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2021年03月04日

事実は小説なんかよりも…凄すぎる!

凄すぎる本を読みました。




「家族という呪い」幻冬舎新書
阿部恭子著



阿部恭子さんは、加害者家族の支援をするNPO法人で活動をされている方です。

「息子が人を殺しました」
も、読んだのですが、

これが、まー、なんというか、

おもしろい!

という表現でいいのかしら?


人とは何ぞや…

という疑問を抱きっぱなしで、

今までの「普通」や、当然であろう価値観が

ぶっ壊されてしまうような内容です。


殺人や痴漢、万引きなど

大きな犯罪、些細な犯罪、

いろいろとあるけれど

いつでも被害に遭うのは

被害者だけではなく加害者家族も…

なのです。


そして「なぜ?」と誰もが思うし

動機が知りたくなる。


できれば犯罪など避ける道はなかったのか?

とか…


誰でも思うはず。


しかし、そういうことさえも

打ち壊してしまう。



いやー、なんというか、


事実ってすごい。



こういうのを読むと、

いくら漫画でミステリー描いて

どうだ!

というオチを用意したって、

本物の犯罪には敵わない!


本当に起こった犯罪は、

誰も想像できないようなオチが待っています。



「こりゃ漫画は負けるわ!」

と思いながら読んでいたのですが、


漫画でしか真実は描けないものかも…

とも思いました。


世間一般では、

「結婚はいいもの」

だし、

「子どもはかわいい」

だし、

「親は子を愛すもの」

なのですよ、「普通」は!


普通は、「家族はいいもの」

なのですよ。


しかし、真実は、そうでもない。


「普通」なんて存在しません。


みんなが普通に「普通」と言っていることは

全然自然ではない。



漫画とか創作って、

だいたい、ラストはハッピーエンドにしなくてはいけないし。


でも、ミステリーの場合は

そうじゃなくてもOKで、

ラストに「えっ」と思わせればいい。


ラストの「えっ」という驚きの中にこそ真実を隠しておくことができる。



やっぱこれからも私はミステリーをもっと描いていきたいな…。
と、思いました!


「やりすぎ女図鑑」もよろしくね!
(kindle unlimitedの方は無料みたいですよ)










posted by 蒼乃シュウ at 16:18 | TrackBack(0) | お買い物

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ティーンズラブを主に描いておりました。以前は本名でミステリーや普通の少女漫画も描いていました。 Twitterは @pinokodoaonoshu ぴのこ堂
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