笑っているから、おもしろい。

オイコノミアにて、「短気は損気　”怒り”の経済学」が放送されました。それについて書きます。


人は怒るとどうなるのか。
イスラエルの経済学者ウリ・ニーズィーによると、

・メンタル要素の強い競争は、生産力が下がる

・フィジカル要素の強い競争は、生産力が上がる

とのこと。
今回の放送では、これを確かめる簡単な実験をおこなった。


１．握力を測定
２．イラッとすることを言われる
３．再び握力を測定

という手順で握力を測定したところ、一度目より二度目の握力の方が強くなっていた。


「店で買った飲み物の賞味期限が切れていて、客が店に文句を言いに来た」というシチュエーションにおけるクレーム対応の例が紹介された。それによると、対応のポイントは次の３つである。

１．真剣に話を聞く
あいづち、うなずきなどを使い、相手の話を真剣に聞く。

２．謝罪する
謝罪しながら、何があったかを聞く。

３．共感（逃げない姿勢）
立場は違うけど気持ちはわかる、という姿勢で話を聞く。


こうすることで、怒りは軽減される（ゼロにはならない）。

客は、店側の対応の仕方で、今後もその店を使うかどうかを決める。初期対応がとても重要である。


アンガーマネジメントというものがある。
これは、自分の怒りをコントロールすることで「怒り」の感情と上手に付き合う技術である。

テニスプレーヤーのロジャー・フェデラーは、アンガーマネジメントを取り入れたことで、「怒り」を「自分を奮い立たせる感情」として捉えるようになり、頂点に上り詰めたといわれている。

アンガーマネジメントによると、「怒りの感情は最初の６秒が１番強い」とのこと。

これを上手にしのぐことがポイントである。


怒りを感じると、冷静さを失いがちです。冷静さを失うことが、大きなミスにつながることも多いです。
怒りを利用することで、普段出せない力が出せる場合もあるようですが、コントロールするのはなかなか難しそうです。

怒りとうまく付き合うことができれば、もっと生きやすくなる気がします。


最後まで読んでくださってありがとうございます。
このブログがあなたのお役に立てたら嬉しいです。


スポンサーリンク