2009年06月01日
第七番目の栄養素ファイトケミカル『抗酸化物質』の注目される理由
老化のメカニズム
身体が老化するのは活性酸素が原因だということを耳にしたことがあると思います。物が錆びることを酸化といい物が甦ることを還元といいますが、活性酸素は物を錆びさせる強力な酸化力があります。鉄が錆びて使い物にならなくなるのと同じで私達の細胞も酸化してしまうと機能を果たさなくなり死滅してしまいます。
酸化は個人差がある
よくよく考えてみると、私達人間は『生身の生き物』なんです。生ということは腐りやすいんですが80年90年と腐らないで生きていけるのは何かしら腐らないよう働いてくれているおかげなんです。腐るというとある人気歌手のように謹慎処分がでそうなので酸化という言葉を使いますが、人間が早く酸化するのも遅く酸化するのも個人差があります。早く酸化しやすい人はより多くの活性酸素を体内で作ってしまっています。遅く酸化する人は体内で活性酸素をより多く消し去ることができています。
活性酸素を消し去る物質
活性酸素を唯一消してくれる物質を『抗酸化物質』といいます。抗酸化物質は食べ物や飲み物から補うことが可能です。抗酸化ということは酸化に抵抗するということですから老化を抑える物質ということで注目を浴びています。抗酸化物質を摂取することで具体的にどうなるかを挙げてみました。
@細胞の酸化を抑える
A動脈硬化のリスクを下げる
B脳梗塞、心筋梗塞のリスクを下げる
Cあらゆる癌のリスクを下げる
Dアルツハイマーの進行を抑える
E発癌物質の解毒を助ける
F目の病気から守ってくれる
G喫煙によるダメージを減らす
H慢性閉塞性肺疾患を防ぐ
I環境汚染から身を守ってくれる
など効果はかなり広く高いです。その抗酸化物質を含む食品を『ファイトケミカル』(天然植物栄養素)といいます。代表的なものをいくつか挙げていきますので是非生活習慣に取り入れてみてはいかがでしょうか?