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2024年11月20日

中2 進学塾底辺 転塾すべきか続けるべきか迷う

相変わらず進学塾では底辺をさまよう娘。塾でのクラス分けでは当然下位クラスな訳ですが、その下位クラスの中でも底辺なのです。

進学塾の底辺層については、色々なところで言われているように「塾のお客さん」という、塾に成績よりもお金の支払いを期待されている状態なのではないか、という心配が付きまといます。

生徒のレベルが高い集団授業の塾だと、実力以上の授業についていけず、まさにお客さん状態になりやすい。

ならば実力に合った塾に転塾した方が良いのか。
中2の今、中3をベストな状態で過ごすために絶賛悩み中なのです。私が一体何を悩んでいるか、現状について考えてみたいと思います。






全ての教科で実力不足な訳ではないので悩む


娘は進学塾底辺とうたっていますが、正しくは「数学、理科」が底辺。国語、英語はそこまで悪くないのです。

もちろん上位クラスの中でも上位の子は5教科全てが優秀な子なので、上位クラスの下位(ややこしい)の中に、国語、英語が娘と同等、もしくはそれ以下の子もいるという感じ。

5教科全てで底辺をさまよっているならば、まさに塾に合っていないと諦めもつきましょう。

ただ、国語、英語の授業レベルは落としたくないというのが正直なところ。

いやしかし、上位下位のクラス分けは結局、数学、理科が得意か不得意かで決まると考えているので、数学、理科が出来ない時点でもう塾に合っていないのかも、、とグルグル考えています。

進学塾のクラス分けについて色々語っています。
進学塾の上位クラスと下位クラス クラス分けについ


結局どの塾でも変わらないのでは?という疑問


では、娘のレベルに合った塾や個別指導塾に行ったとしましょう。そこで娘は数学、理科の文章題や応用問題が出来るようになるのでしょうか?

結局できないものは出来ない、もしくは数学、理科以外の勉強時間を削って勉強することになるのでは?という気がしてならない。

というのも、出来ない子に理解させるのが上手い先生がいる、出来ない子が出来るようになった、という話を周囲で聞いたことがない

せいぜい、今までほとんど勉強していなかった子が塾に入って勉強するようになったら成績が上がった、という程度。いや、この話もほとんど聞きません。

かわりに聞くのは、塾を何度変えても成績は結局同じ、という話ばかり。

ということは、今まで通り上位の子たちと一緒に勉強して、必死についていく方が良いのではなかろうか?
上位の子たちの勉強方法や、会話を身近に見たり聞いたりしている方が良いのではないか。

進学塾でお客さんだろうと、他の塾でも同程度の塾代は支払うのですから。

デキる子ばかりの中で自己肯定感が低くなったり、投げやりになったりしてはいけませんが、娘はなぜかそこは平気なので。

とはいえ、もう少し転塾については色々調べて、まだ考えてみたいと思っています。





posted by おもち at 15:39| 進学塾とは

2024年11月14日

中学生の勉強 親が見る派 VS 子に任せる派

子供の勉強をどこまで親が見るかという問題、小学校の頃から各家庭によって非常に違いがあります。

「見る」と言っても、スケジュールの管理から宿題、勉強までをフルで教えるという完全管理型から、宿題をやってるか確認する、という軽いチェック型まであるので、かなり内容も違う。

しかし、中学生になったらどうでしょうか。

勉強内容が難しくなる。子供も反抗期になる。など小学生の頃と違って親が見ようにも難易度が高くなります。

定期テストの日程はわかっても、日常的に行われる小テストや宿題、提出物まで把握するのは結構大変。

そもそも中学生にもなって親がそこまで手をかけて良いのか?自分で出来るようにしないとダメなのでは?こんな自分って毒親かも?という不安もあります。

我が家の娘、小学生の頃は完全管理型 理由は自分ではできなかったから


小学生の勉強をどこまで手伝うかについて、我が家の娘はズバリ!私が全て見ていました。
公文や塾の宿題やテストもです。

理由は簡単。
任せておくとやらないし、言ってもやらない、やったとしても算数はできないからです。

親がいつまでも見ていると自分で出来なくなる。
自分が困った体験をしないとやるようにならない。
などの意見はもちろん理解しているし、ごもっともでしょう。

私だって任せたいのです。
自分でやって出来た!わかった!という成功体験を積んで欲しいのです。

でも、やらない子はやらないし、出来ない子は自分がわかっていないことが、わからないのです。。。

出来なかった問題を解きなおしたり、説明を読んだりして理解するって、それってもう出来る子の話だと思う。

娘は算数が苦手なので、親が教えないと本当に勉強についていけなくなるのです。
親が教えることで、やっと基本の問題は解けるようになる、という感じ。

中学受験で塾についていくための家庭教師を雇う、という話を聞いたことがありますが、まさにそれのレベルが低いバージョンです。

娘の自主性に任せて、自分で理解できるようになるまで待っていたら、おそらく小学2年生あたりで、全く何もできなくなると思う。

人生何においてもやり直すことは可能かもしれませんが、2年生で落ちこぼれたらやり直す気にもなりません。

娘がどれだけ算数のセンスが無いのかを恥をしのんで書いてみた記事はこちら。
算数が苦手な娘、小学校低学年で一体どこでつまずいたのかを記録しておく


中学生の娘 勉強を親が見る理由


そして中学生になり、勉強は難しくなりました。
でも未だに我が家は私が勉強見ています。。。

塾の宿題も、定期テストのための勉強も見ています。声掛けや確認などのチェックではなく、家庭教師並みに勉強を見ている。解き方を教えています。

周りを見回してみると、さすがに小学生の頃よりも親が勉強を見るというご家庭は減ってきている。
が、いることはいるのです。

「テスト前は親の特訓がある。」「塾のテスト勉強期間は塾を休んで、親が見る」というご家庭の話、ウチの周りではそこまで珍しくはない。

なぜなのか。それは結局子供の現状と、現実的にできることを一番理解しているのは親だからなのではないでしょうか。

塾は全生徒が最大公約数的に良い結果が出るようにするのが仕事。
親は我が子1人が最大の結果を出せることをするのが仕事だからでしょう。

我が家は定期テスト対策期間中は基本的には塾には行かせます。が、問題集のどれをやって、どれをやらない、どの教科にどれだけ時間をかける、かけない、捨てる問題などは娘と話し合って、一緒に決めています。

本人に任せると、おそらく理解できもしない難問に時間を掛けたり、覚えればできるところを流したりすると思う。

具体的には、数学、理科の応用問題を時間をかけてやっても、娘はテストではほぼできないのです。だったらその時間を覚えればできる古文、漢文、英語に回した方が良い。

塾は全ての教科で良い点を取れ、難問が解けるようになれと言うので、そこは親がこの教科(娘の場合は数学と理科)は平均点で良いと言うことで、子供も効率の悪い勉強をしたり、プレッシャーを感じずに済むと思うのです。

どうしても点数が取れない教科がある子について考えてみました 
学年順位と成績に関係はあるのか? 中位層の場合


中2になり、少しずつ自主的にできるようになってきた


ここまで親がほぼ付きっきりで勉強、しかも勉強方法までも見ていたのですが、中2になり、なんと少しづつ自分で出来ることが増えてきました

塾で出されたテキストや定期テスト範囲の問題集を全てやるのではなく、自分の現状の能力を考えて、現実的にどの問題までを理解できるようにするべきか、どの問題を捨てるかを判断できるようになってきたのです。

もちろん今も私と話合ってから決めていますが、娘なりになぜこの勉強をするかの理由が言えるようになってきた。

娘がここまでできるようになったのは、今まで親が一緒にやっていたからだと思うのです。

そうでなければ娘のような子が、効率的に最大の効果を出すような勉強内容を考えることができるようになるとは思えないからです。

子供によってはある程度は親の手伝いは必要だと思う、という話でした。


posted by おもち at 20:10| 原因と対策の考察

2024年11月09日

算数が苦手な娘、小学校低学年で一体どこでつまずいたのかを記録しておく

中学から文理選択があれば良いのに、数学と理科からとりあえず逃れたい、と日々願う我が家ですが、思い返せば幼少期の頃から算数のセンスが無かった。

算数が苦手な子、数のセンスが無い子は、幼少期からその片鱗はあるのか?
あるとしたら、一体どこでつまずいていたのかを記録しておきたいと思います。

年長で公文の算数を始めたが、半年ほどで国語に変更する


本格的な算数との出会いは、年長の頃。計算が出来るようになればいいなと言うことで、公文の算数に入会させました。

ところが、とにかく宿題を泣いて嫌がるのです。繰り上がりの無い簡単な計算なのに、です。

なだめすかしながらなんとか続けてはいましたが、私も娘もお互いストレスもたまるし、ここまで嫌がるのを続けてもかわいそう、ということで、先生に相談し国語に変更することに。

国語に変更したら、スイスイ進むようになったので、やはりこの頃から算数は嫌いだったのだと、今なら思う。
その時は思いませんでしたが。

ちなみに、小1の終わりで引っ越しのため公文を辞め、その後小4で再度公文の国語と英語を始めました。年長の時のツライ体験から算数という選択肢は全くありませんでした。

公文英語については以下で記事にしているので、ぜひどうぞ。

中学英語が異常に難化している
公文の英語は中学英語に役立つという話


あ、そういえば、娘が算数から国語に変更したことが、周りの友達に広まってしまい、その後その教室で算数から国語へ変更する子が数人出てしまったことも付け加えておきます。みんな算数辛かったんだなぁ。

さくらんぼ計算でつまずきまくる


公文での苦い体験があったのですが、なぜかその原因が算数が苦手だからとは思っていませんでした

公文の計算問題を淡々とこなしている子がいるのは気付いていましたが、まだ小さかったし、早生まれなこともあり、そりゃ勉強なんて嫌だよね、なんて考えていました。

最初にあれ?上手くいかないな、と思ったのは、忘れもしない小1のさくらんぼ計算。
これでつまずきまくった

とにかく意味が通じないのです。

まず、9+5をさくらんぼ計算をする場合、なぜ5の方を分解するのかがわからない

で、その5を1と4に分解しないといけないことがわからない。

なので、9+5のさくらんぼ計算を、9の方を分解したり、5を分解したとしても、2と3に分解したり。

9+1をした方が計算が楽になるという感覚が伝わらないのだから、娘にしてみたら、どれでも同じなのです。

お金の計算でつまずく


お金の計算も出来るようになるまでかなり時間がかかりました。

ここで言うお金の計算とは、80円の鉛筆と100円のノートを買って1000円払ったら、おつりはいくら?のような高度な計算ではありません。

もっと前段階の、硬貨を組み合わせていくら?というような計算のことです。

10円×5枚 と 50円×1枚 を合わせたら100円。
これ簡単にできそうに思いますよね?いいえ。センスが無い子には充分難しいのです。

貯金箱から10円、50円、100円、500円をザーッと出し、10円を10枚セットしたり、500円と100円とをセットにしたりして、貯金箱にいくらあるかを計算することがここまで難しいことだとは思っていませんでした

ちなみにこれ、幼稚園の話ではないです。小学校低学年でのことなのです。

こんな簡単なことが出来ないことにイライラしましたが、学校で習ったり、テストがあったりはしなかったので、とりあえず放棄してみることにしました。やってもイラつくだけなので。

放っておいたらいつの間にか少しずつできるようになっていました。

とは言え、高学年になっても、10円×10枚で100円、その100円セットが10個で1000円、のようにセットにして数える、ということはしなかった

そして、100円セットは、50円×2枚でもできるし、50円と10円×5枚でもできる、それを組み合わせて1000円セットをつくる。などのようなことも、もちろんしません。

100円は100円だけの枚数で数える、50円は50円だけの枚数で数える、というように同金額の硬貨だけで合計を出し、それを足し算し、合計を出しているのです。

計算が苦手なのだから、100円、1000円のように計算しやすいセットを作って計算した方がミスが無いし、後から数え直しも簡単だ、と何度言っても理解してもらえず。

おそらく、そのセットを作る方が難しいのだと思われる

時計の計算でつまずく


時計の計算もかなり厳しかったです。

時計の計算は、00、15、30,45の15分単位で考えたり、24の半分が12である、60の半分は30である、というような時計感覚(そんな言葉ないけど)が必要なのだと娘を見ていて初めて気づきました。

例えば2時の15分前は、1時45分というのがすぐ出るのは時計感覚があるからだと思うのです。
00、15、30,45で15分単位で考えられているという証拠

これがない子は、計算をしようとするのです。
でも何から15分を引いたらいいのかわからない
1時53分の15分前なら 53-15で38分 と出るのに。

だから、1時30分の45分前、という問題も頭をかかえます。引けないのです。

おそらく、53分の15分前は引き算で出るのに、30分の45分前は引き算ではできない、この区別がつかないのだろうと思われます。

また、1日が24時間と習っても、12時間に対して何も感じないというのも特徴。半日が12時間だということに、わざわざ言われないと気付けないのです。

当然90分が1時間半だ、というのも計算して初めてわかる。1時間は60分とわかっていても、半分が30分で、組み合わせて90分、ということに気付かないのです。

数のセンスが無いって、こういうことなんだろうな、と娘を見ていて思う。

数のセンスは努力でどうにかなるものなのか?


どうでしょう。おそらくできる子は悩むことなく通過してしまうものばかりではないかと思います。

また、低学年の問題は年齢が上がると経験である程度出来るようになってしまうので、何を迷っているかがわからない。親には簡単に思えてしまうのが問題で。

わからない我が子にカッカし、イライラしてしまうのです。

娘の場合もあまりにできないので、ドリルをやらせてみたり、公文の玉そろばんを買ってみたりしました。

しかし結局これも、出来ない子はやっても今一つ手ごたえが無い
その時はわかったような感じなのですが、後日やるともう出来なくなっている。

ちなみに、以下が公文の玉そろばん。繰り上がり、繰り下がりの計算が感覚的にわかるようにできていて、すごく感心しました。自分が子供の頃に出会っていたら、もっと計算が早く正確にできるようになっていたかも。

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感想(4件)




結局娘の場合「さくらんぼ計算」「お金の計算」「時計の計算」は努力よりも年齢が上がることである程度は解決しました。そんなものなのかもしれません。

以下でも、できるようにならないイライラ系の記事を書いています。よろしければどうぞ。

忘れる子はウソみたいにすぐに忘れるという話
単元が進むと前の単元を忘れる問題


理解したはずなのに、次やるとできない地獄のループ
同じ問題を何度も間違える問題



2024年11月05日

同じ問題を何度も間違える問題

以前このブログで「単元が進むと前の単元を忘れる問題」という記事を書きました。

忘れる子は本当に忘れます。
単元が進むと前の単元を忘れる問題


これは小学校の頃から悩まされている大問題なのですが、今回は娘にとってこれに匹敵する大問題である、同じ問題を何度も間違えることについて考えてみたいと思います。

できたのに できない


娘がやったテストを見直すと、あれほどやったのにまた間違えている、と思うことがたびたびあります。

数学を例に具体的に言うと、
まず、授業で習ったはずの問題が宿題では解けない。まあこれは通常運転。授業で習ったものが家でも解けているならば、困ってはいないのです。

慌てず、答えや解説を見て、解き方を理解する。娘の場合は理解できないことも多いので、その場合はとりあえず解き方を丸覚えする。

何問か似たような問題をして定着させる。この時点では出来るようになっている。

次の日、塾で小テストをしてみると、ビックリする程ほぼ全て間違う
まあ驚きますよね。昨日は出来ていたのですから。

ヒドい点のテスト直しをしてみると、全く解けないので、再度解説を見たりして解き方を覚える。

似たような問題をして出来るようになる。この辺りで本人も「わかってきたかも!」と言いだします。

しかし後日、同じような問題が出た時に全て間違う

再度解き方を覚える。

最終的に定期テストではもちろん間違える。模試でも当然間違える

このループに何度陥ったことか。
なんなら今も絶賛ループ中!

このまま高校入試でも間違えると思います。

やったかどうかも覚えていないのか?


あまりに同じ問題を何度も間違えるので、「この問題、前もやったことは覚えてる?」と聞いたことがあります。

娘の答えは「やったことは覚えているが、どうやってやるかは忘れた」とのこと。

良かった、少なくともやったことは覚えている

では更に質問を進めて、「解き方を見て、ああ、こうやって解くんだった!って思い出すか?」と聞いてみました。

これは、「全く思い出さない」という問題と「思い出した」という問題に分かれました

あれほど間違え、何度もやり直した問題ですら、解き方を全く思い出せないものがあるとは。

原価・定価・売値なんて小学校の頃からずーっと間違え続け、その都度やり直しているのに、やはり思い出せないのです。やり直した回数で言えば50回下らないでしょう。

少しずつ進歩している問題もある


しかし、「全く思い出さない」から「思い出した」に昇格したものもありました。

「食塩水」の問題で連立方程式を立てることはできないまでも、「濃度の%を分数で計算する」ことを思い出すことができたのです!

連立方程式にとっては小さな一歩だが娘にとっては偉大な一歩!

そもそも娘は食塩水の問題で、濃度の計算(質量パーセント濃度)を使うことを思い出すことが、1年前くらいまではできなかったのです。

質量パーセント濃度の計算式も何度も忘れ、その都度覚えなおしていたのです。
そこから比較すると、すごく前進した。

もはや一生できるようにならないのでは、と思われた濃度の問題での一歩前進は娘にとっても励みになりました。

そして先ほど、原価・定価・売値が未だできるようにならない、なんて愚痴っぽく書きましたが、実は割引だけならできるようになったのです!

中2でなんだ今更、と思うかもしれませんが、娘にとって割引の問題も一生できないかも、と半ばあきらめていた問題だったのです。

なぜ少しできるようになったのかは定かではありませんが、やはり何度もやるうちに覚えてくるものなのでしょうか?

他にもあまた星の数ほどある、何度やってもできない問題も少しずつ前進できればと思います。

が、長い道のりすぎて、多分高校入試までに間に合わないでしょう。。

2024年10月31日

中2最初の模試で理科偏差値30台だった話


前回の記事「結局1年間を通じて、中1の模試で理科は偏差値50を超えることは無かった話」で理科の惨憺たる結果について書きました。
が、本当のどん底はそこではなかった

今回はこれがどん底だと思いたい、中2最初の模試で理科偏差値が30台に逆戻りしたことについて書きたいと思います。

中2最初の模試とは、当然中1で習う内容全てが問われる


前回中1最後の模試の範囲に、音、力、熱など、物理と化学が入ってなかったことにより、偏差値40台後半(とはいえ50には遠い。。)になったことについて書きました。

と言うことは、中2最初の模試ではそれらが入ってくるということ。
それどころか中1理科全ての内容が問われる

受ける前から最悪な状況が目に浮かびます。
中1最後の学年末テストの理科でヒドい点を取った傷もまだ乾いていないのです。

中1学期末テストの理科 悲しみの記録はこちら
中1の3学期、学年末テストの理科で最悪の点を取り絶望した話


春休みに復習をしようとは思っていたのです。でも春期講習の宿題やら小テストでの数学でほぼ時間を使ってしまい、とても理科まで手がまわらない

それでも、春期講習の宿題には中1理科の総復習テキストもあったのです。それを苦戦しながらも頑張ってやり終えたのです。

で、春期講習の最後、中2最初の模試を受けました。
受けた後に手ごたえを聞いたところ、とりあえず全て答えは埋めたとのこと。(でた!答えを埋めればできたと思う謎の思考)

中2、最初の模試の理科偏差値は30台!


期待は全くしていなかったのですが、予想を超えたヒドい結果に衝撃を受けました。
まず、偏差値は30台。ここまでは中1最初と一緒。衝撃はここからです。
なんと点数が20点台!

20点台はほとんどの問題が不正解になります。もはや正解した問題はなぜできたのか逆に聞きたい。ま、聞いたところでロクな答えは返ってはこないでしょうが。

物理、化学が苦手と言っていたが、もはや科目別に苦手やらマシやら言っている資格なし。理科そのものがダメ


娘もあまりの悪さに、模試が返却された時に、周りの友達と見せ合うこともできず、隠すように逃げて帰ってきたらしく。
塾からの帰り道も涙目





塾の面談で理科の勉強方法について聞いてみた


娘の通う塾では定期的に面談があります。
中2最初模試結果の後に行われた面談では、先生の手元にある資料には理科と社会の得点と偏差値にチェックが付いていました。まぁ、そうでしょう。そりゃこんなヒドい点を取られたらたまりません。

でも娘は勉強をしていない訳ではない。小テストも宿題も真面目にやっている。定期テスト勉強もやっている。なんなら理科には結構時間を割いている。
なのに出来ないのです

それを必死に伝え、人よりも理科の理解に時間がかかるので、どのように勉強すれば良いでしょう。と聞いてみました。(「理解に時間がかかる」という言う表現が適当かどうかは悩ましいですが。まさか「時間がかかる」のではなく「理解ができない」とは言えないので)

その必死の訴えに対する塾の先生の答えは「理科の教科書を読んでください」でした。
手元に置いて、意味がわかるまで何度も読めと。

確かに、娘は問題を解くまでに理解が至っていないのです。
社会でも書きましたが、理科でも単語の意味がわかっていなかったり、何をしているのかわからないまま問題を解いているのかもしれません。

社会が苦手な理由と勉強方法を考えてみた 
興味が無く、苦手な歴史の点が上がった方法


理科の勉強まで手がまわらない問題


塾に言われた「理科ができない子は教科書を理解するまで読め」。
すごく納得し、理科の教科書を読もう!としているし、やる気もあるし、すぐにでもやりたいのです。

が、やっぱりここでも数学対応で時間が無い!という大問題が

苦手が理科だけであれば、理科をやるのです。が、娘は数学も苦手なのです。
そもそも数学ができないから、理科の物理、化学、地学(地震)も出来ないのです。

この理科まで手がまわらない、という問題をどのように克服すればよいのか、克服できるのか。

何か進展があれば、また書きたいと思います。








posted by おもち at 15:54| 都道府県模試

2024年10月30日

結局1年間を通じて、中1の模試で理科は偏差値50を超えることは無かった話

娘の苦手教科トップ1の理科。

生物はまだマシとは言え、それ以外の物理、化学、地学が死ぬほど苦手な娘。案の定と言うべきか、中1の都道府県模試の理科で偏差値50をついぞ超えたことがありませんでした。

いや、偏差値50を超えたことがない、という表現は生ぬるい。正しくは偏差値40前後をさまよっていた。文字通りアラフォー。

今回は地獄のように苦手な理科の模試の結果について、恥ずかしながら話したいと思います。
なんの参考にもなりませんが、泥をなめている状態を生温かい目でご覧いただければ。

中1、最初の模試の理科偏差値は30台!


中1最初の模試の理科と社会の偏差値が30台だった話でも書いた通り、中1最初の模試で娘は理科の偏差値30台をたたき出しました

いや、出来ないとは知っていたのですが、ここまで出来ないとは。
ちなみに偏差値30台で、点数も30点台です。

中1最初の模試の試験範囲は、もちろん小学理科の全範囲です。

何が出来なかったのか、いや、ほぼ間違えているので、逆に何ができたのか
できた単元「呼吸のしくみ」と「植物の成長」のみ。
できなかった単元はそれ以外全て
以上! という感じです。

普段理科を自主的に勉強する子っています?


小学理科の総まとめ的な模試が散々な結果だったので、気持ちも新たに中学では理科頑張るぞ!と思ってはいたのです。

とは言え、数学、英語の学校や塾の宿題、小テスト対策の時間に追われ、理科だけを自主的に勉強する時間は取れなかった。

というか、理科だけを普段自主的に勉強している子なんているのでしょうか?

塾に通わず、自分でスケジュールを設定して自主的に勉強できる、自己管理能力が優れた子であれば、自分の苦手部分をカバーするような勉強ができているのかもしれません。

しかし、勉強のスケジュールやカリキュラムを塾に丸投げしているほとんどの子は、数学、英語に時間を取られ、理科は週1程度の塾の授業や小テストを受ける程度ではないでしょうか。

そして定期テスト前になって初めて集中的に勉強をしているのではないでしょうか?





中1模試2回目、理科偏差値は40台前半!


夏休み終わりにある中1の2回目の模試。

中1の1学期の定期テストでも、理科は結構ちゃんと時間を取って勉強しました。夏期講習で理科の復習もやりました。

期待して受けた結果、理科の偏差値は40台でした。。。しかも40台前半

いや、前回よりは上がったのです。が、とても喜べる結果ではない。

2回目の理科出題範囲の半分以上が生物の問題だったことを考えれば、この結果は非常にマズい。生物で点を取れなければ、他の理科科目は壊滅的なのです。

今回の範囲に含まれていた化学の密度などは、当然ほぼ間違えているのです。

一体、あの定期テストで勉強した時間、夏期講習で勉強した時間は何だったのでしょうか?

中1最後の模試、理科偏差値は40台後半!


そして中1模試の最後。
学校では音、力、熱など、物理・化学が猛威を振るっており、娘はひん死状態だったのですが、この最後の模試ではそれらの3つは範囲から外れていたのです。
チャンス!

またしても期待して受けた結果、偏差値40台後半
前回よりも上がったとはいえ、学校で死にそうになっている物理・化学が範囲に含まれていないことを考えると、全く良くない。

しかも、今回の模試で最悪なのは、生物の植物の問題を全て間違えていたこと。本当に植物は全部の問題が×だった。
中1の前半にやったことなので、キレイさっぱり忘れてしまったのです。

そうなのです、結局生物もたいして出来るわけではないのです。覚えていればできる、というだけで、すぐ忘れてしまうのです。

物理・化学はやってもできないのですが、生物はやっても忘れる。
結局できればければ、どちらも同じ。

そして、ついに衝撃!中2最初の模試に続きます。




posted by おもち at 15:05| 都道府県模試

2024年10月28日

学年順位と成績に関係はあるのか? 中位層の場合

最近は学年順位が出ない中学校もあると聞きますが、娘の学校は出ます。1位〜ビリまでガッツリ。
順位は定期テストごとに5教科の合計点です。

合計450点以上取るようなトップ層は成績もほぼ5でしょう。

しかし、学年順位が中位層の場合は成績に結構差があるように思うのです。

今回は、中位層の学年順位と、成績の関係について考えてみたいと思います。

平均点を取った場合、順位は真ん中よりも下になることがある


娘が良く言う「ま、平均点だから真ん中ってことで。そこまで悪くない。
これって本当でしょうか?

平均点と聞くと、だいたい真ん中の順位だと思いがちですよね。いいえ、違うのです。

娘の学校では、定期テストのたびに得点分布が配られます。

各教科ごとと、5教科の合計点で得点分布が出るのですが、10点単位で人数分布がわかるようになっています。

以下にサンプルの分布図を載せました。赤ラインは平均点とします。

得点分布図.png


こちら、平均点が61点で赤ラインになります。でも、一番人数が多いのは80〜89点の範囲、2番目に人数が多いのは70〜79点の範囲なのがわかると思います。

この場合、自分の点数が平均点であっても、順位でいうと真ん中よりも下になってしまうのです。

なんなら平均点より10点以上高い点を取っても、順位は上位ではないのです。




合計点の内訳によって成績が変わる


順位が上がった、下がったで一喜一憂していた中1。ある時娘が気が付きます。
「私よりも順位が低い子が、私よりも全然成績が良いんだけど、どういうこと?」

よく気が付いた、娘よ。

そう、順位は5教科合計点で出るのに対して、成績は教科別に出るのです。

例えば合計300点の場合を考えてみます。

@ 5教科全て60点の子
A 1教科80点、4教科55点
B 2教科90点、3教科40点

上記3つとも合計300点なので、学年順位は同じになります。

ただ、これが成績になると
@ オール3
A 4が1つ、3が4つ
B 5が2つ、3が3つ

になる可能性が高い。

同じ順位なのに、Bの人がダントツで成績が良いのです。
これは、成績の「3」がものすごく広い点数までをカバーするということが原因です。

成績の「3」はかなり広い範囲までカバーする


娘が中学生になり、成績が5段階になってわかったことは、「3」はものすごく広い点数までカバーする、ということ。

平均点より多少高くても「3」これは人数分布図から見ても、まぁ妥当。しかし、平均点から結構低くても、印象的には平均点が60点の場合、20点代くらいまで「3」なのです。

「3」の中にも、3.0〜3.9まで分布があり、3.0の人と3.9の人は定期テストで倍以上点が違うのに、同じ成績になってしまうのです。

なので平均点よりも少し高い点を取るのが成績的には1番もったいない。

※これらは、提出物、授業態度などは問題なしの場合です。





学年順位は内申には関係が無い


娘と協議した結果、中1での学年順位と成績、娘の得意・不得意を考え、中2から定期テスト勉強を成績を上げる方向へ変更を加えました。

苦手な教科は「3」を取れれば良いとし、勉強時間もそこそこにする。
その代わり得意な教科に勉強時間をあて、できるだけ良い点を取って成績を上げる、という作戦です。

多少順位が下がっても気にしない。内申は成績なので、順位にこだわる必要はないのです。

とは言え、あまりに不得意教科を放っておくわけにはいかない理由もあります。
それは、入試は5教科合計点でジャッジされること。

とはいえ、入試は5教科合計(3教科合計)でジャッジされる


成績を上げる方向へシフトし、テスト勉強では不得意教科に力を入れすぎない、という作戦でやるようにしているのですが、とは言え不得意教科がついていけなくなるは困る。

入試では不得意教科も必要だから。

この塩梅がとても難しい!
娘の場合、不得意教科はやってもできないくせに、やらないと全く出来なくなるのです。

しかも不得意教科が1教科程度ならば良いが、娘の場合3教科(数・理・社)もある。半分以上が不得意ならば、もはや勉強そのものが不得意なのでは、という気すらしてくるのです。


頑張って、苦手の社会の成績を上げようとしている話はこちら。
興味が無く、苦手な歴史の点が上がった方法

苦手な数学。地獄のような話はこちら。
簡単な計算問題をいつまでたってもひっ算でやる問題

苦手な理科、社会。地獄のような話はこちら。
中1最初の模試の理科と社会の偏差値が30台だった話






posted by おもち at 14:33| 成績の話

2024年10月24日

興味が無く、苦手な歴史の点が上がった方法

暗記教科と言われている社会。中学受験では社会と理科は後回しで良いとか、社会が苦手なのは暗記が苦手な子、のようなことが定説とされています。

これって本当なのでしょうか?暗記できれば社会が出来るようになるのでしょうか?

今回は、5教科中、社会が2番目に苦手な娘で、社会が苦手ということと、歴史の点を上げた方法について考えてみたいと思います。

小学生の頃から社会が苦手、興味も全く無し


小学生から社会には地理、歴史、公民の3つの科目があります。
娘はこの3つ、どれもまったく興味が無かった。

地理、歴史が幼少の頃から大好きで、本や歴史マンガを読んだりお城に行くなど、積極的に関わっている子も多いでしょう。
うらやましい。

また、桃鉄で遊んでいるうちに地名や名物を覚えてしてしまった子も多いでしょう。
うらやましい。

そう、娘は歴史も地理も全く興味なし。ましてや公民なんてさっぱり。そんな子は、いくらマンガであっても歴史は読まないし、ゲームであってもやらないのです。フォートナイトヤプロセカはやるのに。

一応私も娘が幼稚園の頃に、公文の日本地図パズルを買って一緒にやりました

歴史マンガも揃えました

でも、日本地図を覚える程パズルをやりこむことは無かったし、歴史マンガにも全く興味を示さず読んでいません。桃鉄はどうせやらないと思って買わなかったのですが、もしかしたらやるのかも?と淡い期待が捨てきれないのも哀しい。

つまり、社会に全く興味が無いのです。

ちなみに、娘はやらなかったが、買ったのは以下のものになります。

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歴史の勉強はしているのに出来ない理由 基礎編


興味が無いながらも、定期テストで社会を受ける必要がある以上、勉強はします。
問題集なんてテスト範囲を2〜3周は繰り返しているのです。
範囲の1問1答問題に至っては、社会の勉強を始める前にウォーミングアップとして繰り返し取り組んでいるのです。

それなのに、なぜか毎回点数が微妙、それどころか良くないのです。

なぜなのでしょうか?

テストが返ってきて見直しをしてみると、その理由がなんとなくわかります。勉強したのに間違えている問題ばかりなのです。

ズバリ、娘は同じ事柄を問う問題なのに、表現が変わるとわからなくなるのです。

勉強していた問題集と全く同じ問題が出れば、おそらく良い点が取れるのです。が、少し違う角度から問題が出ると、もうわからなくなる

例えば、

秦の始皇帝が建設したものはなんでしょう→万里の長城
万里の長城が作られた理由を書きなさい→ 北方民族からの攻撃に備えるため

上記のように勉強に使用した問題集にある表現や単語で、完璧に覚えていたとします。

ところがテストで

秦が中国を統一した後、北方の脅威に対抗するために建設された世界遺産は何でしょう。

という表現になって問題が出ると、もう娘はわからなくなるのです。

北方の脅威??世界遺産??出たことがない表現に混乱するのです。

歴史は原因・結果まで理解しないと解けない問題が多い


そして、歴史苦手民にとっては更に大きい壁がある。
それは歴史は出来事の原因・結果まで理解していないと解けない問題が多い、ということ。
1問1答のような問題はほぼ出ない
のです。

なんと言っても歴史は太古の昔から現在に繋がる長いストーリー。
何でこの出来事が起こったのだろう、それでどうなったのだろう、その時海外の状況と、それが日本にもたらした影響は、など、記憶する事柄が膨大
興味を持って覚えないと、とてもじゃないけど無理ゲーなのです。

娘のような歴史に興味がない子にとって、歴史の苦手を暗記の得意、不得意の問題として、勉強時間や努力でどうにかなるほど甘くないと思うのです。





興味が無く、苦手な歴史の点が上がった方法を紹介


とは言え、娘に歴史を好きになれ、と強制してもそれは無理と言うもの。

中2の1学期まで問題集を3周しても点が取れないことが続き、勉強方法を色々試行錯誤していたところ、やっと多少手ごたえを感じる勉強方法を見つけました。

娘はこの方法にして、今まで平均点が取れなかった社会で初めて平均点以上取れるようになりました!
その方法を以下で紹介します。

その方法とは、「教科書と資料集を並行して読む」こと。

当たり前かと思われるかもしれませんが、興味の無い文章を読むのが苦痛すぎて、娘はやっていなかった。
問題集を3周する方が、勉強している感じもするし楽なのです。
が、やはり歴史は細切れで覚えても点が取れない。苦しくても流れや背景を理解する必要があるのです。

教科書と資料集の並行読みの利点として、意外とその2つで違う表現や印象になっていること。地図や絵、図も違うものが使われているだけで印象が変わるのです。
もちろん地図、地名も必ず確認します。

娘はこの方法にして、今まで平均点が取れなかった社会で初めて平均点以上取れるようになりました!
中2の2学期中間テストで、なんと20点くらい点が上がりました

娘曰く、歴史の勉強に初めて手ごたえを感じた、とのこと。やはり今まで大量の意味不明な単語をただ覚えていただけだったのです。

基本的に歴史に興味が無いのは変わりませんし、まだまだ道のりは遠いですが、とっかかりが出来たことがうれしい。

今回は歴史だけですが、もちろん地理も苦手なので、地理でも教科書、資料集の並行読みが効果的かぜひ確認してみたいと思います。





posted by おもち at 14:12| 原因と対策の考察

2024年10月22日

簡単な計算問題をいつまでたってもひっ算でやる問題

娘が学校や塾の宿題をやっているのを近くで見ていると、その計算をひっ算でまだやるか?とイラっとくることが多々あります。

私が見ただけでも何度も同じ計算してるのに、まだ暗算できないか!と。

また、異常に効率が悪く、間違えやすい計算方法で計算し、案の定時間がかかったあげく間違えたり。

今回は、簡単な計算を暗算できなかったり、効率が悪い計算方法をかたくなに続けることについて考えていきたいと思います。

何度同じ計算をしていても、暗算せずひっ算でする謎


公文やそろばん教室に通っていなくても、遅くとも中学生くらいになれば、暗算できるようになる計算式があると思います。

例えば25×4,60÷5,12×12など何度も繰り返し出てくる計算。
72時間は何日か、180分は何時間か、20分は何時間かのような時間の問題。
540÷180、720÷180のようなや角度の問題のように、決まった数を使うものもそうかもしれません。

これらは中2ともなれば最低20回、60÷5に至っては100回は出てきたんじゃないかと思われる。それだけやればいくらなんでも覚えるだろう、と思うじゃないですか。

未だに娘はひっ算で計算するのです。

当然12×5もひっ算します。60÷5と合わせて200回は出てるんですけど!

35×2も、45×2もひっ算。

これは一体どういうことなのでしょう?

効率が悪く間違えやすい方法でひっ算をする謎


ひっ算問題は、暗算できそうなものをひっ算するだけではありません。

125×0.003や125×3000、5400÷1800のように、0が続く桁数の多い数をそのままひっ算するのです。

普通は0.003や3000を3にしたり、5400や1800の00を消して計算した方がミスが少なく簡単だと思うのですが、0.003や3000、5400や1800をそのまま書いてひっ算するので、桁がズレて結果間違えるのです。

何度も、まず簡単な式にして計算した方が良い、と注意しているのですが、本人は「その方法でやった方が間違える確率が高い」と言う。

確かに0.003や3000を3にして計算した後で1000倍することを忘れる。100倍にしてしまう、などで間違えることもあり、娘の言うことが絶対違うとも言えないのが悲しいところです。





ひっ算問題は計算用紙や計算スペースでも発生する


ひっ算問題は計算そのものだけではありません。

テストなど、答えを出すための計算をするスペースが限られている場合でも、問題が発生します。

暗算でもできるような計算や、余計な桁数を残したまま計算することで、そもそも計算用の余白がそれほど無いテストの場合、余白の狭いところでやってスペースが足りなくなり、だんだん字を小さくして計算したあげくわからなくなる。別の計算と重なってしまい間違える。

間違えるまでいかなくとも、何が何だからわからなくなって、再計算する羽目になり、余分な時間を食ってしまうのです。

何度それでミスしたことか。。。





娘がひっ算をする理由 娘の言い分


なぜ暗算できそうな計算をひっ算するのか。

何度も娘に聞きました。

娘の言い分はいくつかあり、1つは先ほども書いた通り、暗算した結果間違えることの方が多いから、間違うよりはひっ算した方が良い。

もう1つは我が耳を疑う内容だったので、ぜひお知らせしたい

宿題やテストなどの計算用紙、スペースに計算をたくさんしてある方が頑張ってると思われるから。

特に宿題の場合、計算を書きまくってなかったら答えを見たと思われる。とのこと。

んなわけあるかい!

逆に余計な計算をしまくってるのを先生が見たら、「混乱してるなー」「こんな効率が悪い計算して、やっぱり数学苦手なんだなー」としか思われない。

逆にマイナスイメージだと思われます。というか、忙しくてそこまで見てなどいない

娘がひっ算をする理由 私の考え


なぜ娘がひっ算をするのか。

私も娘を小さい頃から見ていて、思うところがあります。

おそらく数の概念というか、センスが無いのだと思う。

まず、2×100は2に00を追加するだけだ、というのを覚えさせるのがものすごく大変だったこと。

そして、小数点第2位を四捨五入、とか100の位で四捨五入という問題も苦手で本当に苦労した。というか、これは今でも怪しい。

これら2つは、普通にセンスがある子は何が難しいかわからない、勉強する必要もないくらい簡単なんじゃないでしょうか。

でも、センスが無い子は見事につまずくのです。

そして最大の鬼門は計算の工夫という単元。何度説明しても会得できなかったのです。
ちなみに計算の工夫とは、例えば98×2の計算を、100×2をしてから、4を引くという計算方法でやるというもの。

98は100から2を引いた数、ということを使って計算をするのは、センスがない子にはとても難しいのです。ひっ算で98×2をした方が早いし確実なのです。

計算ミスをしないように簡単な形にして計算しましょうという意図で学ぶ計算の工夫なのに、工夫する方が難しく、結局間違えてしまうことが続き、そのまま計算した方が早く正解にたどり着ける、という意識が植え付けられてしまったように思うのです。

中2の今、多少は改善されてはいるものの、未だにほぼひっ算で計算をしています。

ただ、以前よりは計算ミスが減ってきています。ひっ算もやり続けると正確になってくるのかもしれません。





2024年10月20日

ちょっとやっただけで点数が取れる子はやっぱりいる、という話

「努力は必ず報われる」素敵な言葉です。その通りだと思います。ただし、この場合の報われた成果や結果は、過去の自分との比較と言うことを肝に銘じておく必要があると思う。周りの人と比べて自分の方が良い成果が出る、という意味ではない。

なぜならば、すごい努力をした自分より、少しやっただけの他人の方が対外的に良い結果を出すことは多々あるからです。

今回は、ちょっとやっただけで点数が取れちゃう子ってやっぱりいますよね、という話を娘と友達を例にお話ししてみたいと思います。

小テストの存在を知っていた娘と当日知った友達、友達の方が良い点だった


娘の通う塾では小テストが毎回のようにあります。小テストの有無や範囲は授業内で伝達され、だいたいの子はメモに取ります。娘ももちろんメモします。
(ここで、娘のメモが異常にわかりずらい、という問題については後日ぜひ書いてみたいと思います。)

一方、娘の友達Aちゃんはメモを取りません。それでよく忘れないなと思うのですが、どうやらずっとそうらしい。

そのせいで、Aちゃんは次の授業で何のテストがあるか、宿題があるのかがわからず、当日夕方になって娘に聞くことが結構あります。

まあ夕方ならば、まだ塾が始まるまで1時間程度は勉強していくことは可能でしょう。娘もだいたい塾に行く前の1時間程度でテスト勉強はしていますし。

ところが、そのAちゃん。塾に行ってからテストの存在を知ることも多々あるらしく。その場合はテストまでの5分位で猛勉強をする。

なんとAちゃん、それで小テストに合格してしまうことが多々あるのです。

娘は1時間勉強しても、なんなら苦手な数学は前日から勉強しても、追試になることが結構あるというのに。

授業ではほぼ眠っている友達


メモを取らないAちゃんですが、テストや宿題がわからないのは実はメモを取らないせいではなく、授業中寝ているから。起きてさえいれば、メモを取らなくても忘れないらしい。

Aちゃんは塾の授業だけではなく、学校の授業でも良くこっくりこっくりしているらしい。なので、学校の宿題や提出物も良く忘れます。聞いてないから。

ノートも当然寝ながら取るので、字はヨレヨレ。意味不明な内容だらけ。

しかし、学校の定期テストの点は悪くない。トップクラスとは言いませんが、娘よりは断然良い。

では家でちゃんと勉強しているのでは?と思いますよね。





家ではyoutubeとSHEIN(通販)サイトをずっと見ている友達


学校や塾の授業中寝ていて、塾の小テスト勉強もたまにほぼノー勉のAちゃん。それなのにまあまあ点数が良いのは、きっと家で勉強しているのでは?と思いますよね。

いいえ、娘が言うには、全くそんな感じじゃないらしく。

youtube、SHEIN(通販) のサイトをずーっと見ているっぽい。でも、本人が見てると言ってもそれは誇張して言っているのでは?と思いますよね。

いいえ、かなり流行りの動画に詳しく、筆箱やキーホルダーなどの持ち物は全てSHEIN 。とにかく大量、しかも頻繁に新作に替えている。(それがわかる娘もどうかと思うけど)

勉強はしているのでしょうが、相当時間は短いと思われる。

やはり、ちょろっと勉強するだけで、そこそこの成績を取れる人はいるのです。理解力が高い、効率が良い、など色々理由はあるでしょうが。

Aちゃんも勉強しないと成績は下がると言った


そんな中、Aちゃんが1回、娘よりも低い順位を取ったことがありました。その時にAちゃんが言っていたのは「前回あまり勉強しなかったのに、結構良い順位だった。私勉強しなくてもイケるんじゃね?と思って、今回も勉強しなかったら、すんごい下がった。」とのこと。

勉強時間が具体的にわからないとはいえ、ここからわかるのは、自分と比較すると、勉強しないとやはり成績は下がる、ということ。

Aちゃんはその時に学び、その後の定期テストは勉強するようになり、娘よりも断然良い順位をキープしています。

娘から聞いた感じ、どう見ても娘よりは勉強時間が短いらしいのが悲しいですが

勉強時間と成績は比例する。それは本当だと思います。10時間勉強した子と1時間しか勉強しなかった子。そりゃ10時間した子の方が成績は良いでしょう。割合的には。でも100%ではない。中には10時間したけど、1時間の子に負ける子もいると思う。

他人と比較するとそんな逆転現象が起こってしまうので、娘には、Aちゃんみたいにちょろっとやって出来る子はいる。もっとすごい子もいる。が、自分と比較すると努力は報われるので頑張ろう!と声掛けしたいものだなぁ、と思うのです。






posted by おもち at 17:03| 定説を考える
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中学生の娘をもつ母です。勉強嫌いな娘がなぜか進学塾へ通うことになり、親子で日々混迷を極めている様子を綴っていければと思います。
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