨年全国リーディングに輝いた浜中騎手のコンビ、あるいは騎乗停止の四位騎手に乗り替わった岩田騎手の58kgトライアンフマーチ(2枠3番)あたりがトップハンデでも人気になりそうな組み合わせ。

基本は先行有利でも、本調子に戻ったなら、そしてハンデと枠に恵まれたら、展開に恵まれなくても大逆転があるという超大穴狙いにした。
素質だけならトライアンフマーチと並んで最右翼であると個人的に考えている54kgのキングストリート(2枠4番)から入る。

キングストリートは、トーセンクラウン、テイエムアンコール(中山金杯に出走)、ショウワモダン(安田記念勝ち馬)で決まった大波乱の中山記念で圧倒的人気になっていた。
当時陣営は、中山記念を勝って安田記念へのステップとする予定だったという。
しかしあの内容からみると、ああいう道悪競馬は得意ではない。
時計が速い馬場でこそのタイプ。

ところが前走の朝日チャレンジカップ、勝ったショウリュウムーンはソツないコース取りの秋山騎手がファインプレーだったし、2着アドマイヤタイシもイン伸びの馬場でインぴったりをロスなく回ってきた。
これに対し、シンガリ人気だったキングストリートは、道中最後方から直線では大外に出して追い込んでの4着。

道中インで脚を溜められたのは事実だが、それにしても前が開かない一団の展開を大外に持ち出しての4着というのは、個人的に馬券を持っていただけにものすごく見どころのあるレースだった。
あれはやはりGT級の脚だろう。
今回は待望の内枠――復調なったとみて、キングストリートの完全復活に期待したい。

そして相手は、人気でもサウンドオブハートに素直に期待する。
これは今年のヴィクトリアマイルでジェンティルドンナに対抗できるかもしれない秘密兵器的な牝馬だけに、ここも無難に通過してもらいたい。

そして単穴は、軽ハンデで散々買い続けていつもビリとかシンガリとかで、ひとつも恵まれない別定戦で馬券を買わなかったら大逃走劇を演じた53kgヤマニンウイスカー(4枠8番)と武豊騎手に期待したい。
まあまた私が買うと来なくなってしまう可能性も小さくはないのだが・・・

私が馬券を買い続けていたころは、実は喉の疾患による治療の後遺症が原因だったらしく、これを克服しての仰天逃走劇だったらしい。
できれば引き続いて伊藤騎手に乗ってもらいたかったが、武豊騎手で多少人気になってしまっても、この馬は私が買い続けた馬であり、それだけのウツワだと個人的には考えていたわけだから、ここも再び買うことにする!

そして押さえ。
まずは最内でルメールのダノンシャーク、それからお隣のショウリュウムーン、そして力だけなら最右翼のトライアンフマーチ、あとは先行するブリッツェン、大外のトーセンレーヴまで。

これが来たら・・・もう一度正月をやり直しである!

◎ キングストリート
〇 サウンドオブハート
▲ ヤマニンウイスカー
△ ダノンシャーク
△ ショウリュウムーン
△ トライアンフマーチ
△ ブリッツェン
△ トーセンレーヴ



土曜中山〜第62回日刊スポーツ賞中山金杯(GV)

昨年末は、月曜にも競馬が開催されたとは言え、最終週がちょっとばかり早かったゆえ、年が明けてから馬券が買えない禁断症状に冒されたディープな競馬ファンも少なくないのではないだろうか。
多くの競馬ファン同様、私も心待ちにしていた2013年度の中央競馬が明日、いよいよスタートである。

年度の開幕週は、東は変則ではあるものの形としては連続開催となる中山競馬場で中山金杯が、そして西は開催替わりの京都競馬、もちろん京都金杯である。
ではさっそく、今年で62回目となる伝統の中山金杯から検討(おみまい)していこう。

中山内回りの芝2000mのハンデ戦だから非常に紛れも多く、そしてまたこの寒い時期の連続開催ということで、比較的時計がかかる馬場になりやすいのが中山金杯の特徴。
それを証拠に、今年は有馬記念が行われた「Aコース」から仮柵を2段階外に移動した「Cコース」で行われる。

とは言え、この時期だけにそれほど内が有利に働くとは思えず、内外の差のないフェアな馬場で行われる中山金杯になりそう。

フェアなのはしかし馬場だけであり、ここはハンデ戦。
難しい組み合わせだが、注目されるのは、実質トップハンデの56.5kgで出走する須貝厩舎のジャスタウェイということになる。
差してくるタイプのジャスタウェイは5枠9番に入った。

そして、56kgの3歳馬カレンブラックヒルが勝った毎日王冠では、勝ち馬と同じく56kgで3着に頑張ったタッチミーノット(3枠4番)が、今回は57kgでの出走となる。
ちなみにそのときの2着に追い込んだのが、当時は54kgであったジャスタウェイだった。
ということは、当時は2kg差だったのが、今回はわずか0.5kg差ということになる。

人気的にはこの2頭が中心ということになりそうだが、しかしここはハンデ戦で、先行タイプもそこそこいるために、流れがやはり最大のポイントになるか。
展開的に、大外のイケドラゴンは50kgで江田照男騎手の逃げ、ノーマークだけにこれは少し怖い。
ただ、本命にするには、ここはドリームセーリング(2枠4番)の存在があまりにも大きすぎる。

そしてこれらを追うのが、こちらも人気勢の56kgコスモオオゾラ(4枠8番)、55kgアドマイヤタイシ(6枠11番)、さらには10歳馬になった57kgのシンゲン(3枠5番)、有馬記念2着のオーシャンブルーが勝った金鯱賞を少差2着に頑張った55kgダイワマッジョーレ(5枠10番)あたり。

これらがけっこう強気に動くようだと、これは意外と厳しい流れになるのではないか・・・そういう読みにした。
とすると、これら先行勢を直後で見る形からスパートできる中山巧者の芦毛、55kgのキョウエイストーム(2枠3番)の一発に期待する。

一昨年の中山金杯の2着は、かなりのスローの瞬発力勝負になり、それほど切れるタイプではないキョウエイストームにとってはあまりありがたい流れではなかったはず。
しかしそれでも来てしまうくらい中山コースは得意であり、しかも今のキョウエイストームはさすがに一昨年のように瞬発力勝負ではかなわない分、厳しい流れのしぶとい脚に活路を見出したい。
斤量は変わらず55kgで、有力馬は近走から軒並み増量なら、コース適性に勝る分プラスが大きいのではないか。

ただ、できれば少し身体が絞れればよいのだが、この寒い時期というのが少し気になる。
もともと398kgで走っていた時期もあったほどだが、ミスタープロスペクター系のスウェプトオーヴァーボード産駒は総じて「小柄な芦毛」が出やすいだけに、今の身体は少し重いのかもしれない。
絞れれば・・・という条件付きにしたい。

相手は人気でもジャスタウェイ。
僚馬のゴールドシップとの併せ馬はすっかりおなじみであり、たいていゴールドシップが最終追い切り、そしてこちらジャスタウェイが1週前追い切りというパターンになっている。

ところが両馬の手ごたえを比べると、とても同じオープン馬同士の併せ馬には見えない。
一杯に追われる変則三冠馬のゴールドシップ、調教では軽く追われるジャスタウェイにまったく歯が立たないのである。

しかし春はそんなことはなかった。
春も十分ズルかったゴールドシップが秋になってさらにズルを覚えたとは思えない――ジャスタウェイが昨年秋以降に大きく成長を遂げたのである。

であれば、ここは人気でも逆らわないことにする。
須貝調教師の信頼を勝ち取った内田騎手なら頼りになる。
まさかゴールドシップのような大まくりを考えたりはしないだろう・・・

そして、キョウエイストームが絞れていない場合の本命候補として挙げたいのが、いちおう単穴の評価にはなるが、少しいいころの状態に近づいた印象もある54kgのトップカミング(7枠14番)である。

この馬は、もうちょうど3年も前になる日経新春杯では、当時絶好調だったメイショウベルーガ(その日経新春杯と京都大賞典勝ち、エリザベス女王杯2着)を押さえて1番人気に推されたほどの実力馬。

当時は正直言って「ここでベルーガに勝てるわけねぇだろう・・・」と思い、実際結果もその通りになったのだが、あれは相手が悪すぎただけ。
しかし少しでも調子が戻って少しでも当時の状態に近付いての54kgならここはチャンス。
正直外枠はありがたくないが、展開は向きそう。
復活に期待したい。

そして、押さえの筆頭は、ここも大穴を狙って実力馬・テイエムアンコール(6枠12番)の変わり身に期待したい。
それから当然タッチミーノット、これは正月開催は例年ヤケに調子がいい横山典弘騎手というのが心強い。

それからベリー騎手に乗り替わったアドマイヤタイシ、さらには最内に入って展開が味方しそうなニシノメイゲツも53kgなら怖いか。
あとは中山が上手い人馬、コスモオオゾラと、蛯名騎手の57kgヒットザターゲット(8枠15番)まで手広く押さえたい。

さあ、上位3頭で決まったら、「今年の勝ち」は早くも決定である!
テイエムが2着か3着なら、「来年の勝ち」まで決まりだそぉ!!

◎ キョウエイストーム
〇 ジャスタウェイ
▲ トップカミング
△ テイエムアンコール
△ タッチミーノット
△ アドマイヤタイシ
△ ニシノメイゲツ
△ コスモオオゾラ



月曜阪神〜第7回阪神C(GU)

Bコースに替わって、ある程度踏み固められたインが圧倒的に有利になるのではないかと思われたが、しかし土曜現在の芝のレースはとにかく外伸びの馬場になっている。
未勝利を勝ちあがった注目のリヤンドファミユも、池添騎手が超スローを大外に持ち出して力でねじ伏せるような競馬になった。
これはおそらく明日、明後日の馬場もほとんど同じ傾向である公算が大きい。

そういう馬場状態を踏まえて、今度こそ本当に最後の最後の重賞となる阪神カップを検討する。

今年で7回目ということで、まだ歴史の浅い阪神Cであるが、しかし火曜日にも触れたように、このレースはとにかく「1400巧者」が活躍するレースといって良さそう。
主要の競馬場で行われるマイル戦の重賞というのはすべて外回りコースを利用するため、「マイラー」と呼ばれる総合力で勝負したいタイプは、阪神の内回りのような直線の短いコースでは、より適正が高いタイプに負けてしまっている、ということか。

スプリント戦とマイル戦の中間距離で行われるレースであるにもかかわらず、1400mという距離では基本的にスプリンタータイプが結果を残すケースが特にここ数年見られるのは、おそらくそういう理由があると思われる。
ここも当然考え方のベースはそれでいいだろう。
あとはこれに馬場とデキをどれだけ加味するか、というつもりである。

ここはシルポート(4枠8番)が出走するということで、前走のため逃げのマイルチャンピオンシップで4着に粘っていたことを考えると、もちろん相手の出方次第にもなるが、おそらく今回も平均ペースの逃げになるはず。
阪神の内回りだから早め進出の組に有力どころが殺到するはず。

とすると、多少力の要る馬場になっていて差しが決まりそうだからこそ、その後ろから来るタイプに主眼を置きたくなるというもの。
今回ブリンカーを着用する、おそらくまったくの人気薄のオセアニアボス(6枠12番)に期待する。

この馬はとても難しいところがある馬で、気難しさも多少あり、しかも長くいい脚が使えるタイプではない。
ここ2走はシャドーロールを着用するなど工夫がみられたが、結果は同じ。

ただ、確かにマイルにも実績がないことはないが、基本は1400mがベストだろう。
前走などはちょっと距離が長すぎた。
距離、展開、馬場、一瞬しか使えない脚質・・・あらゆる面で阪神内回りの1400mではオセアニアボスに大きくプラスの風が吹きそうな気がする。
大逆転に期待する。

そして相手は、地味だがこの馬は将来的に相当やれるようになるとかなり前から考えていた5歳のインプレスウィナー(8枠16番)にした。
いくら好走してもほとんど人気になることがないインプレスウィナーではあるが、これはこの馬の成績があまりにもムラだから。

ブライアンズタイムの肌にフサイチコンコルドという配合で、なぜマイル以下に良績が集中しているかというと、この馬もまた非常に気難しいタイプで、距離が長いと折り合いに問題を生じてしまうからだろう。

本質はステイヤーと言っても過言ではないが、とすると、能力だけでこういう距離をこなしていることにもなる。
そのポテンシャルの高さに期待したい。

そして単穴はそのお隣8枠17番のブライトラインにした。
実はこの馬、今年のダービーで本命にしていたが、前残りの馬場の中距離戦ということで、さすがに厳しかった。
小回り向きの爆発力に期待する。

そして57kgで出走できるならサンカルロ(7枠13番)の連覇もあるだろうし、スプリングサンダー(7枠14番)は絞れていてほしい。
そして、先に行く組では力をつけているアドマイヤセプター(4枠7番)、当然人気のマジンプロスパー(1枠2番)、前走敗れて人気を落としそうなクラレント(6枠11番)まで手広く押さえる。

いやぁ・・・最後の重賞は、馬券的に非常に楽しいレースである!

◎ オセアニアボス
〇 インプレスウィナー
▲ ブライトライン
△ サンカルロ
△ スプリングサンダー
△ アドマイヤセプター
△ マジンプロスパー
△ クラレント



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