2015年12月30日
(小説)ルシーの明日・その11
こうして、私は、その日は、自分の部屋で、恐怖に怯える一夜を過ごしたのだった。本当に何もしない。ただビクビクと途方もない事だけを止めどもなく思い浮かべ続けているだけで、時を消費していった。気持ちはすっかりSFマンガの主人公になりきっていた。
そして、そんな精神状態が良くなかったのだと思う。こんな高揚した心では眠れたりしないはずなのだが、それでも朝方近くに少しだけうたた寝してしまったようで、その時に私は恐ろしい悪夢を見たのだった。
その夢の内容は鮮烈であり、今でもはっきり思い出す事が出来る。
それは、近未来の地球を映し出した夢だった。千年先なのか、百年先なのか、あるいは僅か数十年後の未来だったのかは分からない。しかし、その夢に出てきた光景は未来の地球なのだと、私にははっきりと分かったのだった。 (つづく)
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そして、そんな精神状態が良くなかったのだと思う。こんな高揚した心では眠れたりしないはずなのだが、それでも朝方近くに少しだけうたた寝してしまったようで、その時に私は恐ろしい悪夢を見たのだった。
その夢の内容は鮮烈であり、今でもはっきり思い出す事が出来る。
それは、近未来の地球を映し出した夢だった。千年先なのか、百年先なのか、あるいは僅か数十年後の未来だったのかは分からない。しかし、その夢に出てきた光景は未来の地球なのだと、私にははっきりと分かったのだった。 (つづく)
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