2015年01月10日
日本が失ったもの
私は気づいてしまった。
日本は大切なものを失ってしまったということを。
昔の日本は明らかにそれを持っていた。
さだまさしの 風にむかって立つライオン という歌の中でも、「日本は残念だけれど何か大切なところで道を間違えたようですね 」という歌詞がある。
間違えた道…
日本が失ったもの…
それは曖昧さだ。
タイではある川で聖なる夜に火の玉があがる。それはタイに伝わる川の神の仕業だと考えられている。ある人が見れば、それは人工的な火の玉だ。しかし、タイ政府がその真相を探ることを禁止している。川から火の玉があがる、という神秘的で美しい現象。その真相などどうでもいいのだ。人が火の玉をあげているという真相を知って誰が得をするのか。そういう現象があって、そして美しい、それでいいのだ。その真相を探ることほど醜いことはない。
日本人はいつでも真相を探りたがる。それが大切なこともあるが、時にはそうすべきで無い時もあるのだ。
目の前の現象をただ美しいと感じる心はきっと日本人は失ってはいない。日本人の旅行好きもきっと美しい心を持ちながら、他の地での曖昧さを求めたものなのではないだろうか。
日本は大切なものを失ってしまったということを。
昔の日本は明らかにそれを持っていた。
さだまさしの 風にむかって立つライオン という歌の中でも、「日本は残念だけれど何か大切なところで道を間違えたようですね 」という歌詞がある。
間違えた道…
日本が失ったもの…
それは曖昧さだ。
タイではある川で聖なる夜に火の玉があがる。それはタイに伝わる川の神の仕業だと考えられている。ある人が見れば、それは人工的な火の玉だ。しかし、タイ政府がその真相を探ることを禁止している。川から火の玉があがる、という神秘的で美しい現象。その真相などどうでもいいのだ。人が火の玉をあげているという真相を知って誰が得をするのか。そういう現象があって、そして美しい、それでいいのだ。その真相を探ることほど醜いことはない。
日本人はいつでも真相を探りたがる。それが大切なこともあるが、時にはそうすべきで無い時もあるのだ。
目の前の現象をただ美しいと感じる心はきっと日本人は失ってはいない。日本人の旅行好きもきっと美しい心を持ちながら、他の地での曖昧さを求めたものなのではないだろうか。
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