アクティブ少女の非日常

「A Prince In A Small Planet」
フランスの飛行士サン=テグジュペリが書いた世界的名著「星の王子様」。宮崎駿の「紅の豚」もこの本が影響を与えたと言われている。この本が今もたくさんの人の心をとらえて離さないのは、どうしてなのでしょうか。
それは、この本が素朴な名言を隠しているからではないでしょうか。

ある飛行士が砂漠に不時着して途方にくれているところに、どこから来たのか赤いスカーフを巻いた男の子が現れた。飛行士は、彼を星の王子様と呼んだ。星の王子様は、今までの冒険を話して聞かせてくれた。

この物語は、童話のようで子どもにも読めるような物語だが、その内容は深く、大人になってから読み返すとまた違うストーリーが見えてくる。そしてその深さに心打たれ、何度も読み返してしまう。

「だれかが、なん百万もの星のどれかに咲いている、たった一輪の花がすきだったら、その人は、そのたくさんの星をながめるだけで、しあわせになれるんだ。」この言葉が私は一番好きだ。星の王子様の小さな星に一輪咲く薔薇、王子様はその薔薇を愛していたのだ。

他にも心に留まる名言がたくさんある。その一部を紹介しよう。
「心で見なくちゃ、ものごとはよく見えない。かんじんなことは、目に見えないんだ。」
「未来とは、あなたが予知しようとするものではなく、自分で可能にするものだ。」
「人を愛することの本質は、互いに相手を見ることではなく、共に同じ方向を見る中にあるのだ。」
「どんなおとなたちも、初めは子どもだった。でも、そのことを覚えているおとなは、ほとんどいない。」



「星の王子様」を読んでことがない人はもちろん、読んだことがある人ももう一度読み返してみてはいかがだろうか。前に読んだ時には気づかなかった良さが「星の王子様」にはある。一度読んだだけではわからない良さがこの本には隠されている。だからこそ世界中に未だにファンが数多くいるのだ。読んでも後悔は絶対にしないことを保証する！


また、サン=テグジュペリの著書ではないが、続編もたくさん出されている。






そしてこちらが、「大人のための星の王子様」である。一度読んだことがあるが、もう一度星の王子様を読み返して見ようかなと思った方には最適の本だ。星の王子様に出てきた場面やセリフを思い出しながら、その意味をサン=テグジュペリの人生を振り返りながら、考えていくというものだ。

他のサン=テグジュペリの著書も紹介しておくので、こちらも良かったら読んで見てほしい。