2016年05月02日
競争しないとダメですか? (オイコノミア)
オイコノミアにて、「競争しないとダメですか?」が放送されました。それについて書きます。
あなたは「競争」について、どう考えているだろうか。
『競争というのは、勝ち負けを決めて優劣をはっきりさせることになるから、好きではない』
という意見もあると思う。
しかし経済学的には、競争は良いことであるという。
例えば、自転車で走行したときのタイムを比較する実験で、
・単独走行した場合のタイム
・数人で競争して走行した場合のタイム
この2つを比較すると、数人で競争して走行した場合のタイムの方が速かったという。
『相手に負けたくない』という気持ちが、ひとりの時には出せない力を出させるのだろうか。
同僚や仲間から生産性や行動の影響を受けることを、ピア効果という。
ピア効果には、良い影響を受ける場合と、悪い影響を受ける場合がある。
競争することで力が出ることがあるわけだが、誰と競争するかが重要なポイントである。
競争する相手とレベルの差がありすぎると、競争の良い効果が出ない。
レベルの低い方は、『どうがんばっても勝てない』と考え、あきらめてしまう。
レベルの高い方は、本気でやらなくても勝てるため、手を抜いてしまう。
競争する相手は、近いレベルの者同士であることが望ましい。
お互いに「油断したら負ける」くらいの関係で、切磋琢磨する。
ライバルをつくり、ライバルに勝つために努力することで、大きく成長する。
競争をすると当然、勝つ人と負ける人に分かれる。
それが嫌だから競争はしたくない、という意見もあるだろう。
しかし、負けた人にとっても競争のメリットはある。
「競争は適性を見つけるのに役立つ」という考え方をすればいいのだ。
競争して負けたら、「その分野は自分に向いていなかった」と考え、別の分野に挑戦する。
それを繰り返すことで、自分の苦手なことや得意なことがわかってくる。
負けることが必ずしも悪いことではないのだ。
しかし、ほんのちょっとかじっただけで「自分に向いていない」とあきらめてしまうのも良くないのだが・・・
そのあたりのバランスが難しいところではある。
「競争する」というと、相手と敵対関係になってしまうようなイメージがあるかもしれません。
しかし、お互いの成長のために競争すると考えれば、良い関係性であると思います。
相手の足を引っ張って勝つのではなく、自分を高めて勝つ。
そういう気持ちで努力していく方が、建設的であると思います。
最後まで読んでくださってありがとうございます。
このブログがあなたのお役に立てたら嬉しいです。
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競争は良いこと?悪いこと?
あなたは「競争」について、どう考えているだろうか。
『競争というのは、勝ち負けを決めて優劣をはっきりさせることになるから、好きではない』
という意見もあると思う。
しかし経済学的には、競争は良いことであるという。
競争した方が力が出る?
例えば、自転車で走行したときのタイムを比較する実験で、
・単独走行した場合のタイム
・数人で競争して走行した場合のタイム
この2つを比較すると、数人で競争して走行した場合のタイムの方が速かったという。
『相手に負けたくない』という気持ちが、ひとりの時には出せない力を出させるのだろうか。
ピア効果
同僚や仲間から生産性や行動の影響を受けることを、ピア効果という。
ピア効果には、良い影響を受ける場合と、悪い影響を受ける場合がある。
誰と競争するか
競争することで力が出ることがあるわけだが、誰と競争するかが重要なポイントである。
競争する相手とレベルの差がありすぎると、競争の良い効果が出ない。
レベルの低い方は、『どうがんばっても勝てない』と考え、あきらめてしまう。
レベルの高い方は、本気でやらなくても勝てるため、手を抜いてしまう。
競争する相手は、近いレベルの者同士であることが望ましい。
お互いに「油断したら負ける」くらいの関係で、切磋琢磨する。
ライバルをつくり、ライバルに勝つために努力することで、大きく成長する。
負けた人にも競争のメリットはある
競争をすると当然、勝つ人と負ける人に分かれる。
それが嫌だから競争はしたくない、という意見もあるだろう。
しかし、負けた人にとっても競争のメリットはある。
「競争は適性を見つけるのに役立つ」という考え方をすればいいのだ。
競争して負けたら、「その分野は自分に向いていなかった」と考え、別の分野に挑戦する。
それを繰り返すことで、自分の苦手なことや得意なことがわかってくる。
負けることが必ずしも悪いことではないのだ。
しかし、ほんのちょっとかじっただけで「自分に向いていない」とあきらめてしまうのも良くないのだが・・・
そのあたりのバランスが難しいところではある。
まとめ
「競争する」というと、相手と敵対関係になってしまうようなイメージがあるかもしれません。
しかし、お互いの成長のために競争すると考えれば、良い関係性であると思います。
相手の足を引っ張って勝つのではなく、自分を高めて勝つ。
そういう気持ちで努力していく方が、建設的であると思います。
最後まで読んでくださってありがとうございます。
このブログがあなたのお役に立てたら嬉しいです。
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