2019年10月05日
「恋愛もの」が本当にみんな好きなのか?
大好きなんです…つづ井さん…
「恋愛をしなくても楽しく生きられる」ことを
ここまでポジティブに綴った漫画、知りません。
本当に素晴らしい…。
ヤフーの記事で読んだのですが、
「つづ井さん」は、推敲に推敲を重ねて
やっとの思いで完成された物語であって、
さらっと描かれているかのように感じるけど
ものすごい努力のたまものである作品なんですね。
女性向の漫画って「恋愛は欠かせない!」と
思いがちです。
「恋愛要素いれなきゃ」と絶対に思うし、
「かっこいい男出さなきゃ」
と、ほぼ強迫観念のように叩き込まれているような気がします。
でも、
恋愛ってそんなに大事ですか?
て、ハナシですよ!
「恋愛要素いれなきゃ」「かっこいい男ださなきゃ」
って、これ、漫画家に共通の試練のような気がします。
なぜかというと
漫画家が言ってるわけじゃなくて
だいたい、編集者に言われることなんです!
しかしね、そもそも
私を含め、漫画家になる人、漫画家志望の人って
それほど人生において恋愛に重きをおいてない
って人がほとんどだと思うんですよ。
恋愛したくないとか、そういうわけではなくて
恋愛の重要性がわからない…。
だからこそ漫画を描き始めたわけで(笑)
そもそもそんなに恋愛しまっくっているリア充だったら
漫画描いてない(笑)。
現実で満たされてないから漫画の中で恋愛を描く…と
いうパターンもあるけど、
私の場合、そして多くの漫画家志望の人の場合、
「恋愛よりも大事なものがある」と思っているんじゃないでしょうか?
漫画の中に恋愛要素は入れますが、あくまでもそれは
話を円滑に進めるためであって、登場人物の魅力を伝えるものであって
お話の中にちょっと色を添えるためであって、
つまり、恋愛が物語のテーマそのものではない。
しかしです!
編集者は「恋愛!恋愛!」「イケメン!イケメン!」と
注文します。
「だって読者は漫画の中で恋愛したいはず!」と
決めつけているのも編集者です。
「そうじゃないと売れない!」と
信じてるのも編集者です。
漫画家ではないはず。
ああ…なんか…
「つづ井さん」に出会って
長年の呪縛がから解放されたような気がします。
ありがとう!つづ井さん!
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