2013年02月16日
日曜東京〜第30回フェブラリーS(GT)
現在土曜の昼ちょっと前。
単勝オッズを確認したところ、初ダートでそんなに人気なの?とシコタマ驚く2倍ちょうどの圧倒的人気、そのカレンブラックヒルは6枠11番に入った。
これまで芝ばかりだから、スタートして芝の部分を長く走れる枠だけに、まずまずの好枠というべきか。
そしてこれを追うオッズになっているのが、こちらも正直意外な感もあるグレープブランデー(1枠2番)が、カレンブラックヒルを除けば唯一の単勝ひとケタ台の人気、あとは軒並みふたケタみケタといったオッズである。
「これまで初ダート」のチャレンジャーがことごとく涙を飲み続けているのがフェブラリーステークスの歴史である。
なぜか?
これについて考えてみた。
府中コースのダートのマイル戦というのは非常に不思議なコースで、スタート直後に芝を走ってからダートを走るという形態。
だから、このコースで行わるダート戦は、「ダート」とは名ばかりで、実質ジャンプレースでよく見かける「芝・ダ」のコースを使用しているのだ。
実はこれが大きな罠になっているいのではないのか・・・という気がする。
というのも、芝しか走ったことがない馬にとって、スタートしてすぐに芝を走れば、「あ、いつもと同じだ」という安心感・・・までいくかどうかはわからないが、しかし少なくとも、芝の上を走ろうとする意識は走法に影響を与えるはずである。
そもそもこれまでレースでダートコースを走ったことがないのだから、馬は当然また芝を走るものと考えるだろう。
ところが、少し芝を走ったところで突然ダートコースを走らされてしまうわけだから、これはリズムが狂う。
実際、過去に「ダートはむしろ芝よりもいいはず」などと鳴り物入りでダート参戦した組は、芝で好スタートを切りながら、みなダートコースに入ったところでリズムを崩しているような印象を受ける。
これはもちろんかなり心もとない仮説にすぎないが、仮にこの仮説が正しいとすると、現在圧倒的人気のカレンブラックヒルも結局は自分の走りができずにリズムを崩して・・・という過去の歴史を再現するのではないか、という考えにする。
私は、カレンブラックヒルは買わない。
さて、これでカレンブラックヒルが走る可能性が俄然高まったところで、今度は展開。
かつてこのレースのチャンピオンだっただけでなく、間違いなく日本のダート界で一時代を築いた古豪・エスポワールシチーとカレンブラックヒルのハナ争いになる。
エスポワールシチーは松岡騎手を背に3枠6番のこちらもまずまず好枠に入った。
エスポワールシチーが行っても、マークはカレンブラックヒルのほうだから、エスポワールが離して逃げるような展開になると、これは意外とおもしろいかもしれない。
中心はエスポワールシチー。
松岡騎手とのコンビでは、一昨年、今回と同じ府中のマイル戦で行われた南部杯で大不振に陥っていたエスポワールシチーにとってはカンフル剤となるような厳しい競馬をさせて、エスポワールシチーが復調への長い道のりをあのレースから歩き始めたことを印象づけた。
前走の東京大賞典はスタートで大きくつまずく不利があってまったく自分の競馬ができないながらも、掲示板は確保してみせた。
力の衰えはない―――とはさすがに言えないが、前半は一昨年の南部杯のようなペースでいければ、カレンブラックヒルにマークが集中し、あわよくばどこかで息を入れることができれば、再び頂点に立つシーンもあるのではないか・・・という狙いにした。
大ベテランになったエスポワールシチー、このまま終わるな!
相手は大外枠をひいたシルクフォーチュン。
はじめからここが目標だったようなレース選択で、前が飛ばすようならきっちり差し切るシーンもある。
素質は間違いない。横山典弘騎手も絶好調。
あとは運だけ。人気でも買う。
単穴は、こちらも人気になりそうなのは覚悟の上で、テスタマッタ(7枠14番)の前走の変わり身はいかにもテスタマッタらしい、完全復調を示す内容。
ここは間違いなく完調だろう。
行きたがるタイプでもためればキレるテスタマッタは岩田騎手にはもってこいのタイプ。
連覇十分。
押さえは、まずはナムラタイタン(2枠4番)、それから斤量が2kg軽くなるタイセイレジェンド(3枠5番)、池添騎手からビュイック騎手に乗り替わって大幅なプラスがありそうなダノンカモン(6枠12番)、それから当然ワンダーアキュート(5枠10番)、大穴で最内枠のマルカフリーとまで押さえる。
当然イジゲンは押さえたいのだが、これはこれから行われるダイヤモンドステークスの結果次第ということにしておく。
ということは・・・まあ、きっと買わないんだろうなぁ・・・
◎ エスポワールシチー
〇 シルクフォーチュン
▲ テスタマッタ
△ ナムラタイタン
△ タイセイレジェンド
△ ダノンカモン
△ ワンダーアキュート
△ マルカボルト
単勝オッズを確認したところ、初ダートでそんなに人気なの?とシコタマ驚く2倍ちょうどの圧倒的人気、そのカレンブラックヒルは6枠11番に入った。
これまで芝ばかりだから、スタートして芝の部分を長く走れる枠だけに、まずまずの好枠というべきか。
そしてこれを追うオッズになっているのが、こちらも正直意外な感もあるグレープブランデー(1枠2番)が、カレンブラックヒルを除けば唯一の単勝ひとケタ台の人気、あとは軒並みふたケタみケタといったオッズである。
「これまで初ダート」のチャレンジャーがことごとく涙を飲み続けているのがフェブラリーステークスの歴史である。
なぜか?
これについて考えてみた。
府中コースのダートのマイル戦というのは非常に不思議なコースで、スタート直後に芝を走ってからダートを走るという形態。
だから、このコースで行わるダート戦は、「ダート」とは名ばかりで、実質ジャンプレースでよく見かける「芝・ダ」のコースを使用しているのだ。
実はこれが大きな罠になっているいのではないのか・・・という気がする。
というのも、芝しか走ったことがない馬にとって、スタートしてすぐに芝を走れば、「あ、いつもと同じだ」という安心感・・・までいくかどうかはわからないが、しかし少なくとも、芝の上を走ろうとする意識は走法に影響を与えるはずである。
そもそもこれまでレースでダートコースを走ったことがないのだから、馬は当然また芝を走るものと考えるだろう。
ところが、少し芝を走ったところで突然ダートコースを走らされてしまうわけだから、これはリズムが狂う。
実際、過去に「ダートはむしろ芝よりもいいはず」などと鳴り物入りでダート参戦した組は、芝で好スタートを切りながら、みなダートコースに入ったところでリズムを崩しているような印象を受ける。
これはもちろんかなり心もとない仮説にすぎないが、仮にこの仮説が正しいとすると、現在圧倒的人気のカレンブラックヒルも結局は自分の走りができずにリズムを崩して・・・という過去の歴史を再現するのではないか、という考えにする。
私は、カレンブラックヒルは買わない。
さて、これでカレンブラックヒルが走る可能性が俄然高まったところで、今度は展開。
かつてこのレースのチャンピオンだっただけでなく、間違いなく日本のダート界で一時代を築いた古豪・エスポワールシチーとカレンブラックヒルのハナ争いになる。
エスポワールシチーは松岡騎手を背に3枠6番のこちらもまずまず好枠に入った。
エスポワールシチーが行っても、マークはカレンブラックヒルのほうだから、エスポワールが離して逃げるような展開になると、これは意外とおもしろいかもしれない。
中心はエスポワールシチー。
松岡騎手とのコンビでは、一昨年、今回と同じ府中のマイル戦で行われた南部杯で大不振に陥っていたエスポワールシチーにとってはカンフル剤となるような厳しい競馬をさせて、エスポワールシチーが復調への長い道のりをあのレースから歩き始めたことを印象づけた。
前走の東京大賞典はスタートで大きくつまずく不利があってまったく自分の競馬ができないながらも、掲示板は確保してみせた。
力の衰えはない―――とはさすがに言えないが、前半は一昨年の南部杯のようなペースでいければ、カレンブラックヒルにマークが集中し、あわよくばどこかで息を入れることができれば、再び頂点に立つシーンもあるのではないか・・・という狙いにした。
大ベテランになったエスポワールシチー、このまま終わるな!
相手は大外枠をひいたシルクフォーチュン。
はじめからここが目標だったようなレース選択で、前が飛ばすようならきっちり差し切るシーンもある。
素質は間違いない。横山典弘騎手も絶好調。
あとは運だけ。人気でも買う。
単穴は、こちらも人気になりそうなのは覚悟の上で、テスタマッタ(7枠14番)の前走の変わり身はいかにもテスタマッタらしい、完全復調を示す内容。
ここは間違いなく完調だろう。
行きたがるタイプでもためればキレるテスタマッタは岩田騎手にはもってこいのタイプ。
連覇十分。
押さえは、まずはナムラタイタン(2枠4番)、それから斤量が2kg軽くなるタイセイレジェンド(3枠5番)、池添騎手からビュイック騎手に乗り替わって大幅なプラスがありそうなダノンカモン(6枠12番)、それから当然ワンダーアキュート(5枠10番)、大穴で最内枠のマルカフリーとまで押さえる。
当然イジゲンは押さえたいのだが、これはこれから行われるダイヤモンドステークスの結果次第ということにしておく。
ということは・・・まあ、きっと買わないんだろうなぁ・・・
◎ エスポワールシチー
〇 シルクフォーチュン
▲ テスタマッタ
△ ナムラタイタン
△ タイセイレジェンド
△ ダノンカモン
△ ワンダーアキュート
△ マルカボルト