2022年08月27日
私の少年探偵団のルーツ
令和の今の事情は知りませんが、私が学生だった頃の昭和は、小学校の図書館には、必ず、ポプラ社の少年探偵団シリーズが置かれていました。そして、テレビ放送などで、定期的な少年探偵団、怪人20面相ブームが巻き起こるたびに、子供たちは、このシリーズ本を競って読み漁ったものなのでした。
ちょっと読者家の家庭ですと、自宅に、この少年探偵団シリーズの本を買い持っている場合もありました。我が家も例外ではなく、我が家の本棚には、兄が買った一冊が古くから飾られていたのでした。
それが、この「怪奇四十面相」だったのであります。
実は、小学生の頃、こまっしゃくれていた私は、皆が少年探偵団をわあわあと競い読んでいるのを横目で見ながら、一人だけ冷めてしまって、学校からは、この少年探偵団の本を一度も借りた事がありませんでした。
よって、私が、小学生の時に、唯一、読んだ少年探偵団ものが、この「怪奇四十面相」だったのであります。
その為、当時の私は、少年探偵団ものの全ての敵役が20面相だった事を全く知りませんでした。代わりに、この「怪奇四十面相」だけを読んでいたものだから、20面相と聞けば、「違うよ。20面相は、ほんとは40面相と呼ぶのが正しいんだ」なんて事を、マウントを取ったつもりで、得意げに思い込んでいたのでありました。
ちなみに、このポプラ社の少年探偵団シリーズの単行本なのですが、確か、見返しの部分には、でっかく、遮断機のイラストが描かれていました。これが、ロボットか何かのようにも見えて、何とも不気味な感じで、子供心には、本編を読む前から、怖さを掻き立てられたものなのでした。
2022年08月21日
佐藤有文の児童書の系譜
2022年08月19日
ジブリアニメと私
かまいたちの漫才に「『となりのトトロ』を見た事がない」と言うネタがありましたが、一昔前の私は、本当に「となりのトトロ」を見ていませんでした。
なんとなく、「ジブリアニメの新作を見続ける」と言う流行に乗り損ねてしまったのです。それに、札幌に住んでいた頃の私は、ジブリアニメよりも先に見たい映画やアニメがいっぱい有りました。正直言って、世間の流れに自分の時間を合わせるだけの余裕も無かったのです。
それが、田舎に戻ってきてからは、映画館にも行けないし、DVDもろくに借りてこれなくて、一気にゆとりが出来てしまいました。地上波のテレビ番組も、よく見るようになりました。(札幌にいた頃は、衛星放送ばかり見てた)
すると、ようやく、巷では常識のジブリアニメも、きちんと見てみようかな、と言う気になったのでした。日本テレビでは、頻繁にジプリアニメを放送してますので、コツコツと見漁り続ければ、初期の代表作は、間もなく制覇してしまったのであります。やっと、私も、世間と同レベルになれた訳です。
ちなみに、私は、「風の谷のナウシカ」につきましては、発表された時から注目していて、(劇場では見れませんでしたが)ビデオはすぐに借りてきて、拝見してました。ただし、続く「天空の城ラピュタ」に、いまいち興味が持てなくて、そこから宮崎アニメには疎くなってしまったのでした。
なんとなく、「ジブリアニメの新作を見続ける」と言う流行に乗り損ねてしまったのです。それに、札幌に住んでいた頃の私は、ジブリアニメよりも先に見たい映画やアニメがいっぱい有りました。正直言って、世間の流れに自分の時間を合わせるだけの余裕も無かったのです。
それが、田舎に戻ってきてからは、映画館にも行けないし、DVDもろくに借りてこれなくて、一気にゆとりが出来てしまいました。地上波のテレビ番組も、よく見るようになりました。(札幌にいた頃は、衛星放送ばかり見てた)
すると、ようやく、巷では常識のジブリアニメも、きちんと見てみようかな、と言う気になったのでした。日本テレビでは、頻繁にジプリアニメを放送してますので、コツコツと見漁り続ければ、初期の代表作は、間もなく制覇してしまったのであります。やっと、私も、世間と同レベルになれた訳です。
ちなみに、私は、「風の谷のナウシカ」につきましては、発表された時から注目していて、(劇場では見れませんでしたが)ビデオはすぐに借りてきて、拝見してました。ただし、続く「天空の城ラピュタ」に、いまいち興味が持てなくて、そこから宮崎アニメには疎くなってしまったのでした。