2020年06月06日
エブリデイ俺様24
エブリデイ俺様24
「おまえ、先生にチクっただろ」
始業のベルが鳴る十五分前に登校したふみえが、自席に座ろうとすると、あいつの取り巻き数名がぐるりとふみえを囲んできた。
困惑しているふみえに、栗色の髪の竹田がゆっくりと近付いてきた。
「学校の教師に助けを求めても無駄だぜ。あの人の家はこの学校にも地域にも多額の寄付をしているからな、誰も逆らうことはできないんだよ」
そうだそうだ、と周りがはしゃぐ。
「諦めるんだな」竹田はふみえの顔を覗き込みながら呟いた。
担任に言えば何とかなると思っていた。
クラスの皆を諭してくれて、友達と遊べると願っていた。
ふみえは下を向き唇を噛んだ。
始業のベルが鳴り担任が教室にやって来た。
明るい声音で挨拶が終わり、授業が開始された。ふみえはじぃっと担任の顔を見ていたが、ついぞ担任と目が合うことはなかった。
卑怯や、卑怯ものや。みんな嫌いや。ここの連中、全員大嫌いや!
帰り道、視界が揺らぐなか肩を落とし一歩ずつ足を動かす。
ふみえは翌日からの学校生活に嫌気がさした。
ずっと休んでやろうか。あぁでもあかん、おかんに心配させてしまう。
それだけは、いやや……。
右腕で目元をさすっていると
「山野!」
声がして振り向くと、そこには栗色の髪が風になびいてこちらを見つめていた。
~続く~


近くの海を見てきました
広くて大きいねぇ(^^)
県外の人、結構いるしサーファーと釣り人がこんなに多いとは思わなかったよ( ; ゜Д゜)
帰り道、とんこつラーメンを食べるはずが色々あって、食べれず帰宅して腹ただしい
食の恨みはネチネチと(ㅅ´ ˘ `)♡
漫画だぞっと↓↓

「おまえ、先生にチクっただろ」
始業のベルが鳴る十五分前に登校したふみえが、自席に座ろうとすると、あいつの取り巻き数名がぐるりとふみえを囲んできた。
困惑しているふみえに、栗色の髪の竹田がゆっくりと近付いてきた。
「学校の教師に助けを求めても無駄だぜ。あの人の家はこの学校にも地域にも多額の寄付をしているからな、誰も逆らうことはできないんだよ」
そうだそうだ、と周りがはしゃぐ。
「諦めるんだな」竹田はふみえの顔を覗き込みながら呟いた。
担任に言えば何とかなると思っていた。
クラスの皆を諭してくれて、友達と遊べると願っていた。
ふみえは下を向き唇を噛んだ。
始業のベルが鳴り担任が教室にやって来た。
明るい声音で挨拶が終わり、授業が開始された。ふみえはじぃっと担任の顔を見ていたが、ついぞ担任と目が合うことはなかった。
卑怯や、卑怯ものや。みんな嫌いや。ここの連中、全員大嫌いや!
帰り道、視界が揺らぐなか肩を落とし一歩ずつ足を動かす。
ふみえは翌日からの学校生活に嫌気がさした。
ずっと休んでやろうか。あぁでもあかん、おかんに心配させてしまう。
それだけは、いやや……。
右腕で目元をさすっていると
「山野!」
声がして振り向くと、そこには栗色の髪が風になびいてこちらを見つめていた。
~続く~

近くの海を見てきました

広くて大きいねぇ(^^)
県外の人、結構いるしサーファーと釣り人がこんなに多いとは思わなかったよ( ; ゜Д゜)
帰り道、とんこつラーメンを食べるはずが色々あって、食べれず帰宅して腹ただしい

食の恨みはネチネチと(ㅅ´ ˘ `)♡
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