2020年05月22日
エブリデイ俺様⑩
エブリデイ俺様⑩
月日は流れ、ふみえは小学四年生になった。
ここの学校は二クラスのみなので、クラス替えは六年間を通して一度だけ行われる。
それが四年生になる時だ。やっとクラスの人の名前を覚えてきたところだったが、仕方ない。
他の子達は、元々知り合いばかりなので一から覚える必要もないようだ。
ふみえは、せめて仲良くなった人達だけでも同じクラスになるように天に祈った。
学校に着き、校庭に貼り出されているクラス表を見に行った。
ふみえは手を組んだ。
折角仲良くなれたんや。あーたんと奈美恵ちゃんとうえっちと同じクラスになれますように!
校舎に入り新しい教室へと向かう。
あーたんとうえっちとは離れてしまったが、奈美恵ちゃんと同じクラスになれたので、心底ほっとした。
下駄箱で奈美恵に会った。
「奈美恵ちゃん、同じクラスやね!これから三年間よろしくな」
「おふみちゃん、うん!よろしくね」
廊下を歩き教室に近付くと、騒然としているはずの室内がやけに静かになっていた。
なんや、えらい静かやな。どないしたんやろ。
そう思い奈美恵ちゃんに話し掛けようと横を見た。
奈美恵ちゃんもその異様さに気付いたのか、顔を曇らせている。
「奈美恵ちゃん、なんやろな。あのクラス静かすぎへん?声が全然聞こえてこんわ」
奈美恵ちゃんの顔を覗く。
「な、奈美恵ちゃん?どないしてん?」
奈美恵ちゃんは立ち止まり、顔面がみるみる内に蒼白になっていった。
「なんや具合悪いんか?」
「……おふみちゃん、あいつがいるんだわ。あまり目立たないようにしないと」
険しい表情を向けて、奈美恵ちゃんは静まり返る教室へと足を歩ませた。
あいつ?なんや?何がおるんや?
ふみえも奈美恵の後を追って教室へと向かった。
~続く~




母から新作マスクが送られてきた
ありがたいわー
母も段々腕が上がってきたみたいで、今回のは凄くよかった!
自分では作れないから凄いと思うわ

今日の僕ちゃん
️それは食べ物じゃないよー
漫画upしまーす↓↓じゃ!おやすみ!!

月日は流れ、ふみえは小学四年生になった。
ここの学校は二クラスのみなので、クラス替えは六年間を通して一度だけ行われる。
それが四年生になる時だ。やっとクラスの人の名前を覚えてきたところだったが、仕方ない。
他の子達は、元々知り合いばかりなので一から覚える必要もないようだ。
ふみえは、せめて仲良くなった人達だけでも同じクラスになるように天に祈った。
学校に着き、校庭に貼り出されているクラス表を見に行った。
ふみえは手を組んだ。
折角仲良くなれたんや。あーたんと奈美恵ちゃんとうえっちと同じクラスになれますように!
校舎に入り新しい教室へと向かう。
あーたんとうえっちとは離れてしまったが、奈美恵ちゃんと同じクラスになれたので、心底ほっとした。
下駄箱で奈美恵に会った。
「奈美恵ちゃん、同じクラスやね!これから三年間よろしくな」
「おふみちゃん、うん!よろしくね」
廊下を歩き教室に近付くと、騒然としているはずの室内がやけに静かになっていた。
なんや、えらい静かやな。どないしたんやろ。
そう思い奈美恵ちゃんに話し掛けようと横を見た。
奈美恵ちゃんもその異様さに気付いたのか、顔を曇らせている。
「奈美恵ちゃん、なんやろな。あのクラス静かすぎへん?声が全然聞こえてこんわ」
奈美恵ちゃんの顔を覗く。
「な、奈美恵ちゃん?どないしてん?」
奈美恵ちゃんは立ち止まり、顔面がみるみる内に蒼白になっていった。
「なんや具合悪いんか?」
「……おふみちゃん、あいつがいるんだわ。あまり目立たないようにしないと」
険しい表情を向けて、奈美恵ちゃんは静まり返る教室へと足を歩ませた。
あいつ?なんや?何がおるんや?
ふみえも奈美恵の後を追って教室へと向かった。
~続く~


母から新作マスクが送られてきた

母も段々腕が上がってきたみたいで、今回のは凄くよかった!
自分では作れないから凄いと思うわ

今日の僕ちゃん

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