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posted by fanblog

2021年09月10日

「ファーストラヴ」を観ました

ユーネクストで映画鑑賞!





直木賞受賞、島本理央さん原作の「ファーストラヴ」を観ました。




思ってたのと違った…

原作も読んでいない私は、何となく「嫌われ松子の一生」のような

ハチャメチャなエンタメサスペンスだと思ってたんですよね〜

原作はともかく、映像ではハチャメチャなのかと…


(多分)原作に忠実な、どっしりと重い「恋愛ドラマ」でした!

いや、これは恋愛…?でもないか…

でも、タイトルが「ファーストラヴ」ですよ!?

結構混乱する内容です。



表紙も、めっちゃ、怖いなぁ…



いろいろとモヤモヤ…トラウマになりそうな本です。家にあったら怖いよう!



で、観た感想ですが、

よかったです!

島本理央さんって、「恋愛」をよく描いていますが、

ここまでネガティブな恋愛…というか、恋愛のようなものを

よくぞ書いてくださった!という感じがしました。


この中では、父親、母親は徹底的に悪者です。

実際、リアルな生活の中では、

親と言うものは、毒親の面もあり、優しいいい親の面もあり、で

どうしたって親には逆らえないものだと思うんですよね。

結局はどんな親でも、老後は面倒みなくちゃと思うし

大切におもうもの。


主人公は幼い頃から感じていた父親への気持ち悪いという思いが

拭いきれなくて、

殺人犯の女子大生に、自分を重ねてしまう…

という内容です。


まあ、いろいろと「んー、なんだかなぁ」と思う部分は

あります。

主人公の北川景子が綺麗すぎて、そっちばっかり気になっちゃうとか。

殺人犯の芳根京子も、綺麗な顔してるなぁ、とか。

この二人、顔が似てるなぁ。とか。


これは原作はどうなのでしょう?

原作でも、主人公は「めっちゃ美人」で、

殺人犯も主人公にどことなく似た美人なのかな?


NHKでドラマもしていたらしくて、

その時は真木よう子と上白石もかだったらしいし、

これまた、「どことなく似た美人」ですよね。


全然違う二人が感情を重ね合う、というなので

外見も似ているのかな?


でも、「全然違うはずの二人」だから、私としては

外見も大きくかけ離れている方がよかったような…


芳根京子さんは、序盤では「ちょっとぶっ飛んだヤバい子」を演じていたよう

なのですが、どうしてもお行儀のいい美人さんにしか見えなくて、

ラストとのギャップがあまりないし

(私だけかもしれませんが)板尾創路を殺してから堤防で

包丁を持ってふらつくシーンは、北川景子に見えたので

最終的に北川景子も父親を殺してしまうというオチなのか!と

思って観ていました(私だけですね、すみません)


と、いろいろ思うところがあるのは、仕方ないこと。

逆に、完璧ではない…ツッコミどころがある…ということが

印象を強くして、最も作者が言いたかったことが

素直に心に届く…という気もしました。


小説でも、漫画でも、何でも、

どうしても、うまいこと作ろうとしてしまいます。

辻褄を合わせる、とか突っ込まれないように気を付ける、とか

そういう「きれいにまとめる」ことも

もちろん大事なのかもしれませんが、

多少、おかしいところがあっても、

支離滅裂でも、

ツッコミどころがあっても、

伏線回収してなくても、


「どうしてもこれが言いたい!」という部分…

これさえあればすべてOKなのでしょう!


キレイにまとめることよりも、大事なものがある!

ということを学んだ映画でした。

























posted by 蒼乃シュウ at 12:20 | TrackBack(0) | 日記
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ティーンズラブを主に描いておりました。以前は本名でミステリーや普通の少女漫画も描いていました。 Twitterは @pinokodoaonoshu ぴのこ堂
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