2020年05月29日
エブリデイ俺様⑰
エブリデイ俺様⑰
ジリリリリリリ!
六時半に設定している目覚まし時計が、けたたましく鳴り響いた。
咄嗟に手を伸ばしオフのスイッチを押す。
ぼうっとしながら昨日のことを思い出していた。
そうや、あのまま眠ってしまったんや。
一度だけ母が起こしにきたが、生返事だけした覚えがある。それ以降は本格的に寝入ってしまったのだろう、気付いたら朝を迎えていた。
のたのたと洗面所へ向かう。
顔を洗い鏡をみると、眼は窪み顔色も悪く頬は浮腫んでいる。
今日は学校休もうかな。
こんな顔、誰にも見せられへんわ。
そう考えていると母が洗面所にやってきた。
こちらを見て一瞬戸惑った顔をしたが、すぐにいつものにこやかな表情になった。
「おはよう。朝御飯出来てるよ」
ふみえの脇を通り抜け、洗濯機の前に移動し洗剤と柔軟剤を投入してスイッチを押す。
「うん、食べるわ」
一言、力なく答えた。
夕食を食べ損ね、空腹のはずなのだが気分が沈み朝食は三口で終わりにした。
母が具合でも悪いのかと聞いてきたが、ただ食べたくない。とだけ言った。
「行ってきます」
ランドセルを背負い重い足取りで外に出る。
~続く~




赤ちゃんのこのほっぺた、たまらんわ
️

漫画upしまーす!!

ジリリリリリリ!
六時半に設定している目覚まし時計が、けたたましく鳴り響いた。
咄嗟に手を伸ばしオフのスイッチを押す。
ぼうっとしながら昨日のことを思い出していた。
そうや、あのまま眠ってしまったんや。
一度だけ母が起こしにきたが、生返事だけした覚えがある。それ以降は本格的に寝入ってしまったのだろう、気付いたら朝を迎えていた。
のたのたと洗面所へ向かう。
顔を洗い鏡をみると、眼は窪み顔色も悪く頬は浮腫んでいる。
今日は学校休もうかな。
こんな顔、誰にも見せられへんわ。
そう考えていると母が洗面所にやってきた。
こちらを見て一瞬戸惑った顔をしたが、すぐにいつものにこやかな表情になった。
「おはよう。朝御飯出来てるよ」
ふみえの脇を通り抜け、洗濯機の前に移動し洗剤と柔軟剤を投入してスイッチを押す。
「うん、食べるわ」
一言、力なく答えた。
夕食を食べ損ね、空腹のはずなのだが気分が沈み朝食は三口で終わりにした。
母が具合でも悪いのかと聞いてきたが、ただ食べたくない。とだけ言った。
「行ってきます」
ランドセルを背負い重い足取りで外に出る。
~続く~


赤ちゃんのこのほっぺた、たまらんわ


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