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2020年07月07日
エブリデイ俺様48
エブリデイ俺様48
「竹田君が持ってきてくれた教科書を開いたら、一ページ目の空白部分に大きくサインがしてあったの。それもマジックで、全教科書に!」
「え?」
顔を上げる。三吉和代は、両手で口を覆いながら、くすくすと笑った。
「その隣に <俺、推参!!> という文字も書いてあったのよ。本人しか見ないのに参上しっちゃった、と笑いを堪えるのが大変だったわ」
眉尻を下げながら、目元を拭う。あ~おかしい、と言いながら俺の顔を覗き込んだ。
「これが、私が教科書の主を知っている理由。理解してくれた?」
俺は首を縦にふる。そうか、誰かが情報を漏洩したわけではなく、あの人の仕業だったのか。
ふうっと息を吐く。俺の作戦は最初からすべて台無しだったのだな。
立ち上がり、裾についた土埃を手で払う。
「さっきは怒鳴ったりして、すまなかった。気が動転していた。
しかし、三吉さんがなぜここにいるのかが知りたい。あの人に何か用があるのですか?」
彼女は空を仰いだ。目を瞑り、口を閉ざしている。
どうしたのかと彼女の様子を窺っていると、静かに答えた。
「ここには……ストーキングしてきたのよ。私はあなたに用があるの」
~続く~






嵐の【Monster】が大好きで
youtubeでプロモ映像が見れるのだけど、かっこいい
曲をかけすぎて、最初のイントロ部分で息子が反応する(笑)
最近グズついた時に歌う曲は【A・RA・SHI】
振付しながら歌うと喜ぶ喜ぶ
息子を嵐の信者にしようと画策中
おわり
「竹田君が持ってきてくれた教科書を開いたら、一ページ目の空白部分に大きくサインがしてあったの。それもマジックで、全教科書に!」
「え?」
顔を上げる。三吉和代は、両手で口を覆いながら、くすくすと笑った。
「その隣に <俺、推参!!> という文字も書いてあったのよ。本人しか見ないのに参上しっちゃった、と笑いを堪えるのが大変だったわ」
眉尻を下げながら、目元を拭う。あ~おかしい、と言いながら俺の顔を覗き込んだ。
「これが、私が教科書の主を知っている理由。理解してくれた?」
俺は首を縦にふる。そうか、誰かが情報を漏洩したわけではなく、あの人の仕業だったのか。
ふうっと息を吐く。俺の作戦は最初からすべて台無しだったのだな。
立ち上がり、裾についた土埃を手で払う。
「さっきは怒鳴ったりして、すまなかった。気が動転していた。
しかし、三吉さんがなぜここにいるのかが知りたい。あの人に何か用があるのですか?」
彼女は空を仰いだ。目を瞑り、口を閉ざしている。
どうしたのかと彼女の様子を窺っていると、静かに答えた。
「ここには……ストーキングしてきたのよ。私はあなたに用があるの」
~続く~



嵐の【Monster】が大好きで

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曲をかけすぎて、最初のイントロ部分で息子が反応する(笑)
最近グズついた時に歌う曲は【A・RA・SHI】
振付しながら歌うと喜ぶ喜ぶ

息子を嵐の信者にしようと画策中

おわり