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2024年10月18日

公文と過去問で小6で英検4級に受かった話

今回は、公文と過去問をやることで小6の1月に英検4級に受かったので、その過程や詳細について紹介したいと思います。

英検4級と公文について


英検4級は「中学中級程度」「There is 構文や時制など、重要な基礎の文法」が出題され、マークシートの4肢選択となります。

公文では中2相当のHU教材が終わると、合格を目指せるということになっています。

娘は小5でHUを終えていたので、英検4級を受けても良かったのです。

公文では小5でHU教材を終えていたが、英検を受けていなかった理由


実は公文でもH教材が終わった時、英検4級受験を勧められました。なので娘には受ければ?と言っていたのですが「嫌だ」と言うのでずっと受験できず、公文の先生にもなんとなく申し訳ないなぁと思っていました。

なぜ娘は首をたてにふらなかったのか・・・そして私もそこまで強く勧めなかったのか。。

それは前回の「公文の英語は中学英語に役立つという話」でも述べた通り、公文の進度は理解度とは全く別物。それを私も娘もわかっていたからです。

うっすらした記憶が残るだけでも貴重!やってて良かった公文式の英語についてはこちらで書きました。
公文の英語は中学英語に役立つという話


公文教材プリントで文法を説明してある箇所は全て読み飛ばしていた娘、表の答えを裏に写していた娘。。。なので、be動詞、一般動詞、現在進行形、など全くわかってはいなかった。

本人も自分が理解しないまま、大きな声では言えませんが、答え丸写しでやっていることの後ろめたさは薄々感じていたのでしょう。

小6で英検4級を受けることになった


小6の夏期講習から入った進学塾では、英語を受講している小学生は全員1月の英検を受けることになっています。強制です。

こりゃ良かったと思ったのと同時に不安も。

塾での英語は公文で先取りしていたため落ちこぼれることは無かったのですが、算数が落ちこぼれまくっていたので、英語の勉強まで手が回らない。算数の宿題と塾の小テスト対応だけでアップアップなのです。

ちなみに塾での英語は週1回40分のみ。さすがにこれだけで英検4級に受かるとも思えません。

「クラスで娘だけ落ちたらどうしよう」

1月の英検が近づくにつれ不安が。。。

とりあえず過去問をやってみたら、できる!かも?


とりあえず、塾から過去問をやるように言われたので、冬休みくらいから過去問の問題集をやってみることに。

先ほども述べた通り、公文でやっていたとはいえ、実は全く文法を理解していないという自信(?)があったので、やる前は半分諦めモードです。

でも!でもですね、文法は確かにわかっていないのだけど、英検4級問題の英文はなんとなく読めたのです。4級に必要な単語はほぼわかったのです!

公文の特徴と言えば、同じような文章を書いて書いて書きまくるところ。娘の様に文法を理解せずに、表の答えを裏に写すような子でも、何度も書いているうちに体に染みついているのかもしれません。

そして英検はマークシート。英作文は並び替えしか出てこない。そして4級の並び替えはそこまで難しくなく、公文のプリントで少しずつ形を変え、何回もしつこく出てきた英文がなんとな〜く体に入っていれば、なんとな〜く正解できるのです。理解できていなくても。

もしかしてイケるかも!とわかると、俄然やる気と自信がわいてくるものです。
それから受験日までの1ヶ月は土日を中心に過去問をやりました。塾でもプリントが出ていたと思いますが、娘はほぼ過去問のみ。どのみち塾のプリントも過去問と似たような問題なので。

過去問をやることで、リスニングに不安があることがわかりました。何を言っているのかわからない問題が毎回確実に何問かあるのです。
そこで、リスニングでわからない問題全て落としても大丈夫なように、リーディングでミスをしないようにしなければならないこともわかりました。

過去問6回分が入った問題集を1冊終える頃、ちょうど英検受験の日になり、無事英検4級に合格することができました。良かった!

ちなみに娘が塾で勧められた過去問は旺文社の「英検4級 過去6回全問題集」です。

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感想(14件)




受験結果の採点を見ると案の定リスニング問題がやはり微妙でした。
公文でE-pencilを適当にやっていて、最終的にはほぼ音声を聞いていなかったツケが回ってきたのだと思います。

過去問は絶対やるべき


合格に公文が役立ったのは当然ですが、それ以上に大きな声で言いたいのは、英検4級の過去問は絶対やるべし!ということです。
文法や熟語など、あやふやな部分が過去問をやることであぶりだされ、しかも過去問に覚えるべき箇所がだいたい載っています。

間違えたところを再度勉強しなおす、という積極的な勉強をする必要もなく、過去問6年分を1周するだけで、毎年似たような問題が出るのでだいたい覚えてしまうという感じ。

長文問題のパターンもつかめてきます。最初はメールの文章や、招待状など、娘はチンプンカンプンで、何これ?って感じだったのですが、何年分かをやると長文の読み方や、問われる部分がだいたいわかってきます。

先ほども書きましたが、娘が使用した過去問は旺文社の「英検4級 過去6回全問題集」ですが、中古が気にならない方はメルカリでも大量に出品されているので、定価より安く手に入れるのも良いかもしれません。






posted by おもち at 14:41| 検定

2024年10月17日

全ての基礎は国語力というのは本当か?国語が比較的得意な娘で考える。

全ての勉強の基礎は国語力だ、という定説があります。これって本当なのでしょうか?

だとしたら、国語が比較的得意な娘はもうちょっと他の教科が出来ていても良いような気がします。

今回はかねてから私が疑っている、国語力が全ての教科の基礎となるという定説を算数の文章題から考えてみたいと思います。

国語が得意ということ


娘は教科の中では国語が得意です。英語も比較的得意なのですが、国語の方がたぶん得意。

なぜ得意とわかるのか。国語は勉強しても、しなくても点が変わらず、安定してそこそこ良い点が取れるから。

なので、定期テストは毎回国語はほぼノー勉。それでも良い点が取れるのです。

道徳の作文や学校行事の感想文は、学校だよりなどにも良く選ばれて掲載されます。

幼稚園の頃から文字を読むのも書くのも得意。初めての文章でもスラスラ読める。

上記は国語が得意な子は割と努力せずにできてしまうのです。
未就学〜小学校低学年の頃に、まだ幼くたどたどしい男の子や、おっとり系の女の子の隣で得意げに豊富な語彙と、習っていない漢字混じりの文章の音読を披露すると、頭が良いと自分も周りも勘違いしがちなのも国語得意あるあると言えるでしょう。

しかし、国語が得意ということと、他の教科の出来は全く関係ない。なんなら国語「だけ」が得意なのかもしれない、ということをこれから証明していきたいと思います。

算数の文章題が異常に苦手ということが発覚


国語力が全ての教科の基礎、と言われる理由のひとつに、算数の文章題も結局文章を理解する能力が必要だから、ということがあります。

しかし、です。娘は算数の文章題が壊滅的に苦手なのです。国語はできるのに。

例えば以下の問題。

1日200gのごはんを食べるとします。1週間で何sのごはんを食べることになるでしょう。

だいたい2〜3年生くらいの問題でしょうか。頭の良い子であれば、問題を読み終わったと同時に答え(1.4s)が出ていることでしょう。

この問題のポイントは、1週間が7日ということがわかる。1400gをkgに単位変換できる。という2点かと思います。普通は

娘が4年(!)の時にこの問題を出したところ、娘は悩みに悩んで出した式が

200÷7 でした・・・

文章題の中に大きい数字(娘の中で大きいと思う数字のこと)と1桁の数字が出ていたら、割り算をすると決めているのです。
この問題は娘的に大きい200と1桁の7があるから割り算だと思ったのです。

おそらく国語力だと言う人は、200gを7回食べてその合計だ、ということがわかれば式にできると思っているのでしょう

否、算数が苦手な子は、200gを7回食べるという意味はわかっても、それを「式にすること」が難しいのです。




当たり前ですが、算数の文章題は国語力だけでは解けない


200gを7回食べる=掛算だ、ということがわかるためには、国語だけではなく算数の掛け算の意味(定義)がわかっている必要があります

文章の意味がわかる、という意味では国語力かもしれませんが、文章の意味や情報を算数の公式や定義と結びつける、という部分は国語力ではないと思うのです。

算数の公式や定義を使いこなす能力とでも言いましょうか。そっちの能力が必要だと思うのです。

加えて娘のように算数の文章題が苦手な子は、文章題というだけで脳が拒否反応を起こすので、読む前から難しい、わからないと思い込んでしまう。

「点Aから点Bまで、点Pが1秒1cmで移動する」と書いてある字面を見ただけで思考停止に陥るのです。

実はそんなに難しいことは言っていないのに。

国語力を疑う前に、算数が理解できているかを疑え


私が国語力が全ての基礎と言われるのにイマイチ疑問を感じる理由として、国語が苦手でも算数が得意、文章題も得意という子がいる、ということもあります。

算数は算数の公式や定義を使いこなせるまで理解できていれば、文章題は解けるのです。

と言うことは、他の教科もちゃんと理解していれば解けるはず。

国語よりも難しい文章など他の教科では出ないのです。(中学の話です。大学入試の英語は日本語で読んでも難しい問題が出ると聞いたことがあります)

実は私も、国語は大の得意で特に現国はロクに勉強などしたことありません。が、かの駿台模試などでは相当高い偏差値をたたき出したものです。しかし、他の教科は特に鳴かず飛ばず。そう、「国語だけ」が得意だったのです。ここまでの仮説は私の代からの知見も含まれているのです。

当たり前ですが、どの教科であっても、国語力を疑う前に、その教科をちゃんと理解しているのかを疑った方が、もしかしたら良いかもよ?というお話でした。








posted by おもち at 17:29| 定説を考える

2024年10月15日

小学生が通う、上位公立高校を目指す進学塾とは

今回は、娘が小6夏期講習から通ってわかった、上位公立高校を目指す進学塾とは一体どんなものか通う小学生たちは何を勉強しているのか、ということをお話したいと思います。

中学受験をしないが優秀な小学生が通う塾がある


公立高優位の県は、高偏差値の高校は公立高校が多く、有名大学進学率も私立よりも上位公立高校の方が高いということが多々あります。

また、私立は公立高校のすべり止め、のような意識がまだ多いというもの特徴。

とはいえ、県トップ偏差値の中学は私立中ですし、大学付属の中学に入りたいという層もいるので、中学受験をする子も少なくはない。

今大学受験はどこでも大変らしいので、付属校は人気があります。

ということで、我が家のある地域でも比較的優秀な子は中学受験塾に通っています。

ではその他の子は塾には行っていないのでしょうか?
いいえ、高学年になるとほとんどの子は塾に通っているのです。

その中にはあえて中学受験はせず、小学校高学年からトップ公立高校を目指すための進学塾に通っている子たちもいるのです。

塾の方も、トップ公立校の合格率を宣伝し、中学生だけではなく、小学生を呼び込むような宣伝もしています。

表向きは中学に向けての基礎固めと宣伝してはいるが、、、



では上位公立高校を目指す塾で、小学生は一体何を勉強しているのか。

娘が小6の夏期講習から入ってわかったことは、中学受験の内容とほぼ同じものを習っている、ということ。

もちろん小学校の授業の先取りもしています。が、本当に基礎はサラっとやって、ほぼ応用問題の解き方なのです。

算数は特に難しく、小学校の教科書やワークで応用問題とされているものが出来るくらいではとても歯が立たない。というか全く別物

物理のような問題も解いている。

国語も文法やことわざ、熟語などは小学校では習わない難しいものまで習います。
文章題も有名中学入試の過去問なども取り入れ、なかなかに難しい。

そうです「中学に向けて基礎固め」などと表向きは心強い感じで宣伝してはいるものの、内容は基礎どころかハイレベルな応用なのです。

どうやら、私の思う基礎と、塾の考える基礎は違った模様。小学校のワークの応用問題が解ける程度は、そこでは基礎とは言わなかった




中学受験組と差がつかないようにしている


では、進学塾が言う基礎とはどんなものなのか。
中学校で上位になり、上位公立高校に合格するために、小学生が習っておくべき基礎とは何なのか。

私はズバリ、中学受験組が出来ていることは全て出来るようになっている、ではないかと想像します。

そうです、中学受験残念組も同じ中学に入学するのです。その時に受験勉強をしていた子たちに上位を独占されるわけにはいかないのです。

同程度の問題は解ける、もしくは解いたことがあるようにしなければならない。

では、中学受験残念組が加わった中1の成績、結果はどうなったか
(ちなみに、娘はそのハイレベルな戦いには参戦できるわけもなく、全くの蚊帳の外なのですが。。)

なんとと言うべきか、当然というべきか、中1の1〜3学期全てトップ5は中学受験しなかった組だったのです。

(もちろん上位10%位まで範囲を広げると、受験組も入ってきます。人数との割合を考えると、やはり受験組の方が上位にいる割合は高いように感じます。)

地域的なものもあると思いますので、あくまで娘の中学の場合は、の話。

英検、漢検を全員受ける


その他、小学生が進学塾でやっていたことと言えば、英検、漢検の受験です。
英検は英語コースを受講している子全員、漢検は全員受験が必須でした。

英検は4級コース、5級コースがあり、その級別に受験、漢検は6年生は4級です。

結果は英検、漢検ともにほぼ全ての子が合格していたので、独学で勉強するよりは楽かもしれません。

ただし、英検4級に関しては、塾だけで受かるのは無理があるような気もします。娘は公文をやっていたので、なんとか受かりましたが。





娘が小6で進学塾に通ってみての感想など


娘が小6で進学塾に通ってみての感想ですが、とにかく算数が難しいのには参りました。

娘の場合は宿題もテスト直しも、全て親が付きっきりでないとできないし、親も考えないとできない問題も多い。

そして、その問題を普通に自力で解いていく子が多いのも驚きました。

また、隔週で実力テストがあり、塾の系列校全体での順位や偏差値が出るので、上がった、下がった、など結果を話し合うのは楽しかったです。
中学受験をしないので、その辺りは結果が悪くてもそこまで悲観的にはならずに済みました。

通っている子については、小学校の時の実力テスト上位は、そのまま中学でも上位ですし、その時に下位の子は、今も下位です。そう簡単には変わらないようです。
もちろん娘もずーっと下位です。

上位の顔ぶれを見ると、おそらく娘がどれだけ頑張っても上位に入るのは厳しいなぁ、とわかるのです。
理由はまた別に書きたいとは思いますが、端的に言うと、勉強量と結果が比例していないのです。上位者は短時間で結果を出している。

中1前の春休みに中学受験残念組が入塾してきました。それらの子は、さすが上位クラスに入りました。

娘が入ってから塾を辞めた子は上位クラス、下位クラスどちらもいます。下位クラスが多いかな。でも上位でも辞める子はいます。

塾を辞める理由についても、また後日書きたいと思っています。成績不振だけではないのです。
小学生の時にはなかった思春期ならではの理由もあったりして、つくづく子育ては大変だなぁと感じています。

娘のように、進学塾についていくのが大変な場合、塾を変えた方が良いのか、このまま下位でも頑張るべきか、中2の今も迷っています。
また何か進展があったり、考えがまとまれば書きたいと思います。





posted by おもち at 14:00| 進学塾とは

2024年10月14日

中1最初の模試の理科と社会の偏差値が30台だった話

こんにちは、小学校の時に出来ないところをそのままにしたため、中学の進学塾で下位層をうろつく娘を持つ管理人ことおもちです。

今回は娘が中1最初の模試、そう、人生初の模試で、なんと理科と社会の偏差値が30台だったという話をしたいと思います。

小学生の時は模試を受けたことがなかった


娘は小6の夏期講習から進学塾へ入ったのですが、そこは中学受験はせずに、高校受験で上位公立高校を目指す塾。
なので、いわゆる全国模試のようなものを受けないのです。

塾では隔週で実力テストがあったのですが、算国の2教科でしたし、塾の系列校の中での順位が出るだけ。そこまで母数が大きくなかった。

その実力テストでも算数の成績はヒドいものだったのですが、通っている塾には非常に優秀な子が多く、自身の学校の成績もそこまで悪くなかったため、この塾では下位だが、普通の人の中に入れば普通、いやむしろ出来るのかもしれない、と親子で楽観視していたものです。

今から思えば、小学5〜6年の時に全国模試を1回くらい受けておいても良かったかもしれません。
現実を知るためにも

なぜ受けなかったか、まずは娘が嫌がったというのが大きいのですが、小学生の模試は、中学受験勉強をしている層と、しない層で、圧倒的に結果が違うのではないか?
大手中学受験塾の模試だと問題が難しすぎるし、普通の模試だと出来る子はほぼ100点だと聞くと、本当の偏差値はわかるのだろうか?などど私が考えすぎたため。

中1になる前の春休み、初めて模試を受けた


そんな娘ですが、塾の学年が中1に上がる前の春休みに、初めて県の模試を受けました。

中1の模試1回目です。ほとんどの子が公立高校を目指す塾なので、大手塾の模試ではなく県の模試を受けるのです。

まず娘は今まで英語、理科、社会のテストを学校以外で受けたことがありませんでした。英語に至っては、テスト自体を受けるのがほぼ初かもしれません。

あ、英検4級は受けていましたが、マークシートだったので、記述式は初です。

そして何と言っても範囲が小学校6年間
算国は塾でやっていましたが、理社は学校で習っただけ。学校のテストが終わったらキレイさっぱり忘れてしまったに違いない。

また、5教科ぶっ通しでテストをするという体験が初だったり、志望校を書くのが初だったり。解答用紙とテスト問題が別になっているのも、ほぼ受けたことが無い。

色々不安(言い訳)のある中、初めて模試を受けてみた結果は、、




理科、社会の偏差値がなんと30台


なんと、理科、社会の偏差値が30台という驚きの結果に。

いや、ほぼ忘れているだろうなとは思っていたし、特に勉強をしているわけではなかったが、それにしてもヒドい。

社会に至っては、平均点の半分しか取れていない
いや理科も似たようなもん。

そして国語、これが偏差値51。これは痛い。
実は娘は国語は結構得意だったのです。塾の実力テストでも国語はマシだったし、本人も自信があったので、かなりショック。

あれだけ苦手で足を引っ張るかと思われた算数の方が偏差値が高いという驚きの結果に。

本人は最近ほぼ算数しか勉強していなかったので、効果が出た!と喜んでいましたが。

英語はまずまずだったのですが、当初の予想では、算数を英語と国語で補って、という感じであった。まさか理科、社会がここまで悪いとは。

ここから理科、社会に悩まされ続ける


あまりの結果に、どうしたものか、と親子で考えましたよ。

とりあえず、今回の理社は小学校の内容だし、これから中学では塾でも理社を習うし、きっちり覚えていこうということに。

ここでも「結果が悪いのは、勉強をやっていなかったから、やれば出来るはず」という魔法の言葉で乗り切ることに。

この記事を書いている中2の今から言えることは、やっても出来ないですからー!
これからちょうど1年後の中2模試1回目で、更にヒドい偏差値を理科で取りますからー!
ということでしょうか。。。

そしてこの後、学校の定期テストでも理社に悩まされ続けることになる、ということも付け加えておきましょう。

最後まで落ち込む内容なのは悲しいので、1つ良い情報も。
国語はこの1回がずば抜けて悪く、その後は模試も学校のテストも比較的良いです。当初の予定通り、英語、国語で他を補っている状態です。





posted by おもち at 14:56| 都道府県模試

2024年10月11日

進学塾の上位クラスと下位クラス、クラス分けについて

こんにちは、小学校の時に出来ないところをそのままにしたため、中学の進学塾で下位層をうろつく娘を持つ管理人ことおもちです。

今回は娘の通う進学塾での上位クラスと下位クラス、クラス分けについて書いてみたいと思います。
あ、ちなみに娘はもちろん「下位クラス」です

どのようにクラス分けをしているか


中学受験塾では、定期的にクラス分けテストを行い、その結果と模試結果などを合わせてクラス分けをしているというような話を聞きます。

娘の通う塾は、上位公立高校を狙う塾なので、また少し違う基準でクラス分けをしているようです。
私が聞いた話だと、以下を見て総合的に決めているとのこと。

・学校の定期テストの順位
・学校の内申点
・県の模試の結果
・授業態度(宿題、小テストの結果も含む)


クラス分けの基準を詳しく見てみた


個々に基準を詳しく見ていきたいと思います。

学校の定期テストの順位は、上位クラスは上位15%以内。これはほぼ例外無く15%だとと思われます。
下位クラスはだいたいそれ以下なのですが、下位クラスの中にも上位15%に入っている子もいます

内申点は5教科25点満点で、上位クラスは23〜25点。これもほぼ例外は無さそう。下位クラスはそれ以下なのですが、ここでも下位クラスでも内申がかなり良い子もいます

県の模試結果、これが一番下剋上が起こりやすい
定期テストや内申が上位に入れなくても、模試で上位クラスよりも良い成績を取る子は多い。なんなら毎回かなり上位に行く子もいます。

なぜ上位クラスに入れないのか。
それは公立高校受験は内申が必要なので、学校で良い成績を取らないとダメなのです。

逆に上位クラスにいて模試では下位クラスに負けてしまう子もいます

授業態度、これが成績が良いのに下位クラスになってしまう子の最大の原因かと思います。

まず、宿題やってこない、小テストの直しの提出が遅れる、提出物出さない、など。せっかく成績が良いのに、これらの原因で上位クラスに入れない子は結構います

宿題やテスト直しをしないのに、毎回模試で上位にガンガン食い込んでいる子が何人かいて、ある意味勉強していないのにあれだけできるなら、逆に一番頭が良いのでは、と思ったりもします。





クラス分けのメンツを見て、なんとなく見えてくること


ここからは、実際クラス分けされている子のメンツと模試の結果などを見て、なんとなく感じることを書いてみたいと思います。

まず、上位クラスなので基本的に5教科全て得意の子が多いのですが、国語、英語はたまに怪しい子がいる

娘は国語、英語はマシな方なのですが、模試では上位クラスの子とそこまで成績は変わらない。なんなら娘の方成績が良いことも結構あるのです。

が、数学、理科でものすごい差が付いてしまうのです。
(社会についてはかなり思うところがあるので、また別の機会に考えてみたいと思います。)

そうです、上位クラスは数学が得意な子が多いのです。
彼らは定期テスト、模試では確実に90点以上を取る。
理科が物理の時もそのような子は100点近くを取る。

逆に下位クラスは、半分以上の子は数学に難あり
下位クラスの中でも成績順に並べると、間違いなく上は数学が得意で、下は数学が苦手。
もちろん娘も大の苦手です。

先ほど、下位クラスでも模試で上位に食い込む子がいると書きましたが、それらの子は押しなべて数学が出来るのです。

数学が苦手だと上位クラスに行けないのは、中学受験でも一緒かと思うので、中学生までは数学が成績の雌雄を分けることがわかります。

途中から入ってくる子がスッと上位クラスに入ってくる


最後に、娘の塾は小4から通うことが出来るのですが、小4から通っている子が上位クラスとは限らないということも付け加えておきましょう。

中2から新しく入った子がスッと上位クラスに入ったりします。なんなら後から入ってくる子の方が上位クラスに入る率は高いのです。

もちろん彼らも中2まで違う塾や通信教育などをやっていたのでしょう。
が、その塾で何年も頑張ってきた子があっさり抜かれるのは、やはり成績は塾ではなく、個人の能力に帰する、と思わざるを得ません

後から来た子が元からいる子を抜いていくことについて、塾側はどう思っているのか、矛盾を感じないのかを、ぜひ聞いてみたいところです。





posted by おもち at 15:22| 進学塾とは

2024年10月09日

県内上位公立校を狙う進学塾に行きたいと、娘が言い出した

こんにちは、小学校の時に出来ないところをそのままにしたため、中学の進学塾で下位層をうろつく娘を持つ管理人ことおもちです。

今回は、なぜ県内上位公立高校を目指すような進学塾に通うことになったのか、について書いてみたいと思います。

周りの友達が塾に行きだした


娘が小5くらいからでしょうか、塾に行っている子の話を家でするようになりました。

小4までも、ピアノ・習字・公文などをやっている友達は多く、「今日は習い事があるから遊べない〜」のような会話はしていたのですが、小5くらいから、中学受験塾に行っている子や、受験はしないが塾に行っている子のを話題にするようになりました。

ちなみにウチの地域は中学受験はクラスの30%程度
県内で上位の高校は公立高校が多く、小学校の時にトップレベルに優秀な子でも、中学受験をせずに公立中学からトップの公立高校を狙うことが多いような地域。

中学受験のために塾で頑張っている子もいたし、中学受験をせずに、公立中学から地元トップ公立高校を目指すために、高学年になると塾通いをしている子も多くいて、かなり勉強熱心な地域でした。

そんな中、娘は勉強系の習い事は小4から公文という遅いデビューでしたし、塾は小6で夏期講習を体験させてみようかな、いやー、勉強嫌いだしなぁ〜、どうかなぁ〜、という感じでした。

近所でも有名なキビしい塾に入りたいと言い出す


ところが、小5の時に、仲の良い友達が近所でも有名なキビしい塾に入ります。
学校の帰り道に毎日「塾の宿題がある」「塾でテストがある」「テストが難しくて毎回追試になる」と聞かされ続けた結果、ついに「その塾に入りたい」と言い出しました

完全に周りの雰囲気に巻き込まれた!

小5になると、周りでも中学受験塾の子が「夜9時半まで塾だった」とか、「塾が大変で〜」「この前の模試で何位だった」のようなセリフが飛び交うようになりました。
それを日々聞くうちに、なんかカッコいい、自分もそのセリフを言ってみたい、となったと思われ。

しかし、入りたいと言った塾は地域でもキビしいことで有名な塾

その塾は中学受験はせず、地元トップ公立高校を目指し、小学校から勉強するような進学塾です。
席順も前から成績順という噂で順位も張り出すようなところ。
中学生になると上位と下位でクラス分けも行われます。

よりにもよって、なんでそこに??他に塾はあるのに?しかも勉強が好き、もしくは頭が良いとかならまだわかりますが、勉強大嫌い、公文の宿題どころか学校の宿題も嫌がってやらない。
加えて頭もフツー。

当然私は止めました。

「大変だよ〜、友達も追試ばっかりって言ってるじゃん。
席も一番後ろになって黒板見えないよ〜!
もっと普通にレベルに合わせて教えてくれるところが合ってると思うな!」

それでも入ってみたい、と言う。

1年間は止めて、止めて、ついに小6の夏期講習で通ってみることに。





小6夏期講習の入塾テスト算数でとんでもない点を取る


まず、現在の実力を見るための入塾テストがありました。算国です。

国語はまぁ良かった。
が、算数がヒドい
どのくらいヒドいかと言うと、その塾の友達や、今まで入塾してきた子の低い点を取ったという噂を聞く限り、娘が一番点が悪い。多分今も記録は破られてないかも、、、。

もちろん塾の先生にも「算数わかってないですね」とのお言葉が。

とは言え、入塾テストは現在の学力を確認するという名目らしく、断られることは無く、「算数に難あり」というレッテルが貼られて入ることができました。

夏期講習は中学受験塾ではないので、比較的空気ものんびりしていたと思います。
夏休みなので、塾の宿題やテスト勉強をやる時間もあったし。

加えて、友達と「大変だよね〜」なんつって学校以外で苦楽を共にすることが楽しそうではありました。

塾で習う算数の問題が難しいことに驚く


塾に入ってみて、何が驚いたって算数の問題が難しいこと。

学校では習わない、すごい難問を解いていく同じ小学校の子たちと娘は、知らない間にすごい差がついていたのです。

中学受験をせずに地元中学でトップ成績を取り、トップ公立を目指す子たちは小学生の頃からこんな勉強をしているんだ、と今まで知らなかった世界に驚きました。

そりゃそうですよね。受験残念組も同じ中学に行くので、最初から差を付けられたら困っちゃうわけで。
同じレベルの問題は解ける状態にしておく必要があるのでしょう。
ちなみに娘の中学校上位はほぼ受験残念組ではなく、受験しなかった組です。

それと合わせて、この時は塾のみんなが難問を解いているように見えたけど、「みんな」ではなかったこと、ついていけない子もいたことが後からわかるのですが。

そんなわけで、塾の宿題を私が付きっ切りで教えるというトホホな状況がこれからずーっと(中学でも)続きます。





お試し夏期講習が終わり、実力テストで本当の実力を突き付けられる


夏期講習の最後に実力テストがありました。
もちろん算国です。夏期講習で学んだことを発揮するチャンス!

結果は塾からの電話で知らされます。
その時に、夏期講習での様子や今後も塾を続けるか、などの話もします。

娘に実力テストの感触を聞いたところ、算数は自信が無い、というかできなかった、とのこと。

そうなんだ、、、。

問題は難しかったんだろうとは思います、が、半分は取れているかなぁ、と期待はしていたのですが。

まぁ、苦手だったものがすぐに出来るようになる訳がない。
でもやっぱり出来なかったんだ。。と多少ガッカリしました。

今まで勉強系の習い事をしたことが無かったので、(公文はやっていましたが、こちらは学校の勉強に直結していない感じがするので)やればできるようになると思っていたのだと思います。

今までできないのは、まだちゃんと勉強していないから、塾行ってないからだと思いたかったのです。

それがやっぱりやっても出来ないものは出来ない、ということが突き付けられてしまった

じゃあ、塾はどうする?と聞いたところ、なんと「塾は楽しかった、続けたい」と言うではないですか。

「え?そうなの?」ビックリです。

算数は苦手だから個別で対応してくれるところのが良いかもよ、と言ってみたのですが、頑張るとのこと。

迷いました。
あきらかに実力不足な場所で頑張って周りについていくのが本当に良いのか
でも本人が頑張りたいと言っているのを尊重してみることに。

塾から電話があり、ドキドキで話を聞くと、テストは国語はまぁまぁ良い。
算数はやはり出来ていない、授業中の態度も算数は集中できていないとのこと。
まぁ、そうでしょうね、何やってるんだかわかってないだろうし。

で続けますか?と聞かれたので、「はい。どうやら楽しかったみたいで」とお伝えしたところ、「え?そうですか!」とビックリされました。

小6の2学期から入塾


ということで、小6の2学期から入塾しました。

これがやはり、夏期講習とは全然違って、学校がある中で塾の宿題やテスト勉強をする必要があるので、まぁ大変です。

公文や習字も並行してやっていたので、公文の宿題を減らしてもらったり、習字の行く日を調整したり。

公文英語や娘の進度について、以下で書いていますのでぜひご覧ください。
公文の英語は中学英語に役立つという話


とにかく算数が難しかったので、私が付きっきりで色々試行錯誤しつつ教えていました
この頃はどうやったら理解できるようになるか、ずーっと考えていたような気がします。

また塾では隔週で実力テストがあり、その塾の全支店の中での順位や偏差値が出ました。

そこで娘は初めての同い年の子の中での順位と偏差値を知ることになります。
この話はまた後日。

posted by おもち at 21:13| 進学塾とは

2024年10月08日

塾の定期テスト対策という名の自習

こんにちは、小学校の時に出来ないところをそのままにしたため、中学の進学塾で下位層をうろつく娘を持つ管理人ことおもちです。

地元のトップ公立高校を目指す進学塾に(なぜか)通っている娘。
ここには周辺の中学校から優秀な子たちが集まっています。

今回は娘の通う進学塾で定期テスト前になると設けられる、定期テスト対策期間についてのお話をしたいと思います。

約10日前から定期テスト対策期間が設けられる


娘の通う塾では、定期テスト対策として約10日前から毎日塾に通うことになります。
そこで何をするかと言うと、基本「自習」です。

最初は「え、そうなんだ!?」とすごく驚きました。

そこは集団塾なのですが、私の想像では、定期テスト前はテストに良くでる問題や難問などを解説したりするものだと思っていました。

しかしそうではなく、学校の提出物、塾のテキストを各自進めていき、わからないところを質問する、というのが基本的な定期テスト対策なのです。

テスト範囲ではない更に先の単元を進めたりもする


しかも、対策期間の序盤は、それまでの塾の授業の続きである、テスト範囲ではない更に先の単元の授業や小テスト(そして直し)をやったりもするのです

優秀な子(塾の上位クラスの子)は塾の小テストも一発で受かるので、特にテスト勉強に支障はきたしません。

しかし娘のように、数学の小テストがほぼ必ず追試になる子は、テスト対策期間に範囲ではない勉強を続けることになり、それは結構キツイ。というか致命的。





定期テスト当日が締め切りの学校の提出物が結構多い


娘の中学校は、定期テスト当日までにテスト範囲のワーク等を提出する必要があります。

これは定期テストの勉強にもなるので、良いと言えば良いのですが、そのボリュームが結構多いのです。

なんなら塾のテスト対策期間の前半、いや直前までそれをやっている子も多い。

娘もほぼ前半、いや後半まで学校の提出物をやっています。

では、ほとんどの子が提出物を終わらせるのに必死なのでしょうか?

答えは「NO」です。

そう、この「学校に提出するワークを定期テスト直前までやっている」のは、娘の周りにいる「塾の下位クラスの子たち」が多いのです。

上位クラスの子たちはとっとと終わらせているのです。

塾のテキストのボリュームは更に多い


学校の提出物の他に、塾のテキストを対策期間では自習することになるのですが、そのボリュームたるや気が遠くなるほどです。

対策期間が終わったら、そのテキストのテスト範囲部分を全て終えて塾に提出しなければならないのですが、とてもじゃないけど期間内に終わらないので、テストが終わっているのにテスト範囲の勉強を毎回続ける必要があるくらい。

娘なんて、数学に至っては、学校の提出物をやり終えるのに必死で、塾のテキストはほぼテスト終了後にやっていることの方が多い。

長い目で見れば良いのでしょうが、目の前の中間、期末テストには意味がない

そして、ここでも上位クラスの子はテキストもサクッと終わらせ、なんと追加の問題等をやっているのです。





塾上位クラスの子に提出物について聞いてみた


娘の友達に、同じ塾の上位クラスの子がいるので、学校の提出物と塾のテキストがどうして簡単に終わって、更に追加のテキストや問題をする時間があるのか?と聞いてみました。

そこには驚きの違いがあったので、ぜひお知らせしたい。

なんと上位クラスの子は、学校のワークは学校や塾で習った日に終わらせているらしい。

塾のテキストも、塾で授業を受けた後、忘れないうちに家でサッとやってしまっている。それはだいたいの場合は塾の宿題になるので、既にその日のうちに宿題まで終わらせているのです。

ありがたいことに娘に「習った時にここまでやると、忘れないからいいよ」とアドバイスまでしてくれたらしい。
ありがとう。

ちなみに塾が終わるのは夜10時。帰宅して少し休んだら10時半〜11時。

そこから自主的に習った部分の復習をしているというのです。

信じられな〜い!

そりゃテスト対策期間には提出物もテキストも終わっているはずだわ。

娘は塾から帰宅したらスマホ。お風呂でスマホ、寝るまでスマホです。

勉強の時間は塾と共に終わったのです。
でも、私も上位クラスの友達よりも、娘の気持ちの方がわかる。

結局自習が一番効率的なのかもしれない


提出物やテキストの進度がここまで違ったり、理解度が違うと、テスト対策期間に集団で問題の演習をすることは、特に上位クラスの子には逆に時間の無駄なのかもしれません。

わからない問題だけ個別に質問した方が効率的

そして娘のように、学校の提出物すら終わっていない子も、演習を受けている場合ではないのです。

とっとと提出物を終わらせろ、と。

あまり大きな声では言えませんが、難問の解き方の授業を受けたところで、おそらく娘は理解などできないのです。

だったら、できそうな問題を確実にモノにして、点を取りこぼさない方が大事。

そんな訳で、結局自習が一番効率的なのかもしれない、と思い至ったのでした。


posted by おもち at 14:34| 定期テスト

2024年10月06日

中1の3学期、学年末テストの理科で最悪の点を取り絶望した話

こんにちは、小学校の時に出来ないところをそのままにしたため、中学の進学塾で下位層をうろつく娘を持つ管理人ことおもちです。

今回は中1の3学期、学年末テストで最悪の点を取り絶望した話をしたいと思います。

理数系という分類があるということは、理科が出来る子は数学もできる、逆もしかり、ということは当然理解しています。

そして娘は数学ができず、国語はまだマシ。(できる、とは言えないのが悲しい。。)なので文系ということは明らか。

しかし、公立中学では理系、文系に分かれて勉強することはなく、公立高校の入試も5教科受けることになるのです。

ということは、得意不得意はあれど、中学は努力でカバーできる程度の内容であると思いますよね。

塾の先生も、中学の内容は暗記で乗り越えられる、と言っていましたし。

今回は文系理系の差ははそんな甘いもんじゃない、というお話をしてみようかと思います。

中1の1学期、生物は暗記で乗り越えられた


春、意気揚々と中学生になり、中1の1学期の理科は生物。植物と動物でした。

覚えることが異常に多く、娘にとって全く興味のない内容でした。が、覚えればなんとかなりました。

単子葉類・おしべ・無脊椎動物など分類や項目の多さに苦労し、さすが中学、こんな細かい内容なんだ〜、なんつって初めての中間テスト勉強を頑張り、結果も悪くなかった。

やはり努力すれば結構点は取れるんだね、なんて当時は考えていたものです。





中1の2学期、水溶液と光の屈折あたりから嫌な予感がしてきた


2学期になり、水溶液でちょっと嫌な空気になり始めました。


「割合、速さ、関数はいつまでも、科目が変わっても追ってくる!」
の記事でも書いた通り、娘は小学算数で割合の応用問題を理解しないまま中学生になりました

苦手だからと後回しにすると大変なことになるという教訓の記事はこちら。
割合、速さ、関数はいつまでも、科目が変わっても追ってくる!


水溶液はゴリゴリの割合(濃度)。
しかも融点・沸点という要素やグラフを読み取るという(娘にとっては)高度な能力が必要となります。

加えて問題文では現象や実験の内容を説明を読み取りつつ、グラフを見て解くという、苦手な子に取ってはもはや何をどうすれば良いのかわからない問題が出る。

問題文も長く、読むのも苦痛。

そして次の光の屈折で混迷を極め始めます。
法則に則って計算をする、ということができない。
いやできないというよりも、思いつかない。いや、できないのか、もはやあまりに混乱している娘を前に親も混乱してきます。

ガラス、レンズ、鏡の違いって何だっけ??
と昭和の遊園地にあったガラスの迷路やびっくりハウスについて娘と話題にする始末。

ばねと音の伝わりが何度やっても理解できない!


そして「ばね」。要は関数なので、グラフと表を読み取ったり、書く必要があります。
「音」ではヘルツという割合と速さを組み合わせたような(娘にとっては)超高度な計算。
「音の伝わり」でも速さを理解している必要があります。

とにかく、小学生の頃の算数、一部理科の応用問題が基礎となり、更にそれらを応用した問題が続くのです。

ここまでくると、娘にっとてはもはや数学よりも理科の方が理解不能に。

単位変換も1秒に1000回とか、0.005秒のような感じで、分母が60なのか100なのかもわからなくなってきます。

ワークをやっても同じ問題を何度も間違え、もはやできる気がしない。

え、地学の地震ってそういうこと?


そして、やっと地学に入り、岩の種類や火山になって物理から解放され、ひと息付けるかと思った矢先に地震でダメ押しが。

地震のP波、S波の計算は速さ、関数、グラフ、表の全ての知識を駆使する必要があるのです。
地学よお前もか。

あまりの苦手の塊に人が勉強に絶望する瞬間を見た気がします。





中1学期末テストの理科、最悪の結果に。


中1学期末テストの理科のテスト範囲は「ばね、音の伝わり、火山と地震」でした。

社会も大概ヤバめな状況だったため、もはや理科はあきらめ気味。
というかやっても無駄なのでは、という空気に。

そりゃそうです。ワークや問題集で何度同じ問題をしても間違えるのですから。

親子で話し合った結果、とりあえず火山の暗記問題と他は基本問題だけできるようにする、という対策を取ることに。

その結果、なぜか基本問題と思われる問題もほぼ落とし、火山岩の名前も漢字を間違え、そりゃもう最悪な結果に。
平均点を大幅に下回る40点くらいだったか。。。

そりゃそうだ、どの問題が基本問題かどうかもわからないのだから。

最悪な中から学んだこと。
物理だったら数学の方がマシ。

数学はまだ、計算問題という救済がある。
しかし物理はすべて数学でいう文章題ばかり。救済が無い。これはイタい。
そしてやっぱり「割合、速さ、関数」を理解してないことが大きな壁となっているのです。

娘だけではなかった!物理は苦手な子が多い


しかし、1つ朗報があります。
物理を苦手としている子は多い、ということ。

娘曰く、試験が終わった瞬間、多くの子が「オワタ」「本気で詰んだ、マジで10点かも」と嘆いていたらしい。

そしてテストが返却された時も「詰んだ」の大量のつぶやきと共に、先生もあまりの出来の悪さに嘆いていたらしい。

そうです、物理は苦手な子が多いのです。
中学では数学が出来ない子は、もれなく物理も出来ないのです。数学は苦手だが、物理は出来るなんて子はいない。

そして、数学が普通くらいでは物理は出来ないのです。

安心してください。出来ない子は多い。
ゆえに最悪な点を取った娘でしたが、成績は3でした

もちろん、提出物、授業態度は問題ない状態での成績ですが。




posted by おもち at 14:53| 定期テスト

2024年10月05日

割合、速さ、関数はいつまでも、科目が変わっても追ってくる!

こんにちは、小学校の時に出来ないところをそのままにしたため、中学の進学塾で下位層をうろつく娘を持つ管理人ことおもちです。

今回は最重要記事と言っても良いと思う。今苦労している最大の原因についてお話できればと思います。

小学校の時苦手で克服できなかった例のアレ。中学では科目をまたいで難しくなって登場します。

小学校の時ちゃんと理解しておくべきだった、最大の後悔は「割合、速さ、関数」


娘が小学校でこれだけは理解しておくべきだったと悔やんでいること。
それは算数の「割合、速さ、関数」です。

そんなこと知ってるよ、との声も聞こえてきます。
「割合、速さ」が壁かつ重要なことは、そりゃもう昔から口を酸っぱくして言われている。
再度、声を大にして言いたい

「割合、速さ、関数は数学だけではなく、理科、なんなら社会など科目を超えて凶悪になって追ってくるぞ!」と。

「割合、速さ、関数」は科目を超えて凶悪になって追ってくる


具体的に見てみましょう。
中1の理科では水溶液で濃度、音ではヘルツや音の速さ、ばね、地震のP波S波など。
社会では人口や工業品・特産物の割合など。

全て「割合、速さ、関数」が必要なのです。

しかもタチが悪いのは、理科では実験の説明を伴う文章題や、付随したグラフや表から読み取る必要があったりすること。

小学校の簡単な割合の文章題が出来ていない娘に、理科の実験の説明が長い文章で記述され、グラフが図1,図2として隣にあるような問題が解けるわけありません

いや、解ける解けないの前に、問題の理解すら難しい。
この、グラフの意味がわからない、何も読み取れない問題については、後日また書きたいと思います。





とはいえ小学校時代に全くやっていなかった訳ではないのがイタい。。


もちろん小学校の時に「割合、速さ、関数」を放っておいた訳ではないのです。
中学でここまで理科で困るとは想定していなかったとはいえ、小学校の頃も算数では困っていたので多少やってはいたのです。

もちろん小学校の理科でも必要でしたし。

「青のリボンは赤のリボンの何倍でしょう」という問題、何度もやりました。
何度やっても間違えるので途方に暮れながらも、小6の最後あたりにはなんとなくできるようになってはいた。

速さ、関数についても同様です。

出来たり出来なかったりしつつ、基本の文章題はなんとかできるようにはなっていたのです。

でも、今から思うに、基本の文章題が出来る位では中学校の理科は太刀打ちできなかったのです。

算数の応用の文章題が出来るようになっていないと中学の理科は無理ゲーだった。

中学の理科の為に、小学生のうちに算数の応用文章題を理解しておくことを強くお勧めします。


今思えば、小学算数の文章題の応用問題は、出来る子や中学受験する子がやるものだ、と私は思っていたかもしれません。

もちろんあまりにトリッキーな問題はそうでしょう。

しかし、です。
こと割合、速さ、関数に関しては、特に理科の内容が文章題になっている応用問題は小学生の時にちゃんと理解しておくべきだったと今になって切にそう思います。

小学算数にある理科の内容の文章題、例えば食塩の濃度、ばねなどですが、小学算数では応用ですが、中学理科だと基本になるのです。

その間を埋める勉強などしてくれないのに。

かくして、定期テスト勉強の時に理科が全く出来ないことが発覚し、どうにか理解しようとしても後の祭り。
他の科目もある中、小学算数まで戻ってやり直す時間なぞないのです。



とは言え、割合、速さ、関数は時間がかかったとしても、苦しいとしても、小学生の内に応用問題まで理解しておくことをお勧めします。





2024年10月04日

単元が進むと前の単元を忘れる問題

こんにちは、小学校の時に出来ないところをそのままにしたため、中学の進学塾で下位層をうろつく娘を持つ管理人ことおもちです。

今回は我が子がずーっと悩まされている最大の問題の1つと言っても良い、次の単元に進むと、前の単元を忘れる問題を考えてみたいと思います。

1つの単元が終わると、前の単元を忘れる


中学の進学塾で下位をうろつく我が子ですが、そもそも小学校の頃からその片鱗はありました。

とにかく、1つの単元が終わり次の単元に入ると、見事に前の単元の内容を忘れてしまう。
それはもう見事に忘れます。当の本人も驚くほどに。

少数の掛け算を習うと、前の単元でやった足し算での小数点の扱いを忘れる。やっと覚えたら今度は少数の割り算になり、何もかもあやふやになる。

分数で「約分」を習うと「通分」を忘れる。その後図形を挟むと、分数の計算方法自体を忘れる。

あやふやなまま分数の掛け算、割り算になり、更に混迷を極めていきます。。。

しかもこれ、算数だけでなく理科、社会でも同じですから!
なんなら理科、社会の方が積み重ねの教科じゃない分ヒドいかもしれない。

都道府県を何度覚えても、きれいさっぱり忘れる


算数が苦手というと「あら文系なのね〜」なんて思われるのですが、忘れる子は文系、理系関係ありません。

全て忘れます。

中学生になった今も困っているのが、都道府県の位置を何度やっても忘れること。
これはイラつく。

小学生の時、47都道府県テストがあり、短期記憶だけは得意な娘は満点でした。
しかし、です。ものの数日で忘れるのです。

歴史でももちろん都道府県は必須です。
日本地図に奥州平泉の位置が示してあり、何県か?という問題、くり返し何度やっても正解したことがありません。(奥州平泉が何なのかも当然わかっていない、ということも付け加えておきましょう。)

鎌倉がどこなのか、吉野ケ里遺跡の場所(佐賀県)、三内丸山古墳(青森)全て間違う。

その都度覚えるんです、が、忘れる。

そういう子って、天気予報をどういう目で見てるんでしょうね、、、。
あ、興味ないのか。

もちろん、日本ですらこうなので世界なんて全くダメダメです。





関西は西にあるから関西、関東は東にあるから関東


いや都道府県を忘れる、これはまだマシかもしれません。
しかし何がムカつくって東西がいまだにあやふやなこと!

中学生になっても、「東ってどっちだっけ?右手だっけ?」という質問を何度もします、、。
イラつく!

その時、ただ単に右が東、などと教えても勉強にならない。多少なりとも知識を増やそうと
「大阪と東京の位置はわかるよね。関西は西にあるから関西、関東は東にあるから関東って言うから」と答えています。我ながら涙ぐましい。
が努力は実らず、このやりとりを中学に入ってから10回はしている。

そもそも、大阪は関西、東京は関東、ということを知っているかを怖くて確認してませんが。

忘れる子は忘れる。さて、どうするか


そう、忘れる子は本当に忘れます。
中1で三角形や円の面積の公式を何度も忘れることがあるとは思っていませんでした。

しかし、です。
中1の秋ごろまではまだ三角形の面積の公式を聞いてきた娘ですが、体積、表面積の単元に入り、三角錐や球が出現し、扇形の内角や弧の長さを求めながら解く必要が出てきた頃。
あら不思議、三角形や円の公式を聞くことはなくなりました。


なんだろう、更に難しいものを解かなければならない時、やっと簡単な方は体に入るのかもしれません。

そう、数学は積み重ねの教科。
単元が違っても公式や分数。少数、加減乗除は使うのです。方程式の問題でも図形は出てくる。

やはり繰り返すことで覚えるらしい。

ということは、都道府県や歴史も繰り返していれば覚えるはず。

だが、社会、理科は繰り返すのが難しい。
歴史の単元で雨温図は使わないし、植物の単元でヘルツは使わない。

理科、社会は暗記の教科と言うけど、忘れる子は暗記だけではなく、何か違う方法を考える必要があるのでは?という仮説が成り立ちます。

さて、どうするか。
また娘の状況を観察しつつ、何か進展や思うところがあれば書きたいと思います。





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中学生の娘をもつ母です。勉強嫌いな娘がなぜか進学塾へ通うことになり、親子で日々混迷を極めている様子を綴っていければと思います。
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