2013年01月26日
日曜京都〜第18回シルクロードS(GV)
例年難解な一戦となるハンデ戦のシルクロードステークスであるが、今年の第1回京都開催の芝のレースはとにかくインを通らなければまったく勝負にならないというレースがほとんどだったというのがこのレースの波乱の布石になりそう。
しかし開催が替わって、今季は「Bコース」を使用する京都芝コース、先週までのイン伸びの馬場とは打って変わって、今度は外伸びのシーンも十分に考えられるというのが大きなポイント。
そして、芝コースは全体的に時計がかかる馬場になってきているというのも視野に入れて組み立てたい。
土曜午後の現段階では、京都の芝のレースはふた鞍だけしか行われておらず、もちろんそこから明確に馬場の傾向を導くことはできないが、しかしそのふた鞍ともきれいに内外どちらを通っても問題ないフェアな馬場になっていた印象。
そして、シルクロードSはもちろん高松宮記念へ向けた重要なステップレースである以上、本番でもある程度有力視される組の出走もあり、しかもそういう馬たちはすべて重いハンデを背負わされることになる。
さらに言えば、おそらくここは「ひと叩き」の可能性が大きい。
波乱が十分に期待できるレースだけに、使用コースの変更とハンデの有利不利、そして順調度で上回る組をぜひ狙いたい――6枠11番に入ったシゲルスダチ(55kg)が中心。
この相手、このハンデの高速決着の馬場であれば、シゲルスダチはちょっと買えないというのが正直なところではあるものの、しかし今季の馬場は、体力にモノを言わせて力任せでねじ伏せてしまうような競馬にはなりにくいと思われる。
というのも、先週までのイン伸びの馬場ではそこに殺到してしまい、身体がない馬にはとにかく不利な競馬になってしまっていたからである。
ところが今週のBコースであれば、直線はバラける公算大。
少なくとも直線までずっと馬群がインで固まったまま・・・という流れは考えにくい。
前走の淀短距離ステークスで前が詰まって追えずに、すべてがうまくいって快勝したアイラブリリ(今回も53kgで2枠3番)とコンマ5秒差は、実質シゲルスダチのほうが上なのではないか・・・という見方にした。
前走は、いくら重馬場だったとは言っても、これはどちらかと言えば馬場ではなく、京都の内回りのスプリント戦特有のスローの流れだったことが原因と思われ、メンバー的にも今回は紛れが少なくなりそうなのが何より小柄なシゲルスダチには有利に働くはず。
担当の厩務員さんとの、あるいは長く頑張ってくれた高倉騎手とのコンビ解消の話題(今回は酒井学騎手の手綱)などもあり、ファンにとっては残念な話題でもあったかもしれないが、アスリートとしてのシゲルスダチのポテンシャルに今回は十分期待できると思う。
相手は、同じ理由で最内枠に入ったアフォード(54kg)と村田一誠騎手のコンビにも期待する。
これは準オープンを勝ちあがったばかりというのが幸いした54kgのハンデには驚いた。
シゲルスダチの55kgに比べれば、こちらははるかに有利な54kgと言える。
この馬も器用な脚が使えるだけに、直線でバラけそうな展開は向いている。
完全な「恵量」を見方につける可能性が高い。
デキていればチャンスは大きいはず。
そして、単穴はデキ絶好が伝えられる大外ダッシャーゴーゴー(59kg)にした。
この馬は今さらここでゴチャゴチャ言うまでもないだけの実績馬であり、GT未勝利馬にして59sというのが少々ひっかかるが、しかしこの馬のGTでの不運を思うと、ここは無様な競馬はしてもらいたくないという思いもある。
ペースの読みが未熟な川田騎手ではあるが、何度も足を引っ張ったダッシャーゴーゴーに恩返しできるチャンスがここで再びめぐってきた。
チャンスを生かしたい。
押さえの筆頭は56kgがやや恵まれた感もあるエーシンホワイティ(7枠13番)、こういう馬場が合っていそうな大穴ルナキッズ(8枠15番)も54kgなら突っ込んできそう、あとは人気どころになるが、まずは56kgサドンストーム(3枠5番)、それから58kgでもパワータイプのマジンプロスパー(7枠14番)とドリームバレンチノ(2枠4番)は軽視できない。
印は回らないが、54kgならキングレオポルド(1枠2番)あたりまで押さえたい。
ということで、たいへんな難解レースだが、シゲルスダチに期待して、馬券の絶好調を持続させたいものである!
あちょー!!
◎ シゲルスダチ
〇 アフォード
▲ ダッシャーゴーゴー
△ エーシンホワイティ
△ ルナキッズ
△ サドンストーム
△ マジンプロスパー
△ ドリームバレンチノ
しかし開催が替わって、今季は「Bコース」を使用する京都芝コース、先週までのイン伸びの馬場とは打って変わって、今度は外伸びのシーンも十分に考えられるというのが大きなポイント。
そして、芝コースは全体的に時計がかかる馬場になってきているというのも視野に入れて組み立てたい。
土曜午後の現段階では、京都の芝のレースはふた鞍だけしか行われておらず、もちろんそこから明確に馬場の傾向を導くことはできないが、しかしそのふた鞍ともきれいに内外どちらを通っても問題ないフェアな馬場になっていた印象。
そして、シルクロードSはもちろん高松宮記念へ向けた重要なステップレースである以上、本番でもある程度有力視される組の出走もあり、しかもそういう馬たちはすべて重いハンデを背負わされることになる。
さらに言えば、おそらくここは「ひと叩き」の可能性が大きい。
波乱が十分に期待できるレースだけに、使用コースの変更とハンデの有利不利、そして順調度で上回る組をぜひ狙いたい――6枠11番に入ったシゲルスダチ(55kg)が中心。
この相手、このハンデの高速決着の馬場であれば、シゲルスダチはちょっと買えないというのが正直なところではあるものの、しかし今季の馬場は、体力にモノを言わせて力任せでねじ伏せてしまうような競馬にはなりにくいと思われる。
というのも、先週までのイン伸びの馬場ではそこに殺到してしまい、身体がない馬にはとにかく不利な競馬になってしまっていたからである。
ところが今週のBコースであれば、直線はバラける公算大。
少なくとも直線までずっと馬群がインで固まったまま・・・という流れは考えにくい。
前走の淀短距離ステークスで前が詰まって追えずに、すべてがうまくいって快勝したアイラブリリ(今回も53kgで2枠3番)とコンマ5秒差は、実質シゲルスダチのほうが上なのではないか・・・という見方にした。
前走は、いくら重馬場だったとは言っても、これはどちらかと言えば馬場ではなく、京都の内回りのスプリント戦特有のスローの流れだったことが原因と思われ、メンバー的にも今回は紛れが少なくなりそうなのが何より小柄なシゲルスダチには有利に働くはず。
担当の厩務員さんとの、あるいは長く頑張ってくれた高倉騎手とのコンビ解消の話題(今回は酒井学騎手の手綱)などもあり、ファンにとっては残念な話題でもあったかもしれないが、アスリートとしてのシゲルスダチのポテンシャルに今回は十分期待できると思う。
相手は、同じ理由で最内枠に入ったアフォード(54kg)と村田一誠騎手のコンビにも期待する。
これは準オープンを勝ちあがったばかりというのが幸いした54kgのハンデには驚いた。
シゲルスダチの55kgに比べれば、こちらははるかに有利な54kgと言える。
この馬も器用な脚が使えるだけに、直線でバラけそうな展開は向いている。
完全な「恵量」を見方につける可能性が高い。
デキていればチャンスは大きいはず。
そして、単穴はデキ絶好が伝えられる大外ダッシャーゴーゴー(59kg)にした。
この馬は今さらここでゴチャゴチャ言うまでもないだけの実績馬であり、GT未勝利馬にして59sというのが少々ひっかかるが、しかしこの馬のGTでの不運を思うと、ここは無様な競馬はしてもらいたくないという思いもある。
ペースの読みが未熟な川田騎手ではあるが、何度も足を引っ張ったダッシャーゴーゴーに恩返しできるチャンスがここで再びめぐってきた。
チャンスを生かしたい。
押さえの筆頭は56kgがやや恵まれた感もあるエーシンホワイティ(7枠13番)、こういう馬場が合っていそうな大穴ルナキッズ(8枠15番)も54kgなら突っ込んできそう、あとは人気どころになるが、まずは56kgサドンストーム(3枠5番)、それから58kgでもパワータイプのマジンプロスパー(7枠14番)とドリームバレンチノ(2枠4番)は軽視できない。
印は回らないが、54kgならキングレオポルド(1枠2番)あたりまで押さえたい。
ということで、たいへんな難解レースだが、シゲルスダチに期待して、馬券の絶好調を持続させたいものである!
あちょー!!
◎ シゲルスダチ
〇 アフォード
▲ ダッシャーゴーゴー
△ エーシンホワイティ
△ ルナキッズ
△ サドンストーム
△ マジンプロスパー
△ ドリームバレンチノ
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