2020年07月10日
エブリデイ俺様51
エブリデイ俺様51
「どうしたんすか、それ」
顔を覗きこみながら、吉村が言った。
「うむ。イメチェンをな、してみたんだ。俺に似合うかっこいい髪型にしてくれ! と言ったら、そふともひかん、というヘアーにされたのだ」
これで和代ちゃんも目を奪われるだろう。
にやにやしていると、吉村がまじまじと見つめてくる。
男のあいつでもこの俺様のイメチェン姿に驚いているようだな。
「なんだ? そんなに見つめて……。どうだ、似合ってるだろう」
ふんっと鼻息を鳴らし、腰に手を当ててふんぞり返った。
吉村は、顎の下をぼりぼり掻きながら「はぁ」と言った。
「吉村、他に感想はないのか? お前はもう少し人を喜ばせるということをーー」
俺様の有り難い話を聞いてか聞かずか、吉村は頭を捻って呟いた。
「なんだか、玉ねぎみたいな頭っすね」
……玉ねぎ?
玉ねぎって、あの野菜のか?
他に玉ねぎという言葉をもつ何かがあっただろうか。
そもそも、吉村は≪玉ねぎ≫と発言しただろうか。
俺様の聞き間違いだろうか。
いや、確かに≪玉ねぎ≫と言っていたぞ。
そうか! あいつは「玉ねぎ食べたいなぁ」と言ったのか。
そうだ、そうだったのか。
いや、違う。吉村は「玉ねぎみたいな頭」と言っていた。
なんだ、誰のことを言っているんだ。
この場には俺様と吉村しかいないぞ。
お前には誰が見えているんだ。
ならば、その玉ねぎみたいな頭の奴を俺様の前に連れてこい。
お前のいう通り、玉ねぎみたいな頭だとしたら、大いに笑ってやろう。
だが、もしその玉ねぎ頭が俺様のことを言っていたとしたら……。
吉村、どうなるかわかっているだろうな。
横目で吉村を睨み付ける。
吉村は、鼻をほじりながら遠くをみていた。
「あっ、竹田がきましたよ。あと二人来れば揃いますね」
吉村が能天気な笑顔をこちらに向けた。
~続く~




ノートパソコンに不具合が生じた
解決策を調べたけど、わからなくって旦那に報告
️
「壊したな!?」ってLINEきたから
「こわしてねーし」って写真送ったのが
これ↓↓

奇跡の1枚が撮れた( ^ω^ )
おわり

「どうしたんすか、それ」
顔を覗きこみながら、吉村が言った。
「うむ。イメチェンをな、してみたんだ。俺に似合うかっこいい髪型にしてくれ! と言ったら、そふともひかん、というヘアーにされたのだ」
これで和代ちゃんも目を奪われるだろう。
にやにやしていると、吉村がまじまじと見つめてくる。
男のあいつでもこの俺様のイメチェン姿に驚いているようだな。
「なんだ? そんなに見つめて……。どうだ、似合ってるだろう」
ふんっと鼻息を鳴らし、腰に手を当ててふんぞり返った。
吉村は、顎の下をぼりぼり掻きながら「はぁ」と言った。
「吉村、他に感想はないのか? お前はもう少し人を喜ばせるということをーー」
俺様の有り難い話を聞いてか聞かずか、吉村は頭を捻って呟いた。
「なんだか、玉ねぎみたいな頭っすね」
……玉ねぎ?
玉ねぎって、あの野菜のか?
他に玉ねぎという言葉をもつ何かがあっただろうか。
そもそも、吉村は≪玉ねぎ≫と発言しただろうか。
俺様の聞き間違いだろうか。
いや、確かに≪玉ねぎ≫と言っていたぞ。
そうか! あいつは「玉ねぎ食べたいなぁ」と言ったのか。
そうだ、そうだったのか。
いや、違う。吉村は「玉ねぎみたいな頭」と言っていた。
なんだ、誰のことを言っているんだ。
この場には俺様と吉村しかいないぞ。
お前には誰が見えているんだ。
ならば、その玉ねぎみたいな頭の奴を俺様の前に連れてこい。
お前のいう通り、玉ねぎみたいな頭だとしたら、大いに笑ってやろう。
だが、もしその玉ねぎ頭が俺様のことを言っていたとしたら……。
吉村、どうなるかわかっているだろうな。
横目で吉村を睨み付ける。
吉村は、鼻をほじりながら遠くをみていた。
「あっ、竹田がきましたよ。あと二人来れば揃いますね」
吉村が能天気な笑顔をこちらに向けた。
~続く~


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おわり

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